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4 月 19 日 金 第 1 会場 Room 1 4 月 19 日 金 第 1 会場 Room 1 シンポジウム 4 10:00 母指 CM 関節症の治療 Abductor pollicis longus suspension arthroplasty for thumb carpometacarp

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Shor

t-ta

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1-ST-68

舟状骨−大菱形骨間癒合症に対する 3 次元動態解析

Three-dimensional motion analysis for scaphoid-trapezium coalition

舟状骨偽関節に対する治療方針と手術成績

The Treatment and Surgical Outcome of Scaphoid Nonunion

行岡 千佳子(行岡病院) 森友 寿夫 , 正富 隆 , 吉田 竹志 , 行岡 正雄 佐藤 信隆(山梨大学 整形外科) 大北 弦樹 , 長澤 晃樹 , 佐藤 栄一 , 波呂 浩孝 3次元CT を用いた動態解析が舟状骨- 大菱形骨(S-T)間癒合症の診断と治療に有用だった一例を経験した ので報告する。3次元動画では患側の S-T 間は掌橈側を蝶番とする奇異な book-open 運動を呈し不全骨 癒合を強く疑わせた。S-T 関節の動きは低下していたが遠位手根列間、橈骨手根関節の代償を認めた。こ れらの結果より S-T 固定術を行い最終可動域として手関節背屈90°, 掌屈75°を獲得することができた。

舟状骨偽関節に対し Winged graft 法(12例)、Zaidemberg 法(2例)を行い良好な成績を得た.平均 年齢は 29歳.評価は X 線学的検討・Modified Mayo Wrist Score・DASH score を使用.その結果 Winged graft で humpback deformity の改善が得られた.症例に応じて有茎骨移植を行い骨癒合 が得られた.DASH score,Modified Mayo Wrist Score では術前に低い評価のものは術後も低くな る傾向があった.術式に改善の余地があった.

4 月 19 日(金)

プ ロ グ ラ ム

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8:00

− 10:00

座長:加藤 博之

(信州大学整形外科)

勝見 泰和

(宇治武田病院)

シンポジウム 4:

母指 CM 関節症の治療

−ビデオ手技と中長期臨床成績−

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母指 CM 関節症に対する関節固定術

Trapeziometacarpal Arthrodesis for Thumb Basal Joint Osteoarthritis

母指 CM 関節症に対する靭帯再建術

Ligament Reconstruction for Osteoarthritis of the Thumb CM Joint

母指 CM 関節症に対する suspension plasty の長期臨床

成績

Tendon suspension arthroplasty using a interference screw for thumb carpometacarpal joint arthritis : A long-term study

林 正徳(信州大学 整形外科) 内山 茂晴 , 伊坪 敏郎 , 百瀬 敏充 , 加藤 博之 水関 隆也(広島県障害者リハビリテーションセンター 整形外科) 森重 真奈美 藤岡 宏幸(兵庫医療大学リハビリテーション学部) 奥野 宏昭 , 常深 健二郎 , 高木 陽平 , 田中 寿一 母指CM 関節症に対する関節固定術は高い除痛効果と強いつまみ力が得られる一方で,術後に隣接 関節の変性が進行することが指摘されている.演者らは母指CM 関節症に対する関節固定術後2年 以上経過例において,その術後成績を調査したので報告する.本術式の術後2年以上の臨床成績は 良好であり,CM 関節固定による ADL や仕事の支障はほとんどなかった.ST 関節に変性を生じる 症例が約1/4 にみられたが同部の症状は軽度であった. われわれは母指CM 関節の亜脱臼に対する整復術として Eaton-Littler 等により報告された靭帯再建 術の適応を拡大し,亜脱臼が原因で生じた進行期関節症に対しても本法を用いて治療し概ね良好な 成績を得ている.術後,opposition はほとんど正常であったが,reposition に制限が残った.術後亜 脱臼の残存した 3例の臨床成績は不良であった.一方,関節裂隙の狭小化を 2例に認め,1例には線 維性強直を認めたが臨床成績とは無関係であった. 進行期の母指CM 関節症に対して行われている Suspensionplasty は有効な術式の一つである。我々 は Thompson 法に準じて大菱形骨を摘出し、長母指外転筋腱を interference screw(TJ screw) で固 定する方法を行っている。今回、その手術手技と長期成績について検討し報告する。

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母指CM 関節症に対する鏡視下関節形成術

Arthroscopic tendon suspension arthroplasty for trapeziometacarpal osteoarthritis

母指 CM 関節症に対する、長母指伸筋腱を用いた suspension

arthroplasty Mathoulin 法の中期成績と問題点

Abductor pollicis longus suspension arthroplasty for thumb carpometacarpal joint arthritis

母指 CM 関節症に対する有茎脂肪移植による関節形成術

Soft tissue interposition arthroplasty for thumb carpometacarpal osteoarthritis

シリコン製大菱形骨インプラントを用いた母指 CM 関節形成術

Silicon Trapezium Implant Arthroplasty for the Basal Joint of the thumb

面川 庄平(奈良県立医科大学 整形外科) 仲西 康顕 , 中野 健一 , 吉良 務 , 田中 康仁 小平 聡(埼玉成恵会病院 埼玉手外科研究所) 福本 恵三 , 村中 秀行 , 菅野 百合 , 加家壁 正知 藤原 浩芳(京都府立医科大学運動器機能再生外科学) 小田 良 , 玉井 和夫 , 勝見 泰和 , 久保 俊一 牧野 正晴(新潟逓信病院 整形外科) 母指CM 関節症21例に対して靭帯形成を併用した鏡視下関節形成術を試みた。鏡視下に大菱形骨を 部分切除後、長母指外転筋腱の半載腱を付着部から約5cm採取し第2中手骨基部に誘導、TJ screw で固定した。術前後の疼痛VAS:74/14、DASH:45/18、ピンチ力:2.7/3.8kg と改善した。レン トゲン評価で、橈背側への亜脱臼は術後改善した。本術式は、中期観察で疼痛と日常生活を改善させる。 母指CM 関節症に対して、Mathoulin によって報告された Hammock 法の変法を行った症例は男性8 例、女性20例、手術時年齢は平均62歳、病期は Eaton 分類stage2 が 5例、stage3 が 8例、stage4 が 15例であった。術後観察期間1年~ 3年4 か月で概ね良好な成績が得られたが、橈骨神経浅枝損傷へ の注意、MP 関節の変形性関節症の評価、MP 関節過伸展変形に対する制動術の検討が必要である。 進行期母指CM 関節症29例に対して施行した有茎脂肪移植の術後成績は良好であった。活動性が 高く CM 関節の不安定が高度な 2例に再手術(関節固定)を行った。脂肪弁はスベーサーとしての働 きよりも、介在させることで無痛性の偽関節形成に役立っていると考えた。本法は手術手技が容易 であり、疼痛緩解率も高いため、症例を選べば有用な方法である。 軽作業を必要とする高齢者に適応を絞り施術した 14例17関節のシリコンインプラント置換術の成 績は良好であった。

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Hand Clinic for the Aged People

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Volar and Dorsal Ligaments Reconstruction for

Scapho-Lunate Instability

Robert M. Szabo(Orthopaedics, UC Davis Medical Center, USA) Beng Hai Lim

(Centre For Hand And Reconstructive MicroSurgery(Charms) Pte Ltd, Singapore) As life expectancy in our society continues to increase, orthopaedists must become more knowledgeable

in dealing with upper extremity problems common to geriatric patients. As our population ages, we are seeing more problems in the upper extremity which can be ascribed to two conditions which affect the elderly: osteoporosis and arthritis. Osteoporosis present in these patients affects surgical management of difficult fractures. Osteoarthritis and rheumatoid arthritis disproportionately affect this age group. A variety of conservative and operative treatments are available to improve quality of life in these patients.

Both the volar and dorsal SL ligaments are important in stabilizing the SL joint.

