2014年4月
日本貿易振興機構(ジェトロ)
海外調査部
環太平洋パートナーシップ(TPP)協定
の概要・データ集
環太平洋パートナーシップ(TPP)協定の概要
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交渉参加国シンガポール(星)、ニュージーランド(NZ)、ブルネイ、チリ、米国、オーストラリア、
ペルー、ベトナム、マレーシア、メキシコ、カナダ、日本
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経緯○ 2002年 星、NZ、チリがAPECサミットの際に交渉開始。後にブルネイ参加。
(NZ政府は、APECにおける自由化を推進することがTPPの目的としている)
○ 2006年 星、NZ、チリ、ブルネイの4カ国で発効(通称P4)。
(星は関税即時撤廃、NZは2015年、チリは2017年、ブルネイは2015年に全関税撤廃)
○ 2006年 米国(ブッシュ政権)がAPECワイドのFTA構想(FTAAP)を提唱。
(APECとして長期的に研究していくことで合意)
○ 2008年 米国(ブッシュ政権)がTPPに全面的に交渉参加することを決定。
○ 2009年11月 オバマ政権が、APECサミットに合わせ、TPPへの交渉参加方針を表明。
○ 2010年3月 政府間交渉を開始(マレーシアは同年10月から正式参加)。
○ 2011年11月 APEC会合の場で、「大まかな輪郭」(broad outlines)に合意したことを発表。
日本、カナダ、メキシコが交渉参加に向けた協議に入ることを表明。
○ 2012年10月 メキシコ、カナダが交渉に参加。12月の第15回交渉より交渉会合に参加。
○ 2013年7月 第18回交渉の途中より、日本が交渉会合に参加。
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対象分野(以下の21分野で交渉)市場アクセス(工業品、農業、繊維)、原産地規則、貿易円滑化、衛生植物検疫(SPS)、
貿易の技術的障害(TBT)、貿易救済措置、政府調達、知的財産、競争、越境サービス、
金融サービス、電気通信、商用関係者の移動、電子商取引、投資、労働、環境、制度的
TPPの政府間交渉の経緯①
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これまでの交渉実績 (2010~2011年)○ 2010年3月 豪州(メルボルン)で第1回交渉会合。参加国の拡大などについて議論。
○ 2010年6月 米国(サンフランシスコ)で第2回交渉会合。既存FTAは存続することを確認。
○ 2010年10月 ブルネイで第3回交渉会合。マレーシアの参加が正式に認められる。
○ 2010年12月 NZで第4回交渉会合。「分野横断的事項」を交渉分野として追加。
○ 2011年2月 チリで第5回交渉会合。以降、集中的に協議を行う方向性を確認。
○ 2011年3月 シンガポールで第6回交渉会合。サービス、投資などでオファーの交換。
○ 2011年6月 ベトナムで第7回交渉会合。米国は批准待ちFTAの議会審議を控えて、
国内の意見集約をスローダウンさせ、論議を呼ぶ分野の提案は控えたとされる。
○ 2011年9月 米国(シカゴ)で第8回交渉会合。貿易円滑化、SPS、TBT、通信、政府調達、
分野横断的事項は議論が進んでいるとの発表。知的財産権、投資は、進んではいるも ののまだ議論が必要とのこと。市場アクセスは交渉の順番では最後となる見込み。
○ 2011年10月 ペルー(リマ)で第9回交渉会合。市場アクセス、知的財産権、通信、労働、
競争、キャパシティ・ビルディングなどで交渉進行中との報道。米国は、国営企業の競争 上の規則についての提案を行う。
○ 2011年11月 APEC会合(ハワイ)の機会を捉えて、「大まかな輪郭」(broad outlines)に 合意したことを発表。
○ 2011年12月 マレーシアで第10回交渉会合。投資、サービス、原産地規則、知的財産 の分野において、条文テキストおよび市場アクセス交渉について、いずれも進捗があっ たと発表される。
TPPの政府間交渉の経緯②
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これまでの交渉実績 (2012年)○ 2012年3月 豪州(メルボルン)で第11回交渉会合。ほぼすべての章において顕著な進展 がみられたと発表される。新規交渉参加国への対応についても協議された。
○ 2012年5月 米国(ダラス)で第12回交渉会合。中小企業の協定利用促進に関する議論が 終結。
○ 2012年7月 米国(サンディエゴ)で第13回交渉会合。税関、越境サービス、電気通信、政 府調達、競争政策及び協力とキャパシティビルディングを含む多くの分野において、特に 重要な進展があったと発表される。
○ APEC(ロシア:ウラジオストク)における交渉参加9カ国首脳声明
交渉を早期に妥結するための努力を新たにすることに合意。メキシコ及びカナダを新たな TPPのパートナーとして歓迎すると発表(参加国の国内手続きを経て10月に正式参加)。
○ 2012年9月 米国(リーズバーグ)で第14回交渉会合。市場アクセス、税関、原産地規則、
貿易の技術的障害、衛生植物検疫、越境サービス、電気通信サービス、政府調達等を含 む幅広い分野で進展があった。また、鉱工業品、農業、繊維、サービスと投資、及び政府 調達に関し、各国が作成している関税及び他の市場アクセス約束の策定でも前進がみら れたと発表。
