資
料
乳幼児のおむつ皮膚炎の有病率と
その関連要因に関する文献レビュー
A review of the prevalence and factors associated with the
development and prevention of diaper dermatitis in infants
横 山 萌 莉(Moeri YOKOYAMA)
*春 名 めぐみ(Megumi HARUNA)
*米 澤 かおり(Kaori YONEZAWA)
*笹 川 恵 美(Emi SASAGAWA)
*疋 田 直 子(Naoko HIKITA)
* 抄 録 目 的 本研究は,文献レビューを通じて,おむつ皮膚炎を発症しやすい乳幼児の特徴を看護職に対して知識 普及がなされることを期待し,乳幼児のおむつ皮膚炎の(1)有病率を明らかにすること,(2)発症と予 防に関連する要因を把握することを目的に実施した。 対象と方法 医学中央雑誌Web版ver. 5と検索エンジンPubMedを通じたMEDLINEのデータベースを用いて,「新 生児・乳幼児」「おむつ皮膚炎」「infant, newborn」「diaper rash」のキーワードを組み合わせて検索を行っ た。2019年5月27日から過去30年以内の日本語と英語の原著論文に限定し,著者2名が包含基準・除外 基準をもとに論文のスクリーニングを行い,統計学的に有意差の示されたおむつ皮膚炎発症と予防に関 連する要因を抽出した。 結 果 13件の論文が抽出された。おむつ皮膚炎の点有病率は,11.5~70.6%,期間有病率は 15.2~90%と幅 広い値であった。おむつ皮膚炎の定義は,おむつ皮膚炎の有無のみとする論文と重症度分類した論文が あった。おむつ皮膚炎の判断基準は,評価者が症状を定義し,一定の症状があった場合に皮膚炎をあり とする方法と,症状を定義せず,症状の種類・重症度を問わず皮膚炎があると認識した場合という方法 があった。おむつ皮膚炎発症と予防に関連する要因は,児の属性・皮膚の状態・消化器の状態・健康状 態・栄養方法・スキンケア方法・育児環境があった。特に,おむつ皮膚炎発症のリスク要因として消化 器症状や皮膚状態との関連を示す論文が多く,保湿剤の種類といったスキンケア方法に関するものが少 なかった。 2019年10月3日受付 2020 年7月28日採用 2020年12月4日早期公開*東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻母性看護学・助産学分野(Department of Midwifery and Women's Health, Division of
結 論 おむつ皮膚炎の判断基準の不一致によって幅広い有病率を示したため,今後の研究で判断基準の統一 が求められる。また,家庭内で行われるスキンケア方法とおむつ皮膚炎発症との関連性を示す論文は少 なかったため,さらなる研究が求められる。 キーワード:新生児,乳幼児,おむつ皮膚炎 Abstract Purpose
This study aims to understand the prevalence and factors associated with diaper dermatitis in infants to contrib-ute to disseminating to nurses the characteristics of infants predisposed to developing diaper dermatitis through a research review.
Methods
A search was conducted using the Ichushi Web, version 5, of the Japan Medical Abstracts Society and MEDLINE databases from search engine PubMed using the following combinations of key words: infant and diaper rash. Two authors reviewed the articles based on the inclusion and exclusion criteria. Results were limited to original articles in Japanese and English within the past 30 years up to May 27, 2019. Statistically significant factors associated with the development and prevention of diaper dermatitis were extracted from the selected articles.
Results
