パ
ネ ル
デ
ィ
ス
カ
ッ
シ
…
ヨ
ン
議事録
Report
On
The
Panel
Discussion
『
デザ
イ ン
教
育
の
新
し
い
動 き
一
高等 学校
段 階 を 中心
に
一
』
司会 (君 島)そ れでは
、
6
時を 過ぎましたの で、 始 め させて いただき ます。
最初に いき さつを ちょっ と説 明したい と思います。
ご案内に も書いてあ りますよ う に、
デ ザ イン学 会の研究の特集 号、
黒い表 紙の本です が、
そ れ を教育 部会で編 集して くだ さい とい うこ と に なり ま した。
小・
中・
高で情報とい う教科 が設置さ れ る が、
そ うの よ うな中で、
短大、
大学、
専 門学校と し て は、
どのよ うに対 応を進 めて いった らい いか を考 え て欲しいとの依 頼を受け ました。
その後
、
幹 事会を開き ま して、
ただ情 報 とかコンピ ュー
タ教育というのを私 ど もで 扱って も、
これは専 門 外の人 も 多い。
私自身も そ う です が。
です か ら、
デザ イン教育の新しい動 き というふ うにと ら えて、
もっ と 広い視 野 か ら と らえ る ということで、
こ の特 集号は編 集し て い こ う。 そ のよ う なことであ れ ば、
わ れ わ れ 自 身に とっても大いに参 考になる の では ないか というこ とになり ま した。 そ れで、
こ こにあ りますように、
各学校にカ リキュ ラムを出して いた だ く とい うこと を依頼いたしまし て、
も う だいぶ集まって います。
これ も貴 重な資料になる の では ないか と思ってい るんです けれ ど も、
その集め たも の と ア ンケー
トと、
そ れか ら今日の パネルディ ス カッショ ンを ま と め て み よう と思っ てお り ます。
こ の パネルディ スカッ ショ ンの記録 を 取 りまし て、
それ を文字に起こ して、
特集 号に載せるという予定で お ります。
た だ、
編 集の ペー
ジ数の都合 も あ り ま して、
一
字一
句をと いうわけにいか ないか と思います が、
そ の辺は ご了解いただきたい と思っております。
予定といたしまし て、 いま簡 単な趣 旨説明を し ま し たが、
パネ リス トの先生方か ら大 体 10 分程度ご報告い ただき ま して、
その後、
出席の方々よ り質 問をいた だ いて質疑応答、
パネ リストの補足、
そ れ か ら最後30
分 ぐらいはフリー
ディ スカッショ ンとい います か、
でき ればごIIt
席の会場の方々か ら も一
言ずつ ご意見をいた だけれ ばと思っ ており ます。
一
一
・
応8
時ぐ らいに は閉会 という感 じで や りたい と思っ てお ります。
ちょっ と慣 れ ない司会ですので、
いろい ろ手 落ち とか不備が ある かと思います けれ ど も、
ご協 力 を よ ろしくお 願い しま す.
そ れ で は、
本日、
パネリストにお迎え しま したのは、
金 子武志先生、
Li
本デザイン専 門 学 校の先 生 で す。
そ れ か ら大 出 明先生、
埼玉 県立新 座総 合技 術高校の専攻 耕旦当だそ う です。
久保田正雄 先生、
い つもこ の会場 で世話になって い る [芸 高 校のインテ リア 科の先生 で す。
そ れ か ら中島千絵先生.
同 じく 工芸 高校のデザ イ ン科に所属されて います。
私、
君 島が 司会 進 行 を担 当 させて いた だ き ます。
よ ろ し くお 願い します。 今 日お い で い ただい たパ ネリ ス トの先 生に レジュ メ を用意して いた だ き ま したので、
確認 し ていただき た いと思います。
まず金子先生 がデザイン教 育の新しい 動き。 大出先生 がA3
の用紙でデザイン教 育の新しい 動 き、
そ れ か らカ リキュ ラム の提 案のA3
の用紙、
2
枚です。 それ か らコ ンピュー
タ 室 と書いて あ り ますA
4の用紙です。
久 保 田 先生 はデザ イン教育の新しい動 きのディスカッション・
レジ メ とい うA4 の用紙です。
そ れ か ら中 島 先 生 に はデザイ ンに関する早期 教育に関 わって という資料 を用意していた だ き ま し た。
お 手 元 にお そろいで しょうか。
そ れ で は、.
応10
分 程度ということです けれ ども、
その辺 は先生方のほ うで適宜調整して くださ い。
まず金子先 生よ り、
デザイン教 育の新しい動き とい うことでお願いしま す。
金子皆さ ん
、
こ んば ん は。
こちら のタ イ トル は、
教 育部会で こ のよ うな 形 で テー
マが 出されて いま したの をその ま ま載せた もの で、
果 たして こ の レジュ メ にあ る よ う な内容はデ ザ インの教育 とい うことで、
その っ も りで組 んでい こう と した んです けれ ど も、
や や そ れ よ り文化の問題というか、
も うちょっ と根本的な とこ ろに話がど うし てもいって し ま う よ う な 気 がし ている んです けれ ど も、
本来ですと私の実際の学校で の い ろ いろ な状況 と か体 験 を踏ま えて話を させて いた だ か な8SPECIAL ISSUE OF JSSD Vol
.
9 No、
1 2001 デ ザ イン学 研 究 特 集 号きゃな らないんです けれ ど も
、
情 報デザ イン関 係は何 年か前か らやっ て いますが、
新しい動き とい う感覚が ど う して も私の中では な くて、
旧態依然と した昔か ら の造形 教 育、
デザイン教育の ま ま本校は いっ て し まっ て い るんでは ないか。
これ をずっ と話し ます と、
私の 学 校の愚 痴や批判 に なっ てし ま うな という気 も しない で もない ので、
そ ういう実際にやっている ところの話 も織りまぜま すけれ ど も、
こ こ最近の動 きとして、
私 が 授 業 やいわ ゆ る教 育の中で感じな が ら、
学 生 た ち に 接して いる と き に話の頻 蔓が高くなっている内容をこ こ に挙げ
た次 第です。
まず上 か ら まいりたいと思 うん で す け れ ど も、
ここ か れこれ2
年 ぐらい前か らいろいろな デザ イン の雑誌 等を見ても、
いろいろなビデオ を通じても、
こういう 内容が至る ところに出てきて いる という気も しますが、
かたちのデザ イン と いう ものか ら、
要する に スタイル を中心に した ものか ら、
関係性のデザイン に移行して い る の では ないか ということです。
実はこれ は最近の 動 きでは な くて、
も うだいぶ 以 前 か ら 喬わ れ ていたこ とだと思 うん ですけれども、
世紀の変わり 目と いうこ とも あっ て で しょうか、
こ の辺 が 非 常に取 りざた され ている よ う な気 がし て、
それにす ぐ即応 する と いうと なんですけれ ど も、
ちょっ と書か せていた だ き ま した。
モ ノか らコ トへ と いうこと で、
も のづ くり と いうの は大事 な部分で、
これ か ら も ます ます、
もっ と もっ と 大事 に なって くる とは思 うん で す が、
そ れだけの こと で はなく て、
こ こ にあ ります けれ ど も、
遊 ぶ とか 使 う と か 生 きて いくこと とか、
そ ういう事柄や 関 係性のほ う にデザイ ン が シフ トしてい るということ を強く感じ るわ けです。
とい うことは、
目に見 え る ものか ら、
下 に あ ります けれども、
五感である とか精神である とか いうと こ ろ に、
社 会の動き もあ ります し、
現実、
実 際 接している学生 た ちの意識
もそ ち らの ほうに自然と シ フ トしてい るような感じが します。
彼らは わ り とモ ノ も豊富に与え られて、
情報社 会 ということで情 報 も多 く 与 え られて い る中で、
そ れ を う ま く バ ラ ン ス さ せ て いくこ とができる のか というのが私た ちの危
惧す る と こ ろ であるし、
彼らの不安で も あ る の で は ないか とい う感 じが し ます。
社 会的に、
つ く る ということから、
つか うとか捨て るとか、
ふ た たびつ く りな おすという と ころ、
私は イ ン テ リ ア・
デ ザ イン、
あ る い は 工業工芸のほうの担 当 にな るので、
特 に 量的な ところか ら質というこ と で、
私の関係のデ ザインは切りか えて いか なければな らな い、
そ ういう現 実に直面して お ります。
以 前 は、
例 え ば プラ スチックにしても造 形 素材と して非 常にお も し ろくて、
安易に使って いた部分が あ る んです けれ ど も、
最 近では ものをつ くっていく素材.
