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教員採用の在り方等に関する点検結果について(平成20年8月29日現在の状況)管理職への昇任について

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(1)

実施 済み 実施中 実施 予定 北海道 ○ ○論文題は、検査当日に検査会場である教育局にメールで送付 し、情報管理を徹底している。 ○論文の解答用紙の受検者名や受検番号を匿名化して評定を 行う。 ○論文評定は管理職が3人1組となり、それぞれが評定し、協議 の上、総合評定を行い、相互牽制を図っている。 ○面接評定は、管理職の3人から4人が1組となり面接を行い、 それぞれが評定し、協議の上、総合評定を行い、相互牽制を 図っている。 ○小中学校の校長、教頭の選考については、各教育局において 論文、面接選考を行っていることから、その評定結果は、教職員 課及び教育局が互いに管理し、相互牽制を図っている。 ○論文の解答用紙の受検者名や受検番号を匿名化して評定を 行う。 青森県 ○ ○論述試験の採点は、採点者に受験者が特定されないよう、新 たな番号を付し、採点及びチェックを複数人で実施している。 ○採点データの入力及びチェックは別々の職員が行い、データ や資料管理は複数の職員が行っている。 ○選考委員会を設け、厳正に選考を実施している。 ○論述試験又は小論文等や面接の評価の観点を昇任・採用選 考の要項に記載する。 岩手県 ○ ○教育委員会事務局職員も学校現場の職員と同一の受験資格 により同一の選考試験を行うこととした。 ○最終選考資料の保管期間を永年に変更した。 ○受験回数の制限を撤廃した。(県立学校では制限があったが、 小中学校では従来から制限なし) ○合否の決定は、1次試験と2次試験の合計点で行うこととした。 (小中学校は1次試験(教育事務所実施)で一定数を選考後、改 めて2次試験(本庁実施)で必要数を選考していた) ○県立学校では、校長昇任についてこれまでは推薦制だった が、自薦制に改めた。(小中学校では従来から自薦制) ○県立学校と小中学校の受験資格及び受験科目について、可 能な範囲で統一を図った。 宮城県 ○ ○筆記試験の採点を受験者名や受験番号をわからないようにし て複数の者が行う。 ○採点後の入力作業を複数の者で行い,点検作業も必ず複数 で行う。 ○筆記試験の答案,面接評価票,願書等を3年保存とする。 ○名簿登載者決定後,筆記試験答案,面接評価票と選考資料と の突き合わせ作業を行う。 秋田県 ○ ○教頭選考関して 1.複数の担当者による問題作成、採点、選考資料作成を行って いる。 2.2次選考においては、教育次長、課長、人事担当者による面 接を行い、複数の目で評価している。 3.2次選考においては、論文試験も実施し、複数の担当者によ る評価を行っている。 ○校長選考に関して 1.本県においては、選考対象者全員を熟知しており、不特定多 数を対象としているわけではない。教育庁職員による複数回の 学校訪問や日常的な相談連絡等を通して、学校経営状況を把握 し、選考に活かしている。 2.教頭選考と同様、教育次長、課長、人事担当者による面接を 行い、複数の目で評価している。 ○答案の保存期間を3年、関係書類の保存期間を10年に延長 した(従来はいずれも1年)。 ○一層、透明度を高める方法がないか検討中。 (4)今後、改善を検討している事柄 (2)公正性の確保のため、行っている事柄 (3)今回の事件を契機として、すでに改善した事柄

(2)

山形県 ○ ○判定会議を開催し昇任選考を実施している。 ○複数での集計作業及び点検作業を実施している。 ○教育職員に加え、行政職員も面接委員として参画している。 ○管理職昇任試験の実施要領を公表することを検討している。 ○過去の論文試験テーマを公表することを検討している。 ○教育委員会外部からも面接委員を依頼することを検討してい る。 福島県 ○ ○問題作成、面接、採点、データ入力、集計等の各業務段階ごと に、複数者でチェックする体制を確立している。昇任選考事務に 係る電子データについては、ハードディスクに保存せず、担当課 長がフロッピーディスクで一括管理している。 ○昇任選考に関する資料(実施要項、試験問題、試験成績表 等)の保存年限は5年としている。 ○関係職員への倫理研修等についても徹底を図っている。 ○本年度から、小・中学校校長・教頭昇任選考考査において、面 接委員に知事部局出身の職員を加えることにした(高校・特別支 援学校では既に実施している)。また、選考に不要な情報は記載 を求めないよう、志願書の様式を変更した。 ○高校・特別支援学校校長・教頭昇任選考考査においては、校 長昇任一次考査において、書類審査に加え新たに論文考査を取 り入れることとした。また、教頭昇任考査については、これまでの 校長推薦をやめて公募とした。 ○面接試験の客観性をさらに高めていくため、その内容や判定 基準について検討を加えていく。 茨城県 ○ ○問題作成及び採点・集計作業においては,複数の職員が当た るようにし,単独での作業は行わないようにしている。 ○個別の面談を2回実施し,複数の職員の視点で人物の評価を 行うことにより,公平性を高めている。 ○問題作成から採点・集計作業にいたる一連の作業において は,従来より,複数の担当者で当たり,不正行為が行われる余地 を残さない配慮を行ってきたが,今回の事件を契機として,再 度,各業務の段階ごとに改善できることがないかを検討する。 ○平素の勤務状況を客観的に評価するための基準について検 討する余地がある。(小中学校では,すでに実施しているが,県 立学校では実施していない。) 栃木県 ○ ○年齢及び勤務年数条件等による公募(本人志願) ○問題及び面接試問など厳正管理 ○採点は、氏名は一切伏せ、本庁と各教育事務所の管理主事 が複数で対応・確認 ○面接委員は、当該所属教育事務所以外を担当し、近親者がい る場合、担当除外 ○本庁と各教育事務所において筆記、面接データ共有 ○審議には、解答用紙、面接評価表、勤務評定など原簿を備 え、随時審議資料と突合する。 ○次年度登用者及び名簿登載者について、内示の日に所属長 から本人に通知 ○関係文書の適切な保存(2年) ○筆記試験の問題、解答例などの開示

