目 次
ごあいさつ 会社概要 ネットワーク印刷用インキのライフサイクルと環境負荷の全体像 環境マネジメント
環境経営方針 環境マネジメントの体制 ISO14001の認証取得状況 環境関連法規の遵守
緊急時の対応 教育・訓練活動
グリ−ン調達・購入
環境保全活動の目標と実績 環境会計
環境負荷低減への取り組み
1) 地球温暖化防止とエネルギ−使用量削減の取り組み 2) 廃棄物削減の取り組み
3) 大気汚染物質(NOx,SOx)排出量の削減 4) 水質汚濁防止
5) PRTR法に基づく化学物質の管理 6) オフィスにおける環境保全活動 7) 海外関連会社の環境保全活動
環境配慮型製品・商品
工場別の環境保全監視測定データ 環境コミュニケーション
社会的取り組みの状況
社会とのかかわり 従業員とのかかわり
環境保全活動のあゆみ
「環境報告書2005」の発行にあたって
編集方針サカタインクスは、環境パフォーマンスと環境保全活動に 関する開示・報告を主な目的として、また、社会との環境保 全に関するコミュニケーション手段のひとつとして、2002 年より環境報告書を発行し、今回で4回目となります。
2005年版(本書)では、非生産拠点の環境データや、環 境会計のページに環境保全効果を掲載しました。また、海外 の活動状況や社会・従業員とのコミュニケーションについ ても継続して掲載し、内容の拡充に努めています。
参考にした報告ガイドライン
本報告書は、環境省の「環境報告書ガイドライン(2004 年3月発行)」を参考にして作成しています。
また、環境会計については、環境省の「環境会計ガイドラ イン(2002年3月発行)」および社団法人日本化学工業協 会、日本レスポンシブル・ケア協議会による「化学企業のた めの環境会計ガイドライン」を参考に作成しています。
報告対象期間
2004年度(2004年4月1日∼2005年3月31日)の環 境パフォーマンスと環境保全活動について報告していま す。ただしデータ推移や継続的に行っている活動を示す場 合などは2003年度以前の情報を含め、また、2005年4月 以降の情報も必要に応じて掲載しています。
報告対象となる組織
本報告書は、サカタインクスの主要事業所である国内四 工場を主な報告対象組織としています。なお、環境パフォー マンスデータに関しては、非生産拠点(本社、支店・営業所) のデータも記載しています。また環境保全活動について は、海外関連会社の取り組みも含めて報告しています。
発行日
2004年版、2005年版は9月に発行しています。次回発 行予定は2006年9月です。
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取 締 役 社 長
印刷物の環境配慮を通じ、皆様に満足をお届けします。
私たちは、皆様の身近にある印刷物の高品質化や
多様化などの社会からの要請に対して、印刷用イン
キの高機能化や最適な印刷製版用機材の提供を通
じて情報文化の発展に貢献しているものと考えてお
ります。
当社は、新聞印刷、チラシやパンフレットなどの商
業印刷、ダンボールや食品包装用などのパッケージ
印刷に必要な印刷用インキの環境配慮を重視し、より
環境にやさしい原材料への転換を進めるとともに、総
合的な性能アップも同時に図っています。
また、大気への環境負荷削減の観点から、印刷工
程でのVOC(揮発性有機化合物)排出削減に対す
る配慮が求められています。当社でも、この課題に取
り組んでおり、印刷用インキにおける対応や、乾燥過
程で発生するVOCの処理技術などの情報提供と具
体的な対応策を提案し、より満足していただけること
を目指しています。
当社は、メーカーとして生産、販売などの段階にお
ご
あ
い
さ
つ
2005年9月
ごあいさつ
いても環境負荷削減を進めています。
ISO14001認証を取得し環境負荷削減活動を展
開している生産拠点に加え、非生産拠点でも日常業
務の中でリサイクル率向上、省エネなどの活動を行っ
ています。今後、当社グループでは、アジア地域の海
外関連会社でISO14001の認証取得を進め、環境
マネジメント体制の整備に努めていきます。
前回の報告書から、社会的取り組みの報告も開
始しました。地域社会との連携を重視し、一企業市
民として、私たちに関連するさまざまな方々とのより良
き関係を保ち、
“持続可能な社会”の構築に貢献でき
るよう活動していくことが経営の重要課題と認識して
います。
事業区分別売上高構成
サカタインクスは、一世紀を超えるその歴史の中で、常に 印刷情報産業の発展に寄与してきました。当社のビジネス テーマは「ビジュアル・コミュニケーション・テクノロジーの創 造」。印刷用インキ事業を核としながら、顔料分散、画像処 理、色彩などの基盤技術に関する研究開発を進め、印刷関連 分野における新規事業を積極的に展開しています。 各種印刷用インキの分野で高品質・高機能化、環境配慮
型の製品開発に取り組む一方で、基盤技術をベースに、画 像記録・表示材料などの新規画像形成材料なども開発。さ らにデジタル画像処理技術などをベースに、新たな画像処 理、画像伝達、カラーマネジメントなどのシステムも開発し ています。
当社はこれからも培った技術とノウハウをさらに磨き、印 刷情報産業の技術革新に貢献していきます。
その他の事業 記録材料/ 電子情報関連機器/ 色彩関連機器
軟包装フレキソ印刷機 インフィニティー
売上高 経常利益
2004 (127期)
2001
(124期) (125期)2002 (126期)2003
1,000 800 600
1,200 4,000
3,000
2,000
1,000 6,000
4,000
2,000
0
0
400 200
社 名
創 業
本 社 所 在 地
代 表
資 本 金
サカタインクス株式会社
(SAKATA INX CORPORATION) 1896年11月1日
大阪本社 大阪市西区江戸堀1-23-37
東京本社 東京都文京区後楽1-4-25(日教販ビル) 代表取締役社長 鈴木一巳(すずき かずみ) 7,472百万円
事 業 内 容
決 算 期
従 業 員 数 企 業 集 団
各種印刷用インキ・補助剤の製造・販売 印刷用・製版用機材の販売
記録材料関連品の製造・販売
電子機器・情報関連機材の販売、輸出入 3月31日
単独 831名(連結 2,780名) 子会社22社(内連結対象会社17社) 関連会社7社(内持分法適用会社4社)
年度 2004
(127期)
2001
(124期) (125期)2002 (126期)2003 年度
金額は単位未満を切捨てて表示しています。 注)
1,030 997
印刷用インキ事業
新聞用オフ輪インキ/オフセット枚葉インキ/ オフセット輪転インキ/フレキソインキ/グラビアインキ
フレキソインキ グラビアインキ
オフセット枚葉インキ
オフセット輪転インキ 新聞用オフ輪インキ
印刷用機材事業 印刷製版材料/印刷製版関連機器
579
3,421
2,323
3,425
3,350
4,410 4,691
3,189
5,068
3,457
2,867 2,945 578 592
(億円) (百万円)
当期純利益
0
2004 (127期)
2001
(124期) (125期)2002 (126期)2003 年度 (百万円)
会
社
概
要
会社概要
(2005年3月31日現在)
会社概要
事業内容
1,123 1,113
2,614
売上高(連結)
997
億円 2005年3月期売上高(単独)
592
億円 2005年3月期68%
56% 23%
39% 9%
5%
印刷用インキ事業 印刷用機材事業 その他の事業
