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水質試験年報 平成 2 8 年度 (2016 年度 ) 第 67 集 横浜市水道局

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(1)

水 質 試 験 年 報

平 成 2 8 年 度

(2016年度)

第67集

(2)

水質試験方法及び試験成績について

1 この「水質試験年報」は、平成28年4月1日から平成29年3月31日までの1年間に、

横浜市水道局が行った水質試験の成績を収録したものです。

2 試験方法は、次の方法により行いました。

(1) 水質基準に関する省令の規定に基づき厚生労働大臣が定める方法

(平成15年7月22日 厚生労働省告示第261号)(最終改正:平成28年3月30日)

(2) 水道法施行規則第17条第2項の規定に基づき厚生労働大臣が定める遊離残留塩素

及び結合残留塩素の検査方法

(平成15年9月29日厚生労働省告示318号)(最終改正:平成17年3月11日)

(3) 水質基準に関する省令の制定及び水道法施行規則の一部改正等について

(平成15年10月10日健水発第1010004号)(最終改正:平成27年3月25日)

(4) 水質基準に関する省令の制定及び水道法施行規則の一部改正等並びに水道水質管

理における留意事項について

(平成15年10月10日健水発第1010001号)(最終改正:平成28年3月30日)

(5) 上水試験方法、日本水道協会:2011年版

(6) 水道水等の放射能測定マニュアル

(平成23年10月)

(7) 工業用水試験方法

JIS:K0101-1998

(8) 水道用資機材-浸出試験方法 JWWA:Z108-2016

なお、各項目の水質試験方法並びに理化学試験・細菌試験及び生物試験の単位は次

の「水質試験方法及び試験結果記載要領」及び「生物試験成績記載要領」によります。

(3)

水質基準

水質基準項目(51項目)

(平成28年4月1日時点) No.

水 質 基 準 項 目

分 類

基 準 値

備 考

1 一般細菌 1mLの検水で形成される集落数が100以下 2 大腸菌 検出されないこと 3 カドミウム及びその化合物 カドミウムの量に関して、0.003mg/L以下 4 水銀及びその化合物 水銀の量に関して、0.0005mg/L以下 5 セレン及びその化合物 セレンの量に関して、0.01mg/L以下 6 鉛及びその化合物 鉛の量に関して、0.01mg/L以下 7 ヒ素及びその化合物 ヒ素の量に関して、0.01mg/L以下 8 六価クロム化合物 六価クロムの量に関して、0.05mg/L以下 9 亜硝酸態窒素 無機物質 0.04mg/L以下 11 硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素 10mg/L以下 12 フッ素及びその化合物 フッ素の量に関して、0.8mg/L以下 13 ホウ素及びその化合物 ホウ素の量に関して、1.0mg/L以下 14 四塩化炭素 0.002mg/L以下 15 1,4-ジオキサン 0.05mg/L以下 シス-1,2-ジクロロエチレン     及びトランス-1,2-ジクロロエチレン 17 ジクロロメタン 0.02mg/L以下 18 テトラクロロエチレン 0.01mg/L以下 19 トリクロロエチレン 0.01mg/L以下 20 ベンゼン 0.01mg/L以下 21 塩素酸 0.6mg/L以下 22 クロロ酢酸 0.02mg/L以下 23 クロロホルム 0.06mg/L以下 24 ジクロロ酢酸 0.03mg/L以下 25 ジブロモクロロメタン 0.1mg/L以下 26 臭素酸 0.01mg/L以下 27 総トリハロメタン 0.1mg/L以下 28 トリクロロ酢酸 0.03mg/L以下 29 ブロモジクロロメタン 0.03mg/L以下 30 ブロモホルム 0.09mg/L以下 31 ホルムアルデヒド 0.08mg/L以下 32 亜鉛及びその化合物 亜鉛の量に関して、1.0mg/L以下 33 アルミニウム及びその化合物 アルミニウムの量に関して、0.2mg/L以下 34 鉄及びその化合物 鉄の量に関して、0.3mg/L以下 35 銅及びその化合物 銅の量に関して、1.0mg/L以下 36 ナトリウム及びその化合物 ナトリウムの量に関して、200mg/L以下 37 マンガン及びその化合物 マンガンの量に関して、0.05mg/L以下 38 塩化物イオン その他 200mg/L以下 39 カルシウム、マグネシウム等(硬度) 無機物質 300mg/L以下 40 蒸発残留物 その他 500mg/L以下 41 陰イオン界面活性剤 0.2mg/L以下 42 ジェオスミン 0.00001mg/L以下 43 2-メチルイソボルネオール 0.00001mg/L以下 44 非イオン界面活性剤 0.02mg/L以下 45 フェノール類 フェノールの量に換算して、0.005mg/L以下 46 有機物(全有機炭素(TOC)の量) 3mg/L以下 47 pH値 5.8以上8.6以下 48 味 異常でないこと 49 臭気 異常でないこと 50 色度 5度以下 51 濁度 2度以下 無機物質 有機物質 その他 無機物質 有機物質 16  0.04mg/L以下 消毒 副生成物 微生物 重金属等 10    シアン化物イオン及び塩化シアン 消毒副生成物無機物質  シアンの量に関して、0.01mg/L以下

(4)

水質管理目標設定項目(26項目)

(平成28年4月1日時点) No.

水 質 管 理 目 標 設 定 項 目

分 類

目 標 値

備 考

1 アンチモン及びその化合物 アンチモンの量に関して、0.02mg/L以下 2 ウラン及びその化合物 ウランの量に関して、 0.002mg/L以下(暫定) 3 ニッケル及びその化合物 ニッケルの量に関して、0.02mg/L以下 4 1,2-ジクロロエタン 0.004mg/L以下 5 トルエン 0.4mg/L以下 6 フタル酸ジ(2-エチルヘキシル) 0.08mg/L以下 7 亜塩素酸 0.6mg/L以下 8 二酸化塩素 0.6mg/L以下 9 ジクロロアセトニトリル 0.01mg/L以下(暫定) 10 抱水クロラール 0.02mg/L以下(暫定) 11 農薬類(オキソン体を含む) 有機物質 検出値と目標値の比の和として、1以下 12 残留塩素 1mg/L以下 13 カルシウム、マグネシウム等(硬度) 10mg/L以上100mg/L以下 14 マンガン及びその化合物 マンガンの量に関して、 0.01mg/L以下 15 遊離炭酸 20mg/L以下 16 1,1,1-トリクロロエタン 0.3mg/L以下 17 メチル-t -ブチルエーテル(MTBE) 0.02mg/L以下 18 有機物等(過マンガン酸カリウム消費量) 3mg/L以下 19 臭気強度(TON) 3以下 20 蒸発残留物 30mg/L以上200mg/L以下 21 濁度 1度以下 22 pH値 7.5程度 23 腐食性(ランゲリア指数) -1程度以上とし、極力0に近づける 24 従属栄養細菌 微生物 1mLの検水で形成される集落数が2000以下(暫定) 25 1,1-ジクロロエチレン 有機物質 0.1mg/L以下 26 アルミニウム及びその化合物 無機物質 アルミニウムの量に関して、 0.1mg/L以下

要検討項目(47項目)

(平成28年4月1日時点) No.

要 検 討 項 目

目 標 値

備 考

1 銀及びその化合物 - 2 バリウム及びその化合物 0.7mg/L以下 3 ビスマス及びその化合物 - 4 モリブデン及びその化合物 0.07mg/L以下 5 アクリルアミド 0.0005mg/L以下 6 アクリル酸 - 7 17-β-エストラジオ-ル 0.00008mg/L以下(暫定) 8 エチニル-エストラジオ-ル 0.00002mg/L以下(暫定) 9 エチレンジアミン四酢酸(EDTA) 0.5mg/L以下 10 エピクロロヒドリン 0.0004mg/L以下(暫定) 11 塩化ビニル 0.002mg/L以下 12 酢酸ビニル - 13 2,4-トルエンジアミン - 14 2,6-トルエンジアミン - 15 N ,N -ジメチルアニリン - 16 スチレン 0.02mg/L以下 17 ダイオキシン類 1pg-TEQ/L以下(暫定) 18 トリエチレンテトラミン - 19 ノニルフェノ-ル 0.3mg/L以下(暫定) 20 ビスフェノ-ルA 0.1mg/L以下(暫定) 21 ヒドラジン - 22 1,2-ブタジエン - 23 1,3-ブタジエン - 24 フタル酸ジ(n-ブチル) 0.01mg/L以下 25 フタル酸ブチルベンジル 0.5mg/L以下 26 ミクロキスチン-LR 0.0008mg/L以下(暫定) 消毒 副生成物 無機物質 有機物質 その他 無機物質 有機物質 消毒剤

(5)

27 有機すず化合物 0.0006mg/L以下(暫定)(TBTO) 28 ブロモクロロ酢酸 - 29 ブロモジクロロ酢酸 - 30 ジブロモクロロ酢酸 - 31 ブロモ酢酸 - 32 ジブロモ酢酸 - 33 トリブロモ酢酸 - 34 トリクロロアセトニトリル - 35 ブロモクロロアセトニトリル - 36 ジブロモアセトニトリル 0.06mg/L以下 37 アセトアルデヒド - 38 MX 0.001mg/L以下 39 キシレン 0.4mg/L以下 40 過塩素酸 0.025mg/L以下 41 パーフルオロオクタンスルホン酸(PFOS) - 42 パーフルオロオクタン酸(PFOA) - 43 N -ニトロソジメチルアミン(NDMA) 0.0001mg/L以下 44 アニリン 0.02mg/L以下 45 キノリン 0.0001mg/L以下 46 1,2,3-トリクロロベンゼン 0.02mg/L以下 47 ニトリロ三酢酸(NTA) 0.2mg/L以下

水質管理目標設定項目農薬類(120項目)

(平成28年4月1日時点) No.

