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新聞記事等から見た経営及び企業法務

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Academic year: 2021

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2007 年 12 月 9 日 (日)

◆ モリテックスでの総会決議取消の意味 ◆

モリテックスの株主総会決議が東京地裁で取り消された。 上場企業での会社提案の役員選任決議の取消しである。 対立型株主総会の本格的到来の時代を象徴する。 本年度のほとんどの株主総会は平穏であった。 経営者と株主とのコミュニケーション型株主総会である。 ただ、本年度の株主総会では、対立型が目立っていた。 大株主と経営陣の対立、投資ファンドの株主提案である。 モリテックスの株主総会は、典型的な対立型総会であった。 創業者・IDED 対 現経営陣 との対立した総会である。 創業者・IEDC 側が21%の株式を保有し、株主提案をした。 個人株主比率が 67.2%である。 両者の対立の勝敗は、個人株主が決めることになる。 そのため、委任状勧誘合戦が行われた。 今回の判決は、この委任状勧誘に関するものである。 判決は会社提案の役員選任議案の決議を違法とした。 その理由は2つある。

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1つは、会社が株主にクオカードを配布した点である。 議決権行使の促すために 500 円のカードを配った点だ。 その際、ハガキに次のような文章が書いてあった。 「会社提案にご賛同のうえ、議決権行使をしてほしい」 これが法が禁止している利益供与になると判断された。 「権利の行使に関し、財産上の利益を供与」 という条文に該当したと認定されたわけだ。 会社側は、従来の利益供与についての射程を狭く見た。 金額が小さいし、供与の相手が総会屋・暴力団でない。 だから、従来の判例なら、違法とされるはずはない。 そう判断したのだろうと思われる。 時代の流れを甘く見た、そう思えてならない。 私は、法律が活火山化してきていることを強調してきた。 ここ数年のセミナーや「豊潤なる企業」で強調してきた。 法律が法律として、厳しく適用されることを述べてきた。 それが分かっていれば、利益供与を疑われることはしない。

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議決権状況から経営陣が苦しい立場にあることは分かる。 それゆえにこそ、違法なことを起こしやすいリスクが高まる。 そういうときこそ、危機管理の出番なのである。 モリテックスは危機管理に失敗した可能性がある。 対立的なときは訴訟に発展する可能性がある。 そのため、新しい時代の流れを考えて慎重にすべきだ。 もう 1 つは、会社提案議案の採決での計算方法である。 IDEC 側の委任状を採決の集計で分母に入れなかった点。 判決は、その委任状を採決の母数に参入すべきだとした。 また、それを会社提案の反対として取り扱うべきだとした。 会社側は、条文の形式を盾にとった。 その委任状に会社提案の賛否の欄がないという理由だ。 これは、委任状勧誘する株主には無理な要求だ。 株主は、招集通知を受けるまで会社提案を知らないからだ。 裁判所は、委任状勧誘の公平を考慮した。 その結果、条文を形式的に適用しなかった。 やはり、会社側に焦りがあったのだろう。 やり方がやけに強引過ぎる印象がある。

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裁判所は、いつまでも会社側の味方ではない。 市場の重要性を裁判所は理解しようとしている。 委任状勧誘でも会社側に立つとは限らない。 委任状勧誘は、今までの実務の想定外の新しい問題である。 この新しい問題を過去の実務経験基準で判断するのは危険。 そのことを今回の件は教えている気がする。 この地裁判決が確定すると、別の新しい問題が生じる。 ここでは、そのことに触れないでおく。 従来の実務の想定外の問題領域だからである。

2007 年 12 月 20 日 (木)

◆ 長寿企業の条件 その3 ◆

このごろ、時間に追われて、ウィークリーが書けない。 そこで、少しずつでも、書いていこうと思う。 久し振りに、長寿企業の条件を書くことにする。 一橋大学大学院の舩橋教授の考えを紹介しよう。 長寿企業に共通する3つの条件をあげておられる。

