• 検索結果がありません。

英詩に於ける言語音樂

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "英詩に於ける言語音樂"

Copied!
11
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)Title. 英詩に於ける言語音樂. Author(s). 吉田, 稔. Citation. 學藝 : 北海道學藝大學機關誌, 1(1): 37-46. Issue Date. 1949-12. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/3454. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) . 4年1 2月 昭和2. 第 1 巻 第 1携. は じめて文心賭龍o 史通のきっている著述批評と してのす ぐれた点やその史的地位が確立されたの で あ る。. ‐ 四庫提要が:吏C濁佑龍を 「文体の源流を究め」 .たものとして いるように、 女心雌龍では文章によっ て表現されたものの体裁o 源流を論ずること最 も多くニ十一篇あり 繋 鰍 き、 .更にはその表現の 完 を論じてい ・ き形成は いかにあるべきか を説き、 その基礎力を論 じ、 その根源と しての文化生成過程・ るが、 . 1の体系と内容は女聾評論のそれと して堂々たるぽかりでなく、 震い意味での文章表現と し ・ D雛龍は ての著述批評--文化批 論のそれと しても亦完備 したものと言い得ると思う。 要する に女i - 中園文化#脂寺史の中でも特に重要なものと意識されるべき著述批評史上のす ぐれた著作として 、.そ ・ の史的池位を捉えることが出来る。 私は女心雛龍をこのようにながめてその史的地位を定め るべき ごい′ と考 えて い、る。-そ で あ る と 思 い、 この よ うに な がめ る‐と ころ か ら中 園D 文 化批 評 史 を 体 系 づ けナ. ′ :線合曾通ということを指摘すべきであると思って いる ・ して中園墜術文化の最 も重要な特質と して、 ‐ そこから中園民族のもつ つ らその論理を探り 私は、 綜合曾通の旨をよく活かじた諸著作の中か 、 文化意識を考察 し、 この園の文化聾術D もっている世界の 駆術文化史に於ける意義を明 ,らかにす べ きであると思う。 1 } 鈴木虎雄博士 「支那詩論史」 第ー篇、第 二篇」 青木正兇博士 「支部文学思想史」 内鴬、第 二章」 第三章。 註 { 2 { ) 吉川幸次郎教授 「中園散文論」 第一部、 中園文章論 可鈎、 ( 3 } 「四陣全書徳目提要◇ 」 集部四十八、 詩丈評類、文章莫盛於雨僕、 揮揮瀕瀬、 女成法立、 無格律之- 思 鐘 ー 則断自劉潟 蝶 偉於今者 書 其勤鴬 輿論其首也 故論文之説出嵩 建安黄初、 憧裁漸備、 、 獅究 - 、 、 、 、 、 事詩、 陳法律 孟栗本 鴬例各珠 備 暗然詩式 作者甲乙而綱豚師承 文体之源流、 而詳其工拙、 蝶寡 、 、 、至 、 p山詩話、 隊 陽修六一詩話、 叉畿粂説部、 後所論著、 不出此五例中央。 秀採故賞、 劉莫t ◎ 青木正鬼博士 「支那女拳思想史」 七八頁。 郭紹虞 「中国叉挙批評史」 上冊、 第四篇、 悌二章、 ,第六節、 ある る も じゃうに理解され 説が 思興復古思想之萌芽に 同 劉意 。 :つ いて論ぜられてv るが、 その他 1女心雛龍の史偉篇ー 5 ) 内藤湖南先生 「支那丈畢史」 二〇五頁。 こニてー ( の篇に於ても劉寂恕の史摩理論をぅかがふにょいものがある。 通愛篇の如 きもそのー例。 , ・ 略 通志馨文 直密書鉄解題 新唐書聾女志 のは 6 ) 目録に女史類を設け、詩丈評書や史評書を載せているも ( 、 . - 、 :とっていろ。 宋史薮女志、 補宋史養女志などがあり、 皆丈史類を贋義の文爆評論の意ー. (終). 英詩 に於け る言語 音楽 吉. 田. Minoru Yo菰da:. 稔 .. ,. ・. ・ ‐. h Podry d l i V~or -M 鵬i s c” , Eng .. 論文、 手・紙、 物語、 日記等色々あるの であるが、 それ 文字を以て表現されたものは詩歌、 小論、- 等総べてを文型と呼ぶ事は出来ない。 女寧は一つの婆術である。a従 って文型は識者に快感を興える 様な方法に於て書かれたものでなくてはな らない。 女駆に於ては内容と共に其の表現の 方法の中に 内容にふさわ しい面白さがなければならな 。・W. H. Hud s鱗 氏は 「女塵に於ては第一に其の主 題とそれを取扱う方法とが 一般的に興味のあるものでなければな らぬ、 そして第二には其の形式の ● Dと述べてV L 、る、 のと認め られなければならぬ」 要素と其の形式り輿える快感とが 本質的に重要なも ・ 質的要素で て本 々は文体の輿える快感は文型に於 彼の言ぅ女聾の形式と は文体の ことであって、 吾 あると考えるのである。 今ここで詩D文体について考察を した と思 うのであるが、 詩とは何であ 37.

