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エレベーター 保 守 点 検 業 務 標 準 契 約 書 ( 案 )に 関 するパブリックコメントに 寄 せられたご 意 見 と 国 土 交 通 省 の 考 え 方 26 の 個 人 団 体 から 113 件 のご 意 見 をいただきました とりまとめの 都 合 上 内 容 を 適 宜 要 約 させ

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平成 28 年 2 月 19 日

< 問 い 合 わ せ 先 >

住 宅 局 建 築 指 導 課

代表 03-5253-8111

「エレベーター保守・点検業務標準契約書」

(案)に関する

パブリックコメントの募集の結果について

国土交通省では、平成 25 年 4 月 15 日(月)から平成 25 年 5 月 15 日(水)までの期

間において、標記意見募集を行いました。寄せられたご意見の概要及びそれに対する

考え方を以下のとおりとりまとめましたので、公表いたします。

皆様のご協力に深く感謝申し上げるとともに、今後とも国土交通行政の推進にご協

力頂きますよう、よろしくお願いいたします。

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○「エレベーター保守・点検業務標準契約書」(案)に関するパブリックコメントに寄せられたご意見と国土交通省の考え方

※26 の個人・団体から 113 件のご意見をいただきました。

※とりまとめの都合上、内容を適宜要約させていただいております。

該当箇所 パブリックコメントにおける主なご意見等 国土交通省の考え方 第 2 条(用語の定義) 〇劣化した部品の取替えや修理等の内容は契約書本文に明記する 必要はないが、「別紙仕様書を添付」や「別記仕様書を参照」など の文言の追記をしていただきたい。 ・第 1 条に別紙仕様書に定めた業務を委託することを定め ています。 第 2 条(用語の定義)(1) 〇清掃を定義とすると清掃の範囲は幅広く、清掃業者が行うべき 範囲を求められかねない。機械室内や、マシン周り、昇降路内や各機 器の清掃に限定すべき。もしくは、清掃ではなく整備又は手入れ に変更すべき。 ・標準仕様書の 6.適用の(b)において、意匠部分の清掃は契 約の範囲外であることを明記しています。 第 2 条(用語の定義)(2) 〇「点検」について、遠隔監視・遠隔点検では、エレベーターの腐食、発生 音等の異常・不具合の有無を調査できないため、「以下、本件業務 において・・・又は遠隔点検を含む」の文章を削除したほうが良 い。 ・異常・不具合の有無の調査及び判断を含まない場合は、当 該項目の遠隔点検にはあたりません。 遠隔点検・現場点検の別によらず、該当項目の異常・不具 合として掲げるものの一部でも調査・判断を行う場合は、 その業務は点検業務に含まれると考えられます。 ご指摘を踏まえ、表現を明確化します。 第 2 条(用語の定義)(3) 〇「フルメンテナンス契約」について「合理的な判断」の定義が必要。もしく は、「合理的な判断」は削除し、「点検結果に基づき、劣化した部品 の・・・契約方式をいう」が良い。 ・取替えや修理等を行う場合、点検結果に応じて、合理的な 判断が必要と考えます。

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第 2 条(用語の定義)(3)、 仕様書表 2(取替え・修理 の範囲) 〇契約書と仕様書で、それぞれ「フルメンテナンス」と「FM」という表記があ るため、「FM 契約」とは、フルメンテナンス契約の略であることを示す必要 がある。 ・ご指摘を踏まえ表現を修正します。 第 2 条(用語の定義)(4) 〇「POG 契約」について、「特殊な機材を使用したり、分解などを伴う 調整作業は除く」という内容を追記すべき。 ・POG 契約で行う業務については、特殊な機材を使用するな どした場合において分解などを伴う調整作業を除くとは 一概には言えないため、除外項目等がある場合は、仕様書 の特記などに明記のうえ、契約当事者間で合意してくだ さい。 第 2 条(用語の定義)(4) 〇POG 契約の定義として、「劣化した部品の取替えや修理等を含ま ないものをいう」とされています。一方、仕様書表 2 によると、現 在の共通仕様書上では、POG 契約であっても一定の部品の取替え が含まれているように思われる。したがって、契約書上、POG 契約 の定義としてこれで正確なのか、「別途、仕様書において個別に 定めるものを除き…」などといった留保が必要ではないでしょ うか。 ・POG 契約には、仕様書 4.に掲げる通り、消耗品の交換は含 まれています。 ご指摘を踏まえ、表現を明確化します。 第 2 条(用語の定義)(5) 〇遠隔監視はしないが、直話は可能なことを明確にする為に、定義 に「直話装置」を追加すべき。 ・直接通話できる機能のみ具備する場合は、点検には含まれ ませんので、対応が生じる場合は仕様書 9.特記事項欄等 に記載してください。 第 2 条(用語の定義)(8) 〇業務担当者は、該当するエレベーターの保守点検業務全てに担当する ものとしているが、この業務担当者が、年中該当するエレベーターの 保守点検業務(故障修理を含む)を担当するのは無理がある。 ・業務担当者は 1 名に決定する必要はありませんので、担当 する業務担当者が複数の場合は、複数の業務担当者を定 めてください。