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1つは、厳しく法令等の遵守をすること。 2つは、経営者は襷をつなぐ駅伝ランナーの意識を持つ。 3つは、「三方良し」という社会的責任を持つ。 以下、順次、説明する。 1つ目の、法令等の遵守について説明する。 江戸時代の法令は諸々の法度として定められた。 商人がその法度に違反した時ノペナルテは厳しい。 死罪あり、全財産の没収あり、と厳しい。 そのため、法度という法令等遵守はしっかり守ろうとした。 法令等遵守の遵守は店の存続の必須条件だったのである。 現在の法令は、江戸時代ほど、厳しくない。 その結果、法令等の遵守にそれほどの厳しさはない。 最近の不祥事は法令違反のオンパレードである。 江戸時代のように、財産没収だったらどうであろうか。 最近のように法令違反が多くなることはないだろう。 会社の全財産を没収されるなら、談合をする会社はない。 法令遵守の実効化のため、責任の厳格化が登場する。

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現実に、現在には、その傾向が出ている。 法令刑を重くしているのも、その傾向をしめしている。 また、経済犯罪でも、実刑判決も出ているのも同様だ。 内部統制に関する法律規律は、その傾向を決定づける。 この両法律は、経営者の無責任体制の除去を狙っている。 経営者の法的責任の現実化のリスクは高くなる。 その分、経営者の緊張感は高まっていくことになる。 今回は、このぐらいにしておきたい。

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2008 年 1 月 29 日 (火)

◆ 拓銀の最高裁判決から思う ◆

1ヶ月以上、鳥飼ウィークリーを書かなかった。 「ウィークリー」の名に値しないことである。 忙しいことを言い訳にすることはできない。 ただただ、恐縮するばかりである。 拓銀訴訟「旧経営陣101億円賠償確定」 平成20年1月28日付日本経済新聞夕刊の見出しである。 これは、拓銀訴訟の最高裁判決の報道記事である。 この最高裁判決は、札幌高裁の判決を破棄している。 札幌高裁は、一部、取締役の法的責任を否定していた。 その札幌高裁判決を覆し、取締役の法的責任を認めた。 最高裁は、取締役の法的責任を重くする方向になっている。 昨年の蛇の目ミシン工業事件を想起して欲しい。 その最高裁判決から取締役に厳しい判断の流れが見えた。 今回の最高裁判決は、その流れの中にある、そう思える。 私は、今後の役員の法的責任は厳しくなると指摘してきた。 私の著書「豊潤なる企業」43頁以下を参照されたい。

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役員の法的責任の厳しさの背景は、何か? 最も大きな点は、社会意識の変化にある。 最高裁判所は、社会常識で判決を考えるからである。 コンプライアンスの中に、社会意識が入ってきている。 そのことが、社会常識を基礎にする司法判断に入る。 その結果、従来と異なる裁判所の判断となって反映する。 現状では、社会の役員に対する目は厳しい。 自己保身に走る役員を許せない。 そのように、社会の常識は考えるようになった。 司法の判断が役員に厳しくなる必然性がある。 今回の拓銀訴訟の最高裁判決の射程距離は広い。 この判決を、金融機関特有のものと考えてはならない。 他の事件でも、役員の法的責任は厳しくなる。 特に、上場企業では、予想外に厳しいはずである。 内部統制の法律規律が背後にあれば、尚更である。 内部統制の規律は、経営者の法的無責任を認めないからだ。

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だからといって、経営者は萎縮する必要はない。

まともな経営判断で、厳しく責任を問われることはない。 今まで放置されてきたひどい事例の責任を問われる。 そう考えるのが正しいだろう。

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2008 年 4 月 24 日 (木)

