一人一人が主体性を発揮できる学級づくり-国語科・総合的な学習の時間を中心に-
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(2) ②疑問に答える、疑問を投げかけることができる。. 特に、総合的な学習の時間では多様なグループ. ③視点を変えて考えることができる。. 活動を取り入れ、学級全員が動くように、多くの. ④自分なりの言葉で表現できる。. 考えが出るようにしていた。. 指導教諭は、あらゆる活動において自分の考え. さらに、指導教諭は、子どもたちに自分の行動. を発言すること、わからなければ質問すること、. に責任をもつよう指導していた。努力すれば努力. 他の人のことを考えて行動すること、自分の言葉. した分、成果が表れる。このことを、たとえば一. を大切にすること、を子どもに意識させていた。. 人学習をしてから全体学習に広げるなど、授業を. このような指導を日々積み重ねることで、この学. 中心に子どもに実感させていた。社会の厳しさを. 級の子どもは自分から発言したり、行動したりで. 教室で教えるとともに、その社会で必要な自ら学. きる主体性が育まれていたと考える。. び、考え、行動する力、r生きるカ」を育む支援. しかし一方で、授業中に全く発言することがで. をしていたと考える。. きない子どもがいたことにも注目した。学級経営. 子どもたちにとって学級は与えられたもので. では、発言しない・できない子どもを学級でどの. あり、自分たちでっくった集団ではない。教室を、. ように位置づけるか、どのように扱うかが重要で. 授業を聞く場所だと認識していては、いつまでた. ある。主体的に動ける子どもを伸ばすことも必要. っても意欲は高まらない。学級は自分たちのもの. だが、動けない子を動けるようにする場をつくる. であり、自分たちの手でつくりかえていくことが. ことも必要である。. できるということを子どもたちに理解させ、実行. そこで、「やまなし」の授業で発言しなかった. していく必要がある。. 子どもを通して、再度学級経営について考えた。. 一人一人が主体性を発揮するには、教師が知識. その結果、自主的に行動するためには、日々の指. を教えるだけでなく、子どもに考えさせる授業を. 導により個人の意欲を高めるばかりでなく、それ. 行うことが重要である。また、個人の意欲と深く. を支える人間関係が必要だということがわかっ. 関わる学級内の人間関係をお互いによい影響を. た。いくら動こうとしても他の人から否定されれ. 与えられる関係にしていくことも必要である。. ば、意欲は低くなってしまう。その人を応援した. ただし、事例研究で取り上げた子どものように、. り、手伝ってくれる人物がいるからこそ、子ども. 自ら意欲をもって活動しようとしない、あるいは. は自ら動こうとするようになるのだと考える。. できない子どもが出てきてしまうことも事実で. 実習学級では、この学級内の人間関係を集団づ. ある。その子どもたちの主体性をいかにして育ん. くり、集団による活動、認め合いの活動の三段階. でいくかは難しい所であり、今後の課題である。. を経て深めていたと考える。. 4.今後の課題 一学級目穣の毅定. 研究成果を踏まえて、今後自分が学級担任をす. E繁固意識. る中で主体性を発揮できる学級づくりを実践し. ・灘籔、節分桑会、卒業に向けて. ていきたい。その中でも追究できなかった受動的. 驚鰯繕搬. E逢磁慈や充実感. な子どもをいかに能動的にするかについて、さら. 総勘合・い. 噌磁のよ1きの認め合い E桑園慧識の深まり、穫頼. 繁鼠以弩. に研究を進めていきたい。. 図 学級内の人間関係づくりの構想. 一527一. 主任指導教員. 原田 智仁教授. 指導教員. 鈴木正敏准教授.
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