A proximal scaphoid, distal scaphoid and a lunate 2.7 mm drill holes and 1/3 of the FCR tendon are needed. The procedure involves using 1/3 FCR to recreate the volar and dorsa ligaants. Results showed good wrist motion pain improvement and radiological correction.

10:00

− 11:00

11:00

− 11:30

招待講演 3

招待講演 4-1

座長:別府 諸兄

(聖マリアンナ医科大学整形外科)

座長:根本 孝一

(防衛医科大学校 整形外科)

2-1-IL4-2

Correction of malunion of the distal radius and

ulna

Dietmar Pennig(St. Vinzenz-Hospital GmbH, Germany) Forearm deformities in children, adolescents and adults may be congenital or posttraumatic. Correction of axis and length requires a detailed analysis and adequate preoperative planning. Callus distraction may be used alone or in conjunction with internal fixation to achieve distal radio-ulnar joint congruity and alignment of the carpal bones. Patients should be treated in centres familiar with the complex

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11:30

− 12:00

招待講演 4-2

座長:川端 秀彦

(大阪府立母子保健総合医療センター 整形外科)

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2-1-LS7

Fusion versus arthroplasty in the treatment of

destructed finger joints

Daniel Herren(Schulthess Klinik, Switzerland) Arthrodesis of painful destructed PIP and DIP joint is an established treatment method with consistent good clinical results. A secure method of fixation is a compression screw osteosynthesis either with a 2.0 mm plate and screw or a HCS. As an alternative treatment option PIP arthroplasty give consistent reuslts. We started to implant a silicone spacers in selected cases in DIP joints as well. Both methods and their results will be presented.

12:20

− 13:20

ランチョンセミナー 7

座長:金谷 文則

(琉球大学整形外科)

共催:シンセス株式会社

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高齢者キーンベック病に対する保存的治療

Conservative Treatment for Kienbock's Disease in Elderly Patients

若年者キーンベック病に対する仮 STT 固定術

Temporary Scaphotrapeziotrapezoidal Joint Fixation for Pediatric Kienbock's Disease

キーンベック病に対する有頭骨部分短縮骨切術

Partial capitate shortening for Kienbock disease

谷口 泰德(和歌山県立医科大学 運動機能障害総合研究開発講座) 辻本 修平 , 浅井 宣樹 , 下江 隆司 河村 健二(市立奈良病院 四肢外傷センター) 矢島 弘嗣 , 重松 浩司 , 清水 隆昌 , 田中 康仁 森友 寿夫(大阪行岡医療大学 理学療法学科) 島田 幸造 , 正富 隆 , 村瀬 剛 , 行岡 正雄 20歳未満の stage IIIA キーンベック病4手に対する仮STT 固定術の治療成績を報告した。3手で月 状骨の再血行化とリモデリング(扁平化の改善)が得られたが、1手で再血行が得られず橈骨短縮骨 切り術を施行した。仮STT 固定術が無効であった症例は骨端線の閉鎖した 16歳女児であり、年齢 と治療効果の関連が考えられた。 有頭骨部分短縮骨切術を行ったキーンベック病35例の中・長期治療成績を報告する。観察期間は 平 均37 ヶ月(12 ~ 132 ヶ月) であった。疼痛は 26例で消失し、8例で軽い痛みが残存した。22例で骨 硬化増や分節化の改善などの月状骨のremodelingが認められた。最終成績は優17例,良16例、可1例、 不可1例であった。有頭骨部分短縮骨切術は低侵襲かつ効果的でありキーンベック病に選択されても よい手術法の一つである。 今回我々は、高齢者キーンベック病における保存的治療の臨床成績について報告する。高齢者キーンベック病 では、保存的治療後も手根骨の圧潰、関節症変化は進行していたが、臨床成績は良好であった。高齢者では若年 者と異なり血管柄付き骨移植、橈骨短縮骨切り術、STT 関節固定術、有頭骨短縮術などを行っても月状骨壊死 の回復、圧潰の改善は期待できない。そのため高齢者のキーンベック病では保存的治療が第一選択されて良い。

13:40

− 15:40

パネルディスカッション 4:

キーンベック病の治療の現況

座長:矢島 弘嗣

(市立奈良病院 四肢外傷センター)

柿木 良介

(京都大学 整形外科 リハビリテーション部)

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キーンベック病に対する有頭骨短縮術・有頭有鉤骨間固定術

Capitate Shorterning with capitate-hamateArthrodesis for Kienböck disease

骨釘移植・骨髄血移植・創外固定・低出力超音波療法を併用

した進行期キーンベック病の治療

Treatment of patients with advanced Kienböck disease composed of bone peg graft, bone marrow transplantation , external fixation, and LIPUS

Stage 3,4 のキーンベック病に対する骨釘移植術

−手術後 5 年以上経過例の中期成績−

The Midterm Results of Bone Peg Transplant to Kienbock Disease at Stage 3 or 4

キーンベック病に対する月状骨救済手術

−橈骨骨切り術、血管柄付き骨移植併用手術−

Treatment of Kienbock's disease - Radial osteotomy and vascularized bone graft to the lunate -

大井 雄紀(兵庫医科大学 整形外科) 高木 陽平 , 常深 健二郎 , 藤岡 宏幸 , 田中 寿一 西浦 康正(筑波大学附属病院土浦市地域臨床教育ステーション) 原 友紀 , 村井 伸司 , 小川 健 , 落合 直之 池上 博泰(東邦大学整形外科) 堀内 行雄 , 眞宅 崇徳 , 金子 卓雄 , 武者 芳朗 中尾 悦宏(中日病院 名古屋手外科センター) 中村 蓼吾 , 高橋 明子 , 三竹 辰徳 Stage3以上のキーンベク病に骨釘移植を行い、術後5年以上経過観察可能であった 31例について報告した。全 例、術後11-24週で原職に復帰した。手関節可動域、握力は 27例で改善し、Lichtman の評価では satisfactory 29例、unsatisfactory 2例で、Dornan の評価では excellent 22例、good 9例であった。carpal height ratio が 著明に改善した例が 19例あり、MRI では月状骨輝度変化は 17例で周囲の手根骨と同じ輝度に戻った。 キーンベック病に対し我々は Almquist の報告に準じて有頭骨・有鉤骨間固定を併用した有頭骨短縮骨切り術を 行ってきた。2000年1月~ 2011年12月の間に行った Lichtman 分類Stage3 の 41症例に対していずれも良好に 骨癒合が得られた。術後に Stahl index が悪化する症例はあったが、stage が進行していた症例はなかった。ulnar varianceやcarpal height ratioに関わらず、Lichtman 分類stage 2~4の症例に対して広く適応するようにしている。

月状骨救済が可能なキーンベック病に対し、橈骨骨切り術を施行した。また月状骨に骨折や分節化を認める症 例には、血管柄付き骨移植術を追加した。骨切り術18手、骨移植併用17手について、経過、画像所見、成績を 調査し、良好な成績を得た。月状骨への力学的負荷の軽減、手関節近傍の血行改善効果が示唆される骨切り 術と、骨質改善を促す骨移植術の併用にて、治療期間は短縮され、良好な手関節機能の維持が可能であった。

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キーンベック病の進行期の症例に対し、骨釘移植・濃縮骨髄血移植・創外固定・低出力超音波療法を行い良 好な結果を得たので報告する。対象症例は 17歳女性、54歳男性、23歳男性、53歳女性の 4例である。単純 X 線・MRI で、症例1は完全骨折、症例2、3 では骨折による圧潰、症例4 では大きな嚢胞性変化を認めた。術後、 全例骨癒合が得られ、有用な手関節機能に回復した。本法は、比較的低侵襲で有用な方法であると考えられる。

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超音波エコーを用いたばね指の定量評価と治療効果の検討

Quantitative Ultrasonographic Analysis of Trigger Digits following Corticosteroid Injectio

外来診療での超音波エコーによる狭窄性屈筋腱腱鞘炎の診断

Ultrasonographic examination of stenosing flexor tenosynovitis in outpatient settings

重松 浩司(東大阪市立総合病院 整形外科)