○ 2012年12月 ニュージーランド(オークランド)で第15回交渉会合。初めて全体交渉会合 に参加したメキシコ及びカナダを円滑に交渉に組み入れること、及び2013年中の交渉妥 結を可能とする基礎の形成に向けて進展を得ることが目標とされ、交渉全体として進展が あった。
TPPの政府間交渉の経緯③
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これまでの交渉実績 (2013年)○ 2013年3月 シンガポールで第16回交渉会合。規制制度間の整合性(分野横断的事項)、電気 通信サービス、税関(貿易円滑化)、開発(キャパシティ・ビルディング)に進展があったと発表。
○ 2013年4月 インドネシアでのAPEC貿易担当大臣会合の機会を利用して、TPP交渉参加国の 閣僚会合を開催。残された課題で前進するための道筋を描くとともに、各TPP参加国が、TPP参 加についての日本との二国間協議を終了したことを確認。
○ 2013年5月 ペルー(リマ)で第17回交渉会合。越境サービス、衛生植物検疫、貿易救済措置 について大きく進展があったと発表される。知的財産、競争、環境などの交渉グループおよび 市場アクセス交渉については、追加的な時間を必要とするとの認識。
○ 2013年7月 マレーシア(コタキナバル)で第18回交渉会合。開催されたほとんどの交渉グルー プで良好な進展があったほか、困難な論点のいくつかにつき早期の決着に道筋を付けたと発 表。7月23日午後から、日本が正式参加。首席交渉官会合、知的財産、政府調達、原産地規則、
環境、制度的事項の各作業部会に参加したほか、「日本セッション」で分野別の議論を行った。
○ 2013年8月22~23日、ブルネイにてTPP閣僚会合を開催し、早急に具体的成果を出すよう首 席交渉官、分野別交渉官に指示が出された。この指示に基づき、8月24~30日まで、第19回交 渉会合を開催。市場アクセスについては、各国と順次、オファー交換、二国間協議を実施。ルー ル分野でも、投資、金融サービス、原産地規則で議論が進展。知的財産、競争、環境について は、いくつかの論点で調整が必要であり、今後分野別中間会合、バイ協議で議論を継続。
○ 2013年10月7~8日のAPEC首脳会議(バリ)の機会を利用して、TPP交渉参加国の首脳会合 を開催。年内の妥結を目的に残された困難な課題の解決に取り組むことに合意。
○ 2013年12月7~10日 シンガポールにてTPP交渉参加国の閣僚会合を開催。協定の完了に向 けた実質的な進展がみられたと発表。
TPPの政府間交渉の経緯④
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これまでの交渉実績 (2014年)○2014年2月22~25日、シンガポールにてTPP交渉参加国の閣僚会合を開催。前回の閣僚 会合で特定された着地点の大部分について合意した。いくつかの論点が残っているものの、
包括的でバランスの取れた成果を目指す観点から、これらの課題を解決するための道筋を 示したと発表。
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日韓予備協議 (以下、内閣官房ウェブサイト「鶴岡主席交渉官記者会見概要」参考)2014年3月6日、日本は、韓国と予備協議を実施した。韓国は、国内でTPP参加の是非に
ついて検討している模様であり、その検討のために既にTPP交渉に参加している12
カ国と予 備的な協議を行っている(日本とは、最後の12
カ国目として予備協議を実施)。大まかな輪郭(broad outlines)の内容
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TPPの「大まかな輪郭」(broad outlines)の内容○ TPP交渉参加9カ国の首脳は2011年11月12日に、 APEC会合(ハワイ)の機会を捉えて、
TPPの「大まかな輪郭」(broad outlines)に合意したことを発表。
○ 現在進められている交渉は、すべての交渉分野で参加国間の合意が得られた段階で 妥結する(一括受諾方式)。
○ 各交渉グループでは、協定のテキスト(条文)の取りまとめ作業を進めている(分野別 の論点や進捗状況は次ページのとおり)。
○ 市場アクセス分野(関税、サービス、投資、政府調達)の概要は以下のとおり:
・関税(撤廃・削減)スケジュールは、すべての物品(タリフラインで約11,000品目)をカバー する。
・サービスおよび投資の自由化は、すべてのセクターを対象とすることを確認。包括的な 自由化を原則とするが、交渉はネガティブ・リスト方式で行われており、包括的な範囲を 想定する。ただし、特定のサービス分野については特別な例外の交渉を認める。
・政府調達の自由化は、各国の公共調達市場へのアクセスを最大限に拡大することを目 的とする。ただし各国のセンシティブ分野には配慮する。
大まかな輪郭(broad outlines)の内容
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TPPの大まかな輪郭(broad outlines)の内容(交渉分野別)交渉分野 主な論点・進捗状況
分野横断的事項 規制制度間の整合性、中小企業の貿易促進などについて、各分野の条文に含めるととも に、独立した規定を設けることも検討。
競争 公正な競争環境を維持するためのルール作りについて、大きな進展が見られる。