Thirteen articles were selected. The point prevalence of diaper dermatitis ranged between 11.5 and 70.6%, while its period prevalence was between 15.2 and 90.6%, both showing a wide range. The definition of diaper dermatitis included whether diaper dermatitis was present and the evaluation of its degree of severity was performed. Diaper dermatitis was identified by the evaluator when certain symptoms were present or a case of dermatitis was clear, regardless of the type of symptoms and their severity (as well as without defining symptoms). Factors associated with the development and prevention of diaper dermatitis were attributed to infants, skin condition, digestive condition, health condition, nutrition method, skin care method, and childcare environment. Many risk factors were associated with infants' digestive or skin conditions, and a few studies focused on skin care, such as apply products as preventives. Conclusion
Further studies are needed to standardize the methods for evaluating diaper dermatitis because of the wide range of prevalence caused by disagreements in methods of symptom evaluation. Few studies have indicated the relationship between diaper dermatitis and skin care methods used at home, and further research is required in this regard. Key words: newborn, infants, diaper rash
Ⅰ.緒 言
おむつ皮膚炎は命を脅かす疾患ではないが,乳幼児 へ不快感や苦痛を与え,多くの乳幼児の保護者に とっても育児の相談事として挙げられている(神庭 他,2003)。一般の乳幼児を対象にしたおむつ皮膚炎 の有病率は 25~40%(Jordan, et al. 1986;Philipp, et al. 1997)と報告されているが,使い捨ておむつが普及 した 1980 年代に,高分子吸収剤を含んだおむつと従 来 の お む つ を 比 較 し た 研 究 が 多 く な さ れ た た め (Campbell et al, 1987),今もなお当時の有病率が多く 引用されている。また,おむつ皮膚炎は評価方法が統 一されておらず,文献毎に異なるため,有病率の実態 の把握が難しくなっている。 おむつ皮膚炎は,様々な要因が重なりあって生じ る。まず,おむつ内の湿潤環境により皮膚が傷つきや すくなっているところに,摩擦が加わり,皮膚の透過 性が亢進することで刺激物質が侵入する。さらに尿と 便が混ざり合い,皮膚の pHが上昇することで刺激性 のある細菌の活性が起こり,おむつ皮膚炎が生じる (Baer, et al. 2006)。先行研究では,おむつ内の湿潤環 境や排泄物に関わる要因として,消化器疾患・下痢・ 排便回数・おむつの種類・おむつ交換回数が挙げられ ている(Adalat, et al. 2007;Li, et al. 2012;Sukhnee-wat, et al. 2019;米澤他,2017)。さらに母乳栄養は便 のpH を下げることから予防要因として知られている (Alonso, et al. 2013;田代他,2016)。また,先天的に 皮膚バリア機能の低下を呈する早産児やアトピー素因 をもつことはリスク要因として関連する(Adalat, et al. 2007;米澤他,2017)。この皮膚バリア機能の低下 乳幼児のおむつ皮膚炎の有病率とその関連要因に関する文献レビュー
