i,L稚ミ軌.'LLは拙 VOL..3
移動 型枠支保工 による高架橋 の施工
‑ 東北新幹線 矢 巾工 区‑
U.D.C.624,057.5:625.41
伊 藤 英 雄 * 渡 辺 富 雄 **
要 約
日本国有鉄道盛岡工事局発注の矢巾工区高架橋工事において,西松式移動型枠支保工 を採用,期待 どお りの施工実績 を納めることができた。
当工法の特徴は,①工期の短縮,②省力化,③桁下高が高いほど有礼 ①養生が簡便,⑤市街地に も採用可能,⑥付属構造物の施工が容易,などがあげられる。
本報告は,西松式移動支保二し その施工鼠 施工実績の概略 を述べたものであるO
目 次
§1. は じめ に
§ 2.
工事概要§ 3.
移動 型枠支保工§ 4.
コン ク リー トの養生§ 5.
施工実績§ 6.
おわ F)に§1. は じめ に
東北新幹 線矢 巾 Ⅰ区 (延 長約
2 , 6km)
は, 当初 ラー メ ン式 高架橋 の施工 が主体 であ ったか, 時間の推移 と共 に 環境 基準が変 わ り住宅地域 を通過 す る所 では,桁式高架 橋 が ラ‑ メン高架橋 よ りも,振動 ・騒音が軽減 で きる として, 次 の よ うな指示 を当局 よ りうけ た。
G) 複線斜 腹
2
重 箱桁式 高架橋 とす るO②
桁長 は2 0‑3 5 m
で同一断面 とす る。③
橋 脚 は,従 来の ラー メン式( 1 2 m)
よ りか な り幅 が 狭 い6 mx2 m
の矩 形断面 とす るO⑥ 橋桁 の施工 は,移動 型枠支保工 に よる。
これに対 し, 当時, 諸 々の理 由に よる工事 中断や イン フ レ中で,約
1
年 間 を費や して施工 法お よび経済性 を検 討 し, 自社製移動 型枠 で施工 す るこ とに決定 した。§ 2. 工事概要
工 事 名 :東北幹矢 巾北
BJ 4
*東北(支)矢巾(出)所長
**東北(支)矢巾(出)副所長
1 2
写真‑ 1 西松式移動
型
枠 支保工発 注 者 :日本国有鉄 道盛 岡工事局
工事 区間 :岩手 県紫波郡 矢 巾町地 内 (図
‑1
参照 ) 東京起点4 8 2 k3 4 7 m〜4 8 3 k2 6 5 m
7‑91 8 m
工
期 :自 昭和5 2
年3
月2 3
日 至 昭和54
年3
月2 2
日工事 内容 :
RC2
重箱桁鉄道橋 (図‑2
参照 )7‑2 5 m 2 8
連7‑2 3 m 4
連7‑2 2 m 3
連7‑2 0 m
l連 上床版幅 員1 2. 2 m
施 工 法 :西松式移動 型枠 支保工 に よる
∫‑2 5 m
l連 当 りの施工 量 コン ク リー ト2 4 8 . 5 m
3型枠 内枠
3 2 2 . 7 m
2移動型枠支保工 による高架橋の施工
図‑ 1 矢 巾工 区案 内図
外枠
3 7 4 . 0 m
2妻枠
9 , 1 m
2鉄 筋
5 4
.4
t§ 3 .移動型枠支保工
3‑ 1
構造西松 式移動型枠支保工 は大 き く分 けて, 主桁, 繋 ぎ ト ラ ス,上屋,型枠 か ら成 り, その構造 お よび名称 を図 ‑
3
に示す。西 松埋 設枝轍 VOL.3
主桁 は全荷量 を支 え る もので, 左右 に
2
本 あ る。主桁 の断面 は図‑4
に示す もの で, ウエブは‑ チの巣状 に穴 が あいてい る(‑ニ カム ビー ム )O移動時 は下部 フランジ がブ ラケ ッ ト上 の移動 用 ロー ラー の上 を滑動す るO繋 ぎ トラスは左右 の主桁 を連結 す る もの で, 主桁移動 時橋 脚 を通過 す るため両 開式に開閉可能 な構造 に なって い る (主桁取付部 ヒンジ, 中央部 ボル ト結 合 )0
型枠 は外型枠,内型枠 及 び妻枠 か らなる。外型枠 は本 体 と一体 となってい るO 内型枠 は本体 とは分離構造 で図
‑ 5
の とお りであ る。主桁 と橋 脚 との取付 け は,
図一6
のブ ラケ ッ トを橋 脚 施工 時 に取付 け てお き, これに ジャ ッキお よび移動用 ロ‑ ラー を装備 し, 主桁 7 ランジを介 して全荷量 を支 え る0
3‑ 2
移動 型枠支保 工 の設計下記 の設計 条件 で検討 した結果, 主桁 と‑ニ カム ビー ム と繋 ぎ トラス を一体構造 と考 え,格 子構造 として解 析 したC
設計 条件 (イ) 設計荷重
コン ク リー ト 外型枠 中型枠 繋 ぎ トラ ス 建屋
主桁 中央部
2 5 0 m
3×2 . 5 t f / m ‑6 5 0 t f( 63 7 0 kN) 6 0 t f( 5 8 8 kN) 5 0 t f( 4 9 0 kN) 1 6 t f( 1 5 7 kN) 7 3 t f( 71 5 kN) 2 . 2 t f / m ( 21 . 6kN/ m)