キャパシティ・ビルディング 参加途上国が、協定の目的を達成するための協力を推進。
越境サービス サービス分野に適用されるルールの主要な要素について合意がみられる。
貿易円滑化 通関手続きの予見可能性、透明性を向上させるためのルールに概ね合意。
電子商取引 電子商取引における関税不賦課、消費者保護などの論点で進展がある。
環境 貿易と環境保護の両立、そのための途上国への協力、海洋資源保全などを協議。
金融サービス 透明性、無差別性、金融分野の投資保護などについて協議。
政府調達 政府調達の透明性、無差別性などの基本原則に合意。途上国への経過措置の適用など、
詳細について協議。
知的財産権 商標、地理的表示、特許権などの保護や執行について、議論を進める。
投資 投資家と国家間の紛争解決手続きなどについて、引き続き協議。
労働 労働者の権利保護のための、参加国間での協力方法などについて協議。
紛争解決 協定の実施に関する参加国間での紛争解決手続きについて、大きな進展あり。
物品市場アクセス 野心的でバランスの取れた、透明性の高い市場アクセス確保が原則。
原産地規則 参加国に共通の、客観的で透明性の高い原産地規則の合意を目指す。
衛生植物検疫(SPS) 措置の透明性、同等性などのWTOルールを強化する。
貿易の技術的障害(TBT) 適合性評価手続き、国際基準の適用などのWTOルールを強化する。
通信 通信市場への相互参入を促進するための、規制の透明性向上などで合意に近い。
商用関係者の移動 一時入国に関する一般規定に実質合意。条件など詳細を協議。
繊維 市場アクセスのほか、繊維分野の原産地規則、セーフガード制度についても協議。
貿易救済措置 WTO上の権利義務に加え、措置の透明性、手続きの適正性などを協議。
〔資料〕TPPの"Outlines of the Trans-Pacific Partnership Agreement"から作成。
TPP交渉に関して日米が共同声明発表
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日米共同声明の概要(2013年2月22日、米国ワシントンDC)安倍総理大臣とオバマ大統領の日米首脳会談(2013年2月22日、米国ワシントンDC)
を受けて、日米両国は同日、TPP交渉に関する「日米の共同声明」を発表した。(以下、外務省 ウェブサイトから。同省仮訳)
両政府は,日本が環太平洋パートナーシップ(TPP)交渉に参加する場合には、全ての 物品が交渉の対象とされること、及び、日本が他の交渉参加国とともに,2011年11月12 日にTPP首脳によって表明された「TPPの輪郭(アウトライン)」において示された包括的 で高い水準の協定を達成していくことになることを確認する。
日本には一定の農産品、米国には一定の工業製品というように、両国ともに二国間貿 易上のセンシティビティが存在することを認識しつつ、両政府は、最終的な結果は交渉 の中で決まっていくものであることから、TPP交渉参加に際し、一方的に全ての関税を撤 廃することをあらかじめ約束することを求められるものではないことを確認する。
両政府は、TPP参加への日本のあり得べき関心についての二国間協議を継続する。こ れらの協議は進展を見せているが、自動車部門や保険部門に関する残された懸案事項 に対処し、その他の非関税措置に対処し、及びTPPの高い水準を満たすことについて作 業を完了することを含め、なされるべき更なる作業が残されている。
日本がTPP交渉参加を表明
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安倍総理大臣記者会見(2013年3月15日、首相官邸)の概要(以下、首相官邸ウェブサイトから抜粋)本日、TPP/環太平洋パートナーシップ協定に向けた交渉に参加する決断をいたしまし た。その旨、交渉参加国に通知をいたします。
(略)
世界の国々は、海外の成長を取り込むべく、開放経済へとダイナミックに舵を切っていま す。アメリカと欧州は、お互いの経済連携協定の交渉に向けて動き出しました。韓国もア メリカやEUと自由貿易協定を結ぶなど、アジアの新興国も次々と開放経済へと転換をし ています。日本だけが内向きになってしまったら、成長の可能性もありません。
(略)
TPPの意義は、我が国への経済効果だけにとどまりません。日本が同盟国である米国 とともに、新しい経済圏をつくります。そして、自由、民主主義、基本的人権、法の支配と いった普遍的価値を共有する国々が加わります。こうした国々と共に、アジア太平洋地 域における新たなルールをつくり上げていくことは、日本の国益となるだけではなくて、
必ずや世界に繁栄をもたらすものと確信をしております。
(略)
今がラストチャンスです。この機会を逃すということは、すなわち、日本が世界のルール づくりから取り残されることにほかなりません。「TPPがアジア・太平洋の世紀の幕開け となった」。後世の歴史家はそう評価するに違いありません。アジア太平洋の世紀。その 中心に日本は存在しなければなりません。TPPへの交渉参加はまさに国家百年の計で あると私は信じます。
日米間の協議結果
■ 日米協議の合意(2013年4月12日)の概要
(以下、内閣官房ウェブサイトから抜粋)1 日本が他の交渉参加国とともに,「TPPの輪郭」において示された包括的で高い水準 の協定を達成していくことを確認するとともに,日米両国が経済成長促進,二国間貿易拡 大,及び法の支配を更に強化するため,共に取り組んでいくこととなった。