(3) . 」 I i No で○ V O .1 .’ ,上○. ,. .. GAKUGB G KUGBI. ‐ December 1949 ,. .. るか、叉詩と散文とは如何なる点々 ‐於て異るのであるかと言う問題を先づ考える必要があると思う。 : 普通に詩は韻文で書 かれる場合が多い、 然 し詩は韻文で書かれるとは限らない. 而して散文に饗 する譜は韻文である。 韻文は一定の 格律を持ち億流的な規則に或る程度従って作 られる一つの文,鰹‐ ・或は散文の形式で書かれていても、 其の内容と形式 が音楽的で も 形式である。 詩が韻文で書かれて, , 、 ‘ ・ あり詩的であれば詩と考える事が出来 る。 従って厳密に言えは韻文でなく詩的 要素を持たぬてもの を散文と言うべきであろう。 a cビ’ で あ ると 言 は れ 然 らば詩とは何であるか、 英園に於ては詩は ”Theb鎚 wordin the bestpl. igh igh l紀ご’で 〔p t wordi l l 大型の教授 R. M. 0gden 氏 は 詩 は ”The r er n th ている。米図の Corne あると述べ、 而 して 「完全な言葉の表現を見出すために詩人は正 しい意味を持ち正しい音を持つ正. 其の表 しい言葉を見 日す事に努め なければならぬ。 此の正 しさに到達する事が詩的なのであって、 ・ ー ● ・ ′′ / 2 ) ( は詩と 題外である 散文の 現 が規則正 しく格律に合致するか否かは問 。」 と言つている. 更に同氏 相違について次の如く述 べている。 「此の正 しい場所に置くべき正 しい言葉を愛見する事は詩と散. 文との根本的の相違をなすもの である。 」 ◎ 詩に関する 0gden 氏の此の 誠に自分は賛成するのであるが、 然らば如何なる場所に何如 なる譜 を置・ く事が正 しいのであるかと言う事が次に来る問題である。 従って此の事を研究するために過去 ・事を研究する事は、 詩の本質 に於て著名な詩人達が如何なる言葉を如何なる位置に置いたかと言う を探究する上に重要な事であると思う。 詩は音馨と して朗唱さ れる時に最も蔓術と しての特色を褒擁するものである。 その 時に詩は昔を 素材と している点に於て音楽と相通ずる面がある。 然るに詩が音楽と本質的に相違する点 磯詩に於 て ,ズムと音色 があ ・は意味ある音が用 いられている事である。 而 して詩と音楽との共通する部面 はリ i にh ) ると言う事である。 即ち各々の子音母音はそれぞれの音色を持ち、 叉それ等の音には高低 (p ある ントと文の強勢 語 ( 鰐 ) し詩に於て 若 ss s が が あり、 表現に方きこは詩の律動を形造る のアクセ 。 此等の音楽的要素を無税するな らば美 しい詩は出来ないのである。 -と呼ぶ事が出来るであろう。 dmu i r s c) 喜々は斯くの如き詩の音楽的の部面を詩の言語音楽 (wo 前述の 0gden 氏 は此の点について 「言語の吾馨墜は-種の言語音楽を可能にする。 そ してか b i lmu る言語音楽 (v a s e r c) , なく しては詩は成立 し難いであろう。 然 し乍 ら音楽に於ては書の型が ー 4 )と逸べてい 主となり、 詩に於ては語義的な或は意味ある暗示が主たる位置を占めるのである。 」( る。. .. d l ey氏は此の黙に関 し 「詩の人心に訴える所の一部は音楽的な部面である。詩に 英国の 批評家 Ri. 5 )と 述 べ て い る らぬ」( 於 ては ただ 意 味を了 解 す るだ け で は な くて 心 の 耳 に 聴 く も の で な くて は な, 。 .. .叉詩に於ける音楽的要 素を重硯する K M Wi on 氏なさは 「吾々は詩を経営的音楽と して味う s へ . l ‘ 事が出来る。それ故に喜々 は詩を何等かの意味内容を表現するものと してではなく、ただ美 しい書と . G 印 象の連犠と して鑑賞す る事が出来る」()と述べている。 此の論はあまりに書架 的に過ぎた傾きが . あ るが、 此 の間 題 に つ い て大 な る参考 意 見 で あ ると 思 う。. ‐. ●の如く詩に於て音楽的要 素を重税する聾者が多: くいるのであるが、 詩の音楽が如何に構成さ 斯く , はなされていない様である 例えば詩の研究家 言う事に就いては未だ十分の研究 れているかと 。 ●る事の出来難い事柄であ‐る. 詩の階調 Gumme e 氏は 「韻文に於ける者あ統合は一定の法則を立て r 7 )と言い 又 Lead i は 「Hype l e on は Ke鵡 の員 、 r s は説明するよりは感ずる方が容易である。 」( 、 ,比 8 )と述べている。 此等 能讃する方が容易である。 」( のリズムを持ってい る。 それは説明するよりは質 きオむてL (ない の諸聾者の説より見ても詩に於ける言語音楽に開する研究の体系は未だ十分には確立・ と考えられる。 38.