水質管理目標設定項目農薬類

用 途

※1

目 標 値

備 考

1 1,3-ジクロロプロペン(D-D) ① 0.05mg/L以下 2 2,2-DPA(ダラポン) ② 0.08mg/L以下 3 2,4-D(2,4-PA) ② 0.03mg/L以下 4 EPN ① 0.004mg/L以下 オキソン体の濃度と合計して算出 5 MCPA ② 0.005mg/L以下 6 アシュラム ② 0.9mg/L以下 7 アセフェート ①・③ 0.006mg/L以下 8 アトラジン ② 0.01mg/L以下 9 アニロホス ② 0.003mg/L以下 10 アミトラズ ① 0.006mg/L以下 11 アラクロール ② 0.03mg/L以下 12 イソキサチオン ① 0.008mg/L以下 オキソン体の濃度と合計して算出 13 イソフェンホス ③ 0.001mg/L以下 14 イソプロカルブ(MIPC) ① 0.01mg/L以下 15 イソプロチオラン(IPT) ①・③・④ 0.3mg/L以下 16 イプロベンホス(IBP) ③ 0.09mg/L以下 17 イミノクタジン ①・③ 0.006mg/L以下 18 インダノファン ② 0.009mg/L以下 19 エスプロカルブ ② 0.03mg/L以下 20 エディフェンホス(エジフェンホス、EDDP) ③ 0.006mg/L以下 21 エトフェンプロックス ①・③ 0.08mg/L以下 22 エトリジアゾール(エクロメゾール) ③ 0.004mg/L以下 23 エンドスルファン(ベンゾエピン) ① 0.01mg/L以下 ※2 24 オキサジクロメホン ② 0.02mg/L以下 25 オキシン銅(有機銅) ①・③ 0.03mg/L以下 26 オリサストロビン ①・③ 0.1mg/L以下 27 カズサホス ① 0.0006mg/L以下 28 カフェンストロール ①・② 0.008mg/L以下 29 カルタップ ①・②・③ 0.3mg/L以下 30 カルバリル(NAC) ① 0.05mg/L以下 31 カルプロパミド ①・③ 0.04mg/L以下 32 カルボフラン ⑤ 0.005mg/L以下 33 キノクラミン(ACN) ② 0.005mg/L以下 34 キャプタン ③ 0.3mg/L以下 35 クミルロン ② 0.03mg/L以下 36 グリホサート ② 2mg/L以下 ※3 37 グルホシネート ②・④ 0.02mg/L以下 38 クロメプロップ ② 0.02mg/L以下 失効農薬・オキソン体の濃度と合計して算出

(6)

39 クロルニトロフェン(CNP) ② 0.0001mg/L以下 ※4 失効農薬 40 クロルピリホス ① 0.003mg/L以下 オキソン体の濃度と合計して算出 41 クロロタロニル(TPN) ①・③ 0.05mg/L以下 42 シアナジン ② 0.004mg/L以下 43 シアノホス(CYAP) ① 0.003mg/L以下 44 ジウロン(DCMU) ② 0.02mg/L以下 45 ジクロベニル(DBN) ② 0.03mg/L以下 46 ジクロルボス(DDVP) ① 0.008mg/L以下 47 ジクワット ② 0.005mg/L以下 48 ジスルホトン(エチルチオメトン) ① 0.004mg/L以下 49 ジチアノン ③ 0.03mg/L以下 50 ジチオカルバメート系農薬 ①・③ 0.005mg/L以下 ※5 51 ジチオピル ② 0.009mg/L以下 52 シハロホップブチル ② 0.006mg/L以下 53 シマジン(CAT) ② 0.003mg/L以下 54 ジメタメトリン ② 0.02mg/L以下 55 ジメトエート ① 0.05mg/L以下 56 シメトリン ② 0.03mg/L以下 57 ジメピペレート ② 0.003mg/L以下 失効農薬 58 ダイアジノン ①・③ 0.003mg/L以下 オキソン体の濃度と合計して算出 59 ダイムロン ①・②・③ 0.8mg/L以下 60 ダゾメット ③ 0.006mg/L以下 ※6 61 チアジニル ①・③ 0.1mg/L以下 62 チウラム ①・③ 0.02mg/L以下 63 チオジカルブ ① 0.08mg/L以下 64 チオファネートメチル ①・③ 0.3mg/L以下 65 チオベンカルブ ② 0.02mg/L以下 66 テルブカルブ(MBPMC) ② 0.02mg/L以下 失効農薬 67 トリクロピル ② 0.006mg/L以下 68 トリクロルホン(DEP) ① 0.005mg/L以下 69 トリシクラゾール ①・③・④ 0.1mg/L以下 70 トリフルラリン ② 0.06mg/L以下 71 ナプロパミド ② 0.03mg/L以下 72 パラコート ② 0.005mg/L以下 73 ピペロホス ② 0.0009mg/L以下 失効農薬 74 ピラクロニル ② 0.01mg/L以下 75 ピラゾキシフェン ② 0.004mg/L以下 76 ピラゾリネート(ピラゾレート) ② 0.02mg/L以下 77 ピリダフェンチオン ① 0.002mg/L以下 失効農薬 78 ピリブチカルブ ② 0.02mg/L以下 79 ピロキロン ①・③ 0.04mg/L以下 80 フィプロニル ①・③ 0.0005mg/L以下 81 フェニトロチオン(MEP) ①・③・④ 0.01mg/L以下 オキソン体の濃度と合計して算出 82 フェノブカルブ(BPMC) ①・③ 0.03mg/L以下 83 フェリムゾン ①・③ 0.05mg/L以下 84 フェンチオン(MPP) ① 0.006mg/L以下 ※7 85 フェントエート(PAP) ①・③ 0.007mg/L以下 86 フェントラザミド ② 0.01mg/L以下 87 フサライド ①・③ 0.1mg/L以下 88 ブタクロール ② 0.03mg/L以下 89 ブタミホス ② 0.02mg/L以下 オキソン体の濃度と合計して算出 90 ブプロフェジン ①・③ 0.02mg/L以下 91 フルアジナム ③ 0.03mg/L以下 92 プレチラクロール ② 0.05mg/L以下 93 プロシミドン ③ 0.09mg/L以下 94 プロチオホス ① 0.004mg/L以下 95 プロピコナゾール ③ 0.05mg/L以下 96 プロピザミド ② 0.05mg/L以下 97 プロベナゾール ①・③ 0.05mg/L以下 98 ブロモブチド ①・② 0.1mg/L以下 99 ベノミル ③ 0.02mg/L以下 ※8 100 ペンシクロン ①・③ 0.1mg/L以下 101 ベンゾビシクロン ② 0.09mg/L以下

(7)

102 ベンゾフェナップ ② 0.004mg/L以下 103 ベンタゾン ② 0.2mg/L以下 失効農薬 104 ペンディメタリン ②・④ 0.3mg/L以下 105 ベンフラカルブ ①・③ 0.04mg/L以下 106 ベンフルラリン(ベスロジン) ② 0.01mg/L以下 107 ベンフレセート ② 0.07mg/L以下 108 ホスチアゼート ① 0.003mg/L以下 109 マラチオン(マラソン) ① 0.7mg/L以下 オキソン体の濃度と合計して算出 110 メコプロップ(MCPP) ② 0.05mg/L以下 111 メソミル ① 0.03mg/L以下 112 メタム(カーバム) ① 0.01mg/L以下 ※6 113 メタラキシル ①・③ 0.06mg/L以下 114 メチダチオン(DMTP) ① 0.004mg/L以下 115 メチルダイムロン ② 0.03mg/L以下 失効農薬 116 メトミノストロビン ① 0.04mg/L以下 117 メトリブジン ② 0.03mg/L以下 118 メフェナセット ② 0.02mg/L以下 119 メプロニル ①・③ 0.1mg/L以下 120 モリネート ② 0.005mg/L以下 ※1 用途:①殺虫剤②除草剤③殺菌剤④植物成長調整剤⑤代謝物 ※2 代謝物であるエンドスルフェートの濃度と合計して算出 ※3 代謝物であるアミノメチルリン酸(AMPA)と合計して算出 ※4 CNP-アミノ体の濃度と合計して算出 ※5 ジネブ、ジラム、チウラム、プロピネブ、ポリカーバメート、マンゼブ(マンコゼブ)及びマンネブの濃度を二硫化炭素に換算して合計して算出 ※6 メチルイソチオシアネート(MITC)として測定し、原体に換算して算出 ※7 酸化物であるMPPスルホキシド、MPPスルホン、MPPオキソン、MPPオキソンスルホキシド及びMPPオキソンスルホンの濃度と   合計して算出 ※8 メチル-2-ベンツイミダゾールカルバメート(MBC)として測定し、ベノミルに換算して算出

(8)