2 この目的のため,日米間でTPP交渉と並行して非関税措置に取り組むことを決定。
対象分野:保険,透明性/貿易円滑化,投資,規格・基準,衛生植物検疫措置
1
等3 また,米国が長期にわたり懸念を継続して表明してきた自動車分野の貿易に関し,
(1)TPP交渉と並行して自動車貿易に関する交渉を行うことを決定。
対象事項:特別自動車セーフガード,透明性,基準,輸入自動車特別取扱制度(PHP),
環境対応車/新技術搭載車,財政上のインセンティブ,流通,第三国協力,その他事項
(2)TPPの市場アクセス交渉を行う中で,米国の自動車関税がTPP交渉における最も長 い段階的な引き下げ期間によって撤廃され,かつ,最大限に後ろ倒しされること,及び,こ の扱いは米韓FTAにおける米国の自動車関税の取り扱いを実質的に上回るものとなるこ とを確認。
4 日本には一定の農産品,米国には一定の工業製品といった二国間貿易上のセンシ ティビティが両国にあることを認識しつつ,TPPにおけるルール作り及び市場アクセス交渉 において緊密に共に取り組むことで一致。
1 日本及び米国は,世界貿易機関(WTO)の衛生植物検疫措置の適用に関する協定(SPS協定)に基づいて並行二国間交渉の中で衛生植物検疫措置 に関する事項について共に取り組む。
TPP参加各国との二国間協議を終了
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TPP閣僚会合に関する共同声明(2013年4月20日)の概要(以下,いずれも外務省ウェブサイトから抜粋)貿易大臣は、各TPP参加国が、TPP参加への日本の関心についての日本との二国間 協議を終了したことを確認した。本日、貿易大臣は、他の参加国が進捗中の交渉に参加 した時と同様に、妥結に向けて交渉が引き続き速やかに進められるような方法により、日 本の参加プロセスを完了させることをコンセンサス(全会一致)により合意した。日本はそ の後、現交渉参加各国の国内手続が完了次第、TPP交渉に参加することができる。
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グローサー・ニュージーランド貿易大臣メディア声明(2013年4月21日)の概要TPP現参加国は、特に、2011年11月12日のホノルルでのTPP首脳及び貿易大臣に よる声明に従って、包括的かつ高い野心の次世代型の協定という共有された目標をでき る限り早期に達成することについての日本の約束を歓迎した。我々は、各国の多様な発 展のレベルを考慮しつつ、包括的かつバランスのとれたパッケージの締結を目指すに当 たり、日本とともに取り組んでいくことを楽しみにしている。
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日本のTPP交渉参加に関する米国政府による議会通知(2013年4月25日)の概要 日本のTPP交渉参加に関するマランティス米通商代表代行発ベイナー米下院議長宛書 簡(外務省仮訳)私は,オバマ大統領に代わって,議会に対し,現在行われている環太平洋パートナー シップ(TPP)協定の交渉に,世界第三位の経済規模を有する国である日本を含める意図 を有していることを通知することを喜ばしく思う。(略)
米国の主要な貿易パートナーであると同時に緊密な同盟国である日本の参加は,TPP 協定の経済的重要性を更に高めるものである。
日本がTPP交渉に正式参加
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第18回会合後の共同メディア声明(2013年7月25日)抜粋(以下,いずれも内閣官房ウェブサイトから抜粋)7月23日、我々は12番目のTPP交渉参加国として日本を歓迎した。この2日間にわたり、
参加国は交渉の現状について日本に説明を行った。日本は、迅速に交渉プロセスに参加 する意思を示し、積極的に交渉に参加した。日本のTPPへの参加は、7億9,000万人からな り、27兆米ドルのGDPを生み出し、世界の3分の1に相当する貿易量を有する市場を創出す ることになる。
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甘利 TPP政府対策本部長の談話(2013年7月25日)抜粋・7月15日から25日まで、マレーシアのコタキナバルにおいて、第18回TPP交渉会合が開催 され、我が国は23日午後から正式に交渉に参加した。
・日本のTPP交渉への参加について、各国からは歓迎の意が表明された。
・アジア太平洋地域における新たなルールを作り上げていくことは、日本の国益となるだけ でなく、世界に繁栄をもたらし、この地域の安定にも貢献するものであり、日本が一旦交渉 に参加した以上、重要なプレイヤーとして、新たなルールづくりをリードしていく旨表明する とともに、我が国として、守るべきものは守り、攻めるべきものは攻め、積極的かつ建設的 に議論に参加するという基本的な姿勢を明らかにした。
・交渉参加と同時に交渉テキストにもアクセス可能となり、現在、21分野の交渉官が交渉テ キストの精査・分析を鋭意進めており、今後の交渉に備える。
日米二国間協議の概要
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TPP交渉における日米協議の概要(2014年4月10日)抜粋(以下,いずれも内閣官房ウェブサイトから抜粋)・4月9~10日、東京において、甘利経済再生担当大臣とフロマン米国通商代表が、TPP交 渉における日米間の残された課題について集中的に交渉を行った。
