『古今和歌六帖』の「萬葉連番歌」一覧
著者
池原 陽斉
雑誌名
日本文学文化
号
13
ページ
122-138
発行年
2014-02-20
URL
http://id.nii.ac.jp/1060/00006406/
Creative Commons : 表示 - 非営利 - 改変禁止 http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/3.0/deed.ja﹃
古
今
和
歌
六
帖
﹂
の
﹁
寓
葉
連
番
歌
﹂
一
昨
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本一覧は、﹃寓葉集﹄の本文、加点史、享受などの研究に 資することを目的とし、﹃古今和歌六帖﹄の﹁寓葉連番歌﹂ と、その引用元と目される寓葉歌を掲出したものである。 ﹁寓葉連番歌﹂とは、上田英夫によって﹃六帖﹄における 高葉歌の採取環境を探るための基本的な資料と認定された歌 群をさす。具体的には、﹃寓葉集﹂の排列と同様の順序(な いしは逆順)で﹃六帖﹄にとられている寓葉歌のことであ る。作者名なども一致する場合のおおいことから、連番歌は 上田や平井卓郎によって﹃蔦葉集﹄から直接採取されたこと が 確 実 視 さ れ て い る 。 その一方で、﹁六帖﹂所収の高葉歌全体については、天暦 古点の残影をつたえるものとの見解もあるが、現在では伝謂 歌をおおくふくむとの見解も有力で、こういった研究動向を 加味すると、位置づけが明確になっていない面もある。 明確にしえない理由としては、﹃六帖﹂に中世末期をさか のぼる写本がったわらないこと、院政期以前の高棄加点の実池
陽
斉
原
態がつかみがたいことなど、いくつかの要因が考えられる が、もっともおおきな理由は、﹁六帖﹄所収の高葉歌が四桁 をかぞえ、その全体像の把握が困難であるとい、1
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に あ る の で は な い か と お も わ れ る 。 この難点は、迂遠でも逐一の検討をつみ重ねていくことに よって解決していくほかないだろう。本一覧はその第一歩で ある。とくに連番歌については、上田も、上田説を修正した 平井も、番号のみを掲出し本文を提示していない。そこで、 連番歌の全体像を把握するための材料として、本一覧を作成 した。該当歌はもちろん、前後の題詞・左注(寓葉歌)、詞 書・作者名表記・注記(六帖歌)についても、参考になると おもわれる材料についてはすべて掲出した。 まずは上田、平井の認定を参照し、、った番号のみを提示す れば以下のとおりとなる。なお、後掲する一覧自体は﹁六 帖﹄を基準に排列したので、ここでは﹃寓葉集﹄の順序によ ってならべた。なお、六帖歌と宮内葉歌の順序が逆転する場合1
2
2
に は 、 宝 ハ 帖 ﹂ の 順 序 に よ っ て 逆 順 と し 、 っ て し め し た 。 巻 二 券 ] 一 一 一 巻 四 巻 六 巻 七 巻 八 巻 巻 十 九 巻 十 その旨を傍線によ 一O七、O八二二二、二三(二組四首) 二四三、四二ご組二首) 六 七 O 、 七 一 ( 一 組 二 首 ) 九O八、O九九九三、九四(二組四首) 一一八六、八七二二O一、O二(二組四首) 斗困対対ーオ到一四七二、七三 一五三七、三八一六二四、二五(四組八首) 一 七 一 八 、 一 九 ( 一 組 二 首 ) 一八一五、二ハ一八二O、二一 斗川剖﹄吋叶到一八八O│八二 一九一二、二一一一九一七、二ハ 一九八三、八四斗ゴ川回 1 叶 ヨ 三 八 八 、 八 九 ゴ ゴ 寸 到 ﹂ 副 二二四八、四九二二五五、五六、五七 二二七四、七五二三一O、一一 二三二三、二四二三四三、四四(十六組三十四首) 