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Q&A
(大学・研究機関向け)
令和3年2月
経済産業省
貿易経済協力局 貿易管理部 安全保障貿易管理課
※このQ&Aは法 令 改 正 等に応 じて随 時 更 新する予 定 です。
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目次
1. 技 術 提 供 に関 する質 問
(Q1)平 成 21年 の外 為 法 改 正 で技 術 提 供 の規 制が強 化 されたと聞 きました。技 術 提 供について、気を付 けるべき点は何 ですか。
(Q2)教 育は技 術 の提 供 に該 当 しますか。
(Q3)スーツケースに入 れて通 常 持っていく機 材 のようなものは、リスト規 制に該 当 して いなければ、特に海 外 への持 ち出 しに問 題がないと考 えて良 いでしょうか。
(Q4)海 外 出 張 で、技 術 データや設 計 図 面 などを持って行 く場 合 、自 由に持って行 ける と考 えていいでしょうか。
(Q5)宅 配 業 者に該 非 判 定も含 めて海 外 向け宅 配 便による発 送 をお願 いする場 合 、 気 を付けるべきことはありますか。
(Q6)研 究 室の留 学 生 が商 品 開 発 を伴わない基 礎 的 な研 究 を行う場 合 に、技 術 指 導 等 を含めた様々な技 術 提 供 を行う必 要 があります。この際 、技 術 提 供が、貿 易 外 省 令の許 可 を要 しない役 務 取 引 等 の「基 礎 科 学 分 野の研 究 活 動 」にあたらない 場 合には、役 務 許 可 申 請 が必 要 となるのでしょうか。
(Q7)研 究 室の留 学 生 等 が行 う研 究において、リスト規 制に該 当する貨 物 を用 いて研 究に必 要 なデータを計 測 する必 要 があります。多 くのデータが必 要になるため、留 学 生 等に操 作 方 法 を教 えようと思いますが、この場 合 、該 当 貨 物 の使 用 等に必 要 な技 術 として役 務 許 可 申 請が必 要 となるのでしょうか。なお、留 学 生 等 の研 究 内 容はリスト規 制には該 当 しない基 礎 的 な研 究 です。
(Q8)日 本 国 内に設 置 された輸 出 令 別 表 第 1の8の項 、貨 物 等 省 令 第 7条 第 三 号 ハ に該 当 のスパコンを海 外 からリモートアクセスさせる場 合 、または、日 本 国 内 で非 居 住 者に利 用 させる場 合 、役 務の提 供 になりますか。
2. 特 例 に関 する質 問
(Q9)市 販 された教 科 書 を用いるなど、公 表 された情 報 を用いて行 う留 学 生 等の非 居 住 者 を対 象 とする講 義や実 習に、貿 易 外 省 令 第 9条 第 2項 第 九 号の特 例 の適 用 は可 能 でしょうか。
(Q10)大 学 等 が、不 特 定 多 数 の者を対 象 とするオンライン講 座 を行 う場 合 、貿 易 外 省 令 第 9条 第 2項 第 九 号 の特 例 の適 用は可 能 でしょうか。
また、聴 講 者に対 し、特 定の聴 講 資 格 を設 けているオンライン講 座の場 合 に は、貿 易 外 省 令 第 9条 第 2項 第 九 号の特 例 の適 用は可 能 でしょうか。
(Q11)研 究 成 果 などを公 知 とするための目 的 で、学 会 などで発 表することもあります が、この場 合 、貿 易 外 省 令 第 9条 第 2項 第 九 号の適 用は可 能 でしょうか。また、
上 記の学 会 で発 表 した際 の質 疑 ・応 答の内 容 も、同 様に貿 易 外 省 令 第 9条 第 2 項 第 九 号 の適 用は可 能 でしょうか。
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(Q12)学 会 用 の原 稿 を送 付する場 合 は許 可 不 要 ということですが、機 微 なものでもよ いのでしょうか。
(Q13)特 許 情 報 を提 供 する場 合 、許 可 を取らなくてもいいのでしょうか。
(Q14)非 居 住 者 に技 術 提 供する際 、最 初 に公 知 の特 例 を検 討 して、それが公 知 の技 術 であると確 認 出 来 た場 合は、該 非 判 定 をしなくても良 いでしょうか。
3. 居 住 者 と非 居 住 者 に関 する質 問
(Q15)居 住 者 が、A国 内 に事 務 所 を有する研 究 機 関に勤 務するB国 人 に対 して規 制 対 象 技 術 を提 供する場 合 、当 該 技 術 提 供 はどこの国 に対しての提 供 に当 たりま すか。
