東京都自転車総合対策検討会
緊急アピール
自転車は手軽で、利便性が高く、環境にやさしく、健康増進にも有効な都市生活に欠か すことのできない大切な交通手段です。
しかしながら、近年、交通事故に占める自転車事故の割合は増加しており、乱暴な自転 車運転に対する歩行者からの苦情も多く聞かれます。確かに、信号無視や歩道上の暴走な どの危険行為、迷惑行為は目に余るものがあります。このような行為は、高齢者や幼い子 どもをはじめとする、都民の安全・安心を脅かす深刻な問題となっています。
自転車は、自動車と同様に車両の仲間ですので、車道の左側走行が原則であり、歩道に ついては道路標識等で通行可とされている場所は走行できますが、その場合も歩行者の通 行を妨げてはいけません。
そこで、わたしたち東京都自転車総合対策検討会は、自転車に乗る人にこれだけは守っ てほしいルールやマナーについて、7項目にわたる緊急アピールを考えました。
自転車が今後も、大都市東京の私たちの生活を支える素晴らしい乗り物として、安全に 楽しく利用できるために、高校生の皆さんにも、是非ともこの7項目を守っていただきま すよう、お願いいたします。
<高校生の皆さんへ
自転車利用に関する緊急アピール>
① 歩道は歩行者が優先。スピードをだしたり、乱暴な運転をしたりしないようにしよう。
② 二人乗りや、携帯電話をしながら乗ること、友達と横に並んで走ること、車道の右側
を走ることなどは、たいへん危険であり、みんなの迷惑になるだけではなく、法律違反 になるのでやめよう。
③ 交差点では、信号を守り、いったん止まって左右の安全を確認しよう。
④ 夜間の無灯火走行は絶対にやめよう。夕暮れどきも、早めにライトをつけよう。
⑤ 自転車も車両です。お酒を飲んで運転すると「飲酒運転」になります。成人してお酒
を飲むことができるようになっても、飲酒運転は絶対しない大人になろう。
⑥ 自転車をとめるときは、道路にとめず、駐輪場に入れて、鍵をかけよう。
⑦ 年に1回は自転車の点検・整備をしよう。万一の事故に備えて、家族と相談して賠償
責任保険に加入しよう。
平成19年1月29日
東京都自転車総合対策検討会 委員長 太田勝敏