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公的資金補償金免除繰上償還に係る財政健全化計画(普通会計)

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(1)

 

公的資金補償金免除繰上償還

公的資金補償金免除繰上償還

公的資金補償金免除繰上償還

公的資金補償金免除繰上償還に

に係

係る

る財政健全化計画

財政健全化計画

財政健全化計画

財政健全化計画

Ⅰ 基本的事項

1 団体の概要

団体名

注1 団体が一部事務組合等(一部事務組合、広域連合及び企業団をいう。以下同じ。)の場合は、「団体名」

  欄に一部事務組合等の名称を記載し、「構成団体名」欄にその構成団体名を列記すること。

 2 「職員数」欄は、普通会計の全職員数を記載すること。

2 財政指標等

標準財政規模

(百万円)

地方債現在高

(百万円)

積立金現在高

(百万円)

 注 平成17年度(又は平成18年度)の地方財政状況調査及び公営企業決算状況調査の報告数値を記入すること。

   なお、一部事務組合等に係る財政力指数、実質公債費比率、経常収支比率については、当該一部事務組合等

  の構成団体の各数値を加重平均したものを用いるものとする(ただし、旧資金運用部資金及び旧簡易生命保険

  資金について対象としない財政力指数1.0以上の団体の区分については構成団体の中で最も低い財政力指数

  を記載すること。)。

3 合併市町村等における合併市町村基本計画等の要旨

 注1 「新法による合併市町村、合併予定市町村」とは、市町村の合併の特例等に関する法律(平成16年法律

   第59号)第2条第2項に規定する合併市町村及び同条第1項に規定する市町村の合併をしようとする市町

   村で地方自治法(昭和22年法律第67号)第7条第7項の規定による告示のあったものをいう。

  2 「旧法による合併市町村」とは、市町村の合併の特例に関する法律(昭和40年法律第6号)第2条第2

   項に規定する合併市町村(平成7年4月1日以後に同条第1項に規定する市町村の合併により設置された

   ものに限る。)をいう。

  3 □にレを付けた上で要旨を記載すること。また、要旨については、別様としても差し支えないこと。

4 財政健全化計画の基本方針等

 注 計画期間については、原則として平成19年度から23年度までの5か年とすること。

 □ 新法による合併市町村、合併予定市町村の合併市町村基本計画の要旨

 □ 旧法による合併市町村の市町村建設計画の要旨

 □ 該当なし

7.0(H18)

〔合併期日:平成17年11月7日〕

  別紙のとおり

内   容

 当市は平成17年11月7日に1市3村が合併したところである。合併前よりそれぞれの市村とも厳 しい財政状況であったが、合併後初の決算である平成17年度決算において、改めて新市の厳しい 財政状況が明らかとなったことから、 平成18年度に財政健全化計画及び公債費負担適正化計画 を策定し、健全化のための取り組みを行っているところである。今回策定する財政健全化計画に ついては、基本的には平成18年度財政健全化計画の考え方を継承しながら、合併により遅れてい たが現在策定中である行政改革実施計画との整合を図り、より具体的な数値目標を設定し、将来 に向けて持続可能な財政構造の確立を目指して策定しようとするものである。

 白河市公的資金補償金免除繰上償還に係る財政健全化計画

 平成19年度~平成23年度

平成19年3月策定 白河市行政改革大綱・行政改革実施計画策定基本方針(平成19年度~平成23 年度)

平成19年度策定予定 白河市行政改革実施計画

平成18年度策定  平成18年度財政健全化計画(平成18年度~平成22年度)          平成18年度公債費負担適正化計画(平成18年度~平成27年度)

区  分

既 存 計 画 と の 関 係

公 表 の 方 法 等

532

構成団体名

財政力指数

実質公債費比率 (%)

経常収支比率  (%)

実質収支比率  (%)

うち普通会計債現在高(百万円)

35,659(H18)

92.4(H18)

23.4(H19)

65,707

国調人口(H17.10. 1現在)

職員数(H19. 4. 1現在)

別添

別添

別添

別添1

 策定後、平成20年3月議会へ公表及び広報誌及びHPへの掲載を予定している。

白河市

15,650(H18)

