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令和 2 年度 第 1 回進路説明会保護者資料 1 中学校の進路指導について 2 高等学校の種類と学習内容 3 公立高校入学選抜について 4 私立高校入学選抜について 5 卒業生進路状況 6 進路年間計画 7 学校説明会 体験入学 8 まとめ 資料 1 ( 昨年度の資料 ) 資料 2 ( 昨年度の資

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(1)

令和 2 年度

第1回 進路説明会 保護者資料

① 中学校の進路指導について

② 高等学校の種類と学習内容

③ 公立高校入学選抜について

④ 私立高校入学選抜について

⑤ 卒業生進路状況

⑥ 進 路 年 間 計 画

⑦ 学校説明会・体験入学

⑧ まとめ

資料1 (昨年度の資料) 公 立 高 校 学 費 ・ 奨 学 金 に つ い て

資料2 (昨年度の資料) 私 立 高 校 就 学 支 援 制 度 に つ い て

資料3 (昨年度の資料) 公 立 高 校 に か か る 諸 経 費 等

資料4 (昨年度の資料) 自 分 を 見 つ め る ポ ー ト フ ォ リ オ

資料 5 (今 年度の資料) 高校の授業料について

横浜市立谷本中学校

(2)

1.中学校の進路指導について

(1) 進路指導の柱

中学校の進路指導には2本の柱があります。一つは、人としての生き方に関わる「キャリア教 育」、もう一つは「卒業後の進路先の決定」までの選択や手続きの指導です。 社会の変化とともに、社会から求められる力も変わっていきます。いわゆる知識・技能の習 得だけでは、複雑で変化の激しい現代社会を乗り切ることは困難です。学校卒業後も学びを継 続し、課題解決に向かえる意欲と、情報を選択して主体的に判断し社会の中での位置を築いて いく力が必要となってきます。 学校での学習も、それぞれの教科で知識や技能を身につけるだけでは不十分で、知っている ことやできることをどう使うかが重要になってきます。それは、各教科での思考力・判断力・ 表現力にとどまらず、実社会の様々な場面で活用していく能力につながるものです。また、現 代における社会問題や、生きていく上での課題は、一つの教科の知識や技能だけで解決できる ものではありません。各教科を横断的にとらえて学びを深めていかなければなりませんし、グ ローバルな視野で考えることも要求されます。そのような視点で、学校教育の様々な場面でキ ャリア教育を実践していきます。ご家庭においても、生徒自身が本当の意味での進路の実現(よ りよく生きていくこと)ができるように、ご支援をお願いいたします。 なお、キャリア教育とは「一人ひとりの社会的・職業的自立に向け、必要な基礎となる能力 や態度を育てることを通じて、キャリア発達を促す教育」のことですが、これは単にどのよう な職業に就くかということだけではなく、様々な立場をもつ一人の人間としてどう生きていく かということと、社会全体に関わることとなります。 谷本中学校キャリア教育の3年間の内容(概要) おもな学習内容 1学年 豊かで充実した中学校生活 基本的な生活習慣 集団の中での自分の役割 礼儀 自分の興味・適性 自分の将来 いろいろな職業 勤労の意義 2学年 卒業後の進路 上級学校の種類と選択 公立高校入学者選抜制度について 学校行事での2年生としての役割 職業体験 勤労の意義と生きがい 3学年 最上級生としての役割 基本的な生活習習慣 説明会や体験授業への参加 学習や行事へのとりくみ 進路先決定に必要な情報収集 入試や面接への備え

(2) 中学校の役割とご家庭へのお願い

中学校では生徒が自分で主体的に考え判断し、責任を果たすことができるよう、「キャリア 教育」の考えに則って支援を行います。その中で、ご家庭でお願いしたい支援がございます。 家庭・学校が上手に連携し、豊かな相乗効果を生み出せることを期待しています。 【中学校での支援】 生徒自身の自己理解能力を高める 進路に関する情報の提供 進路選択に関する相談 入試などの具体的な手続きの指導 など 【ご家庭にお願いしたい支援】 生活環境と習慣を整える 意欲をひきだす よく話し合い、子どもの気持ちをよく知る 経済的な支援 など

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2.高等学校の種類と学習内容

(1)公立、私立の違い

神奈川県内の高等学校は、設置者により公立と私立があります。公立は県や市が設置者とな ります。私立は民間の学校法人が設置者です。 公立と私立では、教育方針や費用など、様々な違いがあります。 各校で特色ある高校づくりが進められているので、よく調べて選びましょう。

