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特集「音声ドキュメント処理」の編集にあたって

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Academic year: 2021

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(1)情報処理学会論文誌. Vol. 50. No. 2. 447 (Feb. 2009). • 講演・講義・会議・放送などの音声ドキュメントのデータベース・分析 • 講演・講義・会議・放送などの音声ドキュメントの認識・理解. 特集「音声ドキュメント処理」の編集にあたって 中. 川. 聖. 一†1. • 講演・講義・会議・放送などの音声ドキュメントの検索・要約・質問応答 • 講演・講義・会議・放送などの音声ドキュメントのメタデータ化・コンテンツ化 • 講演・講義・会議・放送などの音声ドキュメントの処理・応用・利用システム として,学会のホームページ,音声言語情報処理研究会の会場,音声メーリングリストなど で募集しました. この 10 年間の音声認識技術の進歩は著しく,比較的丁寧に発声された連続音声認識の単. 本特集号では,当初,投稿数を 30 件,採録数を 18 件と想定しておりましたが,実際の投. 語認識率は 95%程度に達しています.また,学会講演などのかなり自由に発声された連続. 稿数は 29 件,採録数は 13 件となりました.学会員の関心も高く,ほぼ予想どおりの投稿. 音声認識も単語認識率換算で 70–80%程度に達しています.欧米では,10 年以上前から音. 数を集めることができました.採録率に関しては,査読者の公正・厳格な査読結果により,. 声ドキュメントの検索やアーカイブ化の研究がさかんです.単語認識率が 70–80%程度あれ. 当初の目標 60%に対して 45%となり,やや厳しい結果となりましたが,その分,特集号と. ば,検索などの応用が可能となってきます.. しての質の高い充実したものになりました.. 我が国では,学会講演を主とする「日本語話し言葉コーパス」の開発が行われ,これをも. 本特集号では,当初のねらいどおり,情報爆発時代における音声ドキュメント処理の幅広. とに平成 13,14,15 年と「話し言葉の科学と工学ワークショップ」が開催され,大規模話. い分野の論文を数多く採録することができ,この分野の研究成果をタイムリーに読者に提供. し言葉音声の認識と処理に関して大きな進展がありました.最近の音声ドキュメント処理の. でき,研究の発展に寄与できるのではないかと考えております.この領域は,つねに新たな. 対象は,学会講演以外に,講義,会議,放送,インタビュー,インターネット上の音声デー. 技術課題を提供する分野であると同時に,日々大きく変化していく分野でもありますので,. タなど幅広くなっています.. 今後も関係者と相談しながら同分野での特集号を企画していきたいと思っております.. このような世界の研究趨勢から,情報処理学会の音声言語情報処理研究会では,平成 18 年度に「音声ドキュメント処理ワーキンググループ」を立ち上げ,音声検索タスクや音声ド キュメントの収録に関して検討を行ってきました.また,平成 19 年 2 月には,豊橋技術科 学大学主催・情報処理学会音声言語情報処理研究会共催で, 「第 1 回音声ドキュメント処理. 「音声ドキュメント処理」特集号編集委員会. • 編集長 中川聖一(豊橋技科大). ワークショップ」を開催し,招待講演 2 件,一般講演 22 件が発表されました.また,平成. 20 年 2 月には「第 2 回音声ドキュメントワークショップ」を開催し,招待講演 2 件,一般 講演 21 件が発表されました. このように,音声認識技術の進歩と音声ドキュメント量の増大にともなって,音声ドキュ メント処理の研究がさかんになっており,我が国の研究の現状をまとめるのは意義があり, 今後のこの分野の発展に寄与すると考え,特集号を企画しました. 特集号の対象分野は,. • 編集幹事 秋葉友良(豊橋技科大),荒木雅弘(京都工繊大),山本幹雄(筑波大). • 編集委員 相川清明(東京工科大),伊藤克宜(法政大),伊藤慶明(岩手県立大), 折平良平(東芝),河原達也(京大),武田一哉(名大), 南條浩輝(龍谷大),西崎博光(山梨大),服部浩明(NEC),安田宜仁(NTT), 山下洋一(立命館大),松原茂樹(名大). †1 豊橋技術科学大学 Toyohashi University of Technology. 447. c 2009 Information Processing Society of Japan .

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