61,866(H18)

26,207(H18)

3,332(H18)

うち公営企業債現在高(百万円)

0.56(H18)

(2)

Ⅰ 基本的事項(つづき)

5 繰上償還希望額等

補 償 金 免 除 額

注 「旧資金運用部資金」の「補償金免除額」欄は、各地方公共団体の「繰上償還希望額」欄の額に対応する額として、計画提出前の一定基準  日の金利動向に応じて算出された予定額であり、各地方公共団体の所在地を管轄とする財務省財務局・財務事務所に予め相談・調整の上、確  認した補償金免除(見込)額を記入すること。

6 平成19年度末における年利5%以上の地方債現在高の状況

【旧資金運用部資金】

【旧簡易生命保険資金】

【公営企業金融公庫資金】

注1 地方債計画の区分ごとに記入すること。

 2 必要に応じて行を追加して記入すること。

※端数処理の関係上、合計が合わない場合がある。

38,257

一 般 会 計 出 資 債 等

一般会計出資債

38,257

一 般 会 計 出 資 債 等

16,371

19,429

35,800

一般単独事業(公園緑地整備)

小   計    

(

A)

事業債名

一般単独事業(臨時地方道整備事業)

事業債名

小   計    

(

A)

一 般 会 計 出 資 債 等

公営住宅建設事業

義務教育施設整備事業

33,297

44,447

0

77,744

77,744

33,297

44,447

85,030

166,224

37,483

288,737

4,046

4,158

8,204

77,980

147,698

10,462

236,140

3,004

14,368

27,021

44,393

(単位:千円) 年利5%以上6%未満

(平成21年度末残高) 年利6%以上7%未満(平成21年度末残高) (平成20年度9月期残高)年利7%以上

合  計

19,390

73,923

102,700

54,205

16,976

65,945

313,749

1,876

17,514

63,722

110,353

70,750

55,283

41,761

13,989

2,223

184,006

29,903

12,444

2,987

(単位:千円) 年利5%以上6%未満

(平成21年度末残高) 年利6%以上7%未満(平成20年度末残高) (平成19年度末残高)年利7%以上

一般単独事業(一般分)

厚生福祉施設整備事業

小   計     (A)

事業債名

一般公共事業

一般会計出資債

小   計     (B)

公営住宅建設事業

義務教育施設整備事業

(単位:千円) 年利5%以上6%未満

(平成20年度9月期残高) (平成20年度9月期残高)年利6%以上7%未満 (平成19年度末残高)年利7%以上

合  計

16,371

19,429

        合   計  

(

A)+(B)

126,724

203,435

19,390

小   計     (B)

0

0

0

        合   計  

(

A)+(B)

85,030

166,224

37,483

116,001

小   計    

(

B)

38,257

0

0

        合   計   (A)+(B)

71,554

44,447

0

年利5%以上6%未満 年利6%以上7%未満 年利7%以上

38,257

0

288,737

35,800

349,549

合  計

1,297

旧 資 金 運 用 部 資 金 繰上償還希望額

127

203

19

繰上償還希望額

350

7

26

2

35

85

166

37

繰上償還希望額

(単位:百万円)

合  計

区   分

134

公 営 企 業 金 融 公 庫 資 金

78

56

0

(3)

