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新たなこくほ制度が始まります 平成 30 年度から こくほは北海道と市町村が協力して運営します これまでは こくほは市町村ごとに運営されていましたが 平成 30 年 4 月から 北海道も市町村とともにこくほの運営を担うこととなります 市町村 市町村と北海道の新たな役割分担 市町村の役割 これまでどお

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北海道保健福祉部健康安全局国保医療課 〒060-8588 札幌市中央区北3条西6丁目 TEL(011)204-5244 平成30年2月

このようなときには

14日以内

に届出を。

届出にはマイナンバーカード(個人番号カード)、または マイナンバーのわかる書類と本人確認書類をお持ちください。 ※保険証と別に高齢受給者証をお持ちの方は、そちらも必要です。

届 出 は お 住 ま い の 市 町 村 の 窓 口 へ 。

必要なものは、市町村によって異なることがあります。 事前に電話などでご確認ください。 転入したとき 職場の健康保険をやめたとき、 被扶養者でなくなったとき 健康保険の任意継続が終了したとき 生活保護を受けなくなったとき 子どもが生まれたとき 転出するとき 職場の健康保険に加入したとき、 被扶養者となったとき 生活保護を受けるようになったとき 死亡したとき 住所・世帯主・氏名が変わったとき 保険証を汚したりなくしたとき 転出証明書、印鑑、本人と確認 できるもの、世帯員を追加する ときは保険証 職場の健康保険脱退証明書、 印鑑、本人と確認できるもの 任意継続の保険証又は健康保険 脱退証明書、印鑑、本人と確認 できるもの 生活保護廃止決定通知書、印鑑、 本人と確認できるもの 保険証、母子健康手帳、印鑑 保険証、印鑑 保険証、職場の健康保険の保険 証又は健康保険加入証明書、 印鑑 保険証、死亡を証明するもの、 印鑑 保険証、印鑑 本人と確認できるもの、保険証 (汚したとき)、印鑑 保険証、生活保護開始決定通知 書、印鑑 必要なもの その先の、道へ。北海道 Hokkaido. Expanding Horizons.

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ こくほへの加入  保険証(被保険者証)について  臓器提供の意思表示欄について  高齢受給者証について  退職者医療制度について  健康保険などの任意継続について 03 05 06 07 08 09 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ こくほで受けられる給付  高額療養費  限度額適用認定証・特定疾病療養受療証  入院時食事療養費・生活療養費  高額介護合算療養費  療養費・海外療養費・移送費  出産育児一時金・葬祭費  こくほが使えない診療や交通事故 10 11 14 15 16 18 20 21 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 保険料(税)について  保険料(税)の計算方法  保険料(税)の軽減  保険料(税)は納期までに  保険料(税)の納め方 22 23 24 25 26 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 特定健康診査・特定保健指導 27 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ジェネリック医薬品について 29 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30 後期高齢者医療制度 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 新たなこくほ制度が始まります 01

国 民 健 康 保 険

(2)

新たなこくほ制度が始まります

新たなこくほ制度が始まります 01 新たなこくほ制度が始まります 02  こくほの財政運営のしくみは変わりますが、加入者の方 の医療の受け方は変わりません。  また、保険料(税)の納付先や保険給付の申請、各種届け出 の窓口は、これまでどおりお住まいの市町村で変わりません。

●加入者にはどのような影響があるの?

 こくほは、勤務先の健康保険などの他の医療保険と比 べると、加入者に高齢者が多く、医療費が年々増加している 上に、所得水準が低いといった課題を抱えています。  これまでの市町村のような小さい単位での運営では、 医療費増加のリスクを抱えるには限界がある上に、少子 高齢化や人口減少により、地域によって加入者が減り続けて いく恐れもあります。また、市町村ごとに保険料が大きく 異なっているため、公平な加入者負担となっていません。  そのため、運営の単位を北海道全体に拡大し、国民皆 保険の要であるこくほを安定した制度として、次の世代に 引き継げるよう運営していくとともに、保険料を全道で同じ 水準に近づけていく(平準化)ことを目指します。  北海道もこくほの保険者となるため、保険証(被保険者証)や限度額 適用認定証等の様式が変わります。  交付済みの保険証は、平成30年4月1日以降の最初の更新の際に変更 となる予定です。それまでは、現在の保険証を使用することができます。

●なぜ、北海道と市町村が協力して運営する必要があるの?

●市町村と北海道の新たな役割分担

加入者 (被保険者) 市町村 北海道 北 海 道 全 体 で 国 保 を 運 営 す る 病院など (保険医療機関) 国保連合会 一部負担金を 支払う 診療を行う 医療費を 交付する 納付金を 納める 審査結果を 報告する 国保連合会を通じ、 残りの医療費を 支払う 保 険 証 を 交 付 す る 届 出 を し 、 保 険 料 ( 税 ) を 納 め る 残 り の 医 療 費 を 請 求 す る  これまでは、こくほは市町村ごとに運営されていました が、平成30年4月から、北海道も市町村とともにこくほの 運営を担うこととなります。