二五四六、四七二六三七、三五、三六 二七五七、五人二八一二、二二 二 八 一 八 、 一 九 ( 五 組 十 一 首 ) 巻十九 四二二九、四O四一四八、四九 四一九O、九一四一九九、二O 四二O四、O五四二七O、七一 四 四 五 五 、 五 六 ( 一 組 二 首 ) 六 組 十 二 首 ) 巻二十 なお、ここでは厳密な連番歌のみを掲出したが、ほかにも ﹃六帖﹄の題にあわせて分載されたことが明確な例や、一番 飛ばしで採取されたとおぼしき例も六十程度あり、広義の連 番歌は百四十程度と考えられる。紙数の都合で提示すること はできなかったが、このような例も﹃高葉集﹄から直接採取 された可能性がたかく、六帖所収の蔦葉歌の検証にあたって は 注 目 す べ き 一 群 で あ る 。 ただし、本一覧はあくまでも資料提示を目的とするので、 具体的な検証は別途おこないたい。 q J 9 “ 唱 E A 主 ( l ) 上 田 英 夫 ﹁ 古 今 和 歌 六 帖 と 寓 葉 集 訓 点 ﹂ ( ﹃ 宮 内 葉 集 訓 黙 の 史 的 研 究 ﹄ 塙 書 房 ・ 一 九 五 八 ) ( 2 ) 平 井 卓 郎 ﹁ 古 今 和 歌 六 帖 と 万 葉 集 ﹂ ( ﹃ 古 今 和 歌 六 帖 の 研 究 ﹄ 明 治 書 院 ・ 一 九 六 四 、 初 出 一 九 五 八 ) 。 な お 、 河 野 頼 人 ﹁ 春 雨 に 衣 は ﹂ か ら ﹁ 春 雨 の 心 は ﹂ へ │ │ ﹃ 万 葉 集 ﹄ 巻 十 の 一 九 一 七 番 歌 に み る 異 伝 発 生 の あ る 場 合
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﹂ ( ﹃ 万 葉 研 究 史 の 周 辺 ﹄ 和 泉 書 院 ・ 一 九 九 二 、 初 出 一 九 八 九 ) の よ う に 、 連 番 歌の 直 接 採 取 を 否 定 す る 向 き も あ る が 、 稿 者 は 上 回 ら の 見 方 を 追 認 す る 。 具 体 的 な 検 証 に 関 し て は 別 稿 を 用 意 し て い る 。 ( 3 ) 前 掲 1 上 回 、 山 田 孝 雄 ﹁ 寓 葉 集 と 古 今 六 帖 ﹂ ( ﹃ 寓 葉 ﹄ 第 三 号 ・ 一 九 五 二 ) な ど 。 ( 4 ) 大 久 保 正 ﹁ 古 今 和 歌 六 帖 の 高 葉 歌 に つ い て ﹂ ( ﹃ 寓 葉 の 伝 統 ﹄ 塙 書 房 ・ 一 九 五 七 、 初 出 同 年 ) 0 ﹃ 六 帖 ﹄ 所 収 の 寓 葉 歌 の 位 置 づ け に つ い て は 、 福 田 智 子 ﹁ 題 と 本 文 の 間 │ │ ﹃ 古 今 和 歌 六 帖 ﹂ 諸 本 の 本 文 異 同 と ﹃ 万 葉 集 ﹄ │ │ ﹂ ( ﹃ 同 志 社 国 文 学 ﹄ 第 七 十 八 号 ・ 二 O ご 二 な ど 、 近 時 も 議 論 は お お い が 、 い ま は 大 筋 を し め す に と ど め る つ ( 5 ) ﹃ 六 帖 ﹄ 所 収 の 高 葉 歌 の 認 定 数 に つ い て は 、 具 廷 鏑 ﹁ 古 今 和 歌 六 帖 の 万 葉 歌 │ │ 万 葉 集 か ら の 直 接 採 取 を め ぐ っ て │ │ ﹂ ( ﹃ 文 化 継 承 論 集 ﹄ 第 二 巻 ・ 二 OO 五 ) が 先 仔 説 を 網 羅 し て い て 便 利 で あ る 。 ( 6 ) 前 掲 2 平井 ( 7 ) も っ と も 顕 著 な 例 は 、 ﹁ 六 帖 ﹄ 第 六 の 三 九 O 六 、 O 七 と 四 二 八 九 、 九 O で 、 こ の 二 歌 群 は ﹁ 蔦 葉 集 ﹂ 巻 六 の 一 四 六 Oi 一 四 六 三 ま で を ﹁ つ は な ﹂ 、 ﹁ か う か の 木 ﹂ と い う 題 に よ っ て 分 載 し た と 目 さ れ る 。 ( 8 ) た と え ば 、 ﹃ 六 帖 ﹄ 第 二 の 八 三 一 1 一 二 三 は 、 ﹃ 寓 葉 集 ﹄ の 斗 ゴ ↓ 一 一 一 一 一 ー ー 二 二 三 九 二 二 三 三 の 順 で 排 さ れ て い る 。 あ る い は 巻 十 一 ・ 二 七 九 五 1 九 八 が 、 ﹃ 六 帖 ﹄ の 題 に あ わ せ て 分 割 さ れ て い る 例 な ど も 、 連 番 歌 に 順 じ る 例 と 考 え て い い だ ろ う 。 { 凡 例 } ・﹃寓葉集﹄の本文は﹃蔦葉集。 )l 月 ( ) 宮 版 ﹂ に よ っ た 。 題 調・左注などについては適宜、句読点等を附し、必要に応 じて﹃校本高葉集﹄などに徴して訂正をおこなった。 ・﹃六帖﹄の本文は﹁圃書寮叢刊﹂(底本桂宮本)により、図 書寮本との校合箇所については掲出しなかった。 ・うた番号は、いずれも新編国歌大観番号による。 ・ 掲 出 に 際 し て は 、 連 番 歌 手 ﹂ 一 組 と し 、
Alm
の各グループ に分類した。掲出に際しては、六帖歌を上段に、それと対 応する高葉歌を下段に排した。 -六帖歌と寓葉歌の対応するうたに、それぞれ11
おまでの 番号を掲げた。また、連番歌の前後に﹃寓葉集﹄の排列で 近接するうた、排列との関係などで注意すべきうたがとら れている場合には、それらも一括して掲出した。 ・掲出歌の直前、直後に配置されていない題詞(詞書)、左 注などについては、()に入れてしめした。なお﹃六帖﹄ の作者名表記については、およぶ範囲が不明であるため、 確実な例以外は提示しなかった。 ・﹃六帖﹄の連番歌および参考歌以外のうたは省略した。省 略する場合には、その歌の番号を︻︼に入れて掲示し、 あわせて省略歌の﹃六帖﹄所収の有無や寓葉歌の番号な ど、参照すべき情報を注記した。 d 生 内 4 唱 E A﹃ 六 帖 ﹄ 連 番 歌 A は る の 月 -朝霞はるひのくれは し か も 見 ん
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春くれははかくれおほき は な か け に し て 3 君 つ に き あ た み へ ち か る て 月 ら? ん:た み か 月 の B4
ふ り あ ふ き て お も ほ ゆ る か も み か 月 見 れ ば C ( あ め )5
春雨の心は君も こ し と や し れ る ら ん こ の ま よ り い さ よ ふ 月 を し冶 つ ゆ ふ っ く よ ( 第 一 おぼつかなしも 二 八 二 、 八 二 一 ) 坂 上 ら 、 ? 女 まゆねかきけなかくこひし や か も ち ひとめ見し人のまゆひき ( 第 一 ・ 三 五 一 、 五 二 ) なぬかしふらは 九 日 伊 ﹀ ト 晶6
い ま さ ら に な く に わ か せ こ を 出てこしかも 君はなゆきそ春雨の心を人の ︻ 四 四 六 は 省 略 ト ー ム 替 七 ・ 一 O 九 O ︼ こひてすへなみ春の雨のふりわけしらて ( 第 一 ・ 四 四 三i
四 七 ) ー ) p り 支 ﹂ p り 対応菖葉歌 -朝 霞 従木間 春日之晩者 移歴月乎 何時可将待2
春 去 者 紀 之 許 能 暮 之 夕 月 夜 欝 束 無 裳 山 陰 か 指 天 三品、春去者木隠多暮月夜(巻十・一八七六、七五) 同坂上郎女初月歌一首3
月 立 而 直 三 日 月 之 眉 根 掻 大伴宿祢家持初月歌一首4
振 仰 而 若 月 見 者 一 目 見 之5
春雨か 衣 甚 将通哉6
