2013年 6月号
NO.96
発行:那覇市立繁多川図書館 〒902-0071 那覇市繁多川 4-1-38 TEL:098-917-3455 FAX:098-853-6010
E-mail:[email protected] Web:http://edu.city.naha.okinawa.jp/lib/
★繁多川図書館は子どもの本と文化向上を目的に活動する「沖縄県子どもの本研究会」が一部業務受託・運営しています★
スーマンボースー
号
スーマンボースー(小満芒種)とは「沖縄の梅雨期。スーマン(小満)、ボースー(芒 種)とも、二十四節季の一つで、それぞれ太陽暦の5月21日頃と6月6日頃にあたる」 (『沖縄語辞典』研究社)と紹介されています。 イナズマがピカッと光り、雷がゴロゴロと大きな音を立てる雨では、雷様におへそを 取られないようにと急いで隠した子どもの頃を思い出します。そんな時には「くゎーぎ ぬしちゃ くゎーぎぬまーた(桑の木の下 桑の木の股・枝)」とおまじないを唱えてみ ませんか?(『子育ちわらべうた』うてぃらーみや )★ 今 月 の 展 示 テ ー マ ★
<メイン>
・慰霊の日
<一 般>
・安眠ぐっすり すやすや
<読み聞かせコーナー>
・内田麟太郎 ・長野ヒデ子 ・父の日
<育 児>
・育児コミック
ぴよぴよおはなし会
(第 2・4 水曜日)☆6月12日・26日(水)☆
☆午前11時∼午前11時30分 ☆繁多川図書館 おはなしのへや ☆対象:乳幼児とご家族の方 無料・申込が必要です(先着3組)定例おはなし会
(第 2・4 土曜日)☆6月8日・22日(土)☆
☆午前11時∼午前11時30分 ☆繁多川図書館 おはなしのへや 無料・申込不要 どなたでも参加いただけます慰霊の日企画
朗読会
・日時:6月16日(日)
14 時 30 分∼15時30分・場所:繁多川公民館3階 ホール
・内容:「平和朗読・首里」による朗読
・申込不要・無料
資料展示
・期間:6月11日
(火)∼24日
(月)資 資 料料 名名 著著 者者 名名 出出 版版 者者 資資 料料 名名 著著 者者 名名 出出 版版 者者 ▲ ▲いいっっししょょだだよよ 小小 寺寺 卓卓 矢矢 アアリリスス館館 ★★トトキキメメキキ♡♡図図書書館館33・・44巻巻 服服 部部千千 春春 講講 談談 社社 ▲ ▲ロロンンパパーーちちゃゃんんととふふううせせんん 酒酒 井井 駒駒 子子 白白 泉泉 社社 ★★ジジャャココののおお菓菓子子なな学学校校 ララッッシシェェルル・・オオススフファァテテーールル 文文研研出出版版 ▲ ▲イイヌヌ カカウウ ココドドモモ 金金森森美美智智子子 童童 話話 社社 ★★ くく りり ぃぃ むむ パパ ンン 濱濱 野野 京京 子子 くくももんん出出版版 ▲ ▲ どど ここ いい っっ たた んん ジジョョンン・・ククララッッセセンン ククレレヨヨンンハハウウスス ★★ひひみみつつののココレレククシショョンン 本本 橋橋 靖靖 昭昭 国国 土土 社社 ▲ ▲ アア ンン ジジ ェェ ロロ デデビビッッドド・・ママココーーレレイイ ほほるるぷぷ出出版版 ★★雨雨ふふるる本本屋屋のの雨雨ふふららしし 日日向向理理恵恵子子 童童 心心 社社 ▲ ▲死死神神ささんんととアアヒヒルルささんん ヴヴォォルルフフ・・エエァァルルブブルルッッフフ 草草土土文文化化 ◆◆ぼぼくくがが宇宇宙宙人人ををささががすす理理由由 鳴鳴 沢沢真真 也也 旬旬 報報 社社 ▲ ▲ ハハルルばばぁぁちちゃゃんんのの手手 山山 中中 恒恒 福福 音音 館館 ◆◆ジジョョンン万万次次郎郎海海をを渡渡っったたササムムラライイ魂魂 ママーーギギーー・・ププロロイイスス 集集 英英 社社 ★ ★ おお父父 ささんんのの VV ササイイ ンン そそううままここううへへいい 小小 峰峰 