・両閣僚は、一対一の話し合いも行いながら、農産品のいわゆる「重要
5
品目」と自動車に関 する日米双方の立場や事情について、率直な意見交換を行った。■
TPP交渉における日米協議の概要(2014年4月21日)抜粋・
4
月16
~18
日に甘利大臣が訪米し、ワシントンにおいて、フロマン代表と、一対一の話し合 いも行いながら、日米間の残された懸案事項である農産品のいわゆる「重要5
品目」と自動 車について厳しい協議を行った。・これらの協議を通じ一定の進展はあったが、双方の立場には依然として相当の距離があ る。
日米首脳会談後に共同声明発表
■日米共同声明の概要(2014年4月25日)
安部総理大臣とオバマ大統領の日米首脳会談(2014年4月24日)や両国間のTPPの協議 結果を受けて、日米両国は、「日米共同声明」を発表した。(以下、外務省ウェブサイトから抜粋。同省仮訳)
・日米両国は、高い水準で、野心的で、包括的な環太平洋パートナーシップ(TPP)協定を 達成するために必要な大胆な措置をとることにコミットしている。
・本日、両国は、TPPに関する二国間の重要な課題について前進する道筋を特定した。こ れは、TPP交渉におけるキー・マイルストンを画し、より幅広い交渉への新たなモメンタムを もたらたすことになる。
・両国は全てのTPP交渉参加国に対し、協定を妥結するために必要な措置をとるために可 能な限り早期に行動するよう呼びかける。
・このような前進はあるものの、TPPの妥結にはまだなされるべき作業が残されている。
並走する広域FTA構想
~広域FTA構想の世界経済に占める位置付け(2012年)~
(単位:%)
世界人口に占める構成比
69.4億人
40.1 49.0 22.1 8.9 11.4 9.1 11.8 6.7 7.2 18.7世界経済に占める構成比 71.7兆ドル 57.5 29.5 21.4 3.2 38.4 31.4 45.0 26.1 23.1 61.6
域内貿易比率
-
65.8 43.2 20.2 24.5 42.0 57.4 55.0 40.2 63.3 64.4日本との貿易額(往復) 1兆6,899億ドル 70.5 46.6 25.8 15.3 27.5 9.8 22.6 15.1 9.8 37.3
日本からの対外直接投資残高 1.04兆ドル 62.6 30.8 11.4 11.8 41.7 22.9 50.4 29.3 22.9 64.6
〔注2〕 世界経済は世界の名目GDP(市場ドル為替レート換算)。
〔注3〕 世界人口は185カ国の計。
〔注4〕 日本の対外直接投資残高について、1.統計制約からブルネイとパプアニューギニアは除く、2.チリとペルーは現地統計を用いた(ペルーは2011年の残高)。
〔資料〕 WEO April 2013 (IMF)、DOT May 2013 (IMF)、台湾貿易統計、「本邦対外資産負債残高統計」(財務省、日本銀行)、「外国為替相場」(日本銀行)などから作成。
TPP
(12カ国)
〔注1〕 各広域FTA構想の構成国・地域は以下の通り。
APEC:豪州、ブルネイ、カナダ、チリ、中国、香港、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、メキシコ、NZ、パプアニューギニア、ペルー、フィリピン、ロシア、シンガポール、台湾、タイ、米国、ベトナム 環太平洋パートナーシップ(TPP)協定:米国、シンガポール、ブルネイ、NZ、チリ、豪州、ペルー、ベトナム、マレーシア、カナダ、メキシコ、日本
RCEP:ASEAN、日本、中国、韓国、豪州、NZ、インド
米EU
参考
日中韓 ASEAN NAFTA EU27
TPP+
日EU+
米EU
全 体 APEC
(FTAAP)
RCEP 日EU
APEC域内貿易の56.0%はFTA発効国間の貿易
(2012年)TPP交渉国
(単位:%)
輸入国
輸出国 ブルネイ チリ ニュージーランド シンガポール オーストラリア マレーシア ペルー 米国 ベトナム カナダ メキシコ 日本 タイ 香港 中国 インドネシア 韓国 パプアニューギニア フィリピン ロシア 台湾
対FTA発 効済み国 輸出/対 APEC輸
出
APEC 域内輸出
に占める 比率
ブルネイ - 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.2 0.2
チリ - 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.2 0.0 0.0 0.0 0.1 0.0 0.0 0.3 0.0 0.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.8 0.9
ニュージーランド 0.0 0.0 - 0.0 0.1 0.0 0.0 0.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.3 0.5
シンガポール 0.0 0.0 0.0 - 0.3 0.9 0.0 0.4 0.2 0.0 0.0 0.3 0.3 0.8 0.8 0.7 0.3 0.0 0.1 0.0 0.1 4.2 5.2
オーストラリア 0.0 0.0 0.1 0.1 - 0.1 0.0 0.2 0.0 0.0 0.0 0.8 0.1 0.0 1.3 0.1 0.4 0.1 0.0 0.0 0.1 0.8 3.6
マレーシア 0.0 0.0 0.0 0.5 0.2 - 0.0 0.3 0.1 0.0 0.0 0.5 0.2 0.2 0.5 0.2 0.1 0.0 0.1 0.0 0.1 2.3 3.0