Ⅱ 財政状況の分析

区  分

財 務 上 の 特 徴

① 公債費負担の健全化

② 公営企業会計に対する基準外繰出しの解消

③ 補助金(補助費等)の見直し

市税の徴収率向上、売却可能資産の処分等による歳入の確保

⑤ 職員数の純減や人件費の総額の削減

⑥ 各種使用料・手数料の適正化

 注1 「財務上の特徴」欄は、人口や産業構造、財政構造や地域特性等を踏まえて記載すること。また、

   財政指標等について、経年推移や類似団体との水準比較などをし、各自工夫の上説明すること。

  2 「財政運営課題」欄は、税収入の確保、給与水準・定員管理の適正合理化、公債負担の健全化、

   公営企業繰出金の適正運用、地方公社・第三セクターの適正な運営等、団体が認識する財政運営上

   の課題及びその具体的施策について、優先度の高いものから順に記載する。また、財政運営課題と

   認識する理由を類似団体等との比較を交えながら具体的に説明すること。

  3 「留意事項」欄は、「財政運営課題」で取り上げた項目の他に、財政運営に当たって補足すべき

   事項を記載すること。

  4 必要に応じて行を追加して記入すること。

財 政 運 営 課 題

内    容

 当市は、平成17年11月7日に4市村が新設合併して新「白河市」として誕生し

たところである。人口65,891人(9月1日現在)で、近年は企業や郊外への商業

施設の立地が進み、第2次、第3次産業の割合が大きくなってきている。

 財政状況は合併前の4市村とも公共施設の整備を積極的に行ったこと等によ

り、平成18年度決算で実質公債費比率23.4%、経常収支比率92.4%が示すとお

り、公債費等の経常経費が嵩み、財政構造が硬直化した状況である。

 現在は、合併による経費節減の効果を生かしながら、平成18年度に財政健全

化計画及び公債費負担適正化計画を策定し、財政健全化に向けて取り組んでい

るところである。

 当市は、平成18年度に財政健全化計画及び公債費負担適正化計画を策定し、それぞれの計画に

基づき財政運営を行っているところです。

 また、平成18年度に行政改革大綱を策定し、平成19年度からは行財政改革推進係を設置し、行

財政改革の取り組みを強化しており、本計画についてもこれらの取り組みとの整合性を保ちなが

ら実施する予定です。

 職員数については、合併前より削減してきているが、さらに簡素で効率的な組織の構築を図り

ながら、退職者に対して採用者数を抑制しながら削減する予定である。

 人件費総額の削減については、類似団体の人件費を下回っており、また特殊勤務手当全廃等を

実施してきた経緯もあるが、今後とも職員数減の効果のみならず、国、県の動向を参考としなが

ら、適正な制度の運用を図る。

 自主財源として最も大きな割合を占める市税については、近年滞納繰越分の徴収額については

増加傾向にあるが、平成19年度の組織改革により税務課を課税課と収税課の2課とし、体制強化

を図ったところであり、今後とも収納率の向上に努める。

 また、売却可能資産については、現在公募売却を実施しているところであるが、今後も遊休地

の現状を把握し、積極的な売り払いを実施する。

 補助費等の支出についても類似団体を上回っている。(類似団体との比較で人口一人当たり

2,082円上回っている。)最も大きな要因は衛生処理一部事務組合の施設整備による公債費分の

補助費であるが、平成20年度以降は大きく減少する見込みである。

また、各種補助金の交付については、統一的な基準を設けて見直しを図る。

 繰出金の支出についても類似団体を上回っており(類似団体との比較で人口一人当たり5,697

円上回っている。)、特に公共下水道事業や農業集落排水事業といった公営企業会計への繰り出

しが大きくなっている。両会計とも平成18年度に公営企業経営健全化計画を策定しており、計画

に基づき経営の健全化と基準外繰出しの解消に向けて努力する。

 公債費の支出は、類似団体を大きく上回っており(類似団体との比較で人口一人当たり12,837

円上回っている。)、平成21年度に償還のピークを迎えることとなる。今後は地方債残高を低減

させるため、地方債発行の抑制と減債基金の活用等による繰上償還などを実施する。

(4)

Ⅲ 今後の財政状況の見通し

(単位:百万円) 平成14年度 平成15年度 平成16年度 平成17年度 平成18年度 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度

(計画前5年度) (計画前4年度) (計画前3年度) (計画前々年度)(計画前年度) (計画初年度)(計画第2年度) (計画第3年度) (計画第4年度)(計画第5年度) (決 算) (決 算) (決 算) (決 算)(決算見込)

地方税 7,829 7,418 7,573 7,801 7,742 8,389 8,442 8,306 8,385 8,276 地方譲与税 1,212 1,294 1,508 1,540 1,773 1,310 1,302 1,294 1,287 1,281