(2)課程の違い

学習時間や学習方法などの違いで、次の3つの「課程」に分かれています。 課 程 特徴 全日制 中学校と同じように、朝から午後まで授業を行います。修業年限(卒業までにかかる年 数)は3年間です。 定時制 夕方から夜にかけて授業を行います。また、一部、昼間に授業を行う学校もあります。 修業年限は4年間を基本としますが、3年間で卒業できる仕組みもあります。 通信制 教科書等を用いた自学自習が基本です。科目ごとに定められた数のレポートを提出し、 添削指導を受けるという形で学習を進めていきます。月に2回程度スクーリング(面接 指導)に出席し、勉強の仕方や内容について教わります。修業年限は3年以上です。 学年制と単位制の違い 学年制では、中学校と同じように1年ごとに進級していきます。単位制では、学年の区分がなく、必要 な単位数を修得することで卒業できます。単位というのは、一定の学習量を表すもので、50 分授業の場合 は1年間に標準で 35 回受けることで1単位と数えます。 日本の学校制度

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(3)高等学校

① 全日制

主に平日の昼間に学習します。 Ⅰ. 普通科 <普通科の特色> 国語、数学、外国語(英語)、保健体育、家庭などといった共通教科の科目の学習が中 心ですが、各高校は、たとえば外国語など国際理解に関する学習や、環境についての学習 など、特色ある教育を行っています。また、専門コース、単位制普通科、フレキシブルス クール、クリエイティブスクールなど、一人ひとりの学習希望や進路希望に応じた学校づ くりを進めています。どの学校でも特色のある学校行事を充実させたり、体験学習を積極 的に取り入れたりして多彩な教育活動を展開しています。 ◇学年制普通科 中学校と同じように、多くの科目についてクラス単位で学び、1学年ずつ進級していき ます。各学校では特色に応じた選択科目も設置しています。 ○クリエイティブスクール 全日制普通科の学校で基礎学力の定着、社会的規範の定着、キャリア教育の推進を教育 目標とした学校です。これまで以上に学習への意欲を高め、「わかる授業」の展開や、 「実体験からの学び」を推進するため、1クラス30人以下での展開等の新たなしくみを導 入しています。入学者選抜では、学ぶ意欲を重視した選考(調査書、面接および自己表現 活動)を行います。学力検査はありません。 ◇単位制普通科 学年の区分がなく、3年間で必要な単位数を修得することで卒業できます。共通教科の 科目を中心に、幅広い選択科目の中から、自分の興味・関心、進路希望にあわせて科目を 選択し、自分の学習計画に基づいた時間割をつくり、学習することができます。 ○フレキシブルスクール 単位制のしくみを生かし、一人ひとりの生活スタイルや学習ペースに応じた学習ができ ます。1日8時間や12時間の授業展開から、午前・午後・夜間それぞれの時間帯から選 択できる柔軟なシステムです。他校との学校間連携や社会人とともに学ぶ講座も設置して います。 ○専門コース 共通教科の科目の学習を主としながら、コースに関する専門的な科目を3年間で10~20 単位程度学習します。 Ⅱ. 専門学科 将来のスペシャリストとして必要な専門的知識・技術の基本を身に付けるため、専門科目を 25単位以上学習します。また、専門的な学習をとおして、さまざまな資格取得をめざすことも できます。専門学科には、農業・工業・商業・水産・看護・福祉などに関する分野がありま す。 Ⅲ. 総合学科 幅広い共通教科の科目と専門科目の中から各自が特色ある科目を選択して、単位制のしくみ によって学びます。自分の個性・適性を発見し、将来の進路を考える学習を重視し、原則とし て入学年次に全員が「産業社会と人間」という科目を学びます。体験的な学習や実習を重視し た授業を展開します。

(5)

② 定時制

夜間その他の特別な時間または時期に学習します。多くの学校では、17時30分ごろに授業が はじまり、21時ごろに授業が終わります。そのあと、部活動などがあります。 昼間定時制の県立平塚農業高校初声分校、午前部・午後部のある県立横浜明朋高校と県立相 模向陽館高校、午前、午後、夜間がある横浜市立横浜総合高校やフレキシブルスクールの県立 川崎高校、県立厚木清南高校もあります。修業年限は4年ですが、3年で卒業できるしくみの ある学校もあります。また、卒業時に与えられる高校卒業の資格は、全日制と同じです。

