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綿 密 本 移 動 と 間 際 傲 糞 、

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(1)

所樽の循環よりみて︑国際収支の均衡が国内経済の均衡と同時に成立する条件を次の如く示す︒   

所褐を発生源泉に応じて︑︵イ︶国内消静東に鯛売せられる腐品の生産から︑及び︵こ国内の流動︒劉生資本  

財の在荷の増大に賛する商品の生産から生ずる︒これら生産面の源泉から鋳られる所褐の大いさをH︑E及びKを  

似て示す︒次に所得が如何に処分せられるか忙従って︑︵イ︶国内韻消粟財の購入︑︵ロ︶国内夢商品に含まれる  

輸入原料をも軋めて.の輸入商品の購入及びヾ ︵ハ︶貯蓄の形で須︸せられる所柑の割合世︑それぞれhi及びSに  

﹁関﹁ 蛎讐ト1国際版安構成項目相互の関係   

一   二 資茶移紗と甥幣供給   三 誘発的資本移動の第山次約数鹿   田 自室的資本移動の第〟衣約数果   

五 白藷的資凍移動と誘苑的資茶移動との交流並に相殺の問題    六 結 言−1紳資本疲励と外国残高  

叫 開 題1国傑収支締成項目相互の関係   

国際牧麦構成項首相互の関係に︑ついてのハロ一ッドの構想は︑   綿密本移動と間際傲糞︑  

一浩戦﹀rr〜一日謹直臥即      ノ   

われくに若干の示唆を与える︒我は開放体制7の   丸   円   永   

(2)

なって示す︒森所得Ⅰは次式によつて表される︒  

Ⅰ.=H+舛+E¶︵b十iイS︶ Ⅰ  

︑また国劇数滴品︵輸入原料品を除き︶.の消費に充てられる所絡顕は等しいからE肝訂 丈i+S︶叫‖崗十Kを   得る︒   

今資本勘定を考察の中に取入れるとiIuE即ち経常勘定における均衡が毎夜するというこ璧にはならなくなる︒  

国内における盟本財在荷の増加は只ナ鱒に等しい︒ここにZは資本財頂トツク附加・の為紅購入された外国品の凰   である︒   

今経常勘定が支払霊であればiI+ぢEであ発しかして︵㌻∽=り晋欄であ怠らSI<K十毘な  

㌢首+還その国の総投資附加であるから︑支払超過の分ゼけが資本借入賢つて投盟したこと覧る︒しかし  

てその支払超過分ほ投資の貯蓄忙対する超過分を示すヤごれに反しE>iI+由ならば経常勘定において受取超過が ︵註  1︶   ぁることになり︑国内貯潜がその投資を超過する分は対外貸付されている▲ことになるのである︒︵今の場合鴫野本  

佗を仮定し︑金の流出入を商品即ち経常勘定に加笹する︒︶   

以上の式から賽せられることは︑昏際収支義と同様︑その樺成項目たる経常勒定項目と盟本勘定項目︵長靭及び  

短期資本を含む︶全体とし′て常にバランスを得ていること1従って資本移動の如き一方的価値移転の発生又ほ増大  

ほ常に必ず経常項目の変化を伴うヱと︑かくて資本の実質的→ラン㌻アーは結局においてほ財貨の形を以て遂行   せられるということこれである︒これらのことは国際収支均衡の形式原理のうちに既に合意せられているといわね   壷ならない︒しか七このことから経常勘定頓首と澄永勘定項目との国典関係を読みとられ縛るものではない︒   過去′の﹂克期間につき共成せられた完全な周腰収支表隠ついて見てもう如何なる方法で資本移凝が行われたか︑    第二十五瞥 第ご写  

(3)

或は資本移動濫より惹起せられた︑従って!アンスファー滝本来的に遂行せしめた他の項目の変化は何れであつた  

︻ かほよて識別し難いところである︒元来国際収支の各項目の間には廃退上相互依存関係が存する︒国際収支に入り  

来るすべての取引は為替瀾場を賎介として︑同時に行われる他のすべての取引と相互依存の関係がある︒従︑つて何  

協 \ して︑他の諸項目の太いさを左右する積極的カを自ら生ずるとする見解と︑ナ︺れに反しその時只の可能なる資本移   れの国際収支項目も他の項目の癒緑によつ七受動的に影響せられると同時に︑各項目白身の存在がまた他の項目の   大いさの決定に対して能劾的作用を及ぼすのである︒しかしまたこの墾晶届のうちに各項目間に国典的累密度を   異にするものであることも菅栄し得ない︒かくで資本移動は︑国際版安中における飽くまでも独立的な決定要因と  

ヽ  

動の大.いさは︑国際収支の他の項目によつて決定せられ︑従つて資本の輸出又ほ輸入はその・本質上単に国際野の経       ︵託 

2︶   常勘馨遠言彗別して商品︑労蕗収受の差引環高を不サものに過ぎないとする立場が相対立している︒   

マクラップはノ﹂の問題を比喩的檻鵜が先が卵が発かといつているが︑この間題の解決の為には鱒一段に資本移動  

が当番国における国内投資並び虹消痩の絵支出に及ぼす数県分析と︑第二段に投資呼びに消費の変動が経常勘定項  

︵註3︶  

目に及ぼす教典分析とに区別して検討せねばならないとする︒われわれも既にこの間題に関するマク︑ラップの所論  

︵註4︶  

を紹介した︒小稿においては資本移助と経常勘定噸自との困塊関係究明の糸口の発見方法として望本移働の投盟並  

びに消費の糸支出に及ぼす教典分析を更に補足展開せんとするにある︒  

琵︹r︺牒.句・江prr︒dこnternati︒n巴Ec︒n︒mic叩・−冨ppL∽○⊥崇應井茂邦訳一大三1山六六貫  

なお国際版支構成項目相貰の関係を東証的に取扱っている最近の文献として次のものをあげておく︒  

︵9ノ︶増.T.Es宅OrtF﹀TF恥lnternatiOna−閂cOnOヨyL¢竺・pp・誤認f・  

苓.開nkeand㌣D.Sa−eraこ邑ernatiOnalEcOnmicsL芝¢︺ppL監事   

穐賛茶移動と国際版安   

(4)

軍手五巻数二尊  

β  

四  

声甲只iHOugh︒andL芦只i−ざug︸r EcOnOmicsO=nte言a−i旨a︸り巧a払2︒忘霊pp.−∽琵○   

︵3︶ヵ︒けタ岩村seこntematiO邑e謬p蒜已bew牒u磨2づ・忘申㌣SS︒諾ムめ  

増井光蔵傍島聖二訳国際資本客勅諭 七〇1七二貫  

へ理︶句︒MacEupこntern畏○ロa−Tr註eand昏22atiO呂=−︸COロe芭u琵p−ieご㌫芦勺こ忘   

︵5︶抽翫﹁国際贅茶移動と野易牧童﹂香川大学経済学鱒琴第二十三巻窮﹂替  

こ.蟹殻移動と貨幣供給   

国際収支項目申の次芸項目内の変動より生じた撹乱に対する調婆槽癒の主要因として︑・軍典学派は価格教典に求  

ぬ近代嬰論は所得数英に求めた︒その何れにおいても必ず貨幣の供給と何等かの関連な求めて説明されでいる︒﹁今  

日の論者は価格水準を弼調する正貨移助横柄が開塾︵国際収支調準機構︶の全過程を包含しないということに山絞  

竺致している︒国民所得の変動−1これほ更に貨幣もしくほその︹流通︺速度の変動に関係せしめノることを得る  

卜より寄る冨表の変劾は︑直接国際牧支義警る皆の大部分せ遂行し霜格の警景襲としな・い︒⁚・  

・・・・・ニそれにも拘らず貨幣の路給もしくはその︹洗違︺速変における変軌より蛍ずる所唱の変動に蕊きをおかねばな      へ証  1︶   らないこ′とには︑忘警竺致している︒﹂このよぅに近代理論の所得教典の分析に当つて︑兜づ明らかにすべきほ  