む つ 皮 膚 炎 の 発 症 を 予 防 す る と 報 告 さ れ て い る (Blume-Peytavi, et al. 2016)。 しかし,おむつ皮膚炎の発症と予防に関連する要因 は,上記に示した要因以外にも挙げられる。例えば, 国によって離乳食の摂取状況や使用している保湿剤の 使用状況,子育ての環境が異なるため,文化背景の違 いなどから論文によって多種多様な要因が示されてい る。そのため,おむつ皮膚炎の発症と予防に関連する 要因については,一致した見解が示されていない。 本研究により,おむつ皮膚炎の発生頻度やおむつ皮 膚炎発症に関連する要因が明らかになれば,産褥入院 や乳幼児健診に関わる看護職に対して,乳幼児のおむ つ皮膚炎の発症しやすさや発症しやすい乳幼児の特徴 の知識普及ができる。 よって本研究は,文献レビューを通じて,乳幼児の おむつ皮膚炎の(1)有病率を明らかにすること,(2) 発症と予防に関連する要因を把握することを目的に実 施した。
Ⅱ.研 究 方 法
1.用語の定義 1)おむつ皮膚炎 本研究では,おむつ皮膚炎とは,乳幼児のおむつ着 用部位に生じる皮膚炎とした。おむつ皮膚炎から移行 しやすいおむつ着用部位の皮膚カンジダ症は含むが, 稀な疾患であるおむつ部乾癬・角質増殖性おむつ皮膚 炎・アレルギー性接触性皮膚炎は含まないとした。 2)有病率 本論文の有病率とは,一時点におけるおむつ皮膚炎 の有病人数である点有病率と一定期間中のおむつ皮膚 炎の有病人数を示す期間有病率の両方を含む。また, 期間有病率には,一定期間中に発症して治癒した乳幼 児の数も含まれる。 2.検索期間と検索方法 医学中央雑誌Web版ver.5(医中誌)と検索エンジン PubMedを通じた MEDLINE のデータベースを使用し て,乳幼児のおむつ皮膚炎の有病率とおむつ皮膚炎発 症と予防に関連する要因に関する論文を検索した。(検 索日:2019年5月27日)。医中誌の検索ワードは,(「新 生児」OR「乳児」)AND(「おむつかぶれ」OR「おむつ皮 膚炎」)のそれぞれの用語に部分一致(TH)と完全一致 ワードは,(「infant, newborn」OR「neonatal」OR「baby」 OR「babies」)AND(「diaper rash」)として検索を行った。 3.組み入れ基準 本研究では,観察研究を対象とした。包含基準は, (1)乳幼児のおむつ皮膚炎の人数や割合が記載されて いる論文,(2)おむつ皮膚炎発症と予防に関連する要 因に関する論文とした。除外基準は,(1)おむつ皮膚 炎以外の疾患を対象にした論文,(2)レビュー・症例 報告・シンポジウム・会議録・ガイドライン・解説・ 総説,(3)対象者の年齢が2 歳を超える論文,(4)介入 研究,(5)低出生体重児・NICUにいる児を対象にした 論文とした。本研究の対象者は,おむつ皮膚炎発症の リスクの可能性が高いと予測される出生体重の小さい 乳幼児やNICUに入院している乳幼児を除いた一般的 な乳幼児を対象とした。また,多くの乳幼児がおむつ を着用している年齢は2歳ごろまでであること,先行 研究において 0~2 歳を対象にした論文が多いことか ら,本論文では,2歳以下の乳幼児を対象とした。 4.結果の統合 おむつ皮膚炎発症に関連する要因は,統計学的に有 意差の示された要因を抽出した。また,新生児は,皮 膚が成熟過程にあるため皮膚トラブルを好発しやす く,他の月齢とは異なる要因が考えられる可能性があ るため,生後1か月までのおむつ皮膚炎の発症に関連 する要因と0~24か月に生じるおむつ皮膚炎の発症に 関連する要因を分けて記載した。Ⅲ.結 果
1.検索結果 検索の結果,医中誌で232件,PubMedで556件が抽 出された。その後,医中誌で(原著論文)AND(過去30 年以内)の論文を,PubMedで(English) AND (Humans) AND (From 1990/01/01 to 2019/05/27)の論文を採択し た結果,それぞれ48件・256件となった。続いて,著者 ら2名が包含基準・除外基準をもとに論文をタイトル・ 本文スクリーニングした結果,医中誌で4件,PubMed で9件,計13件が本レビューの対象となった。 2.対象論文の概要 対象論文となった13件の内,11件が横断研究,2件が縦断研究であった(表1)。横断研究の11件の内,乳 幼児のおむつ皮膚炎発症に関連する要因の探索を目的 とした論文が7件,乳幼児の皮膚トラブル発症に関連 する要因の探索を目的とした論文が2件,おむつ着用 部位の皮膚バリア機能の調査を目的とした論文が 1 件,おむつ着用部位の細菌の調査を目的とした論文が 1件であった。縦断研究の 2 件の内,おむつ皮膚炎の 重症度を示すことを目的とした論文が1件,おむつ皮 膚炎発症に関連する要因の探索を目的とした論文が1 件であった。日本で行われた論文は全て生後1か月ま で の 調 査 で あ り, 日 本 以 外 で 行 わ れ た 論 文 で は, 0~24 か月の間の数か月を対象とした論文が多かっ た。 3.乳幼児のおむつ皮膚炎の有病率 対象論文 13 件におけるおむつ皮膚炎の点有病率は 11.5~70.6%,期間有病率は 15.2~90% であった。点 有病率と期間有病率ともに20%台を示す論文が3件ず つ と 最 も 多 か っ た 。