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「こころの科学とエピステモロジー」
投稿・執筆規定
2021 年 5 月版
本誌「こころの科学とエピステモロジー」("Revue d'épistémologie et des sciences de l'esprit", or "Journal of Epistemology and Mind Sciences")は年 1 回発行のオープンアクセスジャーナルである (ただし臨時増刊号などで複数回発行することもありうる)。 URL: https://sites.google.com/site/epistemologymindscience/ 発行機関を「心の科学の基礎論研究会」とする。 取り扱う範囲は、心理学、精神医学、認知科学、脳科学、人工知能など、心の科学に関する方法 論、認識論、存在論、倫理学などをめぐる諸問題とする。既存のどの学術誌にも収まり切れない領 域への挑戦も歓迎する。また、随時、特集を組んで、広く一般より記事を公募する。ジャーナルの 趣旨について詳しくは、創刊準備号の巻頭記事「創刊へ向けて」を参照のこと。 ジャーナルに掲載される記事の種類は以下の通りとする。 1. 原著論文 狭義の原著論文だけではなく、展望・総説的論文も含める。日本語の場合、6,000 字~26,000 字と し、日本語要約(250~550 字)とキーワード(5 個以内)、および English Abstract(75-175 words) and Keywords(5 words maximum)を付ける。英文の場合、2,500~10,000 words とし、日本語論文 の場合に準じたEnglish Abstract と日本語要約を付けるが、事情によって日本語要約もしくは原文 全文の日本語訳を編集委員会の責任において作成し、同時掲載することがある。
2. 研究企画・批評論文
なされるべき研究の企画を説くか、本誌他誌を問わず既発表の論文への批評を主眼とするもの。斬 新なもの、論争的なものも歓迎する。日本語の場合、3,000 字~13,000 字、英文の場合、1200~ 4,000 words とする以外、原著論文に準じるが、短い場合は「日本語要約」か「English Abstract」を 省略することができる。 3. 翻訳 訳出元は単行本の一部でも可とする。版権・翻訳権の問題が解決済みであることを条件とする。形 式は日本語原著論文に準じるが、(字数制限等を含めて)原文の形式を優先させることもある。 *1~3 とも査読委員会による査読の対象となるが、随時応募を受け付けているので、形式などの 詳細は「執筆の手引き」を参照のこと。 4.コメント論文 本誌発表の論文・記事への批評を主眼とするもの。日本語の場合、2,000 字~13,000 字、英文の場 合、1000~4,000 words とする以外、原著論文に準じるが、「日本語要約」「English Abstract」は省略
ii する。依頼論文を原則とするが、投稿の場合「2.研究企画・批評論文」の扱いとすることがある。 5.「心の科学の基礎論」研究会報告 事前にサイトに掲載された「講演・発表要旨」をほぼそのまま掲載する。 6. 招待論文 上記研究会での口頭発表のfull paper も「プロシーディング」としてこれに含めることができる。 形式は 1, 2 の場合に準じるが、希望・内容によって 9 に振り分けることがある。 7. 書評(ブックレビュー) ノンフィクションの部とフィクションの部に分かれる。数年以内に出版された国内外の書籍で本誌 の趣旨にかなうものを対象とする。ノンフィクションの部は4 頁以内に(ジャンル見出し+見出し 等を含め10.5 ポイント換算で 6336 字以内)、フィクションの部は 3 頁以内に(同じく 4,752 字以 内)収まる分量とする。余り短くならないよう留意する。 8. 