③ 通信制

主に通信教育によって学習します。教科書を使用して自学自習するのが基本です。その成果 をレポート報告するという形で学習を進めていきます。月に2回程度のスクーリング(面接指 導)があります。3年以上在籍し、必要な単位数を取得すれば卒業となり、全日制、定時制と 同じ資格が与えられます。 〇 通学する通信制 通信制の学校でありながら、実際には全日制と同じように、昼間学校に通うかたちで単 位をとっていくもので、公立高校では厚木清南、横浜修悠館があります。私立高校にも同 様のシステムをとった学校があり、それぞれの学校で独自のプログラムを持っています。 〇 他の学校との連携による通信制 高等専修学校(技能連携校)やサポート校は、利用(連携)している通信制高校に同時に在 籍して勉強します。スクーリングや試験を学校で受けられたり、通信制高校の本校や学習 センターに通うタイプなど様々です。

(4)専修学校・各種学校など

高等学校以外にも、家庭や職場で役立つ実践的な技能の習得や資格を習得するための学校が いろいろとあります。

① 専修学校

「専修学校」とは、専門的 な技能の育成や教養の向上を 図るための学校の中でも、目 的や修業年限などの一定の条 件を満たした学校をいいま す。 専修学校には、中学校卒業 程度の学力をもつ人を対象と した「高等課程」と、高校卒業程度の学力をもつ人を対象とした「専門課程」があるので、間違え ないように注意しましょう。 専修学校の目的は、その専門の資格や技能を身に付けることです。そのため、専修学校を卒業し ても、高校卒業の資格は得られません。そこで、さらに上級学校で技能等を伸ばすことができるよ うに、上級の学校を受験する資格が得られる学校もあります。また、通信制高校との技能連携で、 高校卒業資格を取れる学校もあります。10月くらいから募集を始めるところも多いので、取れる資 格や費用なども含めて、早めに調べておくことが必要です。 分野 特徴 修業年限 工 業 電気工事士などの資格が取得できます。 3年間 医 療 准看護師を目指します。 2年間 衛 生 調理師や美容師の免許が取得できます。 1・3年間 商業実務 簿記・会計関係などの資格取得を目指します。 3年間 服飾家政 ファッションの世界を目指します。 3年間 文化教養 デザイン・音楽の世界を目指します。 3年間

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② 各種学校

専修学校と同じように専門知識や一般教養を身に付けるための学校で、施設などの条件が専修学 校の基準とは少し違っているものを、「各種学校」と呼んでいます。 各種学校では、家庭や職場 ですぐに役立つ技能や一般教養科目を比較的短期間で習得できます。修業年限は1年以上で、洋 裁・和裁・看護などがあります。 教育内容・費用なども学校によって様々で、年によっては大きく変わる場合もありますので、最 も新しい資料を調べることが大切です。

③ サポート校

(技能教育連携校) ⇒ 通信制高校にも入学します。 技能教育連携校は、専修学校でも高校でもなく、通信制や定時制の高校と「連携」するかたちを とって高校卒業の資格を得る学校です。サポート校が自由な教育機関(無認可)なのに対して、技能 教育連携校は、教員数、施設・設備などについて、細かな認可基準を満たしている「認可校」です。 「通信制高校」は、自宅で教材をこなし、指定日に通学して学習する(スクーリング)制度ですが、 自分ひとりで高校の学習をこなしていくのは、なかなか大変です。そこで、塾のような場をつくり、 先生について勉強しようという発想でできたのが、技能教育連携校やサポート校です。 したがって、これらの学校に入学する場合は、かならず、どこかの通信制高校に同時に入学する ことになります。スクーリングについては、入学した通信制高校に行かなけれぱならない場合(サポ ート校)と、実際に行かなくても代用できる場合(技能教育連携校)があります。 ただ、気をつけなければならないことは、一度にふたつの学校に入学するわけですから、学費が その分かかることや、体育館やグラウンドなどの設備が十分でないところがあることです。入学し て戸惑うことのないように、事前にしっかりと調べておく必要があります。 10月には募集が始まり、定員になり次第締め切る学校や、一般の高校との併願を認めている学 校もありますから、高校や担任の先生によく相談してください。