ペルー 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 - 0.1 0.0 0.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.4 0.4
米国 0.0 0.3 0.1 0.5 0.5 0.2 0.2 - 0.1 5.0 3.7 1.2 0.2 0.6 1.9 0.1 0.7 0.0 0.1 0.2 0.4 10.9 16.0
ベトナム 0.0 0.0 0.0 0.0 0.1 0.1 0.3 - 0.0 0.2 0.0 0.1 0.3 0.0 0.1 0.0 0.0 0.0 0.6 1.4
カナダ 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 5.8 0.0 - 0.1 0.2 0.0 0.0 0.3 0.0 0.1 0.0 0.0 0.0 0.0 5.9 6.7
メキシコ 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 4.9 0.2 - 0.0 0.0 0.0 0.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 5.2 5.4
日本 0.0 0.0 0.0 0.4 0.3 0.3 0.0 2.4 0.2 0.2 0.2 - 0.7 0.7 2.5 0.3 1.0 0.0 0.2 0.2 0.7 2.4 10.5
タイ 0.0 0.0 0.0 0.2 0.2 0.2 0.0 0.4 0.1 0.0 0.0 0.4 - 0.2 0.5 0.2 0.1 0.0 0.1 0.0 0.1 1.9 2.7
香港 0.0 0.0 0.0 0.1 0.1 0.1 0.0 0.7 0.1 0.1 0.0 0.3 0.1 - 4.1 0.0 0.1 0.0 0.0 0.0 0.0 4.1 6.0
中国 0.0 0.2 0.1 0.7 0.6 0.6 0.1 6.0 0.6 0.5 0.5 2.6 0.5 5.5 - 0.6 1.5 0.0 0.3 0.8 0.6 9.8 22.3
インドネシア 0.0 0.0 0.0 0.3 0.1 0.2 0.0 0.3 0.0 0.0 0.0 0.5 0.1 0.0 0.4 - 0.3 0.0 0.1 0.0 0.1 1.9 2.4
韓国 0.0 0.0 0.0 0.4 0.2 0.1 0.0 1.0 0.3 0.1 0.2 0.7 0.1 0.6 2.3 0.2 - 0.0 0.1 0.2 0.2 2.4 6.7
パプアニューギニア 0.0 0.0 0.0 0.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 - 0.0 0.0 0.0 0.1 0.1
フィリピン 0.0 0.0 0.0 0.1 0.0 0.0 0.0 0.1 0.0 0.0 0.0 0.2 0.0 0.1 0.1 0.0 0.0 0.0 - 0.0 0.0 0.5 0.8
ロシア 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.2 0.0 0.0 0.0 0.3 0.0 0.0 0.6 0.0 0.2 0.0 0.0 - 0.0 0 1.5
台湾 0.0 0.0 0.0 0.3 0.1 0.1 0.0 0.5 0.1 0.0 0.0 0.3 0.1 0.6 1.3 0.1 0.2 0.0 0.1 0.0 - 1.3 4.0
対FTA発効済み国輸
入/対APEC輸入
0.1 0.7 0.3 3.3 1.5 2.5 0.4 12.5 1.5 5.2 4.0 2.2 2.2 5.5 8.4 2.4 1.8 0.1 1.0 0.0 0.6 56.0
APEC域内輸入
に占める比率 0.1 0.7 0.4 3.8 2.8 2.9 0.4 23.9 1.8 6.2 4.8 8.8 2.6 9.5 17.3 2.7 5.3 0.1 1.3 1.6 2.7 100.0
〔参考〕11年…55.1
〔注1〕 セル色は ・・・発効済 ・・・署名済 ・・・交渉中
〔注2〕 数値は、APECの域内貿易を100とした時の、各国・地域間の貿易額の比率。青字・・・2010年以降に発効になっ たも の。赤字・・・比率が1.0ポイントを超えるも の。
〔資料〕 DOT (IMF)、台湾貿易統計から作成。
発効済みの二国間FTAも多数
~TPP交渉参加国の既存FTAとの関係~
66通り中、41は 既存FTAあり
(署名済も含む)
米国 カナダ
メキシコ
ペルー チリ 豪州 NZ シン ガポ ー ル マレーシア ベトナム ブルネイ 日本米国 ● ● ● ● ● ●
カナダ ● ● ● ● (二国間)交渉中 (二国間)交渉中
メキシコ ● ● ● ● ●
ペルー ● ● ● ● ● ●
チリ ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
豪州 ● ● ● ● ● ● ● (二国間)交渉中
NZ ● ● ● ● ● ● (RCEP)交渉中
シンガポール ● (二国間)交渉中 ● ● ● ● ● ● ● ●
マレーシア ● ● ● ● ● ● ●
ベトナム ● ● ● ● ● ● ●
ブルネイ ● ● ● ● ● ● ●
日本 (二国間)交渉中 ● ● ● (二国間)交渉中 (RCEP)交渉中 ● ● ● ●