平成28年度  水質試験方法及び試験結果記載要領        

 における留意事項 について(平成15年10月10日健水発第1010001号)」に従うものとする。 定量下限値は原則として基準値及び目標値の10分の1とし、技術的に実施可能な

 項目についてはそれ以下とした。 なお、試験方法未記載の項目については、試験を行っていない。

水質基準項目

定量下限値以上 定量下限値未満 1 一般細菌 CFU/mL 100 1 2 1 1 1未満  検査方法告示の別表第1に定める方法  標準寒天培地法 2 大腸菌 検出されないこと 検出 不検出  検査方法告示の別表第2に定める方法  特定酵素基質培地法 3 カドミウム及びその化合物 mg/L 0.003 p.5 2 0.00007 0.00007 0.00007未満  検査方法告示の別表第6に定める方法  ICP-MS法 4 水銀及びその化合物 mg/L 0.0005 p.5 2 0.00005 0.00005 0.00005未満  検査方法告示の別表第7に定める方法  還元気化-原子吸光光度法 5 セレン及びその化合物 mg/L 0.01 p.4 2 0.0004 0.0004 0.0004未満  検査方法告示の別表第6に定める方法  ICP-MS法 6 鉛及びその化合物 mg/L 0.01 p.4 2 0.0002 0.0002 0.0002未満  検査方法告示の別表第6に定める方法  ICP-MS法 7 ヒ素及びその化合物 mg/L 0.01 p.5 2 0.00006 0.00006 0.00006未満  検査方法告示の別表第6に定める方法  ICP-MS法 8 六価クロム化合物 mg/L 0.05 p.4 2 0.0002 0.0002 0.0002未満  検査方法告示の別表第6に定める方法  ICP-MS法 9 亜硝酸態窒素 mg/L 0.04 p.3 2 0.004 0.004 0.004未満  検査方法告示の別表第13に定める方法  IC法 10 シアン化物イオン及び塩化シアン mg/L 0.01 p.3 2 0.001 0.001 0.001未満  検査方法告示の別表第12に定める方法  IC-ポストカラム吸光光度法 11 硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素 mg/L 10 p.2 3 0.01 0.01 0.01未満  検査方法告示の別表第13に定める方法  IC法 12 フッ素及びその化合物 mg/L 0.8 p.2 2 0.01 0.01 0.01未満  検査方法告示の別表第13に定める方法  IC法 13 ホウ素及びその化合物 mg/L 1.0 p.3 2 0.002 0.002 0.002未満  検査方法告示の別表第6に定める方法  ICP-MS法 14 四塩化炭素 mg/L 0.002 p.4 2 0.0001 0.0001 0.0001未満  検査方法告示の別表第14に定める方法  PT-GC-MS法 15 1,4-ジオキサン mg/L 0.05 p.3 2 0.001 0.001 0.001未満  検査方法告示の別表第14に定める方法  PT-GC-MS法 シス-1,2-ジクロロエチレン 及びトランス-1,2-ジクロロエチレン 17 ジクロロメタン mg/L 0.02 p.4 2 0.0001 0.0001 0.0001未満  検査方法告示の別表第14に定める方法  PT-GC-MS法 18 テトラクロロエチレン mg/L 0.01 p.4 2 0.0001 0.0001 0.0001未満  検査方法告示の別表第14に定める方法  PT-GC-MS法 19 トリクロロエチレン mg/L 0.01 p.4 2 0.0001 0.0001 0.0001未満  検査方法告示の別表第14に定める方法  PT-GC-MS法 20 ベンゼン mg/L 0.01 p.4 2 0.0001 0.0001 0.0001未満  検査方法告示の別表第14に定める方法  PT-GC-MS法 21 塩素酸 mg/L 0.6 p.2 2 0.01 0.01 0.01未満  検査方法告示の別表第16の2に定める方法  IC法 22 クロロ酢酸 mg/L 0.02 p.3 2 0.002 0.002 0.002未満  検査方法告示の別表第17の2に定める方法  LC-MS法 23 クロロホルム mg/L 0.06 p.4 2 0.0001 0.0001 0.0001未満  検査方法告示の別表第14に定める方法  PT-GC-MS法 24 ジクロロ酢酸 mg/L 0.03 p.3 2 0.003 0.003 0.003未満  検査方法告示の別表第17の2に定める方法  LC-MS法 25 ジブロモクロロメタン mg/L 0.1 p.4 2 0.0001 0.0001 0.0001未満  検査方法告示の別表第14に定める方法  PT-GC-MS法 26 臭素酸 mg/L 0.01 p.3 2 0.001 0.001 0.001未満  検査方法告示の別表第18に定める方法  IC-ポストカラム吸光光度法 27 総トリハロメタン mg/L 0.1 p.4 3 0.0001 0.0001 0.0001未満  検査方法告示の別表第14に定める方法  PT-GC-MS法 28 トリクロロ酢酸 mg/L 0.03 p.3 2 0.003 0.003 0.003未満  検査方法告示の別表第17の2に定める方法  LC-MS法 29 ブロモジクロロメタン mg/L 0.03 p.4 2 0.0001 0.0001 0.0001未満  検査方法告示の別表第14に定める方法  PT-GC-MS法 30 ブロモホルム mg/L 0.09 p.4 2 0.0001 0.0001 0.0001未満  検査方法告示の別表第14に定める方法  PT-GC-MS法 31 ホルムアルデヒド mg/L 0.08 p.3 2 0.001 0.001 0.001未満  検査方法告示の別表第19に定める方法  溶媒抽出-誘導体化-GC-MS法 32 亜鉛及びその化合物 mg/L 1.0 p.4 2 0.0002 0.0002 0.0002未満  検査方法告示の別表第6に定める方法  ICP-MS法 p.4 2 0.0004 0.0004 0.0004未満  検査方法告示の別表第6に定める方法  ICP-MS法 p.2 2 0.01 0.01 0.01未満  検査方法告示の別表第5に定める方法  ICP-AES法 ※1  検査方法告示の別表第6に定める方法  ICP-MS法  検査方法告示の別表第5に定める方法  ICP-AES法 ※1 35 銅及びその化合物 mg/L 1.0 p.4 2 0.0002 0.0002 0.0002未満  検査方法告示の別表第6に定める方法  ICP-MS法 36 ナトリウム及びその化合物 mg/L 200 p.1 2 0.2 0.2 0.2未満  検査方法告示の別表第20に定める方法  IC法 p.5 2 0.00008 0.00008 0.00008未満  検査方法告示の別表第6に定める方法  ICP-MS法 p.3 2 0.001 0.001 0.001未満  検査方法告示の別表第5に定める方法  ICP-AES法 ※1 38 塩化物イオン mg/L 200 p.1 2 0.1 0.1 0.1未満  検査方法告示の別表第13に定める方法  IC法  検査方法告示の別表第20に定める方法  IC法  検査方法告示の別表第5に定める方法  ICP-AES法 ※1 40 蒸発残留物 mg/L 500 1 3 1 1 1未満  検査方法告示の別表第23に定める方法  重量法 41 陰イオン界面活性剤 mg/L 0.2 p.3 2 0.002 0.002 0.002未満  検査方法告示の別表第24に定める方法  固相抽出-HPLC法 42 ジェオスミン mg/L 0.00001 p.6 2 0.000001 0.000001 0.000001未満 検査方法告示の別表第27の2に定める方法  固相マイクロ抽出-GC-MS法 43 2-メチルイソボルネオール(2-MIB) mg/L 0.00001 p.6 2 0.000001 0.000001 0.000001未満 検査方法告示の別表第27の2に定める方法  固相マイクロ抽出-GC-MS法 44 非イオン界面活性剤 mg/L 0.02 p.3 2 0.008 0.008 0.008未満  検査方法告示の別表第28に定める方法  固相抽出-吸光光度法 45 フェノール類 mg/L 0.005 p.4 2 0.0001 0.0001 0.0001未満  検査方法告示の別表第29に定める方法  固相抽出-誘導体化-GC-MS法 46 有機物(全有機炭素(TOC)の量) mg/L 3 p.1 2 0.3 0.3 0.3未満  検査方法告示の別表第30に定める方法  全有機炭素計測定法 47 pH値 5.8~8.6 p.2 3 7.00  検査方法告示の別表第31に定める方法  ガラス電極法 48 味 異常なし 異常なし  検査方法告示の別表第33に定める方法  官能法 49 臭気 異常なし 異常なし  検査方法告示の別表第34に定める方法  官能法 50 色度 度 5 p.1 2 0.5 0.5 0.5未満  検査方法告示の別表第36に定める方法  透過光測定法(100mm,390nm) 51 濁度 度 2 p.1 2 0.1 0.1 0.1未満  検査方法告示の別表第41に定める方法  積分球式光電光度法