幾本移励と賓酵供給との関係であり︑か1る貸幣供給が当事国の投澄並びに消牒の総支出に及ぼず影攣詣が上述  

の第十疲の仕事であり︑われわれの諾髄もそこにある︒総支出の変動から出発し投資東疲の公器を用いて所得変動  

を求める按術約手競は竺一段の仕事となるのである︒   

かくの描くにして国際収支調峯の過程は︑宙典学派の立場からも近代理論の見解からも貨幣供給の変動に依存す  

ることになる︒しかし小稿においては投盟乗数原埋の通用の準備的分析にあ古から勿論鎮の見解に立づて分析を進  

(5)

さて貸幣の仲給を見るに当つて概念を刷応甥発しておかねばならない︒ハロゥ′ドほ一国の賛醇の数畳は︑その国  

︵註2︶   

ゐ金保有高プラス未決済め醜行貸付により決蓉されるという︒キンドルバーガーはカリ一に従って貸野の概念を公  

∴衆の手許に計る通貨と賓求払預金ハ政府預金を含み国内鈍行間の預金を除く︶とに限喧している︒しかし乍ら彼は   

カリ﹂が山国貨幣から国内銀行間の預金のみならず︑外国銚行幾高をも除外ザるに対し︑国内銀行間の預金を計欝   

することほ明らか竺議計.隼となるが故にこれを桧くが外国銀行預傘を貸幣供斡の・変動に加写するか否かは国際牧  

史調政義論において巌も基要な点である︒何どなれば貨幣供給及び流通送受ほ金移動︵金本位国︶並びに一国が用   

い得る対外蔑瑚資産︵SFO苧te冒叫︒首g牒忍Se叶s︶の変劫により規範されるからである︒  

ヴアイ・︑r﹂も金移劫にr㍑↓ぢく場命をも含めて調超過嬢は︑すべて貨幣供給の変劾に依存するこ′とを認めるところ      へ註 

3︶   

であるが︑戒の外海篭琴甘ルび外国借入には︑銀行の外国銀行残高の変動を包含せしめないのみか﹁純﹂外国鳶倍に      ■註!       ハ註5︶  す 

らこれを温めない︒エれに射しケインズは︑外因に條有するすべての撃向の増減を外国貸付に含めている︒マク   

ラ宣プはケインスに従つでこれを包含せLめる︒キンドゥルバーガーほ感二つの国の謂鈍行に.おける外国諸銀行の  

預金はその国の貨幣供給の一諒分どし七敵うべく∵1れ軋反し︑その国の諮銀行が所有する残高および外国諸銀行   

虹おノける預金の残高ほ︑賢幣供給の申に含普しめるべきでないとし︑外国諸銀行預金を包含せしめると共に属地主   

義をとる︒その祀苗と七て曇に外国銀府預金を貨幣供給に加えることほ︑二恵計算とならたい︒事実もしそれnを   

含めないならば∵璧mなる国忙おいても栗野として含まれない大なる預金群が存することになる︒何となれば轟外   で 椚残高は↓その所有撞の属する国で使用し祷られないから︑∴その国の貸幣供給の申ぽ含ましめることを待ないからで   

ある︒〝三に外国銀行鱗余は国内鵠幣制.式に関する外国私人の所有する預金と同格であつて︑共に投資物件或は財   純資茶移動と国際収支   五    める︒  

(6)

大   第二十五巻 第一号  

の購入に用いることが出来る︒これらを国内の売手から購入する為にそれらの預金掛国内人の手に移つた場合に/預  

金の所有権は国際的に︑変つたレいい得るが︑しかし粟野数螢はその感.に変動していない︒讐一に外国銀行預金はそ  

れらが急使を構入する国の貨幣供給の申に含ましめられねばならない︒何故なれば経済的見地からは国内預金と典  

︵註6︶  

らないからである︒   叫    しかしわれわれの課題たる資本移動紅塵う投資並びに消麺の掩妾出変動ほ︑貸酵供給の総額が変らなくとも起り  

得るということである︒一国の貨幣所碍は経常的に生産さをる財及び労務に対するこ延期閣内における貨幣供給と  

その回転の疏で為る︒たとえ仝体として貨幣供給が不変であつても︑その平均流通速度−揉幣供給が経常産出に  

︵註7︶  

対して回転する割食︵総支出︶ − が変動.tて国民所得に影響を及ぼすことがある︒この点を明らかならしめる分析  

方津として貸醇の徐畳をケインズに従って﹁産業的流澄﹂へ︿ind宏tぺia−ci記已atiOゴ︸︑と﹁金融的流通﹂誘ina宍旨−  

︵態針山  

Ci岩u宮i05︑どぬ分けることが便意である︒しかして産業的流通における預金のみが経語産出に対して回転するに  

過ぎない︒投資及び滑噂絶交出︑従ってまた鼠民貨幣所得を決癒するのほこの預金の太さとその所絹速度である︒   

かくて先に触れた外国銀行預金が国内預金に移った場合︑或はこれ位反し反対の方向へ預金の推移があつた場合  

掩支出即ち貨幣所得に及ぼす影響を抵毯する辛がかりを与えてくれる︒即ち外国銀行預金︵外国私人を含めて︶ほ  

主として金融的流通に止ることの多いことは谷易軋摸せられる︒勿論財及び労務の輸出に対する支払いに用いら  

れるであろう︒しかしそれらは恐らく国内預金よりも極也て遅い割合で受領著に対して回転されるであろう︒それ  

故檻外国所有権より国内所有機への預金の推移は貸幣供給を変動せしめないが︑もレそれが金如的流轟より産業的  

流通への変動となるならばハ′掩支出畳従つて国民貨幣所得に増大的影響を与える︒反対に国内所有権より外国所有  

︵註9︶ 榛への推移は線少的となる︒   

(7)

しかしながら′かかる変動ほ普通正当賽酪の流動性並︑び檻投資機会を左右する・多くの条件笹厳存するこ.とはノいうま  

でもないが︑常に表的には資本貸借の取引塾にも頗るのでぁる∵し町粗還る条件空々分析することは仝く投  

資の療諭全体にわたることとなり︑ここにかかる広範囲な問題を論ずることほできない︒しかし国際間における資  

本取引の性格が国内の貨幣供敵意並びにその流通速度︑換言すれば国内の投資並び転消簸の総支出率に及ぼす影響  

についてある概念を規定することは可能であぺ必要である︒そこで次に資木取引の型が絶交出に如何なる影響を  

︵証1〇一  

及ぼすか︑しかもその第一次的教典についてのみ考察する︒  

琴l︶C.Pい只ind−eberge⁚n−e⊇a−1︒邑sh︒rt・訂rB M︒く嘗entS・−冨ごP・松井栄一罰国際短期資泳移動翰二大貰  

︵2︶R.F.Ha賃Od∵訂ternatiOna−EcOnOm州esこ¢∽昔pも甲L冨  

汐    ︵ヱ≦ner︸Canada>s謬訂nceO=n−ernatiOna=nd註tednes功・−⁝⊥¢−:≡P遥  

︵4︶句MacE毒こ已erna−10na−and−訂2p−iOna=ncOヨeMu琵p−ierこ¢竺︸P・−ひ=00tnOte−    ∵    ︵ヱSeeJ■M・雷ynes︸A曽e畏seOnMOneyこ¢芦ざ⁚・pp苧∽u  