(3)

群馬県 ○ ○筆答試問の採点については、教育委員会事務局職員が、氏 名・受験番号が見えないようにした上で複数で採点・点検を行っ ている。 ○結果の入力及び点検については、担当係員が複数で行ってい る。 ○第1次選考試験終了後、筆頭試問の問題を、義務校は、各市 町村教育委員会及び各教育事務所に送付し、県立学校は、校長 会議で各校に配付している。 8月20日(水)に臨時教育委員会会議を開催し、知事部局人事 課長、県人事委員会事務局長の出席も求め、管理職選考考査 の改善策について集中審議を行い、以下の項目について平成2 2年度管理職選考考査から実施することを決定した。 <第1次選考> ①第1次選考合格者の決定 合否判定会議を開催する。その構成は、県教育委員(教育長を 含む)及び県教育委員会事務局職員とする。なお、義務関係に ついては、市町村教育委員会教育長の代表をその構成に加え る。 <第2次選考> ①試験実施 集団面接の試験委員に県教育委員を加える。 ②任用候補者の決定 任用候補者判定会議を開催する。その構成は、県教育委員(教 育長を含む)及び県教育委員会事務局職員とする。なお、義務関 係については、市町村教育委員会教育長の代表をその構成に 加える。 <関係文書の保存> ①管理職選考考査実施要領及び考査問題等 保存期間を5年とする。 ②試験成績表、受検申込書、筆答試問答案、面接等判定書 保存期間を1年とする。 <管理職選考考査に関する規則> ○管理職選考について必要事項を定めるため、管理職選考考査 に関する規則の制定を検討する。 埼玉県 ○ ○ 1 筆答試験の採点は、答案から、所属、受考番号、氏名を ふせて新たに、整理番号を付け、複数(2~4人)で採点してい る。 ○ 2 面接は1次試験、2次試験で計3回あるが、全て面接官が 変わるように工夫しており、2次試験では、外部試験員(民間人 の面接官)も入れて、評定している。(県立学校人事課) ○ 2 面接は、教頭前期面接では、4回、教頭後期面接では2 回実施している。校長選考では、3回の面接を実施し、外部試験 員(民間人面接官)も入れて評定している。また、すべての面接 で、面接官が変わるように工夫している。(小中学校) ○ 3 選考については、複数回の審査を経て公正に行われてお り、行政職を含む多数の幹部によるチェック体制が組まれてい る。 ○筆答試験問題は、これまで、市町村教育委員会及び校長会議 をとおして配布してきたが、今年度から持ち帰りが出来るようにし た。 ○選考過程及び結果を教育長決裁後に、教育委員会で報告す る。 ○透明性向上を図るため、来年度に行う管理職選考の実施方法 の改善について、教育委員会に報告する。 千葉県 ○ ○経験年数等の資格を満たしている者は、誰でも受験することが できる。 ○第1次選考での筆答試験問題を公表している。 ○第2次選考では複数の面接委員による面接試験を実施してい る。 ○志願書に添付される所属長意見書・教育事務所長意見書を本 人の請求に基づき開示している。 ○選考の各段階における不正防止チェックを行っている。複数者 でチェック、各業務段階で独立した委員会、情報技術によるセ キュリティ、元データと選考後の確定データの突合作業 ○業務における受験者の匿名化を行っている。 ○選考に係る不正についての通報又は投書等の窓口を設置し ている。 ○教員採用選考等改善検討委員会を設置し、校長・教頭候補者 選考についても継続して検討することとした。 ○選考に関わるすべての職員の倫理研修会の充実 ○選考プロセスにおける教育委員の参加のあり方について検討 する。 ○選考プロセスについて点検を行ったが、他県等の状況も参考 に更に改善点がないか検討する。

(4)

