I n or de r t o pr omot e publ i c e duc a t i on a nd publ i c s a f e t y, e qua l j us t i c e f or a l l , a be t t e r i nf or me d c i t i ze nr y, t he r ul e of l a w, wor l d t r a de a nd wor l d pe a c e , t hi s l e ga l doc ume nt i s he r e by ma de a va i l a bl e on a nonc omme r c i a l ba s i s , a s i t i s t he r i ght of a l l huma ns t o know a nd s pe a k t he l a ws t ha t gove r n t he m.
≠ EDI CT OF GOVERNMENT ±
JAPAN
The c i t i ze ns o f a nat i o n mus t ho no r t he l aws o f t he l and.
Fukuza wa Yuki c hi
JIS Z 2101 (1994) (Japanese): Methods of test for
woods
Z
2101‑1994木材の試験方法
Methods o f t e s t f o r woods
1. 総則
1.1 適用範囲 との規格は,木材の標準試験体による試験方法について規定する。
備考1. この規格の引用規格は,付表E に示す。
2. この規格の中で{ }をつけて示しである単位及び数値は,従来単位によるもので、あって,
参考値である。
1.2 鼠験項目 との規格に規定する試験項目は,次のとおりとする。
(1) 平均年輪幅,含水率及び密度の測定 (2) 収縮率試験
(3) 吸水量試験 (4) 吸湿性試験 的圧縮試験 (6) 引張試験 (7) 曲げ試験 (8) せん断試験 (9) 割裂試験 (10) 衝撃曲げ試験 (11) 硬さ試験 (12) クリープ試験 (13) くぎ引抜き抵抗試験 (14) 摩耗試験
(15) 耐朽性試験 (16) 着炎性試験
2. 鼠験の一般条件
2.1 試験環境の種類試験環境の種類は,標準状態と気乾状態とに区分する。
(1) 標準状態の試験
(1.1) 鼠験体の調整試験体は, JIS Z8703 に規定する標準温湿度状態 3 類[温度 20 土 2t ,湿度 (65 土 5)%]
の条件の下で,含水率が平衡状態[(1 2 士1. 5) %]に達するまで調整を行う。
(1.2) 試験環境と鼠験含水率試験環境は, JIS Z 8703 に規定する標準温湿度状態 3 類の室内とし,含水 率が (12 土 1.5) %の試験体について行う。
(2) 気乾状態の鼠験
Z 2101 ・ 1994
(2.1) 試験体の調整及び試験環境試験体の調整及び試験の環境は,温度が 15--25 't,湿度が 60--80% の 範囲とする 0
(2.2) 詰験体の含水車試験体の含水率は, 11--17% とする。
2.2 ;式料の採取及び鼠験体の作製 試料の採取及び試験体の作製は,次のとおりとする。
(1) 試料は,ロットからそのロットの性質を代表するように採取されなければならない。
(2) ロットが丸太又は製材品の場合は,ずい(髄)周辺と辺材外周部以外のととろから試料を切り出す。
試料には,あて・腐れ・節・もめ・きず・割れ・ぜい(脆)心材などの欠点が含まれないようにする。
(3) 試料を乾燥する場合,乾燥温度は 60't以下とする。乾燥後,できるだけ正確な板目文はまさ(柾)目 に木取りした試験体を作成する。
(4) 試験体の年輪幅はほぼ等しく,木理の正常なものでなければならない。
また,必要に応じて心材と辺材に区分する。
2.3 諒験体の数試験体の数は,各試験ごとに 2.2 で規定した試験体につき,原則として 12 個以上とす る。
2.4 ;式験体の寸法測定精度試験体の寸法測定精度は, 0.5%以上とする。
2.5 結果の計算試験結果の平均値,標準偏差及び変動係数は,次の式(1)--(3) によって算出する。
‑
F 一一一Z X i
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (1) n中日
c. v=三xl00 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(3)x
値数るよ
nδ 系位単際国のA日場るす験試て
数差数用値値体偏係を
均定験準動器 平測試標変測
計士一X高nsymuC機
験試にのこ位こ単来従る噂は
a・・4、,MM-
AW
次値;散恥
FB換むの
lkgf=9.80N
3. 平均年輪幅,含水率及び密度の測定 3.1 平均年輪幅
3.1.1 測定方法年輪幅は,両木口面上において測定する。ただし,場合によっては,一木口面上でだけ 測定してもよい。とれらの木口面上の年輪幅は,年輪にほぼ垂直方向の同一直線上において年輪幅の完全
なもののすべてを測定する。
3.1.2 結果の計算 平均年輪幅は,測定した年輪幅の平均値で表す。
また,平均年輪幅は mm で表し,小数点以下 1 位まで求める。
3.2 含水率 3ム1 現IJ定方法
(1) 試験体の乾燥前の質量 (m}) を測定する D
(2) との試験体を換気の良好な乾燥器の中で温度 100"'-'105'Cで乾燥し,恒量に達したときの質量 (m2) を 測定する。
結果の計算 含水率は,次の式によって算出し, 0.5%まで求める。
3.2.2
含水率(%) 乾燥前の質量 (g) 全乾質量 (θ u= 竺1二竺2二 xl00
m2
u:
m} :
m2 ・
'‑‑'--に,
密度
結果の計算 3.3
密度は,次の式によって算出し,小数点以下 2 位まで求める。
3.3.1
m一y一一ρ'
p: 密度 (glcm3) m: 試験体の質量 ω
V: 質量測定時の試験体の体積 (cm3) それぞれ次の事項を記録する凸
記録試験結果左して,
(1) 平均年輪幅 (2) 含水率
(3) 密度(密度試験を独立して行う場合は,合水率も併記する。) 3.4
取締率試験
4.1 試験体試験体は,半径及び接線方向の収縮率を測定する場合,長さ 30mm,幅 30mm,厚さ 5mm の正しい二方まさ(柾)の正方形の板とし,繊維方向の収縮率を測定する場合,長さ 6伽nm,幅 3伽nm,
厚さ 5mm の正しい平まさ(柾)の板とする(園 1 及び園 2 参照)。
4.