︵6︶只ind−各erger∵bid●p・邦訳前掲三一1二貫  

なおここに於て注意すべきほ︑キンドルバーガーが外国銀行預金というのは︑純短期対外資産を苦味する︒純短期資産ほ  

対外短期資産マイナス対外短期負債である︒   

︵7︶只ind︸eb誓ger ib山d p● 邦訳三三京  

ケインズほ整環約流通を崖常琵田︑分配︑及び交換の正常的過程を維持し︑又生琵諸要素が生産の最翫より消扱者の満足  

に至るまでに訟行する種々の童筋に対して彼等にその所得を安弘う業務のことであるというのである︒  

亦金融的琉温を資琶に対する現存の権利を保肴し︑亦賛換する︵琶実の噂殊化より結果する賛換以外の︶ 葦薪であるとい  

い︑ネの串には株式威引折衷び金融市場の取引︑投機︑並びに経博貯蓄と利潤とな企業者の宇に遼遠する過程を含めてい  

七   雑資茶移動と国際版安  

/ サ   

(8)

三 誘発約資*移勤の霹叫次約数農   

国際政文における盟本物走項目を他の項目から来る単なる随伴現象として苧起せられるか︑或は比較的独立的な  

︵註1︶ 要因として現われるかに応じて誘発的資本移助と自主的短期資本移助と︑に区別することができる︒   

鬼づ誘発的資本移動が第山吹=輿異常膳眉カに及ぼす数暴から考疾しよう︒   

誘発的資本移動.の数果分研に当り︑われわれは︑国宝為替本位︵fi莞d・e誓訂品e賢鼠a邑︶を坂岩する︒これ  

ほ為替相場が短期資金の移動により固定的に︑或は金輸送点に比せられる一定の限界内に維持される場合を考えて  

いるのである︒かくして為替相場の変動︵価格教典︶による貿易晩発の調教を排除し︑資本の移釣のみによつて行       ︵註 

.2︶ われると仮愛するからである︒今8国がA国に対して輸入鑑過となつたとし︑B国はA固からの短期盟金の借入に  

ょってその支払する場合を仮嘉しよう︒この場合女払用具として外国貨幣︑外国為替︑及び対外投資の一一存態が考  

えられるが︑これが総支出に及ぼす影響について吟醸してみる︒  

︵註3︶  

︵−︶ 対外支払に卑官為替が用いられる場合︑これにほ次の三つの方泳がある︒   

︵イ︶ Bの銀行がその在A残高の正常的水準を引下げる︒今Bの輸入商ほ自己の預金を引出してこれで以てBの   

銀′仰の凝A残高に対する請求紘窯見つて∵こ・れをAあ輸出商に渡す︒Aめ輸出帝ほこれをAの銀行において   

自己の預金となす︒この場合においては革における要求払預金が解除される為.その貨幣供給は減少し︑これ   

に反してAにおける外国銀行助定が減少して国内の個人の襲求払預金が増加する︒即ち金融的流通が増す為ぬ   

その平均速度が増大する︒愛するに預金の内外酌移動は薯醇供給最に影響しないのであるが︑国民の総支出の   第二十五巻︒第一屠  

る○只e雫ロeS−T蒜a叶ise OnMOney︶−¢∽〇・pp︒望∽1料・  

︵9︶只ind︸eberge㌣⁝bid・ppO誓1㌣ 邦訳三五1六貫  

ナ川封 L   

(9)

変化を見るのである︒   

︵ロ︶ Aの銀行が不平揖高を増加せしめる場合︑召輸入涌から変払を受けたÅの輸出.商はこれを銀行に売却して  

その要求払預金を増加する︒▲従って両国北ハにその総軍山は変動する︒  

︵男︶ 外国為藤が部面される場合 輸入商は輸入地Bの銀行拍為琴手形を振出し︑これを輸出塊Åの銀行へ売つ  

㌦  

︻託生︶  

せ代金な園放する場合もその賃幣鱗給血び総支出に及ばす影響はは上と遡る.ところなくーたゞこの場合にほAに   

おける所得の総支出の拭少に恐らく先行す.ること七なるであろう︒即ち前者の場合はÅ野面田鹿露点出来しくは  

貸幣供給に貯する影響が同時的︑であるに射し∵この場合ほAB簡唇においては同時的でない︒  

︵8︶ 対外投盗が利用される場合 今羞の輸入面ほA空間固にお√いて上妻される有価.証券を尉入れ︑これ智Åの   

資本市場へ迭つて売り甘′その代金をもつてÅの輸出商に麦払つたとすれほ︑両国の墨瞥供給には何等変動ほ起ら   

ないが︑熱し総支出はこれが為に影響をうけるであろう︒即ち竃の暦本堪場における詐券の糀入によつて苔の輪  

入商ほ資金を顔挙情況漣より金融的挽鱒へ巧打せしめたことになり︑総軍揖ほ減少する︒Aにおいてほそれと反  

対のことが虫ずるからである︒  

以上は貿易牧支項目のアンバランスに臓応するいわゆる均衡化短期資金の移助であつて︑その支払用兵の如何に  

より貸付国及び借入国における貨幣供給に対する影響は典るが︑何れの場合にも両国の給食出︑従って所得に影響  

を及ぼす︒即ち貞則準′㍉の珪相国︵その純対外短期資産が増加し︑或ほその風位が東城する周︶においては始発出  

従って所撞が増大しー借入国・︵その純対外短期負債が増加し︑或はその資産が減少せる国︶においては総支出従つ  

︑士しにJ  

◆   て所得が縮少するのである︒   

この棟に輸出超過が所嘩を創出するというのは︑輸出助との間旺鈍行が介在し︑輸出商から対外襲東棟を拾得し  

九   鞘更茶移動と国際救済  

﹂   

(10)

〕 

〟○   第二十恵桑﹁金一尊  

て輸出品生産薯に必要な国内資金を供給するからである︒かく銀行が外国為替賀劇つて対外資産記留保せん・とする  

意志は為替市場の安定︵闇窺為替剃︶の呑凄を前提とするものである︒著し為替市場が不安定であるとすれば銀行  

が対外資産の増加を好まなかつたかも知れない︒その時は輸出商は直ちに自国輸入商に手形を謀らなけれはならな  

か︑つたであろう︒その時輸入商は手形購入資金を産発挽通より取出し︑その資金を受け取つた輸出商が輸出品生産  

に使用したとすれば︑国内的に・は産米流通に変化がない︒従つて所得が変らない︒輸出為療の供給増加は単に輸入  

腐にそれを需薮せしめるに充分なだけ外国為替相場︵支払塵助定︶を下落せしめるに過ぎない︒かくて為替相場下  

︵註6︶  

落忙よつて誘電された職人増加が直接自主的輸出増加を相殺するのである︒それ故︑にマクラップは輸出が所得創出  

的である為の条件として安定為替剃の存在を強調すると共.に貿易収支に基づく誘発的外国貸付を﹁融通的j・︷accOm  

m︒dati最︑貸付と呼ぶのである︒即ちこの対外貸付の渾泉をなすものほ外国に対する要求梅への自主的常襲では  

たくて︑輸出商の如き対外資産を売却せんとする柴潜と交換に国内盟金を供給せんとする為の対外残高てある︒稀  

には輸出聞白身暫ての問その対外要求権を保留し︑他方輸出品生産に対しては︑遊資︵保歳︶から︑或ほ銀行からの  

借入により流通する︒即ち資金を金融的流通よ′り取出して藤堂的流通へ接ぎ込む︒しかし普通は銀行︵為替安定盟金  

を含めて︶の誘発的貸付による︒かかる誘発的貸付をする劾機に基いてマクラップは資金を三つの翼型に分ける︒  

︵イ︶銀行が外国為替手形或ほ対外資金の供給増加に困る内外利子率の差益︵或は相対的利潤︶を利得せんが為転   

輸出商より対外要求塵証券を質入れる︒︵こ 銀行或は為替発着が将来為替相場が安定の枠を越えない数ポイン   

ト上昇する︵他に復す右︶まで眉持する︒︵ハ︶ 為替安定資金或ほ中央銀行が外国為療相場の下落防止の海員入    ︵琵7︶  

れる︒以上の申︵イ︶ ︵ロ︶の動機は共通であり︑為替手形の場合には分離し難い︒︵ハ︶のものはこれら機関が   

市場が好転する▼まで保留し︑或ほ金に攣且るのである︒  

(11)