(Q16)2か月 だけ日 本 国 内の大 学 に雇 用 されているような外 国 人 は、居 住 者に当 たり ますか。
(Q17)「居 住 者 」である留 学 生 が夏 休みなどの長 期 休 暇 で一 時 帰 国 し、再 入 国 した場 合 、当 人の居 住 性 はどのように判 断すればよろしいでしょうか。
(Q18)来 日 して6か月 未 満の留 学 生 を企 業 との共 同 研 究に含 める可 能 性 がありま す。その場 合 、気を付 けるべきことはどのようなことでしょうか。
(Q19)入 国 後 6ヶ月 以 上 経 過 した留 学 生 については、どのような場 合 に許 可 申 請 が 必 要 となりますか。
(Q20)海 外 の大 学 等に籍 を置いたまま来 日 した研 究 者 は、6ヶ月 経 過 後 、居 住 者 とし て判 断 しても良いのでしょうか。
それとも、研 究 者が籍 を置 いている海 外 組 織 への技 術 提 供 と考 え、6ヶ月 経 過 後も非 居 住 者 と判 断するのでしょうか。
(Q21) 学 会 発 表 などのため、大 学が海 外 各 国 から多 数 の研 究 者 を呼び寄 せる場 合 に、気 を付けるべきことはどのようなことでしょうか。
4. 大 量 破 壊 兵 器 キャッチオール規 制 等 に関 する質 問
(Q22)留 学 生 に教 える内 容は、最 終 的 に何に使われるかという観 点から教 えているわ けではありません。大 量 破 壊 兵 器キャッチオール規 制の観 点 からどのように考 え ればよいでしょうか。
(Q23)外 国 の機 関や企 業に懸 念 があるかどうか調べようがないのですがどうしたらよ いでしょうか。
(Q24)国 際 共 同 研 究 の場 合 、先 方 で論 文にならずに最 終 的に大 量 破 壊 兵 器 等 の開 発 等に利 用 されてしまうかは大 学では判 断 できません。それを規 制 されると共 同 研 究ができなくなる可 能 性がありますが、共 同 研 究に際 して大 学 での判 断 はどう すればいいのでしょうか。
(Q25)大 量 破 壊 兵 器 キャッチオール規 制 等 の審 査 を行う過 程 で、経 済 産 業 省に相 談 したいのですがどの部 署 に相 談すれば良いでしょうか。
4 5. 法 令 違 反 に関 する質 問
(Q26)リスト規 制に該 当 しないというメーカーからの連 絡 を受 けたので、確 認せずに本 来 許 可 が必 要な貨 物 を無 許 可 で輸 出 してしまった場 合は誰の責 任 になるのでし ょうか。
(Q27)外 為 法 違 反 が発 覚 したとき、輸 出 手 続 を通 関 業 者に依 頼 していた場 合は大 学 が責 任 を取らなくても良 いのでしょうか。
(Q28)法 令 違 反 が生 じた場 合で処 分 を受 ける際 、その処 分は輸 出 した本 人 に限 定 さ れるのでしょうか。
(Q29)大 量 破 壊 兵 器 キャッチオール規 制 技 術 の提 供に際 し、客 観 要 件 審 査において
「おそれ無 し」と確 認 できたにもかかわらず、提 供 後 、最 終 的に大 量 破 壊 兵 器の 開 発に利 用 されてしまったとき、罰せられるのでしょうか。
(Q30)USBメモリに規 制 対 象 技 術 情 報 を入れて持ち歩 いているとき、紛 失 してしまっ た場 合や盗 難にあった場 合 、外 為 法 違 反 になるのでしょうか。
(Q31)パソコンを私 用 で海 外 出 張に持 って行くことは許 可 を取 得する必 要 が無 いと聞 きました。しかし規 制 対 象 技 術が入 っている場 合 、紛 失や盗 難 などで、他 者 に使 われていることが分かった場 合 、技 術 提 供に関する外 為 法 上 での処 分はどうなり ますか。
5 1. 技 術 提 供 に関 する質 問
(Q1)平 成 21年 の外 為 法 改 正 で技 術 提 供 の規 制が強 化 されたと聞 きました。技 術 提 供について、気を付 けるべき点は何 ですか。
(A1)規 制 対 象 技 術 の提 供については、改 正 前は居 住 者 から非 居 住 者に対するもの だけ許 可が必 要 でした。改 正 後 、提 供 者 が非 居 住 者 である場 合 や相 手 先 が居 住 者 である場 合 でも、規 制 対 象 技 術 を外 国において使 用や転 売 などをするために 提 供する場 合 には、対 外 取 引 とみなされるため許 可が必 要 となりました(外 為 法 第 25条 第 1項 )。さらに外 国 で誰かに提 供するために規 制 対 象 技 術 が記 録 され たものを持ち出す際にも、許 可が必 要 です(同 条 第 3項)。いずれにせよ、規 制 対 象 技 術 を提 供する前には同 条 第 1項の許 可 が必 要になりますので、実 際 に技 術 提 供 を行おうとする場 合 には、初 めから同 条 第1項の許 可 を取 得 して行 うことが 効 果 的 です。