(4) . 4年12月 昭和2. 第 1 巻 第 1溌. 、ては従来多くの研究がな さ t ) に就G e r 然 し乍 ら詩の音楽を形成する要素の 一部である格律 (me i i l l t a t e on) 類 書 (a$onance) 等 に つ い hyme) 頭 税 (a r i t) に 間 係 あ る 脚韻 (r ・ ounq-t 1 れ、叉音 色(s. 以外 究がなされて来た。 然 し乍 ら詩に於ける音色の配置について の研究は上遮り事項 てもォ 羽富 ,に研 ・ るに 説かれ 到 って に於て か1る研究の 必要が次第に にはあま・ りなされていないのである。 ただ最近● , l d 氏が彼の詩語研究に於て 「詩の音楽は軍なる時間的な ものでなくて 書 「 i い る 即 ち owen Ba e r 9 )と 」( の審美的 徴直を次第に増大する事によって、 単な る律動とは雁別 なされな ければな らない。 述べているが如きは其の一例である。・ hm) に依って作り出される。 律 動は大体等 しい時間内に同 h t y 詩に於ける音楽美の一面は律動 (r 通常認め f f じ効果 ( t ) を反覆する事 に依って生ずる。 英詩に於て従来基本的な律動の型とLて e e c i d t ( a c) 揚 i抑格 cyl a a e雨c) 揚撞 h i n p a t c) 抗}抑揚 格 (a i r o c amMc) 揚抑 格 ( られているものは抑揚 格 ( 中 一の型を反覆す 揚 格 ◎。 。ぬに) 二短歩格 (py 鯨 ) 等である。 英詩の律動の構 成は此等の の同 )を脚( f ) と呼び、 其の脚の数に 依って 格 o t o 衣うて 成立するのであって、 その単位となるもo る事にて im t篤’ t e l e r on ,d e 伴(mme)が 定 る ので あ る。 而 して脚ID 数 が 一 つ 二 つ 三 つ と な るに従 って、 mon ime t t r e な さと呼1譲もる。 例 え ば r. -つの脚であ とか asthough は- t e と呼 ぶ r ame i t c pen 此の様な格律を iamb , 」揚格の律動を持っている。 そ して脚が五あるか り柳 ,ら、 tト、 叉は女の顎勢を基礎とす のである。 此等 は音色には関係なく、 それ ぞれの 譜に固有のアクセン 極めて概説 る音の強弱に依って構 成される律動である。 以上は論を進める順序として律動について 的に其の一端を述べたのであって、 次に 容色の問題に進みた いと思うo f f ) の反 覆によって 生ず る事は既に述べた通りであるが、 それは律動の e e t 音楽美は同 一の効果 ( c 益々美 みでなく音色 ついても同 じである。 一定の音色の配列を反覆する事によって詩の音楽実は に重要な問題であるo と共に本質的1 しさを増すのであって、 詩に於て音色の問題 は格律● e) 等であ るo 脚 韻 は c o nan 月い られている方法は脚韻頭額・ 類晋 (鵜s 晋の反覆の仕方と して従来1 ’ なさの如 くに同じ暑叉は音部を特ク語を行末 d d l d i e d l i f e e〆’ と か ” ,r 二つ以上の行の間で ”thee s in か“ i f な どの様に語 り 鰍こ於て t i emo t s or gh gh ,f に 於 て反 覆 す る事 で あ り、 頭 韻 は “h , 旭IP と ” の如く短い母音 を反撰 したり・ i i s ty l t s mi t gh psi 同 じ子音を反覆する事である。 額音は ’ t d ’ ”My sense asthougr ofh ocklhad drunk’ eml. ”From t den 。o l t l eヂ h t e『go e mo. ・駕ns e に 於 て my.. 此等 の 如 く 長 い 同 じ母 音 を 反 覆 した り す る事 を 言 ぅ の で あ るo. 、onn . l e tノとか言 oup e t とか c の手法は総ての 詩人が多かれ少なかれ使って来たもので、 特に脚韻は s - e t に 於 て は”綱頭 は AB AB 叉 は AB BA の う定型詩 に於ては不可欠の 嬰素である。例え ば coupー , ・ の如く反覆され 如く反覆さ れ s態kespeare の sonnei に 於 て は .AB AB.CD CD EF EF GG 、. るが 如 きで あ る。. 音楽は 然 し乍 ら此等の昔の反 覆は比較的鴇単で直く気付き易いもので あるが、 更に高尚な微 妙な ている 普通の識者が共の反 覆の仕方 を知る事は容易でなく、 種々の慶化と把ぇ難 い手法が用いられ ・ あるであろう のであ る。 斯くの如 き微妙な音の反覆 は作者自身 も或は明白に意識 していない場合も ●ざる修 練こよって常人の到底 及び得 ざる境地に到る 然も詩は警衛であるが故に・ 作者の直観と挑ま , 存するのである の であって、 そこに 「詩人は成るにあらず生るふな り」 と言う諺も出て来る理由が と思う。 英詩に於ける言語音楽 め重要なる要素である音色の反覆について・ 自分は次の 六陸額の型を考 え それによって此の間題を研究する手掛りと したいのである。 即ち 1 .同音反覆. i i ‐ t t on) s l epe ( ound. bler i i l 3 on) a epe t t .音 節反 覆 (syl. i i on)- t t ‐ epe 2 sound oup r gr .音 群反 覆 ( - i i d 4 ‐ on) epe t t r r .同 語反 覆 ・(wo r r. 39. ,. ,. ・● ’ ′.