平成30年度から、

こくほ

北海道と市町村が協力して運営します。

市 町 村 の 役 割 北 海 道 の 役 割 平 成 3 0 年 4 月 か ら 変 わ る こ と 保険者証等の様式が変わります(→5ページ)  同一都道府県内で他市区町村へ住所が変わった場合でも、こくほの 資格の取得・喪失は生じません。  ただし、異動先の市区町村における「適用開始年月日」の記載された 保険証が交付されますので、今までどおり、市区町村に転入・転出の 手続が必要です。忘れずに届け出てください。 資格の所得・喪失が都道府県単位になります(→4ページ)  同一都道府県内であれば、他市区町村に転居した場合でも、平成 30年4月以降の療養において発生した高額療養費の多数回該当の該当 回数は引き継ぎ、通算されます。 高額療養費の多数回該当が都道府県単位で通算されます(→11ページ) これまでどおり、 身近な窓口として、 などを行います。 ●保険料の決定・徴収 ●資格管理(保険証の発行など) ●医療給付の決定・支給 ●きめ細かい保健事業 新たにこくほの運営に加わり、 安定的な財政運営の中心となり、 などを行います。 ●市町村が道に納める納付金や、  市町村ごとの標準保険料率を  算定・公表 ●事務の効率化、標準化、広域化  の推進 市町村 市町村 市町村 北海道 納付金を道へ納める 保険給付の費用を 市町村へ交付する かなめ

(3)

こくほへの加入

こくほへの加入 03 こくほへの加入 04  職場の健康保険や共済 組合などに加入している 方、生活保護を受けている 方などを除いて、その市町 村に住んでいる75歳未満 の方はみんなこくほの加入 者(被保険者)になります。  こくほでは、大人や子どもの区別なく、ひとりひとり が被保険者になりますが、加入は世帯ごととなり、届出 は世帯主が行います。

●加入は世帯ごとになります

 こくほの届出は、世帯主がまとめて行います。こくほ に加入する方、やめる方は、資格が発生した日や資格の なくなった日から14日以内にお住まいの市町村のこくほ の窓口に届け出てください。

●届出はお早めに

●お店などを経営している自営業の方 ●農業や漁業に従事している方 ●パート・アルバイトをしていて職場の健康保険  などに加入していない方 ●退職して職場の健康保険などをやめた方 ●3か月を超えて在留するなど、住民基本台帳法  の適用を受ける外国人で対象の方  (医療滞在ビザで入国した人などは除く) ※資格のある方は全員加入しなければなりません。

●こくほに加入するとき

●こくほをやめるとき

※届出が遅れると

 保険料(税)を資格が発生した日まで さかのぼって納めることになります。 また、届出前にかかった医療費は、やむ を得ない理由があると認められる 場合を除き、全額自己負担となります。

こくほに加入する方はこんな方です

●他の都道府県から転入してきた日 (職場の健康保険などに加入していない場合) ※資格の取得・喪失は都道府県単位になりますが、都道府県内の 他市区町村へ住所が変わった場合でも、市区町村へ転入・転出の 手続きをお願いします。 ●職場の健康保険などの資格がなくなった日  (退職日の翌日または任意継続が終了した日の翌日) ●生活保護を受けなくなった日

資格が発生する日

●他の都道府県へ転出した日の翌日 ※資格の取得・喪失は都道府県単位になりますが、都道府県内の 他市区町村へ住所が変わった場合でも、市区町村へ転入・転出の 手続きをお願いします。 ●職場の健康保険などに加入した日の翌日 ●生活保護を受け始めた日 ●後期高齢者医療制度の対象となったとき  ※75歳になったときは届出不要(→30ページ)

資格がなくなる日

(4)

 臓器提供意思表示欄への意思表示は、任意であり、 記入を義務づけるものではありません。ご家族など と話し合って、臓器提供についての意思表示をして おきましょう。

保険証

(被保険者証)

について

保険証(被保険者証)について 05 臓器提供の意思表示欄について 06

臓器提供の意思表示欄について

 こくほに加入すると、保険証(被保険者証)が交付され ます。保険証は、こくほに加入していることを証明し、 病院などを受診するときに保険の適用を受けるための 証明書となります。  交付されたら記載内容を確かめ、大切に取扱いましょう。  保険証の裏面には、臓器提供に関する意思を記載できる ようになっています。  病院などの窓口に、必ず保険証を提示しましょう。 かかった医療費の一部を負担することで、診療を受ける ことができます。 ※医療機関で支払う一部負担金の割合は、年齢などによって  異なります。詳しくは10ページをご覧ください。

●病院などにかかるときは

  臓 器 移 植 は 、病 気 や 事 故 に よって臓器の機能が低下したり、 機能しなくなったりした人に、 他の人の健康な臓器を移植して 機能を回復させる医療です。

●臓器移植とは

 次の1~3の事項が記載され、そのうち自分の意思に あう番号をひとつ選び「○」をつけます。

●意思表示欄には

 紛失したり、破れて使えなくなったときは、本人確認 ができるものを持って、市町村のこくほの窓口で再交付 の申請をしてください。

●紛失した場合は

  こ く ほ の 資 格 が な く な っ た と き は 、必 ず 保 険 証 を 市町村のこくほの窓口に返還しましょう。 ※こくほの資格がなくなったあと で 、こ く ほ の 保 険 証 を 使 用 し て 病 院 な ど を 受 診 し た 場 合 に は 、 こくほが負担した医療費を全額 返還していただくことになります。

●保険証の返還

1 脳死後および心臓が停止した死後のいずれでも、   移植のために臓器を提供します。 2 心臓が停止した死後に限り、移植のために臓器を   提供します。 3 臓器を提供しません。

意 思 表 示 欄 へ の 記 入 に つ い て

(5)