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第 2 条(用語の定義)(8) 〇「本エレベーターと同型又は類似のエレベーター」における用語の定義、特 に類似の範囲については、拡大解釈防止のため、例えば、別表 3 又は様式 1 号の欄外等に注釈が必要ではないか。 ・ご指摘を踏まえ、別表 3 にも記載例を記載することとしま す。 第 2 条(用語の定義)(8) 〇全ての保守員が昇降機検査資格を有している会社などなく「業 務担当者」へ公的資格を要求する事は不可能。 ・業務担当者に必要な資格等は委託者とご相談の上、定めて ください。 第 2 条(用語の定義)(8) 〇建築基準法第 12 条第 3 項及び第 4 項に基づいて行う検査又は 点検を実施する者として、建築基準適合判定資格者は、本契約書 案では敢えて除外しているのか。 ・昇降機検査資格者とは、建築基準法施行規則第 4 条の 20 第 2 項に規定する昇降機検査資格者を指し、建築基準適 合判定資格者を除外しているものではありません。 第 2 条(用語の定義)(9) 〇代替要員を配置するケースが多いことが想定されるが、代替要員の 資格及び実績を問わないのは問題ないか。 ・ご指摘を踏まえ、表現を明確化します。 第 2 条(用語の定 義)(8)(9) 〇「業務担当者」と「代替要員」について記載されているが、「業務担 当者」=現場担当者ではなく、該当地区を管轄する保守責任者 “現場管理者”として、管轄する昇降機の保守・点検に係る対応 責任者として頂きたい。第 5 条(2)についても“現場管理者の指 導の元”とする。 ・委託者は、契約にあたり、実際に現場で保守点検業務を行 う者について把握することが重要と考えます。 代替要員についても同様と考えます。 第 2 条(用語の定義)(9) 〇故障対応など一時的な対応にあたる「代替要員」は交代制のた め、該当地区の社員全員を記載しなければならず非現実的。 ・故障対応等、緊急時の業務等については第 10 条第 1 校の とおり、業務後、速やかに通知をすることで足りるものと しています。代替要員についても第 1 項を準用して運用 することが可能です。

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第 3 条(本契約の対象と なるエレベーター及び契約方 式等) 〇別表の全ての項目が契約書には必要ない。対象の特定には、建物 名および住所が最低限必要で、契約方式の特定には、FM か POG か、遠隔監視もしくは遠隔点検をおこなうか、法定検査をおこな うかが最低限必要な項目。保守契約金額を決定するために最低 限必要な情報が記載されればよい。 ・エレベーターの基本的な仕様を記載するもので、保守点検業務 を行うのにあたり必要な情報と考えます。 第 3 条(本契約の対象と なるエレベーター及び契約方 式等) 〇まず、どのような業務を委託するかを書き、次にその委託業務費 を定める(第 4 条)べき。 ・委託する業務内容については、第 1 条(総則)に定めている ものと考えます。 第 3 条(本契約の対象と なるエレベーター及び契約方 式等) 〇法定点検等は、確実に実施するため、委託者に委託することを原 則とし、委託業務に含める。 ・保守点検契約の際に、法定検査等を契約内容に含めて契約 するかどうかについて双方で確認することとなります が、必ずしも法定検査等を保守点検と同一の点検業者に 委託する必要はないものと考えます。 第 3 条(本契約の対象と なるエレベーター及び契約方 式等)、別表 1 〇フルメンテナンスの場合は、「長期修繕計画作成業務」を委託する業務項 目に追加する。EV の保守は、悪くなったから取り替える「事後保 全」ではなく、「予防保全」で行うべきである。その際の修繕周期 は、使用頻度を加味して定めた周期とすべきである。 ・受託者が計画の作成のために必要な助言を行うことは、仕 様書 8.(f)に記載のとおり、契約に含まれています。 計画作成業務については、保守点検業務とは、別の業務と なり、契約期間と計画期間が必ずしも一致するわけでは ないため、必要に応じて別途契約することとしています。 第 4 条(委託業務費等の 負担及び支払方法)(2) 〇振込費用の負担は基本的な負担者を定めておき、それに外れる 場合に訂正すれば良いと考える。 ・ご指摘を踏まえ表現を修正します。 第 4 条(委託業務費等の 負担及び支払方法)(2) 〇支払い方法は口座振込みのみが記載されているが、口座振替や 現金回収、手形回収などの方法もあり、口座振込みに限定しない ほうが良い。 ・本契約書は、あくまで契約書の標準として定めたものです ので、必要に応じて、修文してご利用ください。

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第 4 条(委託業務費等の 負担及び支払方法)(3) 〇日割計算は、365 日での○日という計算表記が良い。 ・本契約書は、あくまで契約書の標準として定めたものです ので、必要に応じて、修文してご利用ください。 第 4 条(委託業務費等の 負担及び支払方法)(1) 〇委託業務費の額は、消費税を含めた総額方式が基本である。(委 託業務費の額 【月額○○円】消費税額及び地方消費税額を含 む。) ・ご指摘を踏まえ表現を見直しました。 第 4 条(委託業務費等の 負担及び支払方法)(1) 〇委託業務費は、総額のほか、その内訳を書くべきである。 ・契約書であることから、総額のみの記載としております。 第 5 条(受託者の責務) 〇受託者の責務について、善管注意義務は重要な条文につき、これ だけで 1 条設けたほうが良い。 ・ご指摘の通り、受託者の責務として善管注意義務は最も重 要な事項と考え、第 5 条(1)に記載しております。 第 5 条(受託者の責務) 〇契約書全体の流れから、第 5 条委託者の責務と第 6 条受託者の 責務の順番を入れ替えたほうが良い。 ・委託者の責務は、受託者の責務を前提として実施する行為 であると考え、この順番としております。 第 5 条(受託者の責 務)(5) 〇「安全な運行」という言葉の定義が必要。 ・安全な運行に係る各条項は指針第一章第 4 の趣旨を鑑み 規定されているものです。 第 5 条(受託者の責 務)(2) 〇第 5 条(2)について“現場管理者の指導の元”とする。 ・現場管理者と業務担当者が同じである場合があるため、原 文のままとします。 第 5 条(受託者の責 務)(5) 〇必要に応じ委託者を通じて当該エレベーターの製造業者にその旨を 伝えること。とあるが所有者及び管理者が連絡先など必要な情 報を把握している事は少ないため、保守会社は所有者へ報告す るとともに、製造メーカーへ報告として頂きたい。 ・ご指摘を踏まえ表現を明確化します。