連結 単独 連結 単独 連結 単独
デジタル印刷機 オセ CPS900
969 956
559
2,777
大阪本社 東京本社
支店(北海道・宮城・静岡・愛知・石川・広島・香川・福岡) 営業所(全国13ヶ所)
◎ ◎ ■ ■
東京工場(千葉県野田市<中里工業団地内>) オフセットインキ(新聞用、商業印刷用)の製造 フレキソインキ、グラビアインキの製造 オフセットインキ(新聞用、商業印刷用)の開発
船橋工場※(千葉県船橋市) 記録材料の開発
羽生工場(埼玉県羽生市<羽生小松台工業団地内>) オフセットインキ(新聞用、商業印刷用)の製造 大阪工場(兵庫県伊丹市)
オフセットインキ(新聞用、商業印刷用)の製造 フレキソインキ、グラビアインキの製造 フレキソインキ、グラビアインキの開発
※ 船橋工場について
2005年3月、開発部門が東京工場に移転しました。
ネ
ッ
ト
ワ
ー
ク
ネットワーク
シークス株式会社 (電子部品輸出入・EMS事業)
阪田産業株式会社 (工業薬品、化成品などの販売)
サカタラボステーション株式会社 (写真の現像・焼付、その他の特殊加工)
サカタインクスエンジニアリング株式会社 (色彩関連機器の販売)
ロジコネット株式会社 (物流事業など)
ジーエーシティ株式会社 (印刷関連情報提供など) ●
●
○ ●
●
●
主な国内グループ会社
大阪本社
東京本社
INX INTERNATIONAL INK CO. (アメリカ・シカゴ)
SAKATA INX (INDIA)LTD. (インド)
主な報告対象
生産拠点
●は持分法適用会社 ●は連結対象会社
THE INX GROUP LTD.(アメリカ・持株会社) INX INTERNATIONAL INK CO.(アメリカ・シカゴ) INX INTERNATIONAL INK CORP.(カナダ・モントリオール) P.T.SAKATA INX INDONESIA(インドネシア・ジャカルタ) SAKATA INX(INDIA)LTD.(インド・ニューデリー)
SAKATA INX(MALAYSIA)SDN.BHD.(マレーシア・クアラルンプール) SAKATA INX VIETNAM CO., LTD. (ベトナム・ホーチミン)
NANSHA SAKATA INK CORP. (中国・広州) TAIWAN SAKATA INX CORP. (台湾・台北) SAKATA INX SHANGHAI CO., LTD. (中国・上海) MAOMING SAKATA INX CO., LTD. (中国・広東省茂名) CDI SAKATA INX CORP. (フィリピン・マニラ)
ETERNAL SAKATA INX CO., LTD. (タイ・バンコク) THE INX GROUP(UK) LTD. (イギリス・マンチェスター) SAKATA INX ESPAÑA, S.A. (スペイン・バルセロナ) INX INTERNATIONAL METAL DECO INK COMPANY IRELAND LIMITED (アイルランド・ダブリン) INX INTERNATIONAL FRANCE S.A.S. (フランス・パリ) ●
● ● ● ● ● ●
● ● ○ ○ ○ ○ ● ● ● ●
主な海外グループ会社
(印刷用インキの製造・販売)●は持分法適用会社 ●は連結対象会社
東京工場 羽生工場
船橋工場
大阪工場
サカタインクス株式会社
(本報告書対象組織)◎
◎
売上高
997億円
(2005年3月期) 所在地別売上高構成日本
63%
北米
28%
アジア
5%
欧州
4%
印
刷
用
イ
ン
キ
の
ラ
イ
フ
サ
イ
ク
ル
と
環
境
負
荷
の
全
体
像
印刷用インキは、顔料、樹脂、溶剤、添加剤などを原料と します。その製造過程ではエネルギー、水、化学物質を使用 し、また外部環境にはCO2、廃棄物、水、化学物質を排出し ます。したがって、私たちにとって、印刷物を通じた情報伝 達の一役を担うとともに、メーカーとして環境への影響を 可能な限り削減することが、重要な課題なのです。
また製品の環境・安全配慮設計も求められています。
樹脂ワニス製造
原材料配合・撹拌
練 肉
調 整
水使用量
総量:
273,000
m3 上水工業用水 地下水
56,000 m3
20,000 m3
198,000 m3
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
総物質投入量
総量:
58,500
t 樹脂溶剤 顔料 添加剤
17,500 t
26,100 t
12,300 t
2,600 t
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
廃棄物発生量
総量:
4,057
t
金属くず廃インキ・廃溶剤 汚泥(排水処理)
その他(木くず、廃プラスチックなど) 952 t
1,216 t
1,187 t
703 t
・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・ ・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
再資源化量
総量:
3,106
t金属くず 廃インキ・廃溶剤 汚泥(排水処理)
その他(木くず、廃プラスチックなど) 952 t
1,215 t
469 t
471 t
・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・ ・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
エネルギー使用量
(原油換算量)
総量(原油換算):
6,016
k 電気重油(A重油) 灯油
4,804 966 245 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ k k k
(四工場合計)
注)四捨五入により、合計があわない場合があります。
電気 重油(A重油) 灯油
7,591 t-CO2
2,582 t-CO2
646 t-CO2
・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・
CO
2換算排出量
総量:
10,819
t-CO
2人々の暮らしに必要不可欠な印刷物−そこで求められる性能を満たすために
印刷用インキのライフサイクルと環境負荷の全体像
インキに含まれる有機溶剤は、使用時(印刷時)に揮発し、 取り扱う方の健康に影響を与える可能性があります。そこ で当社ではVOCを低減したインキの開発に努めるととも に、印刷過程で揮発する有機溶剤ガスの処理装置*を提案 しています。下図は、インキのライフサイクルと、その過程 で環境負荷の低減のために当社が取り組んでいる活動を 示したものです。
OUTPUT
当社の
取り組み
サカタインクス
(インキの製造)
含有化学物質の管理
PRTR法の 指定化学物質/ 労働安全衛生法の 該当物質/ NL規制物質
省エネルギー 廃棄物の削減 大気への負荷削減
水系への負荷削減 騒音防止/土壌汚染防止
INPUT
OUTPUT
原材料
樹脂 溶剤 顔料 添加剤
印
刷
用
イ
ン
キ
の
ラ
イ
フ
サ
イ
ク
ル
と
環
境
負
荷
の
全
体
像
印刷会社
(インキの使用)
品質検査・充填
大気への排出 公共用水域への排出 公共下水道への移動 事業所外への移動
6,779 kg 105 kg 56 kg 45,020 kg ・・・・・・・・
・・・・・ ・・・・・・ ・・・
化学物質の排出・
移動量
(PRTR届出物質)総量:
51,960
kg
(四工場合計) 公共下水道
工場外排水処理場 放流(河川)
22,000 m3
175,000 m3
9,000 m3
・・・・・・・・・ ・・・ ・・・・・・・・・
排水
総量:
206,000
m
3大気汚染物質
NOx SOx
2.4 t 15.0 t ・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・
水質汚濁物質
BOD COD
0.6 t 1.1 t ・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・
印刷工程
オフセット
フレキソ
グラビア
一般に平版印刷のことを言い、平らな版に、インキがなじみやすい部分(画 線部)と水がなじみやすい部分(非画線部)を作り、インキと水が混ざりにく い性質を利用して印刷します。印刷時には、版からゴム版(ブランケット)に一 旦インキを移すことから“オフセット”と呼ばれます。
裁断された用紙に一枚ずつ印刷する場合は枚葉、ロール状に巻かれた用紙 に印刷する場合はオフ輪と呼ばれます。
(例)新聞、カタログ、ポスター、ちらしなど
凹凸のついた版の凸部にインキを付け、被印刷体に移して印刷する凸版印刷 のうち、ゴムや感光性樹脂で作成した柔軟な版を使用した印刷です。 (例)段ボール、紙袋など
金属ロールを腐食あるいは彫刻した版にインキを付け、ドクターと呼ばれる 刃で掻き取り、凹部に残ったインキを被印刷物に圧力をかけて移して印刷す る方式です。
(例)食品・雑貨包装用フィルム、ペットボトル飲料のラベルなど
版 被印刷物
版
ドクター 圧胴
インキ
インキパン インキ
被印刷物
インキローラー 版
圧胴
インキ 被印刷物
インキローラー
版
水ローラー
ブランケット胴 圧胴
インキ ブランケット胴
大気への負荷削減/ 人の健康への配慮 大豆油インキ/ノンVOCインキ/ ノントルエンインキ/ ノントルエン・ノンMEKインキ/ 水性インキ
水系への負荷削減 湿し水の環境負荷削減 水なし印刷用インキ 廃棄物の削減 フレキソインキ容器の リサイクル
古紙再生時の 阻害要因削減 脱墨性 内容物への
安全配慮 NL規制遵守
印刷物の
消費
廃棄・
リサイクル
1973年に「環境部(現在:品質・環境部)」を設置し、地 球環境保全への取り組みを開始して以来、サカタインクス は時代の変化に対応しつつ、環境保全、保安管理に努めて きました。
現在、地球温暖化、天然資源の枯渇、オゾン層の破壊な どの環境問題への対応、地球規模での環境保護が世界共 通の課題となっています。当社では環境管理組織の整備、 事業活動にともなう環境負荷の低減、環境事故の未然防 止の強化を重要経営課題と認識し、これら環境活動に取り 組んでいます。
2001年1月には、生産・開発部門での環境活動を推進す るために「環境管理委員会」を設置。また、2002年6月に は、社長を委員長とする「環境経営委員会」を設置すると同 時に、営業・間接部門での環境活動推進のために「環境委員 会」を設け、環境経営体制を整備しました。
さらに、環境との調和を図りながら持続発展的に企業経 営を進めていくには、環境に関する全社的な基本理念と基 本方針の策定が必要と考え、2002年6月に「環境基本理
念」、「環境基本方針」を制定しました。
ISO14001は国際標準化機構(ISO)が1996年に制定 した、環境マネジメントシステム(EMS)の国際規格です。
当社は、環境保全への取り組みを自主的に進め、継続的に
改善していくため、ISO14001の認証取得を推進しています。
2001年3月、東京工場、大阪工場、羽生工場の三工場で
認証を取得し、2002年4月には、船橋工場まで認証範囲を
拡大しました。また、2004年8月には工場敷地内の関連会
社である、ロジコネット株式会社を登録範囲に含めました。
1. 全社員は、地球環境の保護を最重要課題と認識し、行動する。 2. 環境関係の法規、条例および協定などを遵守する。
3. 省エネルギ−、廃棄物の減量化などにより環境負荷の削減に努める。 4. 環境に配慮した製・商品の開発に努める。
5. 環境目的・目標を定め、実施し、定期的な見直しにより環境の保護に努める。
環境基本方針
サカタインクスは地球環境の保護を最重要経営課題と認識し、 企業活動において、環境に配慮した取り組みを継続的に推進する。
環境基本理念
事業所 登録年月日 審査登録機関 登録証番号
東京工場、大阪工場、羽生工場 2001年3月30日
財団法人日本品質保証機構 JQA-EM1466
船橋工場
2002年4月12日 財団法人日本品質保証機構 JQA-EM1466*
認証登録範囲の拡大
*
環
境
マ
ネ
ジ
メ
ン
ト
環境マネジメント
環境経営委員会
(委員長:社長)
(生産・開発部門) (営業・間接部門)
環境管理委員会
環境委員会
羽生工場 船橋工場
東京工場 大阪工場 大阪本社 東京本社 支店・営業所
全社の環境に対する、理念・方針を 策定し、環境経営を実践します。
生産部門、開発部門での環境
配慮活動の推進を担当します。 配慮活動の推進を担当します。営業部門、間接部門での環境
環境経営方針
環境マネジメントの体制
当社各工場では、火災や爆発、化学物質などの漏洩、地震 などの災害が発生した場合の対応マニュアルを作成すると ともに管轄自治体や近隣自治会への連絡体制や社員召集 体制を整備しています。
また消火栓放水訓練、二酸化炭素自動消火設備訓練など の消防訓練、アンモニア水やインキ・油類の漏洩を想定した 事故訓練を実施し、万一の事態に備えています。
消防訓練(放水) 消防訓練(救助)
環境マネジメントシステムに基づき、環境に関する知識や 技能、自覚の向上を図っています。著しい環境影響の原因と なる可能性のある業務に従事する場合には、当該従業員に 対して適切かつ必要な訓練および教育を行い、能力の向上 に努めています。
また、公的資格の取得を奨励しています。
下表には、工場で必要な公的資格を◆印で示しています。 また、環境マネジメントシステムの中で特定教育として運用 しているものを★印で示しています。
資格取得者数
四工場計(人) 資格名
環境計量士
水質関係公害防止管理者(1種) 水質関係公害防止管理者(2種) 水質関係公害防止管理者(4種) 大気関係公害防止管理者(1種) 大気関係公害防止管理者(3種) ダイオキシン公害防止管理者 東京都公害防止管理者2級 エネルギー管理士 エネルギー管理員◆★
特別管理産業廃棄物管理責任者◆★
1 5
1 5 1
2 2 6 5
1 5 2 1 5 1 1 2 6 4 4
2004年3月末 2005年3月末
四工場計(人) 資格名
産業廃棄物処理施設技術管理者◆★
衛生管理者1種◆ 作業環境測定士1種 酸欠危険作業主任者(酸欠)◆ 酸欠危険作業主任者(酸欠・硫化水素)◆ 特定化学物質等作業主任者◆★
有機溶剤作業主任者◆★
(化)1種圧力容器取扱作業主任者◆ 小規模ボイラー取扱技能者◆★
ボイラー技士2級◆★
3 7 4 1 28 46 63 2 22 11
4 6 3 1 36 45 64 1 31 11
2004年3月末 2005年3月末
当社各工場が遵守すべき環境関連規制としては、大気、 水質、騒音、振動、悪臭などに関する各種の法規制や、毒物 および劇物取締法、労働安全衛生法などの法規制のほか、 各自治体の条例および協定があります。
各工場ではこうした法規制による基準値を遵守すること はもちろん、実態把握と監視のために自社測定を実施して います。また第三者分析測定機関へも環境測定を依頼し、 環境関連法規の遵守状況を定期的にチェックしています。