東京都 ○ ○管理職への任用については、「選考」と「任用審査」の両方に 合格しないと管理職及び校長に任用されない仕組みをとってお り、「選考」と「任用審査」を異なる部署が実施している。 ○選考における企画・運営と問題作成を異なる部署が行ってい る。 ○第一次選考の問題用紙は、持ち帰り可としている。 ○択一試験の採点は、外部機関に電算処理委託している。 ○論文試験の採点は、採点委員に答案の受験者氏名がわから ない方式で実施している。 ○面接試験は、都教委・地教委の行政系・教員系など属性の異 なる3名の面接委員で実施し、受験者の所属等と異なるよう配慮 している。 ○任用審査は、研修実績、業績評価、論文、面接審査のほか、 任用審査会で審査し、教育委員会で判定している。 ○正答の公表について、今後検討していく。 ○選考データの入力処理・管理、判定資料の作成等について、 電算処理委託を検討していく。 神奈川県 ○ ○複数人で人物評価を行い、また、昇任させる者を決定して行く 段階においても複数人で確認することで、公正性の確保を図って いる。 ○試験結果等に関する個別の照会には一切応じないよう、平成 20年8月1日付けの教育局長通知により周知し 、徹底した。 ○今後も引続き、管理職への昇任にあたっては、公平性をより高 めるよう検討して行きたい。 新潟県 ○ ○校長及び教頭選考検査の実施要項は公表しており、受検者に ついては一般教職員から公募している。 ○面接員及び採点業務については、行政職員も加わり行ってい る。 ○答案類の採点については、受検番号氏名が採点者に分から ないようにして行っている。 ○答案類と一覧表との突合チェックは各段階で行っている。 ○検査問題については持ち帰り可とした。 富山県 ○ ○受検者の近親者は選考業務に加わらない ○面接に民間人を起用 ○面接に教育職以外の行政職起用 ○選考業務は10月頃より始めるため、現在は特に行っていない ○選考資料の保存 ○採点の過程で不正がないか、外部有識者によるチェック ○外部有識者による選考プロセスの点検・見直し 石川県 ○ ○ 2 選考基準の公表  ・管理職候補者の推薦要領、管理職任用候補者の選考実施要 領を求めに応じ公開している。 ○ 4 選考の各段階における不正防止チェック  ・各業務段階ごとに複数者でチェックする体制を確立している。 福井県 ○ ○選考に当たっては、内申者である市町教育長とのヒアリングや 学校長等からの評価等、人物を多面的に評価 ○面接官に民間人等第三者を起用 ○採点、集計作業での複数チェック体制の確立 ○採点者が、受験者を特定できない整理番号方式の採用 ○教育法規等の専門知識だけでなく、学校経営や組織マネジメ ント能力の高い管理職を任用するため、さらに人事システムの透 明性を向上させるため、選考試験の在り方も含め、教員人事全 般について改善を検討していく。 山梨県 ○ ○点数のデータ処理を複数で行い、相互チェック体制をとってい る。 ○問題の持ち帰りを認めている。 ○教育委員が面接官になっている。 ○筆答試験において採点者に受検者名や受検番号がわからな いようする。 長野県 ○ ○校長・教頭への昇任選考の面接で、行政職が面接官に加わっている。 ○面接の観点の公表の在り方

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岐阜県 ○ ○複数の試験官による論文審査 ○本人確認ができない、番号による論文・小問の採点 ○データ打ち込み時の複数職員による確認 ○教員以外の試験官の参加(教育委員他) ○多様な表現力の把握(グループ討議・プレゼン面接) ○受験者に対する選考方法、内容についての説明(具体的な選 考のシステムの説明) ○PTA関係者の面接試験官としての参加 静岡県 ○ ○校長、市町教育委員会教育長の推薦を受けた候補者に対し て、厳正な選考試験(1次筆記・2次面接)の実施  ①試験問題の公表(新聞取材に対応)  ②複数による採点、面接 ○(県立)面接官に教育長・教育次長を入れている ○(県立)面接委員に教育委員も入れることとした ○(小中)面接委員に教育長・教育次長を入れることとした ○選考判定の場に教育委員の参加を検討する 愛知県 ○ ○管理職の任用に当たっては、公平・公正を確保するため、任用 の判断材料となる客観的資料の収集を目的とした任用候補者選 考審査要綱を定め、その規定に従い選考審査を実施している。 ①校長選考審査においては、面接審査委員の内1名は行政職 課長級、他は受審者の出身地区以外の校長会推薦者及び教育 事務所長・課長、教職員課主幹等とし、公平・公正性への配慮を している。②教頭選考審査においては、面接審査委員の内1名 は行政職課長級、他は受審者の出身地区以外の校長会推薦者 及び教育事務所長・課長、市町村教委等とし、筆記審査は校長 会の推薦者3名1組で個人審査し、受審者の氏名は伏せるなど、 公平・公正性への配慮をしている。 ○教頭選考審査において、小中学校の面接審査については、受 審者数の規模などから受審者と面接委員の出身地区は同地区 としていたが、平成20年度からより公正を期すため受審者は出 身地区とは異なる地区へ出向いて面接審査を受けることとした。 三重県 ○ ○校長・教頭として求める人物像を要綱に明記しています。 ○実施要綱は、所属長を通じて職員に周知しています。 ○各業務ごとに複数の者が、チェックしています。 ○複数の者が、採点をしています。 ○面接官には、面接当日直前まで、受験者がわからないようにし ています。 ○採点時には、採点者に受験者名がわからないようにしました。 ○試験問題の開示を検討します。○関係文書の保存年数の検討をします。 滋賀県 ○ ○小中学校においては、「滋賀県市町立小・中学校校長・教頭候 補者選考要領」および「滋賀県教育委員会事務局等勤務者の転 入および昇任転出選考要領」によって実施している。 ○県立学校においては、「滋賀県立学校長候補者選考実施要 項」および「滋賀県立学校教頭候補者選考実施要項」によって実 施している。 ○昇任選考試験において、面接官に、教委事務局職員のうち知 事部局より出向の行政職員を含めている。 ○小中学校においては、「滋賀県市町立小・中学校校長・教頭候 補者選考要領」と、「滋賀県教育委員会事務局等勤務者の転入 および昇任転出選考要領」とで、選考方法が一部異なることにつ いて、公平性の確保の観点から検討したい。 ○県立学校においては、県教育委員会事務局への転出入に関 わるこれまでの取り扱い事項を同転出入に関する要項として定 めることなどにより、一層の管理職選考に対する周知の徹底に ついて検討したい。 京都府 ○ ○選考の各段階において、複数者でチェックする体制をとってい る。 大阪府 ○ ○問題は受験者に持ちかえらせている。 ○各業務段階ごとに複数者でチェックする体制をとっている。 ○面接は、教員系と行政系の役職付職員が、個人面接、集団面 接、それぞれ3人体制で行っている。 ○一次選考の判定会議、二次選考の判定会議は、それぞれ教 育長をトップに合議制で行っている。 平成20年度実施から、 ○問題を公開する。 ○論文試験採点時、受験者の匿名化を図る。 ○文書保存期間を5年間に統一する。 ○論文試験の結果を開示する。 ○府立学校長、市町村教育長に対し、改めて不正行為の防止に 向け通知を行った。 ○平成20年度実施から改善した事項の徹底も踏まえ、今後、さら に新たな課題がないか検証する。

