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「新庁舎建設基本計画」の策定について

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Academic year: 2018

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(1)

「浦安市新庁舎建設基本計画」の策定について

市庁舎の建設につきましては、平成 18 年 7 月に「新庁舎建設基本構想」を策定し、 その後学識経験者、市内関係団体による「浦安市新庁舎建設アドバイザー会議」を設置 してアドバイスを頂き、また「新庁舎建設市民ワークショップ」を開催し、市民の方々 からご意見を頂き、検討を進めてきました。

それらを踏まえて「新庁舎建設基本計画(案)」を策定し、パブリックコメントを実 施し、今回そのパブリックコメントの結果を踏まえ加筆・修正をし「新庁舎建設基本計 画」を策定しました。

主な加筆・修正点及びその考え方

新庁舎の規模について(4.新庁舎の施設整備の考え方

10

)新庁舎の規

模の目安)

新庁舎の規模につきましては、総務省「地方債査定基準」に準拠して算定した執務

スペースに、他市の事例を参考に議会施設、市民交流施設を加え、全体をユニバーサ

ルデザインとすることで、新庁舎建設基本計画(案)において上限値27,000平

方メートルを「新庁舎の規模の目安」として示し、その後の基本設計・実施設計にお

いて、他市の事例により算出した面積など庁舎全体の機能や規模について詳細に検討

を行い、簡素化や合理化を図ることで、上限として示した庁舎面積の縮減を図ること

ができるものと考えています。

新庁舎建設基本計画( 案) の作成に当たっては、モデルレイアウトの廊下幅の検討に

おいて、車椅子の利用がしやすい廊下幅が確保できるよう庁内の全廊下幅を3メート

ルに仮設定し、モデルプランにて面積チェックを行いました。また、議会施設につい

ては他市の事例を参考に面積を設定しました。

最近入札が行われた他市の実施設計では、車椅子の通行のために、廊下の一部を広

げてすれ違いスペースを設けるなどにより床面積の効率化を図っています。

今後これらの事例も参考とするとともに、市民の皆様からのご意見をお聞きしなが

(2)

新庁舎の建設費について(6.新庁舎建設の考え方

(2)建設費の上限と

財源確保の考え方)

新庁舎の庁舎本体工事費につきましては、新庁舎建設基本計画(案)においては近

年建設された庁舎事例4市(豊田市、大府市、岩倉市、鈴鹿市)の庁舎の落札金額の

平均単価35.7万円/㎡( 税抜き) を参考としていました。

その後新たに3市(立川市、つくば市、青梅市)の市庁舎工事の入札結果が発表さ

れ、この3市を加えた7市の平均単価は32.6万円/㎡( 税抜き) となります。

7市の落札金額の工事単価は、最高が41.9万円/㎡( 税抜き) 、最低が26.4

万円/㎡( 税抜き) となり、大きなばらつきがあります。

これは個々の自治体が抱える要因を反映し、建物の仕様(ユニバーサルデザイン・

環境配慮など)・工事範囲(別工事とする範囲)の考え方や敷地の状況が異なるため、

工事単価に違いが出ているものと考えます。

基本計画時点における新庁舎の整備費は、敷地形状・地盤特性や建物仕様が未確定

の状況で想定することになります。

不確定要素が多いなか新庁舎建設基本計画( 案) では建設事業費の合計を140億

円(消費税込み)と想定しました。今後建築仕様や建物規模の精査を行うことにより、

事業費の縮減を図ります。また、特殊工事や駐車場・保育園などの別棟建設費につい

ても精査を行うことにより、事業費の縮減を図ります。

新庁舎建設基本計画においては、7市の平均単価32.6万円/㎡( 税抜き) を参考

に、総事業費を計算します。

千円(消費税込み)

建 設費の 算定に 4市の平 均単価を用いた場合

建 設費の 算定に 7市の平 均単価を用いた場合

新庁舎建設費

12, 230, 000

11, 350, 000

庁舎本体工事費 10, 120, 000 9, 240, 000

内訳

特殊工事費 2, 110, 000 2, 110, 000

別棟建設費

990, 000

970, 000

駐車場建設費 770, 000 770, 000

内訳

保育園等建設費 220, 000 200, 000

設計・工事監理費 外構工事費

既存棟解体除却費

780, 000

780, 000

(3)