④ 職業技術校

職業技術校には、工業技術、建築技術、社会サービスの各分野の様々なコースがあり、職業に役 立つ技術や技能を習得できます。さらに、就職先企業の紹介を受けることができ、就職に必要な面 接の仕方なども身に付けることができます。中学生を対象としたコースは限られていますが、訓練 期間が1年のコースの一部と6ヶ月のコースは、申し込みができます。

⑤ その他の学校

これまで紹介したほかに、中学校卒業者を受け入れる学校としては、高等専門学校(5年制)が あります。船舶や工業系の技術者や研修者の育成を目的としていて、普通教育と専門教育を一貫し て行います。また、卒業後は短大卒と同じ資格が与えらえれ、大学の3年に編入することもできま す。 専修学校・各種学校に ついての問い合わせ先 神奈川県県民局次世代育成部私学振興課 電話045-210-1111(代表) 神奈川県専修学校各種学校協会 電話045-312-2221 職業技術校についての 問い合わせ先

神奈川県産業労働局労働部産業人材課 電話045-210-5715

県立職業技術校各校 資料編20県立職業技術校等一覧のとおり

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3.公立高校入学選抜について

(1)選抜の機会

① 共通選抜 ・全日制課程・定時制(夜間のみをのぞく)は定員の 100%を募集します。 ・定時制(夜間のみ)・通信制課程は 定員の 80%を募集します。 ・志願は、1つの課程、学科、コース等に限ります。 ・志願変更は、期間中に1回のみ可能です。 ② 定通分割選抜 ・定時制課程(夜間)、通信制課程で実施します。 ・募集定員の 20%を募集します。 ・志願は、1つの課程、学科、コース等に限ります。 ・志願変更は、期間中に1回のみ可能です。 ・国公私立いずれかの高校に合格している者は受験できません。

(2)共通選抜入試日程

(3)選抜検査の内容

○ 学力検査 と 面接 を共通の検査として実施します。 学力検査:共通選抜50分×5教科 100点満点 独自問題はありません。 (定通分割選抜は30分×3教科100点満点) 「基礎的・基本的な知識及び技能」 「思考力・判断力・表現力その他の能力」が問われます。 面 接 :10分位 100点満点に換算 「主体的に学習に取り組む態度(学習意欲)」をみられます。 ・ 全日制 = 5科 ・ 面接 ・(特色検査) ・ 定時制 = 3科 ・ 面接 ・(特色検査) ・ 通信制 = 面接または作文 ・(特色検査) ※特色検査は P.10 参照 募集期間 1/28(木)~2/1(月) 志願変更 2/4(木)~8(月) 共通選抜(面接) 及び特色検査 2/16(火)、17(水) 共通選抜 (学力検査等) 2/15(月) 合格発表 3/1(月)

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○ 資料の扱い ・調査書の評定 … 2年次(45)+3 年次(45)×2=135 点満点 → 100 点満点に換算(評定) ・学力検査 ……… 3~5科の得点合計 → 100 点満点に換算 (学力検査) ・面 接 ………… 観点ごとの得点合計 → 100 点満点に換算 (面接) ・特色検査 ……… 観点ごとの得点合計 → 100 点満点に換算 (特色) <特色検査をしない場合> S1(1000 点満点)= (評定)×f 十 (学力)×g 十 (面接)×h (f、g、h は合計が 10 となる2以上の整数) <特色検査を実施する場合> S1(1100~1500 点満点)= (評定)×f 十 (学力)×g 十 (面接)×h 十 (特色)×i (i は1以上5以下の整数)

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(4)選考のしかたについて

○第1次選考と第2次選考 【第1次選考】定員の 90%を選考 “資料の整った受検者”について、すべての資料を用いた算出方法で第1次選 考を行い合格者を決定します。その後、“資料の整わない受検者”について、活 用できる資料を用いて第1次選考合格者に相当するかどうかを判定して合格者を 決定します。 【第2次選考】定員の 10%を選考 ここまでの段階で合格者にならなかったすべての受検者に対して第2次選考 (調査書を用いない選考)を行います。 “資料の整わない受検者”も“資料の整った受検者”と同様に2回まで選考の 機会があります。 ※ 募集定員が100人 受検者130人の場合 第1次選考 評定・学力検査・面接 の合計点の上位から合格 第2次選考 学力検査・面接 の合計点の上位から合格

