• 検索結果がありません。

やまなし若者中心市街地活性化 ( ワイワイ ) 協働事業とは はじめに やまなし若者中心市街地活性化協働事業 ( 通称 : ワイワイ協働事業 ) は 大学生を中心とする若者の柔軟な発想と活力ある行動力を活用し 産学官民等とコンソーシアムを組織し 協働して魅力ある街づくりや中心市街地の活性化を図るとと

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "やまなし若者中心市街地活性化 ( ワイワイ ) 協働事業とは はじめに やまなし若者中心市街地活性化協働事業 ( 通称 : ワイワイ協働事業 ) は 大学生を中心とする若者の柔軟な発想と活力ある行動力を活用し 産学官民等とコンソーシアムを組織し 協働して魅力ある街づくりや中心市街地の活性化を図るとと"

Copied!
6
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

教育長あいさつ

第二期チャレンジ山梨行動計画の基本目標には、「元気産業創出」チャレンジとして、「中心市

街地の活性化と商業の振興」があります。その中でも「やまなし若者中心市街地活性化協働事業」

は、若者の柔軟で創意工夫された豊かな発想と機動性や協働性に富んだ実行力を活かして中心

市街地商店街の活性化を図り、さらには将来の山梨を担う若者を育成していく事業です。この事

業は、平成20年度から「ワイワイプロジェクト」として3年間、平成23年度から「ワイワイコンソーシア

ム」として3年間進められ、今年度から新たに「ワイワイ協働事業」としてスタートしました。事業の始

まりからすでに7年間の経過となりますが、この間に本事業に関わった多くの若者たちは、今、地域

社会を発展させるべくそれぞれの道で大いに活躍しています。長引く景気の低迷や社会状況の変

化などにより、地域社会を活性化することは容易ではありませんが、彼ら若者の力が、山梨県に新

たな活力を生み出してくれるものと強く期待しています。

今年度の取り組みとしては、多くの高校生や大学生からの公募と審査会をとおして上げられた2

つのアイデアに加え、実行委員自らがコンソーシアムと協働してつくり上げたアイデアもいくつか実

行されました。そのため、これまで以上に商店街やコンソーシアム参加の方々と実行委員の大学

生との協働が進み、実現されたアイデアも商店街の実態に即したものや継続が可能なものとなり、

今後の事業の方向性を示唆する成果が得られました。

今後も、これまで積み重ねてきた成果を大いに生かし、また課題をひとつひとつ克服し、事業が

さらなる進化を遂げていくことを期待しています。

最後になりましたが、事業の実施に関しまして、深い御理解と御協力をいただきました朝日通り

商店街、甲府城南商店街をはじめ多くの関係者の皆さまに心から感謝申し上げます。

山 梨 県 教 育 委 員 会

教育長 阿部 邦彦

(2)

やまなし若者中心市街地活性化(ワイワイ)協働事業とは

はじめに

「やまなし若者中心市街地活性化協働事業(通称:ワ イワイ協働事業)」は、大学生を中心とする若者の柔軟 な発想と活力ある行動力を活用し、産学官民等とコンソ ーシアムを組織し、協働して魅力ある街づくりや中心市 街地の活性化を図るとともに、将来の地域リーダーとし ての人材育成を図ることを目的として行われている山 梨県教育委員会の事業です。

1 これまでの経緯

平成20年度~平成22年度 「やまなし若者地域活性化プロジェクト推進事業(ワイワイプロジェクト)」 平成20年度・・・・3つの実行委員会によるイベントの実施。対象は、銀座通 り商店街。 平成21年度・・・・甲府えびす講祭りと共催による「イマドキコンファレンス 開催。対象は、かすがも~る商店街。 平成22年度・・・・朝日通り7者コンソーシアム開催による取り組み。対象は、 朝日通り商店街。 平成23年度~平成25年度 「やまなし若者中心市街地活性化コンソーシアム事業(ワイワイコンソーシアム)」 平成23年度・・・・「朝日通りセブンスター計画」を柱とするコンソーシアムで の取り組み。対象は、朝日通り商店街。 平成24年度・・・・「ワイワイつながる計画」を柱とするコンソーシアムでの取 り組み。対象は、朝日通り商店街と甲府城南商店街。 平成25年度・・・・「アメーバ計画」と命名したコンソーシアムでの取り組み。対 象は、朝日通り商店街と甲府城南商店街。 平成26年度~平成28年度 「やまなし若者中心市街地活性化協働事業(ワイワイ協働事業)」 平成26年度・・・・「PR-asahi」と命名した商店街との協働での取り組み。対 象は、朝日通り商店街と甲府城南商店街。