亀山 真(東京都済生会中央病院 整形外科) 小見山 貴継 , 手塚 正樹 , 柳本 繁 狭窄性屈筋腱腱鞘炎に対し外来で超音波エコーを行なうことの有用性を紹介する.屈筋腱が腱鞘にひっか かると,腱線維が垂直方向へたわむ結果,腱内エコー輝度の低下(Dark tendon sign)を生じる.指の他動 運動と腱の滑走が同期しない状態は,腱の滑走障害を示唆する.腱が腱鞘にひっかかる位置は A1 pulley 遠位が多く,この場合のステロイド腱鞘内注入は Carlson の mid lateral approach が合目的である. 127例140指のばね指患者に対し超音波学的定量評価を行った。そのうちの 47例でステロイド腱鞘 内注射前後に経時的超音波学的定量評価を行い、注射後6 ヵ月の予後予測が可能かどうか検討した。 ばね指患者の健患側比較ではばね指側の腱鞘および屈筋腱の優位な肥厚が確認された。腱鞘内注射 後3 ヵ月での測定で再発群では臨床症状の有無にかかわらず改善した腱鞘の肥厚は再発しており経 時的な測定により予後予想が可能となると考えられた。

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キーンベック病に対する血管柄付き骨移植術

Treatment of Kienboeck's disease using vascualrized bone graft

柿木 良介(京都大学 整形外科 リハビリテーション部) 太田 壮一 , 野口 貴志 , 貝澤 幸俊 , 松田 修一

15:40

− 17:40

パネルディスカッション 5:

腱鞘炎に対する超音波診断と治療

座長:長岡 正宏

(駿河台日本大学病院整形外科)

白井 久也

(特定医療法美杉会 佐藤病院 手外科センター) 我々が行ったキーンベック病に対する血管柄付き骨移植術施行例のうち術後2年以上経過観察でき た 51症例52手の術後成績について報告する。血管柄付き骨移植術は、stage3B までの症例に適応 があり、とくに手関節の除痛効果にすぐれていた。有頭骨短縮術併用例では、術後の関節可動域が 不良であったが、一時的有頭舟状骨固定術併用例では比較的良好な関節可動域が獲得できた。

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ドケルバン病に対する超音波診断と治療

Ultrasonographic examination for de Qervain's disease

ばね指に関連する PIP 関節炎に対する超音波補助下掌側板

貫通法による関節内注射

Volar Approach of Intraarticular Cortisone Injection for PIP Joint Arthritis Associated with Trigger Fingers

尺側手根伸筋腱腱鞘炎に対する超音波診断と治療

Treatment and Ultrasonographic Diagnosis for Stenosing Tenosynovitis of Extensor Carpi Ulnaris

ばね指に対する超音波ガイド下腱鞘切開術

−超音波診断から治療への応用−

Ultrasound-guided percutaneous release of the A1 pulley for trigger digits

豊泉 泰洋(駿河台日本大学病院 整形外科) 長岡 正宏 , 長尾 聡哉 , 山口 太平 齊藤 晋(大津赤十字病院 形成外科手の外科) 沢辺 一馬 , 石川 浩三 清水 弘之(聖マリアンナ医科大学 整形外科) 中島 浩志 , 新井 猛 , 内藤 利仁 , 別府 諸兄 國府 幸洋(柏厚生総合病院 整形外科) 杉山 敦樹 PIP 関節の掌側関節腔は自動屈曲時に掌側板の上昇に伴い拡張することから、掌側板を貫通して関節注射する 方法を開発し、ばね指に合併した PIP 関節炎に適応した。手技は PIP 関節を自動屈曲位に保持し基節部の掌 側正中から針を傾斜させて刺入し、掌側板を貫通し薬液を注入する。超音波の併用により注射により掌側板の 浮上が確認できる。6患者7指に同法でステロイドの関節注射を施行し、6指に疼痛と屈曲拘縮の軽快を得た。 ドケルバン病に対して超音波検査を行った。61人、63手関節。男12女49例。保存治療26関節、手 術加療37関節。短軸走査で隔壁有り 53関節、無し 6関節。手術37関節のうち術前隔壁有り 33関節、 無し 4関節。超音波で隔壁を認めた中で術中隔壁形態「完全隔壁型」「不完全隔壁型」「正常型」24、6、 3関節だった。超音波は非侵襲的で、隔壁有無や腱周囲の状態を観察するツールである。統一された 手技と評価方法を今後考案していく必要がある。 尺側手根伸筋腱腱鞘炎の臨床所見から超音波画像の有用性と治療について検討したので報告する . 本症と診断 し , 超音波検査を行った 29例を対象とした . 超音波画像の特徴は短軸像で尺骨遠位部から末梢にかけて , 患側 で全例に楕円形の高エコー像として描出され , 腱周囲には腱鞘滑膜の肥厚と考えられる低エコー像が描出され た . この所見が著明なほど保存療法に抵抗した . この像の得られない尺側部痛は TFCC 損傷を疑う必要がある . 本法は経皮的腱鞘切開に超音波モニタリングを補助的に用いることで、創内の手術器具(プローブ、フックナ イフ)や屈筋腱などがリアルタイムで可視化される。またA1pulley の完全切開は、プロービングにより超音波 モニター上で確認できる。手掌指節皮線部の創(約2-3mm)は早期に癒合し、圧迫を受けやすい手掌部の切開 は不要である。従来法で懸念される盲目的手技が改善される本法は、より確実性の高い低侵襲手術である。

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舟状骨骨折術後評価におけるインプラントを基準とした CT

放射状 MPR 画像

Radial MPR findings (CT) on the Basis of the Implant for Postoperative Evaluation of Fractures of the Scaphoid

舟状骨腰部骨折と斜骨折の比較検討

−単純 X 線像と 3DCT 像の比較−

Comparison of Waist Type and Oblique Type in Scaphoid Fracture - Comparison of the Fracture Line with X-ray and 3DCT -

舟状骨偽関節に対する掌側楔状骨移植:術前 X 線を用いた

実物大移植骨模型の作成

Wedge bone graft for the scaphoid nonunion; Application of three-dimentional model according to the preoperative radiograph of the wrist

長谷川 康裕(神戸赤十字病院 リハビリテーション科) 中後 貴江 , 松橋 美波 , 森田 卓也 内藤 利仁(聖マリアンナ医科大学 整形外科) 清水 弘之 , 新井 猛 , 別府 諸兄 , 松下 和彦 片山 健(国保中央病院 整形外科) 小野 浩史 , 古田 和彦 , 鈴木 大介 , 藤谷 良太郎 舟状骨骨折症例10例の術後CT 画像でインプラントを軸とした放射状MPR 画像を再構築し、その有 用性を検討した。舟状骨の冠状断、矢状断像とインプラントの長軸を中心に放射状MPR 画像を作成 した。骨癒合判定に有用であったスライス数とインプラントの全長が写っているスライス数を調べた。 両者のスライス数は冠状断、矢状断像より放射状MPR 像の方が多かった。 われわれは舟状骨骨折の 3DCT 分類について報告してきた.今回,腰部型と近位背側斜走型の画像所見の違いと screw 刺入方向の適切性について検討した.舟状骨骨折の 56例中,XP 像は腰部骨折に見えるが,3DCT 像では近 位背側斜走型であるものが 8例存在した.また,骨癒合が得られず,背側進入で中枢端より screw を刺入すべき偽 関節例が 2例あり,偽関節手術の術前計画には 3DCT 分類を用いて骨移植法,screw の刺入方向を検討すべきである. 舟状骨偽関節に掌側楔状骨移植を行った 28例を調査し , 舟状骨変形指標(ISA・舟状骨長) と手根骨配列指標(RLA・ SLA・CHR) の相関と , その結果から 4例に術前単純X 線患健差の RLA 変化量から実物大模型を作成, DISI 変形矯 正と舟状骨形態改善の術前計画の妥当性を検討した . ISA および舟状骨長の両変化量と RLA 変化量に有意な相関を 認めた . 本法は術前X 線から骨移植量が決定でき , DISI 変形の矯正と舟状骨形態の改善も概ね理論通りに得られた .