書書 店店 ◆◆ ママ リリ アア ンン はは 歌歌 うう パパムム・・ムムニニョョスス・・ラライイアアンン 光光村村教教育育図図書書 資 資 料料 名名 著著 者者 名名 出出 版版 者者 資資 料料 名名 著著 者者 名名 出出 版版 者者 ひ ひたたすすらら面面白白いい小小説説がが読読みみたたくくてて 児児 玉玉 清清 中中央央公公論論社社 堕堕 落落 部部 屋屋 川川本本 史史織織 ググララフフィィッックク社社 で で ききるるここととをを少少ししずずつつ 香香山山 リリカカ 毎毎 日日 新新 聞聞 社社 ククロロッッシシェェママニニアアのの手手編編みみババッッググ 文文化化出出版版局局 島 島 旅旅 ひひ とと りり っっ ぷぷ 松松 鳥鳥 むむ うう 小小 学学 館館 ママンンシショョンン地地震震にに備備ええたた暮暮ららしし方方 枻枻 出出 版版 日 日本本人人なならら知知っってておおききたたいい美美ししいい1100のの作作法法 小小笠笠原原敬敬承承斎斎 中中 経経 出出 版版 売売れれるるネネッットトシショョッッププ開開業業・・運運営営 川川村村 トトモモエエ イインンププレレススジジャャパパンン ハ ハッッピピーー保保育育アアドドババイイスス 原原坂坂 一一郎郎 ひひかかりりののくくにに 44色色ボボーールルペペンンででかかわわいいいいイイララスストトをを描描くく!! くくわわざざわわ・・ゆゆううここ 主主婦婦のの友友社社 基 基本本ののメメイイククととススキキンンケケアアババイイブブルル 主主婦婦のの友友社社 きき へへ んん 野野呂呂 希希一一 青青 社社 草 草間間淑淑江江4444歳歳美美魔魔女女BBeeaauuttyyDDaayy 草草間間 淑淑江江 辰辰巳巳出出版版 進進めめ!!枯枯れれ女女((カカレレーーシジ゙ョョ)) 蒼蒼井井 ひひかかりり 宝宝 島島 社社 行 行 正正りり香香ののイインンテテリリアア 行行正正 りり香香 講講 談談 社社 神神 はは 死死 んん だだ ロロンン・・カカリリーー・・シジ゙ュュニニアア 白白 水水 社社 行 行 正正りり香香ののパパススタタ定定食食 行行正正 りり香香 扶扶 桑桑 社社 オオーーケケンンのの、、ここののエエッッセセイイはは手手書書ききでですす 大大槻槻 ケケンンヂヂ ぴぴ ああ 旦 旦 那那 ささ んん 定定 食食 22 //11 越越智智 千千恵恵子子 主主婦婦のの友友社社 変変 莫莫 言言 明明石石書書店店 資 資 料料 名名 歌歌 手手 名名 発発 売売 者者 資資 料料 名名 出出演演者者等等 発発 売売 者者 御 御 前前 風風 幸幸地地亀亀千千代代 ママルルテテルルレレココーードド ““生生命命””のの未未来来をを変変ええたた男男 山山中中伸伸弥弥iiPPSS細細胞胞革革命命 山山中中伸伸弥弥 NN HH KK パ パ ーー トト ナナ ーー しし おお りり EE MM II ああ らら いい ぐぐ まま ララ スス カカ ルル ババンンダダイイビビジジュュアアルル ハ ハ ニニーー ササッッククルル・・ロローーズズ 西西 平平 和和 代代 ミミススタターー・・ケケリリーーズズ 匠匠のの世世界界 染染色色 三三 琉琉球球のの女女をを紡紡ぐぐ 平平良良敏敏子子 テ テッッパパンン!!懐懐かかししののアアニニメメソソンンググスス 上上 ココ ロロ ムムビビ アア ここれれららのの顔顔をを忘忘れれるるなな モモーーシショョンンププロロ 資 資 料料 名名 著著 者者 名名 出出 版版 者者 資資 料料 名名 著著 者者 名名 出出 版版 者者 尚 尚円円王王妃妃・・宇宇喜喜也也嘉嘉のの謎謎 渡渡久久地地十十美美子子 ボボーーダダーーイインンクク 沖沖縄縄カカフフェェフブ゙ッックク 22001133--1144 成成美美堂堂出出版版 沖 沖縄縄ママジジムムンン図図鑑鑑 比比 嘉嘉 淳淳 子子 主主 婦婦 のの 友友社社 るるるるぶぶ 沖沖縄縄‘‘1133 JJTTBBハパ゚フブ゙リリッッシシンンクグ゙ ●赤ちゃん絵本 ▲幼児・児童絵本 ★児童(絵本以外) ◆YA(ヤングアダルト・・・中高生向け) ★ 上記以外の新着資料もございます★