はじめて見られるもので当番国の森泉出に影響を及ぼすことを見た︒  

省 鼓︹1︶岩a什FFp一ib叫d−pp・−望YL−ご  

賀u旨s価∵ibid●S.忠心∴邦訳前掲二〇五貰  

以上われわれは誘発的魔靭資本移動がそ 

へ註8︶  ︒  

賞以下参府︶  

︵2︶Machfup−ibid●pp・−巴1ム串   

溝資本移劾と国際版痩   ヌルクセは短期資本移動を日違的と誘発的とに区別し′ている0誘発的資本移動は短期資本移動に限られるが︑自重的資本   移動ほ短期資本移動に限られない︒むしろ屍期資凍移動を自童的資茶移動と笥徹してよい︒勿論矩期饗茶移動のうちにも   自主的資本移動に含まれるむののあるこ︑とほ後述の通りである︒なおヌルクセも述べている様にこの両区分群の聞に厳哲   な琉界輯を親し得ないもののあることを注意すべきである︒更に誘発的という富夫についても二早注意すべきことはマク   ラップのいう如く商品の輸田入との関連において生ずる﹁所得の変化から濫撰誘鞄された特別の悪味を有しているのでほ   ない﹂ということである︒  

S.En村e andく.S已e岩︸ぎternatざna︸EcOnO日ics−芝やもpJ−崇Tl料  

エシケ及びチビフは短期資本を貝毒的と均等化とに大別する︒均等化というは拾かも個人が踵簡約安田が経常的収入を超  

過する時借入或ほ過去の蓄積の引田しに相等するものであると︒而しで均等化短期資本移動と金の移動との合計額が国際 ︼〜  

敬愛の不均衡を示すものであるヒサる︒なお彼の長期資凍勘定の変動転も均等化艶本移動として作用するもののあること   を認める︒即ち置常勘定収支ゐ不均衡に誘発され笑ものをいう︒それは恰も個人が経常的放資の不均衡に際し︑その肴す   る不動蛮を処分する如きであるという︒従ってかかろ場合は緊迫感直のみ起るのである︒   なおここに注意すべきことは均衡為替相場判定の基準たるべき国際収支の均衡項目に誘発的資本移動を含めることについ   てほ異論がないが逃避資本な均衡項目に含めしむべきか否やにわき異論がある︒⊥田中金司︑金茶貯の回顧之展室三克   貸付国に増大的に借入国忙縮少的に  

一︼   

(12)

人3︶LA・get巴e㌘TheTransfeりPrOb−e眉in︷︿Readiロ協int訂穿20壱Ofge岩atiO邑→rade﹀二⁝p﹂讐  

メツラーは安弘方法を規定しているヤ︵こ外国鍼筒が引mされる0︵=︶金の輸送∴三︶受取国の鑓行が安弘国の銀行に  

際掩を設定する︒  

︵4・︶EHs宅○旨ニbid・憎・望∞外国為番手形を銀行に売ることは妥求払預金を創椚するこjであり︑銀行から為替手形を買  

うことは要求払預金の滞少である︒  

へ6︶官ach︼upこbidpp.−だTL器  

︵て︶ll︶声pやiO−−t∽  

只ind訂ぷeエーid︒牒・邦訳九−表罫   し  

キシドルバーガーは国際短期資本移動な均衡化equi謀邑i讃︸投機的00peCu琵i扇倣管宍○琶e及び自重的a已OnOI宝uS  

の四っめ数型に区分する心均軸化資森移動は国際版安の他の諸明日の変動より直接に壁ずるもので︑貿易信閂安定資金︑  

長期資金の対向酌矩期賓企を含む︒これはマクラップの蕗籍的資金移動に包含される︒  

次にキンドルヾハーガーはマクラツ外の︵イ︶の動機に相当するものを収益婚期資本移動︵ロ︶の動機のものを投機的資茶  

移動と呼び彼の均衡化婚期褒茶移動より区別してい・る︒彼によれば収益短期資茶移動とほ国内債幣苗場にて鍬碍し得るよ  

りもより高き牧霜率の追求をその直接的動静とザるものをいうとめ定轟からも解せられる様に︑マクラップの︵イ︶の動  

機よりも広範囚の▼即ち自主的動機によ渇ものを含むのぺぁる︒またキ︑ソドルバーガーは投機的躇期資茶移動を定塾して外  

国兼替の価搾の変動もしくしは変動の見込濫より刺戟さるるものをいうのであり︑百草別路勅と異なるのほ壷門約投機顎者  

により安托さるる点に讐しであるといつている点からもヤクラップのごこの動機に準つくものより広範囲のものを含む  

ことが琴ぜられる︒さればマセフグブはこのキンド小ルバ﹂ダーの分顆に対し次の如く批評している︒﹁しかしキソドルバ   

ーガーのこれら二つの顆塑軋ほぉれわれの誘発的或ほ融通的慧移動よりも多く打ものを含む︑何轍ならば明らかに利子  

︵5︶只ind冒erge巧ibid.ppト竺ヂ十巴  

撃手玉億 艶二号  

一二  

潔誹瑠璃苺湖瑚濯点描頒鶏   

(13)

率の差或ほ為替相場の変動に窮する期待は国際収支の変化以外の他の事情に段嵐するもめもあり由るからであるて利子率  

′︵或ほ証券価格︶及び為替相場の変動が国際収支の他の詔項目の変化によつて生ずる範蘭においてのみキンドルバーガー  

の牧石短期資茶移動と投機的周期資茶移動とほここ転われゎれのいう誘発的︵融追的︶資茶移動のこ甲登形成する︒﹂  

人民acEup︸Ⅰ已ema票Onai tra紆andnatiOna=ncOmep.−00∽f00nOteこ 

なおキンドルやハーガーの日蓮的短期資茶はわれわれが後に開放とする日童的資茶移劫の脚部に含まれる︒   

︵8∵所得教具分析の条件としてメツラーも釘付為替相場を仮定す藩のであるかその璧還は貸付国及び借入国の何れの国の通  

貨単位でも両国の単位として用いることができる︒それ鮒に投資及消彗数蔑を焚付国甥常にて与えられ得ると遮べている○  

MetN訂r︶ibid∵pp●−霊l−  

四・員量的費療移動の霹り次約助長  

ここに﹁自主的﹂資本移動∵つa已OnOmO蔓﹀cap首im℃完m2罠s︶というのはマクラップに従って次の如く定  

︵註1︶  我する︒国際収支の腱の項目濫おける変動の結典ではなくそれ肖ら独立変数である︒この点においてヌクル︑セ︑エ       壷甘︶  

当る︒しか  ンケ及びサレラの買主的短期盟本捗励にしここにおいては短期盟本のみならず長別資本をも含む︒また  

︵註3︶ 

その動因によりイヴエルせンが﹁実質的﹂資本移動︵へぎaマcapi邑m︒諾mentS︶と呼ぶものに登る︒  

自主的資本移動が当事国の貸幣供給︑流通速変換言すれば総支出に及ぼす第一次的劾具は自主的資本取引の性格  

と資本取引に対する自発spO賢aneOuSJが貸付国と借入国との何れの側から始発したか︑或は両方にあつたかに影  

響されることが大きい 

の問題と似ている︒盟金の供給︵資産の常襲︶と資金の需襲︵資産の供給︶とが貸付国と借入国の両方にその意志  

がある場合にほ︑資本移劫の第山吹的国内家出に及ぼ▲す効典が汲も大であることはいう針でもない︒そこでかかる  

純資茶移動と国際収支   〟三   

(14)