現状の問題点について(1.現状の問題点と新庁舎の必要性

(2)現状の

問題点)

現状の問題点につきましては、「浦安市新庁舎建設基本構想」の内容を「新庁舎建 設基本計画」に掲載しました。

(4)

基本計画(案)と基本計画の変更箇所

基本計画(案) 基本計画

「はじめに」を追加

1ページ

今後は、パブリックコメントなどで市民の皆様

からご意見を伺い「新庁舎建設基本計画」を策

定していきます。

1ページ

そ の 結 果 を 踏 ま え て 「 新 庁 舎 建 設 基 本 計 画

(案)」を策定し、平成 19 年 11 月 1 日から 21

日までパブリックコメントを実施しました。

今回パブリックコメントの結果を踏まえ「新庁

舎建設基本計画」を策定しました。

今後も皆様のご意見を伺いながら事業を進め ていきます。

2ページ

・・・意見募集(パブリックコメント)の実施【予

定】

2ページ

・・・意見募集(パブリックコメント)の実施 平成20年

「浦安市新庁舎建設基本計画」の策定

3ページ

(2)現状の問題点

3ページ

(2)現状の問題点

「新庁舎建設基本構想」より「現状の問題点」 全文を転記。

7ページ

(1)便利でわかりやすい庁舎 特に障がい者や高齢者や外国人に

8ページ

(1)便利でわかりやすい庁舎

特に障がい者や高齢者・外国人の方などに

12ページ

(7)市民に開かれた議会施設 ・・・今後、市議会と調整します。

13ページ

(7)市民に開かれた議会施設

・・・今後、市議会からの提案をいただいた 後に、機能的な議会施設となるように基本設 計を行っていきます。

13ページ

(8)効率的で働きやすい執務環境

14ページ

(5)

14ページ

【駐車場整備の考え方】

・・・235台分の駐車場が影響を受けること になります。

・ 現 状 で の 駐 車 場 の 利 用状 況 の 調 査 結 果 か ら

は、大規模なイベントの開催時などでは不足が

みられますが、平常時の利用状況では、現在の 駐車台数で駐車需要を満たしています。

・ 以上から、新庁舎や浦安公園の整備により

影響を受ける台数を上回る約 300 台の駐車場

を新たに整備していきます。これにより、新庁 舎 建 設 後 の シ ビ ッ ク セ ンタ ー コ ア 地 区 の 駐 車

場は現在の396 台を上回る約 460 台を確保し

ていきます。

15ページ

【駐車場整備の考え方】

・・・現在市役所、文 化会館、図書館の駐 車場として共用してい る総合駐車場を含め 235 台分 の駐車場が 影響を 受け撤去 するこ とになり、これに代わ る駐車場を確保する 必要があります。

・ 現状での駐車場の利用状況の調査結果か

らは、文化会館でのイベント開催時などでは 不足がみられますが、平常時においては総合 駐車場が満車状態になった時でも、健康セン ター地下駐車場については、かなりの空車が 見受けられたことから、平常時においては、 現在の駐車台数でシビックセンターコア地区 の駐車需要を満たしていると考えます。

・ 市役所・図書館・健康センターなど、シ

ビックセンターコア地区などの公共施設への

交通手段につきましては、「おさんぽバス・市

民病院線」に続き「おさんぽバス・舞浜線」 が運行を開始し、公共交通の充実を図ってき ました。地球環境の保全の点からも、公共交 通機関を利用していただきたいと考えており ますが、現在の駐車場の利用状況などから、 シビックセンターコア地区全体で、現状と同 規模の駐車台数は必要であると考えます。

(6)

14ページ

新庁舎側の街区で全ての駐車場を確保するた めには、大規模な立体駐車場となり、景観的 にもふさわしくありません。そこで、できる だけ新庁舎側の街区で駐車場を確保していく ものとして、不足する分については浦安公園 の地下を利用した地下駐車場で対応していく のもとします。