(表 1 , Ferrazzini, et al. 2003; Kayaoglu, et al. 2015;風間他,2018;Li, et al. 2012; Liu, et al. 2011;Longhi, et al. 1992;眞嶋他,2015; Owa, et al. 2017;Philipp, et al. 1997;下山他,1999; Visscher, et al. 2000;米澤他,2017;Yonezawa, et al. 2014)。生後 1 か月の点有病率は,43.5%,44.2%(眞 嶋他,2015;下山他,1999),生後 1 か月の期間有病 率は,25~55.1%であった(眞嶋他,2015;Philipp, et al. 1997; 米 澤 他, 2017; Yonezawa, et al. 2014)。 0~24 か 月 の 期 間 有 病 率 は, 20.8~70.6% で あ っ た (Ferrazzini, et al. 2003; Liu, et al. 2011;Owa, et al.
2017)。 4.乳幼児のおむつ皮膚炎の評価方法 おむつ皮膚炎の評価者は,医療者(医師・看護師・ 研究者)が 7 件,保護者が 4 件,記載がなかった論文 が2件であった(表1)。おむつ皮膚炎の定義は,おむ つ皮膚炎の有無のみとした論文が7件,尺度を用いて 重症度分類した論文が6件であった。重症度分類の方 法は全ての論文で異なっていた。おむつ皮膚炎を評価 する尺度としてDiaper rash and erythema scoring scale (Odio, et al. 2000)を用いたものが 2 件,Diaper rash severity scale(Jordan, et al. 1986)を用いたものが1件 であった。尺度はオリジナル版を使用している論文と 尺度の再編や一部のみの使用がなされている論文が あった。おむつ皮膚炎の判断基準は,評価者が症状を 定義し,一定の症状があった場合に皮膚炎をありとす る方法と,症状を定義せず,症状の種類・重症度を問 わず皮膚炎があると認識した場合という方法があっ た。おむつ皮膚炎の観察項目は,症状・部位・面積に よる観察方法があった。おむつ皮膚炎の症状として記 載されていたものは,紅斑・丘疹・水疱・膿疱・腫脹 ・浮腫・びらん・潰瘍・乾燥・鱗屑・落屑・浸軟で あった。 5.乳幼児のおむつ皮膚炎発症に関連する要因 月齢を問わずおむつ皮膚炎発症に関連する要因は, 乳幼児の消化器状態を示す論文が6件,皮膚状態を示 す論文が5件あった。一方で,予防のために家庭で実 施できるスキンケア方法は,クリームを塗布すること と頻回におむつ交換をすることのみであった。 1)生後 1か月までに生じるおむつ皮膚炎の発症に関 連する要因 生後1か月までに生じるおむつ皮膚炎の発症に関連 する要因を表2に示した。おむつ皮膚炎のリスク要因 を大きく分けると,児の属性(性別など)・皮膚の状 態(皮膚のpHが高いなど)・消化器の状態(排便回数 が多いなど)・健康状態(おむつ皮膚炎以外の疾患の 受診歴があるなど)・栄養方法(シリアルを摂取)・ スキンケア方法(布おむつの使用)・育児環境(夜間 に母と同じベッドで寝ている)であった。おむつ皮膚 炎発症に関連する要因には,性差を示す論文が5件と 多かった。ただし,男児がリスク要因と示す論文が3 件(風間他,2018;眞嶋他,2015;米澤他,2017), 女児がリスク要因と示す論文が 2 件あり(下山他, 1999;Visscher, et al. 2000),一定の見解は得られな かった。 2)0~24 か月に生じるおむつ皮膚炎の発症に関連す る要因 0~24か月に生じるおむつ皮膚炎の発症に関連する 要因を表2に示した。おむつ皮膚炎のリスク要因を大 きく分けると,児の属性(性別など)・皮膚の状態 (皮膚の pH が高いなど)・消化器の状態(下痢)・健 康状態(呼吸器の感染や発熱など)・栄養方法(補助 食の摂取など)であった。おむつ皮膚炎発症に関連す る要因には,月齢や栄養方法を示す論文がそれぞれ3 件 ず つ と 多 か っ た(Kayaoglu, et al. 2015; Li, et al. 2012;Liu, et al. 2011;Longhi, et al. 1992)。好発月齢 に関しては,4.5~24か月の児,3~6か月の児,3~18 か月の児がリスク要因となっており,リスク要因とな 乳幼児のおむつ皮膚炎の有病率とその関連要因に関する文献レビュー
表 1 対 象 論 文 の 概 要 文 献 番 号 著 者 国 n 年 齢 セッティ ング 季 節 ( 月 ) 研 究 方 法 評 価 者 DD の 定 義 DD の 判 断 基 準 観 察 項 目 有 病 率 おむつ 皮 膚 炎 発 症 または 予 防 に 関 連 する 要 1) 眞 嶋 , 2015 日 本 69 4 日 , 1 か 月 健 診 7~ 10 月 縦 断 研 究 排 泄 ナー スの 助 言 の 元 , 調 査 者 有 無 紅 斑 , 丘 疹 , 腫脹 , びらん , 落 屑 のいず れか 有 り ・ 紅 斑 , 丘 疹 , 腫脹 , びらん , 落 屑 ・ 範 囲 を 計 測 ・ 8 部 位 ・ 生 後 4 日 の 有 病 率 : 26.1% ・ 