ε-N論法における変数に代入すべき項の選択方法
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(2) . 概要 本論文は、 論法の証明における、変数に代入すべき項の選択方法を系統的にまとめ た結果を示す。対象とした証明は、数列の収束に関する の基本的性質の証明である。代入すべ き項が依存する変数の傾向を示してから、具体的な選択方法を示す。選択方法を構成する手法は、 飯高 一樂 高木 田島 細井 で個別の性質に対して用いられているものを採用して いる。. ½. 対象とする性質. . 本研究が対象とする の性質を以下に示す。ここでは、自然数 全体の集合を とお く。 つの数列 がどちらも収束するならば、数列 も収束する。 つの数列 がどちらも収束するならば、数列 も収束する。 つの数列 があって、すべての に対して、 を満たすとす る。このとき、 も がどちらも に収束するならば、 も同じ に収束する。. 数列 が収束ならば、数列 も収束する。 数列 が に収束するならば、数列 も同じ に収束する。 数列 が に収束ならば、数列 の任意の部分列 も同じ に収束す . る。 コーシー列が収束する部分列をもつならば、もとのコーシー列自身も収束する。 数列 が ! " に収束するとき、ある番号 に対し、 のすべての に対し て は と同符号である。 # 数列 の収束先は一意である。 ".数列 が に収束し、すべての に対して であるならば、 である。. . . . .数列 が " に収束する。 ただし、 では、 に対して ! " を前提とする。 これらの性質を. . . 論法で簡潔に表現するために、次の記号を用いる。. 自然数を表す変数
(3) 論理記号 かつ ならば すべて
(4) ∼が存在する ∼でない 矛盾 また、本論文では、数列 が実数 に収束することを "
(5) 実数を表す変数 . . . . 南山大学大学院数理情報研究科 南山大学情報理工学部. .
(6) と定義する。 この約束に基づいて、 の性質の仮定($ $ 次のようになる。 . とおく)と結論(% とおく)を表現すると、. "
(7) $ "
(8) % "
(9) $ " .
(10) $ "
(11) % "
(12) $ " .
(13) $ "
(14) $
(15) % "
(16) $ " .
(17) % "
(18) $ " .
(19) % "
(20) $ " .
(21) $
(22)
(23) % "
(24) $ " .
(25) $ "
(26) $
(27)
(28) % "
(29) $ " .
(30) %
(31) " " " " $ " .
(32) $ "
(33) $ ! . % $ " .
(34) $ $ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ¼. ¼. . . ¼. . . . . . . . . #. . . . ". . . $ . % "
(35) . % . . " . これらの表現において、異なる役割の束縛変数は異なる記号を用いた。また、 の性質ができる 限り同じ形になるように記号を選んだ。これらによって、系統的分析を行いやすくなるからであ る。さらに、性質 と性質 では、仮定に部分列が現れる。部分列の定義は. が数列 の部分列 . 数列 . . .
(36) . であるが、この右辺から導かれる
(37)
(38). ¾. . を仮定として加えている。. . 代入すべき項が依存する変数. この節と次の節で、 論法における変数に代入すべき項の選択の方法について述べる。 とくに、この節では、代入すべき項が、どの変数に依存して決まるのかを考える。結果として、 証明すべき性質の仮定に & '、結論に & ' が現れるか否かで、その依存する変数の傾向を まとめることができた。以下に詳細を述べる。 の性質の証明を、鹿島 の自然演繹法の導出図の形で表現すると、それらはどれも下の図 の形、または、そこから不要な推論規則を削除した形でかける。.
(39). 除 除 ½. º º º. º º º ¼. ½. ´. 除除 ½. 除µ. ¼. ½. ½. ½. ´. ´. º º º ¼. µ. µ. ¾. µ. ´. º º º. 除除 導除 除 導導 ¾. ¾. ¾. ¼. ´. ¾. ´. ¾. ´. µ. º º º. µ. µ. ´. µ. ´. µ. µ. ´. ¼. ´. µ. µ. ´. 図 導出図の一般形 上の導出図から、変数に代入すべき項について次がわかる。ただし、 ¼ に代入す べき項は、各性質の仮定と結論に自由に現れる変数にも依存するが、本論文ではそのことを明記 しない。. . に代入すべき項は、鹿島 の推論規則の変数条件を満たす。本論文では、異な. る役割の束縛変数に異なる記号を用いていることから、 に代入すべき項は、それ ぞれ、 とすればよい。. . に代入すべき項は. のみに依存する。. に代入すべき項は のみに依存する。 . ¼. に代入すべき項は のみに依存する。. . 実際に代入された項を、表 に示しておく。性質 には 通りの証明があり、表 では、それら を ()% とした。性質 についても同様である。表 において、( の を、) の. . . . を、 の は . 数 に対して、 は、 を超えない最大の整数を表す。 ¼¼. は. . . . ¼. は. . . . を表す。ただし、実. ここから、依存する変数の表を作ると表 のようになる。この表から、 へ代入すべき項につ いては、仮定に & ' が現れるか否かで次の傾向が読み取れる。.