地方特例交付金 260 243 225 218 194 60 60 60 41 41

地方交付税 8,165 7,730 7,258 7,390 7,140 7,037 6,425 6,753 6,972 6,593 小計(一般財源計) 17,466 16,685 16,564 16,949 16,849 16,796 16,229 16,413 16,685 16,191

分担金・負担金 83 71 86 78 74 73 73 73 73 73

使用料・手数料 609 550 512 524 518 483 518 553 587 622 国庫支出金 1,608 1,776 1,601 1,567 1,548 1,888 1,591 1,528 1,528 1,677 うち普通建設事業に係るもの 125 237 104 89 209 401 191 94 217 385 都道府県支出金 902 912 732 771 937 1,044 983 978 911 876 うち普通建設事業に係るもの 232 179 74 28 122 51 48 43 24 15

財産収入 64 119 120 184 123 169 70 73 73 74

寄附金 10 25 15 32 9 16 9 9 9 9

繰入金 842 850 1,002 1,500 1,163 1,211 432 450 90 80 繰越金 830 613 733 629 1,034 1,119 1,130 368 802 1,128 諸収入 402 385 383 865 431 305 381 381 381 381

うち特別会計からの貸付金返済額 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 うち公社・三セクからの貸付金返済額 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

地方債 2,840 3,236 2,416 2,071 2,904 4,020 3,567 2,256 1,316 1,875

特別区財政調整交付金 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

25,656 25,222 24,164 25,170 25,590 27,124 24,983 23,082 22,455 22,986 人件費       a 5,614 5,512 5,334 5,440 5,184 4,961 4,637 4,484 4,318 4,202 うち職員給 3,723 3,579 3,578 3,547 3,393 3,189 3,080 2,958 2,832 2,706 物件費       b 3,077 2,817 2,773 2,836 2,460 2,461 2,333 2,334 2,315 2,279 維持補修費     c 246 249 213 203 150 150 200 200 200 200 a+b+c=    d 8,937 8,578 8,320 8,479 7,794 7,572 7,170 7,018 6,833 6,681 扶助費 1,500 1,780 1,969 2,076 2,288 2,471 2,473 2,518 2,566 2,615 補助費等 2,970 2,952 2,939 3,023 2,737 2,781 2,810 2,685 2,418 2,337

うち公営企業(法適)に対するもの 89 107 119 128 99 63 53 53 53 53

普通建設事業費 4,028 3,732 2,441 2,801 2,705 4,226 3,467 2,922 2,531 3,351 うち補助事業費 755 814 266 256 542 745 385 137 502 970 うち単独事業費 3,273 2,918 2,175 2,545 2,163 3,481 3,082 2,785 2,029 2,381

災害復旧事業費 315 50 88 24 119 60 0 0 0 0

失業対策事業費 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

公債費 4,034 4,087 3,918 3,861 3,885 4,168 4,075 4,205 3,656 3,651 うち元金償還分 2,953 3,094 3,075 3,011 3,102 3,422 3,358 3,509 2,997 3,021 積立金 409 438 821 944 1,912 1,729 2,023 298 664 878 貸付金 289 250 247 241 210 210 210 210 210 210

うち特別会計への貸付金 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

うち公社、三セクへの貸付金 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

繰出金 2,445 2,515 2,609 2,687 2,820 2,776 2,386 2,423 2,448 2,350

うち公営企業(法非適)に対するもの 1,243 1,261 1,261 1,256 1,331 1,363 1,362 1,420 1,424 1,402

その他 9 9 9 1 1 1 1 1 1 2

24,936 24,391 23,361 24,137 24,471 25,994 24,615 22,280 21,327 22,075

 【財政指標等】

平成14年度 平成15年度 平成16年度 平成17年度 平成18年度 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度

(計画前5年度) (計画前4年度) (計画前3年度) (計画前々年度)(計画前年度) (計画初年度)(計画第2年度) (計画第3年度) (計画第4年度)(計画第5年度) (決 算) (決 算) (決 算) (決 算)(決算見込)