.
.
つ 取っ て も、
いろ い ろ考えなき ゃならない と い う状況で、
デザイン課 題 のつ く り方 もエコ ロジー
とか サステ イ ナブル、
そ うい うこと に重き をおいた課 題 に していく。
デ ザ イン と いうのは
、
す ごく総合 的な資質が 必要だ ということでは あ り ます け れ ど も、
本 校 も専 門 学 校で あ ります が、
専門的なことが ずっ とこれ まで行わ れ て き た んです けれ ど も、
や は りもう一
度 知識的な とこ ろ か ら総合的 な形へ の教 育という か、
そ ういっ たところ も必要 なの ではないかと思います。
最近、
いろ ん な 情 報の中で は ヒュー
マ ン・
セ ンター ・
デザイン、
ある いは ヒュー
マ ン・
センター ・
グルー
プ とい いま しょ うか、
そ ういっ た ところの いま まで の経 済的なこ ととか、
技 術や材料を新 素材を中心と したも のの考 え 方 か ら、
先 ほ どの使い方である とか捨て方 と か を含めた、
人 間性を中心と したデザイン に切りか わ っ ていく とい うことが最近 に おいてはいわ れてい ます けれども、
そこ の ところ までは ま だ活発 な対応は でき て いないとこ ろが事実です。
し か し、
少しず
つ です け れ ど も、
そ ういうふ う に意識が変わっていか な ければ いけない のか なと思っ て います。
価 値 観の移行の必 要 性です け れ ど も
、
これ は 日 ごろ 常々思って、学生なんかにも話 をするんですけれども、 い ま までは 進 歩 と退化 とい うのは二律 背反 した よ うな ことが 出て き た場 合に、
進 歩のほうが是で、
退化が悪 という公式が あったと思うんです。
便 利と不便もそ う です し。
しか し、
そ れ は も うそ ういう価 値観では な く て、
イコー
ルある いは逆の式、
そういう形になっ て い きっ っある のか な。
あるいは、
そ うい うふ う に しない と社 会の関係が 成 り立 た ないの ではないか なと思い ま す。
も う一
つは、
特別と普通 と あ りま す けれ ど も、
何 か デザインしてい く ということが 特 別 な もの を生 み 出 し た り、
つ くり上げて いくと いうよ うな観念で とらわ れ て い るところが や や あったの では ないか な という気もデザ イン学研 究 特 築 号 SPECIAL
ISSUE
OF
JSSD VQI
.
9 No.
1 20019一
パ ネリス ト:金子武 志 氏 し ま して
、
も う少しご く普通の感 覚と い います か、
普 通の感覚とい うの はどうい うふ うに定 義して い いか わ からないん です けれ ども、 普通の考え方とか普通と い う とこ ろ のものがこれ か ら少 し焦 点を 当てられるので は ないか な と。
これ は私の主観ですけれども。
そ れぞれの項目 はと り とめないんです けれ ども、
次 に学 校にっい てちょっ と考えてみ た んですけれ ど も、
これ は唐突な んです が、
こ の間、
教 え 子が イ タ リアの ミ ラ ノか ら帰ってきて、
専門学校でい ま勉強してい る んですが、 いろい ろ話を聞く と、
.
つ の課題をや っ て い くに しても、
その課題 に 対 して企 業 が しっか りバッ クア ップしている というこ と で、
その学生の課題は即 事業につ な がって いく。
そ うい う ある種う らや ま しい といい ます か、
そ うい う状 況 が で き ています。
そ れ を考えたと き に、
こ こ にありますけれ ども、
あ した か ら始 ま ります が、
日本で は高校野球が あって、
野球がいま ちょっ と下火になっ て い る 理由の一
つ は、
右
側にあ ります けれ ど も、
個人・
学 校・
社会とい うつ ながりが一
直線上にあるなと い う感覚がありま して、
これ はデザ イン の教 育でも ほかの教 育でも同じよ うな 気 がし ている んです。.
一
.
つ は、
日本の社会の紅 み上 が り方が戦後こ のよ う に なった。
以 前は多分違 う と思 う んです け れ ど も、
村 と か そ ういう 地 域的な ものがあっ た と思う ん ですが、
学校の位置 づ け がこ の よ うな形か な と。
ヨー
ロッパ の場合、
サッカー
はクラブチー
ム では な い です けれ ど も、
企業が あっ た り、
その地域であった り、
家庭であった り、右
側のよ う な トラック 状になっ ている よ うな、
そ ういうことが あ る と思 う んです。
デ ザイン教育と いうこ と に限りません け れ ども、
学校、
小・
中・
高、
大学、
専門学校もそ うな ん ですけ れ ど も、
地域にどの よ う に根差し て い く か、
密着し て いくか。
た だ 何 か を 教 える場とかではな く、
年齢もい ろい ろな 年代 が交流 するような、
そ ういう位i
づけになっ てく る必要が、
情報ということの絡みであるんではないか な とい う気 が し ます。
情報と い う こ と の意味です けれ ども、
これはも う一
回 しっか りと ら え直してカ リキュ ラ ムな りに盛 り込 む 必 要 が あっ た んでは ないか な とい うことが 感 じ られる ん ですけれども、
私も こ れ は しっ かりと定義を し てい るわけでは ないんです が、
その辺 が ど うなのかなと い う気が し ます。
そ れで
、
こ の外側の ことは と も か く と して、
例 えば一
つ の例 と して、
私 が よ く先生 に言わ れ たのは、
こ こ から例 え ば大阪ま で歩い て いきな さい、
ある いはそ こ まで飛行機で行き な さい。
時間は も ち ろん 短縮され る わ けです けれ ど も、
時 間 が 短縮され る ということ は、
実 は 情 報匿が 少 ないということです。 歩いていく とい う こ と は非常に情報量 が増えて いく。
情報といった と き に、
実 際の感 覚 とい う ん で す か、
そ ういっ た もの が 飛び越え て、
す ぐ操作 的なこ とだと か、
そう い う便利 さ と か、
そ う い う も の に行 きや す くなってし ま うんで は ないか な とちょっ と思っていたものですか ら、
そ う いうふ うに書いたん です けれ ど も、
リア ル とバー
チャ ル という定 義も出てくると思 う んです が、
直接的な経 験と 間接的 な経験と の価値や意 味という ものを認 識し な が ら、
情報という事業、
情報デ ザイン、
そ ういった ものが 必 要じゃないかと思っ て い ます。
そ れ か ら
、
改めてデザインという もの の役 割 な んで す けれ ど も、
だいぶ揃 にイ ンテ リア・
デザイ ナー
の内 田繁さんが講演で言っ たときの メ モな んです けれ ど も、
これ は まず最 初 に学 生に伝 えるとき に、
デザインと い うか、
建築の分野でも そ うなんです けれ ど も、
人間と 社会と自然を有機 的につなぐ大 事 な 分 野 な ん だ とい う ことを言っ て いるわけです。
そ れ ぞ れ にこれ だけのた くさ んの分野が実は絡む ん だ とい うこ とを 言っ ている わ けです け れ ど も、
果 た して そ れが どのよ うに結 びっ く の か。
これ が ちゃん と統一
的 に機能 していれば、
別10SPECIAL ISSUE OF JSSD Vol
.
