免 疫 学 的 研 究 第1篇 中和 実験 並に補体 結合反応 につい て
6
0
0
全文
(2) 368. 青. のVirus. HST.に. 木. よ る接 腫例 で は 殆 ど 常 に 脳. 膜 炎 様 の 剌 戟 症 状 を 呈 し た が,接. 種30代. 徹. 第1表. 家 兎抗 ビ ー ル ス血 清 を 用 い た場 合. 頃. よ り こ の 脳 症 状 は 幾 分 軽 くな りそ れ に 代 つ て 向 内 臟 性 が 強 くな つ た.こ 常 マ ウ ス脳 に対 し10‑7ま Ⅱ.. の10倍. 乳 剤 は正. で 感 染 能 が あ る.. 使 用 血 清. (1). 家 兎 ビ ー ル ス 血 清:. Virus. HST.. 食 塩 水 乳 剤 を 成 熟 家 兎 の 静 脈 内 に1週 で6回(1.5cc., cc.,. 2.0cc.,. 5.0c.c)注. 2.5c.c.,. 10‑1 間 々 隔. 3.0c.c.,. 射 し 最 終 回 注 射 後12日. 4.0. に採 血. し た. (2). 家 兎 対 照 血 清:正. 食 塩 水 乳 剤 を(1)同. 常 マ ウ ス 脳 の10‑1. 様 に 注 射 した の ち 採 血 し. た. (3). 家 兎 抗 腹 水 血 清:吉. 3000r,. p, m.. 5分. 田 腫 瘍 腹 水 を. 間 遠 沈 し,そ. 家 兎 静 脈 内 に6回(3.0cc., 5.0cc, 12日. 5.0c.c., に 採. 家 兎対照血清を用いた場 合. の上 清 を 成 熟 4.0c.c.,. 6.c.c)注. 第2表. 4.0c.c.,. 射 し 最 終 回 注 射 後. 血 し た.. 第2節. 実 験 成 績. Ⅰ. 家 兎抗 ビ ー ル ス血 清 に よ る 中 和 実 験 Virus HST.の. 能動 免疫 を受 け た 家 兎 血 清. 中 に抗 ビ ー ル ス性 物 質 の産 生 さ れ るや 呈 や を 検 定 した.先 づ 生 理 的 食 塩 水 を以 て 発 症 マ ウ ス脳 を10%乳. 剤(10‑1稀. 釈 液)と. し遠 沈,. そ の上 清 を と り10倍 稀 釈 法 に よ り10‑4ま. で. 稀 釈 列 を 作 る.各 段 の ビ ール ス稀 釈 液 に 夫 々 等 量 の 免 疫 血 清(原. 液)を. た の ち 室 温 に 暫 時 放 置,そ. 加 へ て よ く混 合 し れ を各 稀 釈 度 に3. 匹 づ つ の マ ウ ス脳 内 に0.03cc.宛. 接 腫, 3週. 上 記 の成 績 を 見 る と対 照 列 は10‑4稀. 釈で. も特 異 な組 織 変 化 が 認 め られ る.こ れ に 対 し 免 疫 血 清 群 は10‑4稀. 釈 列 を 完 全 に 中和 して. 間 後 ま で 動 物 を 観 察 じた の ち 屠 殺 し脳 の病 理. い る こ とが 分 る.尚 臨 床 所 見 で は 実 験 群 が 必. 組 織 学 的 変 化 を 鏡 検 した.別. ず し も対 照 群 に 比 し軽 症 で あ る とは 限 ら な い. に ビ ール ス免 疫. 血 清 の 代 りに 正 常 マ ウ ス脳 乳 剤 で 免 疫 し た 家. が,こ. れ は マ ウ ス の個 体 差 に よ る も の と思 は. 兎 血清 を 対 照 血 清 と した.. れ る.尚. し. 臨 床所 見 は主 として脳 内接 種 を受 け た マ ウ ス の過 敏 性,跳. 躍,蹲. な い の は ビ ー ル ス 自身 の 毒 性 が余 り強 くな い. 鳴 等 の発 現 状 況. た め と考 へ られ る.最 終 注 射 量10c.c.に 及 べ. 及 び そ の 強 弱 を 指 標 と し,脳 の組 織 所 見 は 脳. ば 凡 そ 最 高 の力 価 に達 す る もの と想 像 さ れ る. 膜 脳 炎,線. の で,こ. 維 グ リ ヤ増 殖,脳 室 上 皮 の増 殖 等. を 指 標 と した.尚 HST.接. 踞,哺. こ の場 合 中和 抗 体 の力 価 の 余 り高 く. これ らの 組 織 所 見 はVirus. 種 を受 け た マ ウ スに 特 有 な 組 織 像 で. あ つ て,そ. の詳 細 に 関 して は 既 に 浜 崎 等5)の. 報 告 が あ る.. の 量 に 達 せ し め ん と努 力 した が 毎 常. 家 兎 の死 亡 を 起 し て成 功 しな か つ た. Ⅰ. 家 兎抗 腫 瘍 腹 水 血 清 に よ る 中 和 実 験 抗 腫 瘍 腹 水 血 清 は 抗 ビ ー ル ス血 清 同 様 原 液 を 使 用 し,抗 原 と し て は10倍. 稀 釈 法 により.