映像メディア時評 2~3 年以内に発表された、映画、アニメーション、マンガ、ゲームなどの映像メディアで本誌の 趣旨にかなうものを対象とする。単一の項目につき3 頁以内とするが、特集・特別企画などについ てはその限りではない。 9. その他(最新研究事情、学会消息、学会・研究会見聞記、研究随想、など) 字数については事前の相談による。 *7~9 は、依頼記事に加え、投稿記事も随時受け付けている。採否は編集委員会に一任される。 *投稿原稿は原則として未発表なものに限るが、紀要や個人ブログなどに掲載されたものであって も、本誌にふさわしく改稿した上で初出を明記すれば認めることがある。投稿資格は問わない。 *投稿・寄稿に当たっては次頁以降の「執筆の手引き」を参照のこと。 *特に図表の引用にあたっては、引用が合法で成立するための条件、1 主従関係が明確であること (明確性)、2 引用部分が他とはっきりと区別されていること(明瞭区別性)、3 引用をする必要 性があること(必要性)、4 出典元が明記されていること(出典)、5 改変しないこと、を満たし ていることを前提とする。満たしていないと思われる場合は引用元から転載許可を取ること。 本誌では掲載料を取らない。 掲載論文の中から主として前途有望な若手執筆者を対象に「こころの科学とエピステモロジー奨励 賞(××年度)」を出し、10 万円以内の賞金を支給する。賞金額の詳細は別途定める。 本誌は2021 年 5 月より J-Stage 搭載となるため、本誌記事の著作権は発行機関に帰属するものとす る。ただし、著者が記事を自著やSNS、リポジトリなどに再利用する場合は、逐一許諾を取らな くても可とする。 J-Stage における URL:https://www.jstage.jst.go.jp/browse/epstemindsci/-char/ja
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「こころの科学とエピステモロジー」
執筆の手引き
2021 年 5 月版1. 原稿作成全般に関する注意事項
書式 a. 投稿と寄稿の際に用いる書式は PDF 版(Version 不問)に限る。ほぼそのままの形で掲載され ることがあり得ることを念頭に置いて作成すること。ただし、掲載決定後、頁番号付与その他 の編集作業のため、MS-Word 版の提出を求める。 b. 書式設定は A4、縦置き、横書き、上・下・左・右の余白設定は各 3cm とする。本文のフォン トは日本語ではMS 明朝 10.5 ポイント、英語は Times New Roman 10.5 point とする。行数は日 本語英語とも36 行、日本語の場合の字数は1行 44 文字とする。 c. タイトルは 14 ポイントとし、最上位見出しは 12 ポイントとする。タイトルと最上位、次位の 見出しはMS ゴシックを用いる。 原稿の分量 原稿の枚数の上下限は「投稿・執筆規定」にあるように種類によって異なる。1 頁 1,584 字( 44 字×36 行)となるが、図表、脚注、付記も枚数に含む。図表に関しては、実際に専有した紙面か ら当該字数を算出する。なお、 表題、著者名、日本語要約(とキーワード)、English Abstract(with Keywords) 、参照文献は頁数には含まれない。 以下、記事種類中の 1.原著論文、2.研究企画・批評論文について述べる。他の記事の形式も原 則としてこれに従うことが望ましいが、3.翻訳に関しては原文の形式を尊重することもある。 注と文献参照の仕方 注はできるだけ使わず、本文中の()内に入れる等すること。どうしても必要な場合は下に例示 するように脚注とする1。 参照文献は以下の例のように参照順に [ ] 内に番号を振り、参照文献として番号順に巻末にまと める。頁数を記す場合は例2 のようにする。本文では翻訳書で用いられている著者名を記すこと。 また参照文献での翻訳書の原著の記載記は、英語以外であって読者の参照が期待できないなど必要 度が低い場合には省略できる。