9 No.
1 2001 デ ザ イ ン学研究 特集号に新しい動 き も何 も
、
特にそ れでおろおろする必要は ない ので は ないか な という感じが して います。
そ う い う中で
一一
、
二 例、
本校の例を申し ヒげますと、
新 しい動 き を起こし たいという部分 は あ ります が、
い ろん な制約.
1
:、
最 近 ちょっ と変わってきたのは、
ゲス トと して特別講座 とか 特 別 授 業 をやるという と きのゲ ス トが、
いままでデザイ ナー
とか アー
チ ス トが中心 だ っ た んです けれ ど も、
以前も お話し したと思う んです けれ ど も、
パ ン職人 と か塗装屋 さ ん とか、
先ほ どで言 えば普通の人の感覚プ ラス職人、
知 恵を持っ ている方、
希望と しては宇 宙飛行士とか農 業に携わっ て いる方と か医者とか、
そ うい う方に、
無 理 してデ ザイン につ な げる必 要 はないと思 うんですけれ ども、
少しバー
チャ ルだとかグロー
バルだとか、
そ うい う視 点で話 を して いただく とおも し ろいので は ないか な ということで す。
そういうことが学生側か ら も教授側か らも少し要望と して聞こえてきている最近の動きです。
司会 ありがとう ご ざいま した。 最 初に パネリス トの 先生方に一
通りお話を伺お う と思います。
次に大出先 生 にお 願いし ます。
特 に大 出先生は先ほども趣旨説 明 で 申し上げ
ま したよ う に、
新 教科P
陦報」が 小・
中・
高に設置されるよ うにな りま す が、
こ の辺の科目に つ いて非常に造 詣 が 深い先 生です。
情報の指 導者として 高校を担 当 さ れて い るということで、
ど ういう科 目な のか とい うのが 私 ど も は よ くわ か りま せ んの で、
非 常 に多い分 量 を、
限ら れ た時間で申し わけな い ん ですが、
よ ろ し くお 願いしま す。
大 出 新座総合のデ ザイン専攻 科の大 出と申し ます。
よ ろ し くお願いします。
ちょっ と レジュ メの つ く り方 も よ くわ か らずに長々とつ くって しまいま した。
た だ、
私の中にあ る もの はこれ が すべ て ですの で、
質 問 をい た だい ても、
な か な かこれ以一
L
の ことは 答 え られ ない んです が、
いま君 島 先 生のほ うか らあ りま した よ う に、
今回 ご指 名をいただいたときに、
小・
中・
高で情報と い う科 目が設 置 さ れる。
その辺につ いて何か資料等 が あ れ ばと いうお話をいた だいたの で、
私が知る限りで一
応ま とめて みま した。
まず新教科 「情報」ということの中身につい て、
指 導 要領とかこういう ものが 市販 さ れて います。
指導要 パ ネリ ス ト:大 出 明 氏 領の解 説の情 報編とい う こ と です けれ ども、
こ の辺か ら抜粋した ところ を最初に書 か せて いた だ き ま した。
総合 的な学習 時間の創設 とかいろいろいわ れ ている 中で、
情報と いう教科、
国語、
数 学等に並 ぶ教 科とし ての情報 というのが一
つで ございま す。
そ れ か ら専 門 教 科で情報あ るいは福祉というのが新設 される。 そ う い う状況になってきて い る と いうこ と です。
これ は平 成15
年 度 か らの設 置 とい うこと にな る か と思います け れども、
そ れ を踏ま え て その教員養 成というのがいま 現在の課 題になっ ていまして、
現職教 員に情報の免許 を与 える。
そのた めの講
習会 が各 地で行わ れていると 思います。それ に今回かかわる こ と にな りましたので、
若.
干 その辺の ことで講習を受けてまい り ま したの で、
その辺 を最初にということであ ります。
まず普 通 教科 「情報」ということですけ れ ど も、
こ れ は 家庭科とか美術とか、
それと同じよ う な 位 置づけ とい うこと に なると思 うんです け れ ども、
高等学校の 中に情報という科目をっ く る。
その内容と しては3
種 類一
応用意されていて、
情 報A 、B 、
C
という3
つ の 内容が あっ て、
いずれ か を 学校 が 選択し て入れ る と い う内容になって いる か と思います。
こ こ でい う情 報というのは主にコ ンピュー
タの操作 と い う意 味合いが 強いよ うに私は感 じ ました。 いま イ ンター
ネッ トだ とか、
ある いは携 帯電 話とい うことで、
高校生 を は じめ、
み ん な 生徒も大体親しん で はいる ん です が、
そ の辺の教育の平 準 化 をね ら う、
そ うい うこ とが 目標だと思います。
あ と は学校の生徒と か地域のデ ザ イ ン学研究 特集号 SPECIAL ISSUE OF JSSD VoL
.