今更君者伊不往 春 雨 之 吾背子伝 態而為便莫 集 長 懲 之 君か相有鴨 人乃眉引所念可聞 ( 巻 六 ・ 九 九 三 、 九 四 ) - 125-七日四零者 七日不来哉 情乎人之 不知有名園 春 雨 之 零別不知出而来可聞 ( 巻 十 ・ 一 九 一 五1
一 七 )しくれ 玉たすきかけぬ時なく れつ、もいかん
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秋 た か る た ひ の そ ら に て ほす人なしに 8 一日にもちへにしきく 時雨ふり見ん D ( く も )9
おほ君はちとせもまさん る日あらめや Em
たきのうへのみふねの山に も あ ら ぬ 我 身 を F ( つ ゆ ) 秋萩のさけるをかへの ふけぬとも わ か こ ふ る 時 雨 し ふ ら は ぬ { 四 九 O は 省 略 │ l 非 葛 葉 歌 ︼ し く れ ふ り わ か 袖 ぬ れ ぬ わはか
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霧争:
ー ー と3イ いもかあたりに ・ 四 八 九i
九 二 ) 白 雲 一 の みふねの山に たゆ 人まろ或本 ゐる雲のつねになるへく ( 第 一 ・ 五 一 七 、 一 八 ) タ霧に ぬれつ冶もませ よ は 玉 手 次 不懸時無 五 口 問 惣 此具礼志零者 泊乍毛将行7
秋田苅 客乃雇入伝 干人無 四具札零 我袖泊。 。 一 口
u 千重敷布我掛柳川妹嘗為暮零所見 右一首、柿本朝巨人麻日之歌集出。 ( 巻 + ・ 二 二 三 四1
三 六 ) 春日王奉レ和歌一首 9 王 者 千 歳 二 麻 佐 武 白 雲 毛 絶目安良米也-1
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三船乃山か 弓削皇子遊一吉野一時御歌一首m
瀧 上 之 三 船 乃 山 余 居 雲 乃 常 将 套 守 或本歌一首 三 吉 野 之 御 船 乃 山 伝 立 雲 之 常 将 在 跡 右一首、柿本朝巨人麻日之歌集出。 ( 巻 三 ・ 二 四 二i
四 四 ) 和我不 A や 久 伝 我思莫苦二 秋芽子之 開散野建之 暮 露 伝 泊 乍 来 益 夜 者 深 去 鞠 ︻ 二 二 五 三 は 省 略 │ 上 ハ 帖 に な し ︼日秋萩の こひめやも うへに置たる み イ ロあきのほをしのにをしなへ こひっ、ぁはすは 日露霜に衣手ぬれて ふけぬとも 秋萩の か姿を うへにしら露 G しっく り此あしひきの山のしつくに 山のしつくに かへし 日我まっと君かぬれけん ましものを ( か す み ) うつくしき 恋わたるかな 回せなかてをまきもく山を かすみたなひく H いもをおもふと しら露の る イ いちしろくしも わ か をく露の 消もしなまし いまたにも いもかりゆかん よ は を く こ と に 見 つ 冶 そ し の ふ 君 ( 第 一 ・ 五 六 四
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六 八 ) おほともの王子 いもまっとわれたちぬれぬ わうイ 石 川 女 郎 あ し 引 の 山 の し つ く に な ら ( 第 一 ・ 五 八 九 、 九O )
かすみたつ 春日もくれに このゆふへ ﹂ の は し の き て ロ秋穂乎 日露霜伝 今ハ金七妹許行名夜者雄、深 ︻ 二 二 五 八 は 省 略 │ │ 六 帖 に な し } 上 か 白 露 毎 置 見 管 曽 思 怒 布 君 之 光 儀 呼 ( 巻 + ・ 二 二 五 二 、 五 五1
五 七 、 五 九 ) 衣袖所泊而 秋芽子之 大津皇子贈一石川郎女御歌一首 凶 足 日 木 乃 山 之 四 付 二 妹 待 跡 吾 立 所 出 ヴ , ヮ “ ' E A 山之四附二 石 川 郎 女 奉 レ 和 歌 一 首 日 吾 乎 待 跡 君 之 泊 計 武 足 日 木 能 山 之 四 附 二 成 益 物 乎 ( 巻 二 ・ 一O