高齢受給者証について

高齢受給者証について 07 退職者医療制度について 08

退職者医療制度について

 70歳になると高齢受給者証が交付され、医療機関で 支払う一部負担金の割合が変わり、かかった医療費の 2割(※特例措置により誕生日が昭和19年4月1日まで の方は1割)の支払いで診療が受けられます。(現役並み の所得者は3割)   会 社 な ど に 長 年 勤 め て い た 方 が 、医 療 の 必 要 性 が 高 ま る 退職後にこくほに加入することによって、他の 公的医療保険に比べ、こくほの医療費などの負担が重く なるのを是正するための制度です。  ただし、新規適用は平成26年度までに条件を満たした 方で終了し、平成31年度で退職者医療制度は廃止され ます。

●退職者医療制度とは

 会社などを退職してこくほに加入した方(退職被保険 者)の医療費などについては、こくほ加入者と別に区分 して、退職被保険者の保険料と会社の健康保険などから の交付金でまかないます。また、退職被保険者の方には、 退職被保険者用の保険証が交付されます。  なお、退職被保険者の保険料(税)や受けられる給付の 内容は、こくほ加入者と変わりませんが、この制度が 正しく適用されないと、こくほに入る交付金が少なく なり、こくほの保険料(税)の上昇につながりますので、 必ず届出をしましょう。

●退職被保険者とこくほ加入者とのちがい

※一部負担金の割合の判定方法については10ページを  ご覧ください。  高齢受給者証は、70歳以上75歳未満の方に交付され ます。(70歳になる誕生月の翌月から対象。ただし、誕生 日が1日の方は誕生月から対象。)  この高齢受給者証には、医療機関で支払う一部負担金 の割合が記載されていますので、医療機関では「保険証 兼高齢受給者証」(または「保険証」と「高齢受給者証」の 両方)を必ず提示してください。 ※75歳になった方は、後期高齢者医療制度に加入すること  になります。詳しくは30ページをご覧ください。  北海道では、「保険証」と「高齢受給者証」の一体化を進めています。  平成30年度の更新時から、70歳以上の方には「保険証兼高齢受給 者証」が交付されます。(一部の市町村では、「保険証」と「高齢受給者 証」が別々に交付されます。) 会社の健康保険など 拠出金 こくほ

年齢別の保険証の区分

70歳 75歳 70歳になる誕生月まで →「保険証」で受診 75歳の誕生日から →「後期高齢者医療制度」に加入 70歳になる誕生月の翌月から →「保険証兼高齢受給者証」(または 「保険証」と「高齢受給者証」の両方)で 受診(1日生まれは誕生月から)

(6)

健康保険などの任意継続について

健康保険などの任意継続について 09 こくほで受けられる給付

こくほで受けられる給付

 会社員や公務員の方などが退職された場合には、退職 前に職場の健康保険などに2か月以上の加入期間があれ ば、退職後2年間は、以前の保険に継続して加入すること ができます。これを任意継続といいます。  任意継続とこくほでは、保険 料などが異なってきます。  任意継続については、職場の 健康保険などの事務所に、こくほ については、お住まいの市町村の 窓口にお問い合わせください。

●会社などを退職したとき

  保 険 証 を 医 療 機 関 の 窓 口 で 提 示 す る こ と に よ り 、 かかった医療費の一部を負担することで診療が受けられ ます。

●一部負担金

※70歳以上の方の一部負担金の割合の判定について ① 同一世帯に属する70歳以上の方全員が住民税課税   所得145万円未満の場合、2割(特例措置対象者は1割)   となりますが、1人でもその基準を超える方がいる場合、   その世帯の70歳以上の方全員が3割となります。 ② ①で3割と判定された場合であっても、70歳以上の   方全員の基礎控除(33万円)後の総所得金額などの   合計額が210万円以下である場合には、一部負担金   の割合は2割(特例措置対象者は1割)となります。 ③ ①・②で3割と判定された場合であっても、70歳以上の   方の収入の合計が520万円未満(70歳以上の方が1人の   場合は383万円未満)の場合、申請をすることで、一部   負担金の割合は2割(特例措置対象者は1割)になります。 10 ●手続き先 以前の職場の保険者 (全国健康保険協会(協会けんぽ)北海道支部、 各健康保険組合、各種共済組合 など) ●届出に必要なもの ・健康保険任意継続被保険者資格取得申請書 ・印鑑 など ※詳しくは、手続き先の保険者にお問い合わせください。

任意継続の手続きは、

退職後20日以内に

医療機関の窓口で支払う一部負担金の割合

●義務教育就学前・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2割 ●義務教育就学から70歳未満の方・・・・・・・・・・・・・・・・3割 ●70歳以上75歳未満の方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2割 ●70歳以上75歳未満の現役並み所得の方・・・・・3割 誕生日が昭和19年4月1日までの方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・特例措置により1割 ※「高齢受給者証」が保険証と別の場合は、  あわせて提示する

(7)

高額療養費

高額療養費(70歳未満の方) 11 高額療養費(70歳以上の方)12  支払った自己負担額が高額となったときは、高額療養 費が支給されます。高額療養費は月単位で、医療機関 ご と 、入 院・通 院 の 別 に 、そ れ ぞ れ の 自 己 負 担 額 が 21,000円以上のものを合計した額が、次の表の自己 負担限度額を超える場合に支給されます。