(Q2)教 育は技 術 の提 供 に該 当 しますか。
(A2)技 術は、技 術 指 導 、技 能 訓 練 、コンサルティングサービスその他 の形 態 で提 供 さ れるため、このような内 容 が含 まれる場 合には、技 術の提 供 に当たるとして管 理 し てください。研 究 室 で保 有 し、外に発 表 していないノウハウ、データやプログラムを 用 いて非 居 住 者 に指 導 を行 う場 合 などは、内 容によっては、許 可 を取 得 してから 行わねばならない場 合 があります。(→A9もあわせてご参 照ください)
(Q3)スーツケースに入 れて通 常 持っていく機 材 のようなものは、リスト規 制に該 当 して いなければ、特に海 外 への持 ち出 しに問 題がないと考 えて良 いでしょうか。
(A3)リスト規 制 品 に該 当 しないものであっても、大 量 破 壊 兵 器キャッチオール規 制 や 通 常 兵 器キャッチオール規 制の対 象 となる場 合 があるため、注 意 が必 要 です。な お、共 同 研 究 で使 用するための旧 式 の撮 影 機 材 や自 作 の測 定 装 置 などであって も、リスト規 制 品 に該 当するスペックを有するものがあります。その場 合 、たとえ持 ち帰 ってくるとしても輸 出 許 可 申 請 が必 要になります。ただし、市 販 されているよう なノートパソコンや携 帯 電 話については、一 部 を除 きその大 半 がリスト規 制 非 該 当 となりますので、基 本 的に問 題 ありません。
(Q4)海 外 出 張 で、技 術 データや設 計 図 面 などを持って行 く場 合 、自 由に持って行 ける と考 えていいでしょうか。
(A4)自 己 使 用 目 的 で、誰にも提 供 せずに持ち帰 ってくるのであれば、対 外 取 引 とみな されないため基 本 的 に問 題ありません。そうではなく誰 かに提 供するために持ち出 す場 合 、技 術データや設 計 図 面 などがリスト規 制 技 術に該 当 していれば役 務 許 可 申 請 が必 要になります。
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また、リスト規 制 技 術 に該 当 しないものであっても、大 量 破 壊 兵 器キャッチオー ル規 制 や通 常 兵 器キャッチオール規 制 の対 象となり得 ます。この場 合 、客 観 要 件 又はインフォーム要 件 いずれかに該 当する場 合には、役 務 許 可 を取 得 してから行 う必 要があります。ただし、輸 出 令 別 表 第 3の地 域 においてはこの限りではありま せん。
(Q5)宅 配 業 者に該 非 判 定も含 めて海 外 向け宅 配 便による発 送 をお願 いする場 合 、 気 を付けるべきことはありますか。
(A5)必 要 な手 続 を教 えてくれる業 者もいますが、試 験 装 置 など複 雑 なものの該 非 判 定は宅 配 業 者 では難 しいのが現 状です。その場 合 、貨 物の具 体 的 仕 様 を把 握 し ている者が該 非 判 定 を行 うことが望 ましいと考 えられます。
(Q6)研 究 室の留 学 生 が商 品 開 発 を伴わない基 礎 的 な研 究 を行う場 合 に、技 術 指 導 等 を含めた様々な技 術 提 供 を行う必 要 があります。この際 、技 術 提 供が、貿 易 外 省 令の許 可 を要 しない役 務 取 引 等 の「基 礎 科 学 分 野の研 究 活 動 」にあたらない 場 合には、役 務 許 可 申 請 が必 要 となるのでしょうか。
(A6)貿 易 外 省 令 の許 可 を要 しない役 務 取 引 等の「基 礎 科 学 分 野の研 究 活 動 」とはい えない研 究 活 動 の場 合には、当 該 研 究 内 容 及 び提 供する技 術 の内 容 等 がリスト 規 制 またはキャッチオール規 制 に該 当するのであれば、役 務 許 可 申 請 が必 要 と なります。