(5)面接について

・「学習意欲」、校内や校外における教科外の「活動意欲」を測ります。 ・個人面接、面接官2人以上、受検者1人あたり10分程度行います。 ・「面接シート(出願時に提出)」及び調査書記載内容をもとに面接を行います。 ・「共通の観点」……… 中学校までの状況について問われます。 ・「学校ごとの観点」… 高校に入ってからのことや将来に向けてのことが問われます。 ・活動の経歴や役職、大会等の実績、資格の取得等の実績自体は評価されませんが、その実績 をあげるにあたってどう意欲的に取り組んだかがみられます。 受検者 130人 合格者 90人 (90%) 1次選考でもれた 40人 2次選考で もれた30人 合格者 100人 不合格者 30人 この40人で 2次選考を行う 合格者10人 (10%)

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(6)特色検査について

・各高校の特色に応じて、学力検査や面接では測ることのできない総合的な能力や特性をみま す。 ・「実技検査」または「自己表現検査」を実施します。 実 施 校 例 ) 横 浜 翠 嵐 、 希 望 ヶ 丘 、 光 陵 、 柏 陽 、 横 浜 緑 ヶ 丘 、 湘 南 、 厚 木 な ど

(7)調査書について

調査書は、中学校の学習や諸活動の記録を記載した大切な資料です。選考の数値算出に直接関係 するのは、各教科の学習の記録のなかの「評定」だけですが、そのほかの記載事項すべてが、受検 者が提出する『面接シート』とあわせて面接の際の参考資料となります。 ・「参考事項」欄、「特記事項」欄なし ※活動の経歴や役職、大会等の実績、資格の取得等の点数化は廃止されました。 ・「行動の記録及び所見」欄に優れた活動等を具体的な事実をもとに記載します。 ※面接で参考にすることもあります。 ・校外の活動等は、必要に応じて受検者が面接シートに記載するので、調査書には記載しません。

(11)

4.私立高校の入試について

設 置 者 が 民 間 の 個 人 や 団 体 で あ る た め 、 各 高 等 学 校 ご と に 特 色 の あ る 学 校 づ く り を し 、 教 育 展 開 を し て い ま す 。し た が っ て 各 学 校 の モ ッ ト ー・教 育 方 針・校 風・伝 統 な ど を よ く 理 解 し て 選 択 す る よ う に し ま し ょ う 。 ・学 区 が な く ど こ で も 受 験 で き ま す 。 ま た 試 験 日 が 重 な ら な け れ ば 、 複 数 校 の 受 験 が 可 能 で す 。 ・ 大学や短大とのつながりのある学校もあります。 ・宗教の考えを根幹においた教育を行っている学校もあります。 ・学費は、公立高校に比べると高いですが、一般的に設備施設等が良く、行事や部活動の規模も 大きいです。 ・男子校・女子校・共学校の3種類があります。

(1)受験について

・ 様 々 な 選 抜 方 法 ( 推 薦 ・ 書 類 選 考 ・ 一 般 入 試 な ど ) が あ り ま す 。 ・ 一 般 入 試 で は ① 調査書 ② 入学試験 ③ 面接 を総合的に評価します。 ・入学試験は国語、数学、英語の3教科が一般的です。 ・面接は重視されています。保護者面接を実施しているところもあります。

(2)事前入試相談の制度について

・中学校と各高校等の間で、事前に入試相談を行う制度です。 ・「推薦」「書類選考」「単願・専願」「併願」は、この相談制度を利用する入試です。この制 度を利用するには、各高校から提示される一定の基準に該当していることが必要です。その基 準になる資料は、中学校での学習成績が主ですが、委員会・部活動等の諸活動、および出席状 況など学校生活全般、また各種検定や特技などが関わっている場合もあります。 ・事前入試相談は、12 月中旬に行われます。この制度を利用する場合は、12 月上旬の三者面談 で意志決定を担任に伝えてください。そのためにも、それまでに本人と保護者の方とでよく相 談し、双方の考えが一致していなければなりません。 この制度は、中学校と各高校との信頼関係によって成り立っている制度で、中学校 側から高校側にお願いをする形になっています。そのため、制度の特性から、その 後の変更や取消しはできませんので、よく考えた上で決定していただくようお願い 致します。

(12)