●70歳未満の方はこんなとき高額療養費が

 支給されます。

 月単位で自己負担額が次の表の自己負担限度額を 超える場合(75歳になる月は、個人ごとに以下の限度額 の2分の1が限度額になります。)に支給されます。

●70歳以上の方はこんなとき高額療養費が

 支給されます。

※1 所得要件の「ア」~「オ」は「認定証」(14ページ参照。)に記載   される区分を示しています。 ※2 「旧ただし書き所得」とは、総所得金額から基礎控除(33万   円)を引いた所得をいいます。 ※3 「多数回該当」とは、高額療養費の支給が過去12か月以内に   4回以上になったときの4回目からの限度額をいいます。 ※4 「現役並み所得者」とは、同じ世帯に基準所得以上(課税所得145万円以上かつ   収入383万円以上、2人以上の場合は収入520万円以上)の70歳以上75歳未満   のこくほ被保険者がいる人をいいます。 ※5 「一般」とは、収入の合計額が520万円未満(1人世帯の場合は383万円未満)   の場合及び旧ただし書き所得の合計額が210万円以下の場合も含みます。 ※6 「低所得者Ⅱ」とは、世帯主と世帯のこくほ被保険者全員が市町村民税非課税   の人をいいます。 ※7 「低所得者Ⅰ」とは、低所得者Ⅱの条件に加えて、その世帯の各所得が必要経費・   控除額(公的年金については控除額80万円)を差し引いたときに0円となる   人をいいます。 高 額 療 養 費( 7 0 歳 未 満 ) 所得要件 限度額 イ ウ エ オ ア ※1 旧ただし書き所得 600万円超~901万円以下 旧ただし書き所得 210万円超~600万円以下 旧ただし書き所得 210万円以下 住民税非課税世帯 旧ただし書き所得 901万円超 ※2 167,400円+ (総医療費-558,000円)×1% [多数回該当:93,000円] 80,100円+ (総医療費-267,000円)×1% [多数回該当:44,400円] 57,600円 [多数回該当:44,400円] 35,400円 [多数回該当:24,600円] 252,600円+ (総医療費-842,000円)×1% [多数回該当  :140,100円]※3 高 額 療 養 費( 7 0 歳 以 上 7 5 歳 未 満 ) 所得要件 (個人単位外来)限度額 (世帯単位入院含む)限度額 現役並み 所得者 一般 低所得者Ⅱ 低所得者Ⅰ ※4 ※5 ※6 ※7 課税所得 145万円以上 57,600円 14,000円 (年間上限額144,000円) 8,000円 8,000円 課税所得 145万円未満 住民税非課税 住民税非課税 (所得が一定以下) 80,100円+ (総医療費-267,000円)×1% [多数回該当:44,400円] 57,600円 [多数回該当:44,400円] 24,600円 15,000円 ※H30年7月まで ※H30年8月以降は下記の表に変わります。 所得要件 (個人単位外来)限度額 (世帯単位入院含む)限度額 現役並み 所得者 一般 低所得者Ⅱ 低所得者Ⅰ ※4 ※5 ※6 ※7 18,000円 (年間上限額144,000円) 8,000円 8,000円 課税所得 145万円未満 住民税非課税 住民税非課税 (所得が一定以下) 24,600円 15,000円 57,600円 [多数回該当:44,400円] 課税所得 145万円以上 380万円未満 課税所得 380万円以上 690万円未満 課税所得 690万円以上 80,100円+ (総医療費-267,000円)×1% [多数回該当:44,400円] 167,400円+ (総医療費-558,000円)×1% [多数回該当:93,000円] 252,600円+ (総医療費-842,000円)×1% [多数回該当:140,100円] 平成30年4月から、同じ都道府県内の他市町村への転出入であれば、 こくほの資格は継続されますので、高額療養費の多数回該当の該当 回数は通算されるようになります。

(8)

高額療養費(70歳未満の方と70歳以上の方の合算) 13 限度額適用認定証・特定疾病療養受療証 14

限度額適用認定証・特定疾病療養受療証

●高額な診療を受ける場合

※(世帯合算の対象となる負担額は、70歳未満の21,000円以上の 負担額、70歳以上については金額にかかわらず全ての負担額です。)

●70歳未満の方と70歳以上の方がいる世帯

 の高額療養費の計算例

Aさん(74歳 一般 1割負担) Bさん(45歳 所得要件:エ 3割負担)の2人世帯

●高額療養費の申請は、市町村のこくほの窓口へ。

●Aさん(外来)  総医療費 80,000円 限度額を超えない ため、払い戻しなし 限度額14,000円 保険給付 一部負担金 72,000円 8,000円 ●Aさん(入院)  総医療費 500,000円 Aさんの入院と外来の一部負担額を合算(8,000円+50,000円)し、 自己負担限度額57,600円との差額400円(☆)を払い戻し。 限度額57,600円 保険給付 一部負担金 450,000円 50,000円 ●Bさん(入院)  総医療費 400,000円 AさんとBさんの負担額を合算して Aさん57,600円+Bさん57,600円=115,200円 この世帯の限度額は70歳未満の限度額が適用されるので、57,600円が 世帯の自己負担限度額となります。 総支払額 115,200円 負担限度額57,600円なので差額57,600円(★)を払い戻し。 Aさんの入院分を足して58,000円(☆+★)が払い戻しとなります。 限度額57,600円 保険給付 高額療養費 280,000円 62,400円 一部負担金 57,600円 (計算方法)  入院などにより、医療費の負担が高額になる場合に は、あらかじめ市町村に申請して「認定証」(限度額適用 認定証または限度額適用・標準負担額減額認定証)の 交付を受け、医療機関などの窓口に提示することで、 同一の医療機関での同一月の自己負担額を高額療養費 の限度額までとすることができます。