繊維方向の取縮率鼠験体 半径及び接線方向の取縮率鼠験体 園 2
園 1
年鎗
3‘J・曹司
試験方法
収縮率は,年輪の半径方向,接線方向及び繊維方向について行う。
半径及び接続方向の収縮率試験体には,木口面の両中心線付近に年輪に対して直角及び平行に,繊 維方向の収縮率試験体には まさ(柾)目面の縦中心線付近に繊維と平行に測定基準線を設ける(園 1 及 び園 2 参照)。
4.2 4.2.1 4.2.2
Z 2101 ・ 1994
4.2.3 測定基準線の長さは生材のとき 室内で質量が一定に達したとき及びほぽ温度 60'Cで l 昼夜予備 乾燥し,更に,温度 105'Cで乾燥して全乾に達したときにそれぞれ測定し,各々の場合の長さをそれぞれ 11ラ12, 13 とする。
4.2.4 測定基準線の長さ測定精度は,古 m 以上とする。
4.3 結果の計算 収縮率は,次の式(1)--(3) によって算出し,含水率 1% に対する平均収縮率については,
小数点以下 3 位まで,また,含水率 15%までの収縮率及び全収縮率については,小数点以下 2 位まで求め る。
1.,-1'1
ß%ニムてよ xl00 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (1) ul
1,-1
ßI5二 7 × 100 ・・……… (2)
1,-1'1
Pt
よxl00 ……… (3) ここに, ん: 含水率 1% に対する平均収縮率(%)゚15 : 含水率 15%までの収縮率(%) β: 全収縮率(%)
u: 12 を測定したときの含水率
1 : 含水率 15%のときの基準線の長さで,ん及びんから比例的 に次の式で算出したもの
l 三九 +~5(1 2ーら)
u4.4 んを測定したときの含水率及び密度並びに園 1 の試験体については,中央年輪の矢高を測定する。
4.5 記録試験結呆として,次の事項を記録する。
(1) 半径方向,接線方向,繊維方向について,含水率 1%に対する平均収縮率,気乾までの収縮率,全収 縮率
(2) 樹種 (3) 平均年輪幅 (4) 密度
(5) 中央年輪の矢高
5. 吸水量試験
5.1 試験体試験体は, 30X30X 100mm二方まさ(柾)木取りの直六面体とし,長軸は繊維方向にとる0 5.2 試験方法 試験体は,室内乾燥で含水率が平衡に達したものを用い,測定しようとする一対の相対 する面(木口の場合は一面だけ)を吸水面として残し,他は常温硬化性石炭酸系合成樹脂,パラフインと
ワセリンの等量混合物など十分に耐水性のある被覆剤を数回塗って完全に防水する。
5.2.1 試験用の水は,温度 25土1 'Cに保持した清水とする。
5.2.2 吸水方法は,吸水面を水面に垂直にして,上端が水面下50mmの深さになり,かっ,繊維方向が水 面と平行になるように試験体をおき) 24時間浸せき(漬)する。
5.3 結果の計算
5ふ1 吸水量は,次の式によって算出し,小数点以下 2位まで求める。
σ _m2- ml
~W A
ここに Sw: 吸水量 (glcm2)
m} : 防水後の試験体質量 (g)
m2 : 24 時間浸せき完了直後の試験体質量 (g)
A: 吸水面の総面積 (cm2)
5ふ2 試験前の試験体の含水率は,次の式によって算出し,小数点以下 l 位まで求める。
l二 m m~xl00 m3‑(ml‑m4)
ここに U} 試験前の試験体の含水率(%) m3 : 防水前の試験体質量 (θ
m4 : 浸せき試験体の全乾質量 (g)
5.4 記録試験結果として,次の事項を記録する。
(1) 吸水面別吸水量 (2) 樹種
(3) 平均年輪幅 (4) 密度 (5) 含水率
6. 吸湿性試験
備考1. 吸湿性試験は,まさ(柾)目面,板目面及び木口面について各所定時間における吸湿量を測 定する。必要な場合には,全面から吸湿させたときの平衡含水率,膨張率を測定する。
2. この試験に使用する試験体は,平均年輪幅及び密度を測定するものとする。密度は, 6ム2 に 規定する処理後の試料から求める。
6.1 獣験体
6.1.1 各面単独に吸湿量を測定する試験体は. 30x30X60mm で二方まさ(柾)木取りの直六面体とし,
長軸は繊維方向に平行にとる(園 3 参照)。
園 3 各面吸湿量測定用試験体
単位 mm
./
6.1.2 全面から吸湿させたときの平衡含水率と膨張率を測定する試験体は. 30X30X5mm で二方まさ (柾)木取りとし,短軸は繊維方向に平行にとる。試験体の辺と平行して中央部に,長さを測定する基準 線を設ける(園 4 参照)。
園 4 全面吸湿量測定用試験体
6.2 鼠験方法
単位 mm
Z 2101 ・ 1994
6.2.1 試験体は,常温で含水率約 10%以下に予備乾燥のさせた後,温度 40 土 lt. 相対湿度 (75 土 2) %に 調整しである装置中のに移し,質量が恒量に達するまでおく。各面単独に吸湿させる試験体では,質量及 び吸湿面積を,全面から吸湿させる試験体では,質量及び年輪に対する半径方向及び接線方向の基準線の 長さを測定する。ただし,各面単独に吸湿させる試験では,その温度を 20"'-'40t とし,温度差は士 lt と
してもよい。
なお,質量測定の際は,ひょう(秤)量瓶を用いる(以下,同様とする。)。
注(1) 塩化カルシウムの結品を入れたデシケーター中でほぼ平衡に達するまで保存する。
の JIS K 8150 の試薬特級塩化ナトリウムの結晶と共存する飽和水溶液を入れた気密容器を使用す る。
6.2.2 6ム1 の測定が終わった後,各面単独に吸湿させる試験体は,吸湿面以外の側面をパラフィン(融 点 70t 以上)又はこれと同等以上の耐湿効果のある被覆剤で被覆し,再び被覆剤を含む質量を測定し,速 やかに装置内に戻す。
6ム3 6ム1 及び 6ム2 の処置を行った後,平衡に達した試験体を温度 40 ::t lt ,相対湿度 (90 ::t 2) %の空 気が試料面を十分に循環できるような装置のに移し,各面単独に吸湿させる試験体では 6 時間目. 24 時間 目,必要な場合は更に 72 時間目の質量を測定し,全面から吸湿させる試験体では,恒量に達したときの質 量及び基準線の長さを測定する。
注(ラ JIS K 8540の試薬特級酒石酸ナトリウムの結品と共存する飽和水溶液を入れて調湿する。との 場合,調湿用溶液の蒸発水面は,装置内に入れられた試験体の吸湿面の合計の2倍以上でなけれ ばならない。
6ム4 全面から吸湿させた試験体では,前項の測定を終わった試験体を換気の良好な乾燥器の中で温度 100"'-'105t で乾燥し,恒量に達したとき質量を測定する。
6.2.5
質量の測定の精度吋 g 以上,長さの測定の精度吋m 以上とする。
6.3 結果の計算 吸湿量は,次の式によって算出し,小数点以下 3 位まで求める。
(1) 各面単独に吸湿させた試験体の吸湿量
σ m24h(又はm6h必要な場合はm72h ト mOh
JJm24h
A
ここに Sm24h (又は S凶h' Sm'ηh) 各所定時間における吸湿量 (glcm2) mOh : 40t (又は 20"'-'40t) , 75%の温湿度条
件で平衡したときの質量 (g)
m24h (又は m6h' m7泊 24 時間目(又は 6 時間目, 72 時間目) の質量からパラフィン(又は被覆剤)の 質量を差し引し、た質量 (g)
A: 吸湿面積 (cm2) 吸湿量を一つの値で表示するときは , m24h によって計算した値を用いる。
(2) 全面から吸湿させた試験体の含水率及び膨張率は,次の式(1)---(3) によって算出し,含水率については 小数点以下 l 位まで,膨張率については小数点以下 3 位まで求める。
U75-盟主二竺 x100 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (1) m
U90-竺竺二竺 x100 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2) m
