令和3年度一般選抜(前期日程/私費外国人留学生選抜)
生 物
【出題の意図】
個別学力検査においては,生物の基礎学力に加えて、共通テストで問うことが難しい、論理的 に記述する力を問うことを大きな目的の一つとしている。特に、今年度,免疫系や代謝系などの 生体内統合システムの多彩な仕組みがもたらす生物の多様性発現や、生物を活用したテクノロジ ーに関して、原理的なところから理解しているかを、 各設問毎に分野横断的に問い,総合的に判 断し、それを記述する力を問うた。
大問1:免疫に関する問題を通して、病原体に対する人体の防御のしくみの基本的な理解度と、
その基本的理解に基づく判断力を評価するとともに、免疫を含むあらゆる生命現象の背 後で働く遺伝子の知識を医療等に応用する場面で数理的に思考し、論理的に表現する力 を評価する。
大問2:スプライシングに関する問題を通して,真核生物の転写過程に関する基本的な知識の理 解度と論理的な思考力を評価するとともに、遺伝子発現に関わる生物現象とそれを実際 に応用する場合に考慮する点等を論理的に表現する力を評価する。
大問3:光合成や呼吸などの代謝にかかわる問題を通して、代謝の過程で生物の中で何が起こっ ているのか、そしてそれは外部環境や呼吸基質の変化でどのように影響されるのかを論 理的に思考し,その思考結果を表現する力を評価する。
大問4:生殖やバイオテクノロジーに関する問題を通して,生殖,発生の仕組みに関する基礎的 な知識に加え,実験手法と実験結果から生物現象を思考し,それを論理的に表現する力 を評価する。