9 No.
1 2GO111状況 に合 わ せて
、
あ とは 教員の問題ですけれど も、
その辺に合わ せて
A 、B 、
C
をと にか く置きなさい、
そ のよ うな 状 況か と思いま す。
専 門教科 「情 報」 というこ と ですけ れ ど も
、
こ れ は専 門教科ですので
、
職 業、
身 につ けるための情 報 という意味だ そ うです
。
現在ですけ れ ど も、
非常に情 報産 業 が 盛 んで、
そちらの雇 用 数 ある い はその要 求が非常に高い
。
その辺 を受 けて文 科 省が 設 置 を決 め た という 話だっ たと 思 い ます。
そ の専門 教 科 「情 報」 の中には項 目 と して
、
い ま そ こに挙げられていま す11
科 目か ら構成され る というふ うになってい ます。 こ の中にコ ンピュー
タデザイ ン と いう内容もありま すので、
これにつ い ていま現 在、
私 は講習会 に携わっ ている という状況であります。
情 報教育の体系化のイメ
ー
ジ という図ですけれ ども、
これ もこ の本に載っていることな んですが、
小 学校あ るいは 中 学 校 か らコン ピュー
タ とは 基本的に触れて く るという状況 に なって い ると思いますし、
これ か らは もっ とそ れ 力漲 くな る とい うことです けれ ども、
そ う いっ たこと を受けて高等 学校では普通教科 晴 報」と い う ものが今樹 立置 づ け られる と いうこと に な ります。
中学校では技術・
家庭の 中に項 目と して 入っている と いうことだそ うです。
専門教科 晴報」 のほ うは
、
こ の図 で ご らんのとお りで、
共通分野 というのが真ん中にあって、
そ れぞれ シ ステム設計分 野 とマル チメディ ア分野のほ う に両極 あり ま して、
そ の辺をその学 校の 内容に合わせて 選択 を して いく という形 になるか と思います。
こ の シス テ ム 設 計 と管 理分野のほうに重 きを 置 く と いうことになる と、
いま現 在、
工業に ある情報 技術と かな り近い存在 に なっ てくる ので はないか とい うこ と です。
ちょっ とこの辺 はざっ と見て いた だけばと思い ま す。
2
番目、
新教科 「情報」 の現職 教員等講習会にっ い てな んですが、
免許と しては情報というの と情 報実習 と いう免 許があるということで す。
教 員養 成は全国 で9
,
000
人が目標だというこ と で、
情報の免許 が6
,
000
人、
情 報実習の免許 が3,
000
人 を 目標に、
いま各地で 講習 会を 行って い るというこ とです。
埼 玉県の講習 会は
、
そこに あるように、 受 講者は数 学とか 理 科 と かそ ういう免許を持っている人 がこ の講 習 会、
これは15
日間 な んです けれ ど も、
15
目問の講習 を受 けると免許が も らえる と いう特別措置 でこ の3
年 間行わ れて います。
埼玉 県では今年度 は240
名 が参加 して います。
咋年度 は80
名が受けて い ま すか ら、
こ れで320
名。
来年も多 分2GO
名 近 くが加 わるというこ とだそ う で す。
こ の辺の教員を養 成して、
各学 校に平 成15
年度か ら配置する。
そ ういう 目標でいま現在動い て います。
そ の講 習会の 中にコ ンピュ
ー
タデザイン というカ リ キュ ラムが あるんです けれど も、
その中で講 師を務 め させ て も らっ て いる んです が、
こ こでは 理科とか数学 の先 生 た ち、
ある いは家 庭科の先生とかがい るんです。
その先生 た ち が情 報の免 許を取得 するために講習 を受 けて い て、
デ ザイ ン と は全く関 係 ない人 た ち が多いわ けです。
です か ら、
そ の方た ちにコ ン ピュー
タデザイ ン の基礎と いうことの内 容で、
いま そこに書い てある よ うな内容について、
大まか に お話を さ せ て も らって います。
講 義が1
コマ、
90
分、
実習が3
時間と い う3
コ マの内容でいまコンピュー
タデザインにつ い ては講 習会を行って い るわけです。一
応そ ういう状 況 でいま 動い て います。
それの関係の資料ですけれ ど も
、
平 成13
年度カリキ ュ ラ ム の素案と いうこ と で、
これ は講習会の打ち 合 わ せの ときに最初の ほ うにいた だいた資料です。 それを コピー
した んです が、一
応15
凵間、
こ の よ うな 項 目に 沿って、
午 前1
コマ、
これ は90
分 です。
ですか ら、1
日4
コ マで15
日間、
こ の講 習を受け る と情 報の免許が 取 得で き る と いうことで、
希望 者が受講しています。
一
応 そ ういう内容です。
こ の中のほ とん どが、
コンピュー
タの ことです とか、
こ こ に書い てあ ります よ うに、
ア ル ゴ リズム とかモデ ル化とシ ミュ レー
ション と か、
主に 工業の1
青報技術と か情報科の先 生方が中心になっ て講師を務め られて い て講 義 が進ん でいます。
こういう中にた ま た ま テザイ ンとい う分野があ る も のです か ら、
情 報を活用すると いう段 階での話 という意味でコ ンピュー
タデザインと い うの力粒 置づ け られ ている よ うです。
ですか ら、
普 通 教科 「情 報」の ほ う に はコ ン ピュー
タデ ザ インとい う 名 称 は出て こないん で す が、一
応 活 用 という意味で 必要 か な ということです。あと ミ レニ ア ム
・
プロジェ クト 「教育の情報化」 と12SPECIAL
ISSUE OF JSSD Vol,
9 No.
1 2001 デザ イン学研究特集号いうことで
、
埼 玉 県で進め られて い る資料とい うこ と で 配 られ ましたの で、
先生方に参 考にと思い ま し てコ ピー
させて も らいました。
これの続き が1
枚のコ ン ピ ュー
タ室云 々がこれの続 き にな ります。
いま現 在、
学 校にインター
ネッ トを活 用で き る ように、
全 教 室に配 線工事等が行わ れて いる か と思 う ん ですけれ ど も、
そ ういうこと もすべてこ こ の授業の一
つということで、
校 内LAN
の整備とい うのがい ま進 め られて い る と こ ろだと思い ます。
そ れ を新座 総合のほ うでは
、
最後の4
番 に書かせ て も らいま した。
新座 総合のデザイン教育と いうことで す け れ ど も、
その中の一
番 下のとこ ろ、
校 内LAN
。
新座 総合のほ うでも校 内LAN
の接続 配線二匚事が 完 了 し ま して、
今 回、
コンピュー
タ設備ということで全 教 室に1
台 ずつ と、
それ 以外の特 別教 室に6
台というこ と でコンピュー
タが 配 置 さ れ るこ と にな り ま して、
イ ンター
ネッ トを生徒が教 室で自由に使える状況になる 予 定です。
いま
、
課題 と対応策ということで 工T − LAN
の保 守 を ど う す るのか というこ と ですと か、
い ろいろ よ ろ し くない情報等 が入ってくるとい うこと も あ りますし、
舌L
用と いうこと も あ りますので、
そういっ たことの管 理・
運 営 を ど うし て い く か。 そういうこと は 全部学校 に 任 さ れ ていますの で、 非常に そ の辺が課 題であると いう状況であります.