(Q7)研 究 室の留 学 生 等 が行 う研 究において、リスト規 制に該 当する貨 物 を用 いて研 究に必 要 なデータを計 測 する必 要 があります。多 くのデータが必 要になるため、留 学 生 等に操 作 方 法 を教 えようと思いますが、この場 合 、該 当 貨 物 の使 用 等に必 要 な技 術 として役 務 許 可 申 請が必 要 となるのでしょうか。なお、留 学 生 等 の研 究 内 容はリスト規 制には該 当 しない基 礎 的 な研 究 です。
(A7)基 本 的に、「必 要 な技 術 」とは、規 制の性 能 レベル、特 性 若 しくは機 能に到 達 し 又はこれらを超 えるために必 要 な技 術 をいいます。一 般 的に、大 学 の研 究 室 で使 用 される機 器 等 の操 作 方 法 の多 くが、非 該 当 貨 物 と同 等の操 作 技 術 (例 :公 開 さ れているマニュアル等に従って操 作する技 術 のみ)であると推 察 されることから、
留 学 生 等 が行う研 究 で必 要 となる機 器 等の操 作 方 法 を教 える程 度のもの であれ ば、「必 要 な技 術」には該 当 しないものと考 えられます。
ただし、原 子 力 専 用 品の使 用 技 術 など、「係る技 術 」として広く規 制 されている ものもありますので、注 意 してください。
また、該 当 貨 物 の取 扱 説 明 書の内 容 が、他の非 該 当 貨 物 の取 扱 説 明 書 と同 様の内 容 であったとしても、メーカーが該 当の使 用 の技 術 と判 定 している場 合もあ
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りますので、しっかりと確 認 を行い、該 当する技 術 が含 まれている場 合には、許 可 申 請 を行って下 さい。
(Q8)日 本 国 内に設 置 された輸 出 令 別 表 第 1の8の項 、貨 物 等 省 令 第 7条 第 三 号 ハ に該 当 のスパコンを海 外 からリモートアクセスさせる場 合 、または、日 本 国 内 で非 居 住 者に利 用 させる場 合 、役 務の提 供 になりますか。
(A8)日 本 国 内に設 置 されたスパコンを海 外 からリモートアクセスさせる場 合 、または、
日 本 国 内 の非 居 住 者に利 用 させる場 合は、利 用 させるプログラムに該 当プログラ ムがあれば役 務 許 可 申 請が必 要 です。
また、スパコンの操 作 マニュアル等が該 当 技 術 であれば役 務 許 可 申 請が必 要 です。なお、スパコンを使 用するためのプログラム(オペレーティングシステム)は非 該 当 ですが、当 該プログラムを非 居 住 者 に利 用 させる場 合には、利 用 者 に懸 念 がないこと及び利 用 者の用 途が核 兵 器 等 の開 発 等 、別 表 行 為 、若 しくは通 常 兵 器の開 発 等 にあたらないことを慎 重に確 認 してください。
2. 特 例 に関 する質 問
(Q9)市 販 された教 科 書 を用いるなど、公 表 された情 報 を用いて行 う留 学 生 等の非 居 住 者 を対 象 とする講 義や実 習に、貿 易 外 省 令 第 9条 第 2項 第 九 号の特 例 の適 用 は可 能 でしょうか。
(A9)市 販 された教 科 書 や公 表 された情 報については、既に不 特 定 多 数 の者に対 して 公 開 されている技 術に当 たると思われ、貿 易 外 省 令 第 9条 第 2項 第 九 号の特 例 の対 象 となります。しかしながら、それらを用いて講 義や実 習 を行 う際に、その内 容に公 開 されていない情 報 、技 術 等が含 まれていないか事 前に確 認が必 要 で す。
(Q10)大 学 等 が、不 特 定 多 数 の者を対 象 とするオンライン講 座 を行 う場 合 、貿 易 外 省 令 第 9条 第 2項 第 九 号 の特 例 の適 用は可 能 でしょうか。
また、聴 講 者に対 し、特 定の聴 講 資 格 を設 けているオンライン講 座の場 合 に は、貿 易 外 省 令 第 9条 第 2項 第 九 号の特 例 の適 用は可 能 でしょうか。
(A10)特 定の聴 講 資 格 を設けず、大 学 等の在 学 生 だけでなく、聴 講 を希 望する者 は 誰もが参 加することができる不 特 定 多 数 の者を対 象 としているオンライン講 座に ついては、不 特 定 多 数の者が入 手 又 は聴 講 可 能 な講 演 会 等 と同 等のものと考 え られるため、貿 易 外 省 令 第 9条 第2項 第 九 号 の特 例の適 用 は可 能 と考 えられま す。