形式収支 720 831 803 1,034 1,119 1,130 368 802 1,128 911 実質収支 683 794 747 999 1,093 1,130 368 802 1,128 911 標準財政規模 16,463 15,220 15,157 15,315 15,650 15,768 15,499 15,754 16,125 15,926 財政力指数 0.50 0.51 0.52 0.52 0.56 0.59 0.61 0.61 0.61 0.62 実質赤字比率   (%) 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 経常収支比率   (%) 86.2 85.2 90.3 90.6 92.4 91.9 90.2 88.6 87.3 88.3 実質公債費比率 (%) - - - 22.4 23.4 23.8 23.7 22.6 21.0 19.5 地方債現在高 37,577 37,719 37,141 35,856 35,659 36,257 36,454 35,190 33,509 32,363 積立金現在高 2,827 2,687 2,707 2,506 3,332 3,975 5,617 5,480 6,087 6,908 財政調整基金 1,597 1,529 1,631 1,534 1,477 1,083 1,385 1,487 1,738 2,041 減債基金 131 80 66 91 221 502 918 725 1,126 1,690 その他特定目的基金 1,099 1,079 1,011 881 1,634 2,390 3,314 3,268 3,223 3,177

区  分

(単位:百万円) 歳 入 合 計

区  分

(5)

Ⅳ 行政改革に関する施策

具 体 的 内 容

合併後の面積が305.3k㎡となり、人口およそ6.6万人の多彩な暮らしと産業、さらに多様で豊かな自然と文化の輝きがある。4市村それぞれに取り組ん できたまちづくりの成果を引き継ぐとともに、広いステージと人口規模の拡大等を活かしたまちづくりを積極的に進め、各分野で新たな地域の価値や可 能性を引き出すまちづくりを目指す。新市の将来像を「人 文化 自然 輝き集う県南中核都市」とし、それを実現すべく6つの基本目標を設定し、施 策を展開することとしている。

課題⑤

集中改革プランでは、平成17年11月7日(合併時点)の職員数は636人、平成22年4月1日の職員数を600人とし、36人の削減を目標としている。

今回の財政健全化計画では、平成22年4月1日の目標を554人としており、集中改革プランよりも大幅に削減することとしている。平成23年4月1日には540 人とし、プラン終了後もさらなる削減をしていく予定である。

職員数 H19 591人、H20 582人、H21 568人、H22 554人、H23 540人

◇ 国家公務員の給与構造改革を

 踏まえた給与構造の見直し、地

 域手当のあり方

平成16年度以降の取り組みとしては、主に旧白河市における取り組みとして、特殊勤務手当の全廃、管理職手当の5%削減(H17.11の合併時まで)、 退職時の特別昇給の廃止、寒冷地手当の廃止を実施した。(地域手当制度はない。)平成18年7月には、国家公務員の給与構造改革を踏まえた給与構造 の見直し及び退職手当の見直しを実施した。今後も人事院勧告、県の人事委員会勧告を参考としながら、見直しを行っていく。

◇ 技能労務職員の給与のあり方

技能労務職員の給料表については行政職の給料表から分離し、単純労務職給料表として福島県に準じ制定した。また退職後の補充については臨時職員や再任用短時間職員を充てているところである。今後とも国の人事院勧告、県の人事委員会勧告の動向を参考としながら、適正な給与制度そして運用を 図っていくこととし、これらの取組方針について平成20年3月に策定・公表することを検討している。

◇ 退職時特昇等退職手当のあり方

平成17年2月から退職時の特別昇給を廃止した。

◇ 福利厚生事業のあり方

健保組合(福島県市町村職員共済組合)の事業主負担割合は二分の一で行っている。

◇ 賃金

平成19年度において一部の臨時事務職員の雇用日数について、19日から16日雇用とし削減を図った。

◇ 旅費

旅費については平成16年に日当不支給地域を県内全域、栃木・茨城県北部地域にまで拡大し、旅費の圧縮を図った。

◇ 需用費

平成19年度から5ヵ年を期間としたエコオフィスプランⅡ(第1期は平成13年度から実施)を策定し、地球温暖化防止のための環境負荷低減運動を実施する。第1の目的は温室効果ガス(二酸化炭素)の削減であるが、取り組み項目がコピー用紙、電気・ガス・灯油・ガソリン・水道の各使用量であ ることから、結果的に需用費の削減効果も考えられる。