図
‑2
東北幹矢 巾北BL4
工 区、
側面 図及び桁標 準断面LILi松越
. 没根
粒 VOL.314
移動 型枠 支保 工 によ る高架橋 の施工
汁 ‑ 17一000
番号 名 称
(i) 外 型枠 端 部折 たたみ用油圧 シ リンダ ー (2) 夕型枠横イ丁用 cl‑ フ
(カ 外 型枠 横行 用油圧 シ リンダ‑
(少 つな ぎ トラス
5 7 7ケ ツ ト 12 200〔 ⊇ 事1 2
(刀 門型 タレ‑ ン(5t吊 2碁 ) g'
(め 上屋 (屋 根 はJL,‑ フデッキ.伸 は塩 ビ トタ ン) ○
(少 天 井走行 タレ‑ ン(2t吊 2碁 ) Qp 主桁(3i乗H聖 ハ ニ カム t='‑A)
訂 喜〜 ⊂ ⊃
色多 油圧 ジャ ッキ(ロ ック付)100tX3台×6基 I cュ‑ 一一 C] ◆ ム
⑮ 移 動用 ワ イヤCレ フ(普通ZJ:り25.64XFi(29)B種JS13号) 、∴ ̀ 了巨 で 3 (=〉
LL)
「1
Trl
側 面図 SCO
26.000 9 6,0l00 1一6500
】 β …
∴ ; . 7一00
iO ♂ MNj 日 0J0
‑
≠■l
(.)l(〉【()(.lR.)i.]■姐 凹 地 凹 地凹 地 】還 ;
図回固 Eg 固 固 固 E固*EgEg Eg l出 凹 EI‑]L.Jl.)(.](.I‑ 飼 E.)L.]L.]
間 b ⑲珊 瑚
l E N′ヽYN
2# 0 15,500 ‡ 25.000 18.000
図
‑3
西松式移動型枠支保工・・・+ ;=
・・==]・>I+ I‑
1=・Ill T普牛署+T華子
=
滋‑+ ・目上L650=L650ニi Y
図
‑4
主桁(‑ニ カム ビ‑ム)断面隻
二 ̲̲ ̲̲ 二∴
図
‑6
ブ ラケ ッ ト⊂:::コ 折りrこTlみ喜Ei
醸 ;苧 ラキ蒜 「O: ‑表 ■、‑壷.、守 云 群 葺ト…
i
I
L3 ★蓮 !を ∈ E 1【」l i斯 く0 .憲 ∴ +母 をらiSき ⊆I
図
‑5
中型 粋 詳 細図移動型枠支保工 による高架橋の施工
跳 出部
1 . 5 t f / m ( 1 4. 7 kN/ m)
(ロ)風荷重コン ク リー ト打設時
0. 1 t f m
2( 0. 9 8 kN / m
2) 型枠移動 時0 . 0 3 t f / m
2( 0. 2 9 4 kN/ m
2) (/I) 雪荷重雪厚
8 0 c m 0. 1 6 t f / m
(1.568kN/m ) 巨) 地震係数 (水平震度のみ )コン ク リー ト打設時
0. 1 5
型枠移動 時0. 1 0
㈹ 許容 応 力度
鋼鉄 道橋示芳書 に準拠
3‑3
移動 型枠支保工 の諸元① 本体昇 降 (ロ ック付油圧 ジャ ッキ使 用 )
油圧 ジャ ッキ
1 0 0 t f( 9 8 0 kN)×3
台×4
基 (ロ ッ ク付)油圧ユニ ッ ト
2 5 0kgf / c m2 ( 2 4 . 5 MPa) ,4 P,7. 5 kW
(参 本体移動イ)ウインチ方式 (上 り勾配時使 用 )
駆動方式 ダブル ドラム捲取方式 (住友サ イ ク ロ減速機付 ウ インチ )
移動速度 0.2m/min ウインチ
1 . 5 kW x2
台ロ)油圧 シ l)ンダ‑方式 (下 り勾配時使 用 ) 油 圧 シ リ ン ダ ‑
1 2 0 0 mm
ス ト ロ ー ク3 0 t f
(294kN)×350kgf/cm
2( 3 4. 3 MPa)×2
本油圧ユ ニ ッ ト
1 4 0 kgf / c m
2( 1 3. 7 MPa)
鋼矢 板庄 入用③ フ ォー ム横行
横行方式 :油圧 シ リンダ‑ ロー ラ‑ スラ イ ド方式
油圧 シ リン ダ‑ :
3. 3 0 0 mm
ス トロ‑ ク6 0〆×8 0
■←
油圧 ユ ニ ッ ト :
5 0 kgf / c m
2( 4 . 9 MPa)4 P4 5 kW
(ウチ ダ製GH7 ‑1 2 5)
④ 天井 クレー ン
捧持荷重
2 . O t f( 1 9 . 6 kN)×2 基
⑤ 使用電源
3
相2 0 0 V 5 0Hz
⑥ 総重量
約
4 0 0 t
(上 屋及 び後方設備 含む )⑦ その他
後方設備 門型 クレー ン
5 t f
吊( 4 9kN)×2
台3‑4
本工法 の特徴① 工期が大幅 に短縮可能 であ るO
② 省力化 が可能 であ る。
拘松姓.没化繊 VOL 3
③ 桁下 高が高 い程有利 であ る (枠組方 式の よ うに地 上 か ら組み上 げ ない)0