●特定疾病の場合

 厚生労働大臣が指定する特定疾病の方は、自己負担限 度額が1医療機関につき、月1万円となります。  あらかじめ市町村に申請して、「特定疾病療養受療証」 の交付を受け、医療機関の窓口に提示してください。 ※70歳以上の一般または現役並み所得の方は、「保険証兼高齢  受給者証(又は高齢受給者証)」で所得区分の確認ができる  ので「認定証」は不要です。 ※同一月に複数の医療機関を受診した場合や、同一の医療  機関の受診でも、外来と入院で受診した場合には通算する  ことはできませんので、高額療養費の対象となる場合は、  市町村へ高額療養費の支給申請をしてください。 ※申請にはマイナンバーカード(個人番号カード)、またはマイ  ナンバーの分かる書類と本人確認書類をお持ちください。

高額療養費の申請に必要なもの

●保険証、印鑑 ●医療機関が発行した領収書 ●世帯主の預金口座番号がわかるもの

厚生労働大臣が指定する特定疾病

●人工透析を必要とする慢性腎不全  (※70歳未満の上位所得者は、自己負担限度額が2万  円となります。) ●先天性血液凝固因子障害の一部(血友病)  (血液分画製剤を投与している先天性血液凝固第Ⅷ  因子障害又は先天性血液凝固第Ⅸ因子障害) ●血液凝固因子製剤の投与に起因するHIV感染症 ※上位所得者とは、世帯に属するすべての被保険者の旧ただし書き所得の 合計額が600万円を超える世帯に属する被保険者をいいます。

(9)

入院時食事療養費・生活療養費

入院時食事療養費・生活療養費 15 高額介護合算療養費 16

高額介護合算療養費

 入院したときの食事代は、他の診療などにかかる費用 とは別に負担することになります。

●入院したときの食事代

※1 平成30年4月より460円になります。 ※2 ①の該当者で平成28年4月1日において、既に1年を超えて精神病床   に入院している方の負担額は経過措置として※2の額となります。  医療保険及び介護保険の世帯の自己負担額の合計額 が著しく高額になる場合に、次の表の自己負担限度額 を超える分が申請により払い戻されます。 ※入院時の食費負担や差額ベッド代などは含みません。 1 入 院 時 の 食 費 の 負 担 額( 1 食 あ た り ) 旧ただし書き所得 901万円超 旧ただし書き所得 600万円超~901万円以下 旧ただし書き所得 210万円超~600万円以下 所得要件 212万円 141万円 67万円 旧ただし書き所得 210万円以下 60万円 住民税非課税世帯 34万円 限度額 【 7 0 歳 未 満 】  上記の金額は、毎年8月 ~ 翌 年 7 月 ま で の 期 間 を 計算したもので12か月相当 の自己負担上限額です。  高額介護合算療養費の 申請は、毎年7月までの期間 の分を8月以降に行うこと になります。 ※ 難病など入院医療の必要性の高い方については、居住費の負担はあり   ませんが、1の入院時の食費の負担額を負担することになります。

●療養病床に入院する65歳以上の方は、

食事と

 居住費を負担することになります。

 1、2の②、③に該当する方は、あらかじめ市町村に 申請して「限度額適用・標準負担額減額認定証」の交付を 受け医療機関の窓口で提示することが必要です。 2 療養病床に入院する65歳以上の方の食費・居住費の負担額 ※ 一部の保険医療機関では、420円の場合もあります。 ② ③ ① 住民税非課税世帯 低所得者Ⅱ 低所得者Ⅰ 住民税課税世帯 区 分 1食あたりの食費 1日あたりの居住費 210円 130円 460円 370円 370円 370円 ※ 住民税 課税世帯 住民税 非課税世帯 低所得者Ⅱ 区 分 一般(下記以外の方) 指定難病、小児慢性特定疾病の方 90日までの入院 過去12か月で90日を超える入院 210円 260円 160円 100円 360円 低所得者Ⅰ ※2 ※1 ① ② ③

(10)

※1 収入の合計額が520万円未満(1人世帯の場合は383万円   未満)の場合も含みます。 ※2 ※1に加え、旧ただし書き所得の合計額が210万円以下の   場合も含みます。  次のような場合は、医療費の全額を医療機関に支払って から、こくほの窓口で申請してください。  市町村が申請内容を審査し、申請が認められた場合 には、自己負担分を除く金額が療養費として後日支給 されます。 ①急病などでやむを得ず  保険証を持たずに受診  したとき ②医師が必要と認め、コル  セットなどの治療用装具  をつくったとき ③ 医 師 が 必 要 と 認 め た 、  はり・きゅう・マッサージ  などの施術を受けたとき

●医療費を全額支払ったとき

【70歳以上75歳未満】  災害などによる資産の重大な損害や失業などによる 収入の著しい減少などにより、一時的に生活が困窮し、 医療機関に一部負担金を支払うことが困難なときは、 申 請 に よ り 、そ の 生 活 状 況 などに応じて、一部負担金の 減額、支払いの免除又は支払 いの猶予の措置を受けること ができる場合があります。  詳しくは市町村の窓口に お問い合わせください。