的 L'R(又はLr トl
R
(又はlr
LJ mら(又はん) 凡-mOh . (3)
」とに U75: 40t. 75%の温湿度条件における平衡含水率(%) 向。 40t. 90%の温湿度条件における平衡含水率(%) 偽: 含水率 1% に対する平均膨張率(%)
mOh : 40oC. 75%の温湿度条件で平衡したときの質量 (g) m: 全乾質量 (g)
m∞ 40oC. 90%の温湿度条件で平衡したときの質量 (g)
lR (又は l
T
) 40t, 75%の温湿度条件で平衡したときの半径方向 (又は接線方向)の長さ (mm)4(又は 4) 40t, 90%の温湿度条件で平衡したときの半径方向 (又は接線方向)の長さ (mm)
6.4 記録試験結果として,次の事項を記録する。
(1) 吸湿面別吸湿量 Sm24h (又は S曲h' Sm72h) (2) 樹種
(3) 平均年輪幅 (4) 密度
(5) 板目面からの吸湿については,吸湿面における早晩材の状態を必ず付記する。
必要に応じて,平均膨張率 (ttJJも),試験体含水率 (U75! u90) を併記するものとする。
7. 圧縮鼠験 7.1 縦圧縮鼠験
備考 この試験は,荷重方向と繊維方向とが平行な場合について行う。
7.1.1 鼠験体試験体は,次のとおりとする。
(1)試験体は,横断面が正方形の直六面体とし,その寸法は,横断面の一辺の長さ (a) を 20---4白血n,高 さを辺長 (a) の 2""'4 倍とする(園 5 参照)。
(2) 試験体は,その長手方向を繊維方向に平行にし,その両端面を長手方向に垂直かっ平行にするように 注意しなければならない。
図 5 維圧縮試験体
..c:'
Z 2101 ・ 1994
7.1.2 試験方法試験方法は,次のとおりとする。
(1) 試験体を鋼製平板の間に挟んで荷重を加える。
なお,必要と認めた場合には,球座を用いる。
(2) 平均荷重速度は,毎分 9.80N/mm2{100kgfì'cm2} 以下とする。
(3) 試験中,縮みの測定を行う場合は,試験体の両端から辺長 (a) の i 以上離れた領域において標点距離
を定めて行う。
7.1.3 結果の計算 縦圧縮のヤング係数,比例限度及び強さは,次の式(1)'"'-'(3) によって算出し,有効数 字 3 けたまで求める。
E_= 一一一・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ツPl (1)
‑ C ツLA
σ =一ι ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P (2)
叩 A
σ,-λ Jと ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (3)
A
ととに Ec 縦圧縮ヤング係数(N/mm2){kg'fcm2}
<1cp : 縦圧縮比例限度(N/mm2){kgf/cm2}
"c : 縦圧縮強さ(N/mm2) {kgf/cm2}
AP : 比例域における上限荷重と下限荷重との差 σり {kgη 1 : 標点距離 (mm)
ニ: L1P に対応する縮み (mm) A: 断面積 (mm2)
pp: 比例限度荷重 σり {kgf}
Pm: 最大荷重例) {kgη 7.1.4 記録試験結果として,次の事項を記録する。
(1) 縦圧縮ヤング係数 (2) 縦圧縮比例限度 (3) 縦圧縮強さ
(4) 樹種 (5) 試験体寸法 的平均年輪幅 (7) 密度 (8) 含水率 7.2 横圧縮試験
備考 この試験は,荷重方向と繊維方向とが垂直な場合について行う。
7.2.1 試験体試験体は,次のとおりとする。
(1) 試験体は,横断面が正方形の直六面体とし,その寸法は,横断面の一辺の長さ (α) を 20'"'-'4伽nm,高 さを辺長 (a) の 2 倍とする(園 6 参照)。
(2) 試験体は,その長手方向を繊維方向に垂直にし,その両端面を長手方向に垂直かっ平行にするように 注意しなければならない。
園 6 横圧縮試験体
7ム2 試験方法試験方法は,次のとおりとする。
(1) 試験体を鋼製平板の聞に挟んで荷重を加える。
なお,必要と認めた場合には,球座を用いる。
(2) 荷重方向は,年輪に対して半径及び接線方向並びにとれと 450 をなす方向とする。
(3) 平均荷重速度は,軟材では毎分 0.49N/mm2 {5kg此m2} 以下,硬材では毎分 1 .47N/mm2 {15kg此m2} 以 下とする。
(4) 試験中,縮みの測定を行う場合は,試験体の両端から辺長 (α) の i 以上離れた領域において標点距離
を定めて行う。
7.2.3 結果の計算横圧縮のヤング係数及び比例限度は,次の式(1)及び式(2) によって算出し,有効数字 3 けたまで求める。
..1Pl
Ec90二一一一 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (1) ..1lA
民 p 卯=才 …・・……・・……・・……・・……・・……・・……・R (2)
ととに E,訓: 横圧縮ヤング係数(N/mrn?){kgf/ cm2}
llcp90 : 横圧縮比例限度(N/rnm2){kgf/cm2}
A: 断面積 (mm2)
Z 2101‑1994
,tjp : 比例域における上限荷重と下限荷重との差 σの {kgη
1 : 標点距離 (mm)
ニ: LJP に対応する縮み (mm) pp: 比例限度荷重別) {kgη 7.2.4 記録試験結果として,次の事項を記録する。
(1) 横圧縮ヤング係数 (2) 横圧縮比例限度 (3) 樹種
(4) 試験体寸法 (5) 荷重方向 (6) 平均年輪幅 (7) 密度 (8) 含水率
7.3 部分圧縮試験
備考 この試験は,荷重方向と繊維方向とが垂直な場合について行う。
7.3.1 試験体試験体は,横断面が正方形の柱体とし,その寸法は,横断面の一辺の長さ (α) を 20'"'"'4伽nm,
材長を辺長 (α) の 3 倍以上とする。
7ふ2 試験方法 試験体の中央部に園 7 に示すような直六面体の鋼板を用いて荷重を加える。この場合,
縮みの測定は,被庄部の全厚さについて行う。
図 7 部分圧縮諒験
単位 mm a 正方形横断面の一辺の長き L: 材長
P::荷重方向
(1) 荷重方向は,年輪に対して半径及び接線方向並びにこれと 450 をなす方向とし,接線方向以外の場合 は木表から荷重を加える。
(2) 平均荷重速度は,軟材では毎分 0.98N/mm2 {10kgf/cm2} 以下,硬材では毎分 2.94N/mm2 {30kgf/cm2} 以 下とする。
7ふ3 結果の計算 部分庄縮の比例限度,辺長の 5%部分圧縮強さは,次の式(1)及び式。)によって算出し,
有効数字 3 けたまで求める。
σ =ーと ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P (1)
句 A
σe5% 守 ω
σ叩: 部分圧縮比例限度 (N/mm2) {kgf/cm2}
。山: 辺長の 5%部分圧縮強さ (N/mm2){kgf/cm2}
pp: 比例限度荷重 σ'D{kgf}
PS% : 縮みが辺長 5%のときの荷重 σ'D {kgη A: 荷重面積 (mm2)
記録試験結果として,次の事項を記録する。
(1) 部分圧縮比例限度 (2) 辺長の 5%部分庄縮強さ (3) 樹種
(4) 試験体寸法 (5) 荷重方向 (6) 平均年輪幅 (7) 密度 (8) 含水率
7.3.4
引張鼠験
8.1.1 維引張鼠験
備考 この試験は,荷重方向と繊維方向とが平行な場合について行う。
8.1.1 試験体試験体は,園 8 に示すものとし,試験体の幅 (α) を 20"-'30mm とする。ただし,場合に よっては試験体中央平行部の厚さを 3mm. 円弧の半径 (R) を 355mm としてもよい。添木が必要な場合は,
かし,けやき,その他の硬い木材を用い,その取付けは,木ねじ又は接着剤による。
8.