(40). .
(41) 表 代入すべき項 変数 . . . ( ). ( ). . . * . . . . . * . . . . . * . . . . . . * . . . . . * . . . . . . . . . . . . . . . . * . . . . . . . . . * . . . . . . . . . . . . . . . * . * . . . . . . . . . . ¼¼. . . . . ¼. . . . . . ¼¼. . . ". . . ¼. . . #. . . . % . . . . . . . . . . . . 表 依存する変数. . . . . . . . . . (. . . . . . ). . . . . . %. . . . . . . . . . . . 変数. . ¼.
(42). (. . . . . . ). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . なし. . . . . . #. なし. なし. . . . . . ". なし. . . . . . . . . . . . . ¼.
(43).
(44) . 現れるとき(性質 ∼ ) : に依存 現れないとき(性質 ) : のみに依存. ただし、性質 においては、 にも依存する。同様に、 へ代入すべき項については、結論に & ' が現れるか否かで次の傾向が読み取れる。. . 現れるとき(性質 ∼ ) : に依存 現れないとき(性質 #") : のみに依存. ただし、性質 においては、 にも依存する。. ¿. 代入すべき項の選択方法. 前節では、代入すべき項が、どの変数に依存するかについて述べた。この節では、それをもう 一歩踏み込んで、 に代入すべき具体的な項の選択方法について述べる。この選択 方法を構成する手法は、飯高 一樂 高木 田島 細井 で個別の性質に対して用いら れているものから抽出した。本稿では、それらを系統的にまとめている。以下では、混乱のない 限り、「変数に代入すべき項を選ぶ」を、簡単に、「変数を選ぶ」と表現する。 前節の導出図(図 )より、 つの変数は、各性質に応じた次の形の条件を満たすように選べば よい。. $ . . ただし、 $ のそれぞれは、性質によってはなかったり、 を満たす変数は $. . であったりする。 . を満たすように選べばよい。 に複数の項を代入する場合もある。この場合は、その複数の項を . . . . . $. . . として選ぶことになる。以下は、 を満たす変数の選び方を述べる。 が 、 が の形のときは、 条件. を満たす . . . . . . . . $ . または、 条件. $ . . . .
(45) などを満たすように選べばよい。最初の 条件の場合には、 は、 を満たすように選ぶ。 は、 条件を満たすように選ぶ。条件. ¼. ¼¼. ¼¼¼. を満たす、 ¼ ¼¼ ¼¼¼ をそれぞれ求めて、 ! * ¼ ¼¼ ¼¼¼ とすればよい。他の場合も同様 である。 次に を満たす の選択方法を述べる。 も同様である。本論文で扱った例では、次 の 通りである。. . を満たす . ! . . ! . 最後に を満たす の選択方法を つ述べる。 も同様である。 つ目は、 が $ の形のときの選択方法である。こ の選択方法は具体的には、次の つのステップからなる。 ¼ を満たす ¼ で ステップ1: . . . . . の式 の式 . . . . の式とは、 についての多項式で、すべ の形のものを求める。ただし、 ての係数が正であるもののことである。 ステップ2: ¼ となる で、 で表現 されたものを求める。 を満たすように に代入すべき項を選ぶ。 ステップ3: 最初の つのステップで得られる ¼ は、 ¼ を満たすので、ステップ3で求めた項 が、それぞれに代入すべき項だとわかる。 ステップ1は、三角不等式. . . . . などを用いる。ステップ2は、. . (前提) (前提) ( 前提). . $(前提) . . . ( ! の場合 より) ( ! の場合 より) ( の有界性より) . . . . . .