<環境苦情>
2004年度、環境に関連した苦情を1件(騒音1件)受けま した。直ちに消音設備を設置し、改善しました。
<環境事故>
2004年度、環境に関連した事故は発生していません。 <処罰事例>
2004年度、当社が環境関連で処罰を受けた事例はあり ません。
環境関連法規の遵守
緊急時の対応
教育・訓練活動
環
境
マ
ネ
ジ
メ
ン
改善状況
電気使用量原単位( (1999年度を100とする)
60 70 80 90 100 110
100
92.5
85.6
82.2
78.3 76.6
削減
活動状況の説明
1999 2000 2001 2002 2003 2004 年度 1998年より東京工場、羽生工場、大阪工場では、 「人と設備と企業の体質を強化し、お客様、近隣地域
の皆様、従業員そして地球環境に感動を与えること」 を目指してTPM活動を進めています。2004年には、 社団法人日本プラントメンテナンス協会より「2004 年度TPM優秀賞第1類 」を受賞しました。
当社は、TPM活動のねらいとあるべき姿を右のよ うに定めています。また、具体的な活動を9つに分類 し、このうち『安全衛生環境活動』において、SS、GS
を満たすべく継続した改善を実施しています。
生産システム効率化の極限追求 (総合的効率化) をする企業体質づ くりを目標にして生産システムのライフサイクル全体を対象とした “災害ゼロ・不良ゼロ・故障ゼロ” などあらゆるロスを未然防止する仕 組みを現場現物で構築し、生産部門をはじめ、 開発・営業・管理など のあらゆる部門にわたってトップから第一線従業員にいたるまで全員 が参加し重複小集団活動により、ロス・ゼロを達成すること。
用語解説
TPM:Total Productive Maintenance
(トータル・プロダクティブ・メンテナンス)
日本プラントメンテナンス協会が制定しており、TPMの定義に基づ いた全社的TPMにおいて成果のあげた事業場に贈られる賞です。用語解説
TPM優秀賞
TPM
活動と環境負荷低減
当社の目指す4S工場
CS : Customer Satisfaction(顧客満足度) お客様第一主義(品質・コスト・納期)
ES : Employee Satisfaction(従業員満足度) 従業員が満足する安全で快適な働き甲斐のある職場
SS : Social Satisfaction(地域満足度)
GS : Global Satisfaction(地球満足度) 地域に信頼され、地球を大切にする工場
環
境
マ
ネ
ジ
メ
ン
ト
環境マネジメント
CS
SS
ES
1973年に制定された「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律」 のことです。環境を経由して人の健康や動植物の生息・生育を損なうおそ れがある化学物質の製造、輸入および使用を規制する法律で、新たに製造・ 輸入される化学物質を対象に人への有害性などについて事前に審査を行 うよう定めています。
用語解説
化学物質審査規制法(化審法)
2001年9月、当社は「グリ−ン購入ネットワ−ク」(GPN)
の会員となり、文具や事務用備品を中心に、グリーン購入へ の取り組みを積極的に進めています。またこの活動を促進 するために、該当品については総務部門を通じて発注して います。
発注時には、まず中古品の利用を推奨します。中古品がな い場合には、品質と価格を考慮してグリ−ン購入対象品を優 先的に購入するようにしています。また、社内報誌上で広報 活動をおこなうことにより、従業員の意識を高めています。 2004年度のグリーン購入率は、大阪本社で約81%となり
ました。なかでもOA用紙は、本社、工場、支店・営業所のほ とんどで古紙配合率100%の再生紙を使用しています。
また、新たに製品カタログを作成する際には、再生紙を使 用しています。
さらに、営業リース車両は低公害車(低燃費・低排出ガス 認定車)への切り替えを実施し、その比率は2004年度末で
は72.3%に達しています。
今後は、発注システムの効率化を図ることで、グリーン購 入活動をより確実なものとしていきます。
用語解説
グリ−ン購入ネットワ−ク(GPN)
「グリ−ン購入に取り組んでいます」 環境を考慮して、環境への負荷ができるだけ少ない製品やサ−ビスを選ん で調達、購入することを「グリ−ン購入」と言います。グリ−ン購入ネットワー ク(GPN)は、グリ−ン購入を促進し
ていくために1996年に組織され た行政機関・企業・消費者団体の全 国ネットワ−クです。
用語解説
NL
(ネガティブリスト)規制
「NL規制(食品包装材料用印刷インキに関する自主規制)」は、1973年、 印刷インキ工業連合会が食品の包装材料に使用される印刷用インキの原 材料に、有害性が高く、健康を損なう可能性があると考えられる物質の使用 を禁止することを取り決めた、業界独自の規制です。インキに使用される可 能性のある物質から、毒性、発ガン性、蓄積性などによる障害発生の恐れが あるもの、使用を避けるべきものとして現在130種の物質がリストアップ されており、当社ではこれらの物質を調達・
使用することのないよう厳しく管理してい ます。
また、印刷インキ工業連合会では規制に準 拠していることを示す「NL規制準拠マー ク」を制定し、当社ではインキラベルや製品 カタログなどに掲載しています。
原材料化学物質管理シート
当社では、印刷用インキをはじめとする製品の原材料の 調達に際して、各仕入先企業に「原材料化学物質管理シー ト」を提出いただいています。原材料の構成成分ごとに、次
にあげる項目などを確認しています。
また、2005年4月には、資材購入先選定基準に「環境負 荷低減への取り組み」を追加し、環境に配慮した資材調達を 進めています。
グリーン調達
グリーン購入
グ
リ
ー
ン
調
達
・
購
入
低公害車導入率の推移
項目
計画 実績
2002年度
ー 36.8%
2003年度
52.3% 55.7%
2004年度
64.7% 72.3%
2005年度
75.2% ー
すでに取得 している
57% 取得予定
がある
15% 取得して いない
24%
未回答
4%
仕入先企業の ISO14001 認証取得状況
グリーン調達 ・ 購入
* グリーン購入法:国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律(2000年5月制定)
主な確認項目
・ 化学物質審査規制法 への登録有無 ・ TSCA(米国、有害物質規制法)への登録有無 ・ PRTR法の指定化学物質の含有状況
・ 労働安全衛生法の表示物質・通知対象物質の含有状況 ・ NL規制 物質の不使用
当社グリーン購入対象品
グリーン購入法*適用品 エコマーク認定品
環境目標と実績
環境目標における「共通テーマ」の実績
ISO14001に基づき、当社は、四工場共通の目標である 「共通テーマ」と、各工場の部門にて設定する「部門自主テー マ」の二つのレベルで環境目標を設定しています。それぞれ の環境目標では可能な限り定量的な目標値を設定し、その 達成をめざして環境負荷の低減に取り組んでいます。
共通テーマとして、「電気使用量削減」(生産部門・非生産 部門)と「廃棄物排出量削減」(生産部門)、および全工場で
「全廃棄物排出量の削減」と「リサイクル率向上」を目標に掲 げ、取り組みました。
また、部門自主テーマとして、「燃料(灯油)使用量削減」 (大阪工場 生産技術部門)と「有機溶剤蒸気排出量削減」 (東京工場・大阪工場 グラビアインキ生産部門)に継続し
て取り組みました。