七 、O
八 ) 左丹頬経 妹乎念登 震 立 春日毛晩伝 態度可毛 日子等我手乎 木葉凌而 巻向山丹 春去者 霞雰譲ゅうさりくれは ゆ ︿ へ き イ 露をきかたに げかけろふの たなひく このなかに 霞たなひく 日たまきはるわかやとのうへに て も 神 の ま に / ¥ 目 見 わ た せ は か す か の つ ﹀ き た っ か す み き 君 か 姿 か { 六 二 八 、 ニ 九 は 省 鎗 │ l 二 八 は 非 禽 葉 歌 、 二 九 は 巻 八 ・ 一 四 三 九 ︼ こ ひ っ ﹀ も け ふ は く ら し っ か す み た つ あ す の 春 日 を い か て く ら さ ん ( 第 一 ・ 六 二 二
1
三O
)
里人の つ け の イ さよのよろしき あ さ つ ま の イ あっさ弓 き し イ かたやまのへに たっかすみ たちてもゐ 見まくのほし ( ゆ き ) 却我せこをけさか/¥と は た ら イ もほとろに 剖あしひきの山にしろきは ふりし雪かも いて見れは あは雪ふれる わかやとに ( 第 一 きのふのくれに ・七四二、四一二) ( ゆ き ) 辺わかせこか す 雪 な ふ り そ ね お 梅 花 そ れ と も 見 え す J こ と う つ く し み い も ゆ け は も ひ き も し ら ︻ 一 八 一 七 は 省 略 │ 上 ハ 帖 に な し ︼ ふる雪のいはしろそむな ま つ 震 口 玉 鯖 子等名丹 日霊寸春 目見渡者 懲乍毛 庭 却吾背子乎2
足 引 辺吾背子之 お梅花 タ去来者 開之宜 吾山之於か 春日之野遁 今日者暮都 且 A 7々 々
山か白者 言愛美 其跡毛不所見 佐 豆 人 之 弓月我高荷 霞葬穣 朝 妻 之 片 山 木 之 伝 霞 多 奈 引 ( 巻 十 ・ 一 八 一 五 、 一 六 、 立 霞 難 立 雄 座 君 之 随 意 我屋戸か 出去者 立霞 見巻之欲 君之容儀香 霞立 明 日 之 春 日 乎 知 何 将 晩 ( 巻 十 ・ 一 九 一 一 j 一 四 ) 出見者 沫雪零有 庭毛保符呂伝 昨 日 暮 零 之 雪 疑 意 ( 巻 + ・ 二 三 二 一 二 、 全電1l'HH 4 岩 戸 ワ 中 や か 芦 雪勿零 零雪之 間使遣者 市白兼名 J¥ -128-四 一 一 去 、か ひ や く は ( か り ほ )
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秋はきをかりほにつくり み る よ し も か な あたっかねのきこゆるなへに といもにつけなん K ( こ た か ) 却す、きのにさをとるき冶す むこもりつまはも ミ ネ イ A ハニハ山ヲ 幻あしひきのやまをのき冶す たみればかなしも LM
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の へ ) お春の冶のあきちかうへに わ す ら れ め や は 却春かすみたっかすか野を い や と し の は に 初春の﹀にこ冶ろやらむと く れ す も あ ら な ん 第 い ほ り し て -七 五 七 、 五 八 ) あるらん君と いほりしてたひにありき ( 第 二 ・ 一 一 一 一 七 、 二 八 ) い ち し る く や か も ち な き し も な か なきとよむあさけのすか ( 第 二 ・ 一 一 八 二 、 八 一 ニ ) お も ふ と ち た ち か へ り あそへるけふは われはあひみん おもふとちちきりしけふは (第二・二O
七10