(5) . r.I I VO .1 , 氷o. GA1 【UGE1. ー D ecember ,1949. ‐. 5.語群反覆 (wo d i i i ‐ r oup r ep t t on) gr. 6 凄め i i t t .混 合反 覆 (mixed 叩e 此等の型の中で (1) から(5) 迄の型にはそれぞれ緩立 して用いられる場合もあり 父此等の型 、 の幾つかが混合して用いられる場合もある。 この様な後の反覆 方法を混合反覆と呼ぶのである 所 。 ‘ ’ に於で gの書を反覆する如 き場合を指す 然 し詩人 の i 謂頭額は同音反覆の一つの型で ‘ l r a tg e r g 、 、 中には此の手法を更に渡大 して譜の中途に在る晋を反覆 している。 例えば “ h t etree、Wascramped and d r〆に於け るr音の如 きである。. 斯くの如き頭額 的手法は詩人によって種々異ってい るのであ る。 類晋は母音の同音反覆を言うのである。 此の外に幾つかの音 の群 (g r oup)・′を反覆する事によ って美 しい言語音楽を作り出 し律動の美を更に美 しく している。 例え ば ・ 、ノ. hs ing ing through thef Th hms i e wood t og (T.S o t) .E1 ′ ′. j2 19 . - 、 Pa l e th out name or numb e r(Swi nbur ne) . , wi , 2 ]仝 ]. .. . ・. 此等は比較的簡軍な場合である。 粕々複雑な例と しては Hymn i sう 」 t n●and harmony (Ke a ▲L- g - -. . ・. . -. ′. - -. , And pa i 1 t f t e ta a onssw( o a t(Ke nd pleasuress t s) . 4 l i -2 19 3 45. ・. 、 、. ′ ‐. ー. 上記の如く自分は晋群り中の同じ種 類の音を数字で示 し、 其の反覆の状況を把え易い様に工夫を ‐してみたのである。 此等の例に於. ては大体行の前半と後年に於て同 じ音群を反覆 しているのであり て斯様な例は英詩中に極めて多いのである。 而 して詩人は同 じ音節叉は同 じ語叉は同じ語群を反覆 す る手法を用うろことがあるが、 それは緒局上記の如き晋群反覆と同じ叉はそれ以上の晋- 襲的効果 をねらったもの と考え られ、 晋群反覆の特殊な場 合と考える事も出来るであろう。 次に. S加kepear e s t , Drydeh, Kea ,Swinburn. A.E.Hou S逗l i sman o t 等 の 詩 人 の 言 語音 楽 に 於 て- ÷ ,T. -. その昔色配列の特色の概要を述べたいと思ぅ。 Edmund spen記r 等の同音反覆は非常に顕著であっ て 彼 より後 の 多 くの 詩 人 達 の 手 法 の 源泉 を な して い るか と 思 は れ る。 馳臼ke s a r e に 於 ては Spen鱒r pe. と同 じ行末の頭韻が随所に見られ る。 例えば i And,sweet spir h t a e t r u r eげb 日常に用いられて , 叉次の如き行の始めと終りの 譜の頭積もネ ,the b. i l ・る。 When i l l shang by t庇 wa e c c . 更に頭韻は次の如く三回以 上反覆されている場合が 多い。. 叉語の中途に在る旨も反覆されている、 斯く して美 しい同晋反覆による音楽が作り出されているの で あ る。. . r l Thys fthou gav’ t熊n not knowing t s th・ e , ,thy own wor. l dng Come home again or bet t erjudgment ma . Shake spear e. の音群反覆は後の. Dryden. や. Repeht derror epe 1u, andf omol r sturn ,r -. K爺声 な き乙 如 く整 然 と は して い ない け れ.さ も、 次 の. 様な混然ナ こる音群の配列を している。 ’ ive thou upon th TI slo$ ervant : en ys ,l . , Soul 5 1 3 ‐4 1 1 1. 1. ・n ′. 、. 4 .. ・. ・. ・. ‐. 彼は時には二つ以上の行に亘って同様に暑 群を反覆 してv ・るが、 それは非常に美 しい効果を拳を ・て ナ . い る。 即 ち .. ~. But l ssworn ack m y handi ,a ,一 - , . ー 2 3 46 ノ G. Nどerto pl f hy t加r rom t uck thee、 n 胎 1. 一, 、 . , - , . . i 1 2 コ 4 5 ( . .. ’, ●. 、 .. .. ′ ・. 音節反覆に於て彼は譜の主なる部分を反覆する事が多・ く、 他の詩人の如 ぐ接頭語や接尾語の反覆 は あまりしなかったd こ れは 彼 の 特 色 の 一つ と言 え る で あ ろ う。 即 ち -‐ 40. ・.

(6) . 挙 ,. 第1 巻 第 1競. 2月 4年1 昭 和2. 馨. i he Fpr i ing b d rhyme i lo l f eve Sweet l ng aut e ove t ove篤 l u . Then can . gr . And beauty mak ーーーーー -● . ‐ ′ - ÷「÷÷’ ●り豊富ではない、 然 し乍 ら良く i sf evance 彼の譜及び語群反覆による音楽はあま at gr e e on o r g .. 均整がとれていて後世の詩人に範を垂れているものと思はれる。. .. ,. 、. ly and mor Thou art′morel etemperate ove h e i h ihぽ come h Comel uther c t r . , omp t.. : =常にある。 邸ち 叉二行以上に亘る語群反覆もオ の如 きで あ る。. lof cane l Youthi lof pleaure. Ageisf u sf ul. Dryden の同 音反覆に於ては Shakespeare の如く行末の頭韻と行の始めと終りの語の頭誤が糊 富. 用いられていろ。 而 して 更に三音 四書の同音反覆が特に多く、 其の場合には三 組の運渡 した頭韻が 屡々用いられてV・る。 例えば J hd h ed ange d wi t a S 己 r, whenthe waves VVent h A鰍ouヱ so charming fronl astock s。 good. P1 e gh. ・のが多い 即ち 彼の音群反覆は整然と したも 。 , d h o i l son o rCa c Qf a Protestant Par. The mighty Sov’記ign of my Soul . ・9. ′ ;‐ ー 19 :. : ; 、. 12 94. 34. 19. Priest .. igatet he Mu鴬. i Made Pros t tut ea nd pfdrl . . . . i l ns や Ke a篤 に も 音節反覆に於ては Dryden は ing の 反 覆 を 特 に 多く 用 い て い る。 そ れ は Col h i di i ingr l l. ng f nk Th en a or women, Paint . 多 く 見 られ る手 法 で あ る。 , r ym ng, r. sma いて・ 此の黙は′A.E n に似ている。 而 . Hou 彼の語及語群の反覆は良く前 後の均整がとれて‐ S i T 1 E t 詩と共通の点である o 此の職は であって の .. 