(3) 吉 田 腫 瘍 よ り分 離 し たVirus. ビ ー ル ス乳 剤 を10‑2〜10‑4稀. HST. 釈 と な し,各 列. 夫 々血 清 ビ ール ス乳 剤 等 量 を 混 合 して37℃ 1時 間 孵 卵 器 に て反 応 せ しめ 各 列3匹. づつマ. (Hamazaki)の. 抗 原:. 免疫 学 的 研究. Virus. HST.累. 369. 代接 種 マ ウ スの頸動. 脈 を 切 断 し て 捨 血 し,こ. の 脳 を2%正. モ ッ ト血 清 加 食 塩 水 を 加 へ て10%脳. 常モル 乳 剤 と. ウ ス脳 内 に接 種 し た.実 験 Ⅰと同 様 接 種 後 臨. し,之. 床 観 察 を3週 間 と し屠殺 した.尚 実 験 Ⅰの際. 30分 遠 心 そ の 上 清 を ド ラ イ ア イ ス ・ア ル コ ー. に はVirus. ル の 寒 剤 と37℃. HST.は. 分 離 当 初 で あ り脳 所 見 が. よ く現 は れ た の で,主. として臨 床症状 並 び に. 脳 の病 理 組 織 学 的 所 見 に 重 点 を 置 い た が,そ の後 脳 症 状 が 段 々 弱 ま りVirus 種 約30代. HST.累. 代接. 頃 よ り内 臟 の変 化 が 強 くな つ た た. め に 本 実 験 で は 脳 所 見 の代 りに 肝,肺. の病 理. を 一 夜 冷 蔵 庫 に 放 置 し た 後2500r,. 恒 温 槽 を 使 用 し て数 回 凍 結. 融 解 を 行 つ た 後8000r, 原)同 (N抗. p, m.. p, m.遠. 心 す る.(V抗. 様 に し て健 康 マ ウ ス 脳 よ り 対 照 抗 原 原)及. び 吉 田 腫 瘍 腹 水 よ りA抗. 原 を作. る. 被 検 血 清:家. 兎 抗 ビ ール ス血 清 中 に は 健. 組織 学 的 変 化 を 指 標 と して 中和 実 験 を 試 み た.. 康 マ ウ ス 脳 に 対 す るN抗. 体 を 多 量に 含 むた め. 対 照 と して 正 常 家 兎血 清 を 使 用 した.. 本 多6)の 方 法 に よ りN抗. 体 の 吸 收 を 行 つ た.. 第3表. 家 兎抗腫瘍 腹水血清 を用ひた場 合. 即 ち 被 検 血 清1に. 対 し7量. 常 マ ウ ス 脳 乳 剤 を3000r, を 加 へ こ れ を18時 し,そ. のN抗 p, m.遠. 原(50%正 心 し た 上 清). 間 氷 室 に 放 置 した 後 遠 沈. の 上 清 に 等 量 の ア ミー ル ア ル コ ー ル を. 加 へ 更 に3倍 合 し3000r.. 量 の 四 塩 化 炭 素 を 加 へ て よ く混 p, m. 15分. 同 様 の 処 置 を3回. 行 い そ の上 清 に つ い て. 反 覆 し そ の上 清 を 使 用 し. た.. 第5表. 第4表. 家 兎抗 ビ ー ル ス 血 清 の 補 体 結 合 反 応. 正常家兎血清を用ひた場合. 一. 免疫血淸による補体結合反応 Ⅰ. 家 兎免 疫 血 清 に よ る場 合. 夜. 〔備 考 〕 V抗 原:ビ N抗 原:正 A抗 原:吉. 永. 室. ー ル ス脳 乳 剤 常 マウ ス脳 乳 剤 田腫瘍 腹水. Ⅱ. マ ウ ス免 疫 血 清 に よ る場 合.