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兵庫県 ○ ○筆答問題作成、面接、採点、データ入力、集計等の各業務段 階ごとに、複数名でチェックする体制を確立している。 ○筆答試験の採点にあたっては、採点者に受験者名や受験番 号が分からないようにしている。 ○面接試験の実施に当たっては、受験者と利害関係にない者を 面接官として委嘱している。 ○面接官の組み合わせは試験当日まで明らかにしていない。 ○面接官は試験当日まで、どの受験者の面接を担当するかのか 分からないようにしている。 ○7名の委員で構成する判定委員会を開催し、合否を判定して いる。 ○より厳正なチェック体制の構築について検討することとしてい る。 奈良県 ○ ○管理職選考試験を実施し、合格者は管理職候補者名簿に登 載するとともに昇任に際しては、名簿に登載された者の中から、 学校長や市町村教育委員会とのヒヤリング等を通じて、職務に 対する熱意や勤務実績、指導力、学校経営能力等、総合的な人 物評価に基づき、適材適所への配置を行うこととしている。なお、 管理職への昇任については、県教育委員会の承認を得ている。 ○人事方針の検討とともに必要な事柄が生じた場合検討する。 和歌山県 ○ ○面接、採点、データ入力、集計の各作業段階で複数者でチェッ クするようにしている。 ○採点では採点者に受検者の氏名や番号が分からないようにし ている。 ○引き続き、公正性の確保に努めていく。 鳥取県 ○ ○各業務段階ごとに複数者でチェックする体制を確立している。○面接に民間人等の第三者を起用している。 未定 島根県 ○ ○校長・教頭採用・昇任候補者選考のシステムについては、毎 年度点検・見直しを行っており、不正はもとよりミス等が起こらな いシステム作りに努力している。 ○平成19年度校長・教頭採用・昇任候補者選考試験について、 外部有識者による調査点検委員会を設置し、調査点検を実施し た。 ○不正防止策は幾重にも設けており、改ざんなどの関与はでき ない状態にしているが、さらに必要があれば改善していく。 岡山県 ○ ○問題作成、面接、採点、データ入力、集計等の各業務段階ごと に複数者でチェックする体制である。 ○情報技術によりセキュリティを確保している。 ○教員採用候補者選考試験等に係る調査チームを設置し、緊急 調査を行った。 ○外部の有識者等からなる岡山県の教員採用等の在り方に関 する検討委員会を設置し、平成22年度採用選考以後の改善方 策について助言等を得ることとしている。 ○外部の有識者等からなる岡山県の教員採用等の在り方に関 する検討委員会を設置し、平成22年度採用選考以後の改善方 策について助言等を得ることとしている。 広島県 ○ ○管理職選考試験の採点等について,複数者でのチェックを 行っている。 ○管理職選考に係る実施要領について,関係者に対して,全て 公開している。 ○管理職選考試験の問題について,情報公開請求者に対し,全 て開示している。 ○受験者と利害関係がある者は面接を行わない。 ○平成21年度管理職選考試験から,採点者に受験者名や受験 番号がわからないようにすることとした。 ○平成21年度管理職選考試験から,管理職選考で使用する ファイルにパスワードを設定し,情報技術によるセキュリティを確 保した。 ○より透明性の高い昇任選考方法に改善する観点から,今後, 教頭採用候補者選考で平成15年度から実施しているいわゆる 「希望者受験制度」を,校長採用候補者選考にも導入することを 検討する。

(7)