生 後 1 か 月 の 有 病 率 : 43.5% ・ 過 去 1 か 月 間 の 有 病 率 : 5 5 .1 % ・リスク 要 因 : 男 児( 生 後 4 日 のみ , p =0.03 ) 2) Yonezawa 2014 日 本 88 4 日 , 1 か 月 産 褥 入 院 5~ 12 月 縦 断 研 究 保 護 者 有 無 Diaper rash and erythema scoring scale ≥ 2 点 臀 部 の 中 範 囲 以上 の 紅 斑 , 複 数 の 丘 疹 の いずれか 有 り ・ 紅 斑 , 丘 疹 ・ 過 去 1 か 月 間 の 有 病 率 : 25% ・リスク 要 因 : 排 便 回 数 が 多 い( AOR=1 .29 , p =0.008 ), 内 側 腕 の pH が 高 いこと ( AOR=3.35 , p =0.02 ) 3) 風 間 , 2018 日 本 634 17±4.2 日 新 生 児 訪 問 1~ 12 月 横 断 研 究 訪 問 者 有 無 基 準 なし ・ 有 病 率 : 11.5% ・リスク 要 因 : 男 児( p =0.001 ), 出 生 体 重 が 重 い( p =0.047 4) 米 澤 , 2017 日 本 325 1 か 月 健 診 1~ 12 月 横 断 研 究 保 護 者 有 無 基 準 なし ・ 過 去 1 か 月 間 の 有 病 率 : 33.5% ・リスク 要 因 : 排 便 回 数 が 多 い( AOR=1 .19 , p <0.001 ), 男 児( AOR=1.70 , p =0.010 ) 5) 下 山 1999 日 本 113 1 か 月 健 診 7~ 9月 横 断 研 究 調 査 者 4 段 階 肛 門 周 囲 やおむつ 辺 縁 部 等 にわずかに 紅 斑 が 有 り ・ 紅 斑 , びらん ・ 範 囲 ・ 生 後 1 か 月 の 有 病 率 : 44.2% ・リスク 要 因 : 女 児( p =0.03 ), アトピ ー 性 皮 膚 炎 の 家 族 歴( p =0.01 ) 6) Philipp 1997 イギリス 12 10 3 1 か 月 未 満 対 象 地域 在 住 1~ 12 月 横 断 研 究 保 護 者 4 段 階 & なかなか 重 症 / かなり 重 症 の 2 段 階 基 準 なし ・ 過 去 1 か 月 間 の 有 病 率 : 25% ・リスク 要 因 : 布 おむつ ( RR=1.16 ), 布 と 使 い 捨 ておむつ の 併 用( RR =1.14 ), おむつ の 汚 れている 頻 度( 4 回 以上 /日 , RR=1.59 ), 受 診 歴( おむつ 皮 膚 炎 以 外 の 疾 患 , RR=1.20 ), 関 節 のかぶれ ( RR=1.23 ), 脂 漏 性 湿 疹( RR =1.12 ), 普 段 の 健 康 状 態( 時 々 悪 い , RR =2.78 ), 胃 腸 障 害( RR =1.22 ), シリアル の 摂 取( RR =1.29 ), 夜 間 に 母 と 同 じベッド で 寝 ている ( RR=1.13 ) ・ 予 防 要 因 : 完 全 母 乳 栄 養 でない ( RR=0.94 ), 7) Visscher 2000 アメリカ 31 0~ 28 日 産 褥 入 院 縦 断 研 究 ( 高 分 子 吸 収 材 のおむつで 統 一 ) 訓 練 され た 看 護 師 9 段 階 Diaper rash severity scale ≥ 0.5 とても 少 しの 鱗 屑 , とても 少 しの 斑 状 or つなが った 紅 斑 のいず れか 有 り ・ 潰 瘍 , 鱗 屑 , 丘 疹 , 水 疱 , 浮 腫 , 紅 斑 ( 斑 状 , 全 体 ) ・ 6 部 位 ・ 生 後 1 週 間 の 有 病 率 : 68% ・ 生 後 2 週 間 の 有 病 率 : 90% ・リスク 要 因 : 女 児( 性 器 部 のみ , p <0.05 ) 8) Owa 2017 ナイジェ リア 424 0~ 23 か 月 予 防 接 種 10 ~ 4 月 横 断 研 究 有 無 基 準 なし ・ 有 病 率 : 38.9% ・ DD を 経 験 したこと の ある 児 の 割 合 : 25.9% ・リスク 要 因 : 臀 部 と 胸 部 の pH ( p <0.001 ), TEWL が 高 い( p <0.001 ) 9) Kayaoglu 2015 トルコ 113 0~ 24 か 月 健 診 1~ 12 月 横 断 研 究 有 無 基 準 なし ・ DD を 経 験 したこと の ある 児 の 割 合 : 67.3% ・リスク 要 因 : 4.5 か 月 以上 の 児 , 補 助 食 を 摂 取 ・ 予 防 要 因 : 完 全 母 乳 栄 養 , 予 防 的 にクリー ムを 塗 布 10 ) Li 2012 中 国 1036 1~ 24 か 月 外 来 9~ 12 月 横 断 研 究 保 護 者 有 無 基 準 なし ・ 過 去 6 週 間 の 有 病 率 : 43.8% ・リスク 要 因 : 下 痢( AOR=2.443 , p <0.05 ) ・ 予 防 要 因 : 都 市 部 に 住 んでいる ( AOR=0 .778 , p <0.05 卵 を 摂 取( AOR=0 .419 , p <0.05 ), おむつ 交 換 回 数( 6 回 以上 /日 , AOR=0.718 , p <0.05 ) 11 ) Ferrazzi ni 2003 スイス 76 2~ 24 か 月 入 院 横 断 研 究 訓 練 され た 調 査 者 5 段 階 有 毒 ・ 刺 激 性 , アトピー 性 , カンジダ 性 , 脂 漏 性 に 区 分 紅 斑 , 膿 疱 , 浸 軟 , 落 屑 がいずれかが 軽 度 以上 ・ 紅 斑 , 膿 疱 , 浸 軟 , 落 屑 ・ 有 病 率 : 36.8% ・リスク 要 因 : カンジダ 菌 陽 性 ( 肛 門 周 囲 , 鼠 径 部 , 口 腔 , p =0.0003 )
る月齢が論文によって異なっていたため,何か月頃の 月齢の乳幼児がおむつ皮膚炎を生じやすいかという一 定の見解を得られなかった。栄養方法に関しても,研 究によって一致した見解は得られなかった。 6.乳幼児のおむつ皮膚炎の予防に関連する要因 1)生後 1か月までに生じるおむつ皮膚炎の予防に関 連する要因 おむつ皮膚炎の予防要因を大きく分けると,健康状 態(普段の健康状態が健康orいつも悪い)・栄養方法 (完全母乳栄養でない)であった。 2)0~24 か月に生じるおむつ皮膚炎の予防に関連す る要因 おむつ皮膚炎の予防要因を大きく分けると,栄養方 法(完全母乳栄養)スキンケア方法(予防的クリーム の塗布など)・育児環境(都市部に住んでいること) であった。
Ⅳ.考 察
1.乳幼児のおむつ皮膚炎の有病率 本レビューの結果から,おむつ皮膚炎の点有病率は 11.5~70.6%,期間有病率は 15.2~90% であることが 分かった。研究によっておむつ皮膚炎の有病率の割合 に違いはあるが,現在でも一定数の乳幼児はおむつ皮 膚炎を経験していることが分かった。高分子吸収材の 含まれた通気性のあるおむつの登場によりおむつ皮膚 炎の有病率・重症度・皮膚カンジダ症のおむつ皮膚炎 は 減 少 し た と 顕 示 さ れ て い る(Akin, et al. 2001; Visscher, et al. 2015)。しかし,1970年代の生後1か月 のおむつ皮膚炎の有病率は39%であり(Wiener, 1979), 1999~2015年の有病率である43.5%,44.2%(眞嶋他, 2015;下山他,1999)の方が同等~やや高くなってい た。この理由として,布おむつの方が使い捨ておむつ よりも頻回におむつ交換をするとの報告もあるよう に,使い捨ておむつはおむつ内が濡れていることに気 づきにくいことからおむつ交換回数が減り,尿便に接 触している時間が増えたことによっておむつ皮膚炎は 減少していないことが考えられる(Liu, et al. 2011; 竹下他,2011)。だが,生後1か月児を持つ母親の約8 割が,推奨されている 2~3 時間ごとのおむつ交換を しているとの報告もあるため(Furber, et al. 2012), 布おむつから使い捨ておむつの変化に伴いおむつ交換 回数が変化したか否かは定かではない。このことか 12 ) Liu 2011 中 国 694 3~ 9 か 月 外 来 横 断 研 究 ( 布 おむつで 統 一 ) 訓 練 され た 看 護 師 Diaper rash and erythema scorin g scale を 3 段 階 に 再 編 かなり 軽 度 な 紅 斑 , 皮 膚 の 2~ 10% にか す か なピンク 色 の いずれ か 有 り ・ 紅 斑 , 丘 疹 , 膿 疱 , 水 疱 , 乾 燥 , 鱗 屑 , 落 屑 , 浮 腫 , びらん , 潰 瘍 ・ 範 囲 ・ 4 部 位 ・ 有 病 率 肛 門 周 囲 : 70.6% 間 擦 部 : 51.4% 性 器 部 : 23.5% 臀 部 : 20.8% ・ DD のリスク 要 因 : 男 児( p =0.03 ), ( 肛 門 周 囲 ) 3~ 6 か 月( p <0.05 ), 過 去 1 週 間 の 下 痢( p =0.03 ), 母 乳 栄 養 や 人 工 乳 を 摂 取 ( 離 乳 食 が 開 始 され てい ない , p =0.02 ) ・ DD のリスク 要 因 : 男 児( p =0.001 ), ( 間 擦 部 ) 3~ 6 か 月( p =0.006 ) ・ DD のリスク 要 因 : TEWL , pH が 高 い( p <0.05 ) ( 恥 骨 上 部 ) 13 ) Lon ghi 1992 イタリア 200 3~ 24 か 月 対 象 地域 在 住 縦 断 研 究 ( 高 分 子 吸 収 材 のおむつで 統 一 ) 訓 練 され た 皮 膚 科 医 重 症 度 分 類 ・ 紅 斑 , 丘 疹 , 湿 疹 , 潰 瘍 ・ 8 部 位 ・ 全 ての 観 察 期 間( 30 週 ) の 有 病 率 : 15.2% ・リスク 要 因 : 18 か 月 以下 ( p <0.01 ), 呼吸 器 