8:00

− 8:50

一般演題(口演):

舟状骨①

座長:松下 和彦

(川崎市立多摩病院整形外科)

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SNAC wrist における関節症パターンの 3 次元的解析

Patterns of degenerative change in scaphoid nonunion advanced collapse (SNAC) wrist: a 3-dimensional analysis

陳旧性舟状骨骨折に対する経皮的スクリュー固定

Percutaneous screw fixation of chronic scaphoid fractures

舟状骨骨折治療における経大菱形骨的アプローチを併用した

dorsal insertion technique − DITTA −

Dorsal Insertion Technique combined with Transtrapezial Approach (DITTA) for the Scaphoid Fractures

大浦 圭一郎(大阪大学 整形外科) 森友 寿夫 , 岡 久仁洋 , 片岡 利行 , 村瀬 剛 井上 五郎(医療法人整友会 豊橋整形外科江碕病院) 倉橋 俊和(名古屋大学 手の外科) 篠原 孝明 , 建部 将広 , 山本 美知郎 , 平田 仁 SNAC wrist の 23例を対象として、阪大式生体3次元動作解析システムを用いて、骨折線の位置と 関節症変化および手関節動態との関係を調べた。骨折線が舟状骨突起(背側舟状月状骨間靭帯の舟 状骨付着部)より遠位にある症例(遠位型)と近位にある症例(近位型)とでは、手関節の動態、関節症 変化は大きく異なっていた。さらに、遠位型の中でも骨折線が橈骨舟状骨関節内にある群と関節外に ある群とで関節症変化の性状が異なっていた。 16例の陳旧性舟状骨骨折に対して経皮的スクリュー固定を行った。4例は術後3週間のギプス固定 を行ったが、12例は行わなかった。15例に骨癒合が得られた。Mayo Wrist Score では優13,良1, 可1,不可1であった。

舟状骨骨折治療において我々が考案した新しい経皮的スクリュー固定法、DITTA(Dorsal Insertion Technique combined with Transtrapezial Approach)は、通常の volar approach と同様の肢位で経大菱形骨的にガイドピ ンを刺入し、背側からスクリューを挿入する。手技が容易で舟状骨軸に沿って、かつ骨折線に対してより垂直に スクリューを設置できることに加え、骨片や移植骨が転位するリスクが少なく偽関節例への応用も可能である。

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8:50

− 9:50

一般演題(口演):

舟状骨②

座長:田野 確郎

(関西ろうさい病院 整形外科)

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舟状骨中央 1/3B1、B2 型骨折に対する掌側からの経皮的

スクリュー固定 53 例の検討

The Evaluation of The Volar Percutaneous Screw Fixation for Herbert Type B1 and B2 Scaphoid Fracture - 53 cases report -

舟状骨中央 1/3 骨折に対する経皮的掌側スクリュー刺入固

定の手技の工夫

The technique of screw fixation using volar approach for middle one third scaphoid fracture

嚢胞状骨吸収像を呈した舟状骨骨折に対する経皮的骨接合術

の適応

Percutaneous Internal Fixation of Scaphoid Fractures with Cystic Changes

舟状骨偽関節に対する鏡視下骨移植、骨接合術の治療経験

Surgical Treatment of Scaphoid Nonunion by Arthroscopic Bone Graft and Internal Fixation

酒井 健(昭和大学横浜市北部病院 整形外科) 川崎 恵吉 , 西中 直也 , 稲垣 克記 岩崎 弘英(青森市民病院 整形外科) 坪 健司 , 富田 卓 , 塚田 晴彦 三浦 一志(西堀病院 整形外科) 坪  健司 , 藤 哲 小原 由紀彦(埼玉社会保険病院 整形外科) 中村 俊康 B1、B2型舟状骨中央1/3骨折に対する掌側からの経皮的スクリュー固定53例の治療成績を検討した。 対象とした B1型13例、B2型40例の年齢、性別、受傷から手術までの期間に有意差はなかった。骨 癒合率は B1型100%、B2型97.1%であった。B1型、B2型舟状骨中央1/3骨折に対して掌側からス クリューを刺入した場合でも、整復位とスクリュー設置位置が適切であれば、良好な骨癒合が得られた。 舟状骨中央1/3骨折に対して、フィンガートラップを用いて母指を牽引し ST 関節を開き、大菱形骨を 押しつけながら、掌側より経皮的スクリュー固定を行った。スクリューは近位骨片の中央へ刺入され、 全例で骨癒合が得られた。スクリュー位置や骨折線とスクリューの角度による骨癒合期間の有意差は認 められなかった。掌側刺入では大菱形骨が刺入の障害となるが、上記工夫により刺入は容易となる。 舟状骨骨折症例の中には、不十分な治療により骨折部に骨吸収像が出現するものがある。受傷後6週以上経過 し嚢胞状骨吸収像を呈した舟状骨骨折4例に対し、手根中央関節鏡視下に骨折部の鏡視を行った後に経皮的骨 接合術を施行した。症例は全例男性、受傷時年齢は平均17歳であった。受傷から手術までの期間は平均2.9 ヵ 月であった。手根中央関節鏡視下に骨折部の確認が可能であり骨癒合は術後3 ヵ月時点で全例に得られていた。 当院では舟状骨偽関節に関節鏡視下腸骨移植を行い、低侵襲治療を目指している。4例に手術を施行し、すべ ての症例で手根中央関節鏡視で骨折部の繊維形成を認めた。手術後平均5 か月で骨癒合が得られ、握力は健 側比平均84%、可動域は健側比平均78% となり、職復帰している。本術式の利点は、掌側を大きく展開しな い為、舟状骨への血行を維持できること、内視鏡下に偽関節部の掻爬や海綿骨移植が可能であることである。

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体操選手舟状骨障害の治療経験

Surgical treatment of gymnastic scaphoid injuries

小皮切による舟状骨骨接合術

Osteosynthesis of the Scaphoid Fracture with Minimal Incision

舟状骨骨折の治療・手術適応の変遷と保存療法

Treatment of Scaphoid Fracture, Indication of Operative Method and Conservative Method 高木 陽平(兵庫医科大学整形外科) 大井 雄紀 , 藤岡 宏幸 , 常深 健二郎 , 田中 寿一 大井 宏之(聖隷浜松病院 手の外科・マイクロサージャリーセンター) 佐々木 孝(済生会神奈川県病院 整形外科) 体躁選手に生じた舟状骨障害例24例の治療経験を報告する。疲労骨折11例に対して double thread screw を用いて小皮切、骨接合術を行い撓骨茎状突起先端部の切除を追加し、偽関節例13例のう ち 10例には骨移植を併用して骨接合を行い撓骨茎状突起先端部の切除を行った。2例は成長期体 操選手で術中所見より骨移植は不要と判断した。1例は再偽関節例であり骨移植に加え骨釘と DTJ screw での固定を要した。最終的に全例に骨癒合を得た。 当センターで同一術者が行った小皮切による舟状骨骨接合術の 33例について報告する。順行性の 骨接合は 28例、逆行性は 5例であった。スクリュー長は 22mm 前後を中心に術前X 線を考慮して 決定した。順行性の 1例を除き全例骨癒合が得られた。骨折型の差があるために順行性の方が骨癒 合期間は短かった。逆行性の 4症例で術後の軽度の可動域低下と手関節背屈時の違和感を訴えた。 またその他の問題点・注意点についても追加し報告する。 舟状骨骨折の治療法は 1983年の Herbert screw の登場で大きく変化した。当初、遷延癒合、偽関 節に適応された両端ねじ山付螺子が、外固定期間短縮と早期社会復帰を目的に使用される率が高く なり、保存療法の役割は明らかに減少してきている。一方で、手術療法例における術後偽関節例には、 保存療法を選択していれば癒合が得られたのではないかと思われる例もある。手術適応の変遷と保 存療法の可能性を探る。

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10:00

− 12:00

シンポジウム 5:

