放 射 線 障 害 の 血 清 学 的 研 究
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(2) 3394. 村. 第2表. ● 死,○. 上. 夫. F氏 抗 体 の最 少致 死量 に及 ほ すX線 の影 響. 生.. 逆 過 敏症 前 後 の 補 体 価 の 差 を 以 て し た. 第7節. 貞. 剖検方法. の状 態 を 観察 し た も の は,第2表. に 示 す 如 くで あ る.. 照射 直後 群 で は全 例 死 亡,照 射 後4日 及 び7日 群 では. 逆 過敏 症 観 察20分 後,又 は 死後 直 ち に胸 腔 を 開 き,. 3例 中1例 生 存,照 射 後14日 群 で は3例 中2例 ま で生. 肺,気. 管 枝 の 観 察 を行 つ た.摘 出 し た肺 は,そ の 縦,. 存,照 射 後21日 群 では 再 び全 例 死 亡 し た.即 ち照 射 後. 横,高. さを 測定 し,更 に 左右 肺 の重 量 を合 せ て秤 量 し. 4日 辺 りよ り最 少 致 死 量 閾 は上 昇 の 傾 向 を示 し,照 射. た.又 肺 表 面 の 色 調,溢 血 斑,肺 膨 隆 の 程 度 等 も注 意. 後14日 に最 高 と な る.そ し て照 射 後21日 に は再 び 低下. した.. す る傾 向が 認 め られ た. 第3章. 実. 験. 成. 績. 100r,. 50r,. 日 に 於 け る影 響 を観 察 した の は 第3表. 25r照 射 後14 に 示 す 如 く,多. 少 の 動 揺 は あ るが,対 照 群 と殆 ん ど大 差 を認 め な かつ 第1節. F氏 抗 体 の海〓 逆 過敏 症 に於 け る. た.(第2,. 3表). 最少致死量 第1表 に 示 す 如 く, F氏 抗 体 に よ る逆 過 敏症 の 最 少 致 死量 は,体 重100g当 第1表. 第3表. り0.1ccで あ つ た.(第1表). X線 照 射 後14日 に 於 け るF氏 抗 体 に よ る 海〓 逆 過 敏症 の 最 少致 死 量 に 及 ぼ す 影 響. F氏 抗 体 の 海〓 逆 過 敏症 に 於 け る最 少致 死量. ●死 第3節. ○生 F氏 抗 体 に よ る海〓 逆 過 敵 症 の 定 型 的Shook発. 現 迄 の 潜 伏 期 に及. ぼ すX線 の 影 響 200r照. 射 海〓 群 に 於 て,体 重10Og当0.1ccのF氏. 抗 体 を頸 静脈 内 注射 し た も の に つ い て,海〓. 逆 過 敏症. 発 現 まで の 潜 伏期 は 第4表 に 示 す 通 りで,照 射 直 後 で や や 延 長 の 傾 向 が あ り, 4〜7日. で 最 も延長 し, 21日. 後 に 至 る と既 に対 照 群 と 殆 ん ど 差 が 見 られ な くな つ た.体 重100g当 ○ 印 は生 存,● は 死 亡 を 示 す.. り0.15ccの. 注 射 に 於 て も,潜 伏期 の. 延 長 傾 向 を認 め た. 次 に潜 伏 期 が 最 も延 長 され る照射 後14日 に 於 て 線 量. 第2節 200r照. F氏 抗 体 に よ る海〓 逆 過敏 症 の最. を変 化 させ た結 果 は 第5表 に 示 す 如 くで,線 量 に 応 じ. 少 致 死量 に 及 ぼ すX線. て稍 々延 長 す る傾 向 が 見 られ る様 であ つ た.(第4,. の影 響. 射 後,経 時 的 にF氏 抗 体 に よ る海〓 逆 過 敏症. 5表).
