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第四次浦安市行政改革推進計画(骨子案)

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(1)

第四次浦安市行政改革推進計画

(骨子案)

(2)

<計画の骨子>

● これまでの行政改革の取り組み

● 本市を取り巻く状況

財政に関する状況

人口の動向に関する状況

● 第四次浦安市行政改革推進計画策定の考え方

● 第四次浦安市行政改革推進計画の目的

目的

目的達成のための3つの柱

● 第四次浦安市行政改革推進計画における重点事項

◇ 行財政経営システム構築に向けた仕組みの整備

◇ 協働の推進

◇ 健全な財政運営の推進

◇ 組織・人事制度の見直しと人材の育成

◇ 情報化の推進

● 第四次浦安市行政改革推進計画の計画期間

● 第四次浦安市行政改革推進計画の進捗管理

● 第四次浦安市行政改革推進計画の効果

(3)

<計画の内容>

● これまでの行政改革の取り組み

・浦安市行政改革大綱の策定と浦安市行政改革推進計画

平成13年7月に第1期基本計画が策定されたことを受け、平成14年3月に現在の浦

安市行政改革大綱を制定した。この大綱では、「経営感覚に富んだ行政運営」「職員の

意識改革」「市民と行政の協働」の3つの視点と、「事業の見直し」「人材育成の推進」

「職員数と給与の適正化」「組織・機構の見直し」「情報化の推進」「協働に向けた環境

づくり」の6つの重点事項を掲げ、行政改革に取り組むこととした。

また、この大綱に基づく具体的な取組事項を掲載した浦安市行政改革推進計画(計

画期間:平成14年度~16年度)を同じく平成14年3月に策定し、計画的に行政改革の具

現化を図った。この浦安市行政改革推進計画に掲載した事項に関しては、88項目中79

項目が実施(実施率 89.8%)となっている。この改革により、計画期間を通して、

4億600万円の経費節減効果があった。

・第2次浦安市行政改革推進計画

浦安市行政改革推進計画の計画期間終了後も、まちづくりの基本理念である“人が

輝き躍動するまち・浦安”の実現を目指して、行政改革を継続して進めるため、平成

17年度から平成19年度までを計画期間とする第2次浦安市行政改革推進計画を平成17

年2月に策定し、引き続き行政改革に取り組んだ。

この第2次浦安市行政改革推進計画の取り組みにより、全65項目中、平成17年度と

18年度で合計48項目を実施し(実施率 73.8%)、約16億8,800万円の経費節減効果を

上げた。

・第二次行政改革推進計画(改訂版)(浦安版集中改革プラン)

平成16年12月24日に閣議決定された「今後の行政改革の方針」に基づき、総務省よ

り「地方公共団体における行政改革の推進のための新たな指針」が示されたことから、

この指針の趣旨を踏まえ、さらに行政改革の取り組みを強化するために、平成19年3

月に第2次浦安市行政改革推進計画を改訂し、集中改革プランを策定した。

この浦安版集中改革プランは、計画期間を平成19年度から平成21年度までとし、掲

載した事項に関しては、94項目中71項目が実施(実施率 75.5%)となっている。こ

の改革により、3カ年の計画期間を通じて、5億400万円の経費節減効果があった。

・第三次浦安市行政改革推進計画

平成20年度策定の「第2期基本計画」に基づき、これまでの浦安市行政改革大綱の

視点や重点事項を踏まえつつ「行財政経営システム構築に向けた仕組みづくり」「市民

との協働の推進」「財政の健全性の維持」を目的とした、平成22年度から平成24年度ま

でを計画期間とする「第三次浦安市行政改革推進計画」を平成22年3月に策定し、引

き続き行政改革に取り組んだ。

この第三次浦安市行政改革推進計画の取り組みにより、全47項目中、平成22年度と

23年度で合計27項目を実施し(実施率 57.4%)、約2億3,700万円の経費節減効果を

(4)

・緊急行政改革

第三次浦安市行政改革推進計画期間中の平成23年3月に発生した東日本大震災によ

り、平成23年度に応急復旧と被災者支援の費用捻出を最大の目的とした緊急行政改革

を実施した。

緊急行政改革では、「予算の一部執行停止と見直し(震災による事務の執行停止)」

を行った。

これにあわせ、全細事業(1,795事業)を対象に全事務事業の棚卸し調査を実施し、

事業実施の方法の見直しなど事務事業の改善に取り組み、合わせて約62億5,500万円の

財源を捻出した。

・第三次浦安市行政改革推進計画(改訂版)