。 、 して語群の反覆の量 は極めて豊富 h i e st e rf at s,so equal wa i Asequal were th , e r Soul . Keat s. ’ ’ ’ dandl d,s And s i ooにd i ook gh 尋 andl gh . g,. の詩に於て は普 通の頭韻の外に行末の頭誠が随所に 見られ・ 三回以上の同音反覆が非常に. s e の と同 じ傾 向 で あ るo 即ち ar 多 い、 而 して 其 の 仕 方 は‐S加ke pe i e,asf sh s r cummy mar taros om a s . d 加平lyi . Am Pede l n a palace court s t a , 【. sめna n c 彼の額音 ( e) は均整が とれていて美 しい。 特に 琵 の音の反覆が目立っていて、 それは a ^. S脳ke r s a e に非常 に似て い る。 pe T加t unbelief 超s not a space to、breathe. l Sa eep cn turn,s. i歩 atthy feet l weeP, wh. n の如く整然たるものがあると共に、 叉把ぇ難い複雑な反覆も多 い e K粥t s の 音群反覆は Dr yd 而 して Keats の言語音楽の特色はむ しろ後者に存すると考え られる。. 前者の例 Fr , om supreme contempt 21. ‐ i 1 r here wa t no re t ed cave s no cover , , 1 1 ‐ 21 23. le Fa W hi t d es ee中’. strangledin 『ny nervous grasp? 9 21 ]29 .. 後者の例. ー. i s c of our woe h songs of mi se ry mus Vvi . t ;・ 15 9て. i i l ible Di i sd ne t ;symbo v t nc s . ,and vis 12 3. 4. 56. 2 5r6 、 148. る事が多い、 然 し叉 r e の方法に似ていて・ 語の主要部分を反覆する事が多い s s加ke pea 彼の暑 節 反 覆 は . 41.

(7) . I VO .I .1 , No. . ‐De蛋 ember ,1949. GAKUGEI. Dryden の如く ing の 反 覆 が特 に 且 立 つ と 共 に彼 は ・ne雛,ly e t 等の接尾語を好んで用いた、 こ ,s. ′. れは彼の詩の特色の一つである。. l 三 Que sand Th en of pear t e s pearly to3 .. 帆′hen wedding f dd l i e sare a‐playing,. Sor i f lt hm Be t row m’ r lu u e be autysself . Sつ f ’ l l ム he igh ly l us t e ond a t yl , , br ,aniso sof. ′ ′. 彼の同語反覆は整然と‐している、 然 しあまりに豊富な反覆は していない・ 語群反覆も多少あるけ れ さも Keats の詩D書架に於てはあまり ・重要な要素 ではない。 即ち ー 帆/el comej i e l s tand muses pa oy or r sbr ow, Mu e gh ,and welcomes . , Ye l my sorrow,l l l tl t me tel t met e e e .. Sw; bu r n ne の詩に於て、同音反覆は三回以上頭額の形で反覆 される場合が多く、 特に其の特色と , 考えられる事は一つの行に於て二種類の同音反覆を して居る事である。 l l Pa e ,. ,byond porch and porta. To me x and me n that mi t her e .. l Wi hl i i i t e ofr s n a p ofl錠vesand r pp .. \. M医den mつ i gh s ady ofl t perfect t . ・ ,l. Swi nbur n〒 の音 群反覆は概して単純であるが Dryden.の 如 く 整 然 と して い る場 合 が 多 い。 ’ d t For wint ins a ings s ra er r ays of rui ned spr nd ruinsare over . 、 Re s . ′. 1 23. 1 23. 1 2 34 5. 1. 2 3 4, 5 ・. 彼の語群反覆の特色は配列される譜が複合語をなすとか\ 何等かの接尾語の如きものがついてい る と い う 激で ある。 而 して, 其の反覆は極めて豊富であつて ・Dr S 1 i en や T. t の言語音楽に共 yd o .E. 一 、通 し ,て い る。 例 え ば. And the t ‐wind a s nd the west wi nd sing, 、southwe. F1 l foot k d er off eet t i - ootthan the f ee . ー ー【ー ” r 、 . . , - Co通ds tthou・ r emembera ndlforget . ÷1. l dlforget orthou remember Cou 1. 2. 3・ ・ , 4. ・. 5. 1. 1 ‐. 2. 5. 3. A s 1mn の同音反覆の特色は所謂 頭韻に罵するものが極めて 多く ,E ,Hou 、 行末の頭額と共に行の , 始めと終りの頭説も顕著であり非常に美 しい・ 即ち ’ Theret he ravens・ f観s t ed f ar. l t r eam, s andi n severn s .l. ・ S1 l th the f tr eepy wi ea鵬 ow ofs. 此等の 音楽は極めて‐ 美 しく. Aboutt始 w;ndy l d ,we a. ded h High in thef i l u o ,. Spens er peare , S始kes. l Mi ton. 等の手法を完茂 したものと考え・ られ. る。 而 して彼は更に頭誠 的反覆を同一の行に於て三回反覆 し、 律動とオ て美 しい音楽を生み出 して 填まっ- いる。 断り女廿き同音反覆は Housman の詩の音楽の基調をな して いる● と考えられる。 YN1 ent彪t made a man ofIne . l moping me ancholy mad .. And f tf ly on f鍋〔her ttha ee s. ・tid And sure uns l ackened s r e′. 彼の音群反覆は稀々雑然と しているけれさも、 極めて美 し 音楽的効果を持っている。 Asthrough the i i l l s of wyre w ld green h 1 2 345 2 51 34. lt f ledt l i he anned thei rt i e sf empl rlungs.. ‐. 1 23. 4. 5 6. 7 8 2・7 4. 5. 38. 彼は叉二行に. 亙って美 しい 音 群 ゎ反 覆 を して い る。 そ れ は Shake s e に 見 られ る手 法 で あ る p鋭r VVi th rue my hea ti l sladen 23. 4 567. l den f For go i d r ends l ha 567 1. 423. 彼は単音節の譜を多く用いたために音節反覆は彼の詩に於てはあまり重要な要素をな していない 然 し彼の同語反覆及 び語群反覆は極めて整然と して美 しいリズムと共に美 しい階調をな して‐いる 。 42. /.