◆ 蛇の目ミシン、583億円判決から時代を読む ◆

久し振りに、鳥飼Weekly を書く気になった。 蛇の目ミシン工業事件の高裁判決が出たからである。 平成18年4月10日の最高裁判決を受けたもの。 丁度、昨日、月刊ビジネス法務の原稿の校正をした。 「企業法務この10年 取締役の責任」である。 時代の流れの象徴が蛇の目ミシンの最高裁判決だと書いた。 この原稿の校正を終わった時、高裁判決の情報が入った。 蛇の目ミシン事件の一審と二審は取締役側勝訴であった。 前述の最高裁は、取締役敗訴とした。 取締役勝訴→取締役敗訴が時代の流れを象徴する。 取締役の責任が厳しくなる、これが時代の流れである。 この流れが、583億円の賠償責任額に現れている。 高裁判決が確定すると、どうなるか。 足利銀行事件の訴訟上の和解を想起すべきである。 100万円の生活費を超えた財産を賠償に充てる。 これが足利銀行事件での訴訟上の和解だった。

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「身ぐるみがはがされる」ということである。 同じような判決が、今年1月18日の最高裁判決である。 旧北海道拓殖銀行事件に関する判決である。 元頭取らに、101億円の賠償責任を認めたものである。 それが最高裁判決で確定した。 そのため、101億円の賠償責任の執行が行われる。 元頭取達が可哀そうだ、と同情することはできない。 損害回復するために「身ぐるみはがし」が行われる。 蛇の目ミシンと旧北海道拓殖銀行の2つの最高裁判決。 これで取締役の責任の厳格化の時代の流れができた。 その捉え方は、法律の立場からは正しくない。 法律的には当たり前で、厳しくなったものではない。 従来の判決が、法律の規定を素直に適用しなかっただけ。 つまり、法律の規定はあるが、休火山状態だったのである。 2つの最高裁判決は、法律を素直に適用しただけである。 最高裁判決は、「法律を活火山化」しただけである。 この「法律の活火山化」が新しい時代のキーワードである。

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法律の規定が法律の規定どおりに適用されるのである。 当たり前のことが当たり前になる、ということでもある。 従来が当たり前が当たり前でなかった時代だったのだ。 蛇の目ミシンの1審・2審と最高裁では、見方が異なる。 1審・2審では、恐喝された取締役を被害者と見た。 小谷に「狡猾かつ暴力的」に脅されたからである。 そのため、取締役に同情し、責任を否定した。 最高裁では、恐喝された取締役は加害者だとした。 犯罪を犯して、会社に損害を与えたからである。 そのため、法律に従って、責任があるとした。 法律的には、最高裁判決は筋が通っている。 上場企業では、暴力団関係者でも株主になる。 彼らが「狡猾かつ暴力的」に恐喝してくる。 それは、当然に予測できるはずだ。 そうであれば、恐喝に適切に対応する。 それが取締役の義務となる、と最高裁は言う。 具体的には、恐喝されたら警察に届ける義務がある。

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義務を履行せず約1000億円の損害を会社に与えた。 取締役が会社の対する加害者であることになる。 その結果、583億円の賠償責任を負うのは当然だ。 どこにも、同情する余地はない、という判断である。 取締役の義務は、そんなに甘いものではない。 最高裁が言いたいのはその点である。 最高裁の判断からすれば、刑事責任があると見る。 判決を読むと、特別背任罪と利益供与罪である。 当時の検察庁が、なぜ立件しなかったか、疑問がある。 当時の検察庁は、経済犯罪の立件に熱心ではなかった。 そう思われても、仕方がないかもしれない。 当時は、上場企業・その経営者は、護送船団の中にいた。 立法・行政・司法が上場企業・その経営者を保護していた。 そのため、脅しを受けた上場企業の経営者は保護された。 これが立件されず、1審・2審で勝訴した背景である。 だが、旧北海道拓殖銀行事件では、潮目が変わった。 検察は、元頭取らを、特別背任罪で立件した。