(3) 放 射 線 障 害 の血 清 学 研 究 第4表 200r照. Forssman抗. 第5表 100r.. 第4節. 体 に よ る海〓 逆 過 敏 症 の 定 型 的Shock発. 現迄 の潜 伏 期 に及 ほ すX線 の影 響. 射. Forssman氏 50r.. 25r照. 第6表 200r照. 3395. 抗 体 に よ る海〓 逆 過 敏症 の定 型 的Shock発. 現 迄 の 潜 伏 期 に 及 ほ すX線 の 影 響. 射. Forssman氏. 抗 体 に よ る海〓 逆 過 敏症 のShock死. 迄 の 時 間 に 及 ほ すX線 の 影 響. 射. F氏 抗 体 に よる海〓 逆 過 敏症 の. の時 間は 延 長 し,照 射 後21日 に 至れ ば 再 び影 響 は 小 と. Shock死. な つ て 来 た.但. までの時間に及ぼす. X線 の影 響. えば 照 射 後14日. 群 で は 真 の 平均 値 は求 め られ な い.体 重 当 り0.15ccの. 200r照 射 の場 合,体 重100g当 注射 に よつ て 起 るShock死. し生 存 例 を含 む 例,例. り0.1ccのF氏. 抗体. まで の 時 間 を観 察 し た も. の は 第6表 に 示 す 通 りであ る.即 ち 照 射 直 後 よ り,そ. F氏 抗 体 注 射 に 於 て も,照 射 後14日 群 は 対 照 群 よ り も ShOck死. まで の 時 間 は 延 長 す る傾 向 を 見 た.. 次 に200r照. 射 時 最 も著 明 な 影 響 の 見 られ る照 射 後.
(4) 3396. 村. 第7表 100r,. Forssman氏. 50r,. 25r照. 第8表 200r照. 貞. 夫. 抗 体 に よ る 海〓 逆 過 敏 症 のShock死. 迄 の 時 間 に 及 ほ すX線. 抗 体 に よ る海〓 逆 過 敏症 の補 体価 減 少 度 に 及 ほ すX線 の 影 響. 射(Shock前‑Shock後. 50r,. Forssman氏 25rの. の影響. 射. Forssman氏. 第9表 100r,. 上. 差). 抗 体 に よ る 海〓 逆 過 敏 症 の 補 体 価 減 少 度 に 及 ほ すX線. 照 射(Shock前‑Shock後. の影響 差).
(5) 放 射 線障 害 の血 清 学 研 究 第10表 200r照. Forssman氏. 抗 体 に よ る海〓 逆 過 敏 症 の 体 温 降 下 度 に 及 ほ すX線. 射(Shock前‑Shock後. 第11表 100r,. 50r,. Forssman氏 25r照. の影響 差). 抗 体 に よ る 海〓 逆 過 敏 症 の 体 温 降 下 度 に 及 ほ すX線. の影響. 射(Shock前‑Shock後. 差). 14日 に 於 け る線 量 変 化 の結 果 は 第7表 に示 す如 くであ る.即 ち 線量 が 多 くな るに つ れ 潜伏 期 も長 くな る傾 向 が 見 られ た. 第5節. 3397. 温 隆 下 度 に 及 ぼすX線 の 影 響 F氏 抗 体 に よ る海〓 逆 過 敏 症 生 存 例の 反応 前 後 の 体 温差 を参 考 の 為 に 掲 げ れ ば 第10, 11表 の 如 くで あ る.. F氏 抗 体 に よ る海〓 逆過 敏 症 の補 体 価 減 少度 に 及 ぼすX線. (第10,. の影 響. 第7節. 海〓 の 補体 価 が, F氏 抗 体 に よ る逆 過 敏症 後 に 於 て 減 少 す る事は 既 に 知 られ て い るか,之. にX線 を照 射 し. た 場 合 の変 化 を,逆 過 敏症 の反 応 前 後 の 補体 価 の差 に よつ て観 察 した も のは 第8表. 11表) F氏 抗 体 に よ る海〓 逆 過 敏 症 の 肺 重 量 に 及 ぼ すX線 の影 響. 健 康 な 成 熟 海〓 の 肺 重 量 を体 重100g当 る と,平 均0.699で. りに 換 算 す. あ つ た.(第14表). に 示 す 如 く で あ る.即 ち 第14表. 照 射 後7日 ま では 補 体 価 減 少度 は,対 照 と大 差 な い. 対. 照. か,照 射 後14日 で減 少度 は 最 小 とな り,照 射 後21日 で 再 び 大 と な る傾 向 を認 め た.海 狸 体 重100g当 抗 体0.025cc注. 射 では,あ. りF氏. ま り明 らか な 減 少 度 は 見 ら. れ な か つ た. 次 に照 射 後14日 r, 25rと. に 於 て 線 量 を変 え て,. した 時 の 成 績 は第9表. 100r,. 50. に 示 す 如 くで,補 体. 価 減 少度 は,対 照 に比 し て 少 い傾 向 が 認 め られ た. (第8, 第6節. 9表) F氏 抗 体 に よ る海〓 逆 過 敏 症 の 体. 200r照. 射 の 場 合,海〓. 体 重100g当. りF氏. 抗 体0 .1.