水質管理目標設定項目

定量下限値以上 定量下限値未満 1 アンチモン及びその化合物 mg/L 0.02 p.5 2 0.00003 0.00003 0.00003未満 水質管理目標設定項目の検査方法の別添方法4  ICP-MS法 2 ウラン及びその化合物 mg/L 0.002* p.5 2 0.00001 0.00001 0.00001未満 水質管理目標設定項目の検査方法の別添方法4  ICP-MS法 3 ニッケル及びその化合物 mg/L 0.02 p.4 2 0.0004 0.0004 0.0004未満 水質管理目標設定項目の検査方法の別添方法4  ICP-MS法 4 1,2-ジクロロエタン mg/L 0.004 p.4 2 0.0001 0.0001 0.0001未満 水質管理目標設定項目の検査方法の別添方法1  PT-GC-MS法 5 トルエン mg/L 0.4 p.4 2 0.0001 0.0001 0.0001未満 水質管理目標設定項目の検査方法の別添方法1  PT-GC-MS法 6 フタル酸ジ(2-エチルヘキシル) mg/L 0.08 p.4 2 0.0005 0.0005 0.0005未満  水質管理目標設定項目の検査方法  溶媒抽出-GC-MS法 7 亜塩素酸 mg/L 0.6 8 二酸化塩素 mg/L 0.6 9 ジクロロアセトニトリル mg/L 0.01* p.3 2 0.001 0.001 0.001未満 水質管理目標設定項目の検査方法の別添方法3  溶媒抽出-GC-MS法 10 抱水クロラール mg/L 0.02* p.3 2 0.001 0.001 0.001未満 水質管理目標設定項目の検査方法の別添方法3  溶媒抽出-GC-MS法  水質管理目標設定項目の検査方法   固相抽出-LC-MS法、LC-MS法  別添方法5,5の2,6,7,18,19,20,25   固相抽出-GC-MS法、PT-GC-MS法 p.2 2 0.08 0.08 0.08未満 残留塩素検査方法告示の別表第1に定める方法  ジエチル-p-フェニレンジアミン法 p.2 2 0.10 0.10 0.10未満 残留塩素検査方法告示の別表第5に定める方法  ポーラログラフ法 ※2  検査方法告示の別表第20に定める方法  IC法  検査方法告示の別表第5に定める方法  ICP-AES法 ※1 p.5 2 0.00008 0.00008 0.00008未満  検査方法告示の別表第6に定める方法  ICP-MS法 p.3 2 0.001 0.001 0.001未満  検査方法告示の別表第5に定める方法  ICP-AES法 ※1 15 遊離炭酸 mg/L 20 p.1 3 0.1 0.1 0.1未満  水質管理目標設定項目の検査方法  滴定法 16 1,1,1-トリクロロエタン mg/L 0.3 p.4 2 0.0001 0.0001 0.0001未満 水質管理目標設定項目の検査方法の別添方法1  PT-GC-MS法 17 メチル-t -ブチルエーテル(MTBE) mg/L 0.02 p.4 2 0.0002 0.0002 0.0002未満 水質管理目標設定項目の検査方法の別添方法1  PT-GC-MS法 18 有機物等(過マンガン酸カリウム消費量) mg/L 3 19 臭気強度(TON) 3 1 3 1 1 -  水質管理目標設定項目の検査方法  官能法 20 蒸発残留物 mg/L 30~200 1 3 1 1 1未満  検査方法告示の別表第23に定める方法  重量法 12 残留塩素 mg/L 1 14 マンガン及びその化合物 mg/L 0.01 11 農薬類(オキソン体を含む) 1 p.3 3 0.001 試 験 方 法 備考 37 マンガン及びその化合物 mg/L 0.05 ※1 定期試験成績 第1部 4~6 の成績に適用する。 最小 単位 0.0001 34 鉄及びその化合物 mg/L 0.3 有効 桁数 定量下限値 表示例 p.2 33 アルミニウム及びその化合物 mg/L 0.2 No.

水質管理目標設定項目

単  位 目標値 (*:暫定値) 備考 16 mg/L 0.04 p.4 2 0.0001 0.0001未満  検査方法告示の別表第14に定める方法  PT-GC-MS法

  表示例の「未満」は定量下限値未満を表す。なお、定量下限値の記載については、「水質基準に関する省令の制定及び水道法施行規則の一部改正等並びに水道水質管理

No.

水質基準項目

単  位 基準値 最小 単位 有効 桁数 定量下限値 表示例 試 験 方 法 0.01 0.01 0.01未満 39 カルシウム、マグネシウム等(硬度) mg/L 300 1 2 13 カルシウム、マグネシウム等(硬度) mg/L 10~100 1 2 1 1 1未満 2 1 1 1未満 0.000

(9)

21 濁度 度 1 p.1 2 0.1 0.1 0.1未満  検査方法告示の別表第41に定める方法  積分球式光電光度法 22 pH値 7.5程度 p.2 3 7.00  検査方法告示の別表第31に定める方法  ガラス電極法 23 腐食性(ランゲリア指数) -1程度~0 p.1 3 -0.1  水質管理目標設定項目の検査方法  計算法 24 従属栄養細菌 CFU/mL 2,000* 1 2 1 1 1未満  水質管理目標設定項目の検査方法  R2A寒天培地法 25 1,1-ジクロロエチレン mg/L 0.1 p.4 2 0.0001 0.0001 0.0001未満 水質管理目標設定項目の検査方法の別添方法1  PT-GC-MS法 p.4 2 0.0004 0.0004 0.0004未満  検査方法告示の別表第6に定める方法  ICP-MS法 p.2 2 0.01 0.01 0.01未満  検査方法告示の別表第5に定める方法  ICP-AES法 ※1

要検討項目

定量下限値以上 定量下限値未満 1 銀及びその化合物 mg/L p.4 2 0.0001 0.0001 0.0001未満  上水試験方法のⅢ-3の20.3に準ずる方法  ICP-MS法 ※3 2 バリウム及びその化合物 mg/L 0.7 p.3 2 0.001 0.001 0.001未満  上水試験方法のⅢ-3の24.2に準ずる方法  ICP-AES法 ※3 3 ビスマス及びその化合物 mg/L p.4 2 0.0001 0.0001 0.0001未満  ICP-MS法 4 モリブデン及びその化合物 mg/L 0.07 p.5 2 0.00004 0.00004 0.00004未満  上水試験方法のⅢ-3の19.3に準ずる方法  ICP-MS法 ※3 5 アクリルアミド mg/L 0.0005 p.6 2 0.000005 0.000005 0.000005未満 上水試験方法のⅣ-2の18.3に準ずる方法  固相抽出-LC-MS法 ※3 6 アクリル酸 mg/L 7 17-β-エストラジオ-ル mg/L 0.00008* p.5 2 0.00005 0.00005 0.00005未満  上水試験方法のⅣ-2の21.2に準ずる方法  固相抽出-誘導体化-GC-MS法 ※3 8 エチニル-エストラジオ-ル mg/L 0.00002* p.5 2 0.00005 0.00005 0.00005未満  固相抽出-誘導体化-GC-MS法 9 エチレンジアミン四酢酸(EDTA) mg/L 0.5 10 エピクロロヒドリン mg/L 0.0004* 11 塩化ビニル mg/L 0.002 12 酢酸ビニル mg/L 13 2,4-トルエンジアミン mg/L 14 2,6-トルエンジアミン mg/L 15 N ,N -ジメチルアニリン mg/L 16 スチレン mg/L 0.02 17 ダイオキシン類 pg-TEQ/L 1* 18 トリエチレンテトラミン mg/L 19 ノニルフェノ-ル mg/L 0.3* p.4 2 0.0001 0.0001 0.0001未満  上水試験方法のⅣ-2の17.2に準ずる方法  固相抽出-誘導体化-GC-MS法 ※3 20 ビスフェノ-ルA mg/L 0.1* p.4 2 0.0001 0.0001 0.0001未満  上水試験方法のⅣ-2の17.2に準ずる方法  固相抽出-誘導体化-GC-MS法 ※3 21 ヒドラジン mg/L 22 1,2-ブタジエン mg/L 23 1,3-ブタジエン mg/L 24 フタル酸ジ(n-ブチル) mg/L 0.01 p.4 2 0.0005 0.0005 0.0005未満  上水試験方法のⅣ-2の14.2に準ずる方法  溶媒抽出-GC-MS法 ※3 25 フタル酸ブチルベンジル mg/L 0.5 p.4 2 0.0005 0.0005 0.0005未満  上水試験方法のⅣ-2の14.2に準ずる方法  溶媒抽出-GC-MS法 ※3 26 ミクロキスチン-LR mg/L 0.0008* 27 有機すず化合物 mg/L 0.0006* 28 ブロモクロロ酢酸 mg/L p.3 2 0.002 0.002 0.002未満  上水試験方法のⅣ-2の4.2に準ずる方法  溶媒抽出-誘導体化-GC-MS法 ※3 29 ブロモジクロロ酢酸 mg/L p.3 2 0.002 0.002 0.002未満  上水試験方法のⅣ-2の4.2に準ずる方法  溶媒抽出-誘導体化-GC-MS法 ※3 30 ジブロモクロロ酢酸 mg/L p.3 2 0.006 0.006 0.006未満  上水試験方法のⅣ-2の4.2に準ずる方法  溶媒抽出-誘導体化-GC-MS法 ※3 31 ブロモ酢酸 mg/L p.3 2 0.002 0.002 0.002未満  上水試験方法のⅣ-2の4.2に準ずる方法  溶媒抽出-誘導体化-GC-MS法 ※3 32 ジブロモ酢酸 mg/L p.3 2 0.002 0.002 0.002未満  上水試験方法のⅣ-2の4.2に準ずる方法  溶媒抽出-誘導体化-GC-MS法 ※3 33 トリブロモ酢酸 mg/L p.2 2 0.01 0.01 0.01未満  上水試験方法のⅣ-2の4.2に準ずる方法  溶媒抽出-誘導体化-GC-MS法 ※3 34 トリクロロアセトニトリル mg/L p.3 2 0.001 0.001 0.001未満  上水試験方法のⅣ-2の3.2に準ずる方法  溶媒抽出-GC-MS法 ※3 35 ブロモクロロアセトニトリル mg/L p.3 2 0.001 0.001 0.001未満  上水試験方法のⅣ-2の3.2に準ずる方法  溶媒抽出-GC-MS法 ※3 36 ジブロモアセトニトリル mg/L 0.06 p.3 2 0.001 0.001 0.001未満  上水試験方法のⅣ-2の3.2に準ずる方法  溶媒抽出-GC-MS法 ※3 37 アセトアルデヒド mg/L p.3 2 0.001 0.001 0.001未満  上水試験方法のⅣ-2の5.2に準ずる方法  溶媒抽出-誘導体化-GC-MS法 ※3 38 MX mg/L 0.001 39 キシレン mg/L 0.4 p.4 2 0.0001 0.0001 0.0001未満  上水試験方法のⅣ-2の2.2に準ずる方法  PT-GC-MS法 ※3 40 過塩素酸 mg/L 0.025 41 パーフルオロオクタンスルホン酸(PFOS) mg/L p.6 2 0.000001 0.000001 0.000001未満  上水試験方法のⅣ-4の7.3に準ずる方法  固相抽出-LC-MS法 ※3 42 パーフルオロオクタン酸(PFOA) mg/L p.6 2 0.000002 0.000002 0.000002未満  上水試験方法のⅣ-2の22.2に準ずる方法  固相抽出-誘導体化-GC-MS法 ※3 43 N-ニトロソジメチルアミン(NDMA) mg/L 0.0001 44 アニリン mg/L 0.02 45 キノリン mg/L 0.0001 46 1,2,3-トリクロロベンゼン mg/L 0.02 47 ニトリロ三酢酸(NTA) mg/L 0.2