九 ) 零 雪 ん 小 間使遺者其将知奈 ( 巻 + ・ 二 三 四 三 、 四 四 ) M A 秋田苅 将見依毛欲得 借庫作 五 百 人 為 而 有 藍 君 叫 お 鶴 鳴 之 所 聞 田 井 か 五百入為而吾客有跡於妹告社 ( 巻 十 ・ 二 二 四 八 、 四 九 ) 開暁鳴雑歌二首 部 祖 野 伝 左 乎 騰 流 維 灼 然 母 幻 足 引 之 八 峯 之 雄 鳴 響 朝 関 之 霞 見 者 可 奈 之 母 (但此巻中不レ偶作者名字徒録年月所処緑起者、 皆大伴宿祢家持裁作歌調也) ( 巻 十 九 ・ 四 一 四 八 、 四 九 ) 晴か之毛将 m 犬 己母利豆麻可 - 129-お 春 日 野 之 遊今日 忘巨人方 浅茅之上か 今 山 並 ハ 却 春 震 立春日野乎f
生 還 吾者相見 弥年之黄土 却 春 野 か実
来之今日者不晩毛荒梗 ( 巻 + ・ 一 八 八01
八 二 ) 意将述跡N ( の へ ) 出 秋 の 、 に さ き た る 花 を な、くさの花 泣萩のはなおはななてしこ さかほの花 山のうへのをくら かきかそふれは てを﹀りて を み な へ し 又 藤 は か ま あ ( 町 田 知 二 ・ 一 二 二 二 、 二 三 ) O ( み ゆ き ) 左 大 臣 た ち は な の あ そ む お む く ら は ふ い や し き ゃ と も お ほ き み の み ゆ き と し ら は た ま し か ま し を ( み ゆ き )
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松 か け の き よ き 河 へ に よき河へに 右大弁ゃっか山 た ま し か は 君 き ま さ ん か (第二・一二二七、二八)P
(
、 つ )
おしら川のせをたつねつ﹀ ら ん イ こ﹀ろなくさに お う か は た ち と り さ む あ ゅ の し た は た え 我 に か き あ は ず り に お も ひ し お も へ は ( 第 三 ・ 一 五O
七 、O
八 ) わかせこは うかはた﹀せめ 山 上 臣 憶 良 詠 秋 野 花 歌 二 首 担 秋 野 小 咲 有 花 乎 指 折 可 伎 数 者 七種花 其 明 記 芽 之 花 宜 八 二 乎花葛花 塵麦之花暮襲
八志
又藤袴朝白ハ之花 一五三七、三八) き (天皇太后共幸於大納言藤原家之日黄葉淳蘭一株抜取 令レ持一丙侍佐々貴山君遣司-一賜大納言藤原卿井陪従大 夫等御歌一首) お 牟 具 良 波 布 伊 也 之 伎 屋 戸 母 大 皇 之 座 牟 等 知 者 玉 之 可麻思乎 右一首、左大臣橘卿。 担 松 影 乃 清 漬 遺 伝 玉 敷 者 君 伎 麻 佐 牟 可 清 漬 謹 か 右一首、右大排藤原八束朝臣。 (巻十九・四二七O
、七一)1
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36 35 之 麟 具 叔 念 河 左 羅 婆 立 か 河皆 笹
大 ~t 伴 巻 千百中賞、不
等福
裁 作 作 者整名
二削 ~E
十 ) 徒 録 年 月 所 処 緑 起 者 端乎尋都追 和我勢故波 { 子 可 波 多 々 佐 祢 情奈 取左牟安由能 之我波多波 片、v ,山、 五 昼 寸 介 小 可 伎 元 気Q ( か は す ) 訂せをはやみ 朝夕ことに お草枕たびに物おもふ かはつかも 秋風にかはつつまよふ ま ち く ら せ f まくらせんとか ち f をきたちつらし R ( た き ) 却としことにかくもみでしか の滝のしらなみ 却やまたかみしらゆふはなに は見れとあかぬかも 42 41 い あ ほ あ そ ひ せ ひ を き と き あ す か す ま み る は る に か こ あ す あ し ま ま 我 と お を ? 、 や と み ? め ら こ ん か S の イ しらなみに かはっ鳴也 我きくにゆふかたかけて 三六 O 二 省 略 │ │ 非 葛 葉 歌 ︼ ゆふされはころもてさむし ( 第 三 ・ 一 六