舟状骨骨折・偽関節の治療

座長:稲垣 克記

(昭和大学整形外科)

藤岡 宏幸

(兵庫医療大学リハビリテーション学部)

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遊離骨移植による舟状骨偽関節

The treatment of scaphoid non-union for free bone graft

3 次元モデルを用いた舟状骨偽関節の病態解析と手術計画

3D analysis and surgical simulation for Scaphoid Non-union

関節鏡を用いた舟状骨骨折・偽関節治療の適応と限界

Indication and limitation in the arthroscopic treatments of scaphoid fracture and nonunion

血管柄付き骨移植術を用いた舟状骨偽関節の治療戦略

Strategy of scaphoid nonunion using vascularized bone graft

常深 健二郎(兵庫医科大学 整形外科) 田中 寿一 , 高木 陽平 , 大井 雄紀 , 藤岡 宏幸 村瀬 剛(大阪大学 整形外科) 片岡 利行 , 三宅 潤一 , 田中 啓之 , 森友 寿夫 坪川 直人(新潟手の外科研究所) 牧 裕 , 成澤 弘子 , 森谷 浩治 , 吉津 孝衛 川崎 恵吉(昭和大学横浜市北部病院整形外科) 稲垣 克記 , 上野 幸夫 , 池田 純 , 前田 利雄 舟状骨骨折・偽関節の治療は Double thread screw の出現で術後成績はかなり改善されている。当 科では舟状骨偽関節に対し遊離骨移植術による治療を行っている。その方法は偽関節部を掻爬、腸 骨からの皮質海綿骨を偽関節部に骨移植し、Double thread screw で固定している。2000年10月 から 2012年6月までの症例では最終経過観察時の骨癒合率は 100% であった。 我々は、独自に開発した 3次元解析システムを用いて舟状骨偽関節例の 3次元変形と動態を評価してきた。 scaphoid apex と呼ばれる舟状骨の背側稜の頂点に注目し、遠位型・近位型に分類することで、病態が異 なることが明かとなった。実際の手術では、スクリュー刺入位置方向を示した矯正後骨モデルの 3次元実 体模型を作成してガイドとすることで、DISI 変形の良好な矯正と適切なスクリュー刺入が可能であった。 舟状骨骨折に対する鏡視下手術は手関節鏡に精通すれば容易で、舟状骨周囲の靭帯構造、血流を傷 害することのない最小侵襲手術であるが、鏡視下骨移植が不可能な症例、技術的に難しい症例もあ るため、適応は慎重に行う必要がある。 舟状骨偽関節に対する血管柄付き骨移植術64手の手術成績を調査した。対象は Zaidemberg(Z) 法: Makino(M) 法が 39:25手で、平均年齢は 34.3:34.0歳、受傷から手術までの期間は 6.8:7.2年で あった。結果では、Cooney score は 84.3:87.2point、骨癒合は 92.3:84.0%手で得られ、移植骨片 の面積は 70.3:53.6cm2であった。舟状骨偽関節の治療には、血管柄付き骨移植の技術に新たな工

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“母指多指症”再建のコツ・成績不良例の検討

舟状骨偽関節に対する血管柄付き骨移植術の限界

Vascularlized Bone Grafting for the Scaphoid Nonunion

砂川 融(広島大学大学院医歯薬保健学研究院上肢機能解析制御科学) 鈴木 修身 , 中島 祐子 , 四宮 陸雄 , 越智 光夫 中枢に壊死が疑われる舟状骨偽関節に対し橈骨からの血管柄付き骨移植術を行ったのでその問題点 について報告する。対象は 11例で分節化のあった 3例は部分癒合にとどまった。疼痛が残存したの は 2例で、いずれも部分癒合で OA 合併例であった。分節化が高度な場合や関節症性変化が始まっ ている例では血管柄付き骨移植でも骨癒合や形態の回復には限界があり、salvage 手術を考慮する 必要がある。

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13:40

− 15:40

パネルディスカッション 6:

難渋する舟状骨骨折・偽関節の治療

座長:岩崎 倫政

(北海道大学整形外科)

副島  修

(福岡山王病院整形外科)

12:20

− 13:20

ランチョンセミナー 8

第 51 回手の先天異常懇話会

座長:堀井 恵美子

(名古屋第一赤十字病院 整形手の外科)

共催:科研製薬株式会社

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術後偽関節を生じた舟状骨骨折に対するサルベージ骨釘移植

Treatment for nonunion of the scaphoid after surgery , using strut bone graft and double thread screw

舟状骨遷延治癒骨折・偽関節への LIPUS 併用治療

LIPUS treatment for scaphoid delayed union or nonunion

舟状骨近位偽関節の治療:観血的整復固定術+骨移植

Non-vascularized bone graft with Herbert-type screw fixation for proximal pole scaphoid nonunion

舟状骨偽関節に対する遠位骨片摘出術

Distal Scaphoid Resection Arthroplasty for Symptomatic Scaphoid Nonunion 大迎 知宏(明倫会 宮地病院 整形外科) 藤岡 宏幸 , 戸祭 正喜 , 常深 健二郎 , 田中 寿一 池田 和夫(金沢医療センター 整形外科) 納村 直希 , 多田 薫 内山 茂晴(信州大学 整形外科) 石川 淳一 , 松木 寛之 , 岩崎 倫政 , 加藤 博之 石河 利之(福岡大学 整形外科) 副島 修 , 飯田 博幸 , 松永 渉 , 内藤 正俊 手術手技やスクリューの開発により舟状骨骨折の治療成績はより向上・安定してきたが、骨接合術も骨癒 合が得られない症例も存在する。術後偽関節を生じた舟状骨骨折に対しサルベージ手術を行った。手術 は抜釘後のスクリュー孔に骨釘を打ち込み、偽関節部に腸骨移植を行ったうえ screw で内固定する方法 で 96%に骨癒合を得た。本法は術後偽関節症例のサルベージ手術として有用な治療であると考えられた。 難治性舟状骨骨折の治療に、積極的に LIPUS を併用している。症例は 2003年からアキュトラックスク リュー ® を用いて手術を行った舟状骨骨折の 71例である。嚢胞型で 19例中18例(95%)に骨癒合を得た。 術後すぐに LIPUS を併用すると、骨癒合期間が短い傾向にあった。硬化・転位型13例も LIPUS 併用し 全例に骨癒合を得られた。難治性舟状骨骨折の治療に LIPUS 併用治療は有意義である。 舟状骨近位部骨折は近位骨片が血流不全に陥ることが多く、偽関節例が少なくない。近位骨片への 血流再開を目的に血管柄付き骨移植が行れることがあるが、全例に骨癒合が得られるとは限らず、そ の適応は不明である。われわれは偽関節部の掻爬と腸骨移植後Herbert タイプのスクリュー固定を 行い良好な成績を得た。 舟状骨偽関節に対する遠位骨片切除術は、術後外固定期間が短く、早期の疼痛軽減、ADL 制限の解 除が期待できる。平均約10年の経過観察可能だった 7例では、関節症の進行は 2例に認めたものの 成績は良好であった。舟状骨偽関節に対する選択肢として有用な術式と考える。しかし、月状骨周囲 脱臼後など有頭月状骨間関節の不安定性が懸念される症例では、早期に関節症が進行した症例もあ り、適応には慎重であるべきと考えた。

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舟状骨偽関節長期例(SNAC wrist)に対する 4 corner fusion