(4) 370. 青. 抗 原:Ⅰ. 木. げ られ て い る.本 実 験 で は 後 者 の方 法 を 選 び. に 同 じ.. 被 検 血 清:家. 徹. 兎免疫 血清 を使 用 す る際 に. 免 疫 家 兎血 清 中 に実 験 的 にVirus. HST.に. 対. は 正 常 マ ウ ス脳 に 対 す るN抗 体 を 含 み これ が. す る 中 和 抗 体 の産 生 せ られ る こ とを 明 か に し. 完 全 に 吸 收 し得 な い た め に 次 で マ ウ ス の抗 ビ ー ル ス血清 を 使 用 した .実 験 方 注 は Ⅰに 同. た.即. じ.. せ,こ 第6表. ちVirus. HST.浮. 遊 液 と家 兎 免疫 血 清. とを 一 定 の条 件 で試 験 管 内 で 中 和 反 応 を 行 は れ を正 常 マ ウ ス脳 内 に 接 種 し て 臨 床 症. 状 を 観 察 し, 3週 間 後 に 屠 殺 そ の大 脳 の 病 理. マ ウ ス抗 ビ ール ス血 清 の. 組 織 学 的 変 化 を 鏡 検 した.そ. 補 体 結 合反 応. の所 見 で はVirus. HST.浮. の結 果 は 臨 床 上. 遊 液 の10‑1〜10‑3. 中 和 液 接 種 例 で は 対 照 に 比 し殆 ど差 を つ け 難 く反 つ て 強 く発 症 し て い る や うに 思 は れ る も の もあ るが,こ. の こ とは 注 意 す べ き事 実 で あ. つ て既 に先 人 に よ つ て経 験 せ られ た と こ ろで 〔備 考 〕. V. N. A.は. あ る12).次 に10‑4稀. 上記 同様. 釈 例 で は対 照 群 は 尚 軽. 度 に 発 症 し て い る の に 対 し実 験 群 は 殆 ど発 症. 總括及 び考按 virus HST.は1950年10月. が 阻 止 さ れ,而. 吉 田腫 瘍 か ら. も大 脳 の 鏡 検 所 見 で は 中和 抗. 体 の 効 果 が 見 られ 脳 膜 脳 炎,線 維 グ リヤ の増. 分 離 され た も の で 現 在 大 阪 系 と東 京 系 の2系. 殖,脳. 列 あ りマ ウ ス脳 内 に 累 代 接 種 を 行 ひ 夫 々71代. 全 く現 れ て い な い.. と69代. に 及 ん で い る.吉. 田 腫 瘍 は 発 見 当初. よ り既 に ビ ール ス性 腫 瘍 を 疑 は れ,吉. 田7),. 木 下8),寺 田9)等 の 諸 学 者 に よ つ て 無 細 胞 と. 室上 皮 の増 殖 等 の 病 理 組 織 学 的 変 化 は. (2) 吉 田 腫 瘍 腹 水 に よ る 中和 抗 体 産 生 に つ いて 上 記 の 如 くVirus. HST.で. 免 疫 した 家 兎血. した 腫 瘍 腹 水 に つ い て ビ ール ス性 因 子 の 探 究. 