○ 物件費の削減

項   目

1 合併予定市町村等にあってはその予定

 とこれに伴う行革内容

2 行革推進法を上回る職員数の純減や人

 件費の総額の削減

3 物件費の削減、指定管理者制度の活用

 等民間委託の推進やPFIの活用等

○ 地方公務員の職員数の純減の状況

(6)

指定管理者制度については、平成19年4月1日現在で23施設で導入しており、今後も効果的なサービス提供と管理経費の縮減を図るため、今後も導 入施設を抽出し、年次計画により導入を推進する。また、既導入施設においても、今年度で指定期間が終了する施設もあることから、その効果の検証と 現在の協定内容の見直しを行うなど、適正な制度推進を図る。

民間委託についても、民間でできるものは民間に委ねることを基本として、事務事業、業務、施設管理等を点検し、業務効率と経済性の観点から、民間 委託を推進する。取り組み方として、指定管理者制度の導入検討と併せ、委託可能な業務の洗い出しを進め、委託の推進を図る。

(7)

Ⅳ 行政改革に関する施策(つづき)

具 体 的 内 容

課題④

19年度4月の組織改革により税務課を課税課と収税課の2課体制とし、特に収税担当の人員増を実施した。今後は、差押件数の目標を定め収納率の向 上を図るとともに、サービスの制限など滞納者に対する対応を検討する。

普通財産の売却は、平成11年から公募売却を実施しており、平成19年度は5件の土地の公募売却を予定している。今後も遊休地の現状を把握し、積 極的な売り払いを実施する。また、行政財産についても場合によっては公の施設を廃止するなど普通財産に切り替え、有効活用を図る観点から売却等の 検討を行う。

地方公社については、白河地方土地開発公社、(財)白河市都市整備公社、(株)ひがし振興公社が該当する。経営的には3公社とも健全的な経営と なっている。改革という視点では取り上げていないが、市からの委託事業も多いことからこれまでもそうであったが今後も継続的に経営健全化のために 見直しを促していきたい。

◇ 給与及び定員管理の状況の公表

人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の規定に基づき、毎年12月に広報紙及びホームページにて公表している。公表項目としては、職員の任用・退職及び職員数、分限処分・懲戒処分の状況、定員適正化計画の概要と進捗状況、研修・福祉・服務などの状況、給与の状況である。

◇ 財政情報の開示

市の財政状況については、毎年6月及び12月の2回広報紙にてお知らせしている。6月は当該年度の一般会計当初予算、12月は前年度の決算状況を中心に公表している。決算状況については、家計簿に例えるなど市民に分かりやすい情報提供に努めている。 また、決算認定については、従来より9月議会当初に提案しており、決算の早期公表を行ってきた。

公会計の整備については、合併前に旧白河市において貸借対照表を作成した経緯があるが、旧表郷村、大信村、東村においては作成していなかった。新 市として平成19年度中には平成18年度版貸借対照表(総務省方式改訂モデル)を普通会計ベースで作成する予定である。連結ベースでの貸借対照表 や行政コスト計算書等、他の財務諸表の作成についても、新地方公会計制度研究会が示すとおり3年を目途に整備できるよう努めたい。

行政評価については、旧白河市において合併前の平成16年度から事務事業評価の試行を開始し、今年度から本格導入としている。今年度の事務事業評 価の対象は、前年度見直し評価となった33事業と市単独補助金交付事業の全てとし、合わせて150事業程度としている。施策評価については現在市 の総合計画が今年度中に策定されることから、平成20年度より実施することとしている。

課題①

地方債残高を低減させ適正規模に近づけるため、平成18年度に策定した財政健全化計画及び公債費負担適正化計画に基づき、地方債の発行を同年度起 債元金償還額以下に抑制することとしている。(ただし、平成18年度~平成20年度までの3年間については、合併による基金造成のため総額24.4億円の 合併特例債を発行予定) 、また、減債基金などを積極的に活用し繰上償還を行っていく。