撃手玉巻 第仙骨ノ  

/   

一四  

朝良からマクラップほ首主的資水移動をその形態転従って資金に対する自発が両国のどちら融正あるかをシソメト  

︵註古︶  

サカルに排列し︑その教典を吟味している︒  

次にマクラップに従つてその第一次的消費及び投資支出に及ぼす数奥について考察しよう︒  

一環一次的消費煮出教典   

︵イ︶ 片韓的支払の場合   

賠償金︑贈与︑技勒資金威ほ利子︑利潤︑借入元金の支払の如きものが考えられるのであるが︑これらのうち葡   

三者は普通由放資金の形態痘とる︒これらの資金が小所得階層に対する諸税を通じて調達されたとすれば安弘国   

における消費支出の減少することは確実である 

消費表出とほならないだろう︒他方受救国側に即何なる彪響を及ぼすであろうかはそれの利用方法如何に依存す   

る︒財政凌出として使用したとしてもそれだけ確実に支出増加となるということはできない︒何故なれば受取資   

金が国内における借入の返済に充てられ消痺支出水準に影響凌及ぼさない場合もあり得る︒もし受取資金が課税   

軽減補充の為に使用された場合には︑消費支出増知となるであろう︒しかし減儲が小所得階級になされた場合の   

みである︒  

次にこれらの仙方的安弘資金が民間の手で行われた場合を考えてみる︒藍本輸出者が一方的衰払のため対外賓求   

極∵購入に充てる資金を国内における彼の未決済貸付回収によつたとすれば消鱒女出を縮少せざるを得なくなる   

であろう︒一般に賠償金︑贈与等の如き非経済的目的のための貴弘︑また民間澄金であつ.ても元金︑利子等の期   

限の定まつた一■方的支払は資金供給の弾力性のないものであるから投資及び消費支出に対する蚕食となる可能性   

が大きい︒  

心Y   

(15)

︵イ︶ 外国資産併有への常襲の場合  

外国資産に対する需要が積極的となると国内投盟に代替し︑.国内投資は繰返する︒しかし乍ら金融綬慢な時代に   

は外国蛍産経得資金の大部分ほ遊魔としての要求払預鹿︑或は銀行の虐用創出に基く静付から来るであろう︒こ   

のことは利子率を引上げることなしに行われる限り国内の毎期の投資は何等減少を見ることにならない︒   ︵P︶ 双緒的資本取引の場合 

稜々取引の場合に応じて教典も異なる︒資本貸付磨がその資金を国内忙おける未済交付の回収忙よつて調達した   

場合には︑第一次的消費支出の波少が見られるであろう.叉薯本選避の場合に見られる如き資本輸出ほ︑それが   

﹁火急﹂︒u毒2ntごであるので国内投資の制限を見るのみならず資本家の貯蓄性向も亦著しく高まる場合には第  

一次的消乳支出も亦著しく減少するであろう句しかしか1る逃避資本の流入国においては︑かゝる資金は貸付国   

側の所有にかかる掩新資金︷金融的流通︶の状態にて保有されるから消費並に投資支出に影響することが少い︒  

勿論銀行の流動資金ほ無尽蕨ではない︒従って投資と貯蓄とが均衡している状態を仮定し︑そこから試論を出発  

せしめ︑而も外国資産に対し躇統的新規轟要がある場合にほ︑早晩国内投資の減少を見ることになる︒  

上に見た如く仮定の加何により資本輪凪が直接国内麦出払及ぼす教典を予想することが可能であるがいマクラッ  

プはそれは結局必然ではなぃとなし︑外国の反作用を含めて次の様に批判する︒月売約外国貸出第一.回賦払金が  

組敷準備資金から支払われたとする︒変額国において投盟増加←所得増大←貸付固からの誘発的商晶輸入となる  

かくてこれら誘発的輸出により自主的資本貸付国において次のごつのことが起る︒∵つは自発的資本流出により  

弱化した鈍行準備状態が誘発的輸出品の売上により補充される︒碍二にほこの新規の誘発的輸出を通じて生ずる  

資本移動と国際収受   妄    二 第一次的投資支出教典  

(16)

戦   

﹈六   

欝十五巻 琴山男  

所得により誘発的貯蓄が発生する︒この貯蓄の増加は国内投資の一定水準を何等素食することなく摘も自発的嚢   

希輸出の相続的敏弘を可餞ならしめる︒ 

︵こ この場合は受領国例の投饗を増大する可鏑性最も太である︒苦し直接投資は軍曹国農本貌の管理7に也るか   

らである︒財の形態として自国から直接トランスファーされる機械︑或は海外から輸入される施設以外の︑直接  

投隆盲金の大部分は借入国における計劇増加となる︒但し︑直接税資の警最澄財として蹟按輸入されるものほ 

第﹂次的支出の附加とならないことを注意すべきである︒  

︵︵︶ 値段対外貸付及び直接外国借入の場食  

この歩合は盟本取引に対する意図が貸付国及び借入国の両方にあるが故に︑愛領者が借入金を支出に利用しない  

ということはむしろ例外であろう?∴しかしながら政務外国借入ほ賢領国の金融苗場に投資し縛る資金として放出  

してもゃ壷接経常的投資に役立たない︒単なる倍替の為に剖確ぎれることも李え得られる︒   

勿論借入国において利子率笹神力性があるがあまり流動性選好に鱒刀性︵授椒的動機の為粟野ヤ持残高へわ需要︶  

娘恕く︑隠も資本の眼界数率に充分な辞力性がある場合には瞥海外からの最初の受領者が必ずしも直接投資する  

とほ眠らない︒しか七倍入資金供給の増加が遊資的托勧職残高を余サ増大することなしに︑利子率を低下せしめ   \    待たとすれば︑資金の東部分が規緊の投資に使用されることほ.擁実である︒?クラップほこれらの仮窟からすれ   

ばこの様うに借入資金の投肇化は必然的緒典ですらある︒がしかしこれほ余りに多くの条件に基くので実用性踪   

乏しいい√とう︒  

︵︑ニ︸︑資本輸入が貸付発と借入者との間に演技交渉のない場合  

盗本の流入ほ証券陀対サる外囲冨琴甘皮作用である︒借入国における証轟完御者はその売坤資金を資産け代りに  

磯雄溜棋譜隷琉球髄覇親機翔識薄頗闇盈   

(17)

泳動資金において保有せんとし﹁濁実投資の危険を冒して投資を敢行せんとする潜がないやかりに硬質への常襲   

があるとしても鈍行が借入差耕を吸収することもあ驚かくてマクラップはそれ故に自轟的資本移動のすべてが   

借入国における投資の増加となるものでないというのである︒   

外国人正よる証券の購愚が率券売神国即ち資本輸入国において.婦一次的投資支出の増加となる︒〟つの方法と   

してマクラップは株式取引所の反作用をあげている︒令株式市場が海外からの証券需要の増加に順応し.叉株価   

の鼻勝は新投資の為の新規証券発行を促進することになり︑叉資本の利漸制裁を通じて消壁支出も亦増加する可   

能性がある︒しかしその可能性め程度並びに慮につbては確言し待ない︒  

∴ホ︶ 外国証券の売血が資本輸入国に於て自発師である場合   

白茶的外国資産の売卸が国内投資と結合する場合ほ勿論i︑隠野及び資料計場の状態に依存するのであるが︑非自  

準則外国証券の売叫の場合に比して非常に多い︒人然し資耳輪出国における投資及び消轡産出に及ぼす教典は全   

く不明である︒︶  

︵へ︶ 外国市場における新規証券宛行の場合   

この場合には借入資金が資本輸入国における国内投資化することはほぼ櫛英である︒蛮し資本輸入国における   

金融市場は外国証券の新規発行を刑戟するに足る桂壁に綬慢なる状態にあるのが普通と考えられるから︑蛍本輸   

出国にお︑ける投資がそれだけ圧迫をうけるとは思われない︒以上めことをマクラゥプほ次の様に要約している︒   

︵l︶国内支出に及ぼす数奥の可能性の最大なのほ自発椚資本輸入国である︒︵ヱ檻接投肇がなされた場合には︑  

投資国の投資支出と最も臆結し易い︒︵8︶他の多くの場食にほ盟本移動に起薗するシ 

貸組織に吸収せられ︑第∵次約定出に大なる影響を及ばさない︒かくて自主的資本移動が︑程度の差があるけれ  

山七    純饗茶移動と国際版安  

(18)

