UTR-Bにおける2Sアルミニウムの腐蝕について
3
0
0
全文
(2) 近畿大学原子力研究所年報. の黒鉛反射体の上面の Aの位置に,試料群を設置し. UTR-Bが出力 O.lWマ作動中,この部位における ,y 放射線の種類は速中性子線, 熱中性子線および s 線であり,夫々の線東又は線量については信頼出来る. 府間食滑且重. 7 こ 。. ・ -. 0-0 若草溜~( b,-b,. IPPm H J P O .. ローロ. m g / d m '. 0 . 5PPm H 1 P O . X -x 2. 中一 φ. 5. 3 0. 値は得られていないが,金箔の (n,y ) 反応による誘 導放射能の測定により,熱中性子線束は約 104n/cm2. s e cである乙とが判った。 UTR-Bの作動時間は平 ・ 均1 2 時間 / weekであり, 各週の終に上記のア Jレミニ ウム試験片をとり出し,水洗,アセトン洗糠ののち減 圧乾燥して秤量し腐食増量を求め,. 2 0. 2 乙れを mg/dm. で示した。腐食試験時間とアルミニウム試験片が受け た放射線量の聞には,大体において比例関係が成立す ると仮定して実験を行った。. 3 . ブランクテスト 原子炉室内に空試験用のアノレミニウムの試験片を, 前述の試験水中に浸して設置し,同様の方法で腐食増 量を求め,実験 2の結果と比較した。. E. 1 5 0. 結果と考察 Fig.2 放射線の存在しない場合の腐食. 1 . 放射線が存在しない場合のアノレミニウムの腐食. 増量の経時変化. 増量の数値を Table1に示す,これをプロットして. ig .2に示した。 腐食増量の経時変化を F. 山 ,PO, 13PpmH,Po.I-5~: 日. 0.5ppm弘. 2. 0. 7日後. 12.8mg/dm2. 1 .4mg/dm2. 1.8mg/dm2. O.3mg/dm2. 2.2mg/dm2. 2.6mg/dm21. 1 51 1. 1 6 . 9. 1 .8. 3 . 0. 0 . 4. 3 . 7. 4 . 4. 2 11 1. 1 7 . 8. 2 . 5. 3 . 8. 1 .2. 4 . 1. 4 . 4. 2 71 1. 1 8 . 7. 2 .7. 3 . 9. 1 .3. 4 . 2. 5 . 6. 3 31 1 4 21 1. 2 0 . 0. 2 . 9. 3 . 9. 1 .4. 4 . 3. 5 . 5. 1 9 . 5. 2 . 9. 3 . 9. 1 .4. 4 . 3. 5 . 7. 4 81 1. 2 0 . 4. 3 . 3. 3 . 8. 1 .6. 4 . 2. 5 . 9. 5 61 1. 2 1 .1. 3 . 1. 4 . 1. 1 .5. 4 . 4. 5 . 8. 6 31 1. 2 0 . 8. 3 . 5. 4 . 0. 1 .6. 4 . 8. 5 . 8. 7 01 1 7 71 1. 2 0 . 9. 3 . 9. 4 . 0. 1 .7. 4 . 6. 6 . 0. 2 0 . 5. 4 . 1. 4 . 1. 1 .9. 4 . 9. 5 . 9. 8 41 1. 2 0 . 6. 4 . 1. 3 . 9. 1 .9. 9 11 1. 2 0 . 8. 4 . 5. 4 . 0. 2 . 0. 4‘7 4 . 7. 5 . 8. 9 81 1. 5 . 9. 2 0 . 9. 4 . 9. 4 .1. 2 . 2. 5 . 0. 5 . 9. 105υ. 2 0 . 2. 4 . 8. 4 . 0. 2 . 3. 5 . 2. 6 . 0. 1 1 1 21 1 1 81 1. 2 1 .0. 5 . 5. 4 . 0. 2 . 3. 5 . 9. 2 1 .1. 5 . 6. 4 . 0. 2 . 4. 5‘4 5 . 3. Table1 . 放射線の存在しい場合の腐食増量の経時変化. -4 4一. 5 . 9.