項   目

○ 行政改革や財政状況に関する情報公開

4 地方税の徴収率の向上、売却可能資産

 の処分等による歳入の確保

5 地方公社の改革や地方独立行政法人へ

 の移行の促進

6 行政改革や財政状況に関する情報公開

 の推進と行政評価の導入

○ 公会計の整備

○ 行政評価の導入

7 その他

(8)

課題②

基準外繰出額が最も大きな会計は公共下水道事業会計と農業集落排水事業会計である。

これらの会計については、平成18年度に公営企業経営健全化計画を策定し、計画に基づいて将来を見据えた計画的な事業の実施と使用料金の適正化を検 討し、基準外繰出しの解消に向けて努力する。

課題③

補助金については、従来の経緯にとらわれず、行政責任や経費負担のあり方、補助対象団体の活用実態、事業成果等を精査し、運営費補助から事業費補 助への転換、終期設定を検討し、実施する。まず、補助金交付における統一的な基準(補助金交付基準)を策定し、目的の明確化、補助率、終期等の全 般的な整理合理化を図る。

「電子自治体推進計画」を策定し計画的に進めるとともに、セキュリティ水準の確保に努める。推進計画においては、具体的に今後導入するシステムを 検討するとともに、効率的に業務を推進するためにも電算システムの最適化作業を進める。将来的には、電算経費の削減及びセキュリティ強化のため に、広域圏所属町村との電算システムの共同化(一部共同化済み)を進めていく(関係団体の合意が必要となる。)。

課題⑥

使用料・手数料については、受益者負担の原則の観点から、内容やサービスに要する費用等を的確に把握し、料金の適正化に努める。使用料については 公共施設の使用料の設定基準を策定し、全ての公共施設について、「原価」と「性質別負担割合」を算出し、本来必要な金額を算定し見直しを図る。ま た、減免基準についても、施設によって取扱が異なる部分があるので、一定程度の統一を図る。手数料についても、使用料と同じ考え方に基づき、適正 な金額を算出し見直しを図る。

 注1 上記区分に応じ、「Ⅱ 財政状況の分析」の「財政運営課題」に揚げた各課題に対応する施策を具体的に記入すること。その際、どの課題に対応する施策か明らかとなるよう、Ⅱ

   に付した課題番号を引用しつつ、記入すること。

  2 必要に応じて行を追加して記入すること。

○ 電子自治体推進へ向けた取り組み

○ 各種使用料・手数料の適正化

○ 補助金の見直し

(9)

Ⅴ 繰上償還に伴う行政改革推進効果 1 主な課題と取組及び目標

 注 必要に応じて行を追加して記入すること。

2 年度別目標

平成14年度 平成15年度 平成16年度 平成17年度 平成18年度 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度

(計画前5年度) (計画前4年度) (計画前3年度) (計画前々年度)(計画前年度) (計画初年度)(計画第2年度) (計画第3年度) (計画第4年度) (計画第5年度)

(決 算) (決 算) (決 算) (決 算) (決算見込)