2004年度の実績は、次項の通りです。
東京工場では、目標を達成しました。大阪工場では、目標 には達していませんが、前年度を上回り削減しています。
羽生工場では廃プラスチックが増加し、目標を達成できま せんでした。
生産部門において、大阪工場は製造棟増設に伴う影響も ありましたが、ほぼ目標を達成しています。東京工場では、前 年度より削減したものの、目標には到達しませんでした。
非生産部門の中には、目標を超える削減を達成した部署 があったものの、目標には若干届きませんでした。
(1)電気使用量の削減
(2)廃棄物排出量の削減
2003年度からは、生産部門だけでなく非生産部門から の発生分を含めた廃棄物を、「全廃棄物排出量」とし、この 削減に対して目標値を設定しました。同時に、全廃棄物量の うち資源として再利用されるもの(サーマルリサイクルを 含む)が占める割合を「リサイクル率」とし、これについても 目標値を設定しました。
全廃棄物排出量の削減について、船橋工場では目標を 達成しました。大阪工場では前年度より削減しましたが、目 標は達成できませんでした。東京工場では、汚泥の増加(汚
泥脱水設備のトラブルで、脱水が充分にできなかった)など により、また羽生工場では廃プラスチックの増加により目標 達成はできませんでした。
廃棄物のリサイクル率について、東京工場、羽生工場で は前年度より向上したものの、まだリサイクルに移行でき ていない汚泥や廃プラスチックの増加が影響し、目標は達 成できませんでした。また、大阪工場では現状非リサイクル である汚泥の排出量が増加したため、目標を達成できま せんでした。
(3)全廃棄物排出量の削減と廃棄物のリサイクル率向上
(電気使用量原単位:電気使用量kWh/生産量t)
(排出量原単位:廃棄物排出量kg/生産量t) *1 2000年10月∼2001年5月までの実績に対する数値
*2 船橋工場は2005年3月、開発部門が東京工場に移転したため、2005年度削減目標を設定していません。
環
境
保
全
活
動
の
目
標
と
実
績
*2 *1
2003年度実績
(対1999年度比)
事業所 部 門 項 目
東京工場
大阪工場
羽生工場 船橋工場
生産部門 非生産部門 生産部門 非生産部門 全部門 非生産部門
電気使用量原単位 電気使用量 電気使用量原単位 電気使用量 電気使用量原単位 電気使用量
19.9%削減 19.1%削減 28.5%削減 29.0%削減 12.0%削減 52.5%削減
2004年度削減目標
(対1999年度比)
27.0% 20.3% 31.0% 29.0% 15.0% 54.3%
2004年度実績
(対1999年度比)
21.3%削減 19.5%削減 30.8%削減 28.7%削減 12.8%削減 54.1%削減
2005年度削減目標
(対1999年度比)
30.0% 20.3% 34.0% 29.0% 18.0% ー 35.0% 35.0% 65.0% 32.2%削減
22.1%削減 55.4%削減
36.6%削減 26.6%削減 15.1%削減
40.0% 40.0% 70.0% 東京工場
大阪工場 羽生工場
生産部門 生産部門 生産部門
排出量原単位 排出量原単位 排出量原単位
2003年度実績
(対2000年10月比)
事業所 部 門 項 目 (対2000年10月比)2004年度削減目標 (対2000年10月比)2004年度実績 (対2000年10月比)2005年度削減目標
環境目標における部門自主テーマの実績
(1)燃料(灯油)使用量の削減 : 大阪工場 生産技術部門
大阪工場生産技術部門は2000年10月から、部門自主 テーマとして「灯油使用量の削減」を掲げています。それに 先立ち、2000年8月、熱源を熱効率の高い貫流ボイラーへ 変更し、燃料も重油から環境負荷のより少ない灯油に変更 しました。
単位量当たりの灯油で発生するスチーム量を原単位に設 定し、熱損失の改善やスチームの効率的使用を検討・実施 するなど削減に取り組んでいます。目標の32.5%改善には 達しませんでしたが、19.6%改善しています。
(2)有機溶剤蒸気排出量の削減 : 東京工場・大阪工場 グラビアインキ生産部門 東京工場、大阪工場のグラビアインキ生産部門は、生産
工程で発生する有機溶剤蒸気の排出量の削減に取り組ん でいます。活動の成果は有機溶剤蒸気排出量原単位という 指標によって評価しています。
2004年度は、大阪工場では目標を達成しました。一方、
東京工場では2003年度にひき続き、攪拌容器の密閉性向 上や洗浄溶剤の再利用などロス削減を行っていますが、製 造品種替えにともなって発生する洗浄作業が増加したた め、目標には届きませんでした。
(有機溶剤蒸気排出量原単位:有機溶剤蒸気排出量kg/生産量t) (スチ−ム用給水量原単位:スチ−ム用給水量m3/灯油使用量kℓ) 全廃棄物排出量の削減
廃棄物のリサイクル率
* 船橋工場は2005年3月、開発部門が東京工場に移転したため、2005年度削減目標を設定していません。
* 船橋工場は2005年3月、開発部門が東京工場に移転したため、2005年度目標を設定していません。
環
境
保
全
活
動
の
目
標
と
実
績
2003年度実績
(対1999年度比)
事業所 部 門 項 目
大阪工場 生産技術部門 スチーム用給水量原単位 18.8%改善 32.5%改善 19.6%改善 35.0%改善
2004年度目標
(対1999年度比)
2004年度実績
(対1999年度比)
2005年度目標
(対1999年度比) * 12.0%
11.0% 25.0% 45.0% 2.4%削減
8.5%増加 19.2%削減 30.9%削減
20.9%増加 4.3%増加 68.0%増加 57.4%削減
17.0% 15.0% 30.0% ー
東京工場 大阪工場 羽生工場 船橋工場
2003年度実績
(対2002年度比)
事業所 2004年度削減目標(対2002年度比) (対2002年度比)2004年度実績 2005年度削減目標(対2002年度比)
* 75.0%
89.0% 81.0% 92.0% 68.2%
86.8% 45.5% 80.7%
70.8% 83.8% 53.7% 80.9%
97.0% 90.0% 97.0% ー
東京工場 大阪工場 羽生工場 船橋工場
2003年度実績 2004年度目標 2004年度実績 2005年度目標 事業所
2003年度実績
(対1999年度比)
事業所 部 門 項 目
東京工場 グラビアインキ生産部門
グラビアインキ 生産部門
有機溶剤蒸気 排出量原単位
有機溶剤蒸気 排出量原単位
1.8%増加 5.0% 8.0%増加 6.0%
大阪工場 0.9%削減 6.0% 6.0%削減 7.0%
2004年度削減目標
(対1999年度比)
2004年度実績
(対1999年度比)
2005年度削減目標
サカタインクスは、環境報告書2002から、環境関連投資 の合計額や主な環境保全設備に関わる改善・維持費用、環 境負荷監視費用および廃棄物適正処理費用などの合計額
を公表しています。
本報告書では、環境会計ガイドラインの分類に準じて、環 境保全コストと効果を取りまとめました。
集計の考え方
(1)基本とした指針
「環境会計ガイドライン2002年版」(環境省)および「化学企業 のための環境会計ガイドライン」(社団法人日本化学工業協 会、日本レスポンシブル・ケア協議会)を参考にしました。
(2)集計にあたっての前提条件
① 対象期間
2004年4月1日∼2005年3月31日(会計年度と一致) ② 集計範囲
サカタインクス株式会社 ③ 公表様式
環境保全コスト主体型フォーマット(環境省 公表用A−1表) に準じました。
