なお,各項目の信頼性については,クローンバックのα係数による内部整 合性を検討した結果,「専門分野(表出能力)」(α=.81),「事務処理能力」 (α=.74),「情報処理能力」(α=.88),「交友関係構築能力」(α=.63), 「社会関係構築能力」(α=.79),「専門分野(理解力)」(α=.79),そして 「敬語使用能力」(α=.72)となった。ここで,「専門分野(表出能力)」と「情 報処理能力」のα係数が共に0.80 以上となったため,信頼性は高い。しかし, 「交友関係構築能力」のα係数が0.63 と比較的に低い値であったことから, 次回調査時に,より高い信頼性が得られるような項目を検討することが今後 の課題として示された。 5.共分散構造分析によるモデルの分析 探索的因子分析の結果からパスモデルを作成した。潜在変数間の因果関係 を共分散構造分析にて検証した。具体的な手順として,因子分析によって抽 出された7 因子を潜在変数とし,21 の設問項目を観測変数としてパス解析を 行った。モデルの推定には最尤法を用いた。共分散構造分析の結果は(図 1) のように示されている。 表 3 モデルの共分散構造分析の結果(適合度指標)
モデル名 カイ2 乗検定 GFI AIC RMSEA