16ページ

図書館と道路を隔てた新庁舎側に、立体駐車 場ですべての必要台数を整備すると、図書館 利用者の駐車場の使い勝手が悪くなります。 図書館利用者の利便性等を考慮し、新庁舎側 に150台、図書館側の浦安公園地下に現在 の総合駐車場と同規模の150台を整備しま す。

※ 図書館側駐車場、連絡ブリッジについては、 新庁舎建設事業終了後に別途「浦安公園」の 整備と併せて検討していきます。また、図書 館側駐車場については、半地下方式を含め検

討していきます。「浦安公園」の整備が始まる

までは現在の「総合駐車場」を利用します。 なお、公園用地内に建設できる公共駐車場等 は、都市公園法の規制により地下でなければ 設置できません。

15ページ

◆ 新庁舎建設の基本指標

平成 17 年度と同数(臨時職員を含む)と想定 した。

17ページ

◆ 新庁舎建設の基本指標

「新庁舎建設基本構想」時点と同数

17ページ

③新庁舎の規模の目安

・・・を上限として今後計画を進めていきま す。

19ページ

③新庁舎の規模の目安

(7)

18ページ

◆ 新庁舎の規模の目安の考え方

【配置計画上の敷地設定条件】

庁舎規模については、今後の基本設計におい て詳細に検討し、過大なものとならないよう にする。

20ページ

◆ 新庁舎の規模の目安の考え方

【モデルプラン作成の際の配置計画上の敷地 設定条件】

庁舎規模については、今後基本設計を行って いくにあたって詳細に検討し、現在想定して いる庁舎面積の縮減を図ります。

◆ 参考

廊下幅の検討において、車椅子の利用がしや すい廊下幅が確保できるよう、庁内の全廊下 幅を3メートルに仮設定し、モデルプランに て面積チェックを行いました。また、議会施 設については他市の事例を参考に面積を設定 しました。

他市の実施設計の事例では、車椅子の通行の ために廊下の一部を広げて、すれ違いスペー スを設けるなどにより床面積の効率化を図っ ています。

今後これらの事例も参考するとともに、市民 の皆様からのご意見をお聞きしながら、基本 設計を行っていきます。

19ページ

(1)新庁舎の配置イメージ

新庁舎の建設にあたっては、庁舎や議会の仮 設施設を設置せずに建設していくものとしま す。

新庁舎のモデル検討案(配置イメージ)を以

下に示します。各案の特徴は次のとおりです。

21ページ

(1)新庁舎の配置イメージ

新庁舎の建設については、現在建設地・建設

手順が確定していないため、「庁舎や議会棟の

(8)

19ページ

1案 特徴

・忠霊塔公園の区域とUセンター用地を活用 して変更する。

2案 建設の手順

①Uセンターは、機能を拡充するために移転。 その後除却する。

②忠霊塔公園を廃止し、新たに立体都市公園と して計画決定する。

③忠霊塔とその周辺の広場空間の整備を行い、 それ以外の公園部分は除却する。

※ 忠霊塔は今の場所に残す。

④Uセンター跡地、忠霊塔公園跡地と議会駐車 場一帯を利用して、新庁舎を建設し、議会・ 庁舎機能を移転する。

⑤現在の議会棟、本庁舎、第三庁舎を除却し、 立体駐車場や庁舎・文化会館への自動車動線 を整備する。

21ページ

※以 下 に 示 し ま す モ デ ル 検 討 案 は 配 置 イ メージ図であり、実際の設計図ではあり ません。

また、浦安公園下部駐車場及び連絡ブリ ッジについては、別途「浦安公園」の整 備と併せて検討していきます。

1案 特徴

・忠霊塔公園の区域とUセンター用地を活 用して公園の形状を変更する。

2案 建設の手順

①Uセンターは、機能を拡充するために移 転。その後取り壊す。

②現在の街区公園の位置を変更し、新たに 立体都市公園として計画決定する。 ③忠霊塔とその周辺に必要な広場空間の整

備を行う。

④Uセンター跡地、忠霊塔公園の一部と議 会駐車場一帯を利用して、新庁舎を建設 し、議会・庁舎機能を移転する。 ⑤現在の議会棟、本庁舎、第三庁舎を除却

し、立体駐車場、街区公園や庁舎・文化 会館への自動車動線を整備する。

※ 忠霊塔の位置などについては、遺族会の意 向を踏まえながら計画していきます。 22ページ

◆ モデル検討案(参考案)

