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飛行船を活用した災害復興支援調査

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Academic year: 2021

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飛行船を活用した災害復興支援調査

大阪支店 技術第一部 清田直紀 他

○キーワード

飛行船、大規模災害、空中被害調査、空中写真撮影、災害復興支援

○概要

ツェッペリン

NT

型飛行船は低騒音・低振動かつ空中定点停止が可能な航空機であり、

1

回の継続飛行 時間が

8

時間と長時間なことから、様々な調査への活用が期待されている。本報告は平成

19

年に発生した 能登半島地震および新潟県中越沖地震における、飛行船からの斜面および構造物の被害調査や災害復旧状 況確認調査の内容を報告するとともに、災害復興支援における飛行船の活用策に関する研究内容について 報告するものである。

○技術ポイント

飛行船は速度がやや遅く、飛行船用の離着陸地の確保が必要なことなどから、発災直後に活動すること は難しいが、低空飛行を行って騒音が小さいため、地上の救助活動や復旧作業へ与える影響が少なく、ま た室内が広く長時間の調査飛行が可能である。これらの特性を利用して以下のような災害復興支援調査に 活用できる。

① 被災地上空における斜め写真の撮影

② 道路、河川構造物、空港、海岸など延長方向に詳細画像が必要となる施設の垂直写真撮影

③ 地震により発生した天然ダム等の定点監視

④ 学識経験者、行政担当者、土木技術者、その他関係者の合同調査、機上対策会議の開催

○図・表・写真等

調査に使用したツェッペリン NT 型 飛行船

長さ 75.1

19.7

高さ 17.5

エンベロープ容積 8,425m3

最大客席数 12席(操縦席含まず)

客室全長 10.7 最大搭載重量 1,900kg エンジン出力 200HP×3 速度(巡航-最大) 80km/h-125km/h 高度(巡航-最大) 300m-2,250m 最大航続距離 900km 飛行時間(通常-最大) 6h-24h

垂直撮影装置

海中構造物の損害状況

滑走路のひびわれ状況 飛行船の諸元

(7)

参照

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