山口県 ○ ○所属の校長の推薦(義務教育は市町教育長の推薦も必要)を 受けた候補者に対し、筆記試験、論文及び面接の選考試験を実 施するとともに、これまでの勤務実績や教職員評価の結果等を 総合的に評価し、人物重視の選考を行っている。 ○選考にあたっては、公正性の確保のため、次の点に配慮して いる。 ・筆記試験の問題用紙を持ち帰らせるとともに、筆記試験等の採 点に当たっては、受験者名が分からないように配慮している。ま た、筆記試験等の成績を本人に通知している。 ・各業務ごとに複数者でチェックを行うとともに、昇任に係る不正 について通報又は投書等が可能な窓口を設置している。 ○選考基準の公表、業務ごとに独立した委員会の設置、幅広い 観点から評価するために教育委員を面接官に加えること等につ いて検討中。 徳島県 ○ ○審査要綱を明示し、それに基づいて選考審査を実施している。 選考審査の筆記・論文審査では、事務局職員が複数で採点およ び点数の入力を行っている。また、論文・面接審査においては、 教員以外の国および知事部局から出向している職員も加えて審 査を実施している。最終的には、教育委員会で承認された後、決 定されている。 ○今後、他県の審査方法等を参考にしながら、さらなる改善に向 け、引き続き検討を行っていく。 香川県 ○ ○試験問題、解答、配点は請求があれば公開。 ○選考の各段階において複数者で得点等のチェックを行い、元 データと確定データとの突合チェックを実施。 ○受験者と利害関係がある場合は、面接官として委嘱しない。 ○不正の通報等の窓口を設置している。 ○元データと確定データとの突合チェックを実施。 ○関係文書の保存年限を見直す。 愛媛県 ○ ○筆記試験については、情報公開請求があれば、試験問題、解 答及び採点基準を公開している。 ○選考の各段階においては、必要最小限の複数の者が確認を 行い、決裁を得て決定している。 ○受審者と利害関係にある者は、選考審査事務に従事させな い。 ○面接審査においては、民間人等の第三者を起用している。 ○関係文書の保存は、愛媛県教育委員会文書管理規定に基づ き保管している。(答案用紙等の保存期間は1年(教員採用選考 試験等と同じ)) ○選考審査要項に、全体の配点等が示されていないが、今後 は、記載するよう改善したい。 ○情報公開請求により、問題、解答及び採点基準を開示してい るが、今後は、簡便な手続きで閲覧・貸出しできるよう改善した い。 ○不正が生じる恐れはないとの認識から、現在は、事務局内で 選考事務を確定している。昇任選考という性質上、個人の得点 の開示などシステムの透明性を高めることには限界があるため、 合否判定の結果について、教育委員による点検制度のような仕 組みを取り入れ、より公正性の確保に努めたい。 高知県 ○ ○複数の職員によるチェック体制の徹底の確認。 ○登用担当者に対する服務規律の徹底。 ○積極的な情報公開の推進。 ○受審者が所属する地教委の教育長及び学校長の人事評価の 活用。 福岡県 ○ ○筆記試験の採点については、複数者でチェックしている。 ○面接試験については、教員出身者と行政による2人以上の面 接委員により評定している。 ○地教委に対して総合評定を通知している。 ○地教委は、別途受験者に面接を実施の上、人物評価を行い、 県に調書を提出している。 ○問題作成や面接に当たっては、利害関係者を除外している。

(8)

佐賀県 ○ ○校長採用、教頭昇任(県立学校の事務長昇任を含む)選考審 査の実施要項の公表 ○教頭昇任(県立学校の事務長昇任を含む)選考審査における 自己推薦制の実施 ○記述試験及び面接試験の実施 ○選考審査データを複数の職員により管理 ○教育長をトップとする選考委員会で審議し、登用名簿への登載 者を決定 ○校長採用選考審査における自己推薦制の実施 長崎県 ○ <義務> ○各業務段階ごとに複数者でチェックする体制をとっている。 ○採点者に受験者名や受験番号が分からないようにしている。 ○受験者と利害関係がある場合は問題作成者及び面接委員とし て委嘱しない。 <県立> ○管理職試験は実施していないが、登用にあたっては、①校長 の推薦、②勤務評価、③目標管理の評価、④諸業務の実績、⑤ 学校訪問等における面接、⑥学校経営構想の内容、⑦研修の経 歴等、様々な視点から資質・力量を見極めるようにしている。 ○複数の教育委員による第1次試験及び第2次試験の採点結果 と選考資料の突合チェックをする。 ○突合チェックを受けた選考資料を用いて選考経過及び選考結 果を教育委員会で説明する。 ○第1次試験問題(筆記試験)の持ち帰り、解答例及び配点につ いては、次年度以降公表することを検討していく。 熊本県 ○ ○県立学校長の選考試験における面接試験では、①教育長、人 事担当教育次長、指導担当教育次長(県立担当、義務担当)、② 学校人事課長、県立担当教育審議員、県立人事担当主幹で2回 行い、面接者を計6人で面接を行っている。 ○県立学校教頭の選考試験は、一次試験の成績は二次試験に は持ち越さないこととしている。 ○小中学校における管理職選考(校長・教頭)の一次・二次は各 教育事務所で、三次は県教育委員会で実施し、面接試験は教育 事務所と県教育委員会の2回、計6人で行っている。教育事務所 での面接者には民間人に入ってもらっている。県教育委員会で の面接者は、教育長、人事担当教育次長、各課長等で行ってい る。 ○論文は教育事務所長、指導課長等の3人で評価している。 ○小中学校の管理職選考(校長・教頭)では、一次の得点は二 次に、二次の得点は三次に持ち越さないこととしている。 ○小中学校の管理職選考(校長・教頭)では、管理職選考委員 会を設置(委員は教育長他11人)し、実施要項、登載者等の決 定を行っている。 ○県立学校の管理職選考における論述試験において、これまで 県立学校担当教育審議員及び県立学校人事担当主幹の2人で 採点を行っていたが、今年度の試験からは、人事担当以外の教 育審議員を加え、3人で採点を行う。その際、採点時には受考者 の名前がわからないようにして採点する。 ○筆記試験の出題内容の改善について検討する。 ○面接試験における質問事項の改善を検討する。 大分県 ○ ○1~7の項目に対して、公正性の確保の観点からどのようなこ とができるか、現在検討中である。 ○「教育行政の抜本的な改革に向けての内部調査要領」にもと づき、校長・教頭の登用に係る実態調査を実施した。 ○信頼される教育行政の構築に向けて、10月以降に始まる校 長・教頭登用試験等の見直しとともに、次年度以降に向けた検 証・改善に組織をあげて取り組む。