ども︑第一次的投資及び消費支出となるとは確言し如い︒  

琵︵1︶己acllど廿︶ ibid︐p●忘○   

︵2︶2u旨seこbid●S.誓至∴E●En粁eandJ●D●S巴eraこbid●㌣−霊  

エソケ及びサレラは目蓋的短期資本移動をは︑他の輪番と同様国際収受の状態と無関係な移動であることを避べると同時  

に個人の窃合に瓶推して次の如くいう︒傭人が彼の遅滞吸入が荏常変椚に等しいにも拘らず短期資蕃を借入れる較なもの  

であると︒   

︵3︶才ersen﹀AspectsOf㌢eTFeOryOfge⊇atiOna−.Capita−MO謡mentS.忘∽∽p.岩  

冥質的資凍移動というのは﹁資茶がその過剰なる国から乏しい国へ後者に行わるるより買い利子歩合を網続的に利用せん  

が為に移動する﹂と述べ︑これに反し資兼が乏しい国から過剰な国へ逃避する腎禰をも実質的移動である止いうのである  

何故なら﹁馬琴課税邁甥の価値低下︑政治的應匪等の危険を回避やんとする素顔と最大可餞の牧益を獲得せんとする願克  

とは二つの異れる動機濁しくは二つの互に矛慣する動機でさえもなく同じ計虚の二つの様相に過ぎない﹂か打と云うのブ  

ぁる︑これに対してマクラップは︑資溶逃避を琴−の動機はより置き放名率を挺碍するよりほ︑むしろ危険を渇けるにあ  

る0﹂  

かくて逃避資本の動機を価値曝蔵となすのである︒しかし何れ忙してもイヴユルセソにおいてほ実質胡資本にマクラップ  

においては白全的資麻に属せしめる︒  

∵    五 自主的安藤移掛と誘発駒象本移動との交流並に相殺の問題  

これまでわれわれほ自主的資本移動と誘発的資本移動とを全て別個の独立変数として取扱い︑貸野供給絶交出払  

及摩す教典正ついて考姦して来た︒その際達した結論は眉主約資本移動の数及ぼー澱的に確言し難いが︑可能性あ   第十五巻 第山召  

︼入  

(19)

りとすれほ借入国において絶交出が増大するに対し︑貸付周忙おいてそれらが減少する償向がある︒これに反し誘  

発的均衡化虚期資森移動の教典は貸付国忙おいて増大しぃ借入国において減少する傾向があるということであつた︒  

かく七問題確て自主資本観甜と誘発的資本移劾との交流の有無と︑二︑交流ありとした場合それらの二つ.の流れ  

が相殺さるべきか︑また相殺した場合その数典も当然中和されるであろうかである︒先ず錯∵の点から奇祭しよ  

うっそれには自主的長期盟本濫伴う購買力が如何なる過穣を経て貸付国より借入国に移転するかを見ることにより  

︵註1し  

辛がかりを得るであろう︒オリーン及びオサーンを祖述するイヴェルセン等に従ってその機構の大箪を窮うこと乾  

す︑る今︒A国がB国において自主的に長期貸付契約を締結し︑A国ほその借入金のうち直ちやB国資財の購入支払  

に充てた機種を︑B国の銀行預金その他の資産として保有したとすをその限りでほノB国よりA国への長期盟本の  

移動と共転Å国より8国へ対向的短期資金を一風付けたこと笹なり︑づ時的にA国の長期借入が反対方向への誘発的  

均等化資本移動転より相殺されたことを意味する︒しかしA国は必要に応じてその借入金でR国においてA国宛又  

は筍三国碓為替を買うか︑或はA国又は第三国にてその借入金を以てB国宛為替を売って盟巧の支払に充てる︒そ  

の結果B国において外国為替の需要ほ増加するか︑﹀或は外国に於けるB国宛為替の供給が増加し︑∵その為にB国為  

替相場︵外貨建︶は下落することになる︒速き将来ぬおいて回復すると予想ざれる限ケ︑投機的短期資金がB国へ流  

入する︒しかしこれらの短期資金の流入がA国による寧国肇常の供給を相殺するになお不充分で︑B国為替相場の下  

落が止むこ︑となく︑国内経済に与える影響が大となれば恐らくB国中央銀行は公定割引率を引上げるに至るであろ  

う︒それ忙応じて市場利率滝亦上昇するならば︑金融市場と為替市場との間に炎然不均術が生じ︑従って為替の現  

物相場と兜物相場との開きが軋国に於ける短期利率と怜貴による新しい利率のぎに適応するまで諸外国よりB国へ  

短期資本の流入が行われる︒長期資本の流出はそれ自体長期利率を上昇せしめる傾向をもつのであるが︑しかしそ  

一九    純資森移動と国際収支  

(20)

第二十五巻 第一葛   二〇  

れの如何に拘らず短期利率が上昇する時は︑証券価格が下落する︒その為に国際証券相場の敦窟の為の短期資本が  

流入する︒   

発し叔上の様な銀行利率の操作に伴う誘量的短期資金の掩入によつても貨幣的均衡に達しない場命に金の流出を  

見るか︑自由為替制においては︑為替相場の下落を見ることになる︒金の流出或は為替相場の下落の過程を経るも  

結局価格効鼎によりB国の輸出の増加輸入の減少をもたらし︑由際収安ほ著しく敬啓される︒それによつて均衡が  

回復されるならば金の流出ほ止ヒみ︑為替相場は旧に復し︑銀行利率も引下げられるであろう︒従って先に入つた外  

毘短期資本もそれぞれ外国へ引上げられる︒結局最初にÅ国へ貸付けられた貸瞥ほ念流出に相等する部分の外ほ︑  

結局B国け輸出商の手に入り︑それによつてはじめて瀬野的安定状態に達するのであるが︑それと共に資本移動の  

過程は完了する︒  

以上ほ購買力移転械棒を概観したのであるが︑この機種の説明に見られる長新選本と短斯資本との交糀が事実に  

おいても第一次大戦前ロシドン南場にお・いて対外長断食何が行われると同時に︑他方各線の短靭資本の流入が均衡  

劇転作用し長靭資本の移砥を円滑ならしめたのであつた︒   

かくの如く自主的長期資本と誘発的短期資本とが錯雑として交流し︑それらの変化が結局外国残高の変動として  

洩れると想像されるのである︒そこで問題は自生的長期資本移動の取引があつた場合に︑せの顔がそのまま購買力  

或は貸弊供給澄と軍機し得るか︑それとも誇発約均衡化短期資本との差叡を臥て貨幣供給農或ほ購買力乃至稔貨出  

の変働と濱撤すべきかの問題が掛る︒換計サれば﹁瞥資本移動を如何に解すべ計かの間警ある︒   

キンドルバーガーは短期資本移勒が貨幣供給及びその経過速度に及ぼす影響を︑純短新選金の変動となし︑純蛍  

︵註仁一し  

本移動を対外扱高との差引額であるという﹂   

(21)