(8) . 昭和24年12月. 第1 巻 第 1槻 h poi i i 訳′ 二 。hed dr t′and po t sつned・mea s nk ,. \~anderer twa Fd wander t s wes se a t s er . - -. ・ 彼の語群反覆は二行に亙る場合が多V o Ady hand lay er 1 「 1 1ee Pty on my k1 .. Ach i tl ay. ng on my knee i. T.S i t の言 語音楽 は極めて美しく卓越 している。 彼の音楽の基調をな しているものは同語 o .E1 及語群反覆である。 彼程に豊富に此の手法を用 いた詩人は他にないであろラ。 従って彼の同暑反覆 は譜及語群反覆の形: こ於てなされている場合が多く、 然 らざる場合は Dr t s等の手法に似 e n a yd , Ke て い る。 即 ち ’ di ー rsdark di lf lyseawardieaward f l ごsgamp an度 i The w垣te sai i s 離a t s息awn a増 ng y ・ . ,A増 l l lthe waters meet U 「 eep, where a rs nde .. 彼の替群反覆は概 して簡単で整然と している場合が多い、 此の鮒は K鋭t sなさと異ってい る。 例えば n S o e 1 ]2. igm meet i W her st醇,gr箭n a ey l e t熊 gr r . ● ]2 3 123r--. br l tone onze s ,stone , , stee ‐ 12 12 12、. ,. -. S i l s t ance enceand preserve respectful di , ]. 23. 45. 1 23. 5 4. 彼は音節反覆を相常に用いている、 そ して i ng とか接頭語のの如きを反覆すると共に彼細目 の 豊富な反覆をしてい る。 例え ば Never moving l ing, 樽asp,ng a i Ri t ki s se sa s nd toys ng or fal , ,‐ever moving. denhe d i To Hi a ndhe ad . ,or ma. i l i : r t 1 at at ーons ons tra Qft始 macta ons on ob ,ーmmol ,lmpe. l l unspeaking a i 1he st nd unspoken word:. E1 i t の譜叉は語群の反覆は極めて豊富であって、 各行到 る鹿、 譜の反覆にあらざる所はない と o. 迭の一大特質である。‐例えば 言うも過言でない。 此の点が彼の言語音楽 ・ k h h 脳 l : W腹tseas w ats ores, w t grey roc s and w態ti s s and. .. : Hourand「hour , word , and word , power and power 」. 2. 9. 1. 2 ・. 3. 2. 4. 4. ime hi Bo imeandi n the nightt t nthe day t . 1 2 .. 3. 1 ,3. ′ 8. ・. ′ . .、. ‐. 彼は更に数行に亙って 語群の反覆を している。 例えば F鞭gme n tof An んg on の中で 8行中 に h を 五 回 反 覆 して い る が 如 き で あ る。 ま こ とに 語 群 反 覆 は Bi h t a t r ,and copulation,and de 詩の 鍵 で あ る。 , .. E1 i tの o. 以上を以て数人の英詩人につ いて其の言語音楽の中の音色配列の面につき其の特色を概説 したの であるが、 これは未だ試論の城を出でず今後の研究にょつて 更に深めて行きたいと思って いる、 .各 位の御批正を乞う次 第である。 詩人と言語音楽 以上に於て述 べた所の論を基礎として斯くの如き言語音楽 が詩人に於て如何に考え られ、 叉詩の 創作に於て如何に働いているかと言う事について Keat sを 一 例 と して 若 干 の 考 察 を した い と 思 う。 言葉と適富な詩形を用 詩人 が或 る経験叉 は思想感情を詩に於て表現 しようとする時に、 彼は或る ・ 43.