震災により一時的に見合わせていた実施計画事業や新規事業等についても、施策の

優先度を見極めながら、再開又は実施をしていく必要があった。

そこで、これまで実施してきた第三次浦安市行政改革推進計画に、緊急行政改革で

の成果や明らかになった課題の解決に向けた取組事項を具体化していくための行政改

革の新たな視点などを盛り込み、一体化させて明示することとし、同計画の計画期間

を平成26年度まで延長した。

この第三次浦安市行政改革推進計画(改訂版)で掲げた取り組みでは、全74項目の

改革項目中○項目(実施率○○%)が実施された。このうち、徴収率の向上や受益者

負担の見直しなどによる増収効果や事業の仕組みや制度を見直したことなどによる経

費削減効果が、計画期間中に既に表れたものは○項目あり、その効果額は○○○○円

であった。また、(仮称)第2期市民参加推進計画の策定や情報システム調達指針の推

進などのように、今後もその計画やPDCAサイクルに則って事業を継続的に実施す

ることで、効果が表れる性質のものもあった。

一方、「行政評価システムの構築」など目標達成に至らなかったものについては、本

計画(第四次浦安市行政改革推進計画)において、引き続き取り組みを進めていく。

*第三次浦安市行政改革推進計画(改訂版)の記載内容のうち、○で示した部分について

は、今年度末に、当該計画で掲げた取組項目の成果の検証を行った上で、数字を記載しま

(5)

●本市を取り巻く状況

・財政に関する状況

○これまでの状況

これまでの本市の財政状況は、以下のとおりである。

普通会計の推移 (決算ベース) (単位:百万円)

平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度

一般財源 47,603 50,185 50,920 48,928

(うち、市税) 39,112 36,515 36,854 37,235

特定財源 16,884 16,727 24,502 17,351

歳入合計 64,487 66,913 75,423 66,279

義務的経費 24,844 25,790 25,074 24,978

(うち、人件費) 11,965 11,920 11,650 11,731

(うち、扶助費) 8,967 9,830 9,573 9,659

その他経費 25,857 26,584 32,361 29,123

投資的経費 10,847 7,332 13,202 8,621

歳出合計 61,548 59,707 70,636 62,722

財政指標の動向(決算ベース)

平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度

財政力指数※1 1.61 1.56 1.49 1.47

経常収支比率※2 82.8% 82.5% 83.8% 86.9%

実質赤字比率※3 -

(△4.7%) - (△8.8%) - (△5.0%) - (△4.0%)

連結実質赤字比率※4 - (△7.2%) - (△11.0%) - (△8.8%) - (△7.7%)

実質公債費比率※5 8.6% 8.0% 7.2% 6.5%

将来負担比率※6 -

(△24.4%) - (△34.2%) - (△56.6%) - (△59.2%)

*実質赤字比率、連結実質赤字比率及び将来負担比率の数値については、黒字になっていることから、

当該比率が生じないため「-」で表示している。なお、( )内のマイナスの数値は参考として表示

したものである。

平成23~25年度にかけては、東日本大震災からの復旧・復興関連事業の影響などもあり、

歳出入ともに上下動が生じている。

本市のこれまでの財政状況は、他市に比べれば、依然恵まれた状態を保っているものと評

価できる。しかしながら、財政指標を見ると、少子高齢化対策など様々な行政需要の高まり

を背景に、財政力指数が若干低下する傾向や、経常収支比率が徐々に上昇する傾向も見られ

(6)

○これからの財政状況

◇推計の考え方

本ページに掲載した財政見通しは、第2期基本計画をはじめ、災害復旧事業及

び震災復興事業の推進を、財政収支の面から確認・検証し、健全な財政運営を維

持していくことを目的に試算したものである。

◇歳入及び歳出見込みの考え方(前提条件)

・過去10年程度の決算額の推移と、人口やGDPの推移(実質経済成長率)との相関

関係を基に、将来の人口やGDPの推移を踏まえ推計した。

・消費税率は、歳入歳出とも8%で推計した。

・歳入歳出とも、基本的には平成26年9月時点の現行税財政制度の下で推計した。

普通会計の見通し (単位:百万円)