● FTA発効済み TPPによりFTA初交渉中 TPP以外の他のFTAでも交渉中など
交 渉 参 加 国
交 渉 参 加 国
TPP交渉参加国の貿易マトリクス
■TPP交渉参加12カ国の域内貿易を100とした時の、各国間の貿易シェア
(2012年、輸出額ベース: 域内1兆9,529億ドル)
(単位:%)
輸出先
輸出元 米国 カナダ メキシコ ペルー チリ 豪州 NZ シン ガポール マレーシア ベトナム ブルネイ 日本 合計
米国 14.9 11.1 1.0 1.6 1.6 3.6 35.3
カナダ 17.4 18.5
メキシコ 14.7 15.7
ペルー 0.8
チリ 1.2
豪州 2.5 4.4
NZ 0.8
シンガポール 1.3 3.5
マレーシア 1.0 1.6 1.4 4.9
ベトナム 2.3
ブルネイ 0.4
日本 7.3 1.2 12.2
合計 43.6 16.6 12.1 0.8 1.4 4.5 0.9 5.0 3.5 1.4 0.1 10.3 100.0
〔注1〕 シンガポールの輸出額は、純輸出(Domestic-export)。
〔注2〕 数字の記載がないセルは、四捨五入して1%に満たないもの。
〔注3〕 オレンジ色のセルは、前頁のうち、「TPPによりFTA初交渉中」と「TPP以外の他のFTAでも交渉中など」に該当。
〔資料〕 DOT(IMF)、シンガポール貿易統計より作成。
分野 国 FTA 品目 措置 関税 米国 米豪 砂糖,乳製品など
・現行のWTOに基づく関税割当を維持(砂糖)
・枠内無税の関税割当を設定、枠外は関税維 持。割当量は毎年増加。(乳製品など)
米ペルー 砂糖 ・枠内無税の関税割当を設定、枠外は関税維
持。割当量は毎年増加。
チリ チリ-マレーシア ワイン,アルコール飲料,コメ,タバコ,小麦,
砂糖,ハチミツ,中古タイヤなど96品目 自由化から除外
マレーシア 食肉(豚,鶏など一部) 関税割当を設定、枠外は発効10年後も10~
25%の関税を維持。
ASEAN豪州NZ
(AANZFTA) 乗用車,貨物自動車,二輪自動車の一部 発効10年後も5%の関税を維持 鉄鋼製品(圧延鋼板) 発効10年後も10%の関税を維持 花火,爆発物,アルコール飲料,コメ,タ
バコなど138品目 自由化から除外
鶏肉 ・枠内無税の関税割当を設定、枠外は関税維
持。割当量は毎年増加。
一部の鉄鋼品,金属製品,自動車,自動
車部品,ケーブルなど 経過期間後も5%の関税を維持 ベトナム AANZFTA 乗用車,貨物自動車,二輪自動車の一部 発効12年後も5~50%の関税を維持
分野 措置の内容 FTA
政府調達 条項を含む
条項を含まず サービス ネガティブリスト方式
ポジティブリスト方式 条項を含む 条項を含まず 投資家-
国家 紛争解決
(ISDS)
チリ-マレーシア
米豪,米星,米チリ,米ペルー,豪星,豪チリ,豪NZ,星ペルー,P4,チリ-ペルー,NAFTA,
加チリ,加ペルー,墨チリ,墨ペルー
星NZ,馬NZ,AANZFTA,(馬チリはサービス章含まず)
米星,米チリ,米ペルー,豪星,豪チリ,P4,AANZAFTA,星ペルー,星NZ,馬NZ,チリ‐ペ ルー,NAFTA,加チリ,加ペルー,墨チリ,墨ペルー
米豪,豪NZ,馬チリ
米豪,米星,米チリ,米ペルー,豪星,豪チリ,星ペルー,星NZ,P4,NAFTA,加チリ,加ペ ルー,墨チリ
約束内容例(米豪FTA):
米国-中央政府及び31州が対象,WTO政府調達協定よりも低い基準額を設定 豪州-中央政府及び州レベルが対象 (豪州はWTO政府調達協定に未加盟)
豪NZ,馬NZ,馬チリ,AANZFTA,チリ-ペルー,墨ペルー
■ どの国もセンシティブな分野を 有する
TPP交渉参加国間にある既存FTA の中には関税撤廃の対象から除外 された、自由化例外品目がいくつ かある。つまり、どの国でもセンシ ティブな品目や分野を持っているこ とが示されている。
物品においては、協定発効後10年 経っても関税がゼロにならないもの がいくつか見られる。米国も砂糖や 乳製品(アイスクリームやチーズの 一部)を既存のFTAで自由化から 除外している。
TPPが、各国がこれまでに結んだ 協定の水準以上の内容を約束する のか、これまでの協定の水準に留 まるのかには注目が必要である。
TPP交渉国間の既存FTAにおける:
<関税分野>
・物品の自由化例外措置(主なもの)
<非関税分野>
・政府調達章の有無および内容例
・サービス分野の方式の違い
・投資家国家紛争解決(ISDS)条項の有無
平均関税の格差大きいTPP交渉参加国
~TPP交渉参加国の平均関税率~ (単位:%)
シンガポー ル
ブルネイ
NZ チリ 米国 豪州 ペルーベトナム
マレーシア カナダ メキシコ 日本単純平均MFN関税率 0.2 2.5 2.0 6.0 3.4 2.7 3.7 9.5 6.5 4.3 7.8 4.6
1.4 0.1 1.4 6.0 4.7 1.2 4.1 16.1 11.2 16.2 21.2 16.6 0.0 2.9 2.2 6.0 3.2 2.9 3.6 8.4 5.8 2.4 5.8 2.6 電気機器 0.0 13.9 2.6 6.0 1.7 2.9 2.1 8.1 4.3 1.1 3.8 0.1 テレビ 0.0 5.0 0.0 6.0 0~5 0~5 6.0 0~35 0~30 0~6 0~15 0.0 輸送機器 0.0 3.8 3.2 5.5 3.1 3.3 1.0 18.2 11.4 5.9 8.7 0.0 乗用車 0.0 0.0 0~10 6.0 2.5 5.0 6.0 15~74 0~35 0~6.1 15~50 0.0 トラック 0.0 0.0 0~5 6.0 0~25 0~5 0.0 0~68 0~30 0~6.1 0~50 0.0 非電気機器 0.0 7.3 3.0 6.0 1.2 2.9 0.6 3.2 3.5 0.5 3.0 0.0 化学品 0.0 0.5 0.8 6.0 2.8 1.8 2.0 3.1 2.8 0.9 2.5 2.2 繊維製品 0.0 0.8 1.9 6.0 7.9 4.3 9.6 9.6 9.0 3.3 9.8 5.4