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第 5 条(受託者の責 務)(3) 〇本件仕様書案 7.(a)に「業務担当者又は代替要員は、緊急時等を 除き、主たる業務の作業に従事し又は立ち会うこと。」とありま すが、主たる業務を業務担当者または代替要員が行わなければ ならないことは、本件契約の最も重要な点であると思われるこ とから、仕様書ではなく契約書の本則で規定するべきだと思い ます。 ・ご指摘を踏まえ表現を明確化します。 第 6 条(委託者の責 務)(2) 〇「委託者は、独自の判断によって機器類に手を加えないこと」の 条項に、「受託者以外の、専門的知識の、あるものを除く」の項目 を追加していただきたい。 ・委託者は保守点検業者に業務を委託することが前提のた め原文を維持します。ただし、専門知識等がある場合につ いては個別に調整すべきと考えます。 第 7 条(第三者への再委 託) 〇再委託に関しては、委任者の責任において再委託を行うもので あり(第 2 項第(2)号)、委託者に対して全責任を負う以上、再委 託に際しての委託者の了解(第 1 項)や、再委託した第三者の名 称の委託者への通知(第 2 項第(1)号)は不要ではないか。 ・受託者が再委託した業務について責任を負っていても、本 件業務を受託した者以外の者が業務を行うことについ て、再委託者の名称を委託者が把握したうえで、その了解 を得ることが必要であると考えます。 第 7 条(第三者への再委 託)(1) 〇委託者の了解を得れば、「本件業務の全部又は一部」を第三者に 再委託できると定められているが、業務の丸投げである全部の 再委託は禁止すべき。 ・委託者の了解の範囲であれば、全部を委託することも可能 と考えます。 第 7 条(第三者への再委 託) 〇第 7 条以外で本文に出てきている受託者は第三者を想定してい るか。 想定している場合は、用語の定義に「委託者が委託した者(第三 者)」を定義する文言の追記をしていただきたい。 ・第三者へ再委託した場合は、再委託者が受託者の業務を全 部又は一部を行うことになります。 ご指摘を一部踏まえ、第 7 条の表現を修正します。

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第 9 条(受託者所有機器 等) 〇受託者が監視装置をリース等により保有していた場合に適応でき ないため、「受託者が保有する」に変更が良い。 〇遠隔装置等の撤去費用は、無用のトラブルを避けるために、受託者 負担と明確に記載すべきである。 〇管理組合の場合、委託者は、管理組合が契約者になると考える が、その場合、構成員である組合員が EV を利用したときに生じ た故障についても、修理等の費用は、管理組合の負担となるおそ れがあり、費用負担が増大するおそれがある。表現を変えるべき である。 ・ご指摘を踏まえ、第 9 条全体を見直し、遠隔監視・遠隔点検 装置に限らず、受託者所有機器全体についての委託者及 び受託者の責務、また双方の費用負担の考え方を整理し ました。 第 9 条(受託者所有機器 等) 〇「受託者が保有するツールをエレベーターに組み込み、又は取り付けるこ と」は責務とは言えず、また、エレベーターがもつ機能のうち、受託者 と所有者の所有権が明確でないものに関して、この条文は所有 者に不利に働く場合も考えられるため、 1 項(2)(3)は不要。 〇契約書案第 9 条第 1 項の(3)に受託者が仕様書にツール内容を記載 することとしているが、仕様書は発注者が委託内容を予め定め るもので、受託(予定)者が記入することは、特定の者が有利にな る可能性があるが問題ないか。また、契約後における両者協議に おいて決定することを想定しているのであれば、ツールの有無・内 容・範囲が未定のまま予定価格を算定することになるので、公正 な契約においてやや違和感を感じる。 ・ご指摘を踏まえ、第 9 条全体を見直し、遠隔監視・遠隔点検 装置に限らず、受託者所有機器全体についての委託者及 び受託者の責務、また双方の費用負担の考え方を整理し ました。

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第 9 条(遠隔監視、遠隔点 検) 〇「遠隔監視装置、遠隔点検装置及びツールを取り外すことができる」 は、「遠隔監視装置又は遠隔点検装置を撤去する」に変更が良い。 ・ご指摘を踏まえ、第 9 条全体を見直し、遠隔監視・遠隔点検 装置に限らず、受託者所有機器全体についての委託者及 び受託者の責務、また双方の費用負担の考え方を整理し ました。 第 9 条(遠隔監視、遠隔点 検) 〇再委託の場合にも、受託者自身が遠隔監視装置、遠隔点検装置及 び「ツール」を所有していなければならないのか。 ・ご指摘を踏まえ、第 9 条全体を見直し、遠隔監視・遠隔点検 装置に限らず、受託者所有機器全体についての委託者及 び受託者の責務、また双方の費用負担の考え方を整理し ました。 第 10 条(業務担当者) 〇代替要員の場合でも、別添 3 を用いて資格・実績の名称及び内容 等の委託者への通知をさせた方がいいのではないでしょうか。 ・ご指摘を踏まえ修正します。 第 10 条(業務担当者) 〇人事異動による事務負担や技術者の情報流出、個人に対する責 任が重くなる印象を受けることから、契約書に業務担当者を記 載することは、受託者の負担が大きく、条文を削除すべき。 ・委託者は、契約にあたり、実際に現場で保守点検業務を行 う者について把握することが重要であり、そのため、委託 者に対して資格及び実績が提示されることが必要と考え ます。 第 10 条(業務担当者) 〇業務担当者としての個人名を記載することについて、責任の所 在の観点で当人に負わせる負担(精神的)が大きいと思われ、昇 降機業界から他業界へ優れた人材の流出が大量発生する懸念が 出る。また業務担当者に要請される法律上の責務(業務上)が明 確でない。また、二者間契約の観点から、受託者が事業者(法人) として契約の相手方へ責務を果たすものと解する。業務担当者 の指定が当人に責任の所在を求めないのであれば、契約書の構 成条項から除外することが望ましい。 ・本契約書上の受託者の責任は、契約当事者である受託者が 一義的には負うものと考えます。それ以外については、状 況に応じて判断されるべきものと考えます。 本条項は、委託者は、契約にあたり、実際に現場で保守点 検業務を行う者について把握することが重要であり、そ のため、委託者に対して提示されることが求めているも のです。