平成27年度 平成28年度 平成29年度

・・・

平成32年度

一般財源 49,039 47,236 49,755 48,542

(うち、市税) 39,983 39,557 39,630 40,381

特定財源 21,295 12,942 12,572 13,062

歳入合計 70,334 60,178 62,327 61,604

義務的経費 24,943 25,354 25,524 26,134

(うち、人件費) 11,350 11,456 11,464 12,649

(うち、扶助費) 10,591 11,081 11,350 11,608

投資的経費 16,317 5,586 7,262 4,798

その他経費 27,591 27,820 28,122 29,219

歳出合計 68,851 58,760 60,908 60,151

財政調整基金残高見通し (単位:百万円)

平成27年度 平成28年度 平成29年度

・・・

平成32年度

財政調整基金残高 13,662 14,187 12,546 10,615

地方債年度末残高見通し (単位:百万円)

平成27年度 平成28年度 平成29年度

・・・

平成32年度

地方債年度末残高 18,334 17,421 16,989 15,892 *今後の見通しについては、本計画期間(平成27年度~29年度)の見通しに加え、基本構想の 目標年度である平成32年度の見通しを掲載した。

(7)

・人口の動向に関する状況

○人口全体の推移

東日本大震災等の影響により一時的に減少に転じた本市の人口も、下げ止まりから回

復局面に入っている。いまだ震災前のピークには届いていないものの、本計画期間(平

成27年度~29年度)中の人口は引き続き増加していくと見込んでいる。

しかし、新町地域の開発も最終段階となり、本市人口推計では、平成36年をピークに

緩やかに人口減少に転じていくものと予測している。

図1

(データ出典:平成 26 年3月 人口推計業務委託報告書) *鉄鋼通り、港、千鳥の各地区を除く。

(8)

○高齢化率の推移

本市の高齢化率は、全国平均に比べて低い状況にあるものの、平成25年中に14%を超え、

いわゆる高齢社会に突入した。本市人口推計によると、この高齢化率の上昇は今後も続く

と予測している。

高齢化率は全国比で低い水準で推移するものの、高齢者の実人数は増加していく。

図2

(データ出典:高齢化率(浦安市)…平成 26 年3月 人口推計業務委託報告書

高齢化率(全国および県)…平成 26 年まで 各年住民基本台帳年齢階級別人口。 平成 27 年から 平成 24 年1月 国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計 人口」各年 10 月 1 日現在人口。以下、図3、4、5共に出典同じ)

(9)

○年少人口割合の推移

年少人口の割合は、全国平均と同様に今後も年々低下する傾向である。これは回復傾向

にある市の全人口と対照的な動向である。

図4

○生産年齢人口割合の推移

浦安市の生産年齢人口は、割合、実数ともに、当面の間は横ばい傾向である。

ただし、長期的に見ると、老齢人口が増加するに従って生産年齢人口の割合は緩やかに

低下していき、平成46年の推計は、平成26年と比べて5.3ポイント下がる見込みである。

図5

(10)