〔注1〕テレビ(HS852871~73)、乗用車(HS8703)、トラック(HS8704)は2013年12月時点の実行税率。その他は"Wolrd Tariff Profilies 2013"(WTO)に基づく2012年の平均実行税率(ブルネイ、ペルーは2011年)。
〔注2〕豪州の乗用車の関税は、中古車(一般に年式30年以内)には5%+12,000豪ドルの重量税が加算される。
〔資料〕"World Tariff Profiles 2013"(WTO、UNCTAD、ITC)、"World Tariff"(FedEx Trade Networks)から作成。
商 品 別
農産品 鉱工業品
(非農産品)
TPP交渉参加国
(単位:%)
発効・署名 小計 計
メキシコ チリ ASEAN スイス インド ペルー GCC 豪州 韓国 カナダ モ ンゴ ル コ ロ ン ビ ア 中韓 EU RCEP TPP 米国 中国 輸送機器 189,906 1.7 0.5 9.9 0.4 0.4 0.3 13.1 7.7 5.4 0.7 3.1 0.1 0.4 8.0 9.0 24.2 42.5 75.6 28.1 7.3
一般機械 158,795 1.1 0.2 18.8 0.1 2.3 0.1 22.5 2.1 1.7 6.8 0.9 0.1 0.1 25.6 13.0 48.6 30.3 86.5 20.4 18.8
電気機器 125,871 1.4 0.0 18.8 0.1 1.0 0.0 21.4 0.9 0.6 6.3 0.7 0.0 0.0 30.8 10.7 51.2 26.1 79.4 14.3 24.5
化学品 101,907 0.5 0.3 12.8 0.7 1.4 0.1 15.8 1.6 1.3 16.0 0.6 0.0 0.2 38.6 10.1 54.1 19.0 79.3 11.0 22.5
鉄鋼製品 54,955 2.2 0.2 27.3 0.1 3.1 0.2 33.0 4.3 0.9 17.6 0.7 0.0 0.5 36.2 2.8 67.6 21.4 86.8 8.3 18.6
輸出総額 798,447 1.3 0.2 16.2 0.5 1.3 0.1 19.8 3.1 2.3 7.7 1.3 0.0 0.2 25.8 10.2 45.8 29.6 80.5 17.5 18.1
鉱物性燃料 301,018 0.0 0.0 15.6 0.0 0.9 0.3 16.7 51.7 11.5 3.2 0.7 0.0 0.0 3.6 0.3 31.6 23.4 85.7 1.0 0.4
機械機器 220,012 0.9 0.0 14.2 1.4 0.2 0.0 16.8 0.0 0.1 6.0 0.4 0.0 0.0 47.0 14.2 61.6 21.9 92.7 14.1 41.0
化学品 86,325 0.2 0.2 14.4 4.3 0.9 0.0 20.0 0.7 0.6 5.6 1.1 0.0 0.0 22.9 30.6 39.2 24.3 92.5 16.2 17.4
食料品類 81,876 1.2 2.7 13.6 1.0 1.3 0.4 20.3 0.1 6.0 2.9 6.3 0.0 0.4 16.3 12.6 39.0 44.7 85.8 22.1 13.4
繊維製品 41,529 0.1 0.0 13.2 0.1 1.2 0.1 14.6 0.0 0.2 1.6 0.1 0.0 0.0 74.9 5.0 89.6 8.2 96.1 1.2 73.3
輸入総額 885,838 0.5 1.1 14.6 0.9 0.8 0.3 18.2 17.7 6.4 4.6 1.4 0.0 0.1 25.8 9.4 47.9 25.7 88.0 8.6 21.3
1,684,285 0.9 0.7 15.3 0.7 1.0 0.2 18.9 10.8 4.4 6.1 1.4 0.0 0.1 25.8 9.8 46.9 27.5 84.4 12.8 19.7
〔注1〕商品分類のHSコードは、輸送機器HS86~89、一般機械HS84、電気機器HS85、化学品HS28~40、鉄鋼製品HS72~73、
鉱物性燃料HS2701~2705、HS2708~2713、HS2715、機械機器HS84~91、食料品類HS01~24、繊維製品HS50~63。
〔注2〕TPP:シンガポール、ブルネイ、ニュージーランド、チリ、米国、豪州、ペルー、ベトナム、マレーシア、メキシコ、カナダ。
〔注3〕湾岸協力会議(GCC):バーレーン、クウェート、オマーン、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦。
〔注4〕RCEP(東アジア地域包括的経済連携):ASEAN10カ国、日本、韓国、中国、オーストラリア、ニュージーランド、インド。
〔資料〕財務省貿易統計から作成
その他
往復貿易
品別 (100万ドル)世界
輸 出
輸 入
交渉中
日本の貿易構造とFTA
~日本の貿易に占める主なFTA対象国の比率(主要品目別、2012年)~