(6) 3398. 村. 上. 貞. 夫.
(7) 放 射 線 障 害 の血 清学 研 究 第15表. Forssman氏. 抗 体 に よ る海〓 逆 過 敏 症 に 及 ほ すX線 の 影 響. 3399 200r照. 射.
(8) 3400. 村. 第16表. Forssman氏. 上. 貞. 夫. 抗 体 に よ る海〓 逆 過 敏 症 に 及 ぼ すX線. の影響. 100r, (膨 隆 度 は. 50r,. 25r照. 射. → の 方 向 を 強 と す). CC注 射 時,体 重100g当. り肺 重 量 は,照 射 直 後 群1.72g,. を呈 し,転 倒,側 外,全 身 痙 攣 を起 し,屡 々鼻 腔 よ り. 照 射 後4日 群1.24g,照. 射 後7日 群1.24g,照. 泡抹 を 出 し て終 に 死 に 至 る.尚 最 も重 症 なShockを. 群1.25g,照. 射 後21日 群1.62g,と. に 比 し,照 後7日. 射 直 後 よ り,次. よ り14日 に 最 小 値 を 示 し た.照. 100g当. 照1.67g. 第 に 肺 重 量 は 減 少 し,照. ね 対 照 群 に 近 い 傾 向 を 見 た.海〓 抗 体0.05cc注. 射 後14日. な り,対. 射 後21日 に は 概. 体 重100g当. りF氏. 射 に 於 て も 同 時 の 傾 向 を 認 め た.体. りF氏. 抗 体0.025cc及. 呈 す るも の の 中 に は,殆 ん ど呼 吸 困 難 を認 め ず,只 極 射. び0.15cc注. 重. 射 に 於 て は,. 射 し た 場 合 の 所 見 は 第13表 〓 体 重100g当. りF氏. 100r,. 25rの. 50r,. か つ た が,. 50r,. 量100r.. 50r,. 射 に て は,. 200r照. 25r照. 群 に比 し て軽 度 で,照 射 後28日 に 至 ると. 対 照 群 に近 い症 状 を呈 した. 次 に剖 検 所 見 は肺 に 於 て 最 も 著 明 で,一 般 に 肺 は膨. りの肺. 々な 色 調 を呈 し,数 ケ所 及 至 全 面 に 互 る大 小 の 溢血 斑 を来 し,著 明 な肺 重 量 の 増 加 を認 め た.而 し て200r 照 射 後7日 及 至14日 群 は 他 群 に 比 し て,こ れ らの症 状 は 一 般 に 軽 度 であ つ た. 次 に100r,. 50r,. 25r照 射 に 就 て は,最. も著 明 な. 逆 過 敏症 抑 制 時 期 で あ る照 射 後14日 の成 績 は 第16表 に. 13表). 状 に 友 ほ すX線. が 認 め られ た.(第15,. の影 響. 毛,咳嗽,排. 掻,立. 16表). F氏 抗 体 に よ る 逆 過 敏 症 の 臨 床. 嚼 様 運 動,鼻. 状 の 加 わ る に 従 い,呼. は,呼 尿,脱. 糞,よ. 総括 並び に考案. ろめ き. 抗 原抗 体 反 応 と して の 過 敏 症 並 に 逆 過 敏 症 を通 じ. 安状. て, X線 障 害 に よ る生 体 機 能 の 基 礎 的変 化 の 一端 を観. 半 身麻 痺 状 を呈. 部〓 搦 を 繰 返 え す.更. 吸 困 難 は 一 層 強 く な り,極. 第4章. 吸 困 難,咀. 吸 困 難 は 強 く,不. に よ りか か る様 に な り,後. 眠 状 と な り,一. な る と,呼. 群 は臨. 示 す 如 くで,線 量 が 多 い 程 逆 過 敏 症 の症 状 は 軽 い傾 向. 症 なShockで. し,嗜. 床 症 状 は,他. 乃 至14日. F氏 抗 体 の 海〓 逆 過 敏 症 の 臨 床 的 症. 射 に 於 て,. と な り,物. 200r,. 射 群 で は 体 重100g当. 的 症 状 を 見 る と,軽. 等 で,症. ち海. 何 れ の間 に も著 明 な差 は認 め な. 重 量 は 多 少 重 い 傾 向 を 示 し た.(第12, 第8節. 25r照. に 示 す 如 く で あ る.即. 抗 体0.1cc注. るも の も あつ た,概 し て照 射 後7日. 隆 し,充 血 が 強 く,黄 赤 色 よ り暗 赤 色 に 至 る段 階 の種. あ ま り 明 ら か な 変 化 を 示 さ な か つ た. 次 に 照 射 後14日 に 於 て,線. 度 の不 安 緊張 感 あ り突 如 と して 全身 痙 攣 を越 して発 れ. に重 症 と. 度 な 不 安緊 張状. 察 し たの が 第1編 以来 の 一 連 の 実験 で あ る. Hektoen, Heinrich以. 来,抗 体 産 生 及 び活 働 性 過 敏症 に つ い て. は種 々報 告 が あ るが,被 働 性 過 敏症,被. 働 性Arthus.