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札幌高裁では、元頭取らに実刑判決が下された。 上場企業の経営者を保護する立場を捨てたのである。 本来自由のはずの内部統制に法律規律が入った。 会社法と金融商品取引法によってである。 この規律が入ると、取締役責任は厳しく追及される。 取締役に対して甘かった従来の常識が崩壊する。 従来の常識の崩壊を告げたのが、最高裁判決である。 そう理解しなければならない。 今後の日本は、否応なく、市場重視社会となる。 その際、市場のルールとしての法律が重要になる。 そのため、眠っていた法律が目覚め、活火山化する。 この活火山化による噴火が最高裁判決である。 これから、新しい常識の基での社会が始まる。 好悪は別として、今後の社会では弁護士が必須の存在だ。 この現実に目をそらしたら、時代に適応せず、滅びるだけ。 「身ぐるみをはがされる」「実刑判決を受ける」も滅びだ。 弁護士を増加させるために、司法改革をしている。

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司法試験合格者3000人計画はそのためである。 法律が活火山化した場合、3000人増加でも足りない。 それなのに、その減少を叫ぶ人たちがいる。 時代錯誤としか言いようがない。 弁護士の就職難という現状しか見ないからだ。 法律の活火山化という時代の流れを見ていない。 今回の最高裁判決から、時代のメッセージを読む。 これが重要である。 革命期の現在、新しい時代のメッセージを読む。 これは生き残りのために必須のことである。 私は、この時代のメッセージのことを書いた。 「豊潤なる企業」(清文社)である。 キリンビールの三宅占二社長から評価していただいた。 「内部統制の意義を知る上で最高の教科書だ」と。 ありがたいことである。 新しい時代の流れと取締役の責任、法律の活火山化。 知りたい方は、「豊潤なる企業」を読んでいただきたい。

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2008 年 4 月 25 日 (金)

◆ 野村證券インサイダー事件 有効な対処を諸葛孔明から学べ ◆

昨日、ある研究会で内部統制に関して、講義をした。 野村證券の従業員によるインサイダー事件を取り上げた。 この事件は、適切なコンプライアンス体制の下でも起こる。 これに対して、どう対処するかが問われる事件である。 不祥事が起きた以上、その原因の究明は必要だ。 システム上に原因があればそれに対応すればよい。 システム上に原因が発見できなれければどうするか。 システムの問題よりも、人の問題になる。 証券会社は、金儲けが商売の種となる存在である。 しかも、従業員に金銭的インセンティブで働かせる。 そのため、金銭に対する欲求が強くなる危険がある。 その危険と隣りあわせで経営をしている訳である。 欲ボケした人は、倫理の話を聞く気を持っていない。 倫理の研修を心の中でバカにしているはずだ。 その意味では、倫理研修には限界がある。

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そこで、どうするか。 目に見えるようにして,会社の方針を伝えないといけない。 一種の見える化であり、実物教育である。 不祥事を起こしたらどうなるのかを具体的に示すのである。 つまり、不祥事の事後処理を徹底することだ。 刑事責任の追及に協力し、実刑判決を要望することだ。 同時に、民事責任を厳しく徹底して追及することだ。 徹底して、会社の損害回復をはかるべきだということである。 その結果、破産に追い込んだとしても仕方がないのではないか。 非難を徹底するのに、同情は禁物である。 これは、法家の思想である。 倫理感が喪失している時には、これが有効である。 社内に厳しい責任追及の経過を報告すること。 危機感を持ってもらうには、これも重要である。 経営者の責任は、再発防止の実践に尽きる。 記者会見で、「個人の問題」という発言は不適切である。 言外に、「自分に責任がない」という無責任発言である。