系 の 感 染 や 高 熱( p <0.01 ), 薬 の 使 用( p 値 記 載 なし ), 下 痢( p <0.01 ), 本 人 のアトピ ー( 3~ 6 か 月 児 のみ , p <0.05 ) DD ( Diaper dermatitis )= おむつ 皮 膚 炎 , TEWL ( Transepidermal water loss )= 経 皮 水 分 蒸 散 量 , SCH ( Stratum corneum hydration )= 角 質 水 分 量 , AOR=Adjusted odds ratio , RR=Risk ratio 乳幼児のおむつ皮膚炎の有病率とその関連要因に関する文献レビューら,有病率そのものは減少していない可能性も考えら れた。 おむつ皮膚炎の発生頻度に幅がある理由として,国 や地域,季節,児の月齢や点有病率か期間有病率と いったデータ収集時の条件の不統一による違いが影響 すると考えられるが,本レビューでは,それらに よって有病率の幅は大きく違わなかった。生後1か月 前後を対象にした論文に絞っても11.5~90%の有病率 の幅があることから,月齢による違いも考えにくい。 点有病率か期間有病率といったデータ収集時の条件の 不統一として,点有病率の幅は 11.5~70.6%,期間有 病率の幅は15.2~90%であり,一時点か一定期間かに よる違いは見受けられなかった。おむつ皮膚炎の評価 方法としておむつ皮膚炎の定義に着目すると,おむつ 皮膚炎を有り無しの区分のみであっても尺度を使用し た場合であっても有病率の幅は大きく異ならなかっ た。しかし,おむつ皮膚炎の判断基準に着目すると, 評価者が症状を定義し,一定の症状があった場合に皮 膚炎をありとした方法の有病率は,20.8~90%,症状 を定義せず,症状の種類・重症度を問わず皮膚炎があ ると認識した場合という方法の有病率は 11.5~67.3% とやや低かった。定義された観察症状をさらに数で比 較してみると,観察症状が7個,10個と多い論文の有 病率は90%,70.6%と高かった。そのため観察する症 状が多い論文では,発生頻度が高くなったのだと考え られる。したがって,おむつ皮膚炎の臨床症状を定 め,統一した判断基準を設けることが求められる。 2.乳幼児のおむつ皮膚炎発症に関連する要因 本レビューの結果,おむつ皮膚炎発症に関連する要 因は,月齢によって栄養方法が異なるため月齢を考慮 する必要があるが,生後1か月までに生じるおむつ皮 膚炎の発症に関連する要因と生後0~24か月に生じる おむつ皮膚炎の発症に関連する要因は,概ね同じであ ることが明らかになった。 おむつ皮膚炎のリスク要因を大きく分けると,児の 属性(性別など)・皮膚の状態(皮膚の pH が高いな ど)・消化器の状態(排便回数が多いなど)・健康状 態(おむつ皮膚炎以外の疾患の受診歴があるなど)・ 栄養方法(母乳栄養など)・スキンケア方法(布おむ つの使用)・育児環境(夜間に母と同じベッドで寝て いる)であった。先行研究のレビュー論文によると, 頻回な排便・下痢・消化器系の疾患・抗生物質や薬の 使用・カンジダ菌が増殖していること・おむつ交換回 数が少ないこと・布おむつの使用がおむつ皮膚炎のリ スク要因とされており,本レビューの結果と一致する (Atherton, 2016;AWHONN, 2018;Blume-Peytavi, et al. 2018)。本レビューの対象論文にのみ挙げられた要 生後 1 か月までに生じるおむつ皮膚炎 0~24 か月に生じるおむつ皮膚炎 リスク要因 予防要因 リスク要因 予防要因 児の属性 ・男児 1),3),4) or女児5),7) ・出生体重が重い3) ・アトピー性皮膚炎の家族歴5) ・男児12) ・月齢9),12),13) ・本人のアトピー性皮膚炎13) 皮膚状態 ・皮膚の pH が高い(腕) 2) ・関節のかぶれ6) ・脂漏性湿疹6) ・皮膚の pH が高い (おむつ内,胸部)8),12) ・皮膚の TEWL が高い (おむつ内,胸部)8),12) ・カンジダ菌陽性18) 消化器の状態 ・排便回数が多い2),4) ・胃腸障害6) ・おむつの汚れている頻度 (4 回以上/日)6) ・下痢 (現在,過去 1 週間)10),12),23) 健康状態 ・受診歴 (おむつ皮膚炎以外の疾患)6) ・普段の健康状態(時々悪い)6) ・普段の健康状態 (健康 or いつも悪い)6) ・呼吸器系の感染や高熱 13) ・薬の使用13) 栄養方法 ・シリアルを摂取6) ・完全母乳栄養でない6) ・補助食を摂取 9) ・完全母乳栄養12) ・ミルクの摂取12) ・完全母乳栄養9) ・卵を摂取10) スキンケア 方法 ・布と使い捨ておむつの併用 6) ・布おむつ6) ・予防的にクリームを塗布9) ・おむつ交換回数 (6 回以上/日)10) 育児環境 ・夜間に母と同じベッドで寝ている6) ・都市部に住んでいる10) 上付き文字は表1の文献番号を示す