清 中 に は 明 か に 中和 抗 体 の 産 生 せ られ る こ と. が 行 は れ た が,そ. を知 つ た が,次. の結果 はす べ て陰性 に終 つ. に 吉 田腫 瘍 腹水 に よ る免 疫 家. て い る.一 方 安 田 は 腫瘍 腹 水 の遠 沈 上 清 を ラ. 兎 血 清 中 に もVirus. ッ テ に 接 種 し吉 田 腫 瘍 の発 生 を 見 て い るが,. 起 す 特 異 的 な 中 和 抗 体 の産 生 あ る こ とを確 め. 単 一 腫 瘍 細 胞 の 移 植 に よつ て も腫 瘍 形 成 が 可. た.即. 能 で あ る こ とか ら吉 田,石 橋 等 は 安 田 の主 張. 実 験(1)と. を 否 定 し て い る.. 家 兎抗 血 清 ・ビ ール ス混 合 液 を接 種 した マ ウ. Virus HST,は. 現 在 既 にそ の生 物学 的 性 状. HST.と. 抗 原 抗体 反 応 を. ち 血 清 と ビ ール ス の 試 験 管 内 中和 法 は 同 様 に行 つ た が,結 果 の 判 定 に は. ス の 肝 臟 並 び に 肺 臟 の病 理 組 織 学 的 変 化 の有. は 当 教 室 に 於 て あ らゆ る方 面 か ら研 究 さ れ,. 無 及 び そ の 強 さ を 以 て 判 定 の基 準 と した.臨. そ の 性 格 の 大 要 が 明 か に さ れ た.免 疫 血 清 学. 床 所 見 で は 各 稀 釈 列 と も大 差 な く10‑4稀 釈 液. 的 研 究 は こ の うち で も最 も重 要 な 一 環 を な す. 接 種 例 で も極 く軽 度 の脳 膜 剌 戟 症 状 を 呈 し単. もの で あ つ て殊 に 本 ビ ール ス の 特 殊 性 を 定 め. に 之 のみ を以 て し ては 中和 の判定 は不 可 能で. る た め に は 缺 くこ と の 出 来 な い 存 在 で あ る.. あ つ た.従. 次 に今 回行 つた実 験 成績 につ い て総括 考 按 を. れ10‑2.. 試 み る.. 陽 性 のVirus. (1) Virus HST.に. よる中和 抗 体 産 生 につ. いて. 10‑3稀 釈 列 は 肝.肺 HST.に. 者 に つ いて. は 既 に 浜 崎11),谷 等 に よつ て 陽 性 の成 績 が 挙. 共 に弱 陽 性 乃 至. 特 異 な 肉 芽 性 炎 症 を呈. し 中和 抗 体 の効 果 は 尚 不 充 分 で あ るが, 10‑4 稀 釈 列 に 於 て は 肝,肺. 中和 試験 には現 在 生体 内 中和試 験及 び試験 管 内 中 和 試 験 の 二 法 が あ るが,前. つ て成 績 の 判 定 は 組 織 所 見 で行 は. れ な い.因. 共 に 組織 変 化 は 認 め ら. に 正 常 家 兎 血 清 を 以 て す る本 ビ ー. ル ス の稀 釈 実 験 は10‑7ま. で 陽 性 で あ る.. 尚 吉 田 腫 瘍 免 疫 家 兎 の血 清 が 抗 腫 瘍 性 物 質.