また、聴 講 者に対 し、特 定の聴 講 資 格 を設 けているオンライン講 座の場 合 に は、一 般 的 に、不 特 定 多 数の者 が入 手 又は聴 講 可 能 な講 演 会 等 とは異 なり、特 定の者 に対する技 術の提 供 と同 等 と考 えられることから、貿 易 外 省 令 第 9条 第 2
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項 第 九 号 の特 例の適 用 はできないと考 えられます。例 えば、在 学 生のみが聴 講 可 能 なオンライン講 座 は、一 般 的に、特 定 の聴 講 資 格 を設けているオンライン講 座に当 たり、貿 易 外 省 令 第 9条 第2項 第 九 号 の特 例の適 用 はできないと考 えら れます。ただし、オンライン講 座 で提 供する技 術 内 容 そのものが既に不 特 定 多 数 の者 に対して公 開 されている技 術 であれば、特 定 聴 講 資 格 者 であっても貿 易 外 省 令 第 9条 第 2項 第 九 号 の特 例 の適 用は可 能 と考 えられます。
(Q11)研 究 成 果 などを公 知 とするための目 的 で、学 会 などで発 表することもあります が、この場 合 、貿 易 外 省 令 第 9条 第 2項 第 九 号の適 用は可 能 でしょうか。また、
上 記の学 会 で発 表 した際 の質 疑 ・応 答の内 容 も、同 様に貿 易 外 省 令 第 9条 第 2 項 第 九 号 の適 用は可 能 でしょうか。
(A11)研 究 成 果 などに係る技 術 を学 会 などの場 を通 じて、不 特 定 多 数 の者が入 手 又 は閲 覧 可 能 とすることを目 的 とするものであれば、貿 易 外 省 令 第 9条 第 2項 第 九 号の特 例 の対 象 となります。また、当 該 学 会 での質 疑 ・応 答の内 容については、
公 知 とするために発 表 した技 術の範 囲 内 であれば、同 様に貿 易 外 省 令 第 9条 第 2項 第 九 号の特 例 の対 象 と考 えられます。
(Q12)学 会 用 の原 稿 を送 付する場 合 は許 可 不 要 ということですが、機 微 なものでもよ いのでしょうか。
(A12)不 特 定 多 数の者 が入 手 又 は閲 覧 可 能 とするために論 文 発 表 や学 会 発 表 など で公 表することは、技 術を公 知 とするための技 術 提 供に当 たるため、それがリスト 規 制に該 当する技 術 であったとしても役 務 許 可 を取 得する必 要 はありません。た だし、学 会 参 加 者 に守 秘 義 務 を課 して発 表 を行 う場 合 など、すべてが技 術 を公 知 とするための技 術 提 供 であると必 ずしもいえるわけではなく、特 例に当たらない 場 合は役 務 許 可 を取 得 する必 要 があります(貿 易 外 省 令 第 9条 第 2項 第 九 号 )。
その他 、法 令 上の義 務 ではありませんが、一 般 公 開 を検 討 している原 稿 の中に は 大 量 破 壊 兵 器 の開 発 などにも転 用 可 能 な技 術 情 報が含 まれている場 合 もあ るため、大 量 破 壊 兵 器 の拡 散 を防 止するという社 会 的 な側 面 、科 学 者 倫 理 に基 づく側 面も ご配 慮 いただき、一 般 公 開の適 否 を慎 重に検 討 していただくようお願 いいたします。
(Q13)特 許 情 報 を提 供 する場 合 、許 可 を取らなくてもいいのでしょうか。
(A13)公 開 特 許 情 報は「公 知の技 術 」に当 たり、役 務 許 可 を取 得する必 要はありませ ん(貿 易 外 省 令 第 9条 第 2項 第 九 号)。
(Q14)非 居 住 者 に技 術 提 供する際 、最 初 に公 知 の特 例 を検 討 して、それが公 知 の技 術 であると確 認 出 来 た場 合は、該 非 判 定 をしなくても良 いでしょうか。
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(A14)提 供 予 定の技 術 が貿 易 外 省 令 第 9条 第 2項 第 九 号 の要 件を満 たす可 能 性が 高 い場 合には、該 非 確 認 より先 に特 例の適 用について検 討 し、その結 果 、要 件 を満たしていることが確 認 できれば、該 非 確 認 を行 うことなく、当 該 技 術 を提 供 し ても問 題ありません。
3. 居 住 者 と非 居 住 者 に関 する質 問
(Q15)居 住 者 が、A国 内 に事 務 所 を有する研 究 機 関に勤 務するB国 人 に対 して規 制 対 象 技 術 を提 供する場 合 、当 該 技 術 提 供 はどこの国 に対しての提 供 に当 たりま すか。
