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南アジア研究 第21号 023編集後記・谷口 晉吉

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南アジア研究第 21 号(2009 年)

248

編集後記  予定の刊行時期から数ヶ月の遅れが生じてしまいましたが、やっと編集後 記にまでたどり着きました。ここに至るまでに数多くの学会関係者(匿名の 査読者、書評の執筆者など)のご協力を仰いでおります。編集委員会一同よ り、この場を借りて厚くお礼を申し上げます。  本誌の一つの役割は若手研究者の登竜門となることでありますが、投稿さ れた論文には学術論文の執筆作法に充分に習熟していないと思われる原稿 も少なくありません。また、海外の新しい議論をそのまま持ち込む様な論考 もありますが、日本語で論文を発表するということにはそれなりの意味があ る筈です。しかし、そのようなまだ成熟していない論文が、査読者、編集委 員会とのやり取りを経てひと皮もふた皮もむけていく過程に立ち会えるこ とは編集に携わる者の喜びであり、我々の活力の源泉であります。  本誌では、新たな試みとして前号に収録された論文に対する大ヴェテラン からのリジョインダーを掲載しました。これまでの通説と新たな通説の間の 「政権交代」が静かに行われてよい訳がありません。単に通説だからといっ て支持しがたい議論が横行することは好ましくありませんし、また、新しい 通説が常に正当である訳でもありません。さまざまな問題について建設的な 論争が行われていくことは学問の健全な発展にとって不可欠であります。今 後とも本誌を媒体として真伨な論争が提起されていくことを期待します。 第21号編集長 谷口晉吉 『南アジア研究』(第 21号)編集委員会 下田正弘、高橋孝信、谷口晉吉(委員長)、三尾稔

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