(46) などを用いる。 は、三角不等式と から、. . . . . なので、ここから得られる。 も同様である。また、ステップ2において、. . . などの条件を加えて を求めて、ステップ3において、加えた条件と を満たすように を のときは、 を満たす を ¼ とすると、 選ぶ方法 # も有効である。加えた条件が、 ! ¼ とすればよい。 つ目は、 の または が の形のときの選び方である。具体的には、 を に変形し、 「 」の前後を比較する方法である。 で述べた # も有効である。. . . . . . . 以下では、表 にある項が上の方法で選べることを、その手順にしたがって確かめる。これら の選択方法は、結果として、いくつかの文献で説明されている方法と同様になることがある。以 下では、その文献の例を注釈に示す。また、その手法を説明したり、その結果の代入方法で証明 したりしている文献の例も示す。 和. . . . . . が導かれるように変数. . . . から . . . . . . に代入すべき項を選ぶ。 条件. . . . . . . . . . . . を満たすように選ぶ。 この場合、 は つ目の条件に依存させる必要がなく、最初の 条件を満たすように を選べばよい。例えば、 ! * ! ! . とすればよい。 つ目の条件を満たす. を方法 で求める。まず、三角不等式 を用いて、. . を得る(ステップ1)。次に、 つの前提 . . . . . !. . . . . . . . . . この選択方法は、飯高. . . とほぼ同じである。. . . . . を用いて.
(47) . . を得る(ステップ2)。最後に、. を選ぶのだが、例えば、. を満たす ! !. . とすればよい(ステップ3)。 積. . . . と . . が導かれるように変数. . . から . . . . . . 代入すべき項を選ぶ。 条件. . . . . . . . . . . . を満たすように選ぶ。 この場合、 は つ目の条件に依存させる必要がなく、最初の 条件を満たすように を選べばよい。例えば、 ! * ! ! . とすればよい。 つ目の条件を満たす を 通りの方法 ()% で求める。いずれも方法 である。 (まず、三角不等式 を用いて、. . . . . !. . . . . . . を得る(ステップ1)。次に、 つの前提 . を得る(ステップ2)。最後に、 を満たす とおくと、 なので、これを満たす を選べばよい。例えば、方程式 . . . . . . を用いて . . . . . . . . # を選ぶのだが、. ¼. ¼. ¼. ¼. が求まる。 . より、 . ¼. ! . !. . ¼. . . . . . ! . の選択方法は、飯高 とほぼ同じである。 一樂 では、 における を説明している。 . . ¼ !. . " である。したがって、. . ¼. . . . . . ! . を解くと、. ¼. !.
(48) とすればよい(ステップ3)。 )# までは、( と同じである。 # で. . であり、さらに、. ¼¼. . ! !. . ¼¼. . . . ¼¼. ¼¼. . . ¼¼. ¼¼. となることから、. . !. . . . . ¼¼. . を得る(ステップ2)。次に、 ¼¼ ¼¼. とおくと、. . . という条件を加えると、 . ¼¼. ¼¼. を満たす. を選ぶのだが、例えば. . . とすればよい。したがって、 ! ! . . . #. とすればよい(ステップ3)。 %まず、三角不等式 を用いて. . . . ! . . !. . . . . . . . . . !. . . . . . . . の有界性. と . . . を満たす. !. . . . . を得る(ステップ2)。最後に、. . . . . を得る(ステップ1)。次に つの前提 を用いて. . . . . . . . を選ぶのだが、例えば、. . . とすればよい(ステップ3)。 はさみうちの定理. から . . . . . . . . 条件.
(49) . . . . 一樂. . . . .
(50) $ が導かれるように変数
(51) に代入すべき項を選ぶ。. . . . では、方法 . を説明している。. #. . . . . . .
(52) を満たすように選べばよい。 この場合、 は つ目の条件に依存させる必要がなく、最初の 条件を満たすように を選べばよい。例えば、 ! * ! ! . とすればよい。 つ目の条件を満たす を、それぞれ. . を方法 で求める。まず、 つの前提 . と変形する。ここで
(53) . . . . . . . . . . . . . . . . を. と変形する。 つの式を比べると、. . . . . . 逆数. . . $ を用いるには、
(54) ! とすればよい。よって . を得る。次に . . . ! !. から . とすればよいとわかる。. . に代入すべき項を選ぶ。 条件. . . が導かれるように変数. . . . . . . を満たすように選べばよい。 この場合、 は つ目の条件に依存させる必要がなく、最初の条件を満たすように を選 べばよい。例えば、 ! ! . とすればよい。 つ目の条件を満たす (まず、. を方法 でそれぞれ求める。. ! と変形する(ステップ1)。次に、前提 と ! . . . . . . . . . .