●一部負担金の支払いが困難なとき

※申請にはマイナンバーカード(個人番号カード)、またはマイ  ナンバーの分かる書類と本人確認書類をお持ちください。

療養費・海外療養費・移送費

高額介護合算療養費 17 療養費・海外療養費・移送費 18 ※H30年8月以降は下記の表に変わります ※H30年7月まで 所得要件 課税所得145万円以上 67万円 現役並み所得者 課税所得145万円未満(※1、2) 56万円 一般 住民税非課税 31万円 低所得者Ⅱ 住民税非課税(所得が一定以下) 低所得者Ⅰ 19万円 限度額 所得要件 課税所得145万円以上380万円未満 67万円 課税所得380万円以上690万円未満 141万円 課税所得690万円以上 212万円 現役並み 所得者 課税所得145万円未満(※1、2) 56万円 一般 住民税非課税 31万円 低所得者Ⅱ 住民税非課税(所得が一定以下) 低所得者Ⅰ 19万円 限度額

療養費の申請に必要なもの

 保険証、印鑑、世帯主の預金口座番号がわかる ものなど。また上記①~③の事例に応じて次の 書類が必要となります。 ①の場合:領収書、診療内容明細書 ②の場合:領収書、医師の証明書 ③の場合:領収書、医師の同意書、施術明細書 ※その他必要な書類については、事前に市町村の窓口に  お問い合わせください。

(11)

海外療養費の申請に必要なもの

出産育児一時金・葬祭費

療養費・海外療養費・移送費 19 出産育児一時金・葬祭費 20 ①直接支払制度について  直接支払制度を利用しない場合、あるいは、制度を利用 した場合でも出産費用が出産育児一時金の支給額に満たない とき(差額分がある場合)は、こくほの窓口に出産育児一時 金の申請ができます。 ※申請には「保険証」や「出生の証明書」などが必要となります  ので、事前に市町村の窓口にお問い合わせください。 ②直接支払制度を利用しない場合などについて

●子どもが生まれたとき

●海外渡航中に医療機関にかかったとき

手続きに必要なもの 保険証、印鑑、預金口座番号がわかるもの など  こくほの加入者が出産したときは、世帯主に対し出産 育児一時金が支払われます。なお、死産や流産の場合で も、妊娠4か月以上であれば支給の対象となります。  海外渡航中(治療目的で渡航した場合を除く)に急病 やけがにより、やむを得ず治療を受けたときは、帰国後 にこくほに申請することにより、審査で認められれば、 海外療養費が支給されます。  ※海外療養費の支給対象となるのは、日本国内で保険診療として認め  られている医療行為に限られます。また、治療目的で海外へ渡航し  診療を受けた場合は、支給対象となりません。(ただし、海外での臓器  移植については、やむを得ないと認められる場合は支給されます。)

●加入者が亡くなったとき

 こくほの加入者が死亡したときは、葬祭を行った方に 葬祭費が支給されます。  直接支払制度を利用すると、出産育児一時金がこくほから 医療機関へ直接支払われるため、出産費用などの支払いが、 出産費用から出産育児一時金を引いた残りの額だけで済む の で 、医 療 機 関 で の 出 産 に 際 して、まとまったお金を事前に 用意する必要がなくなります。 ※この制度を利用するには、医療  機関での手続きが必要です。  まず、出産予定の医療機関に  お問い合わせください。 ●保険証、印鑑、世帯主の預金口座番号がわかるものなど ●医療機関などが作成した診療内容明細書及び  領収明細書(外国語で作成されている場合は、  日本語の翻訳文も必要) ●パスポート ●海外の医療機関などに照会する同意書 など

移送費の申請に必要なもの

●保険証、印鑑、世帯主の預金口座番号がわかるものなど ●医師の意見書 ●領収書(移送の区間、距離、方法のわかるもの)

●移送の費用がかかったとき

 医師の指示による、緊急的な重病人の入院や転院など の移送を行った場合、その移送にかかった費用をこくほ に申請し、認められれば移送費が支給されます。 ※通常の通院にかかる交通費などは支給の対象外です。 ※申請にはマイナンバーカード(個人番号カード)、またはマイ  ナンバーの分かる書類と本人確認書類をお持ちください。 ※申請にはマイナンバーカード(個人番号カード)、またはマイ  ナンバーの分かる書類と本人確認書類をお持ちください。

(12)

保険料

(税)

について

こくほが使えない診療や交通事故などの被害にあった時 21 保険料(税)について 22

こくほが使えない診療や

交通事故などの被害にあった時

国民健康保険料

(税)

の内訳

 次のような場合は、こくほの給付は受けられません ので、全額自己負担になります。

●こくほが使えない診療

●年齢別の保険料

(税)

の内訳

 交通事故に限らず、第三者から傷害を受けた場合、医療 費は加害者が負担するのが原則です。  こくほで治療を受けたときの医療 費は、後日、こくほが被害者に代わって 加害者などに請求することになります。 ・交通事故や労働災害などの治療の場合には、市町村の  こくほの窓口に届出が必要です。 ・示談の前に必ず、こくほの窓口にご相談ください。 ※加害者から治療費用を受け取り、示談が成立してしまうと、  こくほが立て替えた医療費を、あなたに返還していただく  ことがあります。