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第 10 条(業務担当者) 〇企業の概要(人員、設備、教育体系等)、沿革、許認可資格、資格者 保有数、業務実績(管理機種台数、管理年数等)の企業が保有する 力量水準を受託者に開示(通知)させ、委託者が正しい情報をも とに保守業者を選定できる環境を整備し、厳格に管理すること が、所期の目的を達するためには実効性がある。また、これによ り保守業者の力量水準の向上を図ることが出来る。 ・維持管理指針において、所有者が比較検討できるように、 複数の保守点検業者毎にそれぞれ作成するチェックリストを作 成しました。内容の一部については、保守点検業者に記載 してもらうことを想定しております。 また保守点検業務の業務担当者については、本指針及び 標準契約書において、保有資格や実績を明記させること としております。 第 10 条(業務担当者) 〇再委託の場合の業務担当者の扱いが明確でないように思われ る。 ・再委託業者の場合も、保守点検業務を現場で行う者であれ ば業務担当者として取り扱います。 第 10 条(業務担当者) 〇第 2 案では、契約書に業務担当者の氏名を書くことになってい るが、業務担当者は受託者が指定するものであり、契約書上で合 意するものではないと考えられるので、氏名は通知するものと する。 ・当該条項は、いずれかの条項を選択するものです。 最初の選択肢を選択して下さい。 第 10 条(業務担当者) 〇業務担当者に対して一定の資格と同型又は類似の機種での保 守・点検実績を求めることは理解できるが、業務担当者を固定化 する(変更の都度、逐一通知する)ことの必要性、合理性が分から ない。 ・業務担当者の変更に応じて通知を行うのは、委託者が契約 の実効性を確認できるようにするためのものです。作業 を行う業務担当者が、複数になる場合は、全員を通知する ことが考えられます。 第 10 条(業務担当者)、別 表 3 〇別表 3 に所属する社名が必要ではないか。 ・所属名は、別添の様式 1 号で明示することとしており、別 表 3 への記載は不要と考えます。 第 10 条(業務担当者) 〇エレベーターの設置時期や製品によっても点検内容が異なるため、知 識を熟知した者が保守点検を行うべき。 ・別表 3 において業務実施者等の実績を記載することとし ています。

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第 11 条(作業報告書等) 〇第 4 項の「安全運行に係る技術情報」は、委託者等の生命の安全 に影響することから、「速やかに委託者に報告すること」ではな く、しなければならない。」に変更するべき。 ・ご指摘を踏まえ、表現を修正します。 第 12 条(書類の貸与等) 〇エレベーターの安全な運行に係る情報は、製造者から所有者に通知さ れるのが一般的であるが、本条では受託者が情報を得ることを 前提にしているため所有者に通知された情報が受託者に伝わら ない恐れがある。そのため、本条では委託者、受託者双方に情報 を得た場合には相手方に報告するようにすべきである。 ・ご指摘を踏まえ項目を追加します。 第 11 条(作業報告書等) 〇作業報告書報告提出は、周期・時期を定めること。 ・仕様書の 8.その他の(d)において、明確に記載していると おり、点検毎に行うこととしています。 第 11 条(作業報告書等) 〇作業報告書は、フルメンテナンス、POG 契約別に標準様式を定めていただ きたい。 ・作業報告書は、エレベーターの種別又は契約の種別により項目 が大きく異なることから、標準様式としては定めません が、表1.1(a)~表 1.4 の点検項目を網羅した報告書として ください。 第 12 条(書類の貸与等) 第 2 項 〇建築確認・検査の関係図書については、契約終了後速やかにその 写しを委託者に交付する、としていただきたい。 ・本契約終了後又は不要となったときには、速やかに返却す ることとしています。 第 12 条(書類の貸与等) 〇過去の作業報告書、欠陥等について製造業者が講じた措置に関 する報告書、その他適切に保守・点検の業務を行うために必要な 書類について「契約終了後 10 年間は保管する」等、ある程度期間 を限定して保管義務を定めていただきたいと思います。 ・ご指摘の内容は、契約の内容とは関連性が少ないため、所 有者又は管理者の責務として維持管理指針において規定 しております。 第 12 条(書類の貸与等) 第 2 項 〇第 2 項の書類の返却は、委託者から請求があったときも返却す るものと追加すること。 ・ご指摘を踏まえ修正します。