(9) 放 射 線障 害 の血 清 学 研 究. 3401. 現 象 及 びF氏 抗 体 に よ る逆 過 敏症 を指 標 と した 研究 は. 日に 於 て 線 量 を変 え た 場 合 に も,明 確 に は 結 論 出 来 な. 寡 聞 に し て未 だ そ の 報 告 を見 な い.. い が,線 量 減 少 と共 に 肺 重 量 が 増 加 す る傾 向 に あ る事. 本 編 に述 べ る処 のF氏 抗 体 に よ る海 〓 逆 過敏 症 に 見. 等,筆 者 の 得 た成 績 は, F氏 抗 体 に よ る海〓 逆 過 敏症. るX線 照射 の 態 度 を総 括 し て 第 一 に 言 え る事 は,最 少. に 対 し てX線 照射 は 抑 制 的 に 作 用 す る事 を 示 し て い. 致 死量 に及 ほ すX線 の 影 響 で あ る.海 〓 体 重100g当. る.. りF氏 抗 体0.1cc注. 射 に 於 て,. に は,当 然Shock死. 200r照. 射 後4〜7日. 又 抑 制 的 に 作 用 す る時 期 に つ い て は,. す る筈 の 海 〓 中 に 無事 生 存例 を. 見,更 に照 射 後14日 には,. 射 の 場 合,抗 卵 白Albumin家. 3例 中2例 が 生 存 し た.然. 200r全. 身照. 兎血 清 に よ る海 〓 被. 働 性 過 敏 症 及 び 被 働 性 皮 膚 過 敏症 に 於 て は 照 射 後7日. し,照 射 後21日 に至 ると既 に その 影 響 は 明 らか に は 認. .頃 最 も強 い もの に 対 し, F氏 抗 体 に よ る逆 過 敏 症 で は. め難 くな つ て い る,こ の 事 実 は,既 に 述 べ た 実験 成 績. 照射 後7〜14日. の 示 す如 く, X線 照 射 に よ り,生 体 は 直 ち に そ の 影 響. 原 因 に つ い て は明 らか で は ない が, F氏 抗 体 に よ る逆. を現 わ し,照 射 後14日 辺 りに 最 も強 い障 害 を受 け る も. 過敏 症 は 組 織 その もの が もつ て い る抗 原 に 由来 す る反. の と考 え られ る.而 して この 最 も著 明 な 影 響 を受 け る. 応 と 云 う特 異 な条 件 の 為 か も知 れ ない.. 特 に14日 頃 に最 も強 く影 響が 見 られ る. 照 射 後14日 につ い て 更 に, X線 量 を変 え て 観察 す る と,線 量 が 小 と な るに 従 い,そ の 影 響 は 小 とな り, 25. 息 の 一治 療 法 とし て,. rで は 対 照 と大 差 な い 結 果 と な つ て来 る.兎 に 角X線. は,放 射 線 に よ る過 敏 症 反 応 の 抑 制 と関 連 し て い るの. 照 射 後14日 前 後 に 最 も著 明 な変 化 を来 し,生 体 の 反 応. では は な い だ ろ うか.. 古 く1906年 以 来Schilling8)等 X線. に よ り,気 管 支 喘. 照射 が 試 み られ て い るの. 力 は この 期 に 最 も低下 す る為 に, F氏 抗 体 に よ る海 〓 の逆 過 敏 症 も亦 抑 制 され,. Shock死. は ない か と考 え られ る.岡 平5)は 海 〓 に対 す るLD50 量 と思 わ れ るX線200r照. 1). 射 に 於 て, X線 障 害 を血 液. 学 的 に 検 討 し てい るが,そ. 