Four-corner fusion for the scphoid nonunion advanced collapse wrist

Acutwist screw を用いた舟状骨偽関節の手術的治療

Scaphoid nonunion surgery with the acutwist screw

難治症例を含めた舟状骨偽関節の治療成績

Therapeutic results of nonunion of the scaphoid including intractable cases 香月 憲一(大阪市立総合医療センター 整形外科) 高松 聖仁 , 上村 卓也 , 玉井 孝司 古町 克郎(岩手医科大学 整形外科) 佐藤 光太朗 , 亀井 陽一 , 田島 克巳 , 西田  淳 高瀬 勝己(東京医科大学 整形外科) 番場 泰司 , 河野 亮平 , 山本 謙吾 舟状骨偽関節長期例に続発した変形性手関節症(SNAC wrist)に対する 4 corner fusion(4FC)の治 療成績を評価した。対象は 12例、手術時平均年齢53歳、術後経過観察期間は平均2年6 ヶ月。全例 で疼痛は消失、手関節掌背屈は健側比平均57%、握力は平均79%、全例原職に復帰、X 線像で二次 的関節症変化は認めなかった。SNAC wrist に対する 4CF は可動域を残し、痛みがなく安定した、 力強い手関節再建が可能な再現性高い手術法である。 舟状骨偽関節8手に対して、比較的細径の埋め込み型傾斜ピッチ螺子、Acutwist screw を用いて偽 関節手術を施行して良好な成績を得た。掌側アプローチで進入し、円柱状の移植腸骨を骨ボーラー で採取・移植し、掌側より 2-4本で固定した。移植骨が介在する舟状骨でも複数の螺子を刺入する ため、固定性が高く、細径のため移植骨の破損を生じにくい。 複数回手術を要した難治性舟状骨偽関節13例を含む 37例を経験したので報告する。男24例、女3例、 手術時平均年齢は 28歳であった。SNAC wrist に進行した 3例を除く 34例に病巣掻爬および腸骨 より採取した遊離骨移植を施行。一方、SNAC wrist には中枢骨片摘出し部分手根骨固定術を施行 した。10例は再度偽関節となり、1例に再度遊離骨移植、9例に血管柄付き骨移植術を施行した。

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15:50

− 16:40

一般演題(口演):

舟状骨③

座長:光安 廣倫(光安整形外科)

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皮質骨付き腸骨移植を併用した舟状骨骨折偽関節に対する骨

接合術の治療成績

Illiac bone grafting with screw fixation for scaphoid nonunion

舟状骨偽関節に対する移植骨の検討

The bone graft for scaphoid non-union

Trephine を用いた舟状骨偽関節手術

Surgical procedure for scaphoid nonunion using trephines

乾 淳幸(神戸大学整形外科) 美舩 泰 , 西本 華子 , 国分 毅 , 牧野 健 平地 一彦(市立札幌病院 整形外科) 佐久間 隆 , 後山 恒範 畑中 均(九州労災病院) 高崎 実 舟状骨偽関節に対する、皮質骨付き腸骨移植と中空screw 固定による骨接合術の成績を検討した。55手に手術を行 い、91% に平均3.7 カ月で骨癒合を得た。手関節平均可動域は術前掌屈51.4度、背屈55.7度、術後掌屈62.7度、 背屈62.3度であり、握力の健側比は術前78.9% で術後83.2% であった。術前に骨壊死が疑われた 12例中3例、近 位型骨折5例中2例では骨癒合が得られておらず、このような症例には血管柄付き骨移植を考慮すべきと考えられた。 舟状骨偽関節の修復に用いる移植骨による治療成績の違い、採取部の問題を調査し、適切な移植骨 を検討した.その結果、受傷時から数年経過し判明する典型的な舟状骨偽関節では通常骨移植でよ く腸骨より橈骨の方が同一皮切ですむ点が低侵襲であった.近位端偽関節・壊死・高齢者などの非 典型例は血管柄付き骨移植が望ましい.

Trephine を用いた舟状骨偽関節手術の手技・治療成績について報告する。舟状骨の hump back deformity を ”joy stick technique” によって矯正後、偽関節部に存在する瘢痕組織および硬化し た骨質をまとめて trephine で掘削する。さらに 1 ミリ大きな直径の trephine で腸骨稜より円柱形 の移植骨を採取し、先ほど舟状骨に穿った骨孔に挿入し Acutrack で内固定する。癒合期間, DASH score, Cooney score の平均は 16週, 81.9, 7.1 であった。

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高齢者舟状骨偽関節に対する舟状骨切除術

Scaphoid Resection in Elderly Patients with Scaphoid Nonunion

舟状骨偽関節治療における成績不良因子の検討

Treatment for Schaphoid Non-Union - Evaluation of the Poor Results -

舟状骨偽関節に対する楔状骨移植術の臨床成績とそれに関連

する因子の解析

clinical results of fixation with wedged bone graft for schapoid nonunion

下江 隆司(和歌山県立医科大学 救急集中治療医学講座) 谷口 泰徳 , 浅井 宣樹 , 辻本 修平 , 吉田 宗人 牧野 仁美(国家公務員共済組合連合会 東海病院 整形外科) 近藤 高弘 , 川本 祐也 , 鈴木 正孝 , 前田  登 善家 雄吉(産業医科大学 整形外科) 酒井 昭典 , 大茂 壽久 , 目貫 邦隆 , 山中 芳亮 高齢者の舟状骨偽関節症例に対し、遠位骨片切除術または舟状骨摘出術による治療を行った。対象 は 60歳以上の高齢者で、2例で遠位骨片切除術、4例で舟状骨摘出術が行われた。術前認めた疼痛は、 全例で術後消失ないし改善していた。画像検査では全例で手根骨圧潰および DISI 変形が進行して いた。舟状骨遠位骨片切除術、舟状骨摘出術は術式および後療法が単純で、治療期間の短縮が期待 でき、短期成績ではあるが臨床症状は改善する。 舟状骨偽関節手術症例の成績を評価し、治療に影響する要因を検討した。対象は当院で手術を行っ た 20例で全例に骨移植術が施行されていた。15例で初回手術後に骨癒合を確認した。D2 の 5例の うち 1例で移植骨の部分吸収が生じ、2例では術後1年の時点で骨癒合が見られず、2例で再手術を 行った。舟状骨偽関節治療時には十分な骨移植を行い、手根骨間靭帯の損傷を評価し、適切な修復 を行うことが骨癒合を得るために必要であると考える。 対象は、舟状骨偽関節30症例(男性28例・女性2例)、平均年齢28.1歳、平均手術待機期間65.9 ヵ月、 平均経過観察期間35.7 ヵ月に対し、SL 角・CL 角・RL 角、最終調査時の握力・可動域を調査した。結果、 骨癒合は 28例(93.3%) に得られた。最終評価時、握力は 88.7%、臨床成績は、平均 90.4点(優21、良7、可2) 例であった。成績良好・不良の2群間の比較検討を行うと、手術待機期間、外固定期間に有意差がみられた。

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16:40

− 17:30

一般演題(口演):

舟状骨④

座長:建部 将広

(名古屋大学手の外科)

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舟状骨偽関節に対する血管柄付き骨移植術

ー橈骨掌側と中手骨からの採取部位の比較と検討ー

Vasculalized bone graft for scaphoid pseudoarthrosis

- Comparion between radius volar side and 2nd metacarpalbone -

舟状骨偽関節に対する血管柄付き第2中手骨基部骨移植術

Vascularised Second Metacarpal Base Graft to the Scaphoid Nonunion

五谷 寛之(清恵会病院大阪外傷マイクロサージャリーセンター) 田中 祥貴 , 鈴木 啓介 , 山野 慶樹 , 寺浦 英俊 小寺 訓江(日本医科大学整形外科) 澤泉 卓哉 , 南野 光彦 , 友利 裕二 , 高井 信朗 演者は、舟状骨偽関節に対し掌側手根動脈を用いた有茎血管柄付き骨移植術と第2中手骨頚部直下 よりの有茎血管柄付き骨移植術を中心に行ってきた。両者は同じ有茎血管柄付き骨移植術でありな がら採取可能な移植骨のサイズや皮質骨の形状が異なり各々異なった特徴を持つ。今回、両者の手 技の比較検討を行い今後の適応について考察を加える。 血管柄付き第2中手骨基部骨移植術を行った舟状骨偽関節の治療成績を報告するとともに、成績不 良因子について検討したので報告する。

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受傷後 2 週間以降に掌側ロッキングプレートを用いて骨接

合術を施行した橈骨遠位端骨折の治療成績

The surgical therapy of the distal radius fracture in two weeks and more after tarauma