環境会計
環
境
会
計
環境保全コストの投資額合計は、19百万円でした。主 な内容は、大気汚染防止、水質汚濁防止設備の改修、電気 使用効率改善などです。
環境保全コストの費用額合計は、744百万円でした。
(単位:百万円)
当該期間の投資額の総額 623百万円 当該期間の研究開発費の総額 1,743百万円 環境保全コスト
*四捨五入により、各数値の和と、合計として示された値が一致しない場合があります。
上・下流コスト 事業エリア内コスト
管理活動コスト 53
27
8
199
2
467
1
0
755 10
4
1
1
0
0
0
0
16
1 12
7
0
0
0
0
0
19
56 30
8
209
1
441
1
0
744
分 類 主な取り組みの内容
投資額 費用額
大気汚染防止設備、水質汚濁防止設備、 騒音防止設備などの維持・管理
環境情報の公表、環境マネジメントシステム維持 環境負荷監視、緑地の維持・管理
省エネルギー設備の維持・管理
廃棄物の削減・リサイクル・適正処理
環境製品を提供するためのコスト
環境損傷対応コスト
合計
研究開発コスト
社会活動コスト
環境保全に関する研究
環境保全活動の地域支援 公害防止コスト
地球環境保全コスト
資源循環コスト
2003年度
環境会計
主な費用は、環境配慮型製品の研究開発費用、廃棄物の削 減・リサイクル・適正処理のための費用、環境管理活動費 用、水質汚濁防止設備の維持・管理費用などです。 (3)環境保全コストの算定基準
① 投資額
環境保全に関わる設備投資額(一部予算額)を集計しています。 ② 費用額
複合コストの場合、按分計算をしています。
・減価償却費:環境保全に関わる設備を対象とし、財務会計上 の金額を集計しています。
・人件費:平均人件費単価に、環境保全設備に対する環境保全 活動時間を乗じて集計しています。
・研究開発コスト:研究テーマごとに環境保全係数を決め、按 分計算しています。
費用額 投資額
今後の取り組み
環境保全コストの集計と、効果の算出を継続して実施し、 環境保全活動と情報開示に努めます。
環
境
会
計
削減量は、生産量による活動量調整を行い比較しています。 エネルギー(電気、燃料)の絶対量は増加しています。こ れは、生産量増による使用量増加分が、省エネ活動による 効果を上回ったためです。活動量調整を行いますと、電気 使用量は削減しています。
廃棄物排出量は増加しています。生産量増や汚泥脱水設 備のトラブルによる影響や廃インキ処理によるものです。 環境保全効果(物量単位)
*削減量は活動量調整後の値。 △は、増加を示します。
二酸化炭素換算排出量(t)
廃棄物排出量(t)
処分量(t)
5,799
4,701
1,098
10,353
3,732
821
2.2
13.3
6,016
4,804
1,211
10,819
4,057
951
2.4
15.0
77
135
△57
59
△136
△88
△0.1
△1.0 NOx(t)
SOx(t)
エネルギー(原油換算 kl)
電気(原油換算 kl)
燃料(原油換算 kl)
2003年度
項 目 削減量 *
(単位:百万円) 経済的効果
項 目
エネルギー費用(電気、燃料)の削減
廃棄物の処理費用の削減
7
△12
1,269 経費削減効果
環境配慮型製品販売
2004年度
削減量(活動量調整後)について
削減量(活動量調整後)
=2004年度環境負荷(活動量調整後) − 2004年度環境負荷 2004年度環境負荷(活動量調整後)
=2003年度環境負荷 × (2004年度生産量/2003年度生産量)
2004年度
環境負荷低減への取り組み
1)地球温暖化防止とエネルギ−使用量削減の取り組み
2004年度の当社四工場におけるエネルギー使用量は、 地球温暖化の主な原因物質である二酸化炭素(CO2)に換 算すると10,819t-CO2、前年度より約4.5%増加してい ます。環境マネジメントシステムを構築した2001年度以降 は、各部門が省エネルギーに向けた工夫と改善を進め、生 産効率化を追求したことでエネルギー使用量は減少を続 けていましたが、2004年度は生産量増加に伴うスチーム ボイラー用燃料の使用量増加の影響により、総量が増加し ました。一方、1990年度を100とした二酸化炭素換算量 原単位(二酸化炭素換算量÷生産量)では95となり、5ポ イント削減しています。
今後も工場内関連会社を含め、さらなる省エネルギ−活 動を継続していきます。
なお、当社では地球温暖化の原因となるフロン類は、原 材料としても、製造工程においても使用していません。
省エネルギー活動の事例
・ 生産設備の効率化 ・ 製造条件の見直し
・ 保温倉庫の作動時間、温度の見直し ・ 空調温度の適正化、高効率機器への更新 ・ ボイラ−の効率向上
原単位では省エネが進みましたが、 エネルギー使用量は増加しました
非生産拠点である本社、支店・営業所ではエネルギーと して、電気と営業活動に伴うガソリンを使用します。これら の使用量を2001年度から集計し、二酸化炭素(CO2)に換 算して推移を示しました。2004年度の換算量は2,135 t-CO2となり、前年度より約1.5%低減しています。
これは、非生産拠点における省エネ活動の継続と、低公 害車への更新などの効果が少しずつ現れてきた結果だと 考えられます。
[オフィスにおける環境保全活動(p19)では、電気とガソ リンそれぞれの状況を記載しています。]
本社、支店・営業所でも、エネルギー使用量を 着実に削減しています
二酸化炭素換算量推移*1,*2
環
境
負
荷
低
減
へ
の
取
り
組
み
*1 二酸化炭素換算量は、環境省環境活動評価プログラムの換算係数を用い て算出しています。
ガソリン使用量(t-CO2) 電気使用量(t-CO2)
二酸化炭素換算量推移(非生産拠点)*1
0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000
年度
2001 2,352
1,391
961
2002 2,309
1,334
975
2003 2,167
1,201
966
2004 2,135
1,167
968
*1 工場内関連会社の電気使用量を含めています。
*2 二酸化炭素換算量は、環境省環境活動評価プログラムの換算係数を用い て算出しています。
0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 14,000
1990 1999 2000 2001 2002 2003 2004 年度
燃料使用量(t-CO2) 電気使用量(t-CO2)
二酸化炭素換算量原単位(1990年度を100としています:右軸)
7,139 11,251
10,447
(t-CO2)
(t-CO2)
11,523
2,147
4,992
80 90 100 110 120 130 140 150
7,781 3,470
7,935 3,588
10,523
7,508 3,015 2,983
7,464 10,353
2,924
7,429 10,819
3,228
7,591
100 120
117 104
101
2)廃棄物削減の取り組み
当社四工場は、共通課題として、事業活動から発生する廃 棄物の排出量をできる限り抑制するとともに、廃棄物の再 使用やリサイクル(再資源化)を推進することで、処分量の 削減に取り組んでいます。
これらの取り組みの進捗状況は、「廃棄物排出量」と「リサ
イクル率(%)」の2つの指標で把握しています。四工場の事 業活動によって発生した、廃棄物排出量とリサイクル率(%) の推移は以下の通りです。