時 間 も あ りませんので、
この辺にしたいと思う んで すけ れども、
また何かありま したらご質 問いた だ けれ ばと思います。 司会 ど う も あ りがとう ご ざいま した。
膨大 な ボ リュー
ムを短 時 間ですみ ませ ん。
また後ほ ど よろし くお 願 いします。
では次 に久保田 先 生、
お 願い し ます。 久保田 こ こを貸して い る関係で、
本 当 だっ た ら向こ う にいて感 想 を述べ るぐらいと思って いたし、
パネル ディ スカッション を よ く 埋解しないか ら、
座 談会 ぐら いに しか考えていな くて、
きょう封 筒を 開いたのもま た 遅 かった もの ですから、
レ ジュ メをつ くっ ていか な きゃいけない というのを初めて知 りまして、
それで書 いた も の ですか ら、
レジュ メと いうよ り も、
僕に とっ ては メモ程 度になってお りますので、
申しわ け あ りま せ んけれ ども、
こん な 形で、
あと は書き 加 え ていた だ ければと思います、
一
応3
つぐ らいに 分 け て み ま した。
情報=
コ ンピュー
タでは ない が と い う こ と。
2
番 目、
コン ピュー
タ が 奪っ た もの、
獲得 し た もの。3
番 目、
晴 報教育j
と 「も のづく り」教育の間にあるもの。
こん な 形で、
教育に つ いて は3
番 日で、
あ と は一
般 的 なコ ン ピュー
タ ある いは 情 報 とい う もの につ い て、
僕の若干批判 的 な とい うか、
そ う いう とこ ろ で見て いき たいなと いうこ と で 挙 げてお き ま した。
最 初に
、
情報= コ ンピュー
タ で は ないがというこ と ですが、…
応情報の入 れ もの とし て のコンピュー
タ な わ けです け れども、
もと も と そ うい うふ うにはで き て こな かった だろう。
パ ソコ ンとコン ピュー
タという と き に、
パソコン というのはス パ コ ンとかいろいろ あ り ます けれ ど も、
こ こ で言 葉は あ ま り選びませ ん で した け れ ども、
パ ソコ ンはいろいろな道 具、
アナログ をデ ジ タル化す る も のが入っ てい る便 利 な箱。
本当 によ く いろいろ 入っているわ けです。
これ はワー
プロも入っ て いる。
定規も入っている。
い ろん な色彩の も のが入 って い る。
油絵
も 何 も描けて しま う。
写真も入 れ て お くことが で き る。
これはい ろん な道具 が 入っ ている本 当に便利 な箱であっ て、
これ は 使 わ ない ものに とっ て は た だの箱といわ れ ます け れ ど も、
生徒は本当に喜ん で飛びつ く ものだと思います。
ただ、
僕はちょっ とこ こ で機 械の出現ということの、
産 業革命にちょっ とな ぞ らえて みた んです、
情 報革命 とい う言 葉が あるものですか ら。
そ う し て み る と、
機 械の 出現は何だっ たか という と、
最 初は仕事の援護だ っ たの で非常に機械という ものは便
利 な も の で あ る わ けです。
自分 が一
生懸命ぱ た ぱた やっ て い た り、
手を 動かしていた ものを機械が やって くれるわ けです か ら。
とこ ろが、
これ は実際 に はス ピー
ドが どんどん増 して い く。
メカニズムが 複雑になっていく。 それ が人間の 手の延 長と し て の も のを 追い抜いて、
どん ど ん先 に進 んで いく。
これ が 結 局、
さ らに機械と産 業とが結 びつ いて産業革 命が 生 まれ た。
その間に 立 と う と したのが 近 代デザインだといわ れています。
そ ういうこ と で いくと、
いまこういう便 利な 箱では あるけれ ど も、
これ が 情 報 あ るいは情報メディア あ る いは 情 報産 業と い う こ と と結びつ い て、
いま情報革命デザ イン学 研 究 特 集 号 SPECIAL ISSUE OF JSSD Voi
.
9 No.
1 200113が 進 んでいるん じゃないか な という気 が す る わ けです
。
こ こ に非常に い ろ い ろ問題点が あるん じゃないか なと 思います。
チャップリ ン の 「モダンタ イムズ」 と いう映il
が あ ります。
こん な 話 を 生徒に し ても全然わ か らない んで す けれ ども、
僕 は好きで、
最初のタイトルが 「人間 の機械 化に反対す る」 と書いてあ りま す が、
あそこ の 中で も チャ ップリ ン は結局精神 的におか しくなってし ま うんです ね。
病 院 まで入 ること に な る。
そ れで機 械 か ら逃 れ ることに よって初め て、
きれいな 人 と.
緒 に うま くやって いける。
こうい うハッ ピー
エ ン ドでした けれ ど も、
情 報革 命は あ る 面 で は非常にそ ういう問題 点も含む内容 だろう と思っ て います。 その後、
情 報機 器操作と情報 操作・
管理 は 違 う と書 いてあります が、
これは メモ程度に考えて ください。
そ の とで、
コンピュー
タが奪っ た もの、
獲 得した も の、
これ を一
生懸 命きょ う考え た んです が、
奪った も のは 同時に獲 得したものであり、
獲得したものは同時 に奪っ た ものだなという悟 り切っ たよ う なこと になっ ちゃった んです けれ ど も、
これ は も う一
回機械との関 係 でいく と、
人 と 人 という関 係、
ある いは 人と も の と の関係 これ が崩れ た の測 幾械の出現だった わ けです。
そ れ を さ ら にコ ンピュー
タ は広 げた だろ う と僕は 思 う わけです。 これ はバー
チャル 化 とい う形で、
人 と 人 と の間に、
さら に アナログをデジタル化 す る 機械を含
ん で、
その向こう側 に人 を置い て いく。
わ れ われのほ う か らは、
どうこうす るのか とい う問 題 は あ ります けれ隴驪
1
驥驪
騨
1
パ ネリス ト:久保田 正 雄 氏 ど も、
バー
チャル な 世 界 をつ く り出し て い く こ と によ って、
機械の と き よ り も さ ら に広げて い るん じゃない か。
特 に もの との関係で いき ますと、
虚 像 的な もの を ど んどんつ く り出 していって し ま う け れども、
本 当に実 在のも の がどこに存在する のか。 ある いは、
ゲー
ムな ん か で も人の命やそういう ものもすべ て非 常 に遠く に させ られてし ま う とい うような 問題を含む ん じゃない かと い う こ とが一
つ、
奪 わ れ た もの じゃないか な と思 う んです け れ ど も、
同時にコンピュー
タ はいま まで一
方 的 な 人 間や 人 と人と の間を機械とメディア を含む 関 係、
これ を 参 加 型 には変えつ つ ある の で はないか。
す な わ ち、
コン ピュー
タブラ ス情報に よって、
人 は逆に こちら側か ら情 報を発 信 しな きゃ いけ ない と い う こ と です。
これ は機 械が あ く までも受 け取っ て
、
そし て何か操 作をして と いうこと です が、
こ のコ ンピュー
タ はこち らか ら動か して いか ないと動 か ない。
例え ば、
テレビ とコ ンピュー
タ を 比べてみ れ ばわ か ります が、
テ レ ビ はつ けて チャ ンネルを回 せ ば、
向こう側 か らい く ら で も 出てくる。
そ れ を眺めて い るだけの 方 向型です が、
コ ンピュー
タはこち らか ら何か を 操 作 し、
あ るいはこ こか ら情 報を発 信す れ ば、
インター
ネッ ト等を 通 じれ ば何 か を変えることができる。
双 方 向 型 に や れ る んじ ゃないか。 これ は獲得しつつあ る もの。
た だ、
しっ つあ る もので あって、
これ は まだ そ ん な に獲
得し得て いないな と思 うわ けですが、
に も かかわ らず、
よ り遠く、
広 く、
巨大、
速く、
複雑、
これ は 「よ り」が 全部っくん ですが、
よ り広 く、 よ り巨大、
よ り 速く、
よ り複雑と いうふうに、
追い つ か ない、
追いつ けない現 象をいま生 んで いないだろうか。
す なわ ち、
人 と人 とが 非 常 に疎遠になる。 こ のコ ンピュー
タ を使 って、
その世 界に入ってし ま う と、
遠い世界にもかか わ らず、
虚像的 に は、
バー
チャル的には非常に近い世 界のよ うに思 えて く る。
そ の向こ う側 は すごく遠くて 広いわけです。
グロー
バ ル化して います。
結 局 は追い つけない、
あ るいは追いつか ないという現象を 生 んで いないだ ろ う かと い う こ と です。
そ うい う現 象に対して
、
あ るいは若者 が そ ういう も の にどん ど ん 近づくこと に対 して、
最 近はものづ くり ということ が、
これ は法律なん か もできてきています14
sPEclAL ISSuE oF JssD vol.