その他自主項目

定量下限値以上 定量下限値未満 1 天候  当日は採水時、前日は採水時の24時間前 2 気温 ℃ p.1 3 10.0  上水試験方法のⅡ-3の1に準ずる方法  棒状アルコール温度計 ※3 3 水温 ℃ p.1 3 10.0  上水試験方法のⅡ-3の1に準ずる方法 ペッテンコーヘル水温計、サーミスタ温度計 ※3 4 アンモニア態窒素 mg/L p.2 2 0.01 0.01 0.01未満  上水試験方法のⅢ-2の8.3に準ずる方法  IC法 ※3 5 生物化学的酸素要求量(BOD) mg/L p.1 2 0.1 0.1 0.1未満  JIS K 0102に準ずる方法 6 全窒素 mg/L p.2 3 0.01 0.01 0.01未満  上水試験方法のⅡ-3の27.2に準ずる方法  紫外線吸光光度法 ※3 7 全リン mg/L p.2 2 0.01 0.01 0.01未満  上水試験方法のⅡ-3の26.2.1に準ずる方法  ペルオキソ二硫酸カリウム分解法 ※3 8 リン酸態リン mg/L p.2 2 0.02 0.02 0.02未満  上水試験方法のⅢ-2の7.3に準ずる方法  IC法 ※3 9 溶存性有機炭素(DOC) mg/L p.1 2 0.3 0.3 0.3未満  上水試験方法のⅡ-3の22.2に準ずる方法  全有機炭素計測定法 ※3 10 生物 N/mL 1 2 1 1 0  上水試験方法のⅥ-3の2.2に準ずる方法  標準計数板法、MF法、界線法 ※3 11 大腸菌群 MPN/100mL p.1 2 1.0 1.0 1.0未満  上水試験方法のⅤの3.2に準ずる方法  特定酵素基質培地法 ※3 12 腸球菌 MPN/100mL p.1 2 1.0 1.0 1.0未満  上水試験方法のⅤの3.5.5に準ずる方法  特定酵素基質培地法 ※3 13 大腸菌(定量) MPN/100mL p.1 2 1.0 1.0 1.0未満  上水試験方法のⅤの3.1に準ずる方法  特定酵素基質培地法 ※3 14 嫌気性芽胞菌 MPN/L 1 2 1 1 1未満  上水試験方法のⅤの3.4に準ずる方法  ハンドフォード改良培地法 ※3 15 クリプトスポリジウム 個/10L 1 2 1 1 0 水道におけるクリプトスポリジウム等対策指針別添3に定める方法   免疫磁気ビーズ法・直接蛍光抗体染色法 16 ジアルジア 個/10L 1 2 1 1 0 水道におけるクリプトスポリジウム等対策指針別添3に定める方法   免疫磁気ビーズ法・直接蛍光抗体染色法 17 臭化物イオン mg/L p.2 2 0.01 0.01 0.01未満  上水試験方法のⅢ-2の4.2に準ずる方法  IC法 ※3 18 総アルカリ度 mg/L 1 2 1 1 1未満  上水試験方法のⅡ-3の14.2.1に準ずる方法  滴定法 ※3 19 電気伝導率 mS/m p.1 3 0.1 0.1 0.1未満  上水試験方法のⅡ-3の10.2に準ずる方法  電極法 ※3 20 塩素要求量 mg/L p.1 2 0.1 0.1 0.1未満  上水試験方法のⅡ-3の31.2に準ずる方法 ※3 21 硫酸イオン mg/L p.1 2 0.1 0.1 0.1未満  上水試験方法のⅢ-2の6.2に準ずる方法  IC法 ※3 22 溶存鉄 mg/L P.2 2 0.01 0.01 0.01未満  上水試験方法のⅢ-3の13.2に準ずる方法  ICP-AES法 ※3 23 溶存マンガン mg/L P.3 2 0.001 0.001 0.001未満  上水試験方法のⅢ-3の12.2に準ずる方法  ICP-AES法 ※3 24 放射性セシウム(Cs134) Bq/kg  水道水等の放射能測定マニュアル  Ge半導体検出器を用いる  γ線スペクトロメトリーによる放射能測定法 25 放射性セシウム(Cs137) Bq/kg  水道水等の放射能測定マニュアル  Ge半導体検出器を用いる γ線スペクトロメトリーによる放射能測定法 表示例 試 験 方 法 備考 ※3 上水試験法に準ずる。 試 験 方 法 備考 ※3 上水試験法に準ずる。 No.

試 験 項 目

単  位 目標値等 最小 単位 単  位 目標値 (*:暫定値) 最小 単位 有効 桁数 26 アルミニウム及びその化合物 mg/L 0.1 有効 桁数 Cs134と137 の合計で10 定量下限値 ※1 定期試験成績 第1部 4~6 の成績に適用する。 ※2 定期試験成績 第1部 10 の成績に適用する。 No.

要検討項目

定量下限値 表示例

(10)

平成28年度 生物試験結果記載要領

1 植物類

1-1 藍藻類

生物名(属、種) 計数単位 局内の障害事例 備考 1

Anabaena affinis

細胞/mL ろ過池漏出 2

Anabaena mucosa

細胞/mL 異臭味 3

Anabaena planctonica

細胞/mL 異臭味 4

Anabaena ucrainica

細胞/mL 異臭味 5

Anabaena

spp. 細胞/mL 6

Microcystis

spp. 細胞/mL ろ過池漏出、凝集沈でん処理障害 7

Oscillatoria

spp. 糸状体/mL 100μm長を1単位とする 8

Phormidium

spp. 糸状体/mL 異臭味 100μm長を1単位とする 9 その他の藍藻類(細胞) 細胞/mL 10 その他の藍藻類(群体) 群体/mL 11 その他の藍藻類(糸状体) 糸状体/mL 100μm長を1単位とする

1-2 珪藻類

生物名(属、種) 計数単位 局内の障害事例 備考 1

Achnanthes

spp. 細胞/mL 2

Asterionella formosa

細胞/mL ろ過閉塞、異臭味 3

Aulacoseira granulata

細胞/mL ろ過閉塞、異臭味 4

Cocconeis

spp. 細胞/mL

5

Cyclotella

&

Stephanodiscus

spp. 細胞/mL ろ過閉塞、ろ過池漏出、異臭味

6

Cymbella

spp. 細胞/mL 7

Diatoma

spp. 細胞/mL 8

Fragilaria crotonensis

細胞/mL ろ過閉塞 9

Fragilaria

spp. 細胞/mL 10

Gomphonema

spp. 細胞/mL 11

Melosira varians

細胞/mL 12

Navicula

spp. 細胞/mL 13

Nitzschia

spp. 細胞/mL 14

Rhoicosphenia curvata

細胞/mL 15

Skeletonema

spp. 細胞/mL 凝集沈でん処理障害、異臭味 16

Synedra acus

細胞/mL ろ過閉塞 17

Synedra ulna

細胞/mL ろ過閉塞 18

Synedra ulna

v.

oxyrhynchus

細胞/mL ろ過池漏出 19

Synedra

spp. 細胞/mL

20 その他の珪藻類(細胞) 細胞/mL

1-3 緑藻類

生物名(属、種) 計数単位 局内の障害事例 備考

1

Ankistrodesmus

spp. 細胞/mL

2

Carteria

&

Chlamydomonas

spp. 細胞/mL ろ過池漏出 3

Dictyosphaerium

spp. 細胞/mL ろ過池漏出 4

Pandorina morum

群体/mL 異臭味 ろ過池漏出の報告有 5

Scenedesmus

spp. 群体/mL 6 その他の緑藻類(細胞) 細胞/mL 7 その他の緑藻類(群体) 群体/mL 8 その他の緑藻類(糸状体) 糸状体/mL 500μm長を1単位とする