縦引張嵩験体 園 8
単位 mm
,.11官晶円、
z l i ‑ /血
‑
鼠験方法試験方法は,次のとおりとする。
平均荷重速度は,毎分 19.60N/mm2{200kgflcm2} 以下とする。
8.1.2 (1)
12 Z 2101‑1994
(2) 伸びの測定を行う場合は,試験体の中央平行部分において,標点距離のを定めて行う。
8.1.3 結果の計算 縦引張のヤング係数,比例限度及び強さは,次の式(1)"-'(3) によって算出し,有効数 字 3 けたまで求める。
J.Pl
E.= 一一一 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (1) J.lA
σ = 2 P ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2)
tp A
σtニ.:....!!!..・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P (3)
A
ここに E
t
: 縦引張ヤング係数(N/mm2){kgflcm2}tp : 縦引張比例限度(N加m2){kgf/cm2}
σt" 縦引張強さ(N/mm2) {kgf/cm2}
AP : 比例域における上限荷重と下限荷重左の差 σり {kgη
1 : 標点距離 (mm)
ニ: &>に対応する伸び (mm) A: 平行部分の断面積 (mm2)
Pp : 比例限度荷重。r) {kgf}
pm: 最大荷重 σ。 {kgη
8.1.4 記録試験結果として,次の事項を記録する。
(1) 縦引張ヤング係数 (2) 縦引張比例限度 (3) 縦引張強さ (4) 樹種
(5) 試験体中央平行部分の寸法 (6) 平均年輪幅
(7) 密度 (8) 含水率
8.2 横引彊鼠験
備考 との試験は,荷重方向と繊維方向とが垂直及び 45。をなす場合について行う。
8ム1 鼠験体試験体は,園 9 に示すもの左し,試験体の幅 (α) を 20"'"'30mm とする。ただし,場合に よっては,試験体中央平行部の厚さを 6mm,円弧の半径 (R) を 48mm としてもよい。
園 9 横引張諒験体
l 1 ‑ ノ主盟旦 ‑ ‑ 1 I 1
単位 m.m
子ャック
8.2.2 鼠験方法試験方法は,次のとおりとする。
(1) 荷重方向は,年輪に対して半径及び接線方向並びにこれと 45。をなす方向とする。
(2) 平均荷重速度は,軟材では毎分 0.49N/mrn? {5kg古cm2} 以下,硬材では毎分 1.47N/mm2 {1 5kg古cm2} 以 下とする。
(3) 試験中,伸びの測定を行う場合は,試験体の中央平行部分において,標点距離のを定めて行う。
8.2.3 結果の計算横引張のヤング係数,比例限度,強さは,次の式(1)'"'-'(3)で算出し,有効数字 3 けた まで求める。
iJPI
Et90二一一一 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (1) iJLA
90 ニ---:-R
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
(2)tp<JU A
叫卯二号 仰
ととに E削: 横引張ヤング係数 (N/mm2) {kgfl cm2}
。tp90: 横引張比例限度 (N/mm2) {kgf/cm2} σt90 横引張強さ(N/mm2) {kgf/cm2}
AP : 比例域における上限荷重と下限荷重との差 σ-D{kgf} 1 : 標点距離 (mm)
ニ: AP に対応する伸び (mm) A: 平行部分の断面積 (mm2)
pp: 比例限度荷重 σ-D {kgη 九: 最大荷重別) {kgη 8.2.4 記録試験結果として,次の事項を記録する。
(1) 横引張ヤング係数 (2) 横引張比例限度 (3) 横引張強さ
14 Z 2101‑1994
(4) 樹種
(5) 試験体中央平行部分の寸法 (6) 荷重方向
(7) 平均年輪幅 (8) 密度 (9) 含水率
9. 曲げ諒験
備考 この試験は,長手方向が繊維方向と平行で荷重方向と垂直な場合について行う。
9.1 試験体試験体は,横断面が正方形の柱体とし,その寸法は,一辺の長さい)を 20""4 Omm ,試験 体の長さをスパンに辺長 (α) の 2 倍を加えたものとする。
9.2 試験方法
9.2.1 スパンは,辺長 (a) の 14 倍とし,集中荷重をスパンの中央部に加える。
9.2.2 荷重面は原則としてまさ(柾)目面とし,板目面文は追まさ(柾)面の場合には木表から荷重を加 える。
9.2.3 荷重点及び支点に用いる鋼材の形状は,図 10 及び図 11 に示す。
9.2.4 平均荷重速度は,毎分 14.70N/mm2{150kgf!cm
2
} 以下とする。園 10 荷重点 図 11 支点
単位 mm 単位 mm
一級一 一揖 「,〕ぺ」 一安一
a
9.3 結果の計算 曲げのヤング係数,比例限度,強さは,次の式(l)"-'{3) によって算出し,有効数字 3 け たまで求める。
L1p
z 3
Eb 二一一一 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (1) 481 L1y
Ppl
・ (2) bp 4Z
P̲l
σh士- m~ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (3)
v 4Z
ことに Eb : 曲げヤング係数(N加m2) {kgf/cm2}
(Jbp: 曲げ比例限度(N/mm2) {kgf/cm2}
Ob: 曲げ強さ(N/mm2){kgf/cm2}
& : 比例域における上限荷重と下限荷重との差別) {kgη
..1y: & に対応するスパン中央のたわみ (mm) bh3 ̲
1: 断面 2 次モーメント 1= 一一 (mm4)
12 1 : スパン (mm)
b: 試験体の幅 (mm) h: 試験体の高さ (mm)
bh2 Z: 断面係数 Z=1一 (mm3)
Pp : 比例限度荷重(N) {kgf} pm: 最大荷重別) {kgη
9.4 記録試験結果左して,次の事項を記録する。
(1) 曲げヤング係数 (2) 曲げ比例限度 (3) 曲げ強さ (4) 樹種 (5) 試験体寸法 的平均年輪幅 (7) 密度 (8) 含水率
10. せん断試験
備考 との試験は,荷重方向ど繊維方向とが平行な場合について行う。
10.1 鼠験体
10. 1.1 試験体は,園 12 に示すものとし,木口面における正方形断面の一辺の長さ (α) を 20""'30mm とす る。
16 Z 2101‑1994
せん断試験体
単位皿E 図 12
まさ目面板自画
匂
巴
木口面
a a
目面及び板目面とする。
(柾) せん断面は,原則としてまさ 10.1.2
誌験方法
園 13 に示す方法によって荷重を加える。
10.2 10.2.1
せん断試験方法 図 13
単位 mm
平均荷重速度は,軟材では毎分 5.88N/rnrn2{60kgflcm2} 以下,硬材では毎分 9.80N/mm2{100 kgflcm2}
10.2.2 以下とする。
せん断破壊面が下部支持台(クリアランス調整座)にかかった場合は,その試験値は採用しないも のとする。
10.2.3
10.3 結果の計算 せん断強さは,次の式によって算出し,有効数字 3 けたまで求める。
宮---λ
A
とこに r: せん断強さ(N/mrn?){kgf/cm2}
Pm: 最大荷重小り {kgη A: せん断面積 (mm2) 10.4 記録試験結果として,次の事項を記録する。
(1) せん断強さ (2) 樹種
。)試験体寸法
(4) まさ(柾)目面,板目面の区分 (5) 平均年輪幅
(6) 密度 (7) 含水率
11. 割裂試験
備考 との試験は,荷重方向と繊維方向とが垂直な場合について行う。
11.1 諒験体
11.1.1 試験体は,園 14 に示すものとし,その寸法は,試験体の幅 (b) を 20"'""30rnm,試験体の高さ (h) を 30mm,試験体の長さ (L) を 60mm,荷重軸から試験体の端までの距離 (e) を 3.75mm,割裂用ジグが接す る円孔の半径約を 7.5rnm とする。
国 14 割製鼠験体
b
11.1.2 試験体は,その長手方向を繊維方向に平行になるようにする。
11.1.3 割裂面は,原則としてまさ(柾)目面及び板目面とする。
単位 mm
..c::
11.2 試験方法
Z 2101‑1994
11 ム1 円孔の半径約に等しい半径をもっ 2 個の半円簡を荷重頭とし,園 14 に示す方向に荷重を加える。
11.2.2 平均荷重速度は,毎分 3.92N/mm {40kgf/cm} 以下とする。
11.3 結果の計算 割裂抵抗は,次の式によって算出し,有効数字 3 けたまで求める。
p~
c=~ b
ここに c 割裂抵抗(N加m){kgf/cm}
pm: 最大荷重別) {kgη
b: 割裂面の幅 (mm) 11 .4肥録試験結果として,次の事項を記録する。
(1) 割裂抵抗 (2) 樹種 (3) 試験体寸法
(4) まさ(柾)目面,板目面の区分 的平均年輪幅
(6) 密度 (7) 含水率
12. 衝撃曲げ鼠験
備考 この試験は,長手方向が繊維方向に平行で荷重方向と垂直な場合について行う。
12.1 鼠験体試験体は,横断面が正方形の柱体とし,その寸法は,正方形断面の一辺の長さを 20mm,試 験体の長さを 300mm とする。
12.2 諒験方法
12.2.1 スパンは 240mm とし J98.0J {lOkgf' m} の衝撃エネルギーをもっている衝撃ノ\ンマーでスパンの中 央を打撃する。支店、と衝撃ノ\ンマーの荷重頭の円筒又は半円筒の直径は, 30mm とする凸
12.2.2 衝撃荷重面は,原則としてまさ(柾)目面とし,板目面又は追まさ(柾)面の場合は,木表から荷 重を加える。
12.3 結果の計算 衝撃曲げ吸収エネルギーは,次の式によって算出し,有効数字 3 けたまで求める。
w .