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第 13 条(守秘義務) 〇本契約書は『エレベーターの専門知識に乏しい所有者と保守点検業 者との間で締結される保守点検業務の契約が、適正かつ公正な 内容となるような契約内容を盛り込んだ標準契約書及び標準仕 様書を作成することを目的』として作成されるとしている。こ の考え方を変更して使用者を限定せず幅広く使用することを目 的とするならば何れか一方が不利益を被らないよう双方に守秘 義務を課すべきである。 ・専門知識の乏しい所有者が契約締結の際に活用できるも のを作成することを目的としておりますが、これによっ て使用者を限定するものではなく、広く活用していただ くことを想定しています。同資料においても、その旨記載 しています。 また、委託者の属性が異なるため、標準的に委託者に守秘 義務を課す必要はないものと考えますが、受託者におい て業務上秘匿すべき事項があれば、個別に契約書に定め ることも可能です。 第 14 条(個人情報の保 護)、第 15 条(権利義務の 譲渡等の禁止) 〇第 14 条、第 15 条についても、13 条と同様に「この契約が終了し た場合も、同様とする」と規定すべきではないか。 ・第 14 条については、ご指摘を踏まえ修正します。 第 15 条については、条文の内容を踏まえると不要と考え ます。 第 14 条(個人情報の保 護) 〇委託者側は、保護義務者から外すこと。 ・受託者の個人情報であっても保護されるべきと考えます。 第 16 条(受託者の債務不 履行責任) 〇受託者の債務不履行責任について損害賠償範囲が記載されてお らず明確ではない、通常損害のみと明記すべき。 ・損害賠償の範囲は、民法により、通常損害だけでなく、特別 損害も含むものとなります。

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第 16 条(受託者の債務不 履行責任) 〇罷業 ・ 工場閉鎖 ・ 天災事変、その他受託者の責めによらない 事由により生じたすべての損害について受託者は責めを負わな い事を追加下さい。 〇受託者の免責事項(天災地変、間接的損害等)が皆無(僅少過ぎ る)であり、二者間契約の対等性が欠如している。日常発生する 委託者のあらゆる要望(無理難題)に応える責務を負う可能性が 懸念され、該当事案が発生した際には委託者、受託者の双方に混 乱が生じると共に不利益が生じる。 ・委託者が、損害の賠償を請求できるのは、受託者が本契約 に違反した場合であり、受託者がその責めに帰すことが できない事由によることを証明したときは、この限りで はないこととしています。 第 17 条(契約の解除)第 2 項(1) 〇「銀行の取引を停止されたとき」だと、不渡りを 1 回出しても解 除はできず、解除するには 2 回目の不渡りまで待たなければな りません。 1 回でも不渡りがあれば、解約できるとすべきではないかと思い ます。 ・ご指摘を踏まえ表現を修正します。 第 17 条(契約の解除)第 2 項(3) 〇第 2 項(3)で、正当な理由がある場合は、委託者、受託者共に解除 できるが、「任意解約」は第 3 項で委託者のみができることにな っている。この点も消費者保護の観点(専門知識に乏しい所有者 等との契約)から委託者のみとしたものと考えられるが、使用者 を限定せず幅広く使用することを目的とするならば何れか一方 が不利益を被らないよう双方に付与すべきである。 ・使用者の属性によらず、業務を受託した受託者が契約期間 内に任意解約する必然性が想定されず、委託者が計画的 に保守点検を適切に行うことが難しくなるため、契約書 の標準としてはご指摘の事項は定めません。 第 17 条(契約の解除)第 3 項 〇契約解除の申し入れ期間は、FM 契約は 90 日前、POG 契約は 30 日 前が業界の通例として、則ったほうが良いと考えます。 〇契約非更新の申し入れ期間は、FM 契約は 90 日前、POG 契約は 30 日前が業界の通例として、則ったほうが良いと考えます。 ・本条項は契約書の標準として 90 日としておりますが、契 約の種別に応じて別途調整すべきと考えます。

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第 17 条(契約の解除)第 2 項(3) 〇第 2 項(3)は第 1 項とどのように違うのか分かりにくい。削除し てよいのではないか。 ・第 1 項は、本契約に定められた義務の履行を怠った場合の 規定です。第 2 項(3)は、一般に本契約を解除する正当な 理由が生じた場合の規定です。 第 17 条(契約の解除) 〇損害賠償は、契約を解除したために得べかりし収入が含まれる ととれるため、削除して、民法の解釈に任せてよいのではない か。 ・本条項は契約書の規定として標準的なものと考えます。 第 20 条(契約の更新) 〇標準契約書案の第 20 条 2 項は「フルメンテナンス契約の場合、自動更新 の上限を本エレベーターの検査済証の交付日から起算して 20 年に達 するまでとし、以降は、委託者及受託者の新たな合意により更新 するものとする。」としていますが、20 年を経過した場合に一方 的に打ち切られるため、「20 年」ではなく、「30 年」とすべきです。 ・本契約の契約期間自体は 1 年間であり、委託者又は受託者 は 1 年ごとに契約を更新する必要があります。 20 年間としているのは、本契約に自動更新が適用される 期間であり、この期間によらず、90 日前に書面によって 申し入れを行うことで、解約することは可能です。 いただいたご意見のような誤解を避けるため、自動更新 の期間の条項は契約書の標準としては定めないことと し、削除しますが、契約当事者間の合意があれば必要に応 じ追加して下さい。