●交通事故などの被害にあった時

 こくほに加入すると、国民健康保険料(税)を納める 必要があります。  国民健康保険料(税)は、医療分と後期高齢者支援金分 (支援金分)の合計ですが、40歳以上64歳以下の方は、介護 保険の保険料(介護分)も、国民健康保険料(税)と一緒に 納めます。 1 保険診療以外のもの 2 仕事上での病気やケガで、労災  保険の適用を受けられる場合や、  犯罪行為・ケンカや泥酔などの  理由による病気やケガ ●人間ドック ●予防注射 ●軽度のわきがやしみ ●美容整形 ●歯列矯正 ●正常な妊娠、出産 ●経済上の理由による妊娠中絶 など 医 療 分 支援金分 40歳未満の方 と を合わせた額を納めます。 介護保険の被保険者ではないため、介護分はありません。 40歳から64歳までの方 介 護 分 医 療 分 、支援金分 及び を合わせた 額を納めます。 (介護保険第2号被保険者) 介護保険料は、国民健康保険料(税)とは別に納めます。 65歳以上の方 医 療 分 と 支援金分 を合わせた額を納めます。 (介護保険第1号被保険者) ※届出にはマイナンバーカード(個人番号カード)または、マ  イナンバーの分かる書類と本人確認書類をお持ちください。 皆さんの医療費をは じめ、出産育児一時 金、葬祭費などの給付 費にあてられます。 後期高齢者医療 の医療費にあて られます。 介護給付費に あてられます。 医 療 分 支援金分 介 護 分

(13)

保険料

(税)

の軽減

保険料

(税)

の計算方法

保険料(税)の計算方法 23 保険料(税)の軽減 24 ※料(税)率は市町村によって異なるほか、市町村によっては、  資産割や平等割を課していない場合もあります。  倒産、解雇、雇い止めなどで離職された方(非自発的失業 者)の保険料(税)が、申請により軽減されます。

●解雇や倒産などで離職した方に対する軽減

 4月1日時点(年度の途中でその市町村のこくほに加入 した世帯は、その市町村のこくほ加入者となった時点) で、下の表に当てはまる世帯は、保険料(税)の平等割額 と均等割額が軽減されます。(申請は不要です。)

●低所得世帯に対する軽減

 世帯主が他の健康保険に加入していても、世帯の中に こくほ加入者がいれば、世帯主に納付義務があります。

●保険料

(税)

を納める人は世帯主です

対象となるのは次のいずれにも該当する場合です ①平成21年3月31日以降に離職した ②離職時点で65歳未満である ③雇用保険の特定受給資格者又は特定理由離職者である  ことが、雇用保険受給資格者証で確認できる 軽減の内容  離職日の翌日の月からその翌年度末まで(最大2年間)、 対象となる方の前年の所得のうち「給与所得」を30/100と して、保険料(税)の所得割額を計算します。 医 療 分 、支援金分 、 介 護 分 保険料(税)は、 ごとに、次のように計算されます。 保険料(税)の額 ●所得割額 その世帯のこくほ加入者(介護分 については40~64歳の方のみ) の所得から33万円を差し引いた 金額の合計 市町村が定める 所得割料(税)率 ●平等割額 市町村が定める一世帯あたりの額 ●資産割額 その世帯のこくほ加入者(介護分 については40~64歳の方のみ) に課されている固定資産税額 市町村が定める 資産割料(税)率 ●均等割額 市町村が定める一人あたりの額 そ の 世 帯 の こ く ほ 加入者数(介護分に ついては40~64歳 の方のみの数) ●手続き先 : 各市町村のこくほ窓口 ●手続きに必要なもの : 雇用保険受給資格者証、保険証 など ※ここでいう「前年の所得」には、世帯主がこくほ以外の健康  保険に加入している場合でも、世帯主の所得を含みます。 33万円 33万円+(27.5万円×加入者数) 33万円+(50万円×加入者数) 前年の所得が次の金額以下の世帯 7割 5割 2割 軽減割合

(14)

特別徴収(天引き)の対象になるのは 次のいずれにも該当する場合です 資格証明書が交付される場合があります。 保険給付が差し止められる場合があります。 財産が差し押さえられる場合があります。

●保険料

(税)

の支払は便利な口座振替で!

●年金からの特別徴収

(天引き)

について

●保険料

(税)

の納付が困難なときは

●特別な事情なく保険料

(税)

を滞納すると

 一度の手続きで毎回の保険料(税)が、指定の口座から 自 動 的 に 引 き 落 と さ れ ま す の で 、納 め 忘 れ の 心 配 が なく、安心で便利です。  保険料(税)を滞納することは、他の加入者の皆さんの 負担を重くすることにつながります。  災害や所得の大幅な減少などの特別 な 事 情 で 保 険 料( 税 )を 納 め る こ と が 困難なときは、早めに各市町村の担当 窓口にご相談ください。  申請によって、保険料(税)の減免や分割 納付などが認められることがあります。