ハーバラーは長崩資本移劾と短軸資本移動との問に密損な関係のあることを認め︑長期資本移励と矩靭資本移動  

との差引撃尚のみを国際収支に記入せねばならないとしノて︑次の様に説明して 

との間に密接な関係があり︑そして鮎分的に細立正相殺し合う︒従ってことに表われる儲がそのまま外国の安弘手  

段に対する需穿或は供給を意味するのではなく︑それ′は市場における絶ての取引の残高によつて定るのである︒例  

えばドイツめある企糞が三 

替而場に供給され︑︑乃至四千ガマルクが新寓穿となることを意味するのではなく︑ニューヨークの銀行において一  

千万ドルの預金がドイツノの企東泉の為に認められ︑ドイツの企柴家1はこの預金を必要に応じて使用するのである︒  

従って一千万ドルの長期の債務に対して一千万ドルの短期の預金が成立する︒而tてこの過程が初めて有効な支払 

手段供給となりて甥われるのであるが︑しかもかかる短期の預金の申使用される塀だけが甥われるのである︒︵反対  

に党づ短期の債務が成立し︑企業または公共団体のかかる短期波線が昇靭の債務の発行によつて後に処理ざれるこ  

ともある︶︒かくてハーバラーほ長期資本交遭L短斯資奉賛通との差引残高のみを国際収支に記入すべきであると  

訪3︶  

なす︒而してハーバラーは短期資本交通として︵−︶当座勘定取引における白国預傘の増減︵及びその反対︶︒︵2︶  

外国為療の保有高の変動︑︵8︶その他の商業偵頗の残高の変動を含むのであるから︑資本移劫には外国琴曲の変  

動を包含すべしということになる︒これに射しヴアイサーは純憧備に銀行の外敵鴨行残高な含めないのであを︒ま  

たヌルクセは長期的資本移効の貿易収支並軋所得に及ぼす効奥を見るに当り︑外凰耗高を包含する説に強く反対す  

竃︒即ち彼は次の如く童隠するのである︒賓本移劫ほ国際収支申における飽くまでも独立的な決定重囲として見な  

ければならない︒それほ国際収支の他の諸項目の太いさを左右するカを自ら生ずるものである︒しかるにこれと反 

対症所謂﹁国際収支説翰者︵へ︷Nabどngsbi−an浮be罵etike3ほその時々に可純なる資本移助の欠いさは国際埠  

二〟   純資本移動と国塵収受  

(22)

/  

第一一十五巻 第一孝   二二  

安の他の会話項目によつて 一 雨も主として︵固定的な︑自然的に与えられるものと考えられた︶為替貿易上の収  

支によつてー.決定せられ︑従って賓本の輸出入はその本褒上単に国際間の商品労務均衡の税極痍互は消極残を示  

すものに過ぎぬとする学説を反駁してヌ︑ルクセは︑蟹本移劾ほ自らこれに相当せる美顔︵Sa−d£を創出するので  

あつて全然受動的に他の諸項目の残余︵Re洛︶としてのみ成立し来るめでほない︒而してこの様な画際収支論者   

め誤解の原因は恐らく賓本移転の統計的方汝のうらに︑監として存すると思われる︒かくて実際的統計的観点からす  

れば︑賛本移動が一の残余項目として︑即ち国際版真の他の諸項目の差損として出て来ることが肯けるのである︒  

しかしながらこのことから経済的匹も普た資本移動の差顔的性格が帰結せられるかに考えるなら成︑それは全く誤  

謬である︒経済的観点からする限り耽述の如く賛本移勤は国際収支申にあつて飽くまでも独立の役割を演ずる庵の  

であつて︑資水移動が受動軋軋決定せられるのは均衡化短期資本のみである︒換言すれば即ち人は﹁天の賜として  

︵琵4︶  

輸出超過が現われるまで﹂資本移励の出現を待つ必要はないのである︒   

しかしこの問題はヌルクセのいう如く資本移転を温暖疏計的に算定し得ないから︑統計的に鞘堂し得る貿易撃偽  

より間凄的に資本移動を求めんとするところに誤解の原因があるとするのは当らない勺純資本移動を尋ねる根拠は  

かかる実際的︑統計的或は便宜的な点にあるのではなく︑ヌルクセ自身強調している経済的概点にあるのである︒   

資本移動の所待効典を問題にする限り或瞳の為替固定制を前捷すべきであり︑しかる時ほ長期資本移動と短期藍  

本移動′との交托が行われることは既述の通りであるゃかくて対外長期資本.壁付着による外国資産に対する需要は銀  

行の在外残高によつて相殺される︒即ち鈍行や投棟梁者が自主的資本輸出者により新しく需要される外国残高を供  

−㌧1∴−  

従つてヌルクセが資本移勧が国際収支の他の譜項目玖大いさを左右サるカを自ら創り出すという時︑それほ外国   

(23)

⁝関短期資本の移劾と同時に絶交出が貸倍国たるA国に於て増加し借入国たる8国に飼い︐て縮少することはない︒  

輸入肉がその輸入資金を銀行からの借入によつて調達され︑それが輸入契約と同時に輸出商宛に送金されるなら   残高︵短期資金︶変動を考療の外虹おくも′ので︑由実を無硯七たものと・いわねばならない︒それでほ対外貸付阻お   ける白主的変化が誘発附変化によつてバランスされるこ・とは︑貸静供給及び所得に及ぼす前者の効泉な後者のそれ   でもつて全く中和すると考えていいだらうか︒マクラップほ常に全く中和すると想像することほ誤りであるとな  

し︑それほ外国資産に対する国内熟要の自主的形態即ち対外貸付が人イ︶遊資.六p︶銀行借入︑︵ハ.︶国内投資      ︵琵 

ク  

6︸   ︵−こ二滑螢のうち何れの犠牲において行われたか軋依存するというのである︒︵イ︶ ︵ヱの場合にほ借入国側か  

らめ撥ね遮りを別とすれば第∵次由国内昔流豊装る︒詳掌れば︵イ︶の場合自主的に対外貸付差  

さんとする者が自国内銀行に廃有の流動性資金を取出し銀行より在外資金を謀り受ける証券転投資したとす驚  

こめ場合にほ従来遊資として産業的流通に・入り込まなかつた資金が引出され︑銀行の在外残高と交換に銀行に手渡  

される︒これによつて国内的には︑たゞ金融流通に所有権の変動を見るわみで産業的流通に変動はない︒︵ロ︶の  

場合には対外投資者が国内銀行から資金を借り︑それで以て銀行の在外喝罵を争に入れるのであるから︑澄枝塵菜  

的流通に変動は起らない︒これらに反し︵ハ︶ ︵ニ︶の場合の如く国内投資及び消費支出の変化が国際牧真の道調  

と結合するならば︑国民所得にも影響せざる︑を得ない︒例えば資本遊避に於て見られる如く︑経済外的原因に其き  

一時的に.多顧の対外盟産に対する霹襲増加が現れる場合には︑対外資産常襲着日身投資或は消噂支出を削減するか  

或は他の薯をして投資並びに消費的支出を節約せざるを得ない方放で︑必要盟金を調達する場合に生ずる︒   

誘発的短期盟金についてもその移動と同時に稔支出に影響しない場合がある︒例えばA国の輸出者が蓋国の輸入  

簡に個人信用を与えた場合ほ︑A国からB国へ誘発的短期資金が与えられたことになるのであるが︑しかしかかる  

純資腐移動と国際収支や   

(24)

する何ものもない:⁚・⁝・﹂といわねばならない︒  

契1品・〇Einこnter屋iO邑andHn−er邑iO邑→邑eこ冨㌣計・麗車み害CL責S2nこbid●pp●莞薫1皐ヨ   

︵乳︶只i邑ebergerこbid・p・−¢及びf︒︒t邑e﹃ 都訳二六買及びこ入貢脚注7   

︵3︶′G・謬b2旨rDerin−er邑iO邑e旨nd掌−名㌘松井︑免倉訳国際貿易論上巻三〇・1三嘉   

︵4︶ウFユ品eこbid・Sの・﹂Gl諾 邦訳七〟−≡貰\   

︵5︶M習Eupこbid.pp.−誤−ア  

EI訂喜rtぎibid∵当甲銀行の在外残嵩の増加は結果として外国銀行に対する短期資金の増加を示す︒   

︵6︶︸bid●pp・−当1¢   

︵7︶︼bid・p・︼0000抽つOtnOte−  

外国電嵩或は他の資歪が海外及び消蟹安田に膨響を及ぼすことが考えられる︒而してこの外国の輸入1誘発的輸椚を通じ  

て1礎ね返しが国内の所得に及ぶかもしれない︒   

︵ヱP・P宅geこnter邑iO邑sFOrtよer針capi−巴MO完men訂・inニEcOnOmica㌦一2ew琵首︸邑・言p・冨−釜   軍手荒巻窮妄   二四   ば︑国内賢ける座薬的流通は輸入品がお国市場で売却され︑その売上代金が鬼の借入金の返済に充てられる時に  

︵註8︶  

初めて収縮するのであつて︑誘発的短期資本の移動の第一次的訝展ではない︒  

かくの如く自主的資本移励にしても︑亦誘発的縛期資金移動にしても︑それらの産業流通に及ぼす効果が発現さ  

れない場合があるから︑望的資本移警霊的資本移動とが相警れると㌫然それらの教典賢いても嘗和さ  

れるものと推定することは誤りである︒従つて日章的資本移動の効典をそれ自体を第一一次的ぬ支出効典と見ること  

の華当で庵いことは勿論であるが︑叉曽主駒瞥本移動と誘発的軽本移動との単なる相殺を以て第表的稔支出効果  

と見ることも充分でない?  