● 第四次浦安市行政改革推進計画策定の考え方 ○ 行政改革の必要性

・ 本市を取り巻く様々な課題

本市は、恵まれた立地条件や公有水面埋立事業による行政面積の拡大を背景に、人

口が右肩上がりに伸び、同時に税収も上昇を続けてきた。これにより、他自治体より

も優良な財政状況と質の高い行政サービスの両立を維持してきたところである。

平成32年度までの財政収支見通しを見ても、当面は健全財政が維持できるものとみ

ている。

しかし、国全体の景気の先行きを見ると、緩やかな回復が期待される一方で、平成

26年4月の消費税引き上げに伴う駆け込み需要の反動の長期化や海外景気の下振れ

などの不安定要素も存在しており、依然として不透明な状況であるといえる。

また、本市の人口の動向を見ると、全国的に進んでいる人口減少社会の波が着実に

押し寄せてきていることが伺える。都市開発もまもなく終息を迎えることもあり、こ

れまでのような右肩上がりの人口増加は見込めず、10年後に本市の人口がピークに達

した後は、緩やかに減少していくと予測している。併せて、高齢化も確実に進行して

いくことから、扶助費などの社会保障関連経費の増加により、本市の今後の財政運営

への影響が懸念される。また、年少人口や生産年齢人口の割合も長期的に見ると減少

傾向が続いていくものと見込んでおり、これらのことから、長期的な視点に立って本

市の財政状況を考えると、決して楽観視はできない。

さらに、今後、都市間競争がますます激しくなる中、社会的課題や一層多様化・細

分化する市民ニーズによって、行政課題の増大が予想される。喫緊の課題としては、

東日本大震災からの復旧・復興への継続的な取り組みが挙げられ、その他に、情報技

術の進展への対応、老朽化する公共インフラの更新問題など、市を取り巻く状況の変

化によって今後次々と発生していく行政課題に対し、対応の充実を求める声はさらに

強くなっていくものと考えられる。

・市としての対応策

こうした状況の中、財政の健全性、生活の利便性、環境の質の高さの三つの視点の

バランスを保ちながら、少子高齢化や環境、防災といった諸問題に対し、先進的な政

策を創造し、対応に取り組む持続可能な都市(サスティナブル・シティ)づくりが一

層重要性を増している。このため、本市は、このサスティナブル・シティを目指し、

先進的な少子化対策や健康寿命の延長といった分野に積極的な財政出動を行うとと

もに、公共施設の計画的な保全を推進するなど長期的な視点からの歳出抑制策にも取

り組んでいる。

健全かつ安定的な財政経営を堅持しつつ、こうした政策的な投資を続けるためには、

長期的な視点から限られた経営資源の配分を勘案し、事業や施策の「選択と集中」(行

財政経営における経営資源(金・人・モノ・情報)を効果的・効率的に運用するため、

施策・事業の優先度・緊急度を総合的に勘案し、それに応じた投資を行うこと。地域

(11)

同時に、効果的・効率的な行財政運営を支える取り組みとしての行政改革について

も一層、その必要性が増していくものと考えられる。

こうした認識に基づき、今後も事業の見直しや廃止、柔軟な組織体制の確立や事業

の合理化、行政の役割の見直しと民間活力のさらなる活用を通じた業務合理化などを

今後も行っていく。

○ 第四次浦安市行政改革推進計画策定の考え方

喫緊の課題である震災からの復旧・復興や少子化対策に積極的に取り組むため、平

成26年度当初予算の総額が初めて1千億円を超えた。

財政の健全性を維持しながら、こうした政策的な投資を継続していくためには、行

財政経営システムを適切に運用していく必要がある。また、協働の推進により行政と

市民、団体等との適切な役割分担を図っていくことの必要性についても同様である。

これらのことから、今回、前計画が平成26年度末で終了することに伴い、今後も本

市が持続可能な都市として発展していくための基礎となる行財政経営を推進してい

くため、第2期基本計画(平成26年度時点修正版(仮))の考え方を踏まえつつ、第

三次浦安市行政改革推進計画(改訂版)において実現に向けて取り組んでいた「行財

政経営システム構築に向けた仕組みづくり」、「市民との協働の推進」、「財政の健全性

の維持」の3点を踏襲して、引き続き行政改革の取り組みを推進するため、本計画を

策定することとした。

● 第四次浦安市行政改革推進計画の目的 ・ 目的

本計画では、浦安市が将来にわたり持続可能な都市として発展していくための基礎

となる行財政経営の一層の強化を目指し、将来を見通した効果的な投資が出来るよう、

これまで以上の歳入の確保や歳出の抑制を図るとともに、限られた経営資源を効果

的・効率的に運用していくための「選択と集中」を推進していく。

・ 目的達成のための3つの柱

次の3点を、前項で掲げた目的を達成させるための3つの柱として据え、より具体

的な業務の見直しやより効果的な行政サービスの実現を目指していく。

○ 行財政経営システムの構築

激しさを増す都市間競争の中で、多様化、複雑化する市民ニーズに対応し、市

民満足度の高い行財政運営を実現するには、「選択と集中」を通じた経営資源のさ

らなる効果的・効率的な運用を図る必要がある。このため、トップマネジメント

の強化や行政評価制度の改善・拡充を図ることなどにより、行財政経営システム

(12)