詳しくは「2.原稿作成の様式」での実例を参照のこと。 例 1:「機能=こころである」[3] という文章に出くわした。 例 2:「脳が心を生み出すのだ。」[7] (p. 54) 原稿作成において使用する文体、文字、記号 ・ 論文では常用漢字、現代仮名づかいを用い、簡潔・明瞭な記述を心がける。 ・ 「です・ます体」または「だ・である体」のどちらかに統一する。 1 脚注は頁ごとに番号を振り、10 ポイント文字を使用すること。iv ・ 本文の句読点には「、」と「。」を、参照文献表中の句読点には「,」と「.」を用いる。欧 文半角句読点「,」「.」の後に半角の空白を置く。 ・ 半角カタカナは使用しない。 ・ 英数字は原則として半角を使用し、数字は原則として半角算用数字を用いる。 ・ 本文中の外国語の原語使用はできるだけ避け、外国人名、適切な日本語訳のない学術語、書物 やテスト名などにのみ用いる。外国語の音訳による外来語についても、学術用語あるいは日常 語として定着しているものと学術用語としてやむを得ない新訳出の場合を除き同様な扱いと し、いわゆるカタカナ英語・欧語を安易に使用しないようこころがける。 ・ 略語は一般に用いられているものに限るが、どうしても必要な場合には初出時にその旨を明記 する。 ・ 斜体(イタリック)や太字(ボールド) は全角文字には使用しない。全角文字の強調にはこの 例のように MS ゴシックを用いる。ただし引用文中の傍点などはそのままにする。 ・ 前後が半角文字である場合を除き、引用符を除く括弧類は全角を使用する。 ・ 引用符は原則として「」を用いる。引用符が入れ子になる場合、『』と「」を交互に用いる。 ・ 欧文引用符を用いる場合、半角文字を用い、引用の前後が英数字の場合は半角の空白を置く。 原稿作成の様式
a. 1.原著論文の場合:日本語タイトル、著者名、English Title,Authors,English Abstract & Keywords, 本文、参照文献、謝辞・付記、日本語要約とキーワードの順に配列する。2.研究企 画・批評論文では投稿規定にあるように一部を省略でき、4 以下のコメント論文、書評、映像 メディア時評、その他の記事では要約・キーワードを省略する。曖昧な点は編集部に問い合わ せること。 b. 著者の所属・専門(複数可)は脚注とする。所属がない場合はたとえば「フリーアルバイタ ー」「主婦(夫)業」等も可(所属、職業等の詐称は厳禁する)。所属・専門には2 行以内で 自己紹介文・メールアドレスを付けることを推奨する(次頁具体例参照)。 ヘッダーおよびフッター 編集部にて追加するため、空白としておく。 その他、詳しくは「原稿作成の実例」を参照のこと。
2. 投稿に当たって
a. メール送稿宛先:[email protected]「こころの科学とエピステモロジー編集委員 会」。Subject に「こころの科学とエピステモロジー原稿」と明記する。 b. 「1. 原著論文」は査読委員会において 2 名以上の、「2. 研究企画・批評論文」と「3.翻 訳」は 1 名以上の、査読者によるダブル・ブラインド査読を行うので、投稿原稿(PDF 版に限 る)は、著者・所属の入っているものと入っていないものとの 2 種類を送付する。査読を要し ない記事は著者・所属入りの PDF 版のみでよい。 c. 本誌の対象領域が多岐にわたることを考慮し、査読を要する論文の投稿者は、投稿時に 1 名 に限り希望する査読者の名をあげることができる。希望の採否は編集委員会に一任される。v 原稿作成の実例(原著論文の場合)
パーソナリティの段階発達説―第二の誕生とは何か
山田花子1・山田太郎2Stage Theories of Personality Development:
The Enigma of the "Second Birth"
Hanako Yamada 3,Taro Yamada4
【Abstract】………75-175 words………. ………...