(A15)特 定 国の非 居 住 者 とは、外 為 法 の規 定 及 び居 住 性 判 断 通 達 に規 定する基 準 に基 づく自 然 人 又 は法 人 であって、特 定 国に属する(居 所 若 しくは住 居 又 は主 た る事 務 所 の所 在 を判 断 の基 準 とする)者 をいいます(役 務 通 達 )。この場 合 はA 国の事 務 所 に勤 務 しているため、相 手 先 の国 籍がB国 であっても、A国に対 する 技 術 提 供 となります。
(Q16)2か月 だけ日 本 国 内の大 学 に雇 用 されているような外 国 人 は、居 住 者に当 たり ますか。
(A16)雇 用 された時 点 で居 住 者に当 たります。
(Q17)「居 住 者 」である留 学 生 が夏 休みなどの長 期 休 暇 で一 時 帰 国 し、再 入 国 した場 合 、当 人の居 住 性 はどのように判 断すればよろしいでしょうか。
(A17)居 住 者 である留 学 生 などが、大 学 の籍や日 本 国 内 の居 所を残 したまま帰 国 し、再 入 国 した際 は、引 き続 き「居 住 者 」として整 理 されると考 えられます。個 別 具 体 的 な判 断が必 要 な場 合は外 国 為 替 法 令 の解 釈 及び運 用について(昭 和 55 年 1 1月 29日 付 蔵 国 4672号 )の居 住 性 の判 断 基 準 をご参 照ください。
(Q18)来 日 して6か月 未 満の留 学 生 を企 業 との共 同 研 究に含 める可 能 性 がありま す。その場 合 、気を付 けるべきことはどのようなことでしょうか。
(A18)当 該 留 学 生は非 居 住 者 と整 理 されるため、共 同 研 究の技 術 内 容 を確 認する必 要があります。非 居 住 者 に対 し提 供する技 術 がリスト規 制 や大 量 破 壊 兵 器 キャ ッチオール規 制 及び通 常 兵 器キャッチオール規 制 に該 当するのか否かを判 定 し、外 為 法に基 づき必 要 であれば許 可 を取 得 してから技 術 提 供を行 わなければ なりません(外 為 法 第 25条 第 1項)。
(Q19)入 国 後 6ヶ月 以 上 経 過 した留 学 生 については、どのような場 合 に許 可 申 請 が 必 要 となりますか。
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(A19)入 国 後6ヶ月 を超 えると居 住 者 扱 いになりますので、当 該 留 学 生に技 術 提 供 を 行 う場 合の許 可 申 請 は不 要になります。ただし、当 該 留 学 生 が居 住 者 として規 制 技 術 の提 供を行 う場 合 や、帰 国 時 に外 国において提 供する目 的 で規 制 技 術 情 報 を持ち出す場 合には許 可 申 請 が必 要 となります。
なお、留 学 生 が規 制 技 術 を提 供 しないか大 学 側 がずっと監 視 したり、留 学 生 が 帰 国する際 に持ち物 検 査 をしたりすることは現 実 的 ではありませんので、当 該 留 学 生に大 学 で該 当 技 術 を提 供 している場 合には、外 国や非 居 住 者 に提 供 した り、持ち出 したりする場 合 には許 可が必 要 である事 を留 学 生に注 意 喚 起 を徹 底 することが大 切だと考 えます。
(Q20)海 外 の大 学 等に籍 を置いたまま来 日 した研 究 者 は、6ヶ月 経 過 後 、居 住 者 とし て判 断 しても良いのでしょうか。
それとも、研 究 者が籍 を置 いている海 外 組 織 への技 術 提 供 と考 え、6ヶ月 経 過 後も非 居 住 者 と判 断するのでしょうか。
(A20)当 該 技 術 を誰に提 供するのか、つまり研 究 者 個 人に提 供 するのか、研 究 者が 籍 を置いている機 関に提 供するのかによって居 住 性の判 断 は異 なります。前 者 の場 合 は研 究 者 個 人の居 住 性 で判 断 して居 住 者 への技 術 提 供 となり、後 者は 研 究 者 個 人 ではなく、研 究 者が所 属する機 関 で居 住 性 を判 断 し非 居 住 者への 技 術 提 供 となります。
(Q21) 学 会 発 表 などのため、大 学が海 外 各 国 から多 数 の研 究 者 を呼び寄 せる場 合 に、気 を付けるべきことはどのようなことでしょうか。