(3)主な私立高校の選抜制度について

学校により表現の仕方が異なる場合がありますので、必ず学校説明会に参加しご確認ください。。 選抜方法 試験 受験校 内容 推薦入試 面接 作文 私立1校のみ 事前入試相談あり (入試相談がない学校もある) 高校から提示される一定の基準に該当し、本人が その学校を希望する場合に、中学校長の承認を経て 推薦されます。合格したら必ず入学することが条件 です。 書類選考 なし 私立1校のみの場合 と 併願可の場合あり 事前入試相談あり <私立1校のみ> 下の単願・専願と同じ <併願可の場合> 下の併願と同じ 一 般 入 試 単願 (専願) 学力試験 面接 私立1校のみ 事前入試相談あり 高校から提示される一定の基準に該当し、本人が その学校のみを希望する場合に受験できます。他校 を受験せず、合格したら必ず入学するということを 条件としています。 併願 学力試験 面接 私立1校のみ 事前入試相談あり 高校から提示される一定の基準に該当し、本人が その学校を第2希望とする場合の受験制度です。 一般に公立高校を第1希望とし、その公立高校が不 合格の場合は、必ず入学するということを条件とし ています。 公立との併願は可能だが、私立との併願は不可と する場合や、私立との併願も可能とする場合もあり ますので、よく確認することが大切です。 オ-プン 学力試験 面接 私立・公立ともに 他校受験可 事前入試相談なし 「オープン」「フリー」「一般」等と呼ばれていま す。調査書を参考にする場合もありますが、ほとん どは学力試験の結果によって、合否が決定します。

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5.卒業生進路状況

令和元年度 卒業生進路状況調査より一部抜粋

1.進路別卒業者数

(含特別支援学級)

卒業生総数 257

A.高等学校 251

全日制 235

定時制 1

通信制 15

B.高等専門学校 0

C.専修学校 0

D.就職 0

E.特別支援学校 2

F.その他 4

3.定時制高等学校進学者数

① 県内公立高等学校 1

② 県外 国・公立高等学校 0

県外私立高等学校

0

2.全日制高等学校進学者数

(内訳)

① 県内公立高等学校 116

普通科一般コース 105

(クリエイティブスクール 2 名含む)

専門コース

0

単位制 1

専門学科 総 計 7

総合学科 全 科 3

② 県外国公立 全 科 2

③ 県内私立合計 全 科 50

④ 県外私立合計 全 科 67

4.通信制高等学校進学者数

① 県内公立高等学校 0

県外 国・公立高等学校 0

③ 県内私立高等学校 0

県外私立高等学校 11

(私立広域通信制)

(14)

令和元年度卒業生

257名

公立

118名

私立

117名

(特別支援学校、定時制含む) (通信制含む)

県内 54名

県外 63名

【普通科】 (28校)

荏田、横浜旭陵、みなと総合、横浜市立東、

横浜翠嵐、横浜緑ヶ丘、希望ヶ丘、元石川、

厚木、港北、市ヶ尾、湘南、新羽、新栄、新

城、生 田 、川 崎 北 、川 和、相 模 原、多 摩 、

大和、大和西、田奈、白山、百合丘

霧が丘、兵庫県立川西緑台、

筑波大学附属駒場、

【専門学科】 (6校)

向の岡工業、神奈川工業、神奈川総合

市立横浜サイエンスフロンティア、

横浜国際、二俣川看護福祉

【特別支援学校・養護学校】 (2校)

若葉台特別支援、あおば支援

【定時制】 (1校)

横浜総合

*〇〇立の表記がない高校は神奈川県立です。

【県内】 (22校)

桐蔭学園、桐光学園、星槎、橘学苑、秀英

横浜翠陵、日本大学、東海大学付属相模

三浦学苑、横浜、横浜隼人、白鵬女子、

武相、法政大学、日本大学藤沢、

横浜商科大学、柏木学園、相模女子大学、

慶応義塾、山手学院、藤沢翔陵、

清心女子、

【都内】 (31校)

駒澤大学、日本大学第三、桜美林、

麻生大附属、青稜、日本体育大学荏原、

明治大学付属中野八王子、京華、

日本大学鶴ヶ丘、駒場学園、関東国際、

共立女子第二、正則、佼成学園女子、

朋優学院、正則、科学技術学園、八王子

東京都市大学等々力、成城学園、明星、

国際基督教大学、目黒日本大学

駒沢学園女子、立正大学付属立正、

國學院、駒込、日本女子大学附属、

中央大学附属、早稲田大学高等学院

玉川聖学院

【県外、都外】 (17校)