○ 協働の推進

持続可能な行財政運営を行っていくに当たり、予算・人材などの限られた経営

資源を効果的・効率的に活用し、良質の行政サービスを維持、向上していくため

には、取り組む事業内容について分析し、市民や団体との役割分担を適切に図っ

ていく必要がある。このため、市民との協働の推進はもとより、民間企業をはじ

め多様な団体と様々な手法を用いて連携・協力を図っていく。また、協働の担い

手づくりの促進など、協働をさらに推進していくための環境整備にも取り組んで

いく。

○ 財政の健全性の維持

持続可能な行財政運営を行っていくためには、財政の健全性の維持が重要な要

素となる。選択と集中により政策的な投資を継続するのと表裏一体の関係で、歳

出の抑制策も必要となるため、事業の目標や効果、必要性などを再検証しながら、

また行政サービスの利用状況や運営コストに見合った受益者負担のバランスを図

りながら、長期的な視点に立って、事業のあり方や手法、料金設定などを見直し

ていく。また、市税をはじめとする各種債権の徴収率向上に向けた取り組みや市

有財産の有効活用などにより、歳入の確保を図っていく。

● 第四次浦安市行政改革推進計画における重点事項

前項で掲げた3つの柱を進めていく手段として、本計画では、前計画から引き続き、

次に示す5つの事項に重点的に取り組んでいくものとする。

◇ 行財政経営システム構築に向けた仕組みの整備

・各部において運営方針を作成し、庁内で共有化することなどで、トップマネジメン

トの強化を図る。

・事務事業評価制度を活用し、計画的・定期的に事業の見直しを行う。

・事務事業評価制度の改善・拡充を図るとともに、政策や施策を対象とした新たな評

価制度の確立にも取り組んでいく。

◇ 協働の推進

・市民と行政との間で適切な業務分担を図るため、市民参加や市民協働を推進していく。

・業務の効率化・高度化を図るため、指定管理者制度※7、PFI※8、包括的民間委託※9 など、民間活力の効果的な導入を推進していく。

・協働の担い手づくりの促進など、さらに協働を推進していくための環境整備に取り組

(13)

◇ 健全な財政運営の推進

・市税等の債権について、適正な管理を行いながら、徴収率の向上に取り組んでいく。

・市有財産の有効活用など、新たな財源の確保に取り組んでいく。

・公共施設(建築物・インフラ)について、ファシリティマネジメント※10の導入等に より、長寿命化や維持管理の効率化に取り組むとともに、コストの縮減や平準化を

図っていく。

・公共施設について、将来的な人口や人口構成の変化の動向を踏まえながら、有効的

かつ効果的な運用、利活用などのマネジメントに取り組んでいく。

・行政サービスと市民負担の公平性確保のため、使用料・手数料や無料サービスの見

直しを図っていく。

・給付事業の水準について、施策の目標と効果を再検証し、類似事業とのバランスを

勘案しながら、統合や見直しを図っていく。

・補助金等について、市が補助する必要性などの観点から見直しを図っていく。

・報酬、報償などについて、他市の状況等を勘案しながら見直しを行っていく。

・行政が担う必要性が無くなった又は低下した事業について、廃止や見直しを行って

いく。

・事業の進展や効果の発現などがあった事業について、さらなる効率化を目指し、見

直しを行っていく。

・費用を据え置いたまま、サービスの対象範囲を拡大し、費用対効果の向上を図って

いく。

・近隣市等との広域的な連携により、事務の効率化に取り組んでいく。

◇ 組織・人事制度の見直しと人材の育成

・社会環境や行政需要の変化に応じた簡素で効率的な組織の構築に取り組んでいく。

・時間外勤務の縮減や社会情勢や近隣自治体の動向を踏まえた給与や各種手当の見直

しなど、人件費の抑制に取り組んでいく。

・適正な定員管理や人材配置など、必要最小限の人数での効率的な業務の遂行に取り

組んでいく。

・今後ますます高度化し、増大が見込まれる行政サービスに対応するため、人財の確

保や職員の資質向上などに取り組んでいく。

・公平性・客観性・透明性を確保できる人事評価制度の構築に取り組んでいく。

・職員がやる気を高めて働くための仕組みづくりに取り組んでいく。

◇ 情報化の推進

・ICT※11の活用により、業務の簡素化・効率化・合理化の推進に取り組んでいく。 ・手続きのオンライン化など、ICTの活用により、市民の利便性の向上に取り組ん

でいく。

(14)