橈骨遠位端骨折に対する VariAx のプレート設置について

plate setting of VariAx for the distal radius fractures

橈骨遠位端骨折におけるロッキングスクリューの骨把持力に

影響する因子の検討

A review of the factor influence on the bone holding power of the locking screws for distal radius fracture

有薗 行朋(みつわ台総合病院 整形外科) 日野 竜穂 , 守 宏介 , 浜田 良機 上野 幸夫(太田西ノ内病院 整形外科) 川崎 恵吉 , 稲垣 克記 , 瀧川 宗一郎 , 富田 一誠 泉山 公(聖マリアンナ医科大学 整形外科) 別府 諸兄 , 清水 弘之 , 内藤 利仁 , 田中雅尋 田中雅尋 受傷後、3週間程経過した橈骨遠位端骨折に対して掌側ロッキングプレートを使用して骨接合術を 施行した症例の治療成績を検討した。関節内骨折では橈骨短縮と gap の矯正不足がみられ、将来の 関節症変化が予想された。

橈骨遠位端骨折の治療において polyaxial locking plate(以下PLP)である VariAx を用いて DSS 法 を行ってきた。PLP は、ロッキングスクリュー挿入に自由度があるため、プレートの設置位置に明 確な定めはない。今回の調査ではプレートの設置の際の、Lunate facet 掌側骨性隆起からの距離に ついて検討を行ったところボーンモデルでは、2-3mm であった。臨床上では、実測平均値3.2(1.5 ~ 5)mm、CT では平均3.9(1.7 ~ 4.8)mm であった。 ロッキングスクリューの骨把持力に影響する骨側の因子を検討したので報告する.watershed-line 以 下の掌側皮質骨が大きい LV 群と小さい SV 群,骨片体積の大きい LJ 群かつ LV 群と小さい SJ 群か つ SV 群の比較では平均合計矯正損失量で有意な差を認めた.watershed-line 以下の掌側皮質骨の大 きさが少なくともスクリューの内径の 3倍以下の症例では矯正損失を起こしやすいことが示唆された.

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8:00

− 9:00

一般演題(口演):

橈骨遠位端骨折④

座長:清重 佳郎

(山形県立保健医療大学 理学療法学科)

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橈骨遠位端骨折掌側ロッキングプレート固定における関節外

骨折と関節内骨折の治療成績の比較

Comparison of clinical results for intra-articular and extra-articular distal radius fracture with a volar locking plate

脱臼を伴う掌側 Barton 骨折と骨片サイズの関与

〜脱臼・非脱臼例の比較検討より〜

Analysis of volar Barton fracture with dislocation and fragment size

橈骨遠位端骨折変形治癒に対する掌側ロッキングプレートを

用いた矯正骨切り術

Clinical Results of Corrective Osteotomy with Volar Locking Plate for Malunited Distal Radius Fractures

丹羽 智史(安城更生病院 整形外科) 田中 健司 , 浦田 士郎 , 篠原 孝明 , 平田  仁 門馬 秀介(昭和大学 救急医学講座) 川崎 恵吉 , 中村 裕介 , 青木 光広 , 稲垣 克記 瀧川 直秀(西宮協立脳神経外科病院) 森内 宏充 , 阿部 宗樹 , 安井 憲司 , 江城 久子 橈骨遠位端骨折を掌側ロッキングプレートで治療された患者に対して、関節外骨折と関節内骨折両群の治療 成績の比較検討を行った。AO 分類A 型118手、C 型235手を対象とした。Nested case-control study とし て、年齢・性別を matching させ、1:1 で治療成績の比較を行った。X 線指標・可動域・握力はいずれも有 意差は認めなかったが、Hand20(A 型/C 型):10.9 / 15.0、VAS:1.51 / 2.08 は有意差を認めた(P <0.05)。

脱臼(亜脱臼)を伴う掌側Barton 骨折例を非脱臼例と比較し解剖学的側面より検討した。単純X線側面像にて月 状骨窩の骨片を計測し、また Cadaver を用い lunate facet volar extension を計測し参考とした。脱臼は Lunate facet 骨片が大きいものほど脱臼しやすいが、小さいものでも脱臼しており、骨片の大きさだけではなく、靱帯や 関節包などと連動して、脱臼を引き起こしている可能性がある。今後脱臼のメカニズムの調査が必要である。 橈骨遠位端骨折変形治癒11手(背屈型9例、掌屈型2例)を対象とし掌側ロッキングプレートを用い た矯正骨切り術の治療成績と有用性について検討した。掌側アプローチにて骨切りし、ロッキング プレート固定、海綿骨移植を行った。術前後のX線計測、関節可動域、Mayo modified wrist score、 DASH はともに改善した。術後成績は良好で、本法は有用な術式であった。

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橈骨遠位端骨折に対する polyaxial locking type の掌側

プレートを用いた治療成績

Clinical result of distal radius fractures with polyaxial type volar locking plate

橈骨遠位端骨折に対する Stellar 2による治療成績

Treatment for distal radius fractures using Stellar2 system

新しい distraction device を用いた橈骨遠位端骨折のプ

レート固定法

Plate Ostheosynthesis for Distal Radius Fracture with New Distraction Device

河野 亮平(都立大塚病院 整形外科) 坂本 兼太郎 , 江川 誠一郎 , 渡邊 泰央 , 三部 順也 吉川 泰弘(駒沢病院 整形外科) 別所 祐貴 , 高野 勇人 , 市川 亨 神田 俊浩(聖隷浜松病院 手の外科・マイクロサージャリーセンター) 大井 宏之 , 向田 雅司 , 鈴木 歩実 当科では主に polyaxial type のロッキングプレートを使用している。今回、ロッキングスクリューが、正確に subchondral support を得られているか術後早期に CT を施行し評価した。スクリューの関節内穿破は認めな かった。スクリュー関節面距離は平均0.7mm であった。スクリューの挿入方向に自由度のある polyaxial type のロッキングプレートを使用することで、正確なsubchondral supportを得ることが可能になったと考えられた。 Stellar2 を使用した橈骨遠位端骨折の治療成績について検討した . 対象は 72 例で,平均年齢は 65 歳,骨折型は AO 分類で A 型 25 例,B3 型 7 例,C 型 40 例であった.結果は Mayo modified wrist score で excellent28 例,good37,fair7 例で,X 線評価では矯正損失は VT:0.1°,RI:0.2°, UV:0.3mm であり,gap:0.1mm,step off:0.2mm であった.Stellar2 の cross locking mechanism による固定力に問題はなく,良好な治療成績が得られた.

橈骨長を獲得してプレート固定するための新しい distraction devie( 以下NDD) を開発し、26例26骨折に使用し た。螺子の逸脱を生じた 1例以外では矯正損失はほとんどなかった。尺側部痛は 1例のみに認めた。斎藤の評価 では Excellent が 22例、good が 4例であった。Ulnar variance は術後手関節尺側部痛に影響するため、できる だけ橈骨長を獲得し内固定を行うべきである。NDDは橈骨長を獲得するために簡便でかつ有用なdevice である。

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9:00

− 10:00

一般演題(口演):

橈骨遠位端骨折⑤

座長:恵木  丈

(大阪労災病院 整形外科)

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橈骨遠位端骨折に対する髄内釘と掌側ロッキングプレートに

よる手術加療〜術後早期の可動域、握力回復の比較検討

Operative treatment for distal radius fractures, compare intramedullary nail with volar rocking plate. Early recovary of range of motion and grip powar

AO 分類 C 型橈骨遠位端骨折に対する Stellar 1 plate の

治療成績

Outcome of AO Type C Distal Radius Fractures Using Stellar 1 Plate

橈骨遠位端骨折に対する掌側ロッキングプレートの設置位置

と術後整復位損失(ulnar variance)の関係

Relation between the position of the volar locking plate and the postoperative loss of the ulnar variance at the treatment of distal radius fracture