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この発言に、再発防止をする意思は示されていない。 経営者は、再発防止の結果責任がある。 個人の問題でも、言い訳は通用しない。 現実に、不祥事が起きないようにしないといけない。 個人の問題の対象は、アメとムチと使命しかない。 即効性があるのは、アメとムチである。 使命感を持たせるのは、もっとも有効である。 しかし、長期間かかることである。 インサイダーへの対処は、アメではむりだ。 アメをなめたいために起こす事件だからだ。 やはり、法家思想のムチで対処するしかない。 軍律を確立するには、単純なものが最適である。 「死罪」のみである。 中途半端はいらない。 諸葛孔明を思い浮かべるといい。 軍律を確立するため、何をしたか。 軍律違反をした後継者を斬首にした。

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「泣いて馬謖を斬る」である。 以上のように、法家の発想を紹介した。 しかし、長期的には、使命感を持たせることを勧めたい。 使命感は、経営理念に埋め込まれている遺伝子である。 したがって、使命感の教育は経営理念の教育である。 日常業務に経営理念を埋め込むことだ。 つまり、経営理念を意識した日常業務にすることだ。 これが実践できれば、長期的成長に基盤ができる。 経営理念を体得すれば、コンプライアンスは十分である。 このことを言っていたのが、松下幸之助翁である。 社会的責任を果たすのが自由競争だと喝破した。 そのため、社会的使命である本業を重視する。 それを達成するのは人材育成だと見抜いた。 システムではなく、個人に経営の基盤を置いた。 個人の問題こそが経営の基盤と考えたのだ。 企業は人が動かし、人が盛衰を決めるのを知っていた。 経営の神様といわれる所以である。

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人材育成の処方箋も教えてくれている。 まず、正しい経営理念を持つことが必要。 経営理念に競争の源泉である社会的使命があるからだ。 モノ、カネ、情報より重要な経営資源が社会的使命なのだ。 志という人間の思いを実現するのが経営の真髄なのである。 この万古不変の原理原則を経営の秘訣としたのである。 経営学の限界を超えた人間学に経営の基礎を置いている。 つぎに、経営理念に対する経営者の自覚が必要となる。 企業の真の使命は何かについて、経営者は自覚する。 それがないと、経営に土台がないことになる。 まさに、砂上の楼閣となり、企業は崩壊する。 さらに、常時、従業員に経営理念を訴え続けることだ。 これが人材育成の最大のポイントだとされる。 これなしに人材育成はできないと断言されている。 この人材育成を、システムに組み込んでいる会社がある。 ジョンソン&ジョンソンである。 74年間連続、売り上げ増、44年間連続、増配。 (2006年末まで)

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これを実現している会社である。 その秘訣が経営理念である「我が信条」の実践である。 それを日常の活動に組み込んでいるのである。 経営理念による人材育成をシステム化しているのである。 (詳細は、私の著書「豊潤なる企業」清文社を参照) 野村證券インサイダー事件にも適切な対処法がある。

2008 年 8 月 18 日 (月)

◆ お詫びと衣替えのお知らせ ◆

このブログは、数ヶ月休止状態であった。 私の怠慢であり、お詫びするしかない。 全面的に中止しようかと思った。 ただ、時代の流れを解説する責任も感じている。 そこで、テーマを変えて、再出発することにした。 テーマは、「新聞記事等に見る経営・企業法務」とする。 なるべくなら、新聞記事の行間に焦点を当てたい。

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そうすることで、時代の流れの認識、予測を書きたい。 物事の考え方は、つぎの3つであると思っている。 わが師としている故安岡正篤師の教えである。 1.本質的に見る 2.長期的に見る 3.多面的に見る こういう視点から、新聞記事・雑誌等の記事を見て、 経営と企業法務(税務を含む)について考えを述べたい。 ときには、記事の紹介で終わることもあるかもしれない。 今度は、このブログの長期中断だけはしないようにしたい。 今後は、最低、月2、3回は、掲載をしたいと思っている。 見てくださる方に役立つブログを目指したい。 9月1日をスタート日とする。 気軽にアクセスしていただければ、幸いである。

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