第5章. が 減 少 す るの で. れ に よ れば 赤 血 球,白. 球,血 色 素,網 状 赤血 球 等 も,照 射 後1〜2週. 血. り次 第 に 旧 に復 す る傾 向 を見 る. X線200r全. 迄 の 時 間,補. ひ にShock死 3). 々の. 現迄 の 潜伏 期,. 体価 の減 少 ,そ. 現 ま での 潜 伏 期 並. まで の時 間は 延 長 す る.. X線200r全. 身 照 射 に よつ て, F氏 抗 体 に よ る海. 〓 逆 過 敏 症 時 の 肺 重 量 は,対 照 群 に 比 して 軽 量 とな る傾 向 を示 す.. の他 の 臨 床 的. 症 状 等 を検 討 し た結 果 か らも照 射 後7〜14日. 身 照 射 に よつ て, F氏 抗 体 に よ る海. 〓 逆 過 敏 症 時 の 定 型 的Shock発. も強 い,従 つ て生 体 の 反応 力 の 低下 も推 定 され る,上. Shock死. 身 照射 に よつ て, F氏 抗 体 に よ る海. 射 後2週 間 辺 りが 最 も上 昇 し,照 射 後3週 間 辺 りよ 2). 事 か らも海 〓 に於 け るX線 照射 の 影 響 は こ の時 期 に最. 過敏 症 症 状,例 え ば定 型的Shock発. 論. 〓 逆 過敏 症 は抑 制 さ れ る.而 して 最 少 致 死 量 閾 は照. に最 低. 値 を示 し,そ れ 以 後 回 復 して 来 る と述 べ て い る.こ の. 述 の逆 過 敏 症 の 最 少 致 死 量 の 低 下 の み で な く,種. X線200r全. 結. 群 では 対. 4). 照群 に比 し て 軽度 で あ る.又 剖 検 所 見 に 就 てPowell 6)はF氏 抗 体 に よ る海 〓 逆 過 敏症 の 肺 は 著 明 な拡 張 を. X線100r以. 下 の 照 射 に 於 て は,. 200r照. 射時程. の 定 型 的 所 見 は 認 め 難 い が.概 ね 同様 の 傾 向 に あ る.. 示 さず,浮 腫 と 出血 を認 め る と述 べ て お り,酒 井7)は 逆 過 敏症 に よ る死 因 は 通 常 の 過 敏症 に 見 られ る気 管支. 稿 を終 るに 臨 み終 始 格別 御 懇篤 な御 指 導 と 御 鞭韃 を. 平 滑筋 の 攣 縮 に よ る窒 息 で は な く,肺 に 於 け る血 液 成. 賜 つ た 大 平 教授 並 び に 望 月助 教授 に 深 甚 の敬 意 と感 謝. 分の 著 しい 濾 出 に よ り,毛 細 気 管 枝 が充 満 閉塞 され て. の 誠 を捧 げ る.. 起 る呼 吸 障 害 死 で あ る と述 べ て い る.従. つ て 肺重量. 長 い 歳 月 変 らぬ 御 慈愛 と 御鞭 撻 を辱 う した緒 方 名 誉. は,逆 過 敏症 症 状 と密 接 な 関係 が あ ると考 え られ る.. 教 授 に 心 か らな る謝 意 を捧 げ る.. X線 照射 に よ り,照 射 直 後 よ り次 第 に肺 重 量 の 増 加 度 が 小 とな り,照 射 後7〜14日. 又 実 験 に 当種 々御 便 宜 と御 指 示 を戴 い た 放射 線 医 学. に 最 低 値 を示 し,更 に照 射. 教 室 の 武 田 教 授,山 本 助 教授 に 厚 く御 礼 を 申 し 上 げ. 後21日 に は再 び対 照 群 と差 を認 め な くな り,照 射 後14. 主 1) Forssman:. Biochem.. (1911). 2) Doerr, R.: ebenda,. Zeitschr.,. る.. 要 文. Bd. 37, 78,. 献 Zbl. f. Bakt., ebenda,. 7, 223, (1910);. Orig.,. 63. 401, (1912);. 50. 129,(1913).. 3) Landsteiner,. K.:. The. Specificity. of.