① 天候 に支配 され るこ とが少 く, コン ク l)‑ トの養 生 が容 易 であ る。
⑤ 市街地 に も使用可能 であ る。
⑥ タワ ミが少 (,上 げ越 しをつ け易 い。
⑦ 電 柱 基礎 等 の付属 設備 (床版両側 端 よ り
2 . 5 m
の 張出構造 )の施工 が で きる (他社 の移動型枠支保工 は不 可 )03‑ 5
移動方法 (図‑ 7
参照)コン ク リ‑ ト打 設 ・養 生後, 外型枠 を脱型 し, ジャ ッ キダウン し, 主桁 (‑ニ カム ビー ム) をブ ラケ ッ ト上 の
写真
‑2 1
00tfジャ ッキ
及び移動 用 ロー ラー 移動 用 ロー ラに載せ る (写真‑2
)0主桁上 に設け た ウ インチ と
4 P
のエ コライザ ー シー ブ を利用 して, ウインチ で捲 き取 って前方‑移動 させ る。この とき,左右 の主桁 間の繋 ぎ トラスは,順次 開閉 して
写真
‑ 3
繋 ぎ トラ ス橋脚部 を通過 させ る (写真
‑3
)0外型枠 の脱型は, 図
‑8
の とお りの順 序 で行 う。3‑ 6
施工順序 (図 ‑9
参照) (丑 下 床版 ・ウェブの鉄 筋組立 て型枠支保工移動 ・セ ッ ト完 了後,下床版 とウエブ
lILi松雄 ,刺
と
糾 \'OL .i@
∴ 亨多年鯛勺
(コン ク リ一
卜
打 設根 .ジr,ンキダ ウ ン し外型枠脱警視4P橋脚 に 七 ′卜したエ コラ イザ ー シ ‑ フに ワ イヤ ー を過 す¢)
1 P 3 P
(2台の ウ イン チに てワ イヤ ー を手巻き取り ニ
コラ イサ ‑ ソ‑ 7で同調 させ ス ラ イ ド7
‑ムを絹的 さ と
喉
仏)エコライヤ‑ン‑フ
1I■‑⁚‑ー・⁚・・L⁚・‑H・・
‑]・̲・.IHJ・
T開 く
閏TI
.T‑休.・太る(ふし
じる. T開 く
⁚=∴十
認鵠り
㊥
⑨㊥⑩騨 閏丁こる.T,T開 く,T潤 しる 完了
TPnLる
③ …tl…クレ ーン
‑ ' 、 一一 = I ‑ 二
(F'Sll/Lの言蓬 ̀琵 て
称 的 完 了 /
1,メキア ブ して外 Ff;:号をヒ ト となる,
)
図‑ 7 移動順序 の鉄筋 を組立て る。
② 中型枠移動組立
下床 ・ウエブの鉄 筋組立後,前 スパ ン (施工済 ) よ り中型枠 を移動 ・組立て を行 う。
移動 は,特殊 スペーサブロ ックを用 いて,下床鉄 筋の上 に下部架 台 (移動 ロー ラー よ り下方 の部分 ) を組み立 て, この上 を折 りたたんだ状態 で所定 の位 置 まで移動す る (写真‑ 4)0
組立 ては,折 りたたみ面板 を伸縮 ジャッキを用 い てセ ッ トしたの ち,手組部 を取付け,桟木 ・パ イプ サ ポー ト等 で補 強 す る (図
‑ 5
中型 枠 詳細 図参 照)。③ 上床版鉄筋組立て (彰 コンクリー ト打設
中型枠は,底型枠 を設け なか ったの で,図
‑9
④ に示す ように コン クリー ト打設は④⑧の2
回に分けこて
て有 った。④の部分 は鎧均 しとし,打設後約
2
時間 おいて⑧の コン クリ‑ トを打設す るolb
1L
7 1‑.L捕ji用 E3‑ ラ
移 動 型 枠 支 保 工 に よ る高 架 橋 の 施 工
llr).T∴A/I:.I̲I.I (.由Fi/リング3本1中和き
= 1 い 1 1 ' / 】 r
札由TヽIrj、.シlJ/グて図
‑8
外型枠脱
JT.JJ順序写真‑ 4 移動 中の中
里 枠
O T 棟 版 ・ ウ エ ブ 鉄 筋 組 立
三 ≡ ・ . ̲ 二 三 三 …= ‑
① 中 型 僻 移 動 組 立 中 型 枠
=ユニ " :
(重 コ ン ク リ ー ト打 設
苅中 枠 は 詳 細 図 の 様 に 直 枠 を 省 い て あ るの て
④那
打 設 は頒 均 し と し約2時 間 置 い て⑨ 邪 の 才T設 に 手鼻り約8時 間 に て完 了
図‑
9
施工順序移動型枠支保工によ る高架橋の施工
⑤
その他養生 は, 夏季散水養生, 冬季加 熱養生 (詳 し くは
§ 4
.参照 ) を行 ったO中型枠 の脱型 は, コン ク リー ト打 設
2 4
時 間後に行 った。ブラケ ッ トは,養生期 間 中に移動 完 了部 分 か ら前 方 に移 設 した。
3‑ 7
枠組支保工 との比較本工 法 と枠組支保工 のサ イ クル タイム及 び経済性 の比 較 を行 うと図
‑
10,義 ‑1
の とお i)となったC図‑1 0
,義 ‑1
に よる と, サ イ クル タイムは大幅 に短 縮 で きる。経済性 にお いて も若干本工 法が 有利 に なって い るO工 日 放 5 ー 】1】 】 0