●正しい所得を申告しましょう

 保険料(税)は前年の所得をもとに計算されます。 所得 の申告がないと、低所得世帯に対する保険料(税)の軽減 や高額療養費の自己負担限度額の判定が正しくできない 場合があります。  保険証の代わりに資格証明書が交付されることがあります。  資格証明書で病院にかかった場合はいったん医療費の 全額を支払わなければなりません。 (後日、保険給付分の払い戻しを申請できます。)  滞納が続くと高額療養費などの保険給付が差し止められる 場合があります。  預貯金や生命保険などの財産調査や差押えが行われること があります。 ①世帯主がこくほに加入している ②世帯内のこくほ加入者全員が65歳以上である ③世帯主が年額18万円以上の年金を受給している  ただし、介護保険料と国民健康保険料(税)との合算額が 年金受給額の1/2を超える場合には、国民健康保険料(税) は特別徴収されません。 ※特別徴収の対象の方については、条件を満たせば口座振替  による納付ができますので、お住まいの市町村にご相談くだ  さい。 ●手続き先  各市町村窓口、各市町村の指定金融機関又は郵便局 ●手続きに必要なもの  ・納付通知書  ・預金通帳  ・印鑑(通帳の届出印)など

保険料

(税)

の納め方

保険料

(税)

は納期までに

保険料(税)は納期までに 25 保険料(税)の納め方 26

(15)

特定健康診査・特定保健指導

特定健康診査・特定保健指導 27 特定健康診査・特定保健指導 28

●生活習慣病予防の必要性

 不規則な食生活や運動不足などの生活習慣は、やがて 肥満症、高血圧症、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病 の発症を招き、重症化すると心筋梗塞や脳卒中などを 発症することになります。  このような事態を避けるためには、早い段階で生活習慣 病の原因となる危険因子を発見することが必要です。

●特定健康診査・特定保健指導

 市町村では、こうした生活習慣病を予防するため、 特定健康診査と特定保健指導を実施しています。  対象者は年度中に40歳から75歳の年齢に達する こくほの加入者です。(受診する時点で75歳以上に達して いる方は、お住まいの市町村にお問い合わせください。 また、長期入院や施設入所 の方を除きます。)  特定健康診査で特定保健 指 導 の 対 象 と な る メ タ ボ リックシンドローム(※診断 基準については、28ページの表 をご覧ください。)の該当者・ 予備群の方を発見します。  特定保健指導の対象となった方には、個々人の状況に 合わせた食事指導や運動指導などの保健指導を実施 します。  生活習慣病の予防・早期 発見のため、毎年特定健康 診査・特定保健指導を受けま しょう。  詳しくは、市町村のこくほ の窓口にお問い合わせくだ さい。 メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の 診断基準 ※必須項目に加え、追加項目の2項目以上に該当する場合、  メタボリックシンドロームと診断されます。 ※特定保健指導は診断基準のほか、BMI(体格指数)の値や喫煙  歴などによっても対象となる場合があります。 必須項目 腹 囲 脂質異常 高血圧 高血糖 追加項目 男≧85cm 女≧90cm 中性脂肪≧150mg/dl または HDLコレステロール<40mg/dl (いずれにも該当する場合を含みます。) 最高(収縮期)血圧≧130mmHg または 最低(拡張期)血圧≧85mmHg (いずれにも該当する場合を含みます。) 空腹時血糖≧110mg/dl

(16)

ジェネリック医薬品について 29

後期高齢者医療制度

ジェネリック医薬品について

30 後期高齢者医療制度

振 り 込 め 詐 欺 に ご 注 意 く だ さ い !

 市町村では、特定健康診査・特定保健指導をはじめと する健康づくりやジェネリック医薬品の使用促進に よる患者さんの医療費の負担の軽減などの取り組みを 行っています。  市区町村や社会保険事務所の職員を名乗り、「保険料 (税)や医療費の還付金があります」などと電話をかけて きて、お金を振り込ませようとする詐欺が発生しています。  保険料(税)や医療費の還付などの通知は郵送で行われ、 金融機関等でATMの操作を求めることは絶対にありません。 不審な電話や訪問には、くれぐれも ご注意ください。  後期高齢者医療制度は、75歳以上の方の医療を国民 全体で支えあうしくみです。  運営主体は、北海道後期高齢者医療広域連合ですが、 保険証の引渡しや届出の受付などは、市町村の窓口で 行います。  医療費は、保険料のほか、現役世代からの支援金と公費 で支払われています。  そのほか、高額療養費や高額介護合算療養費、療養費 などの支給があります。 対象になる方(加入者)  新薬は有効成分の研究をはじめ、有効性・安全性を確認 するための実験など、開発に膨大な時間と費用を必要 としますが、ジェネリック医薬品の場合は、すでに有効性 や安全性が確認されている薬と同じ成分の薬を製造する ため、開発費用を低く抑えることができます。このため、 薬代の価格差で家計の負担軽減が期待できます。ただ、 新薬には特許期間(20年程)があり、この期間ジェネ リック医薬品はありません。  ジェネリック医薬品を希望するときは、まず医師・ 薬剤師に相談しましょう。

ジェネリック医薬品って何??

●75歳以上の方  加入の届出は不要です(75歳の誕生日の前日までに保険証が  届きます)。 ●65~74歳の方で、一定の障がいがあり、広域連合の  認定を受けた方  市町村の窓口へ申請が必要です。 受けられる給付  医療機関の窓口で保険証を提示すると、医療費の一部を負担 することで診療が受けられます。 医療機関の窓口で 払う一部負担金 1割 (現役並み所得の方3割) 約5割 国・道・市町村の公費 一部負担金 約4割 現役世代からの支援金 約1割 保険料 警察に相談を! 全国共通(電話♯9110) 緊急の場合は110番 ATM

参照

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