(9)

宮崎県 ○ ○校長、教頭等への昇任については、教職員人事異動方針に則 り、人格・識見・指導力ともに優れた適任者を校長(教頭)として 採用している。選考に当たっては、県教育委員会幹部職員による 面接や市町村教育長の評価等4段階のアセスメントを実施し、学 校の現状や候補者の職務行動評価等を踏まえて厳正な採用に 努めている。 ○合否の決定については、担当課で原案を作成し、各次長及び 教育長決裁までの過程を、組織的に厳正に実施している。 ○県教育委員会事務局内の各課(室)長、各出先機関の長、各 県立学校長、学校以外の教育機関の長に「コンプライアンス意識 の徹底について(通知)」を周知するとともに、市町村立学校長に もその趣旨を伝えた。・・・平成20年7月18日付け教育長通知 ○昇任をはじめ県教育委員会の執り行う全ての業務に関し、関 係者から職員に対して不当な働きかけがあった場合、それを記 録・公表する。(9月1日施行予定) 鹿児島県 ○ ○面接においては,第三者を面接委員に加えている。 ○採点に当たっては受験番号を整理番号に置き換え,事務担当 者が受験者を特定できないようにしている。 ○各業務段階ごとに複数の者が複数回チェックする体制を確立 している。 ○点数入力をはじめとする電算処理については,委託契約を結 んでいる民間企業が入力を行っており,セキュリティを確保してい る。 沖縄県 ○ ○平成21年度管理職候補者選考試験において、試験問題の持 ち帰りを許可することとした。 ○合否判定は選考委員会で判定するが、所属や氏名等を通し番 号化して審議した。 ○本庁内に業務改善検証委員会を設置し、担当者ヒアリングを 実施した。 ○選考試験担当者を2年以内に異動することとしている。 ○問題作成、面接、採点、データ入力等複数者でチェックする体 制を確立している。 ○平成21年度管理職候補者選考試験において、試験問題の持 ち帰りを許可することとした。 ○合否判定は選考委員会で判定するが、所属や氏名等を通し番 号化して審議した。 ○本庁内に業務改善検証委員会を設置し、担当者ヒアリングを 実施した。 ○選考に係る筆答及び論文の答案等データの保管を1年間とし た。 ○5名の教育委員により、選考方法についての担当者ヒアリング と選考資料の点検を実施した。 ○受験資格を緩和し、受験応募者を幅広く確保できるよう検討し ている。 札幌市 ○ 1 校長選考 ○本人申込制 ○論文検査及び面接検査を実施 ○論文検査の採点は受検者名、受検番号の匿名化を実施(受検 番号とは異なる整理番号を使用) ○論文検査の採点は複数人で実施 ○面接は行政職を含む複数人で実施 ○教育委員会会議において昇任者を決定 2 園長・教頭選考 ○本人申込制 ○一次検査として論文検査及び面接検査を実施 ○論文検査の採点は受検者名、受検番号の匿名化を実施(受検 番号とは異なる整理番号を使用) ○論文検査の採点は複数人で実施 ○一次検査の面接員に民間人を起用し、複数人で実施 ○一次検査の合格者名簿を全学校に送付 ○一次検査合格者は次年度に二次検査(面接)を受検する選考 方法を実施 ○教育委員会会議において昇任者を決定