<参考:目的と3つの柱と重点事項>

目的

本計画では、浦安市が将来にわたり持続可能な都市として発展していくための

基礎となる行財政経営の一層の強化を目指し、将来を見通した効果的な投資が出

来るよう、これまで以上の歳入の確保や歳出の抑制を図るとともに、限られた経

営資源を効果的・効率的に運用していくための「選択と集中」を推進していく。

3つの柱

◎行財政経営システムの

構築

◎協働の推進 ◎財政の健全性の維持

重点事項① 重点事項② 重点事項③

行財政経営システム構築

に向けた仕組みの整備

協働の推進 健全な財政運営の推進

重点事項④

組織・人事制度の見直しと人材の育成

重点事項⑤

情報化の推進

● 第四次浦安市行政改革推進計画の計画期間

本計画の計画期間は、平成27年度から平成29年度までの3年間とする。

H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29

行政改革大綱

浦安市行政改革推進計画

第2次浦安市行政改革推進計画

第二次行政改革推進計画(改訂版) (浦安版集中改革プラン)

第三次浦安市行政改革推進計画

第三次浦安市行政改革推進計画 (改訂版)

(15)

● 第四次浦安市行政改革推進計画の進捗管理

本計画に掲載する個別の取組事項の進捗状況や効果を年度ごとに把握し、後年度の予算

に反映させていく。これを繰り返すことで、本計画の着実な進行を図る。

また、本計画の進捗状況に加え、業務の見直しや各種制度改正などを通じて、新たに実

施する取り組みについても、内容や年次計画を掲載し、進捗管理を行う。

● 第四次浦安市行政改革推進計画の効果

本計画では、浦安市が将来にわたり持続可能な都市として発展していくための基礎とな

る行財政経営の一層の強化を目指している。

本計画で示した行政改革の取り組みを進めていくことにより、その実現に向けた様々な

効果が得られることが見込まれる。

まず歳入確保の視点では、各債権の滞納者に対する、継続的な対策による徴収率の向上

や、市有地など、市有財産の有効活用による収入の増加。また、使用料・手数料や無料サ

ービスなど受益者負担の適正化による収入の増加が見込まれる。

一方、歳出抑制の視点では、様々な事業、業務について見直しを行うことで、各事業の

費用対効果の向上が図られる。また、市民との協働や民間活力の導入の推進により、支出

の抑制効果も期待できる。さらに、公共施設(建築物・インフラ)の総合的かつ計画的な

管理により、効率的・効果的な維持管理、補修、改修等が行われ、施設のライフサイクル

コストが削減されるなど、短期的な視点だけではなく、長期的支出の抑制効果も期待でき

る。

また、これらの取組状況を評価・検証し、次年度以降の取り組みへの反映や、経営資源

を効果的・効率的に運用していくための「選択と集中」に継続的に取り組んでいくことで、

真に市民が必要とする行政サービスを、高い市民満足度を維持しながら、効率的、継続的

に提供していくことが可能になる。

行政改革の推進により、これらの取り組みが有機的に連鎖し、財政の健全性が維持され

ることで、限られた経営資源の中でも、本市の新たな強みを創造するための積極的な財政

出動が行いやすくなり、都市間競争の中でも持続的な発展を続けていくことが可能となる。

● 今後の行政改革の方向性

本計画の計画終了年度である平成29年度においては、平成32年度を目標年度としている

現在の基本構想の改定も視野に入ってくる。その際には、自治体経営、行財政経営、行政

改革の中長期的なビジョンを明確にすることが求められ、同時期に策定する新たな基本計

画に示す自治体経営との関連も意識しながら、行政改革大綱の位置づけや内容の見直しを

(16)