1f ー 5 2 ー 0 2 ‡ 53 【 ≡ 0
∃】】】∃ 3 】∃【 5 4 】 0 4 5 5
50移如 】 H 喜
移 沓 掘 付 繁 鉄‑ A , r l 枠 中 型 枠 支
保 コ ン ク ■ ト ト
工 棒型 】 産 生 +F 臼 『 D I F 48 堅 い
図
‑1 0
移動型
枠支保工 と枠組支保工のサ イ クル タイム (桁 長2 5m
の場 合 )の比較秦 ‑ ‡ 移動 型枠 支保工 と枠組支保工 の経済性 の比較
義‑1讐
移動型枠 枠組立 差 備 考 直接工事費9 5. 5 % 1 0 3. 4 % 7. 9 %
ー ト鼠コンクリ8, 7 8 5 m3
機 械 費1. 3 % 8. 4 % 7. 1 %
付 帯 響
3. 2 % 3. 2 % 0
3‑ 8
他社移動 型枠 との比較 (秦‑ 2)
§4 . コンク リー ト養生
当初, コン クリー ト打 設 は夏季 のみの予定 であ ったが, 工期 的 に苦 しい こ と及 び移動 支保工 の償却 等の経 済的理 由が あ って, 冬季 の コン ク リー ト施工 に踏切 った。
ltL)松IiE】.迂托糾 \「日L.Li
コン ク リー トは凝結 ・硬化 の初期 に凍結 す る と, その 後の養生 を続けて も強度 の増進 が少 ない特性 が あ る。 こ のため打設後
2 4
時間以 内は凍結 しない様 に養生 しなけれ ば な らない。養生 中の コン ク リー ト温度が高過 ぎる と冷却 され た と き, ひび割 れが発生 しや す くな り,低過 ぎる と強度の発 現 が遅 くなる。養生 温度 を約1 0℃ に保 つ のが標 準 とされ, かつ養生 が終 ってか ら急冷 しない様 に注意 しなければ な
らない。
辛 い,本工事 に使 用 した移動 型枠支保工 は上 屋 を装備 してお り, これ を利用 して次 の とお り温度養生 を行 った。
① 上 屋 の柱 を利用 して, ワ イヤ ー
( 9 mm
〆)を張写真
‑5
養生 シー トリ, シ‑ トに よって構造物 を囲 う (写真
‑5
)。②
‑ニ カム ビー ムの穴及 びブ ラケ ッ ト部 は合板 にて 寒風 を しゃ断す る。③
スラブ下面 は,繋 ぎ トラスに単管 を渡 し. シー ト を固定 す る。⑥
ジェ ッ トヒー ター に よる加 熱 を行 うOまた, 本工事 は東北地 方 とい う寒冷地 であ るこ とと新 幹線 とい う重要構造物 であ るこ とか ら, 熱量計算 と積 算 温度管理 に よって,保 温管理 を厳密 に行 った。以下 にそ の概略 を述べ る。
4‑ 1
熱量計算 (1)養生 シー トの諸 元製品名 ビニー ル キャンパ ス
5 8 8 0 ♯
熱伝一速 率
( α ‑8 0 kc a l / m
2hc 0 ‑9 2 . 8 W/ m Z ・ K)
シー ト面積
壁部
5. 0×2. 6×2
十5. 0×1 2. 5×2‑38 5 m
2天井
1 2. 5×2 6‑3 2 5 m
2底部
1 2. 5×2 6‑3 2 5 m
2 (2) 熱貫流率 (外部 風速Ⅴ
‑ o)〟
r Z Ii i ‑
五 十 ∑ (÷ )・去
LLll
rlLl松は‖'lL
托
靴 u )】 i18
秦‑2
他社移動型枠支保工 との比較移 動 型 枠 支 保 工 に よ る高 架 橋 の 施 工
支保 工形 式
性仕質比 季様交 西松式移動 型枠 支保 工 ス トラバ ‑ グ可動 支保 工 可動 支保 工 (アル ダス)
支保 工施 工 可能 けた長 (∩) 25 33 R‑
1 , 0 ∞
m程 度 まで改 良 の25施 工で きるけた種 別 /ボ ックスげたが有 利 ボ ックスけ たが有 利遵 続 け た施 工 可能
曲 緑 施 工 性 実績 な し R‑500m程度 の実緯 あ り
フ′ラケ ッ ト横 格和 装 置 を付 け る 必要 な し
縦断句配竣工性 特に選ばないO 20‑40/1000程f度‑までは改良の 特 に選 ばない
けた T空 頭 5.0m 程度(他 にブラケット2.0m) 必要(台よ車しの力をア ップす る) 4,7m程度
3,7mフうケツ卜取付位置は5m 他 に フ●ラケ ッ ト2.9m
けた 横方 向 (m) 17 14 13.9
移 動 速 度 20cm/m套n 50cm/min 60cm/仰in
支保 工 重 畳 (i)本体 (型枠 含 ) 290(フう ケ ツ卜30t) 300 217(7 ラケ ッ ト55t)
上 家 設 備 41 42 30
総 重 畳 331 342 247
特 記 事 項