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仙台市 ○ ○問題を公表している。 ○問題作成,採点,データ入力,集計等を複数者で行っている。 ○面接に行政職員も加わっている。 ○教頭選考については,1次試験の合否を全受験者に通知して いる。また,校長・教頭選考の候補者名簿登載の可否について, 全受験者に通知している。 ○筆記試験の採点時に,受験番号及び氏名を隠し,不正が行わ れないようにする。 ○候補者名簿登載者決定後に,登載名簿と判定資料を突合し, 再確認する。 ○答案用紙を3年間保管する。 ○今後も,必要に応じて改善策を検討していく予定である。 さいたま市 ○ ○複数でのチェックを通して公平・公正・厳正に選考している。 ○選考基準を一層明確にし、透明性を高めた。 ○一層の厳正化を図る方向で、複数でのチェックや特定の者に事務や権限が集中しないシステムについて、引き続き検討する。 千葉市 ○ ○経験年数等の資格を満たしている者は、誰でも受験することが できる。 ○第1次選考での筆答試験問題を公表している。 ○第2次選考では複数の面接委員による面接試験を実施してい る。 ○志願書に添付される所属長意見書・教育事務所長意見書を本 人の請求に基づき開示している。 ○選考の各段階における不正防止チェックを行っている。複数者 でチェック、各業務段階で独立した委員会、情報技術によるセ キュリティ、元データと選考後の確定データの突合作業 ○業務における受験者の匿名化を行っている。 ○選考に係る不正についての通報又は投書等の窓口を設置し ている。 ○教員採用選考等改善検討委員会を設置し、校長・教頭候補者 選考についても継続して検討することとした。 ○選考に関わるすべての職員の倫理研修会の充実 ○選考プロセスにおける教育委員の参加のあり方について検討 する。 ○選考プロセスについて点検を行ったが、他県等の状況も参考 に更に改善点がないか検討する。 横浜市 ○ ○試験問題は持ち帰り可  ①記述式2問(3問中2問選択)  ②課題論文1問 ○成績の開示は実施していないが、受験者や今後受験する人の 参考となるよう、筆記試験及び面接試験の概評と記述式及び課 題論文の出題意図と解答のポイント等を全校に対して配布して いる。 ○各業務段階ごとに複数者でチェックしており、また、試験問題 の作問や採点は外部に委託している。 ○採点者に受験者名や受験番号がわからないように配慮してい る。 川崎市 ○ ○教頭職への公募制の実施(チャレンジ教頭)。 ○選考実施要領の公表。 ○選考基準の公表。 ○複数の面接官による評定及び複数の者による小論文の評定 を実施している。 ○複数の者による評定会議の実施。 ○他都市の取り組み状況を参照し、より一層の公正性の確保に 向けた改善を検討する。 新潟市 ○ ○受検者と利害関係がある場合は,検査委員等に委嘱しない。 ○面接に民間人等の第三者を起用している。 ○検査問題については,複数作成,前日に決定し印刷している。 ○データ入力,集計を複数者でチェックしている。 ○採点及び採点後の集計時,受検者の氏名,受検番号を整理 番号に置き換え,受検者が特定できないようにしている。 ○教育委員による昇任選考プロセスの点検見直し。 ○選考基準の公表。

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静岡市 ○ ○試験問題を公表している。 ○各業務段階ごとに複数者でチェックする体制を確立している。 ○昇任者決定後に、再度、元データとの突合チェックをしている。 ○公正な面接試験の確保のため、該当者と利害関係・血縁関係 にある者は面接官として委嘱しない。 ○関係文書の保存期間を10年としている。 ○第二次試験(面接)委員に、新たに教育委員、行政職員が加 わる。 ○登用候補者の決定過程にも、新たに教育委員、行政職員が加 わる。 ○今後も公平性・公正性を確保するため、積極的に見直し・改善 に取り組んでいく。 浜松市 ○ ○受験者と利害関係のある場合は、面接委員、採点委員にしな い。 ○面接委員に、教育委員会関係者以外の者を起用している。 ○合否判定する協議は、3段階の場を設定し、それぞれ複数の 者による精査を経て合否判定する。 ○採点(面接)において、受験者の名前・番号をマスキングした り、整理番号にしたりして、受験者を特定できないようにした。 ○面接委員に、教育委員会関係者以外及び民間人の起用を拡 大していく。 名古屋市 ○ ○校長任用候補者選考審査において、教職実績書、課題報告 書、面接について3名以上の複数で客観的な評価基準により総 合評価し、候補者として名簿登載している。任用にあたっては、 名簿登載者の中から、校長任用候補者選考審査や学校訪問時 の管理主事面接等の結果をもとに、学校教育部長、教職員課 長、首席管理主事によるヒアリングを行っている。教頭任用候補 者選考審査も校長に準ずる。 ○校長(教頭)任用候補者選考審査基準を公表する。 京都市 ○ ○筆記試験,論文試験については,複数のもので採点し,相互 にチェックできる体制をひいている。 ○面接試験について,利害関係者を除外している。 ○筆記試験問題,解答,配点の公開を検討 ○論文題の公開を検討 ○選考基準の公開を検討 ○成績の本人開示を検討 大阪市 ○ ○校長・教頭等への昇任選考だけでなく、教員の人事異動につ いては、教育職ではなく行政職が主導で行っている。 ○また、筆答論文試験については、外部の有識者に問題作成及 び採点業務を委嘱しており、公平性・公正性の確保に努めてい る。 ○更に、面接試験についても、必ず複数の面接官で面接するこ とで恣意的な評価が行えないよう工夫を行っている。 ○最終的な選考に関しては、教育長を含め8人による合議制と なっており、恣意的な選考は出来ないようになっている。 ○平成20年8月30日の筆答論文試験より、問題の持ち帰りを可と したうえで、受験者全員に対して、「解答のポイント」を配布する。 堺市 ○ ○問題の持ち帰りが可能である。 ○採点は教育委員会事務局内の複数の職員で実施している。 ○採点に当たっては、採点者に氏名が分からないように配慮して いる。 ○民間人の同席のうえ、面接を実施し、適切な面接・運営方法の ための助言を得ている。 平成20年度実施から、 ○問題の一般閲覧を可能とした。 ○採点に当たり、採点者に氏名・受験番号が分からないように配 慮している。 ○保存期間の根拠規定を整理し、保存期間を決定する。 ○名簿搭載者の決定に、教育委員が参加する。 平成21年度実施から、 ○論文問題の評価の観点や出題の意図を明示する。 ○論文試験について、本人からの請求により、論文の評価を開 示する。 ○平成20年度実施から改善した事項の徹底も踏まえ、今後、さ らに新たな課題がないか検証する。