(11)

1-4 黄金藻類

生物名(属、種) 計数単位 局内の障害事例 備考 1

Mallomonas

spp. 細胞/mL 異臭味 2

Synura

spp. 群体/mL 異臭味 3

Uroglena

spp. 群体/mL 異臭味

1-5 渦鞭毛藻類

生物名(属、種) 計数単位 局内の障害事例 備考 1

Ceratium

spp. 細胞/mL 2

Peridinium

spp. 細胞/mL

1-6 その他の藻類

生物名(属、種) 計数単位 局内の障害事例 備考 1

Cryptomonas

spp. 細胞/mL 異臭味 2

Euglena

spp. 細胞/mL 3 その他の藻類(細胞) 細胞/mL 4 その他の藻類(群体) 群体/mL

1-7 合計

生物名(属、種) 計数単位 局内の障害事例 備考 植物類 N/mL Nは細胞、群体、糸状体の総数を示す

2 動物類

2-1 原生動物

生物名(属、種) 計数単位 局内の障害事例 備考 1 繊毛虫類 細胞/mL 2 鞭毛虫類 細胞/mL 3 根足虫類 細胞/mL 4 その他の原生動物 細胞/mL

2-2 後生動物

生物名(属、種) 計数単位 局内の障害事例 備考 1 線虫類 個体/mL 2 輪虫類 個体/mL 3 甲殻類 個体/mL 4 その他の後生動物 個体/mL

2-3 合計

生物名(属、種) 計数単位 局内の障害事例 備考 動物類 N/mL Nは細胞、個体の総数を示す

(12)

津久井湖

沼本ダ

相模

ダム

相模湖

道志ダム

宮ケ瀬湖

青山沈でん池

城山ダム

宮ケ瀬ダム

飯泉取水ぜき

津久井分水池

三保ダム

丹沢湖

沼本調整池

企業団

山中湖

神ノ川

道志川

桂川

神奈川県

検査実施機関

広域水質管理センター

横浜市水道局

下九沢分水池

寒川取水ぜき

上大島

接合井

西

相模大ぜき

寒川取水事務所

道志川系

相模湖系

相 模 湾

玉川

恩曽川

小鮎川

荻野川

鳩川

定期水質検査地点略図

1 水源水質検査地点

河口湖

相模原沈でん池

小雀浄水場

平成29年3月31日 現在

弁天橋

(13)

平成29年3月31日現在

N

川崎市

2 市内水質検査地点

鎌倉市

青葉区

都筑区

港北区

神奈川区

中区

磯子区

栄区

港南区

戸塚区

泉区

保土ケ谷区

南区

瀬谷区

緑区

旭区

金沢区

西区

鶴見区

蛇口(自動水質測定装置)

62

蛇口(毎月:公園・事業所等) 15

81

浄水場

小雀浄水場系

企業団西長沢浄水場系

小雀浄水場

西谷浄水場

川井浄水場

西谷浄水場系

川井浄水場系

小雀浄水場系

企業団相模原

浄水場系

青葉水道事務所

水道みち向台公園

もえぎ野公園

十日市場だんご山公園

下瀬谷第一公園

野七里第二公園

釜利谷第四公園

高島中央公園

勝田公園

企業団西長沢

浄水場系

企業団綾瀬

浄水場系

弥生台南公園

キリン園公園

社宮司公園

干網公園

川井浄水場系

企業団綾瀬浄水場系

小雀浄水場系

西谷浄水場系

企業団西長沢浄水場系

企業団相模原浄水場系

主な配水系統

朝比奈分水池

朝比奈分水池

新横浜第一公園

中田町第五公園

※上記 の配水系統は主なものを示しています。

水運用の変更 により異なる 配水系統の水が

混合 することがあります 。

(14)

3 横浜港内船舶給水栓等水質検査地点

南本牧ふ頭

本牧D

本牧BC間

山下9

金沢木材ふ頭

大桟橋C

横 浜 市

大黒ふ頭

新港4号

瑞穂ふ頭

平成29年3月31日現在

出田町

大桟橋B

道志丸

(15)

水質概要

1 水源の水質概要

(1) 相模湖系の水質

相模湖は、神奈川県北部の相模原市に位置する人造湖である。山梨県の山中湖及び忍野湧水群を

水源とする桂川が約 50 km 流下して相模湖に流入している。相模湖系は相模ダム下流の沼本取水ぜ

きから取水し、相模原沈でん池を経て、西谷浄水場へと導水される。

昭和 22 年の相模ダム完成以来、家庭排水などの影響により富栄養化が進み、夏季にアオコが発

生するなどの問題が生じている。相模湖は、湖沼A類型及び湖沼Ⅱ類型に分類されるが、全リン、

全窒素は、生活環境の保全に関する環境基準(表-1参照)を大幅に超過している

*1

。平成 32 年度

までの暫定目標としてそれぞれ 0.080mg/L 及び 1.2mg/L が設定され、基準の達成に努めるよう求

められている

*2

。平成 28 年度の沼本調整池弁天橋の最大値は、全リン 0.11mg/L、全窒素 1.5mg/L

であった。

平成 28 年度の沼本調整池弁天橋の水質の年平均値は、全リン 0.081mg/L、全窒素 1.2mg/L、アン

モニア態窒素 0.02mg/L、pH 値 7.89 で、ほとんどの項目について過去5年間、大きな変化は見られ

なかった(図-1参照)。

(平成 27 年度から相模湖系(弁天橋)データは、広域水質管理センターの

「相模湖A(理化学)」の試験結果から年平均を算出して掲載)

水素イオン濃度 (pH値) 生物化学的 酸素要求量 (BOD) 化学的酸素 要求量 (COD) 浮遊物質量 (SS) 溶存酸素量 (DO) 大腸菌群数 河川AA 水道1級・自然環境保全及びA以下の欄に掲げるもの 6.5以上8.5以下 1mg/L以下 - 25mg/L以下 7.5mg/L以上 50MPN/100mL以下 河川A 水道2級・水産1級・水浴及びB以下の欄に掲げるもの 6.5以上8.5以下 2mg/L以下 - 25mg/L以下 7.5mg/L以上 1,000MPN/100mL以下 湖沼A 水道2、3級・水産2級・水浴及びB以下の欄に掲げるもの 6.5以上8.5以下 - 3mg/L以下 5mg/L以下 7.5mg/L以上 1.000MPN/100mL以下 全窒素 全リン 湖沼Ⅱ 水道1、2、3級(特殊なものを除く。) 水産1種・水浴及びⅢ以下の欄に掲げるもの 0.2mg/L以下 0.01mg/L以下 基準値   項目 類型 利用目的の適応性 表-1 生活環境の保全に関する環境基準(抜粋)

*1 水源水域の環境基準は環境基本法の規定に基づき、

「水質汚濁に係る環境基準について」

(昭

和 46 年 12 月 28 日 環境庁告示第 59 号別表1および別表2)が適用される。環境基準は

「人の健康の保護に関する環境基準」及び「生活環境の保全に関する環境基準」により構

成される。

「人の健康の保護に関する環境基準」は、全ての水域に同一の基準が適用され、設定後直

ちに達成、維持されなければならない。一方、

「生活環境の保全に関する環境基準」は水域

を特定して適用される。対象水域には、水質汚濁の状況等によって、基準値が異なる類型

の指定が行われている。

「生活環境の保全に関する環境基準」において、これまで相模川(桂川を含む。

)は、山梨

県都留市の 柄杓流川

し ゃ くながれがわ

合流までは河川AA類型、そこから寒川取水口までは河川A類型に

指定されていた。平成 22 年9月に水域類型指定の見直しが行われ、相模湖及び津久井湖に

ついて、湖沼A類型・湖沼Ⅱ類型に変更された。

*2 暫定目標は平成 27 年度に見直しが行われ、平成 28 年度からは新たな暫定目標が適用され

た。

(16)

(2) 馬入(相模)川系の水質

馬入川系は、相模川の河口から約7km 上流に位置する寒川取水口から取水し、小雀浄水場へと

導水される。

平成 28 年度の寒川取水口の水質の年平均値は、アンモニア態窒素 0.01 mg/L、生物化学的酸素

要求量(BOD)0.8 mg/L、pH 値 7.84 であった(図-1参照)。

相模川流域の下水道普及率は 95%以上に達しており、近年では横ばいとなっている。しかし、

相模川流域は都市化しているため、水質汚染事故も多く、事故発生時には一時的な水質悪化が懸念

される。このため、今後も監視体制を維持する必要がある。

(3) 道志川系の水質

道志川は、山梨県の山伏峠付近が源流点であり、約 45 km 流下して津久井湖に流入している。道

志川系は津久井湖流入前の鮑子取水口から取水し、青山沈でん池を経て、川井浄水場へと導水され

る。

平成 28 年度の青山ずい道出口の水質の年平均値は、アンモニア態窒素 0.01 mg/L 未満、生物化

学的酸素要求量(BOD)0.4mg/L、pH 値 7.86 で、過去5年間大きな変化は見られず、良好な水質を

維持している(図-1参照)。

0 0.5 1 1.5 2 H19 H21 H23 H25 H27 (m g/ L ) 年度 硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素 0 0.01 0.02 0.03 0.04 0.05 0.06 0.07 0.08 H19 H21 H23 H25 H27 (m g/ L ) 年度 リン酸態リン 0 0.005 0.01 0.015 0.02 0.025 0.03 0.035 0.04 0.045 H19 H21 H23 H25 H27 (m g/ L ) 年度 アンモニア態窒素 7.5 7.6 7.7 7.8 7.9 8.0 8.1 H19 H21 H23 H25 H27 年度 pH値 0 0.5 1 1.5 2 H19 H21 H23 H25 H27 (m g/ L ) 年度 生物化学的酸素要求量(BOD) 0.3 0.5 0.7 0.9 1.1 1.3 1.5 1.7 H19 H21 H23 H25 H27 (m g/ L ) 年度 全有機炭素(TOC) 0 0.4 0.8 1.2 1.6 2 H19 H21 H23 H25 H27 (m g/ L ) 年度 全窒素 0 0.02 0.04 0.06 0.08 0.1 0.12 H19 H21 H23 H25 H27 (m g/ L ) 年度 全リン

