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情報と地位の贈与・交換論 : 大工集団の贈答の分 析

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(1)

情報と地位の贈与・交換論 : 大工集団の贈答の分

著者 須藤 健一

ページ 203‑233

発行年 1984‑03‑15

URL http://hdl.handle.net/10502/5162

(2)

第三章情報地位換論

ー 大工集団 の 贈答 の 分析ー

須 藤 健 一

は じ め に

203

日本の贈は︑︑盆︑暮︑節の年や誕︑婚などの通に集

われる︒のたの視は︑にやりとりさる物の分︑贈

の歴史︹有賀九七八九九二五二︺や贈と受間関の特︹大間知九六六︑二

〇ー九︒別府九七三︑二⊥二〇六び贈動機(気ち)()行動

におる意︹夢ooお蕊゜井下九七九︑四〇四九をあにすことた︒調査方

社会は香た記の資料ら親の社

距離地縁︑友の性ことに力点かれた︒またにおいては︑調によ

調を実し︑の契頻度ら贈答行を動る心の分析に焦てらてき

いるながそれの研は︑つきいにな意

ち︑の人間の維にどのよな機かという視のアブμチが

いるとよう

(3)

第二部 社会関係か らみた贈答 204

(竃>qωω)は︑にみられる贈を比し︑るもは︑経済

に価のあ物質にかぎらず礼儀︑饗︑儀︑軍よび

ふくまれるとモー九七三︑二二六つま︑情地位った非

の対になことを指のである︒は︑の技修得

り構される職()の異二者()でなの性

にすこと目的る︒に︑(村落)生活において大の役に︑工集

()のあいだの贈にもる予である︒に関は︑の関に基

︑情()の授受の分かれる︒のたは︑まず

にされ必要る︒に関は︑の新にあげ︑建築()のあいだで展

祝儀唐交を解明すことに論る︒は︑

べきの仕にたいするもの考にも及する予である︒

調は︑両津の周辺村である︒は︑口三である︒

は︑よりの普.ハソジウ﹂()を輩る地て知いる

は︑でうち三に在は︑を除き︑いくらの農(田)所有

ており︑ほとんどの大工がの数日間に従し︑婿四人の大工家の大

地所面積は︑三反で︑の地の農の平に比と少る人は︑

に依存い家の長三男で︑の食いだね﹂らうに大を選んだいわ

る︒の工方(当)︑農や土工事の労それ二〜相当

(4)

る︒ように︑の大工集は︑社会られる大にすり構されいる

く︑なくできる農リ﹂()によって形いる点に特

る︒

の大は︑よばる大つくっているこれは︑務店のよ

の普は︑で作にあ明治年間の地の家は︑てその集の大

て建いる︒これは︑の家ーリウ﹂()よばの専任の大

からである︒のため︑は︑それて家き受

()ことになの制度は︑死者たとに︑つく

たといわいる

第三章 情報 と地位 の贈与 ・交換論

弟関と贈答

におる師いえぱに︑徒弟制度が連る︒の制は︑が弟

に技の教び指の義を負い︑によの労いう

にな︹遠藤九五六︑七六︒竹内九五九︑九六‑九七は︑︑身

係﹂を特いる︒は︑の大の特にしで︑

のあいだされる贈の性を考ことにしう︒

205

(5)

第二部 社会関係か らみ た贈答 206

(1)とめ

工志は︑の大になは︑のもめがの条であ

は︑を卒る春になる︒の大の場は︑のことから

る︒かずに選んだのあいだで話まとるとに弟

()にする﹂の師に挨て了をうる︒て︑に︑の大

のみなづちをいあいには︑の親から

な慣は︑のない︑に住いる棟経験の大工がに選

る︒であを師るとは︑チデシ﹂()なさる︒は︑

からまくる﹂いう世間の目を気にして敬た︒の場は︑のも

た大工をにする︒た︑しがの息にすられる︒よう

に︑の選にあは︑は︑のもで厳つとめをなけならいという

は︑に師の家の日の仕事を聞おぐことる︒

ら︑で朝をすせ︑の道と弁を背て作かうは︑

︒近の大を師にすは︑の朝つとめといる︒は︑

の研の用意ど︑の役を負わさる︒て︑られのみで穴ほること

の仕ら︑つかた︑手斧段階

の荒に削ようは︑の年限が必要である︒

のあいだら弟に︑の技や知ついの細ことい︒

(6)

第三章 情報 と地位 の贈与 ・交換論 207

は︑ようね﹂や鉋の使かた︑,こと︑弟の先輩

八兄弟)にたずの休憩のあに︑は︑のほの穴のあと

る﹂ことって︑つを身つけけれい︒は︑おり︑弟の仕事内を見

がりがねり︑^をあるがし︑ればで叱は︑や曲こと

る︒にとって師り︑は︑に大工技の直いとわれ

の地は︑これでみように︑弟師匠こむ﹂のでく︑

のうになる︒の形は.に師の家除︑

の奉ればに大の諸つけると︹遠藤九五六︑

入二入八の形をとの地の場は︑るもの︑に大

り教る性はなる程を修る点

る︒また︑弟ともに仕いれら弟いくの日る点

でもは異る︒こみの場合は︑いと︑は︑日当を自のもでき

る︒

の地の大いは︑になる︒のた子つは︑から

の盆でがる︒の期の弟日当は︑の大日当二年

るというに決る︒五割日当をもると︑弟は︑クリク﹂れ︑

に仕に必の大工道具をい揃る︒の殺までると︑

(7)

第二部 社会関係か らみた贈答 208

の仕事できようになったとの自心がわくし︑のさによる各わりし︑つけ

の知識修得し︑(一)の大になは︑に三めが

は︑に比上昇る︒

人前工とて社に承のは︑こみの弟ように︑六年めと

の年季奉いうに定ってるわい︒の師の地にあ工との話し合

る︒い︑は︑推薦できの大の意れぽなら

い︒は︑の資にもるがの場合六年子つを終たとる︒

に︑の地区の大の師弟におては︑に大の技直伝

より︑弟に仕をあえ︑こで自の技を修てゆいうが強調

る点いる︒て︑いというの形や現の雑

いしりがるもの︑仕事できいくの現るという

と︑を多しない家の後にとは︑の職を確る手ようよう

は︑る大の形や師の贈の性に大いる︒

(2)の性

の大いう承認をうからは︑に仕を続る︒六〜七年の弟めを終

てもの仕事内のそれの域は達せずの技の差は︑歴然る︒て家

ようは︑ほどの年る︒の地の大しきは︑

の経験でもつめばカブ()なさる︒た︑一でもをと

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