9 No.
1 2001 デザ イン学 研 究 特 集 号けれ ど も
、
直接で あるとか、
実物である とか、
具体的 なこと という もの に対 しての危 機感、
特 に 職 人 とか そ うい う も の、
もっ と実 際に も のをつ くった り、
実際に 手で こね た り、
実際 にす ることが 大 事 な ん じゃないか。
そこ から ど う も若者 が逃 げて いない かということで、
二極化現象を 生 んでいないだろうか。
この辺 が僕が考 えたコンピュー
タ が奪っ たもの、
獲得した もの。
こ の 辺 を解決 してい く ところ が 必要な ん じゃないか。
そこ で、
教育と い う場 面で ど う し て いくか というこ とです が、
当 然これ はこ の状 況 を 「じゃあや め よ う」 といって、
昔の機械のと きのよ う に1
日居に戻 ろ うや と か、
あるい はラッダイト運 動でコンピュー
タを壊そう や とか とい う よ うな 運動は起こってい るわ けでは あ り ませ ん。
ま た、
そ れ は わ れ わ れ もよ くわ かって い るか ら、
逆にそ れ を受 け 入 れて き ている と思い ます けれ ど も、
その二極 化はいまのとこ ろ相当進んできて い るん じゃないか な という気 もす る わ けです。
教育の問題点は、 その間をどうつないでいくか とい うことな ん じゃないか な とい う気 が最 近 するわ けです。
そこ で書いたのが、
デッサン とデ ザイン の違いと関係 と書いた んです が、
デ ザ インとい い ますと、
いま現在 ないものを何らかの形で提 案してい くわ けですか ら、
図に描い て いく。
シ ステムも あ ります けれ ど も、一
応 は 図 に描
いた りな ん か して、
こういう ものを という と き に絵を描い た りする わけです。
それ に対してデッサ ン というのは、
既に あるもの描くわけです。
です か ら、
デッサ ン とデザイ ン というのは はっ き り違 う。
デッサ ン と い う の は 目の前に あ る も の をその ま ま受 け 入れて いく。
デザインというのは そのま ま受け 入 れ ない で、
否 定 を しな が ら新し い もの を 今 度 は創
造力 という頭の 中での こねくり回しをやっていくこと、
こ の違いが あ るわ けです。
同時に
、
ただし このデ ザイ ンの創
造 力 はデッサンな く してはでき ない とい うの は、
わ れ わ れ は、
特にデザ イン をや る者にとっ て は、
ものとの直接的 な、
実 物 的 な対 話、
あるい はこねくり回 し、
こうした ものが 直接 ない とデザインはでき ないよ ということな んだろう と 思います。
それは同時に、
コ ン ピュー
タの問題に も、
ある いは情報の問題にも はね返ってくるんで はないか。 す な わ ち、
コンピュー
タの 中だけでバー
チャルに常に いじくり回して ものができて いった り、
あれ した りす るものは、
そ れ は実物、
実 際のもの とは相当 かけ離れ て し ま う ものになってい くだ ろ う。
ですか ら、
わ れ わ れ の教 育の中に は も のづくり的な 問 題 と情報、
いわ ゆ るこういうバー
チャル 的 な問題 を ど ういうふ うに結 びつけ な が ら、
あ るいは そのどち ら か、
あるいは 基礎・
基本といわ れています けれ ど も、
基礎・
基本をどこに置い て いくか ということが あ るん じゃないか という気が して います。
こ こにも う一
つ 書いたのは、CG 、
CAD
プ レゼン と従 来 型。
僕は イン テリア科 にいます け れ ど も、
プレ ゼ ンテー
ショ ン というのは非常に大事な 要素な ん です けれども、CG
による、
あるいはCAD
によるプレゼ ンテー
シ ョ ンと、
従来の ア ナログ型の、
早 くいえ は絵 を描いたり して、
パー
ツに起こして と いう ような作 業 が あ る わ けです けれ ど も、
そ れ は昔の写真と絵画の と き と同じではないか。
写真の出現 に よっ て、
絵 画 は本 当 に 復 元 させ られ る わ け で す。
すな わ ち、
肖像画 はで き な くな るe 写真で できる こと を絵
画 は や れ な くなる。
だか ら、
抽 象画 と か、
あ るいは夢の中の絵とか、
そ ういう もの に絵画 は どんどん発 展してい く こ と になるわけです。 逆に写真 とい う ものは、
写真が絵に か わ ること はでき ない。
写 真 自身はや はり写真である と いうこ とをまた 認識し て いくことになる。
あ く までも絵に は な らない。
また、
写 真 を撮っ て いれ ば 絵 が う ま くな るか とい うこと も あ り得 ない というこ とが わ かっ たというこ とも、
歴 史が 教えて くれる。
そ うい う意 味では、
あ く まで も写 真と絵 画 と 同じよ うに多分今 後の歴 史の中で國 青報の教育と こういう従 来 型のものとが何らかの変化を しな が らいくん だろう け れ ど も、
しか し、
基 本 的 に はコンピュー
タの方向に ど ん ど ん進ん で い く ん じ ゃない か な と い う ふ う に考え ていま す。
ちょっ と 中途半端です が。
司会 ど う もありがとう ございました。 で は続け て中,
Pc
洗 生、
デザインに関 する早 期 教 育に関 わって と い う レ ジュ メが あり ますけれども、
よ ろ しくお 願いし ます。
中島 君 島先 生 か ら 「デザ イン教育の新し い動き」 と いう言葉を いただきまし て、
ど う振っても新しい動き というのが自分の中で何も出て こない ので、
自分のやデ ザ イ ン学研 究 特 集号 SPECIAL ISSUE OF JSSD Vol
.