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-一 ) な く かさのかなむら みよし野の き よ き か 、 っ ち おちたきったきのかふち ( 第 三 ・ 一 七
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九 、 一O
)
袖とほり ぬれにしころも あきのうらのきよきあら ( 第 一 一 了 一 七 六 六 、 六 七 ) (養老七年発亥夏五月幸子芳野離宮時笠朝臣金村作歌 一首井短歌) 却毎年如是裳見壮鹿 幻瀬呼達見 落書知足 お 草 枕 客午物念 吾聞者 上 瀬 か 河津妻呼 羽 山 高 一 白木綿花 引朝入為流 海未通女等之 位綱引為 海子哉見 ( 巻 + 九 ・ 四 一 九O
、九ご 内 口 浪 か 河津鳴奈里 朝夕毎 タ片設而 鳴川津可聞 暮去者 衣手宮本三妻将枕跡香 ( 巻 + ・ 二 二 ハ 三 j 六 五 ) 三 吉 野 乃 唱E A q 台 リ 噌 E ム 清河内之 多妻津白浪 落多義追 瀧之河内者難見不飽香聞 ( 巻 六 ・ 九O
八 、O
九 ) 袖 通 泊西衣 難干跡不乾 飽 浦 清 荒 磯 見 来 吾 ( 巻 七 ・ 一 八 六 八 七 )44 43 ま て つ あ り る き し ( し 月 に 冶 あ ふ ら を け と
F
る ね す る - j ' e 本 ) も く 哉 ? 一 も -~ま な言あ
か ノーし く 与 と しほて
そ イ T ( ゆ め ) 羽わきもこにこひてすへなし は ゆ め に 見 え き や 必わきもこかそてかへすよの に あ ふ こ と あ り き UV
(
さうの思) 訂おもはすにいたらはいもか ト モ の お も ほ ゆ る か な 必かくはかりこひんものとし を ま か ぬ よ も あ り き 49 W ふ お せ き ( る っ か な な キいキみし ミもミ ひ 寸 い よ ) モなモる あ ら し、 そ を たかふちのわうし たかしまの あ イ ま イ ふしをのみちに し ま か け に 我 舟 ょ せ ん ( 第 三 ・ -八O
九 、 一O
)
よみ人しらす しろたへの ある本 そてかはしく 第2
固 な ら 二 し。
三 ま J¥こ と - ヤ九一宮
み うれしみと ゑまんまひき おもはれはいもかたもと ( 第 四 ・ 二 一 六 二 、 六 = 一 ) しきたへの 人 丸 枕にまきて (讃岐狭本嶋視石中死人一柿本朝臣人麻日作歌一首 短歌) 的 奥 波 来 依 荒 磁 乎 と 高市歌一首 必 足 利 息 代 漉 行 舟 薄 春日蔵歌一首 叫 照 月 遠 雲 莫 隠 嶋 陰 伝 品吾妹見か 壁 間 為 便 無 一 必吾背子之 袖反夜之 門 別 不 念 丹 到者妹之8
日 ヨ E t l A f 冒 ' E 事 昔 話 一 ロ 将態物衣常 高 嶋 之 足速之水門伝 極か監鴨 吾 船 将 極 留 不 知 毛 ( 巻 九 ・ 一 七 -八 、 九 白細布之 袖反之者 夢所見也 夢有之 円 L q a 唱 E A 真 毛 君 か 如 相 有 ( 巻 十 一 ・ 二 八 一 て 、一
) 歓 跡 、 咲牟眉曳 所 思 鴨 不念者 妹 之 手 本 乎 不 纏 夜 裳 有 寸 ( 巻 十 一 ・ 二 五 四 六 、 四 七 ) 弁 色妙乃 枕 等 巻 而 奈世流君香聞閃かみ山のいはねしまける まちつ﹀をらん タわ 第ヲ
2
四 か も 四 し 四 ら 六 す て 固 い七も
ー か 51 X 君 き をニり ( こ く せ ふ す ん る とに手奇
い ゆ ) も か ね の か う ;Q^
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ぬ に?