東京都市大学塩尻、第一学院、

クラーク記念国際、N、星槎国際、

屋久島おおぞら、橿原学院、精華学園、

玉川聖学院、日々輝学園、中央国際、

仙台城南、鹿島山北、東洋、

東海大学付属浦安、早稲田大学本庄

明蓬館、

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6.3年生における進路年間計画

※参考資料(昨年度版)

月 進 路 に 関 わ る 事 項 4 進路に関する動機付け 5 進路について家族と話し合う 第1回進路希望調査 6

第1回進路説明会

1学期期末テスト 第2回進路希望調査 7 高校体験入学等開始 個人面談(三者面談) 高校学習会 学習相談(7月下旬の夏休み期間) 8 学校(高校)見学や説明会等に参加 9 教育相談週間 高校での学校説明会に参加 第3回進路希望調査 2学期中間テスト 10 高校での学校説明会に参加

第2回進路説明会

11 高校での学校説明会に参加 進路面談(生徒との2者面談) 第4回進路希望調査(最終)… 面談を通して志望校を検討 市学習状況調査 2学期期末テスト 進路学活 就職希望者は職業適性検査・職業相談 12 2学期成績確定(調査書用)・ 個人面談(三者面談)… 私立推薦受験校決定・私立受験校決定 就職希望者は事業所見学・希望事業所決定 志願資格承認申請 面接シートの記入指導 面接練習指導 私立推薦受験者… 推薦委員会で承認された人が校長、副校長面接を行います。 1 願書下書き開始 推薦受験者願書完成 推薦受験者出願 公立受検校決定 進路学活 私立推薦入試開始発表 公立共通選抜出願 就職希望者は入社試験開始 2 私立高校一般入試および合格発表 学年末テスト 公立共通選抜志願変更 公立検査(共通選抜)および合格発表 3 学年末成績確定 私立2次募集 卒業式 公立共通選抜2次募集 公立定通分割検査(入試)および合格発表 公立定通分割2次募集検査(入試)および合格発表

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7.学校説明会・体験入学

7月下旬から夏休み中は、公私立とも各高校でさかんに学校説明会や体験入学が行われます。実 際に参加することによって様々な情報を得ることができます。保護者の方とともに、積極的に参加 してみましょう。今後の高校説明会等の日程につきましては、本校に高校から届いている分を プリント等でお知らせいたしますが、ほとんどの学校でホームページを開設し情報を開示し ていますので、是非ともご家庭でその学校のホーム-ページをご確認ください。 申込み方法は様々あり、予約が必要な場合もありますのでよく調べてください。また、体験 授業では募集の人数に定員がある場合もあります。 に行くときは… 服 装

制服で参加しましょう。

(文化祭は私服での参加も可。各学校に確認してから見学に行くと良いでしょう) 時 間 言うまでもなく遅刻は厳禁です。5分前行動よりももっと前、待つのは承知の上で、20~ 30分前には到着したいですね。 持ち物 筆記用具と生徒手帳は必需品です。生徒手帳は使わないことの方が多いですが、身分を証明 する大切なものです。また、交通費やハンカチ類はもちろんのこと、上履きが必要なことも あります。 申込み 各自、指定された方法で申込みをしてください。学校で申し込む場合は担任の先生に相談し てください。参加が決まったら、各教室にある「学校説明会・体験入学申込確認書」に記入 し、担任の先生に渡してください。過去に「予定の時間になっても生徒が来ていませんが、 何かありましたか?」など、相手校から確認の連絡が入ったことがありました。そのとき、 中学校側で参加を把握していないと対応もできませんので、必ず提出してください。 その他 急な体調不良等で参加できなくなる場合は、必ず相手校に欠席の連絡をしてください。無断 欠席は社会常識的にすべきものではありません。また、予約はしたものの受験しないからい いとは考えないようにしましょう。谷本中学校として参加するのはあなただけではありませ ん。谷本中を代表して参加するのだ、という意識を忘れずに。 電話連絡する場合は、次のことに注意してください。 ① まず、名前と用件を伝えます。「横浜市立谷本中学校の○○○ですが、学校説明会 (体験入学)の件でお電話させていただきました。」 ② 次に、学校説明会の参加が可能かどうか確認します。「○月○日、○時からの説明 会(体験入学)に参加したいのですが、よろしいでしょうか。 ③ 最後に、何かわからないことなどを質問しておきましょう。 (例)「上履きは必要ですか。」「昼食は必要ですか。」等。 もちろん、お礼で話をしめくくりましょう。 * 夏休みの課題の一つとしても、学校説明会・体験入学や、見学には参加してもらいます。その際 にレポートを作成してもらう予定です。