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第 20 条(契約の更新) 〇自動更新の上限を 20 年としているが、その根拠は何か。国土交 通省の長期修繕計画作成ガイドラインでは、昇降機の取替え周期は 30 年としている。法定耐用年数は 17 年となっているが、これは 税務上の耐用年数である。 特に、住宅専用マンションは使用頻度も低く、フルメンテナンスできちんと保 守していれば、リニューアルは 30 年周期でも可能ではないか。 〇フルメンテナンス契約は、(合意により更新できるが)検査済証の交付か ら 20 年で自動的に解約されるため、管理組合から「知らない間 に 20 年たって解約された」というケースが発生することが想像で きます。EV 更新工事実施時期まで相当な年数が残っていると思 われるので、その間のフォロー内容を含む文言の追記も必要である と思います。 ・20 年間としているのは、本契約に自動更新が適用される 期間であり、エレベーターの交換周期を示したものではありま せん。 ・いただいたご意見のような誤解を避けるため、自動更新の 期間の条項は契約書の標準としては定めないこととし、 削除しますが、契約当事者間の合意があれば必要に応じ 追加して下さい。 第 20 条(契約の更新) 〇フルメンテナンス契約に関して基本的に 20 年と定めた方が良いのでは ないか。 ・長期契約を締結することは標準的ではないと考えます。そ のため、1 年毎の自動更新として定めています。 第 23 条(合意管轄裁判 所) 〇【○○地方(簡易)裁判所】とした方が良いように思われます。 ・本条項において簡易裁判所は対象としないこととします。 仕様書 2.(保守・点検共 通事項)(b) 〇非常用エレベーターの保守・点検適用として、(a)に示す 4 種類全てを 指差すのは問題ないか。 ・非常用エレベーターについては、建築基準法告示の見直しを想 定していることから、原文を維持します。 仕様書 2.(保守・点検共 通事項) 〇指針では、点検整備項目及び点検頻度が具体的に示されていな い。「建築保全業務共通仕様書」が標準的な点検整備項目・頻度と なるのかを明確にする必要がある。 ・標準仕様書の中で、エレベーターの種類に応じた点検項目、点検 内容及び周期を定めました。

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仕様書 2.(保守・点検共 通事項) 〇基本的に点検回数は月 1 回以上を原則とした方が良いのではな いか。 ・具体的な点検回数については、適用保守・点検表により示 すこととしました。 仕様書 3.(故障時の対 応)(b) 〇故障の連絡は委託者以外から受信するケースが多いため、「委託者 から連絡を受け」を削除したほうが良いと考えます。 大規模災害による対応内容を一項目設けたほうが良いと考えま す。 ・前段についてはご指摘を踏まえ修正します。 後段については、標準的に契約書の条項に記載すべき事 項とはしておりませんが、必要に応じて、修文して利用く ださい。 仕様書 4(消耗品) 〇POG 契約には消耗部品は契約書に含まれているが、なぜ削除した のか。メンテナンス会社の責務として消耗部品程度は含むべき。 ・POG 契約には、仕様書 4.に掲げる通り、消耗品の交換は含 まれています。 仕様書 5.(取替え又は修 理の範囲)(a) 〇「受託者が必要と認めた場合」と、契約書(案)第 2 条(3)「点検結 果に基づく合理的な判断」とは整合性がとれているのか。 ・当該規定は、合理的な判断により、受託者が必要と認めた 場合を指しています。 仕様書 5.(取替え又は修 理の範囲)(c) 〇「取替え又は修理に伴う費用は、受託者が負担する」、とされてい ますが、この費用負担の点は FM の場合と POG の場合とで違うの ではないでしょうか。 ・5(a),(b)の該当項目は、FM、POG いずれの場合も、契約上取 り替え・修理を行うものです。契約に含まれている保守点 検業務の費用は一般に受託者が負担するものとしていま す。当該業務を別に精算する場合は特記事項欄をご利用 ください。 仕様書 5.(取替え又は修 理の範囲)(b) 〇取替え又は修理の対象から除くものとして、既存不適格項目も 含めるべき。 ・6.(b)5)(※修正前 6.5))にて別途契約としています。 仕様書 5.(取替え又は修 理の範囲)(c) 〇「(a)及び(b)の該当項目に係る取替え又は修理に伴う費用は、受 託者が負担する。」とあるが受託者が費用を負担する対象は、契 約や項目により変わるため、見直しされたい。 ・契約に含まれている保守点検業務の費用を受託者が負担 するものとしています。当該業務を別に精算する場合は 特記事項欄をご利用ください。

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仕様書 5.(取替え又は修 理の範囲)(e) 〇POG 契約の場合、部品交換は有料となり、それに伴う廃材処理費 用は保守契約には含まれない。 ・POG 契約で行う契約外の部品交換業務は、本節の規定によ る作業に該当しません。 仕様書 6.(適用)(b)1) 〇受託者の責めに帰すことができない事由による部品の修理・取 替えは、別途契約とされていますが、経年劣化による部品の修 理・取替えは、FM であれば基本すべて、POG についても一部はこ の契約に含まれているということではないでしょうか。 ・ご指摘を踏まえ修正します。 仕様書 6.(適用)(b) 〇別途契約する対象として、国土交通省及び行政庁からの緊急点 検指示を追加すべき。緊急点検についての費用負担が明確では ない ・ご指摘を踏まえ修正します。 仕様書 8.(その他)(b) 〇「本件業務に使用する材料は、エレベーター製造業者が製造・供給又は 指定する部品とし、」の項目に、「又は同等の部品」を追加してい ただきたい。 ・同等の部品については、エレベーター製造業者が指定する部品 の中に含まれていると考えられます。 仕様書 8.(その他)(b) 〇「本件業務に使用する材料」は、「良好な品質のものとすること」 されていますが、「良好な品質」とはどの程度のものをいうのか あいまいであるように思う。 ・エレベーター製造業者が製造・供給又は指定する部品として必 要な品質を有しているものです。 仕様書・表 2(取替え・修 理の範囲) 〇かご下機器、かご下プーリベアリング交換は POG には含まない。 ・ご指摘を踏まえ修正します。