図-1 平成 19 年度から平成 28 年度までの水質経年変化

○:相模湖系(沼本弁天橋)

△:馬入川系(寒川取水口)

□:道志川系(青山ずい道出口)

(黒塗りは定量下限値未満)

(17)

0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 H24 H25 H26 H27 H28 降 水量( m m ) 年度

0

20

40

60

80

100

H18

H20

H22

H24

H26

普及率

(%)

年度

富士北麓流域下水道

桂川流域下水道

相模川流域下水道

(4) 水系の比較

水源の水質を比較すると、水質が良好な順に

道志川系、相模湖系、馬入川系となる。しかし、

アンモニア態窒素や、富栄養化の指標となるリ

ン酸態リンの値は馬入川系よりも相模湖系の

ほうが高く、それらは主に、し尿や家庭排水、

工場排水に由来している。

相模湖上流域の富士北麓流域及び桂川流域

は、相模川流域と比較して下水道普及率が低く、

今後の普及率向上が期待される(図-2参照)。

一般的に湖沼は水の流出入が乏しいため、汚

濁物質が蓄積しやすく、水質の改善は河川より

も長い期間を要する点も、原因の一つであると

考えられる。

また、山梨県内の流域下水道の処理水が相模

川(桂川)に放流されることから、相模湖系、

馬入川系ともに継続した水質監視が必要であ

る。

各流域の下水道の対象区域は以下の通り。

ア 相模川流域下水道:神奈川県内相模川流域9市3町

イ 桂川流域下水道:富士吉田市、都留市、大月市、上野原市、西桂町

ウ 富士北麓流域下水道:富士吉田市、忍野村、山中湖村、富士河口湖町

(5) 水源域の降水量

水源域(道志川系及び相模湖系の集水域)

の降水量として、神奈川県企業庁企業局利水

電気部利水課が測定している城山上流域

*3

の年間平均降水量を図-3に示す。

平成 28 年度の降水量は約 1,575.1mm

であった(平成 29 年4月速報値)

※3 石割、宝、姥子、大月、赤倉、甲東、

青根、道志、相模湖、城山、南山の

11 雨量局

図-2 水源流域下水道普及率

図-3 城山上流域の年度別年間平均降水量

(18)

2 浄水場の水質概要

(1) 西谷浄水場処理概要

西谷浄水場では相模湖系原水を処理している。例年、年間を通じて水源で増殖する藻類の影響を

受け、異臭味障害をはじめとする浄水処理障害が発生しやすく、その都度障害に即した対策が必要

となる。

平成 28 年度の異臭味障害対策としては、5月下旬から7月上旬にかけて珪藻類のオーラコセイ

ラが増殖し、上流で塩素の注入と活性炭の注入を行った。また、藍藻類の発臭性アナベナ(かび臭)

の増殖により、6月下旬から9月上旬にかけて前塩素の停止と活性炭の増量、11 月中旬に活性炭の

注入を行った。さらに、7月中旬から8月上旬にかけて渦鞭毛藻類のケラチウム(金気臭)が増殖

したため、上流で塩素の注入と活性炭の注入を行った。1月下旬から3月下旬にかけては珪藻類の

大型キクロテラ(直径5μm 以上)が増殖し、活性炭の注入を行った。

ろ過閉塞対策としては、珪藻類のシネドラアクスが増殖した5月上旬から下旬、8月中旬、10 月

上旬から下旬に、上流で塩素の注入を行った。

ろ過漏洩対策としては、小型緑藻類が増殖した7月下旬から8月下旬と、原水の粒子数が増加し

た 12 月下旬から3月下旬に、上流で塩素の注入を行った。

これらの対応により、西谷浄水場は年間を通して安全で良質な水を給水することができた。

ア 原水の状況

(ア) 臭気物質

図-1に、平成 28 年度の原水のかび臭物質(ジェオスミン、2-MIB)濃度と原水水温の推移を示す。

ジェオスミンは7月 14 日に最大 14 ng/L を、

2-MIB は8月 15 日から8月 26 日にかけて最大2ng/L

を記録した。

図-1 西谷浄水場原水のかび臭物質濃度及び水温の推移

(イ) 障害生物

図-2に、原水の障害生物の発生状況と pH の推移を示す。

平成 28 年度は、水源の相模湖等で藍藻類の発臭性アナベナ、珪藻類のオーラコセイラ、キクロテ

ラ、シネドラアクス、スケレトネマ、渦鞭毛藻類のケラチウム等の増殖が見られた。藻類増殖等に

伴い pH が上昇し、平均 8.09、最大 8.80(2月)

、最小 7.67(9月)であった。

0

5

10

15

20

25

30

0

5

10

15

20

25

30

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月 11月 12月

1月

2月

3月

ェオ

2

-M

IB

[ng

/L

]

水温

[℃

]

ジェオスミン

2-MIB

水温

(19)

図-2 西谷浄水場原水の障害生物数の推移

(ウ) 濁度

図-3に平成 28 年度の西谷浄水場原水濁

度の推移を示す。

西谷浄水場の原水濁度は水源が湖沼で

あることや、着水井に到達する前に相模原

沈でん池で一度沈でんされることから天

候等による濁度変動が小さい。

原水濁度は平均 8.2 度、

最大 18 度

(8 月)

であった。

図-3 西谷浄水場原水濁度の推移

イ 浄水処理の状況

(ア) 粉末活性炭注入実績

表-1に平成 28 年度の粉末活性炭注入実績を、図-4に注入率の推移を示す。

活性炭注入延べ日数は 196 日であり、注入理由は藻類による異臭味対策である。

夏季アナベナ発生時のろ過水ジェオスミン濃度は最大3ng/L であり、活性炭注入基準に基づき

適切な活性炭注入を実施し、年間を通して水質管理値の5ng/L 以下を維持することができた。

表-1 西谷浄水場原水の粉末活性炭注入実績

注入日数

注入理由

注入率(㎎/L)

79

かび臭対策

3~6

117

その他藻類等の異臭味対策

2~6

(20)

図-4 西谷浄水場原水への粉末活性炭日平均注入率の推移

(イ) アルミニウム濃度

図-5に平成 28 年度の浄水(2号配水

池水)のアルミニウム濃度と原水水温の

推移を示す。

西谷浄水場では適切な pH 調整等によ

り、

アルミニウム濃度は平均 0.02mg/L、

最大 0.03mg/L であり、年間を通して浄

水場の水質管理目標値

(0.05mg/L 以下)

を達成していた。

(ウ) 塩素酸濃度

図-6に平成 28 年度の浄水(2号配水

池水)の塩素酸濃度の推移を示す。

次亜塩素酸ナトリウムは、

時間経過とと

もに自然分解して塩素酸を生成するた

め、西谷浄水場では状況に応じて貯留タ

ンクの冷却等を行い、品質の劣化を防止

している。2号配水池水の塩素酸濃度は

平均 0.02 mg/L、最大 0.04mg/L であり、

年間を通して浄水場の水質管理目標値

(0.15mg/L 以下)を達成していた。

0

1

2

3

4

5

6

7

8

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月 11月 12月

1月

2月

3月

性炭注

入率[

mg

/L

その他珪藻類等の異臭味対策

かび臭対策

図-5 西谷浄水場2号配水池水のアルミニウム濃度の推移

図-6 西谷浄水場2号配水池水の塩素酸濃度の推移

(21)

(2) 小雀浄水場処理概要

小雀浄水場では、馬入川系原水を処理している。11 月中旬から3月下旬にかけて、

相模川でクリプトスポリジウムが5個/10L 以上断続的に検出されたため、凝集剤注入

前の pH 目標値を下げ、凝集効率を上げる浄水処理強化を実施した。台風等の降雨によ

り原水水質が一時的に悪化することもあったが、粉末活性炭や浄水薬品の適切な注入

により、年間を通して安全で良質な水を給水することができた。

ア 原水の状況

(ア)臭気物質

図-1に平成 28 年度の原水のかび臭物質(ジェオスミン、2-MIB)濃度と原水水温

の推移を示す。ジェオスミンは通年で検出され、最大で2ng/L であり、2-MIB は主

に5~9月に検出され、最大で2 ng/L であった。

どちらのかび臭物質も水温の上昇とともに検出濃度が高くなる傾向があり、その

傾向は 2-MIB において特に顕著であった。

(イ)障害生物

図-2に、原水の障害生物の発生状況と pH の推移を示す。

平成 28 年度は、津久井湖及び相模湖でキクロテラが増殖したことにより、1月下

旬から2月末にかけて小雀浄水場原水でもキクロテラが多く検出されたが、浄水薬

品の適切な注入により、浄水への影響はなかった。

その他の藻類はダム放流や降雨等の影響で一時的に多く検出されたものの、年間

を通じて顕著に検出されることはなかった。

原水 pH 値は 7.49~8.39 の間で推移し、

年間の平均値は 7.86 であった。

-1 小雀浄水場原水のかび臭物質濃度の推移

(22)