︵註9  

さればマクラップは′﹁自発的資本移動と投資及び消畢表出の変動との問に閻二性を保証 ︶   

(25)

大 穂 貫 − 純資春移動と貿易収支  

自主的資本移動と貿易収支との調重機碍をオリーン及びイヴユルセン等のいわゆる近代理論に従って次の如く定  

式化することが・できるであろう︒資本移動︵貨幣姉眉カ︶J投資並に消費支出変動l国際収支均衡回復   

右の様な機械が究結する一つの革労な条件は︑資本移動︵貨幣購買カ︶と扱資及び消費の支出額の変動とが同一  

であることである︒この条件が発きれない限り所得以下の系列が予定きれた様に完了しない︒貸付国において国内  

投資及び消費支出が減少し︑その結典所得が縮少し︑他方借入国払おいて投資消費の増加がその所得を増大せし也  

た後においてのみ貸付国が国内輸入の減速と借入国かちの搾発的輸出増加を見るで計ろう︒しかるにわれわれが前  

節に達した結論からすれば︑資本移動と総支払との関係が必然であると警己難い︒換言サれば資本移動に貿易収  

︵註1︶  

寛が遺産的に自己を適応せしめるとの論理的必然性がない︒   

それでは投資及び消費支出と必然的関係みる資本を如何に解したらい′いか︒マクラップは自主的隆本移動が少く  

︵註2︶  

とも当事国の一方の投資及び消費支出に影響した場合にのみ純外国貸付となるというのである︒   

それでほどんな過程を経て資本移励が純外国貸付となるであろうか︒︑上記の様に貸付国及び借入国においての資   ▼ト   本移動による第一次的総夏出劾泉が現れて後初めて貿易駄変の改善が見られるのであるが︑この改普は少ぐともそ  

の蒜分銀行が最初自虐的対外貸付潜に融通した在外残高を補充することになる︒即甘積極的忙対外貸付をなさん  

とする考に在外資金を与えることによって︑消極的濫屑箱的外国貸付を遂行した銀行が︑今や輸出業薯から輸出増  

二五    純資本移動と国際牧草  

︵g︶MacEupヾibid p・−∽¢  

(26)

かくて﹁また資本健付は外国資産に対する自主的需要であるか︑成ほ誘発的対外貸付︵それは輸出超過から得ら  

れる外国残高の棒掃からな㌔而も外国残高の減少を補充し︑それ以上の結局の﹁純﹂残高の増加であるところの  

もの︶の何れかであるということができる︒而して勿論資本移動という嘗薬を外国銀行残高のすべての変動を示す  

﹁純﹂盟本移動という晋奏でもつて表現させるならば︑その時は資本移動は貿易収支ハ更に厳密にほ経常勘定項  

白︶から生じたと主張し︑且立証し得る︒他方著し資本移動を以て長期盟本移動をもつて表現させるならば︑貿易  

へ註5︶  

収支がそれに克行する資本移動に自己を過食させるということを尤もらしく見せかけた′と言わねばならない︒﹂   

かくて先に示した連鎖は次の様に背き改められねばならない︒   

国内掩支出変動1所得変軌l国際収支回復←純資本移誘  

右の図式と兜笹示したそれとを比較してみると︑′後者にお′いては自主的長期資本移動が連鎖に表れていないこと  

である︒これは旗本移励が国内総支出に栗二次的変働が現われた後においてのみ耗資本移動であつたこと.を確証す  

ることができるから\である︒而も純資癖移動は自主的資本移動と誘発的盟本移動との効果上の差額であ告換言す  

れば外国哉禁絶支出︶の純変動であるから国際収支の変動によつて確認し縛る資本移動が純盟本を表現するものと  

′ 

称 あ   に る 従   貿 0(.つ   易 か註て  

第二十五巻 第︼尊   二大  

加に伴㌢外国要求隠を接待し︑外国残高を増大することとなる︒換言すれば今や銀行が誘発的対外贋付をなし外国  

残高を増加したことを示す町である︒この様に自主的資本愛付が掩支出に如何なる影響を及ぼしたか︵即ち純資本  

として移動したか︶は所得の変動1貿易収支の改善←外国残高の増大によつてのみ立証されることになる︒  

自主的資本移助成はその二部分が純資本移動であつたことを丑証するものほ︑結局増大された貿易残高で   3︶  くて調整過程において純資本移動が貿易収支に追随するという方が確実である︒これに反し自主的資本貸  

︵註4︶ 収支が追随するというのは︑㌔だかゝる可詑性があるに過ぎないというこ︑とになる︒  

(27)

仮定した場合においでのみ︑先の連鎖が竃結するのである︒かく論じて来ると︑﹁自主的資本移動が少くとも当事国   の一方の投資及び消費支出に影響した場合忙のみ純外国貸付となるから←て︑ぞこから出冷する方が正当である︒   し淋し投資及び消痩の変動から出発する時は︑すべて窟本移動は所得誘発的簡易収支の変動賢つてもたらされ   た誘発的移劾として見ざるを得ないととになる︒貿易収支のこれらの変動ほ︑国内投賀来数の理論によつて示され  

︵註6︶ 

るとノころのものに過ぎない︒﹂    先に資本移動の所得並に貿易収支に及ぼす効果分析略︑これを二段軋分けて考察すべきことを述べた︒自主的賀  

春移動が投資及び消費支出に竺次的変動夏ぽす芸やの問題は︑箪⊥段の分析に属し︑われー′11の課題も亦そ  

.こにあ・つた︒今や投資並に消静麦出に変動を及ぼした点から出発する以上︑ノそ準ほ第二段の分析に属するもので︑  

投資乗数理論の課題であつて小柄の外にある問題である︒たゞここ竺冨すべきことは︑われくの達した結論が /.   貿易残高主投資額即ち賓本移動績とが完全竺致した時忙初めで芸資本移動が純資本移動であつたと確言し得  

るのであるから第二段の乗数分析は純資本移動という修正ざれたところの資本移動から出発すべきことである︑従  

つて投資乗数原理の酒勧もこの種うに限定された舞台において演ぜられるのでかるから︑その華やかな演技に日を  

奪われて︑桑屋姦の仕度を見失ってはならない︒  

註︵1︶MacEupこbid・p・−芸 

︵2︶Ibid︸p︐忘−  

︵8ニbきL芦f邑nOteL  

純賛茶移動と国際彼女   銀行践嵩のすべての変動が和資本である︒それは銀行間の預・金のみならずB銀行にあるA国偶の貸借︑及びA銀行にある  

単国民の賛蔭及び負債のすべてを含むのである1   

二七   

(28)

第三+蒜巻 第二督  

︵4︶−bid・ppL岩1だ  

︵5︶︼bid・pp●−忘ふ∽  

︵6︶lb挙O ppトーや丁ふb  

参照

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