2004年度、金属くずの排出量は低減しましたが、廃イン キや汚泥の排出が増加したことにより、総排出量は4,057t と前年度の3,732tから8.7%増加しました。
2004年度も引き続き分別の取り組みを推進するととも に、一部の廃棄物を再び資源として利用できるように処理 方法の転換を進めました。しかし、再資源化している金属く ずの減少と、まだ再資源化していない汚泥の増加により 2004年度のリサイクル率は前年の78.0%から76.6%に
低下しました。
今後、廃棄物の再資源化をさらに進め、処分量の削減に 取り組んでいきます。
0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000 4,500 0 20 10 30 40 50 60 70 80 90
廃棄物排出量とリサイクル率
全廃棄物の排出内訳
処分量*1(t)
再資源化利用量(t)
リサイクル率*2(%)(右軸)
3,152
1999 2000 2001 2002 2003 2004 年度
(t) (%)
廃棄物削減活動の事例
・ 使用済みドラム缶などのリユ−ス
・ 購入原材料の荷姿変更・通い容器化(缶→ドラム缶→コンテナ−) ・ 廃溶剤の溶剤回収
再資源化委託の事例
・ 排水汚泥の炭化による土壌改良材・水質浄化材への再利用 ・ 排水汚泥の発酵による肥料化
・ 廃インキを燃料として再利用 ・ 金属くずを製鉄原料として再利用 ・ 廃プラスチックの固形燃料(RPF)化
*1 処分量:単純焼却処分や埋め立て処分される廃棄物の排出量
*2 リサイクル率の算出には、サーマルリサイクルを含めています。
廃棄物の再資源化を進め、処分量の削減に努めます
処分量(非再資源化廃棄物)の排出内訳
2003
年度1,500 1,200 900 600 300 0
廃インキ・廃溶剤
5%
汚泥(排水処理汚泥) 67%
その他(木くず・廃プラスチックなど) 28%
金属くず (原材料容器など)
30%
金属くず (原材料容器など)
24% 汚泥
(排水処理汚泥)
23%
汚泥
(排水処理汚泥)
29% その他
(木くず・廃プラスチックなど)
18%
821
2004
年度1,500 1,200 900 600 300 0
汚泥(排水処理汚泥) 76%
その他(木くず・廃プラスチックなど) 24% 951 1,623 1,529 3,231 1,738 1,493 3,166 1,611 1,555 3,682 2,490 1,192 2,911 821 3,106 951 3,732 4,057
廃インキ・ 廃溶剤
30% 廃インキ・
廃溶剤
29%
その他
(木くず・廃プラスチックなど)
17%
環
境
負
荷
低
減
へ
の
取
り
組
み
51.5 53.8
50.9 67.6
78.0 76.6
2003年度
3,732t 2004年度4,057t
(t)
排水処理設備(活性汚泥法)概念図
環境負荷低減への取り組み
環
境
負
荷
低
減
へ
の
取
り
組
み
印刷用インキ製造時の熱源としてスチームを活用してい ます。このスチームを発生させるボイラー燃料の燃焼時
に、NOx(窒素酸化物)およびSOx(硫黄酸化物)が大気中
に排出されます。当社は定期的に排ガス検査を実施し、排 出濃度が基準値以下であることを確認しています。 2004年度のNOx排出量は2.4t、SOx排出量は15.0t
と、前年度に比べそれぞれ9.1%、12.8%増加しています。
前年に引き続き、スチームの効率的使用および熱損失低減 策を継続して実施しましたが、生産量増加に伴う燃料使用 量が増加したためです。今後も継続して、ボイラ−の効率 向上を図り、環境負荷の削減に努めます。
[2004年度の測定デ−タは、P23∼P24に記載しています]
工場外への排水は、工場内で排水処理(右図参照)を行 い、水質の汚濁防止に努めています。また、管轄自治体が定 める条例や協定などに基づいた水質検査を実施し、排水の 水質を監視しています。
2004年度の当社四工場による水資源の使用量は273
千m3、排出量は206千m3でした。このうち排出先の内訳
は、公共下水道へ22千m3(10.7%)、工場外排水処理場
へ175千m3(85.0%)排出し、河川への放流が9千m3
(4.4%)でした。
また、排水の主な水質検査項目であるCOD 、BOD やSS の測定値は、各工場とも継続して基準値を下回っ ています。測定値と排水量から求めた、2004年度の
COD、BODはそれぞれ1.1t、0.6tです。
[2004年度の測定デ−タは、P23∼P24に記載しています]
2004年度も排水の水質は法令基準値を下回っています
1999 2000 2001 2002 2003 2004年度 0
10 15 20
5
NOxとSOxの排出量推移
15.5 (t)
基準値はクリアしたものの、排出量は前年度に比べ増加しました
16.3
13.4 13.5
15.0 13.3
*1 SOx排出量は、使用燃料に含有する硫黄(S)分をSO2に換算した値の合計です。 *2 NOx排出量は、環境省環境活動評価プログラムの換算係数を用いて、燃料使用量 から求めた値の合計です。
SOx排出量(t)*1 NOx排出量(t)*2
3)大気汚染物質(NOx,SOx)排出量の削減
4)水質汚濁防止
用 水 273千m3
排 水 206千m3 蒸 発
60千m3
生産関係 7千m3
公共下水道
工場外排水処理場(共同組合) 放流(河川)
22千m3
175千m3
9千m3
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2.7 2.7 2.3 2.3 2.2 2.4
汚水
エアー
①曝気槽
②沈殿槽
処理水
廃棄 余剰汚泥
返送汚泥
汚泥
①曝気により排水は活性汚泥 と混合撹拌され、排水中の有 機物は微生物によって、吸着、 酸化分解されます。
環
境
負
荷
低
減
へ
の
取
り
組
み
(単位:kg/年) PRTR集計表(2004年度)
用語解説
Pollutant Release and Transfer Registerの略。「PRTR法」 は、有害性のある特定の化学物質について、事業所から環境中(大 気・水域・土壌)への排出量と、廃棄物としての移動量・公共下水道へ の移動量を集計し、公表する法制度です。1999年7月、「特定化学 物質の環境への排出量の把握等および管理の改善の促進に関す る法律」が公布され、2001年4月から排出量・移動量を把握し、都 道府県経由で国に届け出ることになっています。
PRTR(化学物質排出移動量届出制度)
Chemical Oxygen Demandの略。主に湖沼や海域における水 質汚濁指標として用いられます。水中の有機物を酸化剤で酸化 する時に消費される酸素量(mg/ℓ)のことで、値が大きいほど水 質汚濁程度も大きくなります。
用語解説
COD(化学的酸素要求量)
Biochemical Oxygen Demandの略。主に河川における水質 汚濁指標として用いられます。微生物が水中の有機物を酸化分解 する時に必要な酸素量(mg/ℓ)のことです。
用語解説
BOD(生物化学的酸素要求量)
Material Safety Data Sheetの略。化学物質を適正に管理す るため、法令により、化学物質・化学製品を取引する際に事業者に 提供が義務づけられた、有害性、取扱上の注意などに関する情報 が記載されたデータシートです。
用語解説
MSDS(製品安全データシート)
Suspended Solidの略。水に溶けない浮遊物質(泥など)のこと で、この量が多ければ水が濁っていると言えます。