仕主桁 (移 斬 時 型 わ く略 図様 (本 体 移 斬 )横桁 )方 式(型 わ く開 閉方 式(本 体 昇 降 )他 ) 横 道 はやや複 雑 で あ る 構造 はやや複 雑 で あ る 構造 が 簡単 で あ るO ブ ラケットの準備 は6ケ必 要 フう ケ ツ 卜をか か えた ま ま移動 フう ケ ツ 卜の準備 は6ケ必要
取付 移動 は地 上作 業 出来 る 全重 恩 をブラケ ッ トで 受 け る.取 付 、移動 は地 上作業 た め 異 スパ ンの キャ ンバ ‑調 蟹 が簡単 キャ ンバ ‑ は最初 の調 聖 のみ
フーラケ ツ 卜安 が橋 脚 に埋込 まれて 橋脚 に送 り桁 用 の切 欠 き を付 け る
い るた め 、後 処理 の問題 が残 る
o
ウ イ ンチ 、;由圧 シ リンダ‑両方 可 た めJT郡工 の補 強が必要 の場合 が フーラケ ツ 卜が 大 き くな るO 又 7ラ あ る ケ ツ 卜の締付鋼 棒 の管理 が大変であ るO
全作 業 支保 工 上でで きる 移動 が 早い
異 スパ ンの施 工 は簡単 3本桁 で あ るため.2ボ ックスが
有 利送 りけた 走行 用デ ジタ ル重恩 が か るいシリンダ‑(油圧 ) ウ イ ンチ ダブル巻
取
方 式 ウイ ンチor セ ンタ‑ホ ール 押21t引14tSt1.3m1,5kWX2(7 レ‑ キ付 ) ジャッキ支保 工枠 (1サイクルで1.25m移動 )
反 力 は前方橋脚 台車 (電動 ) 反 力は 7 ラケ ッ ト
油圧 シ リング‑ 約40tSt1.2m 前方 1.5kWX1 盛 管 は全 自動 (手動 も可 ) 反 か まフ一ラケ ッ ト 慈 管 は手動 後方0.75kWX2
ロ ック付 油圧 ジャ ッキ 支保 工桁 250tX4 St30cm ロ ック付油 riジャ ッキ
100tX3台/17ラ ケ ッ ト×4 A
;由圧 シ リンダ‑ ロー ラ‑ ス ライ ド (フーラケ ツ 卜上 ) 350tX4台 各 7う ケ ツ 卜上 送 り 桁 1(カtX6St15cm
前方 ラー メ ン150tXi ′′70cm St35cm 後方 ラー メ ン 40tX2×2〟35cm
底 型 わ くの送 りけた き隙 く部分は 底 型 わ く2分割 方 式 、継桁 上 の ロー ラー に ダウ ン 下方 へ析 た たむ(ウ イ ンチ に よる) 下方 折 りたたみ方 式
した型枠 が 2分 割 し両 サ イ ドに油 送 りけた郡 の型 わ くは送 りけた と 底 型 わ くの フ レーム は横 桁兼 用
圧 ジャ ッキ(1ス トD‑ ク)で様 相 ‑体 とな ってい る,送 り 桁 箱形× 1
勤 す る方 式主 桁 ハ ニ カム ビ‑ムSt3.3汀ー油Tif̲ジャ ッキ 主桁 格 子桁 × 2
3×2 支保 工キ4号 ′′×2 (手延 は トラス)
フう ケツ卜 6 前方 ラ‑ メ ン 後方 吊装フう ケ ツ卜 〝 × 4 冨 フ◆ラケ ッ ト× 6
耳 軍
軒 ‑ 型 わ くをダウ ンしてか ら底 型 わ くRj 苛 琴 L殴 型 わ くを、 ダウ ン してか ら夜 型 わ了 一
型 わ くをダウ ンしてか ら横移 動 、 ダウ ン フ■ラケ ッ トをはず し、前 くを橋脚 をか け る毎 に 17‑ロ ック
移動型枠支保工による高架橋の施工
]
図‑11 養生 シー ト略図
ここ
に∬:
熱貫流率( kcal / m2 ・ h・ c o )〈 W / m
2. K〉
α:
シー トの熱伝達率≒8 0 kcal / m2 ・ h. c o ( 9 2・ 8 W / m
2・K)Li:
内側空気層熱伝達率壁 部 :
8 kcal / m2 ・ kco( 9. 2 8 W / m
2・ K)
天井 ・底部 :1 0 kca l/ m2 ・ h・ c o( 1 1 ・ 6 W / m
2・ K) Lo:
外部空気層熱伝達率壁 部 :
8 kcal / m2 ・ h・ c o( 9. 2 8 W / m
2・ K)
天井 ・底部 :1 0 kcal / m2 ・ h・ c o( l l . 6 W / m
2・ K)
式(1)を用いて壁部及び天井 ・底部に分けて熱貫流 率K
l,K
2を計算する と次の とお りとなる.壁部の熱貫流率
K
lK l ‑
I +÷ +
÷
‑3. 8 0 9k c a l / m2 ・ h Co 8 18 0
I8 ( 4. 4 2 W/ m2 ・ K)
・天井部 ・底部の熱貫流率
K
2K
2‑
÷ 十王 +̲圭̲
‑4. 7 0 5k c a l / m2 ・ h・ C
o1 0
18 0
a1
0( 5. 4 6 W/ m2 ・ K) ( 3 )
所要熱量QQ ‑K
(tr t.