9 No.
1 200115って いることか ら考えてみ よ うと い う こ と で
、
いまや っ て い る自分の仕事の中で何か新しい動 きのヒントに な る もの は ないんだろ うかと考え て い く と、
ちっ と も 新し さ とか 心躍るものと か、
何か すばら しいものは 出 て こな くて、
出てくる ものは 問 題点や危機感 ばか りで ありまし て、
それ を も う一
回 整 理 して みま した。
前 にこち らのディスカッションの ほ うで随 分いろい ろな 内容 が提示 さ れて いたの で、
これ を なぞるよ うな 形にもなった か と思 うんです けれ ど も、
も のづく り の デザ イン の業 界も成 熟してし まっ て、
な か な か 子 供 た ち がlO
年前、
20
年前のよ う に夢が持て な くなっている。
それ から素人でもコ ンピュー
タを使え ばデザイナー
も ど き になっ てしま う。
そ ういう将来に対する夢 がなか な か持て ない。 そ れ か ら、
「先 生、
でき ま した。
次、
何 をやっ た らい い ですか」 と いうこ と で指示を待った り、
判断を避け た り、
自分で どん ど ん勝 手 にやっ てくれ ない。
創意 工 夫 はどこに あ るのか。
こ のご ろの子供はちょっ とおか し いそと いうこ と。一
つ一
つの トレー
ニ ングは よ くで き て も、
色彩と形態、
そ れぞれ は よ く課題 ができてい ても、 じゃあそれを組み合わ せ な さい、
ポスター
に し な さいといっ た とき に、
ちっ と も応用がきい てこない。
こ の感 じは何だろ うか。
3
つ 目の黒丸は、
これ は昔か らいわ れて い るんです けれ ど も、
つ くるもの力泌 要 がな く、24
時 間 営 業の100
円 ショ ップに行 けば、
ほ とん どあしたの暮 らしに困 ら ない。 何でも500
円ぐ らい で、
525
円ですべて調 達でき てし ま う。
こ の世の中でど うやって制 作 意欲を 生徒が 持つ んだろ うか。
4
つ 目の黒丸は、
私 ある いは私と あ な た と い う とこ ろまで の関係は ものすごく大 事 に していた り、
連帯感 を 感 じていた りするん だ けれ ど も、
そ れの外に出た と きの見 え ないだれ か との関係に なっ た とき に、
ものす ごく連帯 感を抱 けない。
実 際、
知らない お じ さ ん とは 口を きいちゃいけ ないご時 世なの で、
知 らないお じさ ん を信じ て はいけ ないという社会の中で、
デザ イン の 社 会性み たいなも の、
人のた めになるデザ インという ものを ちゃん と子供が考え られる のだろうか。
多人数で遊べない子 供 た ち
。
うちの子 供 も 小学生 な んです けれ ども、 5
人、
わが家に来て遊ん でいて も、
みん な 違 う遊 びを して い る。
それで適当に2
人、
3
人 と入 れ か わ りながら、 5
人で何か一
緒にやっ て いない という子供が 多い。
そ れ か ら、
テレ ビ、
携帯、
パソコン は生 活の 中にど れ ぐ らいを占めて い るん だろう。
自分の こと とか 生活 を 見つめ て、
ぼうっ として充電する時間 が本当にあ る ん だろうか。
子 供た ちの生活の仕方の中で、
豊か な発 想な ん か あ る んだろ うか。
ご く ご く皆さ ん が感じて いらっ しゃ る危機感みたい な ものをも う
一
度 書きつ らねてみま した。
そうすると、
生徒の素地 が変化して い る中、
これ ま での こ こに書いて あ る よ うな色 彩・
形態・
構成、
エ ト セ トラ、
こういうこ とを呈して、
さあこれ を基 礎だ か らやって ご らん、
やっ てご らん とい う教育のカ リキュ ラム で い いん だ ろうかと いうふうに自問 自答 する い い 機 会とな りま した。
やっ てみると、
や はり危機感のとこ ろ で私 自身が本 当 にこ の危 機 感 が 本 物 なのか ど う か。
本 当 にこれ は だ めだというよ うな強い気持ち を抱くことがで き るのか ど うか と いうと こ ろが最大のポイン トな ん だ な と、
き ょ う4
時 ぐらいに初め て気がついて、
も うこれは子供 にとって は まずい んだ、
こ こを何とか しな けれ ばい け ないんだという とこ ろか ら 出発 する のか、
いや、
これ は社 会の現 象である、
分析 すればこういうこ とが言 え ると いうふ うに認め て いくのかと いう とこ ろが自分の 問題な ん だ な とい うふ う に感 じ ま した。
や は り私は2
学期以降、
元気 を出して仕 事 をして い くためには、
やっ ぱり自分の危機 感を信じて、
遅れ ば せながら でも、
急が ば 回 れでもい いか ら、
何 か 手 を打 ってい く よ う な 形の こと を教育の 中でやっ て いけばい いん じゃないかなと。
非常に私 的な レ ジュ メになって います。
造形 やデザインカでな く
、
○○ ○を も育むデザ イン 教育ということで、
こ のOCO
に最初人間力 と入 れ た んです が、
ちょっ と恥ず
か し くなって しまっ て、
生 き る力 とか、
い ろ い ろ入 れ た ん ですけれ ども、5
時45
分 になっ て、
答え が 決 ま らな かったの で、
COO
に して お き ま した。
例え ば どんなことができ る か な というふ う に考え た ら
、
やっ ぱりカ リキュ ラ ムの中で アナログ 関 係 とデジ タ ル関係を何 対 何の時 間割 りの割 合で入 れて、
もっ と はっき り いえば デジ タ ル はカ リキュ ラムの中で どこ16SPEC 「AL ISSUE OF JSSD Vol
.
9 No.
1 2001 デザイン学 研 究 特 集 号まで で とめる のかと い うはっき り した見極め
。
2
番 目です と、
早い時期にこそ 自分の 生活の仕 方、
日本という文 化、
現在という生活、
そ ういう ものを ち ゃん と と らえてい く力。
そ れ か ら素 材や道具体験 を意識的に取 り入れ た カ リ キュラ ム。
いろ んな先 生がおっ しゃって いま した が、
い ろん な 他分野と のか か わ り を仕掛けていった よ うな広がりの ある課題、
ど うし て も造形 トレー
ニ ング という、
基 礎 だ か ら、
基礎だ か ら ということで、
何 かデザイ ン、
造 形に固執し て い る よ う な気もするんです け れ ど も、
基 礎 という 時期にこそ 統 合 的、
総 合 的 な 課 題 を 設定して いく必 要性が ある んじゃない か と いうこと も感 じ ま し た。 そ れ か ら話すこ と、
コ ミュ ニケー
ションする こと。
最後は
、
例え ば何か を分析するとき に、
私の家族に つ いてとか、
私の友 達につ い て と いうこ と か ら出発し て いくのはもちろ んい い ステップだ と して、
その後に やっ ぱり第 三 者 につな がっていくよ うな、
二人称か ら 三 人称へ 徐々に移っていく。
そし てまた 自分へ 戻って いっ て自己が確立できるよ うな、
そ ういうカ リキュ ラ ム をデザイ ン を もって 五感を埋 め ていけたらい いかな ということ を考えました。 情報化の と こ ろ と うま くかみ合 わ ないま ま に なっ て し まった ん で す け れども、
ご説 明 に か え させていただ き ます。
司会 ど う も あ りが と う ござい ました。
各先生方の視 点 が違う ん ですけれ ども、
ご質問をいた だけれ ば と思 い ます。
最初に申し1
.