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仕様書・表 2(取替え・修 理の範囲) 〇POG 契約の、次の項目を削除いただきたい。 ・補充用ギヤ油 ・補充用作動油 ・かご内照明ランプの内、蛍光灯・白熱灯以外の特殊照明灯 ・かご上、補充用ギヤ油 ・押しボタン・階床表示ランプの内、LED その他の特殊ランプ ・かご下機器のプーリーベアリング交換 ・監視盤の表示ランプ交換の内 LED その他の特殊ランプ ・FM 契約の除外項目 ・竣工当初より、附属されている部品以外を除外。 ・表の内容に関しては、「建築保全業務共通仕様書」を元に作 成しております。契約によって変更する場合は、双方の合 意のもと、変更するものと考えております。 仕様書・表 3 〇遠隔点検項目として「電磁ブレーキの異常の有無」が必要ではない か。 ・ご指摘を踏まえ修正します。 その他全般 (指針との関係) 〇標準契約書は重要な項目だけを盛り込む程度にして、保守業者 が所有者に対し十分な説明責任を果たすようなことを指針に盛 り込むべき。 ・保守点検業者が所有者に対して十分説明することが必要 であることは指針第一章第 4 第 2 項に記載しています。 その他全般 (指針との関係) 〇昇降機の適切な維持管理に関する指針(案)との整合性につい て、第 4 第 2 項第二号の内容が、契約書(案)もしくは仕様書(案) に盛り込まれていない。 ・標準契約書第 22 条第 2 項に含まれているものと考えま す。 その他全般 (指針との関係) 〇第 10 第 5 項の内容が、契約書(案)もしくは仕様書(案)に盛り込 まれていない。 ・契約上、所有者が保守点検業者に負う責務ではないと考え ます。 その他全般 (指針との関係) 〇指針別表 3 の報告書の提出時期が、契約書(案)もしくは仕様書 (案)に、明確に盛り込まれていない。 ・仕様書の 8.その他の(d)において、明確に記載していると おり、点検毎に行うこととしています。 その他全般 (指針との関係) 〇指針別表 3 の免責条項や賠償義務が、契約書(案)に盛り込まれ ていない。 ・契約書第 16 条第 1 項にある通り、受託者の債務不履行責 任として記載されています。

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その他全般 (マンション標準管理委託契約 書との関係) 〇現状、管理組合が EV 保守点検業務を発注する形態として、保守 点検会社と直接契約を行う場合と、管理会社との契約を通して、 EV 保守点検契約を行う場合がある。本標準契約書(案)は、管理組 合が EV 保守点検会社と直接契約することを前提とした構成に なっており、両者の位置づけを明確にし、管理組合がいずれの利 用方法もよく理解できるようにすべき。 〇EV 点検会社と管理組合との直接契約を推奨するものではないこ とを明確にしてほしい。 〇管理組合の代表者は、一般的に専門知識を有しない素人であり、 且つ毎年交代するため、EV 会社との契約当事者を管理組合とす るのは消費者保護の観点からも好ましくない。 〇マンション管理組合が保守点検業者の技術力を判断して契約するの は難しいのではないか。 〇マンション標準管理委託契約書内の建物設備点検仕様書に「エレベーター 保守点検」の内容があるので、管理業者が管理組合より EV 保守 点検を受託する場合には、マンション標準管理委託契約書を使用して も差し支えない旨の「コメント」を記載していただきたい。 〇マンションにおける EV 保守点検業務については、殆どが管理組合か らマンション管理会社が受託して実施しており、「エレベーター保守・点検 業務標準契約書」が制定された場合、既存の「マンション標準管理委託 契約書」との整合がとれず、消費者、マンション管理業者とも混乱す る。 ・マンション管理組合が行う保守点検業務の契約について、特定 の契約形態を推奨するものではありません。 ・マンション管理者が管理組合よりエレベーターの保守管理を受託す る場合の契約については、様々なものが考えられるため、 実態に応じて契約する必要があります。 ・本標準契約書は、管理組合が保守点検業者と直接契約する 場合だけでなく、管理組合が委託した管理会社が保守契 約を締結する場合においても、活用していただくことも できます。したがって本標準契約書と「マンション標準管理委 託契約書」は、それぞれの内容において抵触するものでは なく、両者は併存できるものと考えております。

(20)

その他全般 (法定検査) 〇エレベーターは、建築基準法で材料や強度などが規制されており、し かも屋内使用で自動運転である。はるかに過酷な使用条件であ る自動車の法定車検は 2 年であることを鑑みれば、1 年毎という 法定点検は全く問題無く、逆に厳しすぎると言える。1 年毎のプロ の整備士による定期検査をすり抜け、ブレーキ摩耗が起こるなどと は、設計ミス以外には無い。 ・これまでの国土交通省が調査した事故調査においては、点 検の強化によって防げたと思われる事例が多いことか ら、安全確保のためには、建築基準法に基づく技術基準に 加え、日常の保守点検だけでなく、エレベーターの構造、性能、 状態等について、定期的に検査資格者に検査をさせ、報告 をしてもらう必要があると考えております。 その他全般 (法定検査) 〇定期検査の存在維持を高めるため、第 3 者検査機関を立ち上げ るべき。当面は行政が抜き取り検査を行うなど、検査の牽制機能 を高めるべき。 ・国土交通省では、平成 24 年より特定行政庁の協力の下、第 3 者による定期検査の抜き取り調査(サンプル調査)を実施 しており、昇降機検査資格者の技術力の確保、及び定期検 査業務の適正化に向けて、取り組みを進めております。 その他全般 〇エレベーターの保守・点検業務標準契約書を定めるのであれば、エレベー ターのほかに、エスカレーターや小荷物昇降機等の昇降機においても定め るべき。 ・表 1 及び表 2 は契約ごとに定めるものとしているため、小 荷物専用昇降機については、本標準契約書を適用できる ものと考えております。エスカレーターについては、設置者がエレ ベーターに比べ限定されることから、エレベーターの標準契約書 を優先して作成したところです。 その他全般 〇所有者と製造業者との販売契約書等の内容が、本契約書(案)や 仕様書(案)に及ぼす影響も考えられることから、所有者と製造 業者との販売契約書等の標準があることが必要と考える。 ・今回の契約書については、エレベーターは適切な維持管理が不 可欠、との認識のもと作成しております。維持管理は販売 契約と直接は結びつかないと考えますので、販売契約書 を作成することは考えておりません。