)x
Ar・・・・・・・・(2) ここにQ :
所要熱量( kcal / h)〈 W 〉
K:
熱貫流率( kc al / m2 ・ h・ c o )〈 W / m
2・ K〉
tI:養生温度
( ℃)〈 K〉
t
。:外気温度( ℃)く K〉
A:
養生表面積 (m2)・壁部
QI
Q1 ‑3. 8 0 9
×4 1 0‑( ‑1 5) 〉×3 8 5
‑3 6, 7 0 0 kcal / h ( 4 2, 5 0 0 W )
・天井 ・底部
Q2
Q2 ‑4. 7 0 5×4 1 0‑(‑1 0) 〉 ×6 5 0
‑7 6, 5 0 0 kcal / h ( 8 8, 7 0 0 W )
・・所要熱量
Q Q ‑Ql +Q2
‑1 1 3, 2 0 0 kcal / h ( 1 31 , 2 0 0 W )
(4) 所要給熟機 台数lq松鐘.没技織 VOL∴3
す き間か らの 寒風の侵入及び作業員の出入 りを考 慮 して,所要熱量 を
5 0%
増 とす る (仮定 )0給熟機 (ジェッ トヒー ター )
3 8 , 0 0 0kcal / h
・台( 4 4. 1 kW
/台) 熱効率8 0%
3 L 8, 00 0×0. 8 0≒3 0, 0 0 0 kc al / h
・台( 3 4 8 kW
/台 ) 故に所要台数n
は。=i i 3, 2 0 2^ xま ^ l n + 0 1 5 )
≒ 63 0, 0 0 0
現場 では,温度が設定条件以下 になる場合 とジェ ッ トヒー ターの故障 を考慮 して
8
台 とした。4‑ 2
積算温度管理コンクリー トの強度に影響 を及ぼす要因の中に,配合 が一定 であれば,養生温度に関係があることが確め られ ている。
この方式は,現場 で実際打設 したコン クリー トが どれ だけの圧縮強度 をもっているか,或いは 目的の強度 を得 るのに どの程度の養生が必要か を判断す るには, コン ク リー トの積算温度
M
を測定すれば よい と云 う理論か ら成 立 っている。積算温度M
は・
‑
/Iedt・‑・ ・ ( 2
) ここに8‑I( i)
‥養生温度 で表 わされ,単位 は,度 ・時( To T)
と度 ・日( Do D)
の 二通 りがある。前者は コンクリー トの初期強度に重点 を 置いた方式 で,養生温度1‑4 0℃ ( 2 7 4. 1 5‑31 3. 1 5 K)
に 適合 され るのに対 し,後者はM
が21 0 Do D
以上の時,信頼 性がある。ここでは移動式型枠支保工の脱型時期の判定 とい うこ とで,初期強度 を知 りたいため,前者の
To T
方式 を採用 したCこの積算温度 と圧縮強度の関係は
f c=a・ Xi +b
‑‑‑( 3 )
Fi ‑0. 01 f c・ F
1440‑‑‑‑( 4 )
ここに
f c:
初期圧縮強度百分率 (%)Ⅹ :l ogTo T‑l ogM a ,b
:実験定数F:
圧縮強度F
14。。:積算温度1 4 4 0 To T ( 2 0
℃で3
日間)の 時の圧縮強度で表 わされ る。
従 って
,F
.440の値 を知 り,実験でa ,b
の定数 を求め られれば,積算温度によ り, その時の圧縮強度が推定 で きる。ここで
,F
1440及びa ,b
の値 を求め る為に行 った試験 練 りの結果 (義‑ 3, 4)と実際に測定 した コンクリー ト温度の結果か ら積算温度の算出例 (図‑1 2)
を示す0lJtl松班11'lL化繊 \‑OL.tj
表‑ 3 試験 結果 お よびF1440, a
,b
の決定( Pz NO.5
Eの場 合 )試験結果
機
/ \り 式中 %"L..L度 I̲紬細 i度 tkgf八如:) ド 可
♂2 7/2511:00 960 88 94 90 91 73.4 2.98 0'3 26 11:00 1440 130 120 121 124 100.0 3.16
5.1 2711:00 1920 154 152 148 151 121.8 3.28 l Ol5 28 11:00 2400 177 183 120 180 145.2 3.38 (76 29 11,loo 2880 189 194 189 191 154.0 3.46
8ー7 30 11:00I3360 209 217 204 210 169.4 3.53
F1440お よびa
、b
の算定F1440:0'3の平均 値 よ りF1440‑こ124kgf/cm=
a
,b
:最 小二 乗法 に よ り次式 で求 め るob
‑ ∑Xi2n'EEicii2≡ 識 字芦 ifciニ ー456.70a ‑ n∑xiECk? ̲xi叢 話 ‑ 176.92
∩ Xi(logT T) fci(%) Xi2 Xi.fci る
1 2.98 73.4 8.88 ー 218.73 2 3.16 100.0 9.99 316.00 3 3.28 121.8 10.76 399.50 4 3.38 145.2 ll.42 490.78 5 3.46 154.0 ll.97 532.84 6 3.53 169.4 12.46 597.98