(A21)基 礎 科 学 分 野の研 究 活 動 や公 知の技 術 を提 供する場 合 又 は技 術 を公 知 とす るための技 術 提 供のみの場 合 、たとえリスト規 制 技 術 であっても特 例に当 たりま す。ただし、特 例 に当 てはまるか否 かについては慎 重に判 断することが重 要 で す。また、特 例に当 てはまらない場 合 は、研 究 者の勤 務する事 務 所 がどこにある か、入 国 してからどのくらい経 過しているかなどで居 住 性 が異なりますので、その 判 断にも注 意が必 要 です(貿 易 外 省 令 第 9条 第2項 第 九 号 又 は第 十 号)。
4. 大 量 破 壊 兵 器 キャッチオール規 制 等 に関 する質 問
(Q22)留 学 生 に教 える内 容は、最 終 的 に何に使われるかという観 点から教 えているわ けではありません。大 量 破 壊 兵 器キャッチオール規 制の観 点 からどのように考 え ればよいでしょうか。
(A22)留 学 生 が外 国ユーザーリストに掲 載 されている組 織 の出 身 者 である場 合や、大 量 破 壊 兵 器 の開 発に転 用 できそうな技 術 の提 供 を授 業の一 環 として行う場 合 な ど、懸 念が払 拭 されない場 合には客 観 要 件 を確 認することが必 要 です。また、経 済 産 業 大 臣 から許 可の申 請 をすべき旨の通 知 を受 けていないかどうか確 認 して
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ください。なお、懸 念 が無 く許 可 申 請 不 要 と確 認 されたため許 可 を取 得せずに提 供 した場 合 であって、留 学 生が教 わった技 術 情 報 を大 量 破 壊 兵 器の開 発 などの ため外 国において再 提 供 しようとする際には、留 学 生 自 身に外 為 法 に基づき許 可 を取 得する義 務 が課せられます(ただし、輸 出 令 別 表 第 3の地 域においてはこ の限りではありません)。このような安 全 保 障 貿 易 管 理 制 度 があることを、留 学 生 にも注 意 喚 起 することが大 切 だと考 えます。
(Q23)外 国 の機 関や企 業に懸 念 があるかどうか調べようがないのですがどうしたらよ いでしょうか。
(A23)相 手 先や利 用 者 などから入 手 したパンフレットや最 終 製 品のカタログ、契 約 書 、 確 認 文 書 などを基に、核 兵 器の開 発 などを行 う、又は行 った旨の記 載 が無 いか 調べてください。その他 、核 兵 器 等 の開 発 等の動 向に関 し作 成 している「外 国ユ ーザーリスト」や、先 方 のホームページなども有 効 なソースです。
(Q24)国 際 共 同 研 究 の場 合 、先 方 で論 文にならずに最 終 的に大 量 破 壊 兵 器 等 の開 発 等に利 用 されてしまうかは大 学では判 断 できません。それを規 制 されると共 同 研 究ができなくなる可 能 性がありますが、共 同 研 究に際 して大 学 での判 断 はどう すればいいのでしょうか。
(A24)明らかガイドライン、用 途チェックリストや需 要 者 チェックリストなどに掲 げられた 事 項 を参 照 し、研 究 成 果 の用 途 に関する明 確 な説 明がされているか、外 国 ユー ザーリストに掲 載 されている研 究 機 関 に対 し懸 念 区 分に関 係する技 術 提 供 を行 うことにならないかなど、先 方からよく話 を聞 いて確 認するようにしてください。ま た、大 量 破 壊 兵 器 等 へ転 用 を行わない旨 の取 決めや誓 約 書 を取 得することなど も一 案 です。
(Q25)大 量 破 壊 兵 器 キャッチオール規 制 等 の審 査 を行う過 程 で、経 済 産 業 省に相 談 したいのですがどの部 署 に相 談すれば良いでしょうか。
(A25)安 全 保 障 貿 易 審 査 課に相 談 窓 口 (03-3501-2801)があります。
5. 法 令 違 反 に関 する質 問
(Q26)リスト規 制に該 当 しないというメーカーからの連 絡 を受 けたので、確 認せずに本 来 許 可 が必 要な貨 物 を無 許 可 で輸 出 してしまった場 合は誰の責 任 になるのでし ょうか。
(A26)外 為 法に基 づき罰せられる場 合 があるのは、本 来 許 可 が必 要 な貨 物 又は技 術 を無 許 可 で輸 出 又は提 供 した者 です(法 第69条 の6及び7、第 70条 並びに第 7 2条 等)。たとえメーカーが該 非 判 定 を間 違 えた場 合 であっても、大 学 ・研 究 機 関