(21)

その他全般 〇建物用途に応じ、利用頻度が少ないエレベーターや、ホームエレベーターなど において、点検頻度を建築保全業務共通仕様書の内容より少な くし、費用を低減したい所有者などがおり、本契約書(案)や仕様 書(案)の内容と合致しない案件も予想されるため、標準契約書 を定めるのであればそのような様々な可能性も網羅可能な内容 にすべきと考えます。 ・表 1 及び表 2 は契約ごとに定めるものとしておりますが、 必要な事項は網羅しているものと考えております。 その他全般 (製造者による情報開示) 〇通常エレベーターの技術資料等は公表されておらず、これらは各メーカー の財産であって、決して公表するものではありません。これらの 個別の設備には、独自の保守技術が細部に亘ってみれば必要と なります。 〇製造業者の設計値を基準に判定する項目が増えているが、重要 な箇所は判定方法を統一しておいて製造業者側がそれに合わせ るとか、製造業者固有の判定は個々の現場に判定法を表記して 昇降機検査資格者であればどのメーカーでも検査できるようにすべ き。 〇契約時に部品供給方法を明示するべき。 ・現在販売されているものは、確認申請時に添付する「保守 点検の内容」や、各社 HP で公開している「定期検査情報」、 制御盤その他機器に直接表示した技術情報などにより、 保守点検に必要な情報は、製造業者より開示されており ます。国土交通省としても引き続き、実態を把握するとと もに、今後も安全な体制が構築できるよう、さらなる取り 組みを進めてまいります。 その他全般 〇建築基準法第 8 条第 2 項で国が定められるのは、所有者が必要 と思われる場合に計画を作成する際の指針です。そのことを明 示せず、この指針自体が、所有者に対し具体的方策を示している ような表現は、建築基準法第 8 条第 2 項の趣旨にそぐわないと 考えます。 ・維持管理指針については、第 1 条に目的を定義している通 り、昇降機を常時適法な状態に維持することができるよ う、建築基準法第 8 条第 1 項の規定の趣旨に鑑み、また同 条第 2 項の規定により国土交通大臣が定める指針に規定 された事項の具体的な方策を定めるものとして作成する ものです。

(22)

その他全般 〇標準契約書(案)の内容が細かすぎて、保守契約する一般所有者 にはかえって分かりにくいのではないかと思われる。 ・契約に必要な内容を盛り込んでいるものと考えます。 その他全般 〇エレベーターかご内に受託者及び委託者名と業務検査者を明示すべ き。 ・契約当事者間における保守点検業務に係る責務として、標 準的に必要なものではないと考えます。当事者間で合意 の上、必要に応じて、特記事項に定めるなどしてくださ い。 その他全般 (保守点検業者への規制) 〇標準契約書を策定しても事故防止という目的を達成することは できないと考えるため、保守・点検業者及び製造メーカーに対しての 規制を検討すべきである。 〇国交省で保守業者の許可制、認定制又は登録制などを制定して 監督する体制を取って欲しい。 〇消費者保護の観点からすれば、保守・点検業者に対する規制の内 容を検討すべき。 ・本標準契約書は適切な保守点検業務の内容を担保するこ とを目的として作成するものです。

(23)

その他全般 (業界の協力関係) 〇現在の昇降機技術の高度化を考えると、トラブル発生時の非メーカー系 保守業者の対応能力や部品供給力の不足は否めない。また、昇降 機は一度設置したら 20 年以上は稼動するので、製造業者の維持 管理責任を強化する環境作りが必要。そこで、製造業者には、今 よりもっとオープンなサポート体制作りが望まれ、保守業者の要請に 応じて(適正な価格の有償で)直接対応できるような体制を取れ ばよいと思う。 〇昇降機知識に乏しい一般的な所有者が安心して保守業者を選択 できるような体制を取り、製造業者も自ら製造した昇降機の維 持管理に対してもっとオープンなサポート体制を取るような指針にす べき (ほかにも同趣旨の意見あり) ・維持管理指針や本標準契約書により、それぞれの関係者の 役割と責任を明確にし、協力体制を構築することを一つ の目的としております。 ・国土交通省として不具合情報の把握、原因究明、解消 等必要な対策を行うよう指導に努めておりますが、今後 も安全な体制が構築できるよう、さらなる取り組みを進 めてまいります。 その他全般 (公表方法について) 〇民間の契約内容にまで影響を及ぼすことは必然であり、契約自 由の原則が保たれない事を懸念する。貴省案の立場(効力)を明 確にしていただきたい。 〇国が「標準」としてしまうと、将来にわたって契約内容を規制す る意味合いが強くなってしまうため、「契約書の一例」とするこ とが必要。 ・契約する際の必要な事項を網羅しているものであり、エレベ ーター利用者の安全を確保するためには、所有者又は管理者 により適切な保守点検の実施が必要であり、望ましい契 約書の一例として「標準」契約書と標記しており、個別の 契約内容を拘束するわけではありません。

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