∑
19.79 763.8 65.48 2555,83R にfc‑ 176.92X ‑ 456.70
◎ 圧縮 強度F ‑ 140kgf/CⅠnALJに な る積算 温度Mを寒 め F1440 ‑ 124kgf/cmZ
F ‑ 140kgf/clTIZ fc ‑ 112.9
F ‑ 0.01fc.F…O‑ fc‑ F
/ ( 0. 0 1 FM0 )
‑1 4 0
/ (0.01× 124)‑ 112.9%Ⅹ =」旦176.塑 些 」 」 〜塁 旦92 蓬176.土 生堕 三 二 3.92 22
20
移動型枠支保工による高架橋の施工
表‑ 4 試験結 果お よびF1440, a
, b
の算定( Pz NO. 1 0
色の場 合 )試験結 果
機
/LTJ 試版L川.午 XlI:E縦強度 (x2 kXg3/i,nl=)X fc(㌔ )/ogTQT Cr2 ll/7 10:00 960 124 117 126 122 79.2 2.98 0'3 8 10:00 1440 153 161 148 154 100.0 3.16 CrLl 9 10:00 1920 191 181 183 185 120.1 3.2J8 or5 1010:00 2400 210 214 219 214 139.0 3.38 2880 223 220 234 226 146.8 3.46 3360 234 239 234 236 153.2 3.53
FH40お よびa
, b
の算定 41tgf( l n L346.70JF1440.'0.3の平均 値 よ りF1440‑ 15 良
, .b
:液 中 二 乗法 に よ り次式 で求 めb
‑ ∑Xi2.n∑X∑fcトi 2
‑ (∑Xi)∑Xi.∑Xi.2 fci n∑Xi.fci‑ ∑Xi.∑fcia‑ n∑Xi2‑ (∑Xi)2 ‑ 142.44
n Xi(logTBT) fci(%) Xi2 Xifci
I
l 2.98 79.2 8.88 236.02 2 3.16 100.0 9,99 316.00 3 3.28 120.1 10.76 393.93 4 3.38 139.0 ll.42 469.82 5 3.46 146.8 ll.97 507.93 6 3.53 153.2 12.46 540.80
∑
19.79 738.3 ! 65.48 2464.50 fci‑ 142.44Ⅹ ‑ 346.77◎ 圧縮 強度F ‑ 140kgf/cm=に な る積 算温度
M
を求 め F1440 ‑ 154kgf/clnzF ‑ 1401
く
gf/(.nlご fc ‑ 90.9%(F ≡ :
読
o; ;
C.
I. .
Fll芸 1;4f,C==9.F
.'
9'
03
0. o l L F 1 4 4 0 ) )
移動型枠支保工 によ る高架橋の施工
l
Hつ07155150ナ142 140 0ナ145)ヽ2,15.0㌧】
2
捕.rl・ト1.3・11.7'il.216.5 I:〜.(.!5、j.ほ5・2rJ.03}\2ナ260;ヽ10 ニ1.らljTvT
図
11 2
積算温度M
の計算例S5. 施工実績
5‑ 1
標準サ イクル タイム及 び歩掛 り (図‑1 3
参照 )、 、一㌦ .‑‑ 一旦 墜̲ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ll12 13 14
脱 枠 a【
iS 封) ラ Ⅰi
型 枠 (外枠 ) i
杏.ス トジバ‑寺尾付 鉄 筋 (下 帯
版)
型 枠 (内枠 )
I i
税型 免型 ケレ) / 鉄
等
芳 (上環版 ) 【CF5'L取 型 枠 清 掃1 t I コンク リー ト打 設 i
養 生 l
7 ラ ケッ ト取 付 F=⇒
栄錬 三毛加 工人 員は不含
図‑13 標準サ イクル タイム ・歩掛 り
5‑2
コンク リー ト打設実績 (秦 ‑5
,図‑1 4) 5‑3
今後 の改良点設計段階 で種 々検討 を加 え,万全 を期 したつ もりであ ったが,実際に使用 してみ て不便 を感 じた点或 いは他社 製の もの と比較 して改良 したほ うが良い と感 じた点 を今 後の改良点 として述べ る。
①
ブラケ ッ トブラケ ッ トは,鋼材の一部 が橋脚駆体 に埋込式の もの を使用 した。 これは強度的には安全性 の高い も のであったが,橋脚施工時の埋込み作業が煩雑 であ り,か えって費用がかか った。 多少材料 費が高 くつ いて も取付容易な ものにすべ きであるo
②
繋 ぎ トラスの接続繋 ぎ トラスは移動 時橋脚部 を通過す るため開閉可 能 (両開 き式 )な構造 とした。 しか し中央部 の接続 方式が ボル ト締め
( 2 0
数本/ 1
ヶ所 )であったため, 着脱に手間がかか り移動 に時間 を要 した。戸拙 さ
姓
.言1校純 voL 310 0908040302070605010 iど∫! Z/
/
i 計画
芙!.方邑 / li /
′
/
γー
/
23456789101112123456/ti91U1112図
‑1 4
出来高S