(55) . の選択方法は、飯高 とほぼ同じである。 の選択の結果は、細井 と一致している。. ". . . . . . を用いて、.
(56) という条件を加えると、 . を得る。ここで. . . . . だから、. . . . . を得る(ステップ2)。最後に、 例えば、. ¼. !. . . ¼. ¼. を満たす. . を選び、. ! . . ¼. . とするのだが、. とし、. . ! . . . . . . . #. とすればよい(ステップ3)。 )まず、前提 を. . . と変形し、さらに辺々の逆数をとる。 " のとき右側の不等式について、 " . . " なので、. . を得る。左側の不等式についても同様に考えるのだが、 (すなわち、 )という条件を加える。すると、. . . ". の符号が問題となる。そこで、. . を得る。したがって、 . . を得る。 " のとき上の場合と同様にして、 " を得る。. . ". . "(すなわち、. . )という条件を加えると、. . . のもとで " を得る。また、. したがって、いずれの場合も、条件 . . . . . . . を. . と変形する。 つの式を比べると、 . . を満たすように. . かつ. を選べばよいとわかる。 . . . .
(57) " のとき. . . . . のもとで . であり、条件. . . . . . . . . . かつ. かつ. . . . を得る。したがって、条件. . . を満たすように. " なので、. . かつ . を選べばよい #。ここで、 . . . !. . だから、 . のみを満たすように. を選べばよい。例えば、 !. とすればよい。 " のとき . . . . . !. . のもとで . であり、条件. . を満たすように. . . かつ. を選べばよい #。ここで、 . . . !. . . だから、 . のみを満たすように. . を選べばよい。例えば、 !. . . !. とすればよい。 以上より、いずれの場合も !. . . . " なので、同様に、条件.
(58) とすればよい。 平均. . . . . から . . . . . . が導かれるように変. . 数 に代入すべき項を選ぶ。 結果として、 の形で代入すべき項を選ぶことになるが、ここでは、その理由を示すために、 まずは、 の形で考える。 条件. . . . . . を満たすように選べばよい。 つ目の条件を満たす 等式を用いて. . . . . . . . . . !. . !. . . . . . . . を方法 で求める。まず、三角不. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . を得る。ここで、ステップ2を考えると、前提 の には、 などの複数 の項を代入する必要性、すなわち、 の形で考える必要性がわかる。さらに、 つ目の条件を考 を代入すべきとわかる。 えると、 には 以下、 の形で考える。上の考察から、 に代入すべき項を と考え、変数 に代入すべき項を、 個の条件. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . を満たすように選ぶ。最初の 個の条件を満たすには、 を満たすように を 選べばよい。 最後の条件を満たす を方法 で求める。まず、上の の形の考察より、. を得る(ステップ1)。次に、前提 . . . . . . . . . . . . 細井. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . では、 の選び方を説明している。. . を用いると、 . . . . . . . . . . . . . . .
(59) を得る。さらに、 を大きくすると. . . . . . . . が限りなく " に近づくことを用. " に対し、ある番号 をとると、. いる。具体的には、. . . . . . . . . . . . . . . . . すなわち. . . が成り立つことを用いる。これを満たす は、. . . . . . . . を満たすように選べばよいので、例えば ! . とすればよい。よって、 . . . . . . . . . から . . . . とすれば、前提 より の「 」の右辺が成り立ち、 . . を得る。. . . . . . . なので、 . . . を得る(ステップ2)。最後に . . . . を満たす !. . . !. 選ぶのだが、例えば、 . とすればよい(ステップ3)。. であれば最初の 個の条件を満たし、 すので、求める は * となる。. . 部分列. . ように変数. . . .
(60)
(61). . . $ から . であれば最後の条件を満た. .
(62) に代入すべき項を選ぶ。 条件.
(63)
(64) . . . . を満たすように選べばよい。. この代入方法は、飯高. . で用いている。. . . . が導かれる.
(65) つ目の条件を満たす. は、例えば .
(66)
(67) . . ! である。このとき つ目の条件は、. . . . を満たすように を選ぶと、 . となる。$ を用いるには
(68) ! とすればよい。さらに、 . . . . . . となり、 つ目の条件を満たす。具体的には、 ! とすればよい。 コーシー列.