用語解説
SS
当社では、PRTR 法に従った有害化学物質の排出・移 動量の把握と管理を実践しています。2004年度は年間取 扱量が1t以上の第一種指定化学物質について、各事業所 から排出量と移動量を管轄都道府県に届け出ました。下表 は対象事業所(工場、名古屋支店、九州支店)が届け出た
データを集計したものです。
また、製品取引の際には原材料や資材などの有害性、取
扱上の注意といった情報をMSDS(製品安全データシー
ト) によってユーザーに提供し、取扱時や輸送時の安 全の確保に努めています。
化学物質の排出・移動量を定量的に把握し、適正に管理しています
5)PRTR法に基づく化学物質の管理
*1 3-イソシアナトメチル-3,5,5-トリメチルシクロヘキシル=イソシアネート
0.0 0.8 0.0 0.0 0.1 6,778
0.0 0.0 0.0 0.0 0.0
6,778.9
0.0 1.3 0.0 103
0.0 0.0 0.0 0.0 0.6 0.0 0.0
104.9
0.0 0.0 0.0 56 0.0 0.0 0.0 0.2 0.0 0.0 0.0
56.2
22 1.6 0.0 445
0.4 44,360
113.9 7.5 7.4 3.9 58
45,019.7
9 16 27 43 66 227 254 308 309 311 346
アジピン酸ビス(2-エチルヘキシル) 2-アミノエタノ−ル
イソホロンジイソシアネ−ト エチレングリコ−ル グルタルアルデヒド トルエン
ヒドロキノン
ポリ(オキシエチレン)=オクチルフェニルエーテル ポリ(オキシエチレン)=ノニルフェニルエーテル マンガン及びその化合物
モリブデン及びその化合物
合 計
事業所 政令番号 大気への
排出量
公共用水域への 排出量
公共下水道への 移動量
事業所外への 移動量(廃棄物)
(2)電気使用量の削減
2004年度、電気使用量は大阪本社で前年比約1.6% 減、東京本社で同約0.5%減の削減を達成しました。一方、 支店・営業所では前年比約1.7%増加しました。
社内報や昼休みの館内放送(大阪本社)を活用して省エ ネへの意識を向上させる啓蒙活動を行うとともに、2005 年7月からは夏の軽装勤務(冷房温度28℃)を実施してい ます。特に、2004年度に電気使用量が増加した支店・営業 所では、使用量管理の徹底を図り、削減の取り組みをいっそ う強化していきます。
分別ボックス 排出くずの再資源化が容易なシュレッダー
シュレッダーくず
0 20 40 60 80 100
2003年度
上期 2003下期年度 2004上期年度 2004下期年度 73.2
65.1
83.2
(%)
66.2
53.0 49.551.6
大阪本社・東京本社のリサイクル率
省エネルギーやリサイクルに努め、負荷を低減しています
(1)廃棄物のリサイクル
大阪本社・東京本社では、事務所内に分別ボックスを配 置し、ビル管理会社と協力して、オフィスごみの分別・リサイ クルに努めています。
紙類は、OA用紙・新聞紙・雑誌類・段ボ−ルのほか、ペー パータオルや小さな紙ゴミも分別し、また飲料容器は缶・ ビン・ペットボトルに分別し、リサイクルしています。さらに、 社員への啓蒙として、月ごとのリサイクル率の連絡、分別状 況の調査報告を継続して行っています。リサイクル率は 80%のレベルに達しており、今後、さらに活動を進めリサ
イクル率向上をめざします。
(3)ガソリン使用量の削減
2004年度、当社営業車によるガソリン使用量は約 495kℓであり、前年に比べ、約2.8%低減しています。ま た、1台あたりの使用量も2001年度から継続して削減し ています。
今後も、燃費性能の良い車両への更新や、アイドリング・ ストップなどのエコドライブを心がけ、使用効率を高める ことで、ガソリン使用量の削減に努めます。
電気使用量推移
2002 2003 2004 年度 0
500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000
(千kWh)
914 220 1,405 2,539
917 217 1,380 2,515
902 216 1,403 2,521
0
60
50 70 80 90 100 110 120
200
100 300 400 500 600 700
2001 2002 2003 2004 年度 ガソリン使用量推移
(kℓ)
*1 ガソリン使用量は、経費金額と単価より算出しています。
*2 1台あたりのガソリン使用量は、2001年度を100とした値です。 509 495
6)オフィスにおける環境保全活動
環
境
負
荷
低
減
へ
の
取
り
組
み
76.8
大阪本社 東京本社
大阪本社 東京本社 支店・営業所
ガソリン使用量(kℓ)*1 1台あたりのガソリン使用量(右軸)*2
100 98
92 90
環境負荷低減への取り組み
インド認証登録証
2004年度、海外関連会社では、ETERNAL SAKATA INX CO., LTD(タイ)が、2005年8月には、SAKATA INX (INDIA) LTD.(インド)がISO14001認証を取得しま した。このほかの拠点においても、各国内の環境管理システ ムに準じた活動を進めているところもあり、大気・水域への 環境負荷の削減や、適正な廃棄物処理などの面で、環境保 全への取り組みを行っています。
SAKATA INX (INDIA) LTD.(インド)は、2005年 8月にISO14001認証を取得し、具体的な数値目標を 設定して取り組みを進めています。
2004年度は、電気使用量を前年比約21%削減しま した。また、製造工程における有機溶剤の蒸発量を同約 13%削減しています。
*11998年に認証を取得していた、CPS CORP.(アメリカ、登録証番号US98/1479)は、現在、INX INTERNATIONAL INK CO.(アメリカ)の事業所として生産活動を継続して います。このため、ISO14001認証登録は登録事業者名の更新を2005年2月に行いました。
2005年度削減目標 (対2003年度比) 2004年度削減目標
(対2003年度比)
15.0%
20.0%
21.1%削減
12.8%削減
23.0%
15.0%
電気使用量の削減
有機溶剤蒸発量の削減
電気使用量原単位*1
有機溶剤蒸発量原単位*2
*1 電気使用量原単位:電気使用量(kWh)/生産量(t)
*2 有機溶剤蒸発量原単位:有機溶剤蒸発量(kg)/生産量(t)
7)海外関連会社の環境保全活動
環境
負
荷
低
減
へ
の
取
り
組
み
2004年度実績 (対2003年度比) 項 目
2004年4月20日 SGS GB 04/61555
US98/1479 ETERNAL SAKATA INX CO., LTD.
(タイ)
事業所 登録年月日 審査登録機関 登録証番号
INX INTERNATIONAL INK CO.*1
(アメリカ・ダンカーク)
SAKATA INX (INDIA) LTD. (インド)
2005年2月10日
2005年8月11日
SGS
TÜV
Management Service GmbH 12 104 25618 TMS
また、各現地法人に対し、省エネ、廃棄物削減(リサイク ル)、大気・水質汚染防止などについて調査し、環境保全活 動の状況把握に努めています。
今後、アジア地域の拠点でISO14001認証取得を推 進し、海外関連会社の環境保全活動をいっそう強化して いきます。
海外関連会社で新たにISO14001認証を取得しました