(ウ)濁度

図-3に原水濁度の推移を、表-1に平成 28 年度の海老名市内の降水量を示す。

日平均原水濁度は平均5度、最大 52 度(8月 23 日)であった。最大値は8月に

上陸した台風9号の影響によるものである。

相模川上流域の年間降水量(海老名市)は 1632.5mm であり、過去 10 年間(平成

18 年~平成 27 年)の平均値(1877.9mm)より少なかった。

平成 28 年度は降雨および台風による原水濁度の上昇により、

「小雀浄水場高濁度

時等の取水制限措置における企業団受水量変更」

(取水ピークカット)を8月 22 日

から 25 日にかけて1回実施した。

項目

降水量(mm)

年間降水量

1632.5

最大月間降水量

323.0

最低月間降水量

14.5

平均月間降水量

136.0

-2小雀浄水場原水の障害生物数の推移

表-1 平成 28 年度海老名市内降水量

-3 小雀浄水場原水濁度の推移

0

10

20

30

40

50

60

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

濁度

[度

]

(23)

(エ)その他

表-2に平成 28 年度の小雀浄水場原水のアンモニア態窒素、

溶存性有機炭素

(DOC)

農薬類の測定結果を示す。原水の農薬類は、6月 13 日及び 22 日に 0.1(∑値として)

を超過したため、活性炭注入を2回(計4日間)実施した。

最高

最低

平均

過去 3 年平均

アンモニア態窒素(mg/L)

0.03

0.00

0.01

0.01

DOC(mg/L)

1.2

0.5

0.8

0.8

農薬類

0.102

0.000

0.011

0.012

イ 浄水処理の状況

(ア)粉末活性炭注入実績

表-3に平成 28 年度の粉末活性炭注入実績を、図-4に活性炭の日平均注入率の推

移を示す。

活性炭注入回数は 43 回で、延べ日数は 123 日であった。このうち、活性炭注入開

始時の主な注入事由は、降雨によるアンモニア態窒素の上昇、薬品臭などによる原

水水質悪化への対策であり、注入回数 36 回、延べ 112 日間であった。かび臭物質対

策としての活性炭注入については、平成 28 年度は注入回数1回、延べ2日間で平成

27 年度の実績(注入回数6回、延べ 36 日間)に比べて減少した。

注入日数

注入理由

注入率(mg/L)

2

かび臭対策

2

112

原水水質悪化への対策

2~9

5

予防処置

3~5

4

農薬対策

3~5

-3 小雀浄水場原水活性炭注入

-4 小雀浄水場原水への活性炭の日平均注入率の推移

-2 その他の項目の水質試験

(24)

図-6 小雀浄水場2号配水池水の塩素酸濃度の

推移

-5 小雀浄水場2号配水池水のアルミニウム濃度の

推移

0.00 0.02 0.04 0.06 0.08 0.10 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 塩素酸濃度 [m g/L ]

(イ)アルミニウム濃度

図-5に平成 28 年度の浄水

(2

号配水池水)のアルミニウム濃

度と原水水温の推移を示す。

小雀浄水場では、原水水温の

上昇に応じて、

pH の調整を行い、

浄水へのアルミニウムの溶出を

制御している。この結果、アル

ミニウム濃度は平均 0.02mg/L、

最大 0.04mg/L であり、年間を通

して浄水場の水質管理目標値

(0.05mg/L 以下)を達成して

いた。

(ウ)塩素酸濃度

図-6に平成 28 年度の浄水

(2号配水池水)の塩素酸濃度

の推移を示す。次亜塩素酸ナト

リウムは、時間経過と共に自然

分解して塩素酸を生成するた

め、次亜塩素酸ナトリウムの貯

留タンクの運用液位を下げて

保管期間の短縮等の対策を実

施している。2号配水池水の塩

素酸濃度は平均 0.02mg/L、最

大 0.03mg/L であり、年間を通

して浄水場の水質管理目標値

(0.15mg/L 以下)を達成してい

た。

(エ)その他(クリプトスポリジウム等)

平成 28 年度は、11 月 14 日に企業団社家取水事務所でクリプトスポリジウムが8

個/10L 検出されたことで、相水協クリプトスポリジウム等共同監視体制(以下、共

同監視体制)が開始されたため、凝集剤注入前の pH 目標値を下げて凝集効率を高め

る浄水処理強化を実施した。また、ろ過水濁度を浄水場の水質管理目標値(0.03 度)

以下となるように徹底した濁度管理を行った。共同監視体制は 12 月 20 日に一時解

除となったが、その後1月 18 日に横須賀市有馬浄水場原水でクリプトスポリジウム

が5個/10L 検出され3月2日まで共同監視を行った。さらに3月 10 日に企業団社家

取水事務所でクリプトスポリジウムが 32 個/10L 検出され、3月 22 日まで共同監視

体制となり、浄水処理強化を実施し濁度管理を徹底した。共同監視体制は延べ 94 日

間実施された。

(25)

(3) 川井浄水場処理概要

川井浄水場は、道志川系単独の原水を膜処理する浄水場に再整備され、平成 26 年4月より日本最

大級の膜ろ過施設「川井浄水場 セラロッカ」として稼動を開始している。図-1に浄水処理工程・

排水処理のフロー及び膜ろ過設備の仕様を示す。

図-1 川井浄水場 セラロッカの浄水・排水処理フロー及び膜ろ過設備の仕様

道志川系原水では年間を通して浄水処理障害生物はほとんど発生しないが、平成 17 年度以降、毎

年夏季にかび臭が確認された。その原因は土壌中や導水路に生息する放線菌が産生するかび臭物質

であると考えられている。このため、導水路の放線菌による異臭味への対策として、平成 26 年5月

2日より青山沈でん池送水井で次亜塩素酸ナトリウムの常時注入(注入率 0.1mg/L)を開始した。

一方、道志川流域に大雨が降ると、濁度が上昇するとともにかび臭物質濃度も上昇する。特に道

志ダム放流時には濁度が急上昇するため、ダム放流時に活性炭注入の対応を行っている。また、夏

季で晴天が続いた後の降雨時等にもかび臭物質濃度が高くなるため、必要に応じて活性炭注入の対

応を行っている。

平成 28 年度は、6月上旬から8月下旬までかび臭物質濃度(2-MIB)が高くなり、最大9ng/L と

なった。現地調査の結果、原因は河床の石に付着した付着糸状藍藻類と推測されたが、有効な対策

は無く、この間の活性炭の最大注入率は 17mg/L(麻溝(上流活性炭注入設備)7mg/L、セラロッカ

膜ろ過設備仕様

ろ過方式

全量ろ過方式

膜面積

57,600m

2

最大処理水量

172,800m

3

/日

膜本数

2,400本

膜モジュール仕様

膜材質

セラミックス

膜形状

モノリス型

公称孔径

0.1μm

外径×長さ 180mmφ×1,500mm

膜面積

24m

2

/本

(26)

10mg/L)であった。その後、8月の台風による大雨のために実施された道志ダム放流により、付着

糸状藍藻類は流され、かび臭物質濃度は低下した。

また、上述の台風による道志ダム放流の結果、ゲートに流木が挟まり、ダムゲートの開閉に障害

が発生した。流木の除去作業の過程で、10 月に道志ダムの全量放流が行われ、ダムに堆積した底泥

由来と考えられる水質悪化があった。具体的には濁度、アンモニア態窒素及びマンガンの濃度等が

上昇し、セラロッカで塩素と反応し遊離残留塩素が結合残留塩素となり、計器指示値との乖離が問

題となった(図-2参照)

これに対して、セラロッカで次亜塩素酸ナトリウム・活性炭・PAC の薬品注入強化を行うとともに、

手分析による残留塩素制御を実施することにより、浄水への影響はなかった。

図-2 膜ろ過水遊離・結合残留塩素及び原水溶存マンガン・アンモニア態窒素濃度の推移

また、冬季には道志ダムの浚渫工事及び道志川支川の堰堤工事に伴う濁水の発生があり、ダムの

全量放流後であったため異臭味対策として活性炭の注入を実施した。

ア 原水の状況

(ア) 臭気物質

図-3に平成 28 年度の原水のかび臭物質(ジェオスミン、2-MIB)濃度と水温の推移を示す。

6月下旬から 2-MIB 濃度が上昇し、道志ダム放流(8月下旬の台風に伴う)までは高い状態が続

いた。2-MIB は最大9ng/L(8/15)

、ジェオスミンは最大2ng/L(8/19)であった。

図-3 川井浄水場原水のかび臭物質濃度及び原水水温の推移

参照

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・圃場排水技術 等 平成 24 年度

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