JAIST Repository: タンパク質の部位選択的化学修飾剤の合成とその評価
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(2) タンパク質の部位選択的化学修飾剤の合成とその評価 (横山研究室). 藤田 崇. 【目的】 タンパク質を部位特異的に化学修飾することは、同種のアミノ酸残基が多数あるため極 めて難しい。そこで本研究では、ある特定の部位のアミノ酸残基周辺での立体構造やアミ ノ酸配列がその部位に特異的であることに注目し、修飾目的部位に近接する異なるアミノ 酸残基を利用した新規部位選択的修飾法の構築とそれに適する修飾剤の合成を試みた。 修飾法は、下記に示したように多段階で行う。この方法では最後にジスルフィド結合を の近接していない (または )から修飾剤は脱離し、 ( ) 切断するため、 が近接する部位のみが修飾されると考えられる。上記の修飾法に適する修飾剤と と してチオール基とカルボキシル基の2種類の結合部位を有する蛍光物質を合成した。 【実験と結果】 ○ 修飾剤の合成 TM(東京化成)に、ヨード酢酸を用いてカルボキシル基を付加させた。次 にクロロスルホン酸 でスルホン酸基をスルホクロリド化 、 アミノエタンチオールとの スルホンアミド結合反応によってチオール基を導入した。精製は逆相カラムクロマトグラ で右記の蛍光修飾剤が得られ フィー(溶媒 メタノール:水= : )で行い、収率 で、蛍光波長 の強い蛍光がみられた。 た。また励起波長 ○ 合成修飾剤の評価(タンパク質への修飾) 合成した修飾剤の部位選択能の評価は、シトクロムcを修飾することにより行った。各 修飾段階における修飾率は蛍光強度によって測定し、また修飾部位は、トリプシン処理で で解析するペプチドマッピング法により 断片化したポリペプチド片を 決定した。 修飾部位はタンパク質だけでなく修飾剤の立体構造に、左右されることが示差され、今 回合成した修飾剤と修飾部位の構造上の相関関係を検討した。. Lys. Lys. Thr. Ser. Thr Ser. Echt Brown. 2-. 10 1. 310nm. 32%. 410nm. MALDI-TOF MS. SH. O NH2. OH. NH2 HO. OH. NH2. S. S S. S S. NH2 OO NH NH. NH. N. N. N. S. O NH2. S. SH. HS. S S. S. NH2 OO NH NH. NH. OC NH OO NH NH. NH. N. N. N. N. N. COOH. S S. S. O NH2. N. S. SH. タンパク質の部位選択的修飾法. keywords. タンパク質 部位選択的化学修飾 質量分析 ペプチドマッピング 蛍光. Copyright c 1999 by TAKASHI FUJITA.
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