因は,児の属性(月齢・性別・出生体重が重い・アト ピー性皮膚炎がある),皮膚の状態(皮膚バリア機能 の低下),育児環境(夜間に母と同じベッドで寝てい る)であった。その理由として,月齢や性別は一貫し た結論がでていないこと,皮膚バリア機能はおむつ関 連製品の介入研究で示されることが多いこと,夜間の 育児環境は,国による文化の差があるため採択されな かったと推測される。 3.乳幼児のおむつ皮膚炎の予防に関連する要因 おむつ皮膚炎の予防要因を大きく分けると,健康状 態(普段の健康状態が健康orいつも悪い)・栄養方法 (母乳栄養など)・スキンケア方法(予防的クリームの 塗布など)・育児環境(都市部に住んでいること)で あった。おむつ皮膚炎発症のリスク要因となる,乳幼 児の消化器状態や皮膚状態とおむつ皮膚炎発症との関 連を示す論文が多かった一方で,予防のための具体的 なスキンケア方法(例えば,保湿剤の種類や洗い方) に関する論文が少なかった。本レビューでは,スキン ケア方法に関する介入研究を除外していたため,スキ ンケアに関するものが少なかった可能性がある。おむ つ部分のスキンケア方法を示したガイドラインによる と,おむつ皮膚炎を予防するには,頻回におむつ交換 をし,刺激性の少ないおしりふきや布で優しく臀部を ふき取り,皮膚を保護するクリームをぬり,すぐには おむつをつけず乾燥させることが推奨されている (AWHONN, 2018)。また,入浴の際に皮膚にとって 刺激が少ない洗浄剤を使用することや,ふき取る際に は,おしりふきとお湯で濡らしたコットンや布との効 果は同等と結論づけられている(Blume-Peytavi, et al. 2018;Burdall, et al. 2019;Merrill, 2015)。高分子吸 収材を含んだ使い捨ておむつは,おむつ内の水分や pHを下げることに資すると報告されている(Burdall, et al. 2019)。さらに皮膚を保護するために,酸化亜鉛 を含んだ軟膏は予防にも治療にも適していること,母 乳栄養は便の酵素を変化させるため便の pH が下が り お む つ 皮 膚 炎 を 予 防 で き る と 述 べ ら れ て い る (AWHONN, 2018;Blume-Peytavi, et al. 2018)。しか し,おむつ部分の洗い方やどのような製品がどのよう に家庭内で使用されているのかというスキンケア方法 とおむつ皮膚炎発症との関連を示した論文は見当たら なかった。したがって,臨床の保健指導で役に立つた めには,家庭内で行われているスキンケア方法とおむ つ皮膚炎発症との関連性を明らかにすることが必要で ある。 また,本研究の結果は,産褥入院や乳幼児健診に関 わる看護職に対して,下痢などの消化器症状を呈して いる乳幼児や,アトピー性皮膚炎の家族歴のある乳幼 児はおむつ皮膚炎が生じやすいという知識を普及する ことで臨床に活かすことができると考えられる。 4.限界と強み 本研究における限界は 3 点あげられる。1 点目は, データベースは医中誌及びMEDLINEのデータベース のみであり,CINAHLなどのデータベースを含んでい ないためにおむつ皮膚炎発症と予防に関連する要因の 論文が網羅されていない可能性があることである。2 点目は,介入研究を除外したため,保湿剤の使用方 法,おしりふきの種類といったおむつ皮膚炎の予防に 関連する要因が除外されてしまっている点である。3 点目は,おむつ皮膚炎発症と予防に関連する要因は, 統計学的に有意差の見られた要因のみを抽出したこと である。論文によってサンプルサイズや解析方法が異 なれば,統計学的に有意差のある要因も異なる可能性 があるのに対し,解析方法を考慮していなかったた め,おむつ皮膚炎の病態生理の観点から関連している と考えられる要因が含まれていない可能性がある。 本研究には,限界もいくつかある一方で,大きく2 点の強みがある。1点目は,一般におむつ皮膚炎の有 病率は 25~40% と 20 年以上前の論文が多く引用され てきたが,実際はおむつ皮膚炎の判断基準の違いによ り,幅広い値を示すことが分かったことである。2点 目は,おむつ皮膚炎発症に関連する要因は,消化器の 状態(排便回数が多いなど)・皮膚の状態(皮膚の pH が高いなど)を示す論文が多いことを明らかにできた ことである。
Ⅴ.結 論
おむつ皮膚炎の点有病率は,11.5~70.6%,期間有 病率は 15.2~90% と幅広い値であった。その理由に は,おむつ皮膚炎の判断をする際に,評価者が症状を 定義し,一定の症状があった場合に皮膚炎をありとす る方法と,症状を定義せず,症状の種類・重症度を問 わず皮膚炎があると認識した場合という方法と判断基 準が異なることが考えられた。おむつ皮膚炎発症に関 連する要因は,乳幼児の消化器状態や皮膚状態とおむ つ皮膚炎との関連を示す論文が多く,保湿剤の種類や 乳幼児のおむつ皮膚炎の有病率とその関連要因に関する文献レビューかった。今後,おむつ皮膚炎の判断基準の統一および 家庭内で行われているスキンケア方法とおむつ皮膚炎 との関連性を示した研究が求められる。 利益相反 本論文内容に関し,開示すべき利益相反の事項はな い。 文 献
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