黒田 司(慈恵会新須磨病院 整形外科) 大野 克記(亀岡シミズ病院 整形外科) 石津 恒彦 北條 潤也(平成記念病院 整形外科) 小野 浩史 , 面川 庄平 , 田中 康仁 橈骨遠位端骨折治療で髄内釘が掌側プレートより早期に可動域や握力が回復するか検討した。髄内釘(N 群)と 掌側プレート(P 群)それぞれ 32例を対象とした。N群は受傷時平均年齢65.8歳。骨折型は AO 分類A3 17例、 C1C2 15例。P 群は平均66.7歳、A3 16例、C1C2 16例。3 ヵ月までの掌背屈、2週、3 ヵ月の回内外可動域 はN群が有意に良好であった。握力健側比は3ヵ月でN群が有意に改善。髄内釘は早期復帰に有用と考えられた。 AO 分類C 型橈骨遠位端骨折に Stellar 1 plate を使用した手術成績と問題点を検討した . 各C 群の関節可動域, 握 力, 矯正損失に有意差なく臨床成績も概ね良好であったが , 術直後と最終時の X 線評価で radial inclination のみ が有意に減少した . 合併症は CRPS, 長母指伸筋腱断裂, 屈筋腱障害を各1例認めた . Stellar 1 plate は最遠位列の locking 機構のみで関節面を支持し , 橈骨茎状突起部を固定できない場合もあり関節面橈側の保持が困難である . 橈骨遠位端骨折に対する掌側ロッキングプレートの ulnar variance の術後損失が 1mm 以上15例と 1mm 未満84例における、プレートの設置位置について比較した。手関節正面X 線像にて、遠位尺側のスクリュー 刺入部から、橈骨の月状骨窩近位までの距離(c) と遠位橈尺関節の橈骨縁までの距離(d) を計測した。(d) は 両群間に有意差を認め、より尺側にプレートを設置した方が UV の矯正損失が少なくなると考えた。

(14)

R

oom 3

2-3-15

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AO 分類 C 型背側転位型橈骨末端骨折に対する掌側および背側ロッ

キングプレート固定の経時的変化と各固定間比較 −前向き研究−

Clinical results of volar or dorsal locking plate fixation for AO type C dorsally displaced distal radius fractures: prospective study

AO分類C型橈骨遠位端関節内骨折の関節鏡所見に基づいた分類

Classification based on the Findings of Arthroscopic Assessment for AO type C Intra-articular Distal Radius Fractures

整復と初期固定に創外固定を併用した掌側ロッキングプレート

による AO C3 型橈骨遠位端骨折治療の検討

Clinical Results of Volar Locking Plate Fixation with External Fixation for AO Type C3 Intra-articular Distal Radius Fractures

安藤 佳幸(医療法人社団 松下会 白庭病院 整形外科) 安田 匡孝 , 細見 僚 寺浦 英俊(東住吉森本病院整形外科) 五谷 寛之 , 坂中 秀樹 , 田中 祥貴 , 山野 慶樹 澁谷 亮一(協立病院 整形外科) 正富 隆 AO 分類C 型背側転位型橈骨末端骨折に対する掌側(V 群)および背側(D 群)ロッキングプレート固 定群の臨床成績を前向きに調査した.両群ともに良好な臨床成績を獲得し,少なくとも術後12 ヶ月 までは改善していた.V 群は手関節伸展,前腕回外可動域が,D 群は手関節屈曲可動域,握力が小 さく,アプローチおよび瘢痕形成によるものと考えた. 50歳以下の AO 分類C 型橈骨遠位端関節内骨折52例の透視下整復および掌側ロッキングプレート 仮固定後の関節鏡所見を1~ 10点に点数化し grade I,II, III に分類した。AO 分類C1:3.1点、C2:3.8 点、C3:6.9点であり、C3 は C1、C2 に比して有意に点数が高かった。Mayo Wrist Score では grade I(10例)90点、grade II(29例)89.3点、grade III(13例)82.2点で有意差は認めなかった。 AO 分類C3 は関節鏡視下手技が必要と考えられた。 AO C3型橈骨遠位端骨折に対し、整復と初期固定に創外固定を併用した。C3型橈骨遠位端骨折20例を 対象とした。創外固定器の牽引下に intrafocal pinning を用いながら良好な整復を保った状態で掌側ロッ キングプレートにて固定。術後3週間創外固定を装着。追跡機間は平均13 ヶ月。Cooney 法の臨床評価 は優14例、良6例、であった。創外固定の装着は小骨片の負荷を軽減でき、有用だと考える。

R

oom 3

10:00

− 11:10

一般演題(口演):

橈骨遠位端骨折⑥

座長:安田 匡孝

(大阪府済生会中津病院 整形外科)

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橈骨遠位端関節内骨折に対する掌側 Locking plate 固定後

の再鏡視例の検討

A study of radio-carpal septum for distal radius fracture after volar locking plating

橈骨遠位端関節内骨折の骨折パターンには靭帯が関与してい

るか?

Are ligaments involved in the fracture pattern of intra-articular fracture of the distal radius?

橈骨遠位端骨折における関節内迷入骨片 - 頻度と治療成績

Migrating fragments in distal radial fractures-Incidence and clinical outcome

橈 骨 遠 位 端 関 節 内 骨 折 に 対 す る Polyaxial Volar

Locking Plate を用いた鏡視下整復固定の試み

Arthroscopic Reduction and Internal Fixation for Intraarticular Fracture of the Distal Radius Using Polyaxial Locking Plate

森実 圭(興生総合病院 整形外科) 河野 正明 , 玉井 貴之 , 千葉 恭平 , 沖  貞明 小川  健(キッコーマン総合病院) 田中 利和 , 野内 隆治 , 熊谷  洋 , 落合 直之 岡崎 真人(荻窪病院整形外科・手外科センター) 田崎 憲一 , 西脇 正夫 , 斉藤 憲太 , 斉藤 朝海 伊藤 博紀(厚生連山本組合総合病院 整形外科) 橈骨遠位端関節内骨折症例に対して掌側Locking plate 固定を行い抜釘時に関節鏡を行った 31例に ついて隔壁の有無を調べ、手関節可動域、X線学的評価項目(RI、PT、UV)との関連性を調べた。隔 壁を認めたのは 31例中10例で PT が隔壁(+)群で 5.46°、隔壁(-)群で 10.1°、手関節掌屈はそれ ぞれ 53.3°、60°であり、統計学的有位差を認めた。整復不良が関与しているものと考えられた。 橈骨遠位端関節内骨折の骨折パターンと靭帯位置との関係を明らかにし靭帯の骨折への影響を検討すること を目的とし、当院にて橈骨遠位端骨折に対して CT を施行した 108例を対象とした。Mandziak らの報告に基 づき、CT 横断像にて靭帯と関節包付着部に合わせて橈骨遠位端の外周を 11領域に分け、骨折線がどこに及 ぶかを分類した。橈骨遠位端掌側・尺側では、骨折部が靭帯実質部よりも靭帯の間におよぶ傾向を認めた。 関節内迷入骨片が存在する橈骨遠位端骨折の頻度とその治療成績について報告する。術前CT 撮影された 123例 のうち 4例に関節内迷入骨片を認めた。CT 未施行の 146例にも迷入骨片の存在を疑う症例が 4例あった。全体の 1.4(-2.9)% に関節内迷入骨片を認めた。疼痛VAS0-32mm、可動域健側比屈曲64-90%・伸展64-100%、握力健 側比47-153%、DASH score 0-43.5、modified Mayo score E4G1F2。治療成績は症例によりばらつきが大きかった。 橈骨遠位端関節内骨折に対し、Polyaxial Volar Locking Plate を用いた鏡視下整復を行っている.遠位掌側骨 片を整復後、最遠位列よりスクリューを入れ中枢骨片と固定した.遠位関節面を指標とし、他骨片を鏡視下整復 し、2列目ホールからスクリュー固定した.再鏡視により固定状況や軟部組織の評価を行った.関節鏡の併用は、 関節内骨片の整復・固定状況やスクリュー関節内穿破の確認、さらに軟部組織損傷合併の診断に有用であった.

参照

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