2 本年度対象とした商店街

昨年度に引き続き、朝日通り商店街と甲府城南商店街(オリオンスクエア)を対象として事業を展開した。

朝日通り商店街

は、甲府駅北口の北西方向に位置し、南北約500mにわ たってのびる朝日通り沿いの商店街である。日用品販売店から病院が揃う庶 民的な街で、中には何代にもわたって営まれている商店もある。現在営業して いる商店数は約100軒を数えるが、シャッターを閉めてしまった店舗もいくつか 見られる。道路沿いの歩道はよく整備されており、車道との間には、この街の シンボルともなっているハナミズキの木が植えられている。春は桃色と白色の 花で、秋は紅葉で、冬は飾りつけられたイルミネーションで、通行する人の目 を楽しませてくれる。ハナミズキ祭りや夏祭り、えびす講祭りの時など、車の通 行を遮断して歩行者天国としている。 朝日通り商店街

(3)

甲府城南商店街

は、甲府駅南口の南東方向、甲府城のすぐ南側 に位置する。オリオン通りとその東側にあるオリオンイースト通りを中心 とする商店街で、オリオンスクエアという名称で呼ばれることもある。岡 島デパートとも近接しており、ココリなども含まれる。かつては山梨県の 中心的な商店街として多くの買い物客を集めたが、現在は人通りが減 り、シャッターを閉めてし まった店舗も多い。甲府 城南商店街の中核をな しているオリオン通りは、 ガラス張りの屋根をもつ アーケード街となってお り、歩行者専用の通りで は、様々なイベントが行 われている。オリオンイースト通りは、近年リニューアルし、煉瓦づ くりの外観で統一され、今後の発展が期待されている。甲府城南 商店街振興組合に所属する商店数は、約70店である。

3 実行委員会アイデア審査部会とアイデア募集(4月~10月)

○実行委員会アイデア審査部会(アイデア募集から選考までを進める) 実 行委員公募 4月12日(土)~5月12日(土) 県のHP・大学の掲示板への掲載、ポスターの配布・掲示、大学の講義内での PR などにより公募 実行委員会準備会 4月9日(水)、4月16日(水)、4月30日(水)、5月16日(金)、5月23日(金) アイデア募集開始 7月7日(月)~9月10日(日) 県のHP・大学の掲示板への掲載、高校や専門学校等へのポスターの配布と 応募依頼、大学コンソーシアムでの PR 活動、などにより公募 第1回実行委員会(アイデア審査部会) 5月30日(金) 第2回実行委員会(アイデア審査部会) 6月6日(金) 第3回実行委員会(アイデア審査部会) 6月13日(金) 第4回実行委員会(アイデア審査部会) 9月12日(金) 第5回実行委員会(アイデア審査部会) 9月19日(金) ※ 第6回実行委員会(アイデア審査部会) 9月26日(金) 第7回実行委員会(アイデア審査部会) 10月3日(金) 第8回実行委員会(アイデア審査部会) 10月10日(金) ※アイデア一次審査 第9回実行委員会(アイデア審査部会) 10月18日(土) アイデア二次審査会 ○アイデア二次審査会(兼第9回実行委員会(アイデア審査部会)) 日時:10月18日(土) 会場:やまなしプラザ オープンスクエア 審査員(敬称略): 伊藤洋(山梨県立大学学長、審査委員長)、数野雅彦(甲府市企画部地域政策監、山本知孝甲府市副市長代 理)、越石寛(甲府商工会議所中小企業振興部長)、雪江美也(朝日通り商店街協同組合理事長)、福嶋敏三 (甲府城南商店街振興組合理事長)、小林久(株式会社やまと代表取締役社長)、平井敏男(山梨県産業労働 部次長)、吉原美幸(山梨県教育委員会教育次長) 応募アイデア:応募総数47点(応募者総数110名) 甲府城南商店街(オリオン通り)