(10) 3402村. 上. Serological Press, 4). Cambridge,. Brunius, True. Reactions.. Harvard. Mass,. Antibody,. Studies. Hapten,. and Their. olm, Aktiebolaget. Univ.. (1943).. F. E.: Chemical. Forssman. 貞. on the. 5). 岡 平 和 磨(岡. 6). Powell,. 7). 酒 井 恒 美(広. Interaction,. Stockh. 8). 1936.. Serological. Studies. of X-Irradiation. 大):中 M.,. 四 国 産 業 医 学 会,昭33.. J.. Hyg.,. 大):広. 5, 226,(1925).. 島 医 学,原. 著 号 Ⅲ 巻,. 5,. 召29.. Schilling:ア 版,. レ ル ギ ー,木. P593よ. on Radiation. Part. Forssman's. H.. 220,日. the Corresponding. Fahlcrantz,. Influence. 夫. 村 義 民 他 著.金. 原 出. り 引 用.. Injuries. III. upon Reverse-anaphylaxis. with. Antibody By Sadao MURAKAMI. Dept. of Hygiene, Okayama University Medical School (Director: Prof. M. Ohira, M. D., M. P. H.) Forssman's antibody was obtained from rabbits by injecting 10 percent saline emulsion of guinea. pig kidney. The after to. minimum. the whole the. were. death,. the reduction. 3). 4). and By. around. By X-irradiation. The. day. antibody. effect. was. of the. of the complement,. minimum. administered. irradiation weight. into. guinea. pigs. the. time. on the lethality,. of the. lung. and. clinical. signs. of guinea. dose was highest. around. pigs by Forssman's the. antibody. 14th day, and. gradually. the 21st day. the period. the duration the control. four. were as follows:. until. 200r irradiation,. with. tendency. every. the reverse-anaphylaxis. By 200r iradiation,. anaphylaxis comparison. results. and the lethal. to normal 2). same. The. rate. By 200r irradiation,. was restrained, returned. times. dose of Forssman's. body X-irradiation.. investigated. 1). seven lethal. of incubation. the death. the. until. the. were. prolonged.. by shock. lung-weight. showed. typical. a tendency. shock to. be. of. reverse. lightened. in. to have. the. group. below. 100r, no typical. with the 200r exposure. as a whole.. view was found,. but it seemed.
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