・・・必要が生じます。

24ページ

◆ モデル検討案(参考案)

・・・必要が生じるため、前2案のモデル 検討案の仮定条件「庁舎や議会棟の仮設施 設を設置せずに建設する場合」に適合しま せんが、参考案として示します。

26ページ (1)建設の手法

・・・、今後仕様がまとまり次第調整を図る 予定です。

28ページ (1)建設の手法

・・・、今後学識経験者を交えた検討機関に

(9)

27ページ

(2)建設費と財源

・・・下表のとおり想定します。

・新庁舎の建設にあたっては、今後、設計等 においてさらに精査し、当初の建設事業費だ けでなく、ライフサイクルコスト全体を軽減 するような計画とします。

◆ 想定費用(単位:千円)消費税含む

新庁舎建設費 12, 230, 000

庁 舎 本 体 工 事

10, 120, 000 内

特殊工事費 2, 110, 000

別棟建設費 990, 000

駐車場建設費 770, 000

保 育 園 等 建 設

220, 000

設計・工事監理費 外構工事費 既存棟解体除却費

780, 000

合 計 14, 000, 000

◆ 財源(単位:千円)

庁舎建設基金 8, 000, 000

地方債 3, 600, 000 内訳

29ページ

(2)建設費の上限と財源確保の考え方

・・・下表のとおり上限額を想定します。

・新庁舎の建設にあたっては、今後、基本設 計・実施設計を行っていく中で、庁舎規模・ 仕様等を精査し簡素化や合理化を図り、建設 事業費の更なる縮減を図ります。また、特殊 工事や駐車場・保育園などの別棟建設費につ いても精査し事業費の縮減を図ります。 ・当初の建設事業費だけでなく、ライフサイ クルコスト全体を軽減するような計画とし、 市財政への負担を軽減します。

◆ 想定費用(単位:千円)消費税含む

◆ 財源(単位:千円)

新庁舎建設費 11, 350, 000

庁舎本体工事費 9, 240, 000

訳 特殊工事費 2, 110, 000

別棟建設費 970, 000

駐車場建設費 770, 000

訳 保育園等建設費 200, 000

設計・工事監理費 外構工事費 既存棟解体除却費

780, 000

合 計 13, 100, 000

庁舎建設基金 8, 000, 000

(10)

28ページ

(3)庁舎の複合化について

・・・、市役所新庁舎に認可保育園の併設を 検討します。

(4)建設の手順

30ページ

(3)庁舎の複合化について

・・・、市役所新庁舎に認可保育園の併設に ついて、地域の保育需要とともに市全体の需 要も考慮し検討します。

特徴的には送迎時に庁舎周辺駐車場が利用

可能であることや、「浦安公園」が近接し利用

しやすい事など、保育園としての利便性は高

いものと考えています。 を追記

(4)建設の手順

平成 19 年度

・基本計画(案)パブリ

ックコメント

平成 20 年度 ・基本計画策定 ・設計者選考 ・基本設計 ・実施設計

平成 21 年度 ・実施設計 ・事業者選考 ・建設着手 平成 19 年度

・ パ ブリ ック コ メン ト 後、基本計画策定 ・設計者選考

平成 20 年度 ・基本設計 ・実施設計

(11)

28ページ 30ページ 加筆

(5)今後の進め方

 市民参加について

基本設計作成において、パブリックコメン ト、市民ワークショップなどを行い市民の参 加を得ながら行っていきます。

 新庁舎の規模について

基本設計・実施設計において、他市の事例 により算出した面積など庁舎全体の機能や規 模について詳細に検討を行い、上限として示 した庁舎面積の縮減を図ります。

他市の事例を参考に面積を設定した議会施 設については、市議会からの提案をいただい た後、基本設計・実施設計において機能・規 模を精査していきます。

 新庁舎の事業費について

参照

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