a‑‑‑bh
ここに a 衝撃曲げ吸収エネルギー (J/cm2) {kgf' m/cm2}
W:
衝撃仕事量 (J) {kgf'm}b: 試験体の幅 (mm) h: 試験体の高さ (mm) 12.4 肥録試験結果として,次の事項を記録する。
(1) 衝撃曲げ吸収エネルギー (2) 樹種
(3) まさ(柾)目面,板目面又は追まさ(柾)目面の区分 (4) 平均年輪幅
(5) 密度 (6) 含水率
13. 硬さ試験
備考 この試験は,荷重方向と繊維方向とが平行及び垂直な場合について行う。
13.1 諒験体試験体は,園 15 に示すものとし,辺長 (a) を 40mm の立方体とする[図 15 の (1)参照]。
ただし,場合によっては試験体の厚さを 15mrn 以上とする[園 15 の (2), (3), (4)参照]。
園 15 硬さ試験体及び測定位置 単位 mm (1)
備考 O 印は,鋼球の圧入位置を示す。
園 15 (続き)
(2) (3 ) (4)
13.2 諒験方法
13.2.1 試験面は,木口面,まさ(柾)目面及び板目面とする。板目面の場合は木表から荷重を加える。
13ム2 試験面に直径 10mrn の鋼球を深さ tmm(約 O.32mrn) まで圧入する。
13.2.3 平均圧入速度は,原則として毎分約 0.5mrn とする。
13ム4 圧入位置(相互の間隔及び周辺からの距離)は,図 15 に示すようにする。
13.2.5 測定箇所数は,各試験面につき 3 か所以上とする。
13.3 結果の計算硬さは,次の式によって算出し,有効数字 2 けたまで求める。
H = ‑ = ‑
P‑
10
ととに H: 硬さ(N/mrn2) {kgf/mm2}
P: 圧入深さが ;mm となるときの荷重(N) {kgη 13.4 記録試験結果左して,次の事項を記録する。
(1) 硬さ (2) 樹種
。)荷重方向
(4) 平均年輪幅 (5) 密度 (6) 含水率
14. クリープ鼠験
14.1 各種クリープ鼠験に共通の鼠験方法
Z 2101 ・ 1994
14.1.1 この試験に使用する試料に対しては,これと同質と考えられる試料について対応する静的試験を行 うとともに. 1.2 の (5)'"'-'(11) に規定する試験をなるべく多く併せて行う。
14. 1.2 ひずみ(縮み,伸び及びたわみの総称。以下,同様。)の測定は,ひずみ一時間の曲線を措くのに 十分な間隔で行い. 200 時間以上継続する。
14.1.3 破壊を起とさない試料に対しては,クリープ試験終了後,直ちに荷重を除去した後,静的試験の方 法に基づいて破壊させ,静的試験で決定することを規定されている事項を求める。場合によってはクリー プ試験終了後,荷重を除去してクリープひずみの回復の性質を調べた後,破壊試験を行う。
14.1.4 この試験は,恒温恒湿の場所で行う。ただし,恒温恒湿の場所で行うことができない場合には,な るべく温湿度の変化を少なくする処置を講じたうえで,試験体表面に適当な防湿剤を塗布して,試験を行
うことができる。
14.1.5 クリープ試験において継続載荷する一定荷重の荷重水準は,少なくとも静的比例限度荷重の 4. 4'
4 ·の 4 水準とし,恒温恒湿の条件で行う場合は,これらの水準について,同時文は順次にクリープ試験 を行い,温湿度の変化が避けられない場合には同時に行う。
14.2 縦圧縮クリープ試験
備考 この試験は,荷重方向と繊維方向とが平行な場合について行う。
14ム1 鼠験体試験体は,横断面正方形の直六面体とし,その寸法は,正方形の一辺の長さ (a) を 10'"'-' 30mm. 高さ (h) を辺長 (a) の 2'"'-'4 倍とする。
14ム2 試験方法試験方法は,次のとおりとする。
(1) 試験体を鋼製平板の間に挟んで一定荷重を加える。
(2) 縮みの測定は,試験体の両端から辺長 (α) の i 以上離れた領域において標点距離を定めて行うが
の場合,試験体全長についても同時に行う。
14.3 横圧縮クリープ試験
備考 との試験は,荷重方向と繊維方向とが垂直な場合について行う。
14ふ1 試験体試験体は,横断面正方形の直六面体とし,その寸法は,正方形の一辺の長さ (a) を 20'"'-' 40mm. 高さ (h) を辺長 (a) の 2 倍とする。
14ふ2 鼠験方法試験方法は,次のとおりとする。
(1) 荷重方向は,年輪に対して半径及び接線方向並びにとれと 450 をなす方向とする。
(2) 試験体を鋼製平板の間に挟んで一定荷重を加える。
(3) 縮みの測定は,試験体の両端から辺長 (α) の i 以上離れた領域において標点距離を定めて行うが,干
の場合,試験体全長についても同時に行う。
14.4 部分圧縮クリープ試験
備考 との試験は,荷重方向と繊維方向とが垂直な場合について行う。
14.4.1 試験体試験体は,横断面が正方形の柱体とし,その寸法は,正方形の一辺の長さい)を 20'"'-'40mm.