用 語 解 説

※1 財政力指数

地方自治体の財政力を示す指数で、基準財政収入額を基準財政需要額で除して得た数値の過

去3年間の平均値。

財政力指数が高いほど、財源に余裕がある。

・基準財政収入額…地方自治体が標準的な状態で徴収しうる税収

・基準財政需要額…全地方自治体の歳入歳出総額の見込み額をまとめた「地方財政計画」

に組み込まれた給与費、社会福祉関係費、公共事業費、単独事業費な

どの内容を基礎として算定された、当該地方団体の運営に必要と想定

される一般財源の額

※2 経常収支比率

地方自治体の財政構造の弾力性を判断するための指標で、人件費等の経常的経費に地方税な

ど経常的に収入される一般財源がどれだけ充当されたかを示す比率をパーセンテージで表し

たものをいう。

この指数が100%に近づくほど、収入の使途がすでに決まっている状態となり、政策的に支

出する経費が限定されてしまう。

※3 実質赤字比率

自治体が自由に使える収入の標準額に対し、一般会計の赤字額と、病院や下水道といった「公

営事業会計」を除くすべての特別会計の赤字額の合計がどの程度かを示す割合。

※4 連結実質赤字比率

自治体が自由に使える収入の標準額に対する、公営事業を含む全会計の赤字額の合計の割合。

※5 実質公債費比率

公債費に加えて、公債費に準ずるものも積算した、より実質的な債務額が、標準財政規模に

占める割合を示す指数のことをいう。

この「公債費に準ずるもの」として、普通会計外の特別会計(下水道事業、介護サービス事

業など)や一部事務組合・広域連合における地方債の償還に充てるための繰出金等や公債費に

準ずる債務負担行為の額などが算入されている。

・標準財政規模…地方公共団体の標準的な状態で通常収入されるであろう経常的一般財源の

規模を示すもので、標準税収入額等に普通交付税を加算した額。

※6 将来負担比率

地方自治体の一般会計等が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模を基本とした額に

対する比率のことをいう。

一般会計等の借入金(地方債)や公営企業、組合、設立法人等に対して将来支払っていく可

能性のある負担等の現時点での残高を指標化し、将来、財政を圧迫する可能性の度合いを示す

(17)

※7 指定管理者制度

平成15年6月の地方自治法の改正により設けられた制度で、体育館や福祉施設などの公の施

設の管理を民間の事業者等が請け負う制度。

※8 PFI(Private Finance Initiative)

事業コストの削減や質の高い公共サービスの提供を図るため、公共施設等の建設や維持管理、

運営などについて民間の資金やノウハウを活用して行う手法。

※9 包括的民間委託

市が設定した一定の性能(パフォーマンス)を発揮することなどを条件に、施設の運営方法

の詳細などは民間企業等の裁量に任せる委託のあり方。

業務に関して受託者の広い裁量を認めることで、受託企業の創意工夫を引き出し、サービス

の向上や費用削減といった効果の発生が期待できる。

※10 ファシリティマネジメント

市が保有する施設を資産として捉え、活用法を考える手法のこと。施設の長寿命化や財政支

出の標準化を図るとともに、公共施設を良好な状態に保つために、経営戦略的な視点から施設

管理を行う。

施設の機能維持、長寿命化のほか、社会的劣化への対応、用途変更、さらには、賃貸借や売

却、廃止、PFI等、多角的な視点から、保有する施設全体の維持管理運営について総合的に

考える。

浦安市では、基本方針をとりまとめるために、平成26年度に保有する全施設の劣化度調査を

実施した。

※11 ICT(Information and Communication Technology)

情報処理および情報通信などコンピュータやネットワークに関連する諸分野における技

術・産業・設備・サービスなどの総称。IT(情報技術)のほぼ同義語。ITに替わる語として、

主に行政機関や公共事業などで用いられる。

※12 社会保障・税番号制度(マイナンバー)

住民票を持つ全ての者に対して1人1つの番号(マイナンバー)を交付し、社会保障、税、

災害対策の分野で効率的に個人情報を管理するための社会インフラ。複数の公共機関に存在

する個人情報が同一人の情報であることを確認できるほか、手続きの簡素化、効率化を実現

する。平成27年10月に対象者全てに番号を通知し、翌28年1月から運用を開始する。

個人番号カードは、12桁の数字が番号として付され、券面に氏名、住所、生年月日、性別、

本人の写真が表示される。身分証明書として利用可能なほか、各自治体が条例で定めるサー

(18)

■行財政経営システムとは

実施計画、予算編成、組織編制、人員配置等をより密接に関連付けることで、PDCAサイ

クルの流れを明確にし、優先課題として取り組むべきものへ、市が保有する予算、人、モノ、

情報などを配分できるよう、市内部に構築する仕組み全般をいう。

・PDCAサイクル…計画(Plan)を実行(Do)し、評価(Check)して改善(Action)に結びつけ、その結果

を次の計画に活かすプロセスのこと。

(出典:第2期基本計画)

※自治体経営システム…長期的見通しをもって市民と行政が協働し、真に市民が必要とする公共サービス

の質を高く維持しながら提供していけるように、(行政内部だけに限らず)市民、

まちづくり団体、民間企業など「浦安市」という地域内に存在する様々な主体が持 図に記載された仕

組 み 全 体 を 指 し

て、「自治体経営シ

ステム」という。

「行財政経営システ

ム」は、この部分の取

参照

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