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繁多川図書館 慰霊の日特集
平和朗読会
朗読会
・
朗読劇
「平和
の
礎」
30 分
※沖縄戦の証言集を基に構成
・
絵本
『マブニ
の
アンマー
おきなわの母
』
25 分
赤座憲久・文 北島新平・絵
出演:
サークル
「平和朗読・首里」
・日時:6
月
16
日(日)
14
時
30
分∼
15
時
30
分
・場所:繁多川公民館 3階 ホール
・申込不要・無料
・駐車場がございません。公共の交通機関をご利用ください。
繁多川図書館資料展
期間:6月11日(火)∼24日(月)
場所:繁多川図書館ロビー・館内
内容:沖縄戦に関するパネルの展示
平和・戦争に関する資料の展示
かn
∼∼ 本のある風景 ∼∼ 〔
NO.24
〕
『
<アイヌの民話>風の神とオキクルミ
』
萱野 茂/文 斉藤 博之/絵 小峰書店 1975 年初版 「わたしはピカタカイムという女神。神の国の風の神です。」こう始まる文を読んだ瞬間、 これは“語る絵本”だと思った。村人を苦しめる女神を、オキクルミというアイヌの守護神 が懲らしめるという物語。メリハリある静と動の場面を声に出すと、体にしみ込んでいくよ うな心おどるリズムが感じられる。それも道理で、あとがきには“アイヌのカムイユカル(神 が自ら語る物語)をもとに作られた”とある。人知を超える力を持ちながら人間並みの感情 を露わにする神の二面性が力強く、そしておおらかに描かれる。又、斉藤さんの絵が素晴ら しい。女神が我を忘れて舞い続ける時の表情と衣の動きの美しさは何度見ても魅せられる。 以前住んでいた奈良の読み聞かせ仲間から“あなたの十八番”とリクエストされ、大切に語 ってきた絵本である。 それから沖縄に移住して、ある時、この本の著者萱野さんの名前を新聞の片隅に見つけた −「民族学者萱野氏、県立芸大でアイヌ語の講義」。お会いして“先生の話を語り続けてます” と直接伝えたい。学者の集まりであろう所に私が行っては?というためらいはあったが、“今 日/これから/しかも我が家の近くで行われる”、こんな機会を逃しては! その思いが背中を 押した。ありがたい事に講義が終わると、世話役の方のご配慮でなんとご本人に私の語り(ほ んの一部だったが)を聞いてもらうことができた。その折アイヌ語で書いてもらった“私の 話を語ってくれてありがとう。これからも続けてください”の言葉は今も私を励ましてくれ ている。萱野さんはその4年後に亡くなられた。だから、あの小さな記事が目に留まり、作 者に会えたのは“沖縄の地”が与えてくれた奇跡ともいえることだったのだ。 絵本に長く関わっていると、こんな風にその絵本にまつわる“自分なりの物語”が生まれ てくることが多い。子どもたちにいろんな絵本を手渡しながら、そんな私の人生の一コマを 伝えられる喜びを味わっている。 [石黒 冨美子・沖縄県子どもの本研究会] <著者プロフィール> 萱野 茂(かやの しげる) 1926 年北海道に生まれる。母語としてのアイヌ語と日本語のふたつ の言語の中で成長。アイヌ文化の伝承、研究家としての第一人者。‘75 年『ウエペケレ集大成』で菊池寛賞、‘89 年吉川栄治文化賞、‘93 年北 海道文化賞受賞。主な著者に『炎の馬』、『二谷風に生きて』、『菅野茂 のアイヌ語辞典』など多数。(1999 年新装版奥付より) (萱野 茂/文 斉藤 博之/絵 小峰書店 1999 年新装版 表紙画像)