カー ブ例 えば, ピン結合方式, クランプ結合方式 な どに よ り,着脱の容 易 な ものにすれば,移動時間 を短縮 で きる。 また安全面か らもなるべ く簡便 な ものが望
しい。
③
移動装置移動 は,両胴 ウインチ捲 き取 り方式 であったが, 下 り勾配 (本工事 では
1 1 ‰ )
の場合逸送 の危険が あった。
後方 ワイヤー を とる方法が あるが前後 ワイヤーの 同調が難 しい。
今 回は,下 り勾配 に変 る時点 で油圧 ジャ ッキ方式 に切替 えたが, シール ド用 ジャッキを応急的に取付 けた もので
・ス トロー クが
1 m
と短 い・ジャッキの盛換 えを人力に よらなければ ならない 。 な どで移動 に時間がかか った (約
8
時間 を要 した, 他社製の ものは半 日で移動終了)0従 って, ジャ ッキス トロー クを長 くす る,盛換 え を自動 にす るな どの改善が必要 である。 また,耐震 ロック装 置 (地震時の 自動停止装置 )の必要 も感 じ た。
④ 上屋
上屋は桁長が
2 5 m
に対 して2 4 m
しか な く冬季養 生の際,両妻の シー トが取 りつけに くか ったOまた上屋に装置 した天井 クレー ンの走行 レー ル も 短 く, 普, ス トソパーの据付時苦労 した。
従 って,上屋 と天井 クレー ンの レールは,桁長 に 若干余裕長 を加 えた ものにすべ きである。
( 9
中型枠i,LT松姓),立花雑 VOL .̲i
秦‑ 5
コンクリー トの打設実績No .
桁長 コンクリート打設朋 日数 備 考① 23m 52年8月13E】 323369 52.6.1 トラベ ラ組立開 始
@
③
④ 222333 1l9 .10.ll.15l9 魚上 屋 、天井 クレー ン組 立 あ り体 8/14‑8/20
⑤
⑦㊨ 222555 53.1.1112.12.2079 221173 フ ォ‑ム(外 、中央 )差 換 あ り (23m‑25m) 正 月休み(12/30‑1/5) 久
⑧
@
⑬ 222555 2.42.23.60 111664 加義 義軌 坐
⑪
⑬
⑬
⑳
⑮
⑬
⑱
⑩
⑩
㊨
㊨ 2222222222222555555555 53年3.24 .84 .25.65.26 .26 .16 .277.28 .9月15305841日 1111111111194534333336 移動装 置 を油圧 に改造フ ォ‑ ム差 換 あ りフ ォーム差 換 あ り((2252m‑2m‑225m)m)
㊨ 25 8.28,9.4 26 魚体8/14‑8/18木製中枠使用のため2回打設
㊨ 20 9.27 23 第あ り1不動既 設桁 の 節所 移動 、 フ ォー ム差 損(25m‑20m)
㊨
㊨
㊨
㊨
㊨
㊨
㊨
㊨
㊨
㊨㊨
㊨ 222222222222555555555555 54.1.24.11ll112.62.23 .13.20.12.l0.2l.1l2.25,4..2480460206l15 112211111111743475576660 正 月休 みフ ォー ム差 換冬期養生中型枠解体 の関係 で12/29‑1(20m./‑252回打 設5m)
㊨ 22 53.7.26 トラベ ラ‑使用不能 につ きビティ.式 支保工 木
スライ ド式 の中型枠 を使用 しているが脱型時に取 外 さなければな らない部材が 多 く,組立 ・解体 に時 間がかか った。 また構造的に部材が弱 く内部 か ら補 強が 多 くなる欠点が あった。
⑥
外型枠端部 の通 り端部 の部材が一体構造 となっているため製作誤差 や組立時の誤差 のため通 りが悪 い場合, それ を修正 す るのが難 しか った.
例 えば,端部材 を取外 し可能 な もq)にす るな どし て誤差修正が容易 な ものにすべ きであ る.
22
移 動 型 枠 支 保 工 に よ る高 架 橋 の 施 工
⑦
組立 ・解体今 回は幸 い組立 ・解体位置が低 い所 であったの で, クレー ンを用 いて組立 ・解体 を問題 な く行 えたが, 高い所 では特殊 な吊 り上げ装置 な どの考案 の必要 を 感 じた。
§ 6. お わ りに
最後の桁の コン クl)‑ ト打設 を完了 し,東北本線に極 く近接 した箇所 で
4 0 0 t
もある移動支保工 の解体 が終 了 した時は職 員一同万感迫 るものが あった.当初
, 1
連 の施工 に約1
ヶ月を要 したが,慣 れ るに従 い徐 々に短縮 で き(黄終的 には 1連 を1 3
日で施工 ),暗中 模索 であった工程 に も目途 をつけ るこ とが で き,予定工 期 内で完成す るこ とが で きたo近隣
6
工 区の うち,我社の ものだけが純国産 である と 云 うこ ともあって,良 い意味での競争心が生れ,施工 面, 経済面 での好結果 につ なが った。最後に,本工法の計画,施工 にあたって企業者関係 各 位 の並 々ならぬ御指導が あったこ と及び本社土木設計部, 機材部 の御指導御助 力が あったこ とを申添 えて今回の報 告 を終 えさせ て頂 くO