(9) . I VO .I .1 , No. December , 1949. GAKUGBI. ・現 いてそれをするのである、 その場合に彼の使用する言葉の性質と彼の用いる詩形によって其の表 の内容が影響を受ける事は明白である。 例えば日本語で書かれた或る詩の内容を英語の詩と して表 現 禽ゐ 時元来の思想感精をそのま1表現する事は到底不可能である。 その事は同 じ英語の詩に於て も言えるのであって、 詩の用語と詩形の違う事によって、 其の内容に多少とも蔓化を生ずる事 は避 け難い事である。 斯くの如く詩の内容と形式とは不可分のものであって、 此れを別々に考える事は出来ない、 美 し い形式の詩は美 しい内容を持ち、 叉美しい内容は美しい表現形式を持っている。e Pち詩の形式は詩 ′ー ・. ’. ’. ・. r. ・ ▲. の内容と深い関係に立っていて如何に美 しい思想もそれにさわしい形式なくては表現する事は出来 な いの で あ る。 従 っ て 一面 で は 詩 の 形 式 は 思想 の 形 式 で も あ る。. he l t 「ソネ ッ ト J r and 氏 が・ .Su. ・は詩人え 欝 し韻文で考え は単に音韻 的形式ではない。 それは一つの思想形式である、 即ち ソネツー ) ◎ る或 る形式を典えて い る しいと思う。 詩人 が詩を作 る過程について考え 」 、 と逸べているのは正- , る時、 最初の経験叉 は思想 感情 が質際に一つの詩ともて 完 成された時に、 果 して其れのどれだけの 部分が其の詩の中に表現され得たかと ,いう事 はそれぞれの詩人の特質と其の場合其の場合によって 異るであろう。 何故ならば詩人の頭には詩 作の中途に於て新 しい考が浮ぶ事もあるだろう し、.或は 韻律を整える都合から、 別の言葉を使うこともあって、 富初の意圏とは相富の開きを生ずる事が十 uey は r世の中に是迄考え られた最も輝か しい詩と難も其D詩人 分 考 え られ るの で あ る。P.B.She. I P と述 べているo の元束の着想のかすかな蔭影に過ぎないであろう」( h は彼 或る種の詩人、.特に W.帆/ordswor t の如き大 の経験 とか思想を忠書に詩に於て表現せ ん と r l l i媛坪 r す る態度を r持っていた。即ち彼 の l wandered lonely as a c ape r” な さ o e oud” と か ”Thes の詩に於てそう言う傾向を十分に推測する事が出来る。然 し乍ら他方 K甑t s の如き詩人はそぅいう 態度をあまり持っていない。 彼の ”ode tO Au t umず を除いて はそういう傾向の詩は殆ん ど見られ‐ ない ので ある。 例 え ば “ode to a n i h i l ぎ a に於ていは彼が庭園で美 しい夜曙鷺の馨を聞いた経 gtng 験を詩作の動機と しているけれ きも、 それは鷺其の物についての詩と言うより は寧ろ、 詩人が其の 鳥の馨に刺戟されて 脳裏に浮んで束た思想感情を述べてい る部分が多く、 鳥其物についての叙逸は あまりないのであ る。 彼の詩作の態度は此の様にある事賓をありの ま , :表現せんとするの でな く む て、 それを一つの手掛り、 或は趣黙として美Lい詩句を作 らんとLたのである。 彼は 「私は美 しい 詩句を愛人の如く思う」 と逸 べてい る。 彼が友人に途ら た手紙の中の彼の言葉は、 その様な彼の詩 作の態度を良く表明 していると思う。・「どんな人でも蜘蛤の如くに其の人自身の中か ら自己の空中 城砦を編み出す事が出来ると私は思う。 即ち蜘妹が仕事を始める時にそれは木の葉や小枝の上に二 三の支黙を持っているだけで、 彼は空中に美 しい網の目を張るのである。 人間も心の美 しい網の 先 」. ナ. ー. ● 、. 一. 端を着けるためには僅かの支黙だけで満足すべきである。 而 して彼の眼には象徴に富み 心の感闘 . - ‐ r ・ ′ ・ ● には柔 らかさに満ち、 漂泊のためには庚い領域を持ち、 彼の感情刀満足のためには優秀性を持つ空 . 2 1 ) の L 中の隙帳を織 中 の 隙帳 を織 るべきである き で あ る」 」( .. Ke t a s は斯 の 如 き 自 らの 態 度 と Byron とを比較 して 「君. はBy 直 r =と私の事を話している、 吾々二人の間に は非常な差異があります0 即ち彼は眼に見る~ onリ 事を描嘉するのであり、 私は私の想像する事を叙述するのです。 私の方 は最も困難な仕事でありま 1め す。 そ れで此 の 非 常 な 差 異 を 知 って 下さ い」(. ′. 斯く Ke ・唯帳を織るに富って、 それを導いたもの は sが若干の起黙か ら蜘蛾の如く空中に美しv t a 3 1 ) )・と imag i i 想 像力 ( na t on) で あ る。 彼 は 「私の 想 像力 は僧 院 で あっ て、 私 は其 魔 の 僧侶 で あ る」,. いっている様、 彼 は詩に於て想像力を ,愛 し且つそれを重税Lたのである。 彼は想像力に導かれて詩 を作ったのである。 か る創作の過程に於て は彼の行動を抑制するものは若干の支点以外に何も な s r a e に於けるか」る自由を賞揚 く、 全 くの自由であつた。 彼はか る自 由 を 愛 し、 そ して,Shake pe 44.