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あ ゃ な おきゐっ、5
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たたし め・の とYす める‘ の3
き 見 み?ほ し:に ひ申い と正て ゆ ぬ へ 君 ? に を : わ われ れは は?す
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るな も 第 四 五 四 か か けけ ろろ ふ.; のの 五Y
(
人しれぬ) 日ひとしれすこひはしぬとも し あ き か ほ の 花 日 こ と に い て 温 い はt
ゅ 、 し み あ さ か ほ の ほ に は さ き て 冶 こ ひ を す る か な ( 第 五 ・ 二 六 六 九 、 七O
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( 人 を よ ふ ) 日っきよみのひかりにきませ とほからなくに 日月よみのひかりはきょく たへぬおもひに Z いちしろく いろにはいて あしひきの 山かきなりて てらせともこ﹀ろそまとふ ( 第 五 ・ 二 八 四O
、 四 二 柿 本 朝 巨 人 麻 日 在 一 石 見 園 一 臨 レ 死 時 自 傷 作 歌 一 首 印 鴨 山 之 磐 根 之 巻 有 吾 乎 鴨 不 知 等 妹 之 待 乍 将 有 ( 巻 二 ・ 二 二 二1
二 三 ) 日燃蜂之 伝 鳴乍本名 宿不勝 起居管 吾床隔が 君か懲伝 臼皮為酢寸 人故伝 態 乎 吾 為 玉 鯖 直 一 目 耳 視 之(
巻
十
・
壬
三
O
、 ご 穂庭開不出 53 展 縛 q a q a 唱 E A 懲者死友 灼 扶 色庭不出 朝容良之花 日言出而 五者忌染 朝員乃 穂庭開不出態為鴨 (巻+・二二七回、七五 湯原王歌一首 日 月 讃 之 光 二 来 益 足 疾 乃 山 寸 隔 而 和 歌 一 首 不 レ 審 二 作 者 一 。 日 月 讃 之 光 者 清 難 照 有 或 情 不遠園 不堪念 ( 巻 四 ・ 六 七O
、 七 二a
(
たまかつら) 訂わかはかのわさたのほたち せ し の は せ わ か せ 日わきもこかはかとつくれる みれとあかぬかも ら ( た ま ) 日わたつみのてにまきもたる かっきつる哉 b 印わたっうみの かっきするあま もたるしら玉 本 山 主 、 ( た ち ) 日うちなけきはなをそひつる か お も ひ く ら し も 臼つるきたち身になそ、ふる は し の ひ か ね つ も 臼つるきたちもろはのうへに ん こ ひ っ 、 あ ら す は C さかの上の大姫 つくりたるかつらそわか やかもち あきのたのはつほのかっ ( 第 五 ・ 三 一 六 二 、 六 三 ) 玉ゆへに そ の本人 を 丸 くゥ りラ を 富 み手
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= ほー し
九 六 み 人 よ ち 丸 つ主
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:
つるきたち 身にそふいも ますらをや こひてふもの 第2
五 ふ れ ヱ て 四 三み主7Z
三 ん五し
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空
大 早 娘 田 秋 之 稲雪
語
、 大害
程
護禁
酋 湾 、 冒 持 乍 歌 師 首護
世 互王 背 大伴宿祢家持報贈歌一首 日 吾 妹 児 之 業 跡 造 有 秋 田 早 穂 乃 蓮 難 見 不 飽 可 聞 ( 巻 八 ・ 一 六 二 四 、 二 五 ) 日 海 神 印 海 神 61 晒 位鯛万 臼 創 万 手纏持在 玉 故石
浦
廻
潜 為 鴨 持 在 白 玉 見 欲 千 遍 告 潜 為 海 子 (右十五首、柿本朝巨人麻自之歌集出) ( 巻 七 ・ 一 三O
一 、O
二 ) -134-鼻乎曽嘘鶴 身副妹之 恩来下 創 万 身か侃副流 大 夫 也 懲 云 物 乎 忍 金 手 武 ( 巻 + 一 ・ 二 六 三 五 j 三 七 ) 所遺鴨将死線砦回不有者 諸兎之於荷 去 鰯 而d ( かさ) 臼かきつはたさ﹀ぬのすけを に と し そ へ に け る 日おしてるゃなにはすか﹀さ ん か さ な ら な く に
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, ( 巻 二 十 ・ 四 四 五 五 、 五 六 )( す け ) 叩 大 宮 の み か さ に ぬ へ る ことなきわきもこ れすかのねのねん比いもに ろ お も ほ え ぬ か も g ( ふ ぢ )