(69)
(70) $ から が導かれるように変数
(71) に代入すべき項を選. ¼. . . ¼. . . ¼. . ぶ。 条件.
(72)
(73) .
(74)
(75) . . . . ¼. . ¼. . . . . を満たすように選べばよい。 この場合、 は つ目の条件に依存させること必要はなく、最初の 条件を満たすように を 選べばよい。例えば、 ! * . . . . である。また、最初の 条件を満たす ¼ は、 ¼ を満たしていればよ い 。 つ目の条件を満たす ¼ を方法 で求める。まず、三角不等式 を用いると. . . . . . !. . . . . ¼ ¼. . ¼ ¼. . . . . . を得る。 つの前提 ¼ を用いるためには、 ! ¼ ! ¼ ! とすればよい。 は、 ! とすればよい(すなわち、 ¼ ! ) 。具 体的には、. . . . . . . ¼. . . . . . を得る(ステップ1 2)。次に、. . . を満たす ! !. とすればよい(ステップ3)。 最後に、
(76) ! のときの $ 、すなわち、 が最初の 条件も満たすことがわかる。. . . . . を選ぶのだが、例えば. . を用いると、 から ¼ ! .
(77) 同符号. . . . . より から . " . ". . " . . " . に代入すべき項を選ぶ。 条件. が導かれるように変数. . . . . . " " " . . . ". を満たすように選べばよい。 この場合、 と は つ目の条件に依存させる必要がなく、 つ目の条件を満たすように を選べばよい。例えば、 ! ! . とすればよい。 つ目の条件を満たす を方法 で求める。 " のとき 前提 より、 を得る。よって、" を選べばよい。 " より、例えば、. . . . を満たす. ". . !! . とすればよい。 " のとき 前提 より、 を得る。よって、 選べばよい。 " より、 " であるから、例えば、. . . # 一意性. . るように変数. . . . を. . !. とすればよい。 以上より、いずれの場合も、. " を満たす. ! . . ! とすればよい。. . . . . . ! $ から. が導かれ. に代入すべき項を選ぶ。 条件. . . . . . . . . !. . を満たすように選べばよい。 は、 つ目の条件より、 ! であることが望ましい。他の つの条件も満たすには、 例えば ! ! * . この代入方法は、一樂. . で用いている。. .
(78) とすればよい。 つ目の条件を満たす. を方法 で求める。. のときまず、三角不等式 を用いると、 . . ! . . !. . . . . . . を得る(ステップ1)。次に、 つの前提 . . . . . . . . . . を用いると. . . を得る(ステップ2)。最後に、矛盾(ここでは !. . )を導きたいので、. を選ぶのだが、例えば、. を満たす. ! !. . . !. . . . . とすればよい。. のとき上の場合と同様に考えると、 ! !. . . とすればよいことがわかる。 以上より、いずれの場合も、 ! !. !. . . . . . とすればよい。 ".上限 . . . . . . . . . $ から. に代入すべき項を選ぶ。 条件. . . . を満たすように選べばよい。 つ目の条件を満たすには、 !. とすればよい。 つ目の条件を満たす . この代入方法は、一樂. . を方法 で求める。 で用いている。. . . が導かれるように変数.
(79) . 前提 . . . より、. を得る。. を用いるには、. ! . とすればよい。. と条件 (すなわち、 . を得る。矛盾(ここでは わち. . )より、. . )を導きたいので、. !. ! を満たす. を選ぶ。すな. . とすればよい。. の収束 を満たすように変数 に代入すべき項を選ぶ。 . .数列. は. . と同値で. あるから、例えば、. . ! . とすればよい。. 参考文献 飯高茂: 『微積分と集合 そのまま使える答えの書き方』 講談社サイエンティフィク 東京 ###. 『集合と位相 そのまま使える答えの書き方』 講談社サイエンティフィク 東京 一樂重雄: "" 鹿島亮: 『数理論理学』 朝倉書店 東京 ""#. 『解析概論』 岩波書店 東京 "" 高木貞治: 田島一郎: 『イプシロン・デルタ』 共立出版 東京 # 細井勉: 『わかるイプシロン・デルタ』 日本評論社 東京 ##. . 細井. . で、 の選び方を説明している。ただし、そこでは . . . . . . としている。.
(80)
図
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