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が輸 出 を行っていれば、基 本 的に大 学 ・研 究 機 関 が外 為 法 違 反 の責 任 を負 うこ とになります。必 ず、該 非 判 定 内 容について確 認するようにしてください。
(Q27)外 為 法 違 反 が発 覚 したとき、輸 出 手 続 を通 関 業 者に依 頼 していた場 合は大 学 が責 任 を取らなくても良 いのでしょうか。
(A27)輸 出 許 可の申 請 者 は、大 学 や研 究 者 など輸 出 しようとする者 であることが原 則 です(運 用 通 達 )。関 税 法 (昭 和29年 法 律 第 61号 )に基づく輸 出 申 告 書の記 入 などとは別に、外 為 法 に基 づく輸 出 許 可 申 請 を行 う必 要があります。違 反の内 容が共 同 研 究 の一 環 として規 制 対 象 資 機 材 を無 許 可 で輸 出 してしまった場 合 な ど、輸 出 者が大 学 であれば、基 本 的 に輸 出 者 である大 学 が責 任 を負うことになり ます。
(Q28)法 令 違 反 が生 じた場 合で処 分 を受 ける際 、その処 分は輸 出 した本 人に限 定 さ れるのでしょうか。
(A28)違 反の内 容 如 何 によっては、当 該 個 人 、所 属する法 人 の両 方が処 分 対 象 とな ることがあります(法 第 72条 )。
(Q29)大 量 破 壊 兵 器 キャッチオール規 制 技 術 の提 供に際 し、客 観 要 件 審 査において
「おそれ無 し」と確 認 できたにもかかわらず、提 供 後 、最 終 的に大 量 破 壊 兵 器の 開 発に利 用 されてしまったとき、罰せられるのでしょうか。
(A29)大 量 破 壊 兵 器キャッチオール規 制 では、貨 物の輸 出 又 は技 術の提 供 を行 うと きに、経 済 産 業 大 臣から許 可の申 請 をすべき旨の通 知 を受けておらず、かつ用 途や需 要 者 に関 して適 切 な調 査 を行った上 で「おそれ無 し」と認 められるのであ れば違 反にはなりません(貿 易 外 省 令 第 9条 第2項 第 七 号 )。
万が一 、技 術 提 供 を行 おうとするときに大 量 破 壊 兵 器 等 の開 発 等に利 用 され る疑 いがあること等 を知った場 合は、速やかに経 済 産 業 省 安 全 保 障 貿 易 審 査 課 に報 告 してください。
(Q30)USBメモリに規 制 対 象 技 術 情 報 を入れて持ち歩 いているとき、紛 失 してしまっ た場 合や盗 難にあった場 合 、外 為 法 違 反 になるのでしょうか。
(A30)対 外 取 引の意 思 や目 的 がある場 合 は違 反に問 われ得 ますが、そうでない場 合 は外 為 法 違 反 になりません。ただし、紛 失 や盗 難 の事 実 関 係 を明 らかにして記 録に残 しておくと、後 日 何 らかの説 明 を求められたときに役に立つことがありま す。また、このような万 が一の問 題 を最 小 化するためにも、規 制 対 象 技 術 情 報 を USBメモリに入れて持 ち運ぶ場 合 は、ファイルの暗 号 化 、パスワードの設 定 など の対 策 が望 まれます。
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(Q31)パソコンを私 用 で海 外 出 張に持 って行くことは許 可 を取 得する必 要 が無 いと聞 きました。しかし規 制 対 象 技 術が入 っている場 合 、紛 失や盗 難 などで、他 者 に使 われていることが分かった場 合 、技 術 提 供に関する外 為 法 上 での処 分はどうなり ますか。
(A31)まず、一 般の市 場 で広く販 売 されているノート型パソコンは、一 部 のものを除 き 大 半のものは非 該 当 品 となりますので、輸 出 許 可 を取 得する必 要はありません。
しかし、パソコンの中 に入 っている規 制 対 象 技 術 を、外 国において提 供するため にパソコンを海 外 へ持ち出す場 合は、役 務 許 可 を取 得する必 要 があり 、無 許 可 で提 供 した場 合には外 為 法 違 反になります。また、紛 失や盗 難 を装 ってパソコン の中 に入っている規 制 対 象 技 術 を外 国において提 供する場 合 も外 為 法 違 反 に なります。万 が一の問 題 を最 小 化するためにも、パソコンへのログインパスワード の設 定 やハードディスク上の情 報 の暗 号 化 などの対 策 が望 まれます。