材長 (L) を辺長 (α) の 3 倍以上とする。
14.4.2 試験方法試験方法は,次のとおりとする。
(1) 試験体の中央部に 7.3 の園 7 に示すような鋼板を用いて一定荷重を加える。との場合,縮みの測定は,
被庄部の全厚さについて行う。
(2) 荷重方向は,年輪に対して半径及び接線方向並びにこれと 45。をなす方向とし,接線方向以外の場合 には,木表から荷重を加える。
14.5 横引張クリープ試験
備考 この試験は,荷重方向と繊維方向とが垂直な場合について行う。
14.5.1 試験体試験体は,園 16 に示すものとし,試験体の幅 (α) を 20'"'-'30mm とする。ただし,場合に よっては試験体中央平行部の厚さを 6mm,円弧の半径 (R) を 48mm としてもよい。
園 16 横引張クリーフ試験体
ノ豆島菌又(1 制面
│/[ J ‑ '
14ふ2 鼠験方法試験方法は,次のとおりとする。
単位 m血
(1) 荷重方向は,年輪に対して半径及び接線方向並びにこれと 45。をなす方向とする。
(2) 試験体の両端に一定荷重を加えるものとする。との場合,伸びの測定は,園 16 に示した標点距離のに ついて行う。
14.6 曲げクリープ諒験
備考 この試験は,長手方向が繊維方向と平行で荷重方向と垂直な場合について行う。
14.6.1 試験体試験体は,横断面が王方形の柱体で,その寸法は ,lE.方形の一辺の長さ辺長 (a) を 10-- 30mm,試験体の長さを辺長 (α) の 17 倍に 200mm を加えたものとする。
14.6.2 試験方法試験方法は,次のとおりとする。
(1) 荷重面は,原則としてまさ(柾)目面とし,板目面文は追まさ(柾)面の場合には,木表から荷重を 加える。
(2) 四点荷重法によって一定荷重を加え,荷重点及び支点の寸法及び距離は園 17,園 18 及び園 19 のとお りとする。
(3) たわみは,曲げモーメント一定の中央部において,荷重点のつぶれの影響の入らないようにして測定 する。
園 17 支点 園 18 荷重点 単位 mm
2a 50
園 19 支点及び荷重点の位置
り~5a 200 7.5a
14.7 各種クリープ鼠験に共通の肥録試験結果として,次の事項を記録する。
22 Z 2101 ・ 1994
単位 mm
単位 mm
(1) 試料がクリープ試験中に破壊すると否とにかかわらず,ひずみの測定結果から全ひずみ又はクリープ ひずみと時間との関係を示す曲線。
(2) クリープ試験の種類,荷重方向及び荷重水準 (3) 樹種
(4) 試験体寸法 的平均年輪幅 (6) 密度 (7) 含水率 (8) 湿温度条件
15. くぎ引披き抵抗諒験 15.1 諒験体
15. 1.1 試験体は,材長 120mm,辺長 50mm の横断面正方形の柱体とし,二方まさ(柾)木取りでその長 手方向が繊維方向と平行になるようにする。まさ(柾)目及び板目において,くぎ打込みによる割れが木
口に達する場合には,試験体の材長を適宜大きくする。
15. 1.2 試験面は,木口,まさ(柾)目及び板目とする。ただし,板目の場合は木表とする。
15. 1.3 試験に使用するくぎは, JIS A 5508 に規定する N45 (長さ 45mm,胴部径 2 .45mm)とし,打込み 前に JISK 1503 に規定するアセトン,且S K2201 に規定する l 号などで胴部を清浄にしたものとする。
15.2 鼠験方法
15.2.1 くぎの打込み くぎの打込みは,次のとおりとする。
(1) くぎの打込み本数は,両木口に各 l 本,まさ(柾)目,板目にそれぞれ 2 本の合計 6 本とする。
(2) くぎの打込み位置は,園 20 のようにする。
園 20 くぎの打込み位置
単位 mm
(3) くぎの打込み深さは,約 30mrn とし,試験面に直角に打ち込むこととする。
(4) くぎの打込み方法は,適切な質量のハンマーを用い,打込み長さが毎回ほぼ同程度となるようにし,
原則として打込み回数 5"'10 回で所定の長さだけ打ち込むとととする。くぎを打ち込むに当たっては,
補助具を用いることとし,打ち込むときくぎが曲がる場合には約1.8mm の直径の先穴をあけてもよい。
先大の深さは,約 20rnrn とする。ただし,このことを結果の記録に付記する。
15ム2 くぎの引き績き くぎの引き抜きは,次のとおりとする。
(1) 打ち込んだくぎは,速やかに引き抜くものとする。
(2) くぎの引き抜きに当たっては,園 21 に示すような軸線を E しく出せるジグを使用する。
(3) くぎの引き抜き速度のは,原則として毎分 2 土 O.5mrn とする。
注(4) クロスヘッドの動きでみてよい。
園 21 くぎの引き掻き方法
15.3 結果の計算 くぎ引き抜き抵抗は,次の式によって算出する。
T= ーF
ここに T: くぎの引き抜き抵抗(N細川 {kgf/cm}
F: くぎの引き抜きに要した最大荷重(N) {kgη 1 : くぎの打ち込まれた長さの (mm){cm}
24 Z 2101 ・ 1994
注(う くぎの打ち込まれた長さは,くぎの先端部を含めた長さとする。
備考必要がある場合は,くぎの引き抜き荷重と引き抜き長さの関係曲線を求め,次の式を用いて木 材のくぎ引き抜き単位当たりの仕事量を求める。
u = . . : . . . : . .
w. .
ここに u: 木材のくぎ引き抜き単位当たりの仕事量(N・mm/mm) {kgf. cmlcm}
w: くぎの引き抜きに要した仕事量(N・ mm) {kgf・ cm) 1 : くぎの打ち込まれた長さの (mm){cm}
15.4 記録試験結果として,次の事項を記録する。
(1)各試験面のくぎ引き抜き抵抗 (2) くぎ引き抜き単位当たりの仕事量 (3) 樹種
(4) 先穴の有無 (5) ハンマーの質量 (6) 平均年輪幅 (7) 密度 (8) 含水率
16. 摩耗鼠験 16.1 研磨紙法
16.1.1 試験体試料から直径約 120mm の円形又は試験に支障のない形状の試験体 3 個を作成する。試験 体の中央には回転盤に取り付けるための直径約 6mm の穴をあける。
16. 1.2 鼠験条件試験条件は,次のとおりとする。
(1)試験を行う場所の環境は) JIS Z8703 に規定する標準温湿度状態 3 類以上の条件とする。
(2) 摩耗試験装置は,堅固な実験台上に E しく水平に据え,かつ,試験に伴う振動などによる異常な動き を生じないように安定させる。
16. 1.3 庫耗諒験装置 この試験に使用する摩耗試験装置は,次の部分から構成する。その機構の概略を参 考図 1 に示す。
(1)駆動部本体
(2) 回転盤及び試験体固定枠 (3) サイクルカウンター
(4) 摩耗輪,おもり及び同取付けアーム (5) 摩耗粉吸取り装置
5
4 4No. 摘要 No. 摘要
1 摩耗輪 9 嵐金
2 摩耗輪取付軸 10 摩耗掛吸取装置(吸込ロ)
3 唐耗輪締め付けノプ 11 アーム支点
4 おもり 12 吸取装置上下ノプ
s
摩耗輪及びおもり取付けアーム 13 ,.耗掛眼取装置連結口6 試験体国定枠 14 駆動スイッチ 7 回転盤 15 サイクル方ウンター 8 試脂体締め付けノプ 16 風量調節器
s
10 IfMm
NN404E4由也ム
26
Z 2101‑1994
16. 1.4 庫耗鼠験装置の構造摩耗試験装置の各部の構造は,褒 1 の規定による。回転盤と摩耗輸の関係寸 法は,園 22 によって,次のように a1' a
2
及びd を定める。a} ニ a2ニ39 .4土 0.15mm
d= 19.0 士 0.2mm
表 1 摩耗諒験装置の基本構造
各部 規定
アーム アームにおもり及び摩耗輪を取り付けないで,アーム他端に 250g のおも (摩耗輪,おもり取付用) りを載せて完全にバランスすること。
摩耗輪取付軸 外径 15.875_~ 但 mm とし,軸方向の遊び及び回転ぶれがないこと。
回転盤 回転速度 60 土 2中m
回転ぶれ 外周において回転盤上面の上下方向のぶれが 0.08mm 以下であること。
おもり その呼称質量に対して許容差土 0.1% とする。
サイク lレカウンター 9999 まで回転数の積算指示が可能で,正確に作動し,かつ,自動停止機
構が確実なととロ
装置の駆動 回転盤上に試験体の代わりにゴムシートを取り付けて固定し,その上に ゴム輪を載せ各試験質量を 1 OOOg として,円滑かつ正確な駆動を示すも のであること。
摩耗粉の吸取装置 吸込口 内径 8 士 O.1 mm
風量 試験片と吸込口の間隔を 3mm としたときの吸取装置による風量は, 0.5
土 O.l m3/min とする。
園 22 回転盤と摩耗輸
16.1.5 ゴム輸