(5) 吉 田 腫 瘍 よ り分 離 し たVirus. を有 す る こ とは,そ. HST. の血 清 の 治 療 効 果 に 於 て. (Hamazaki)の. 免疫 学 的研究. 績 を 示 して い る.尚A抗. 371. 原列 に於 て成績 弱 陽. も,生 体 外 腫瘍 細 胞 に対 す る作 用 に於 て も又. 性 に 現 は れ る こ とはVirus. 受 動免 疫 に於 で も既 に 明 か に さ れ て い る と こ. に 密 接 な 関 係 を 有 す る こ とを 物 語 る も の で. ろ で あ るが 北 大 で 実 証 され て い る こ と と同 じ. あ る.. 方法 で 行 つ た 私 の実 験 に於 て も家 兎 血 清 中 に. HSTが. 吉 田腫瘍. 次 で抗 原 は 同 じ もの を使 用 し,免 疫 血 清 と. 含 有 せ られ る 抗 腫 瘍 性 抗 体 の 中 に はVirus. し て 家 兎 血 清 の代 りに マ ウ ス の 抗 ビ ー ル ス血. HST.に. 清 を 使 用 して 補 体 結 合反 応 を 行 つ た.こ. 対 す る特 異 的 な 中 和 抗 体 の含 有 せ ら. れ る こ とが 明 か と な つ た.. に は 家 兎 免 疫 血 清 の 如 く抗 体(N)の. 尚 本 ビ ー ル スが 免 疫 学 的 に 吉 田 腫 瘍 に 特 異 で あ る こ とは 浜 崎14),佐 藤,谷. 等 の行 つ た 実. 験 に於 て も明 か で あ る.即 ち ビ ー ル ス 中 和 抗 体 で腫 瘍 細 胞 内 の ビ ール スを 特 異 な 方 法 で 中. 行 は な く と も第6表. の際. 吸收を. に 示 す や うにN抗 原 列 は. す べ て陰 性 で あ るが,. V抗 原 及 びA抗 原 列 で. は 陽 性 の成 績 を 示 した. 尚腫 瘍 腹 水 を マ ウ ス に 接 種 す る とVirus. 和 す る と こ の腫 瘍 細 胞 は 移 植 性 が 全 く失 は れ. HST.に. る.し か る に こ の 細 胞 にVirus. 体 内 中和 実 験 に よつ て 明 か に さ れ て い る16).. HST.を. 加へ. る と再 び移 植 性 を獲 得 す るの で あ る. 上 記Virus. HST.の. 対 す る中 和 抗 体 を 生 産 す る こ とが 生. 即 ち 腫 瘍 腹 水 を マ ウ ス腹 腔 内 接 種 を行 つ た 免. 向内 臟性 につ い てに既. 疫 群 に はVirus. HST.を. 脳 内 に 接 種 して も脳. に 佐 々木15)の報 告 が あ る.即 ち 組 織 学 的 所 見. 膜 脳 炎 症 状 は 著 明 で な く,又 肺 瘍 細 胞 は 早 期. と して肝 臟 の主 病 変 は 主 に 門 脈 血 管,殊. に 変 性 崩 壞 し て 消 失 す る.以 上 の本 篇 で 報 告. に胆. 管 周 圍 の著 し い間 葉 性 細 胞 の増 殖 及 び 円 形 細. し た 実 験 成 績 は 浜 崎,佐. 胞 浸潤,並. に肝細 葉 内 に同 種細胞 集簇 に よ る. 体 内 免 疫 学 的 研 究 と共 に 吉 田 腫 瘍 が ビ ー ル ス. 結 節 形 成 で あ る.又 肝 臟 で は 気 管 枝 及 び血 管. 性 因 子 に 起 因 す る も の で あ る こ と の確 証 の 一. 周 圍 の上 記 同様 の 肉 芽 性 炎 症 並 に 胞 隔 性 肺 炎. 環 を なす も の と信 じ る.. が 認 め られ る. (3). Virus. 結. HST.に. 吉 田 腫 瘍腹. 家 兎 ビ ー ル ス 血 清 中 に はVirus. HST.に. 対. す る 中和 抗 体 の 産 生 せ られ る こ とは 明 か とな ら ば補 体 結 合性 抗 体 は 如 何 で あ ら う. か.抗 原 材 料 と し て罹 患 マ ウ ス脳 及 び 吉 田 腫 瘍 腹水 を と り,対 照 と し て健 康 マ ウ ス脳 を 使 用 し凍 結 融 解 を 行 つ た.尚. 免 疫 血 清 中 の正 常. マ ウ ス脳 に対 す る抗 体(N),を. 除 去 す るた め. に ア ミール ア ル コ ー ル,四 塩 化 炭 素 法 を採 用 した.こ. の成 績 は 第5表. の通 りで 正 常 マ ウ ス. 脳 乳 剤 抗 原 で 吸 收 を 行 つ て も抗 体(N)の. 吸. 收 は 完 全 に 行 は れ な い や うで あ るが,補. 体結. 