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神戸市 ○ ○校長選考の面接試験 面接官として教育委員、教育長、行政職の部長級以上の職員を 起用している。 ○筆記試験 複数者により筆記試験の評価・採点を行っている。 筆記試験の問題・解答を受験者全員に配布するとともに、公表し ている。 ○教頭選考における試験成績の開示 不合格になった者に対し、論文試験成績の開示を行っている。 広島市 ○ ○管理職への昇任については、「広島市学校教職員人事異動方 針」に基づき、それぞれ「広島市立学校長採用候補者選考要領 及び選考要項」、「広島市立学校教頭採用候補者選考要領及び 選考要項」を作成し、選考試験を実施している。 ○校長への昇任選考試験については、教頭暦2年以上の者全員 を対象とするとともに、2年未満の者についても校長の推薦により 受験を可としている。また、教頭については、所属する校長の推 薦を受けた者を対象としている。 ○試験は、校長については小論文、集団討論・集団面接、教頭 については、小論文、筆記試験・集団討論を1次試験においてそ れぞれ実施しており、さらに、2次試験にそれぞれ個人面接を実 施している。 ○管理職への昇任試験の改善については、今後、検討すること としている。 ○管理職への昇任試験の改善については、今後、検討すること としている。 北九州市 ○ ○試験問題・解答・配点の公表 ・試験問題を公表(情報公開請求者のみ開示) ○成績の本人への開示 ・選考後に本人(不合格者)の開示請求に基づき総合判定ランク (A,B,C)を開示 ○選考の各段階における不正防止チェック ・各業務段階ごとに複数者でチェックする体制を確立している。 ・採点者に受験者名や受験番号が分からないように配慮してい る。 ○関係文書の適切な保存 ・昇任選考に関する資料の保存年限を適切に定めている。 ○その他不正防止のための措置 ・選考に係る不正防止についての通報又は投書等の窓口を設置 している。 ・関係職員への倫理研修等を実施している。 平成21年度(平成20年度実施)昇任選考試験から、 ○成績の本人開示について、選考後に本人(不合格者)の開示 請求に基づき総合判定ランク(A,B,C)を開示をしていたものを 順位を開示することとした。 ○選考の各段階における不正防止チェックとして、合格者決定後 における各受験者の筆記試験の答案や面接の判定等の元デー タと選考後の確定データの突合チェックを行うこととした。 ○解答の公表 ○選考基準の公表

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福岡市 ○ ○試験問題の公表 ・ 試験問題(法令問題、論文の課題)を公表している。 ○選考の各段階における不正防止チェック ・各業務段階ごとに複数者でチェックする体制を確立している。 ・採点者に受験者名や受験番号が分からないように配慮してい る。 ・採点者・評定員は、複数職員により行っている。 ・情報管理の徹底のため、「管理職候補者選考試験情報管理マ ニュアル」を策定し、試験実施における情報管理体制の整備、試 験問題の作成・採点等の専用室の設置と利用のルール、電子情 報の廃棄や保存のルール、関係資料の保管、複写、持出、廃棄 などのルールを徹底している。 ・情報技術によりセキュリティを確保している。 ○ 公正な面接試験の確保 ・選考に不要な情報は願書等への記載や提出を求めないように している。 ・面接官(教育委員会事務局職員)は、学校出身者と行政職の職 員で構成している。 ○ その他不正防止のための措置 ・教員採用試験と同様、 「職員への不正な働きかけ等に関する 組織的対応に関する規程」、「福岡市職員相談サポートライン」、 「福岡市議会議員の政治倫理に関する条例」により、不正に対し 組織的に対応するシステム等が整備されている。 ○保存年限に関する明確な定めがなかった面接の判定書、論 文・筆記(法令問題)答案について、今年度から保存年限を明確 にする。 ○試験問題の持ち帰りや、論文・面接の判定基準の公表につい て検討している。 計 57 7 0 ※ 灰色の網掛けの欄は、具体的な改善事項の記述がないことから、点検状況の概要において、改善を行った県市、今後改善を検討している県市としてカウントしていない。

参照

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