596 582 573 550 532 523 509 497 483 470

-9 -14 -9 -23 -18 -73 -9 -14 -12 -14 -13 -62

職員数のうち一般行政職員数 428 422 414 397 385 376 362 350 336 323

増減数 -5 -6 -8 -17 -12 -48 -9 -14 -12 -14 -13 -62

職員数のうち教育職員数 142 137 139 134 129 129 129 129 129 129

増減数 -2 -5 2 -5 -5 -15 0 0 0 0 0 0

職員数のうち警察職員数 増減数

職員数のうち消防職員数 増減数

職員数のうち技能労務職員数 26 23 20 19 18 18 18 18 18 18

増減数 -2 -3 -3 -1 -1 -10 0 0 0 0 0 0

- - - 22.4 23.4 23.8 23.7 22.6 21.0 19.5

  0.0 0.4 -0.1 -1.1 -1.6 -1.5 -3.9

37,577 37,719 37,141 35,856 35,659 36,257 36,454 35,190 33,509 32,363

-194 142 -578 -1,285 -197 -2,112 598 795 -469 -2,150 -3,296 -3,296

4,981 4,823 4,798 4,723 4,530 4,201 4,055 3,913 3,734 3,618

89 247 272 347 540 1,495 329 475 617 796 912 3,129

265

6 4 2 12

80 91 100 100 129 131 134 134 134 134

20 31 40 40 69 200 2 5 5 5 5 22

518 483 518 553 587 622

0 -35 0 35 69 104 173

15 79 82 142 84 402 30 30 30 30 30 150

11 86 88 90 92 367

 注1 歳出削減策のみならず、歳入確保策についても幅広く検討の上、記入すること。 2,097 3,853

  2 「課題」欄については、「1 主な課題と取組及び目標」の「課題」欄の番号を記入すること。

  3 改善額については、原則として、計画期間中(又は計画前5年間)の当該見直し施策実施年度の前年度との比較により算出し、その改善効果がその後の計画期間中(又は計画前5年間)も継続するものとして、 35

   各年度の改善額を計上すること。

4 計画期間中の改善額の合計については「計画合計」欄に計上し、計画前5年間の改善額の合計については「計画前5年間実績」欄に計上すること。

  5 「計画前5年間改善額 合計」欄及び「改善額 合計」欄については、人件費(退職手当を除く。)その他改善額を記入することが可能なものの合計を記入すること。

  6 3による「改善額」が対前年度との比較により算出できない項目、その改善効果が単年度に限られる項目については、当該改善額のみ当該見直し施策の実施年度の「改善額」欄に計上し、計画期間内(又は    計画前5年間)を通じての改善額しか算出できない項目については、当該計画期間内(又は計画前5年間)を通じた改善額を「計画合計」欄(又は「計画前5年間実績」欄)に計上すること。またその場合の    改善額の算出方法について、Ⅳの当該施策に係る「具体的内容」欄に合わせて記入すること。

  7 「(参考)補償金免除額」欄に記入する「補償金免除額」とは、計画提出前の一定基準日の金利動向に応じて算出された予定額(補償金免除(見込)額)であり、Ⅰの「5 繰上償還希望額」に記入した「旧資    金運用部資金」の「繰上償還希望額」に対応する「補償金免除額」の「合計」欄の額を転記すること。

  8 必要に応じて行を追加して記入すること。

改善額

計画前5年間改善額 合計 行政管理経費(物件費・補助費等)

改善額

計画前5年度 実 績 項  目

実     績 目     標

平成18年度から公営企業健全化計画を策定し、将来を見据えた計画的な事業の実施や使用料金の適正化を検討する。 歳入では、市税徴収の強化や使用料・手数料の適正化、遊休市有地の売却等により自主財源の確保を図る。 歳出では、事務事業の見直しにより物件費、補助費等の節減を図る。

地方債現在高 実質公債費比率 増減

課 題

課 題 取 組 及 び 目 標

平成19年4月1日を基準として平成23年4月1日までに普通会計職員数を49人削減する。

起債発行額を当該年度の元金償還金以下とする。また、減債基金等の活用により繰上償還を実施する。 1 職員数の純減や人件費の総額の削減      課題⑤

2 公債費負担の健全化(地方債発行の抑制等)  課題① 3 公営企業会計に対する基準外繰出しの解消   課題② 4 その他       課題③、④、⑥

1 増減 職員数 増減数

4 4

改 善 額  合 計

(参考)補償金免除額 人件費(退職手当を除く。)

改善額

市税徴収の強化 改善額

使用料・手数料の適正化 改善額

遊休市有地の売却

2 地方債残高の低減(繰上償還額)改善額(繰上償還に伴う利子軽減額)

(単位:人、百万円)

参照

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製造業その他の業界 「資本金3億円を超える」 かつ 「従業員数300人を超える」 「資本金3億円以下」 または 「従業員300人以下」

業務内容 総数 要員 応援人数 復旧工事 6,400人 自社工事会社 5,200人.

個別財務諸表において計上した繰延税金資産又は繰延

【多様な職業】 農家、先生、 NPO 職員、公務員 など. 【多様なバックグラウンド】

【助 成】 公益財団法人日本財団 海と日本プロジェクト.