合 性 抗 体 に 対 し て は 殆 ど影 響 が な い か ら比 較 検 討 す る こ とに よ つ て抗 体 量 の 測 定 が 可 能 で. 語. (Hamazaki)の. 水 よ り 分 離 し たVirus. HST. 特 殊 性 を知 る 目 的 で 免 疫 学 的. 研 究 を 行 つ た. (1). Virus HST.で. はVirus. HST.に. 免 疫 し た 家 兎 の血 清 中 に 対 し特 異 的 な 中和 抗 体 の産. 生 せ ら れ る に とが 証 明 さ れ た. (2). 古 田 腫瘍 腹 水 で 免疫 した 家 兎 血清 中 に. もVirus. HST.に. 対 す る特 異 的 な 中 和 抗 体 の. 出 現 す る こ と を 確 め た.こ HST.が. 吉 田 腫瘍. の こ と はVirus. と特 種 な 関 聯 性 を 有 す る 確. 証 で あ る. (3). Virus. HST.で. 免 疫 した 家 兎 及 び マ ウ. ス の血 清 中 に 補 体 結 合性 抗 体 を も証 明 す る こ と が 出 来 た. 擱 筆 に 際 し恩 師浜 崎 教 授 の御 指 導 並 に 御 校 閲 に対. あ る.. し衷 心 よ り感 謝 致 し ます.. 即 ち1:32ま. 等 の行 つ た 生. よ る補 体 結 合 性 抗 体 の. 産生 につい て. つ た.然. 藤,谷. で はV抗 原 列 及 びA抗. N抗 原 列 よ り僅 か に 強 く, 1:64以 抗 原 列 は 陰 性 で あ るがV抗. 原列 は. 降 で はN. 原 列 は弱 陽性 の成.
(6) 372. 青. 木. 文 1). 浜 崎:癌.. 41;. 109.. (1950). 徹. 献 10). 吉 田,石. 浜 崎,他:癌.. 橋:癌.. 42;. 過 性 病 原 体.. 2). 浜 崎,他:癌.. 42;. 237.. (1951). 11). 3). 浜 崎,他:癌.. 42;. 238.. (1951). 12). 川 喜 田:濾. 4). 大 島:第10回. 日本 癌 学 会. 13). 臼 淵,相. 5). 浜 崎,他:. 14). 浜 崎:細. 40. Folia. Psych.. (昭.26) et. Neurol. Jap.. 5;. 6). 本 多:北. 里 実 験 医 学.. 7). 吉 田:吉. 田 肉 腫.. 木 下,釜. 9). 寺 田:東. 臨 床.. 131. 237.. 4;. (1949). (1951) 117.学. 術 書 院(1949). 149.. 胞 核 の 生 理 と病 理.. (1950). 508.永. 井 書 店. (昭.27). (1951). 8). 沢:新. 40;. 洞:癌.. 23;. 61.寧 40;. 京 医 事 雑 誌.. 120.. (1950). 学 書 房. 139. 67;. (昭.24). (1949) 16.. (1949). 15). 佐 々木:日. 病 会 誌(地. 26) 16) の谷:投. 稿 中.. 方 会 号)40;. 203.(昭..
(7)
関連したドキュメント
[r]
Title 2階非包合的多重特性作用素に対する特異CAUCHY問題 (超函数と線型微分方程式8) Author(s) 打越, 敬祐 Citation 数理解析研究所講究録 (1983), 508: 61-66 Issue Date
3・ 1 0チンパ ンジー母子間における「 葛藤」にかんす る 縦断的研究 水野友有 ( 中部学院大 ・人間福祉) 対応者 :松沢哲郎 本研究 は,チ ンパ ンジーにおいて母子間の身体
3 ・ 7チンパンジー胎児における自己身体探索行動 明和政子 ( 滋賀県立大 ・人間文化) 対応者 :松沢哲郎 近年開発 された四次元超音波画像診断装位 ( 四次 元エコー)によって,
C.(フランス共和国,中央国 立科学研究センター研究員) 受入教員: Michael A.. 置と古生態 所属分野:系統発生分野 研究期間: 2006 年 4 月 1 日∼2006 年 12 月 15 日
4萌芽 ミッシ ョンプロジェク ト研究の成果 研 究課題 :マイクロ波照射 による植物遺伝子の発現変動 に関わる分子生物学的解析 研究組織 : 代表 ; 矢崎-史 生存圏研究所
A Service-Oriented Framework for Networked Appliances to Achieve Appliance Interoperability and Evolution in Home Network System Hiroshi Igaki, Masahide Nakamura and