保護者と教員のコミュニケーションを高めるコンジョイント行動コンサルテーションの効果の検討 : コンサルタントの役割に着目して
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(2) (4)学校での介入手続き. 4)会話に関するカテゴリーの作成. 学校での提出場面は、朝のショートホームル』ムの. 全ての回においてボイスレコーダーで会話を記録. 時間の最後とした。一斉指導において、自らできたと. した。ボイスレコーダーの発話を上村・石隈(2006). きは褒めた。対象児が自発的に提出しなかった時には、. を参考に5カテゴリーに分類した。そのうち「情報提. 教卓で提出物の専用かごを高く持ち上げて対象児に. 供」下位カテゴリーは3つ、r関係構築」下位カテゴ. 示した。個別での声がけの実行は、視覚支援で気づか. リーは4つのカテゴリーを設けた。. ない場合とした。介入2トークンシステムを導入した。. 5)アンケートの実施. 対象児が、1週間、全て提出物を出していたときには、. 両コンサルティに、コンサルタントの支援について. バスケットボール部の活動時間を延長した。. の評価とコンサルテーションの内容の評価に関する. 2)コンジョインド行動コンサルテーションの手続き. アンケートを実施した。. (以下、CBCと略称). 皿.結果と考察. (1)支援期間及びセッティング. 全4回実施した。原則として、1回につき約1時間 半から2時間開催した。 (2)マテリアル. ホワイトボードとABCフォーマットを使用した。. (3)CBCでの手続き. 1)対象児への介入結果 (1)朝の会での一斉指示による提出率(学校). 学校での朝の会での提出物の一斉指示場面のBL期 では、0%であり、介入1期では、「自らできた」が 16%、噸別の声がけ」で提出できたが36%となった。. 介入2期以降からトークンシステムを導入しその結果、. どんな関わりを行えば、提出行動が生起し、維持1し. r自らできた」が100%となった。. ていくのか両コンサルティに話し合いを促した。その. (3)家庭での提出率. 際、ABCフォーマッットを用いて、「いつ」、「どこで」、. BL期はO%であった。介入1期では、「自ら出せた」. rどのようにする」のか具体的に考えるよう促した。. が16%、「指さし」で出せたが38%となった。介入2. 最後に、決定した手続きで標的行動が生起するかどう. 期は、「声がけ」で100%提出したことになった。介. かを改めて確認した。決まった手続きについては、両. 入3期では、「自ら出せた」が78%、「指さし」が22%. コンサルティがABCフォーマットに記述した。. となった。. 2回目以降は、両コンサルティは、最初に記録結果. 2)会話分析の結果と考察. の報告をした。コンサルタントは、両コンサルティに. CBCの1回目は保護者のr情報提供」下位カテゴ. 家庭や学校での介入の効果があった場面、なかった場. リー「意見考え」は低かったが、2回目以降、コンサ. 面を取り上げ、それらの原因を明らかにしながら計画. ルタントからの「確認」と「発言促進」による関わり. を修正した。. をしてからr意見考え」が増加した。また、併せて両. 3)両コンサルティのコミュニケーションを促進させ. コンサルティのr関係構築」下位カテゴリーのr同意. るコンサルタントの役割. 支持」も増加した。また、コンサルタントからの情報. 全ての回において、コンサルタントは、両コンサル. 提供下位カテゴリーの「意見考え」はすべての回で高. ティの意見を明確にするためにホワイトボードに記. い割合だった。内容は、支援の手続きの考え方や対象. 述し、重要な語を色づけた。2回目以降、コンサルタ. 児の特性についてなど助言に留め、両コンサルティ間. ントは、記録を基にして結果をグラフ化して両コンサ. で検討するよう促した。その結果、両コンサルティの. ルティに提示した。コンサルタントは、両コンサルテ. r意見考え」は高く維持された。これらのことから、. ィから、問題解決に向けた支援策を求められてもすぐ. 両コンサルティの問題解決に向けたコミュニケーシ. に解決案を言わないで、質問や提案をし、発言を促し. ョ!の機会が増加されながら、併せて互いの関係を構. た。また、コンサルタントは、両コンサルティの発言. 築しようとする態度も向上することができた。さらに. 内容を復唱、要約し、話題内容の明確化を図った。次. は、両コンサルティ間の発言に相手を労う発言や対象. に、コンサルタントは、両コンサルティに検討すべき. 児を肯定的評価する発言がCBCの回ごとに増加した。. 事項を提案し、発言を促した....
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