連携に基づいた包括的な生徒支援のための心の教育総合プラン
2
0
0
全文
(2) 係機関とのつながりは極めて希薄なものである. 授業後のアンケートには、様々な意見や感想、. という現状が浮かび上がった。. 質問などが書き込まれており、重要な課題であ. そこで、連携のための基盤づくりと、率直な. りながらも学ぶ機会が少なく、疑問を持ちつつ. 意見交換の場を設定する目的で、A県教育委員. 必要な助言や回答を得ることができていない生. 会の協力を得て、生徒指導推進連絡会議の場に. 徒の実態が明らかになった。性教育だけではな. おいて学校と関係機関との合同事例検討会を実. く、「法関連教育」、『消費者教育」など他の分. 施した。A県内の県立高校の実際の事例を用い. 野の知識を習得するためのプログラム作成を行. て、学校・警察・福祉・教育委員会・生徒指導. う必要性を再認識した。. 事務局などのメンバーによる協議を行った。事 例をとおして率直な意見交換をおこなうことで、. 4.心の教育総合プラン. それぞれの機関のもつ役割や視点の違いが明確. 関係機関との連携を推進し、道徳教育・キャ. になり、日頃からの関係作りと相互理解の必要. リア教育などの領域と関連させた実践的な心の. 性を再認識できた。. 教育総合プランを作成する。. ○外部講師との協同授業. ○生徒に福祉的視点を育み、社会資源の活用. 関係機関との連携に基づき、生徒に自らの在. を可能にするための授業プログラム. り方生き方を考え、生きるための力を育むため. 『生きる力』の重要な構成要素である問題解. の授業を実施することを日的として、B市保健. 決能力の中でもく自他を大切にするために必要. 所健康課感染症対策担当班の保健師との協同授. な知識や情報〉に焦点化したプログラムを作成. 業を実施した。. し、法律・経済に関わる権利と責任、社会保障. 高校2年生を対象に「心と身体を大切にする」、. 制度や福祉に関する知識など、社会生活を送る. というテーマで、性感染症に関する専門的な知. うえで必要となる知識を習得させ、規範意識を. 識の獲得と、保健所の機能の理解と実際の利用. 育成する授業プログラムを作成した。. につなげる内容の性教育プログラムを実施した。. ○学校と関係機関との連携と協働体制の構築. 生徒が持つ知識や興味・関心を把握するために. のための具体策. 作成した教材とワークシートを用いて授業を行. 問題の早期発見と早期対応を図り、包括的な. い、生徒の実態をふまえたうえで、専門知識を. 生徒支援を行うために、これまで学校現場では. 獲得させる講座を、保健師(外部講師)が担当. 注目されることが少なかった福祉的視点を取り. した。更に生徒の質問や意見を収集して、授業. 入れた校内ケース会議の進め方、そのアセスメ. の最後には全ての質問に回答した。. ントのあり方について提起した。. この取り組みは、生徒に専門的な知識を習得. また、学校と関係機関の相互理解を深め、連. させるだけではなく、生徒がもつ「疑問を解決. 携のための関係づくりを行う上での留意点をま. できた」という満足感をもたらしたことが、授. とめた。. 業後の生徒の感想から明らかになっている。同 時に、学校以外の機関が、生徒の実態を理解す. 主任指導教員 渡辺 満. るという効果にもっながった。. 指導教員 渡辺満 一595一.
(3)
関連したドキュメント
母子保健・子育て支援の領域では現在、親子が生涯
支援級在籍、または学習への支援が必要な中学 1 年〜 3
一貫教育ならではの ビッグブラ ザーシステム 。大学生が学生 コーチとして高等部や中学部の
総合支援センター スポーツ科学・健康科学教育プログラム室 ライティングセンター
100USD 30USD 10USD 第8類 第17類 5USD 第20類
○RCEP協定附属書I Annex I Schedules of Tariff Commitments
● 生徒のキリスト教に関する理解の向上を目的とした活動を今年度も引き続き
拠点校、連携校生徒のWWLCリーディングプロジェクト “AI活用 for SDGs” の拠 点校、連携校の高校生を中心に、“AI活用 for