地域特性に応じた次世代育成支援計画の在り方に関する研究-西宮市の行動計画及びその策定過程に着目して-
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(2) だろう。後期計画への課題として、一貫してみ. 本研究における、次世代育成支援計画とは、. られたのは前期行動計画に基づいて行われる支. 「計画策定体制の構築」「計画策定の過程」「計. 援に対して評価を行い、それを組み込んで後期. 画の決定・公表」r計画の実施状況の点検及び推. 行動計画策定へと繋げるという過程であった。. 進体制」の4つの段階を経て、また「計画策定. 以上のように、本研究を通して、次世代育成. 体制の構築」へと循環する一連の流れそのもの. 支援が幅広い支援を掲げるr総合性」と、地域. を指す。この一連の流れをもとに、地域特性に. 特性に応じたr選択性」という両面を持ち合わ. 応じた次世代育成支援計画を推進するための観. せており、両者とも同様に重要であることが明. 点整理した(表1)。. 確になったと言える。また同時にその中でも両. 表1次世代育成支援計画を推進するための観点 「1.計画 山の構. 者のバランスをいかに取っていくかという課題. ・支援者の参画 ・利用者の参画. が明確になった。. 「2.計画策定の過. 【第4章】. 援ツトワークとの’携. ・支援ネットワークの充実 ・地域の資源の把握 ・二一ズに応じた支援の実行. 第4章では、「地域特性」とは何かを検討し、. その上で地域特性に応じた次世代育成支援計画. 手続き. ・地域特性の把握 ・実態に応じたアンケートの作成. を推進するための観点を抽出した。. 基本理念の設定、重点課題の検討、施策・事業の検討 ・重点施策や優先順位の検討 ・「総合性」と「選択性」のバランス ・ボトムアップ型の合意形成. 本研究では地域特性という概念を用いて、西 宮市の次世代育成支援計画の在り方を検討して. 「3.計画の決定・公表. きた。地域特性を再検討したとき、そこにはい. ・地 の実 にいじた 合 な内容を否む行動計画の ・広報の充実. くつかの質の異なる内容が含まれていたと言え. 「4.計画の実施 祝の点 及び推進体制 ・ 援 主導の 進 制. る。いくつかのレベルが想定でき、それらを階. ・評システムの槽. 層的かつ総体的に捉えたものが地域特性なのだ と言える(図1)。. 今後の課題として、本研究で取り扱った次. 国の法律及ぴ指針. 世代育成支援行動計画は2005年にスタート. ↓↑. したばかりであり、西宮市も含め、どの市町 の条例及び. レベル4. ↓↑ 地域の行政及び行政機麗. 村も良い計画の在り方を模索している段階で ある。今回提案した、次世代育成支援計画を. レベル3. 推進するための観点等も今後の方向性からす ると変更を余儀なくされる可能性があり、結. ↓↑. 果の一般化については、今後さらなる検討が 地域の支蟹及びネットワー. レベル2. 必要であろう。. ↓↑ 地域の実態. レベル1. 主任指導教員 横川和章教授. 図1地域特性のモデル. 指導教員 石野秀明准教授. 一71一.
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