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単一細胞レベルでの抑制性グルタミン酸レセプター遺伝子の抽出

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Academic year: 2021

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Title 単一細胞レベルでの抑制性グルタミン酸レセプター遺伝子の抽出( はしがき ) Author(s) 渡邊, 和子 Report No. 平成9年度-平成10年度年度科学研究費補助金 (基盤研究(C)(2) 課題番号09680762) 研究成果報告書 Issue Date 1998 Type 研究報告書 Version URL http://hdl.handle.net/20.500.12099/384 ※この資料の著作権は、各資料の著者・学協会・出版社等に帰属します。

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中枢神経系における興奮性神経伝達物質であるグルタミン酸(Glu)

は、記憶・学習に重婁な脳部位である海馬や大脳皮質連合野におい

て、シナプス電位を可塑的に増強する辛が報告され、記憶形成に重

婁な役割を果たしていることが明らかになりつつある。情報伝達磯 構には、興奮性プロセスと同時に抑制性プロセスも重婁である。こ れまで、中枢神経系における抑制性情報伝達はその役割をG膿Aが 果たしていると考えられてきた。しかし近年、グルタミン酸がある

特定部位の神経細胞において抑制性応答を示すことが、魚脊椎動物

および各椎動物の神経系で見いだされるようになった。この応答を 介する抑制性グルタミン酸レセプターの存在は、中枢神経系内にお ける興奮伝達網整に新しい機構があることを示唆し、その棟能的意 義が注目されている。しかしこのグルタミン酸抑制性レセプターは、

複雑な中枢神経系内においてその存在比率が非常に小きいためにま

だクローニングされるに至っていない。

g血a血a神経節細胞においてもその殆どの細胞は興奮性グルタミ

ン酸受容体を有していることが電気生理学的に明らかになっている

が、我々は、この神経節の特定の細胞においてGluが抑制性応答を

示すことを丸いだした。この抑制性応答は、かレモジュリンキナー

ゼⅠⅠを介して、既存のG各色阻害剤に非感受性のG蛋白と連結し

たカリウムチャンネルの開閉を調節することにより細胞を過分極き

せる新しいタイプのグルタミン酸受容体により昇現している。 本研究では、このg血∂血∂神経細胞における抑制性グルタミン酸 レセプターをコードしている遺伝子を、単一ニューロンレベルでの 分子遺伝学的な解析技術を駆使して、g血。血。の細胞から抽出する ことを目的とした。

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