【Keywords】 5 words maximum
1. 序論
内面から見られた人格(パーソナリティ)である自己の発達に‥‥ <略> ‥‥の謎に肉薄したい。2. 自己の発達理論
2.1. ナイサーの自己知識論 認知心理学の指導者であったナイサー[1]が「5つの自己論」[2]を発表して 20 年以上たつ が、その意義はいまだ汲みつくされていないように思われる。認知的アプローチによる自己論とし て最も洗練された形を示し、<‥‥略‥‥>。私秘的自己(private self)は、子どもが最初に自分 の経験の中には他者と共有できないものがあると気づいたときに現れる(「私は,原理的に,この 独自かつ特有の痛みを経験する唯一の人間である」)[3](p. 36) 。 <‥‥略‥‥> 以上,4種類の自己に、通常、自己概念(self-concept)と呼ばれている概念的自己(conceptual self)を加えて、5種類の自己のカタログができあがる。 <‥‥略‥‥> 1 明治大学/発達心理学 小学生への半構造化面接調査の結果をまとめて博士論文執筆中です。 2 著述業/科学思想史 アカデミックポストにはありませんが、理科系出身者としてウィリアム・ジェ ームズやベルクソンを科学思想史上に位置づけ直すことを目標としています。3 Meiji University/ Developmental Psychology
vi 2.2. 自我体験の発達モデル <‥‥略‥‥> このナイサーの5種 類の自己知識論を踏ま えて、自我体験の生起 を自己発達の経路上に モデル化することがで きる(図1)。 <後略>
参 照文 献
[1] ナイサー, N. (1981).『認知心理学』大羽蓁(訳).誠信書房(Neisser, U. (1967) CognitivePsychology. New York:Appleton-Century-Crofts).
[2] Neisser, U. (1988). Five kinds of Self-knowledge. Philosophical Psychology, 1, 35-59.
https://doi.org/10.1080/09515088808572924
[3] Neisser, U. (1997). The roots of self-knowledge: Perceiving self, it, and thou. In J. G. Snodgrass, & R. L. Thompson (Eds.) (1997) The Self Across Psychology: Self-recognition, Self-awareness, and the Self
Concept (pp. 19-33). New York: Cambridge University Press.
[4] ルソー, J. J. (1963). 『エミール(中)』今野一雄(訳).岩波書店.(Rousseau, J. J. (1762)
Émile ou de l’éducation.)
[5] Rochat, P. (2003). Five levels of self-awareness as they unfold early in life. Consciousness and Cognition,
12, 717-731. https://doi.org/10.1016/S1053-8100(03)00081-3
[6] サルトル, J.-P. (1952). 『ボードレール』白井浩司(訳).人文書院.(Sartre, J.-P. (1947)
Baudelaire. Paris: Gallimard) .
[7] Tulving, E. (2005). Episodic memory and autonoesis: Uniquely human? In H. S. Terrace, & J. Metcalfe (Eds.), The missing link in cognition: Origins of self-reflective consciousness (pp. 3-56). London: Oxford University Press. [8] 菅原健介 (1984). 「自意識尺度(self-consciousness scale)日本語版作成の試み」『心理学研究』55, 184-188. [9] 立木教夫「情報と現代科学――情報概念の展開とその意義」,<https://www.moralogy.jp/wp-age “intensity”, or” stability” conceptual self private self: Case 1 private self: Case 2 conflict: I-am-me experience
図 1.概 念 的 自 己 (conceptual self) と 私 秘 的 自 己 ( private self) の 想 定 さ れ た 発 達 曲 線 上 に モ デ ル 化 さ れ た 自 我 体 験 (I-am-me experience) 生 起 ( 10 ポ + 強 調 文 字 使 用 ) 。
vii content/themes/mor/img_research/32tatiki.pdf>アクセス日:2020/01/11 [10] 河島茂生 (2017). 「ネオ・サイバネティクス入門 An Introduction to Neocybernetics」(pp.1-20),<https://www.slideshare.net/ssuser4058b8/ss-76606939>アクセス日:2020/01/24 【付記】この例は、『発達心理学研究』Vol.22(4)に掲載された同名の論文から、著者(渡辺恒夫 氏)の許可を得て抽出改変したものに図の例を加え、本誌の既存論文などからも参照文献の例を追 加したものである。なお、この例のタイトルや内容は、本誌の方針と直接関係がないことを付け加 えておきたい。 【要約】‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥250~550 字‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。 【キーワード】5 個以内 【「こころの科学とエピステモロジー」編集委員会】 *委員会名簿は各号の末尾に記載。