1げま した けれ ど も、
本 日はぜひ 皆さ ん 方 か らの ご意 見 をいただき たいと思いますが、
それはま た後ほどと い う こ と で、
まず
最 初にご質 問ご ざいま せ んでしょう か。
よ ろ しいです か。
そ れでは、
パネ リス トの先 生方 で 先 ほ ど 非 常 に急か せた感じで端 折って いただいたような感じで したの で、
何か補足する点が あ りま した らお 願いし ます。
金子 補足 というの で はないんです けれ ども、
た また ま 今日あっ た 出来 事で興 味 深 かったことが あったので…
つ だけ。
今日学 校で ちょ っ とイベント的なことがあ り ま して、
いわゆるイラ ス トレー
ター
の先生 と私が対 パネ リス ト:中島 千絵 氏 談する 形の トー
クショー
みたいな感じで、
分 野でい く と、
リ ア ル・
イラ ス トレー
ショ ンを担当されて いる先 生 で、
非常にスー
パー
グラ フ ィック というか、
リ ア ル なものなんです けれ ど も、
私がコ ン ピュー
タの出 現で コ ン ピュー
タ・
グラフィ ックス と競合できるか ど うか、
仕事 的にど うな んで しょうか とい うことで、
その先 生 は一
切コ ンピュー
タ は使わ れ て な くて、
昔ながらの エ アブラ シ の技法でやって い るんです。
お も し ろ かったのは、
仕事を依 頼され ますと、
飲料 水とかいろんなと こ ろ に出て くるわ けです けれ ど も、
コンピュー
タ・
グラフィ ッ クスで書いたイ メー
ジ を渡 されるわ けです。
すごいそ れ が リアル にできて いる ん です。
な お かつ、
そ れでもこれ を手描き で やって くれ と。
僕は ちょっ と分 野が違う も の ですか ら、
そ の 辺 の 流れ は 全 然知らな くて、
も うで き ているのに、
何 でま た 手描き で頼まれ るのか な と、
そんなこ とも聞いた ん ですが、
イラ ス トレー
ター
から言 わ せると、
全 然 違 う。
自分が 人間と して参加 で き る ナ レッジ の部分とか、
心 地 よ さ とか、
そ ういった ものは絶 対コ ンピュー
タ に勝 て ると、 そういう信念のも と に、
どん なにコ ン ピュー
タ が 進 んでいっても自分の仕 事はなく な ら ないだろう と、
はっきり断言されて いま した。
た ま た ま きょうの 夜の こと も頭に あったので、
非常 に お もしろい話 だ な と。
私な りに考えた ときに、
手 仕事に よる仕 事 とい うの は、
その先生が言う に は、10
人、
リア ルのイ ラス トレー
ター
がいた ら、10
人 みんな全然違うつ くり方で表現デ ザイン学 研 究特 築 号 SPECIAL ISSUEOF JSSD Vol
.
9 No.
1 2001i7一
して
、
み ん な 人間性の違いが出て くる。 だけど、
コ ン ピュー
タのほうだと、
あ る技法な り何な りが 評仙さ れ て、
どち らか という と没個性になっ てしま う。
そ んな 印象を受 けた ん で す。
司会大 出先生
、
何 か補足と い い ます か、
先 ほ ど随分 急か せて しまいましたので。
大出 冒頭に申し上げたとおりで、
これ 以 上のものは 特に あるません。
司会 で はまた 何 かご質 問で受け たいと思いま す。
久 保田 先 生、
ど うぞ。
久保田最後のところで
CG
、
CAD
プレゼン と従 来 型 プレゼンの違いは 写 真と絵画の違いと 同 じ と書いて あっ たんですが、
こ こ のところ は、
先 ほ ど金 子先生が 言っ てお られて、
かなわん なと思ったの で、
僕は写 真 と絵画だと写真の勝ち と思 う んです。
し か し、
にもか か わ らず、
いま絵画 というのは、
これ は純 粋芸術と し て、 すな わ ち わ れ わ れの生活の中に入っ ている という 分 野では 明 らかに写真の ほ うが、
写 真 はい ま な お 生活 と いう分野の中に しっか り あるし、
また使わ れている。
絵画 は どこかに掛け られ て、
あ るいは 必要を感じてと いうことがあ るか も しれ ないけれ ど も、
そ ういう意味 では純粋芸 術の ほうに いって し まっ た よ うな。
た だ、
に も か か わ らず、
な ぜ絵画は残った ん だ という 問題 が ある よ う な気がする んで す。
そ れ とCG
と従 来型 プレゼンとを なぞら える のは ち ょっ とおか しいか な と思 うこと はある ん ですけれ ど も、
僕はい ま は確かにCG
やCAD
と従来型 プレゼン の教 育的な 現場でいっ た ら、
いまのプレゼンのほ うが絶対 勝 ちと思うん です。
勝ち負けで言っちゃ いけないか も しれ ないんですが。
と いうのは、
生 徒 はコ ンピュー
タの 中でははっ き り 素材 はぺたっ と張る。
光 は 勝 尹にコ ンピュー
タに言1
算 させる。
とこ ろが、
実際にプレゼ ン を や る子は、
光の 方 向 は どっちだとか、
素材
の感じ を出 すには ど うした らい いん だとか、
これ は一一
生懸命 考 え な きゃ いけない か ら、
自分がいま までやっ て き た、
得てき たい ろん な 素材に ぶち 当 たっ た とこ ろと か、
実 際のもの と一
生懸 命 格闘したと こ ろ の も のが 出 る んです。
だ か ら逆に嫌 な んです ね。
そ んなことは、
早 くいう と経 験量も少 な い ですか ら、
自分は逃げていっ てコンピュー
タのほ う に行 く。
だか ら
、
コ ンピュー
タのほうに今の子 はどんどん 行 きますけれど も、
実際には格闘し た子のほ うが勝ちと いう感 じがいま はするんです。
いまはするんです が、
今 後 ど う なる のか というのは僕もわか らない んですが、
ただ、
その こと は教育の中 に 残 してい か ないと、
多 分 コ ンピュー
タ 教育だ けで そ う い う提案
した りプレゼン できた りする よ う な状態 に はなっ て いか ないん じゃな いか な とい う気がする んです。
中島 最後の○ ○○ をも育む という言葉な んです け れ ど も、
こ こ のとこ ろは恐ら くデザ イン とか そ ういう チ ャネルだ けじ ゃなくて、
あ らゆ る教育の現 場の一
つ の 課題 に なっ て い る ことのよ うな気 はするんですけ れど も、
デザイ ン教育というのは わ りにこういう ものもひ っか け な がら育んでいき やすい特 殊な 教 育の現 場であ る よ う な気がして、
私は 大 変 教育現 場と しては可能1
生 の広い、
お も しろ い ジ ャ ン ル である と思っています。
司会 私も う ま く各先生方の ご意見 を要 約 して進 行 と いうの は な か な かでき ませ んの で、
先ほ ど申し上げ ま した、
会場に い らっ し ゃ る方に1
人ずつ ご意 見、
ご質 問 を含め て一
言ずつ い た だ き たいと思います。
山本 まず疑 問とい うか、 質問か らよ ろ しいで しょう か。
大出先生の先ほ どデザイン教育の新しい動きのプ リントなんですが、
普 通教科と しての情 報C
とい う と ころで、
1 行目の後ろあ た りか ら 「情報社 会に参加す る 上 での望 まし い態 度を育成 すること に重 点 を置く 」 というのは、
これ は も うちょっ と具体的にどん なこと なのか。
と申し ますの は、
情報デザインとかコ ンピュー
タの ことは ちょっ と置い てお き ま して、
いわゆる情報のイ ン ター
ネッ ト とか ホー
ムペー
ジ とか、
さ ま ざ まなメデ ィア、
テレ ビもそう なん です が、
そ れの内容の何が本 当で何 が 嘘 なのか、
何 が 虚構なのか、
そ うい う判断 力 を ど うい う形で子 供 た ち、
特 に早期 教育の場合にそう いう メニ ュー
が 用意さ れ ているのか という とこ ろが わ18SPECIAL ISSUE OF jSSD Vol