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8.まとめ

3年生となり早3か月が経とうとしています。いよいよ自分の進路を選択し、受験(検)にチャレ ンジしていくわけですが、今までの人生で最初の試練という人も多いのではないでしょうか。勉強 しようとしても思うように進まなかったり、どこから手を付けてよいのかわからなく悩んでしまう 場合もあるでしょう。そんなときでも、最後まで粘り強く、自分をしっかり見つめて、よりよい進 路選択ができるようにしていきましょう。 (1)これからの生活と留意点 ① 生活のリズムを整え、心身ともに健康にすごしましょう。 ・健康管理をしっかりと (食・睡眠・運動) ・けじめのある生活を ・服装や頭髪等の身だしなみをきちんと ・正しく中学生らしい、将来の社会人として正しい言葉遣い、態度を ② 日々の授業を大切にしましょう。 ・積み重ねを大切に ・目的意識をしっかりと持って ・すべての授業に真剣に ・できることを確実に ③ 充実した学校生活を送りましょう。 ・自分自身の成長を(チャレンジすること)) ・仲間との関わり合いを (2)保護者の皆さまへ これから来年の3月までの約10ヶ月の間、保護者の皆さまにとっても期待と不安が入り混じっ た毎日が続くことになると思います。そこで、以下の点に留意してください。 ① 現状認識をしっかりと 中学校での成績は絶対評価をもとにつけられており、本人の到達度を重視している ため、入試のように他者との競争で必要となる学力とは多少異なります。したがって、 入試を突破するために必要な学力がどれくらいあるのか、模擬試験等を活用して把握し ておく必要があります。 ② 志望校の研究 志望校についての情報を多く持っていると、高校3年間の生活をより具体的にイメ ージすることができます。あらかじめ保護者の立場で研究しておくと、より具体的かつ 客観的に話をすることができると思います。 ③ じっくり相談 進路の決定に際しては、お子さんとよく話をすることが重要です。何度も話し合うこ とで、お互いに考えていることを理解し合うことができ、認識のずれもなくなります。 また、学級担任とも十分に連絡を取り合い、検討することが大切です。

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資料 3

昨年度の掲載資料です。

神奈川県公立学校にかかる諸経費等 (昨年度の資料です) * 参考 公立・私立の学費比較 受験料 入学金 授業料(年間) 初年度総額 公立高校 2,200 円 5,650 円 118,800 円 約170,000~ 230,000 円 私立高校 22,000 円 220,000 円 420,000 円 約1,000,000 円

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資料 4

昨年度の掲載資料です。

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自分の個性やよさをまとめてみよう ポートフォリオからは、小さいころから継続けいぞくして好きだったことや自分の得意だったことがはっき りしてくるでしょう。また、友達から見た自分には、新しい発見があるかもしれません。これらを参考 に、自分の個性やよさをまとめてみましょう。 自己PRをしてみよう ポートフォリオを通して自分の活動や経験を振ふり返ることで、自分の個性やよさについてより深く 理解することができたと思います。自分自身をPRするつもりで文章にまとめてみましょう。また、そ の中から自分の将来の進路に結び付くものがないか、探してみましょう。 ポートフォリオから分かったこと 友人から見た自分 よいところは 好きなことは 趣味し ゅ みは 特技は 得意な教科は 楽しかった思い出は 頑張っていることは 〈自己PRの例〉 ○私はよくまわりの人から「明るいね」と 言われます。友達が落ち込 こ んでいるとき には、元気が一番だと思い、明るく励 はげ ま します。また、地域の方にも自分からあ いさつをするように心がけ、今では地域 の方々との会話も増えました。 ○私の家の近くには高齢者 こうれいしゃ 福祉 ふ く し 総合施設し せ つ があり、小学生のころから利用者の方と 交流をしてきました。その中で、介護か い ご福 祉士の方々が生き生きと仕事をされてい る姿にあこがれて、自分も介護福祉士に なりたいと思うようになりました。

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参照

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