(4)

★ グ ラ ン プ リ(知事賞) 「O-1グランプリ(オーワン)」 甲府商業高校3年 生原亜夢、中澤美桜 ★ 準グランプリ(教育長賞) 「俺たちの想いを伝えたい!」 甲府商業高校3年 雨宮里穂 ★ 佳 作(3アイデア) 「地域システム学科と継続的なまちづくり」 山梨大学3年 池田真菜美 「朝日通り商店街 職業体験プロジェクト」 甲府工業高校3年 中村梨乃 「朝日通り ぽかぽか活性化プロジェクト」 甲府工業高校3年 荻野早也佳

4 実行委員会とコンソーシアム(6月~3月)

○実行委員会の立ち上げ 山梨大や県立大の学生が中心になって、実行委員会を組織した。 昨年度までの反省から、実行委員の十分な人数を確保するために、 随時増員できることとしてスタートした。本年度の基本的なテーマは、 入賞したアイデアの内容を考慮し、さらに昨年度までのテーマである「つながり」を引き継ぎながら発展させたい という意図から、商店街も含めて他団体との協力・協働を目指すこととした。商店街とのつながりはもちろんのこと、 商店街内部のつながりや、地域の活性化を目的に取り組んでいる他団体とのつながりを作り生かすことで、より 力強い取り組みができるものと考えた。 今までなかなか若者や他地域の人達に知られていなかった商店 街の知名度を上げることに重点的に取り組むため、本年度の実行 委員会テーマを「PR!asahi」と命名した。実行委員会内部でも、 3つのグループをつくり、アイデアの実現に向けてグループ内でも協 働しながら、みんなで同じ方向性を共有しながら取り組んできた。入 賞したアイデアだけでなく、実行委員会として話し合い考えてきたア イデアを大切にし、継続性と発展性を掲げながら、年間を通してイ ベントだけでなく様々な場面で活動してきた。アイデアを実現してい く過程では、商店街とはもちろんのこと、できるだけ他団体とも協働 できる場面を設定してきた。 ○コンソーシアム 若者と商店街だけではなく、産学官民など社会の多様な担い手にも加わってもらってコンソーシアムを形成し、

(5)

事業を進めていくことが、ワイワイ協働事業の柱のひとつである。本 年度対象としている2つの商店街については、すでにコンソーシアム が形成されていることから、これをそのまま引き継いで事業を進め た。 朝日通り商店街については、コンソーシアムが定着しており、週 に一度の商店街主催の会議もコンソーシアムで行われている。今年 度は、特に活動のステージを朝日通り商店街を中心とし、ワイワイ実 行委員会は、実質的に5月から活動をはじめた。朝日通り商店街の コンソーシアム(ASH8)についても、ワイワイの学生と一緒に協働し ながら積極的に活動してきた。 オリオンスクエアについては、今年度は、なかなか協働して活動することはできなかったが、一昨年度末から甲 府市が中心となって立ち上げた「ストリート再生チーム」に年度末に参加し、お互いのこれまでの活動を報告し合 う中で今後の協働についての協議をした。 ○実行委員会とコンソーシアムの開催記録 コンソーシアム開催とは別に、毎週実行委員会を開催して進行状況や課題を共有した。 【実行委員会】 第 1回実行委員会 6月20日 第11回実行委員会 11月14日 第21回実行委員会 1月30日 第 2回実行委員会 6月27日 第12回実行委員会 11月21日 第22回実行委員会 2月 6日 第 3回実行委員会 7月 4日 第13回実行委員会 11月28日 第23回実行委員会 2月13日 第 4回実行委員会 7月11日 第14回実行委員会 12月 5日 第24回実行委員会 2月20日 第 5回実行委員会 7月25日 第15回実行委員会 12月12日 第25回実行委員会 2月27日 第 6回実行委員会 8月 1日 第16回実行委員会 12月19日 第26回実行委員会 3月 6日 第 7回実行委員会 8月 8日 第17回実行委員会 12月26日 第27回実行委員会 3月13日 第 8回実行委員会 10月24日 第18回実行委員会 1月 9日 第28回実行委員会 3月20日 第 9回実行委員会 10月31日 第19回実行委員会 1月16日 第10回実行委員会 11月 7日 第20回実行委員会 1月23日 【朝日通り8者コンソーシアム(ASH8)】 ASH8は、各実行委員会と同日に実施しているほか、年間を通して毎週1回(金曜日夜)開催している。 【ストリート再生チーム会議】 第1回ストリート再生チーム会議(報告会) 3月11日 第2回ストリート再生チーム会議(パネルセッション) 3月21日 【活動報告会】 朝日通り商店街活動報告会 3月13日