(1) ゴム輸の形状・寸法及び構成は,園 23 のとおりとする。
(2) 園 23 に示す各部の材料は,次のとおりとする。
A : JIS K6301 に規定する硬さ 50"'"'60 のゴム B: 硬質ゴム
(3) ゴム輸を摩耗輪取付軸に取り付けたとき,はめ合わせ精度が良く,がたがなく,面ぶれが生じないも のとする。
ただし,面ぶれは,ダイヤルゲージで、測定して,土 0.05mm とする。
園 23 ゴム輪
A
16. 1.6 研磨紙
単位 mm
(1) 試験に使用する研磨紙は) JIS A 1453 の附属書(研摩紙法に使用する研摩紙およびその品質の検定方 法)によるものとする。
(2) 研磨紙は,炭酸カリウム飽和溶液を入れたデシケーター中(温度 20 士 2t ,湿度 44%) に保存する。
16.1.7 操作
(1) 摩耗輔の準備 新しい一組の所定の研磨紙 2 枚をそれぞれ 2 個の試験用ゴム輸の円周に沿ってちょう ど一回転するように,正確にかっ滑らかに巻き付け,これを試験用摩耗輪とし) 16.1.5(3) によってそ れぞれの摩耗輪取付け軸の所定箇所に正しく取り付ける。
(2) 鼠験体の着脱試験体は,試験する面を上にして,回転盤の試験体取付け箇所の位置に E確に固定す る。
(3) 諒験荷重 摩耗輪とおもりとによって試験体に加えられる荷重は) 5.2::!:::0.05N {530 土 5gη とする。
(4) 鼠験装置の駆動 摩耗輪取付けアームを試験面に静かに下ろす。摩耗粉吸取り装置を準備し,その吸 込み口を試験体面より 3 士 0.2mm 上方に調整してセットする。吸取り装置の吸引する風量が表 1 の規 定値となるように吸取り装置の目盛を設定して,それを作動させる。
試験体と摩耗輸の関係位置が) 16.1.3(2) の規定に保たれていることを確認して摩耗試験装置の運転 を開始する。回転盤の回転速度は 60 土 2中m とする。
試験に用いる研磨紙は,試験体が 100 回転するごとに,適当な歯ブラシ類で付着した摩耗粉を取り 除かなければならない。
また,研磨紙は 500 回転ごとに新品と交換する。試験中に摩耗粉が研磨紙の目に詰まるなど,その 付着が甚しく,かっ,はけで容易に除去することができなくなったような場合,文は研磨紙の損耗が 著しいような場合には,試験を改めて始めからやり直し,また,新品との交換回数を適宜短縮して行
う。ただし,との場合は試験結果にとの旨を明記するとと。
(5) 鼠験回転数 500 回転とする。
16. 1.8 測定精度 感量 10mg 以上の天びんを用い,試験前,試験後の試験体の質量を 10mg まで正確に量 る。
16. 1.9 結果の計算摩耗量は,次の式で算出し,小数点以下 3 けたまで求める。
D=ml‑m2
A'p
ととに D: 摩耗量 (mm) m} 試験前質量 (mg) m2 : 試験後質量 (mg)
A: 摩耗輸による摩耗を受ける部分の面積 (mm2)
p: 密度 (glcm3) 16.1.10 記録試験結果として,次の事項を記録する。
(1) 摩耗量 (2) 試験方法 (3) 樹種
(4) 摩耗面の断面の種類 (5) 平均年輪幅
(6) 密度 (7) 含水率
(8) 試験装置の名称
(9) 使用研磨紙の補正係数 (JIS
A
1453 の附属書参照)16.2 鋼ブラシ摩擦法
16ム1 試験体試験体は,次のとおりとする。
(1) 試験体は,気乾材からとり,厚さ 10mm. 辺長 50mm の正方形の板とする。
Z 2101 ・ 1994
(2) 試験体は,あらかじめ辺長約 7cm に切り取り,取付けに際して園 24 のように試験体及び保護板を製 作し,取付け板(うに正確に取り付ける。
注(6) 取付け板は,試験体が針葉樹材の場合は針葉樹材を,広葉樹材の場合は密度がその樹種に類す る広葉樹材とする。
図 24 試験体と保護板
単位 mm
10. 50
回軽芳向
宮正
g
t I ̲ ̲ ̲ ̲ ̲ ̲ 1
‑‑‑‑‑‑1‑( , - -. ~---"16ム2 庫耗鼠験装置 この試験に使用する摩耗試験装置は,次の機能要素から構成される。
(1) 園 25 のような摩擦鋼板を備え,散布砂を落下させつつ回転円盤上の試験体の摩耗を行えるものとする。
(2) 試験体は,試験面の中心が回転中心から 26cm の同一平面上を回転するように回転円盤に取り付ける ことができる。
(3) 回転円盤の回転数は,毎分 4 固とする。
(4) 摩擦鋼板部分は,摩擦面が 60X60mm の JIS G4102 に規定する SNC2 とし,常時 225 .40N {23kgη の 荷重を摩擦面に加えることができるものとする(園 26 参照)。
園 26 摩擦鋼板
単位 mm
卜11 司
F
(5) 摩擦ブラシ部分は, 60X60rnm の範囲の 45 孔に 1 孔 36 本のピアノ線 (JIS G3522 に規定する SWPB , 線径 O.4mm) を正確に長さ 2cm に密に植え込んだものとし,常時 14.70N {1.5kgf}の荷重を摩擦面に 加えることができるものとする。ブラシの使用時聞は 10 時間以内とし,それ以上使用したブラシを使 用しではならない(園 27) 。
回転方向
園 27 摩擦ブラシ
亡霊
以:
単位 mm
(6) 打撃鋼板部分は,質量 2.5kg. 打撃部分が 60X60rnm の JIS G 4102 に規定する SNC2 とし, 2cm の高 さから毎分 4 回正確に各試験体面に落下できるものとする。
(7) 散布砂は,比重約 2.7 ,粒径 0.3'"'"'0.6mm の福島県相馬産乾燥けい(珪)砂とし,各試験体につき. 1 回転ごとに約 0.6g のけい砂を試験面の全面に一様に散布する。
(8) 散布砂は,はけ(刷毛).その他適当な除去装置を用い, 1 回転ごとに除去するものとする。
16.2.3 試験試験は,まさ(柾)目面及び板目面について,園 24 に示す回転方向に対して繊維が平行方 向及び垂直方向の場合を別々に行う口板目面の場合は,木表とする。
16.2.4 16.2.5
測定精度 感量 O.Olg 以上の天びんを用い,試験前と 1000 回転後の試験体の質量を量る。
結果の計算摩耗量は,次の式によって算出し,小数点以下 2 けたまで求める。
16.2.6 記録 (1) 摩耗量
D=!!!:.こ竺2ーx10
A ・ P
D: 摩耗量 (mm)
m} 試験前質量 (g) m2 : 試験後質量 (g)
p: 密度 (glcm3) A: 摩耗面積 (cm2) 試験結果として,次の事項を記録する。
(2) 試験方法 (3) 樹種
(4) 摩耗面の断面の種類 (5) 平均年輪幅
(6) 密度 (7) 含水率
17. 耐朽牲諒験 17.1 供鼠薗
17.1.1 17.1.2 に示す種類の菌を 17.1.3"'"'17.1.5 に示す方法で培養したものを供試菌とする。
17.1.2 菌の種類は,次の 2 種類とし,所定の菌株のとする。
(a) オオウズラタケ Tyromyces palustris (Berk. et Curt.) Murr. FFPRI 0507 (b)カワラタケ Coriolus versicolor (L. ex Fr) Qu'e1. FFPRI 1030
注C) 農林水産省森林総合研究所 (FFP悶)で分離した耐朽性試験用標準菌株
17.1.3 培養瓶は,底面積が 50"'"'100cm2で,全容積が 500"'"' 800m1の円筒形広口容器を用いる。
30 Z 2101 ・ 1994
17. 1.4 培養基は,培養瓶に石英砂文は海砂のを約 250g 入れ. pH5.5"'"'6.0 に調整した培養液の80ml を加え た後,殺菌fりする。殺菌後,海砂の面を水平にし,雑菌が入らないようにして,培養液の液面が海砂の面
と同じになるように過剰の培養液を取り除く。
注(目)右英砂は,粒径0.59"'"'0.84mm とする。海砂は, JIS K 8222 に規定する 1 級 l 号とし,使用前に十 分に水洗いし,乾燥したものとする。
の培養液の組成は,グルコース 4%. ペプトン 0.3%,麦芽抽出物 1.5%含むものとする。ただし,
グルコースは. JIS K 8824 のぶどう糖 l 級とする。
eo) 殺菌の方法は,高庄滅菌器中で温度 1200C で 30 分行う。
17.1.5 供試菌の培養方法は, 17.1.4 と同じ培養液 100m1に, 0.149mm のふるいを通過したすぎ辺材の風乾 木粉約 0.3g を加えて殺菌した後,あらかじめ斜面培養した 2 週間以内の新鮮な菌株を接種し,温度 26 土 20C で振とう培養を行い,十分に菌株が繁殖した後,その菌粒 3ml を無菌的に培養基上に散布し,温度 26 土 20C.