(3) Vo1 .2 .( 1 9 6 3 ). 放射線が存在しない場合の腐食増量の経時変化は, 試験期間の初期においては急激な立上りを示し. 3. ,. 4週間後においては平衡に達する。純水の場合は腐食 増量の値は HSP04を含む水中における場合の約 4倍 に達する。 HSP04の含量の変化による腐食増量の変. 化は 0 . 5乃 至 5ppmの含量の変化に対しては,著るし い差異を示さなかった。. 3 . 放射線の存在下における腐食増量の変化を Table 2 に示し,それを Fig.3 に示した。. Table2 放射線の存在下での腐食措量の経時変化. HSP04 濃度. 1 5日 後. 19 日後 I~ 日後. 4 8日 後. 6 7日 後. 9 2日 後. 0.5pp口1. mg/dm2 mg/dm2 mg/dm mg/dm2 mg/dm2 mg/dm2i mg/dm2 5 2 . 8 1 0 3 . 2 .3 9 8 . 0 1 0 7 . 5 91 6 3 . 1 I7 8 . 2 3 4 . 7m g / c n i7 0 . 1 3 . 2 I0 . 1 4 0 . 1 6 0 . 0 7 0 . 5. 1. 1 1. 3 5 . 2. 一 7 . 5. I1 .2. 0 . 3. 0 . 2. 0 . 2. 0 . 2. 2. 1 1. 3 . 0. ー5 . 1. 2 . 3. 1 .9. 2 . 2. 2 . 3. ー2 . 9. 3. 1 1. 5 . 2. 8 . 9. 3 . 9. 4 . 9. 4 . 8. 5 . 1. 5 . 3. 5. 1 1. 1 .5. 一7 . 8. 2 . 2. 1 .0. 1 .3. 1 .8. 2 . 1. 蒸溜水. 偏 食. 0-0 i 1 S . ;留米 "'-'" 1P P mH 3 P 0 4 口一口 3 φ. E 管. ・ x-x 中一中. ,. 0 . 5P P mH 3 P O 2 5. は,腐食増量は負の値を示す。 HSP04が 0 . 5および. 1ppmの場合約 3 5mg/dm2 に相当する量のアノレミ ニウムが溶解したものと考えられ,その後次第に増加. 室 2 m g / d m. 5日程度でこの減少量を充足している。その後 0 . 5 し3. 100. ppmの HSP04を含む水中でのアルミニウムの増量 は著しく増加しはじめ,純水の場合とほぼ同様な変化 を示す。. 乙の事実は 0.5ppmの HSP04の完全な消. 失によって純水と同じ変化をたどったものと考えられ る 。 1ppm,,-,5ppmの HSP04を含む水中では約 3 5日 以後ではほとんど重量の経時変化は起らず,アルミニ ウムはほとんど腐食していないと考えられる。然し l. ppmの HSP04を含む水中で HSP04が消費された 1 7日 ならば,腐食増量の変化が起るかも知れないが 1 までの聞には乙の変化は起っていない。 以上の結果から UTR-B中で 2. , 5ppmの HaP04 を含む蒸溜水を減速水として用いるととにより,約. 1 0 0日程度の期間内では水の粘製を行う乙となしにア ノレミニウム燃料板を被覆している 2Sアノレミニウムの. -50. 備. 2. 腐食を完全区防止し得ることが分った。 時 間. 匂d. ( 1 9 6 4 年 3月3 1日受理). Fig.3 放射線の存在下での腐食増量の経時変化 純水の場合には. 本実験について御指導いただ、いた小久保教授,原田. F i g .1に示した結果に比べて,. 助教授,大吉昭講師に厚く感謝いたします。 一一参考文献一一. 腐食増量の経時変化の立上りがゆるやかであり,飽和. 1 7日における腐食増量の比較で に達し難い腐食時間 1 は放射線が存在しない場合に比べて約 5倍の腐食を生 じているととが判った。従ってアノレミニウムの純水中 における腐食は放射線の存在によって著しく増大す. 1) K. M. Carlsen,TrElectrochem Soc,1 0 4 ( 1 9 5 7 )1 4 7 . 2) ] .E . Draley & W. E . Ruther,ANL-5001 ( 1 9 5 3 ) 3) 原子炉用アルミニウム合金に関する研究,軽金属. 4日まで る。然し HSP04を含む水中では,最初の 1. - 45-. 協会.
(4)
関連したドキュメント
式目おいて「清十即ついぜん」は伝統的な流れの中にあり、その ㈲
ヒュームがこのような表現をとるのは当然の ことながら、「人間は理性によって感情を支配
共通点が多い 2 。そのようなことを考えあわせ ると、リードの因果論は結局、・ヒュームの因果
点から見たときに、 債務者に、 複数債権者の有する債権額を考慮することなく弁済することを可能にしているものとしては、
だけでなく, 「家賃だけでなくいろいろな面 に気をつけることが大切」など「生活全体を 考えて住居を選ぶ」ということに気づいた生
Q7
「海にまつわる思い出」「森と海にはどんな関係があるのか」を切り口に
自然言語というのは、生得 な文法 があるということです。 生まれつき に、人 に わっている 力を って乳幼児が獲得できる言語だという え です。 語の それ自 も、 から