コンソーシアム参加・協力団体(

順不同) ・シナプテック株式会社 ・NTT東日本山梨支店 ・株式式会社山梨放送 ・山梨日日新聞社 ・VALEM co.ltd ・やまなしの翼プロジェクト ・LLCまちづくり甲府 ・甲府商工会議所 ・山梨大学 ・山梨県立大学 ・山梨学院大学 ・大学コンソーシアムやまなし ・山梨県立甲府第一高等学校 ・山梨県立甲府工業高等学校 ・甲府市立甲府商業高等学校 ・山梨県(産業労働部、教育委員会) ・甲府市(企画部、産業部) ・ワイワイ実行委員会 ・朝日通り商店街 ・甲府城南商店街

(6)

5 実行した事業

<コラボ企画グループ>

『朝日通り商店街コラボ企画』

報告者 福岡達也・草野智徳・米山佳奈・古屋美貴・金城亜季穂 【目的】 商店街のいくつかのお店の商品を組み合わせて新たな魅力ある商品 を作り販売し商店街の認知度をあげ、詳しく知ってもらうことである。 【内容】 企画メンバーで商店街の食べ物を食べ、アイディアを出し合ってハナミ ズキワインとマカロンを組み合わせたハナミズキマカロン、サブレとあんこ を組み合せたあさひサンド、餃子とパンを組み合せた餃子パンを考案し た。11月にえびす講祭り、12月と3月にソライチ、1月に餅つき大会に出 店し販売し、商店街についてアピールした。 【成果と課題】 コラボ商品を通じて商店街 について知ってもらえたし、ソラ イチに出店したりメディアに取り 上げられたことでもより多くの方 に知ってもらえたと思う。販売し たときにも、子供から大人の方 まで購入していただき、「おいし かったよ。」と言っていただけたのでよかったし、商品を求めて商店街 に足を運んでくれる人がいたので非常にうれしかった。 また、私たちは商売する人ではないので実際に売れるか心配だったが完売することができ、コラボ商品を待っ ている人がいるので機会があれば自信を持って売ってい きたいし、回数を重ねるにつれて成長していきたい。その ためには売り方や商品の見せ方やアピール力がまだまだ よくないのでもっと工夫していきたい。 そして商品を求めて足を運んでくださる方がいるので商 品の常設や県内の他のお店におけるようこれから頑張って いきたい。また、ソライチや商店街のイベントだけでなく他 のイベントに出てもっともっと商店街をアピールして知って もらえるよう努めていきたい。

参照

関連したドキュメント

概要・目標 地域社会の発展や安全・安心の向上に取り組み、地域活性化 を目的としたプログラムの実施や緑化を推進していきます

都市中心拠点である赤羽駅周辺に近接する地区 にふさわしい、多様で良質な中高層の都市型住

在学中に学生ITベンチャー経営者として、様々な技術を事業化。同大卒業後、社会的

市内15校を福祉協力校に指定し、児童・生徒を対象として、ボランティア活動や福祉活動を

1.実態調査を通して、市民協働課からある一定の啓発があったため、 (事業報告書を提出するこ と)

対策等の実施に際し、物資供給事業者等の協力を得ること を必要とする事態に備え、

RE100とは、The Climate Groupと CDPが主催する、企業が事業で使用する 電力の再生可能エネルギー100%化にコ

中央防波堤内の施工事業者間では、 「中防地区工