相対湿度 70%以上のところで培養する。菌糸が培養基中に十分繁殖したものを供試菌とする。
17.2 鼠験体
17ム1 試験体は腐朽操作試験体と補正試験体の 2 種類とし,試料及び対照材から採取する。対照材はぶな 辺材とする。
17.2.2 試験体は気乾材からとり,辺長 20 土 lmm の二方まさ(柾)の立方体とする。
17.2.3 試験体は,温度 60 土 20C で乾燥し,恒量に達したときの質量を測定する。ここで,試料の腐朽操作 試験体の質量を m山試料の補正試験体の質量を msOl> 対照材の腐朽操作試験体の質量を mbl> 対照材の補 正試験体の質量を m凶1 とそれぞれする。
17.2.4 試験体の質量は. 0βIg まで測定する。
17.3 ;式験
17.3.1 試験は,試料及び対照材について同時に行う。
17.3.2 腐朽操作 試験体は,繊維方向を垂直にして 17.1.1 の供試菌の上に 1 培養瓶ごとに 3 個ずつ載せ,
温度 26 士 2t及び湿度 70%以上の条件下に約 60 日聞置いて腐朽させる。腐朽操作終了後の試験体について,
その裏面に付着し菌体を丁寧にはぎとり,約 20 時間風乾した後,温度 60 土 2t で乾燥し,恒量に達したと きの質量を測定する。ここで,試料の質量を m
s2
, 対照材の質量を mb2
とする。17ふ3 補正鼠験体試料及び対照材から採取した補正試験体を繊維方向を垂直にして 17.1.4 の培養基に 載せて温度 26 士 2t及び湿度 70%以上の温湿度条件下で約 60 日間おいた後,約 20 時間風乾した後,温度 60 土 2t で乾燥し,恒量に達したときの質量を測定する。ここで,試料の質量を mg02' 対照材の質量を m凶2
とする。
17.4 結果の計算
17.4.1 乾燥密度は. 3.3 によって,試験体の体積と 17.2.3 の試料の質量 (mSl) を用いて求める。
17.4.2 質量減少率は,次の式によって算出し,小数点以下 2 位まで求める。
(1) 腐朽操作試験体
(2) 補正試験体
...1 m
s
d二 msl一 ms ~xl00 mslAmM=mbl mb~xl00 mbl
ことにL1msd : 試料の腐朽操作試験体の質量減少率(%) L1mbd : 対照材の腐朽操作試験体の質量減少率(%)
Amgo=msOI‑[email protected] msOl
...1 mbO
ニmbOl-mbO~xl00mbOl
ここにL1mgO : 試料の補正試験体の質量減少率(%) L1m凶: 対照材の補正試験体の質量減少率(%)
(3) 補正質量減少率補正質量減少率は,次の式によって算出し,小数点以下 2 位まで求める。
L1msc二L1 msð-L1mso
L1mbc二L1mbd ‑L1 mb 0
ここに Li1凡: 試料の補正質量減少率(%)
Limoc : 対照材の補正質量減少率(%)
Z五
sd
試料の腐朽操作試験体の質量減少率の平均(%)Z
五二:
試料の補正試験体の質量減少率の平均(%)Z
瓦 d
対照材の腐朽操作試験体の質量減少率の平均(%)Z
瓦 o
対照材の補正試験体の質量減少率の平均(%) (4) 耐朽比は,次の式によって算出し,小数点以下 1位まで求める。Rn=~
D一100-
00-LL11mbc mscととに RD : 耐朽比
17.5 記録試験結果として,次の事項を記録する。
(1) 耐朽比
(2) 試料及び対照材の各菌種別と補正試験体の質量減少率
(3) 各試験体について,その菌の発育経過,試験終了時の腐朽状況などについての観察事項 (4) 樹種
(5) 平均年輪幅 (6) 乾燥密度
18. 着炎性試験
18.1 諒験体
32 Z 2101 ・ 1994
18. 1.1 試験体は,気乾材からとり,辺長 20 土 lmm の三方まさ(柾)の立方体とし,各面をかんな削りに よって平滑かっ E確に仕上げる。
18.1.2 試験体は,気乾状態のものを温度約 60t で 2 日間乾燥し更に温度 100"'-'105t で恒量になるまで 乾燥した後,これをデシケータに入れ,常温になるまで放置したものを用いる D
18.2 諒験方法及び諒験装置
18ム1 この試験に使用する試験装置は,固 28 に示すものを用いる。
園 28 着炎性誌験装置
単位 mm
感応コイルへ接続
話量産時上,tt たの位置
¥c)
qo
h O.6mrnアJv)JVクロメル熱竃対
φ 170
i I 1
l
11 11 I j
熱材 電気炉 伺
N
18.2.2 試験体は,木口面が上下,まさ(柾)目面が窓に対して左右になるようにして,図のように白金線 の下部につるす。
18ム3 試験体は熱電対の熱接点の位置の温度を 3500C, 4500C及び 5500C の 3 水準とし,との温度に調節し てから装置の上ぶたを静かに滑らせて試験体を入れ,着炎するまでの時聞を測定する。ただし,温度 3500C における測定の場合には,点火源として火花間隔 10mm の感応コイルを使用し,温度 4500C及び 5500C の 場合には,点火源を使用しない。
なお,試験温度の偏差は,士 5'Cとする。
18.3 記録試験結果として,次の事項を記録する。
(1) 着炎時間 (2) 加熱温度
34 Z 2101 ・ 1994
(3) 樹種 (4) 平均年輪幅 (5) 密度
引用規格
建築材料及び建築構成部分の摩耗試験方法(研摩紙法) くぎ
付表 1 JISA 1453
ピアノ線
ニッケルクロム鋼鋼材 JIS A 5508
JIS G3522 JIS G4102
アセトン 工業ガソリン
加硫ゴム物理試験方法 塩化ナトリウム(試薬) 海砂(試薬)
酒石酸ナトリワム二水和物(試薬) D(+) ・グルコース(試薬)
試験場所の標準状態 JIS K 1503
JIS K8150
JIS K8540 JISK8824 JISK8222 JIS K2201 JIS K6301
JIS Z8703
構成表 原案作成委員会
所属 東京大学
社団法人日本木材加工技術協会 東京農工大学
職業訓練大学校 建設省住宅局 建設省建築研究所 工業技術院標準部 農林水産省林野庁
農林水産省森林総合研究所 農林水産省森林総合研究所 農林水産省森林総合研究所 農林水産省森林総合研究所 農林水産省森林総合研究所 財団法人建材試験センター 財団法人日本合板検査会 財団法人日本規格協会
株式会社ミサワホーム総合研究所 三井木材工業株式会社
住友林業株式会社(平成 4 年 3 月まで) 住友林業株式会社(平成 4 年 4 月から) 社団法人全国家具工業連合会
財団法人日本住宅・木材技術センター
健夫美三仁史雄E
孝平夫美郎雄文男人幸吾広久夫
太幸猛利憲蹴良英直正省正
達賢秀雅幹宜俊
名氏野野谷木木村部戸井松石田木内岐山藤林原浦藤山
岡中伏鈴青宮服城中小葉平鈴中士加安宮高箕佐秋
(委員長) (幹事)
(事務局)