(10) . 弾 強. 爆 撃. 第1巻 第1貌. ,. 昭 和24年12月. . hy hm) t r 詩人が言瀞乍中に富面 する重なる要素は三つある。 第 一は意味内容の要素、 第二は律動( の要素、 第三は音色配列の要素である。 若L此の三要素を満たす適切な言葉が得 られたな らば、 そ l れこ そ “The best word in the bestp a cげ である。 然し此等の中でいづれの要素を優先的に探り, いづれを後にするかは詩 ・の特質によって定ると思うのである。 というょりは美 しい詩句 を作り出す事、 即ち前逸 Keat s に於ては詩の内容的方面の深さを求め る . 彼 手紙の中で 「偉大なる詩人にとって は美 の の第二第三の要素が優先的になる傾向が見 られるo , は ) と述べている。 彼の斯 与し 感覚があらゆる考慮に優先する否寧 .ろ総ての他の考慮を没却する」い5 -・ た態度は彼の詩の修正の跡を尋ねて、 その前後を比較する時、 これをある ・程度謹明する事が出来る べ 思うd てみたいと K ら此の事を次に調 は 青色配列の闘か t sの詩の e a と思う。 自分 とtての本来の意園を愛更 していないの‐ 多くの場合に彼は作者- Lているけれさも、 大綱に於て は内 容 闇係上彼は言葉を大鵬に訂正 である。 律動とか音韻其の他の ・ 的 こ大きな髪化を していない場合が多い。 例えば ’ ’ i3 d(渦まいた〕 の l hem (End l dapurpl ▽ The 67)此の行に於て始めに Fu ‘ r e mi taround t s r e cur Keat s の本文修正の跡を見る時、. nance) s 悶 つ e と 共 に 類 書 (a ,を s(来る丁が置かれていた。 此の修正によって次の purpl 位置に c ome d h E d 3 4 h 8 て )此 の 行 に 於 始 め に 2 ) d ocean r l e( u.{ l o s a lengrhene wave to tesor な して 〉・る。 0l. の位置に sends(途 る) が 置 か れて いた。 こ れ は 0ld と ocean と 共に同母音 -l l 2 1833) 此 eve am(End :{ ge を反覆するためと考え られ る。 To a sleeping lake, whose cool and l l l s(ころ が す r o. l i ng ( l i l s r eePの 維 語) が 置 か れ て い た。 この 襲 更 に umbe ng (睡 る) の 位 置 に s e ep の行に於て始め s . よつて gleam と共に同母音を反覆t て い る の で あ る。 M. ーy 、. iver ol l ivers ) の位 l l )116) 此 の 行 に 於て 始 め に r entr s(Endイ2 charming rod , pe , my pot ● . 「 ー、 -′ - ′ 2 : i 2 g 1. k) が 置かれていた、 此の愛更に依って rod と共に r 暑を反覆Lへ 上記の如き書群 置に wa t r(7 e 反 覆 をな して い る。 l he way so easy 囲墾(End{ 2 }69)此の 行に於て始めに way(道) の位置に ew,t ts ee司dhef l 1 2. h(小路) が置かれていた此の愛更によって t a p. was. と共に. w 膏を反覆 し上記の如き昏群反覆を し. l ace(場 l )794) 此 の 行 に於て 始 め p て い る。 ln every place where infant orpheusslept(End .t 3 2 15. 12 3. s の コつの吾群を美 しく反覆 し 所) の位置に s t (場所) が置かれていた。 此の髪更によって pl po ている。 若 し愛更 しないな らば sp の二暑 は反覆されるけれさも 1 の暑は反覆されず、 それだけ此. の行の階調 は貧弱になったであろう。 勤‘上 は Ke きな慶更を典える事なく形式上の効果をねらって 語 t s が本文修正の際に内容的F大‐ a 句の慶更 をした例であるが、 其外に彼は時々最初の意圃を饗更 して非常に意味の違つた言葉を以て t a s の特色の 「つと考え られ 修正を した場合も可成認め られるのである。 そ して か る慶更は Ke るの であるが、 それ等の例を若干引いてみたいと思う。 s t s (時 を 過 e ious f ly wa So al 2 } t s (End orthe end s ・x e .552) 此 の 行 に 於て 始 め′ wa .{ , he scarce l ce が置かれていた。 此の饗更によりて Scar y な さと 共 に‐S 晋を反 覆 して同音反覆の音楽を作り出t て い る。. ごす) の位置に. t s(待つ) wai. h (なめ らか) l i ucent mi (End 1385) 此 の 行 に 於 て 始 め に Smoot t‐ Hi t t er ofsmooth semi s sl .(4 へ\. 12. ー2 ‐. 12. - - . , ・ 4.

(11) . :l :1 L I l V vO o O . . ・1 , No. GAKUGEI. .. -. ●. ‐December ,ヱ949. の 位 置に p副e C青白L / ・) が 置 か れて い た の で あ るが、 この 蔓 更に よって s と m の晋群を三回反 h dne 覆 Lて い る。 Fr ear moon,the t ree s 18) 此の行には始 s 2}2 s (End om t e cl , and comlng ma .{ 2 14. igh t(碇) が置 か れ て いた。 此 の 登 更 に よ っ て comi ng と共に m, n めに moon (月) の 位 置 に n. の 晋群を反覆L て い る。. ins l d d h (EI hou of t 2 1 } ecou s and founta ,山S .{ . 604) 此 の 行 に ,sot加th 工2 3 4. 2. +: ~. ed(百) が 置 か れて い た。 此 の 饗 更 に よっ て tb ou and(千)の 位 置 に hundr 於て始めに thous ,s ,n. 等. の 晋 群を反覆する結果となっている。 此の場合百が千になったので随分甚だしい愛化であると思 ラ ′が、 これは 「美のためにはあらゆる考慮を没却する」 と言った彼の信傑の一つの現れと見る事が出 束 るで あろ う。. 臨 の詩作に闇 ずる前述の事項を多少なりとも証明する事が出来た a 此等の例によって吾々は Ke 券Fと思ぅ。 そLて斯くの如き研究を進め る事によって吾々は色 々の詩人の特質をある程度明らかに す る事 が出来 る と思 う の で あ る。 参. ′. 考 書 目. ① W.H. Hudsod: An introductiontotl】estudy ofliteramrep.10。. ⑨ R. M. 0gden; Psychology. ’Cr 32 2 aft smanshipp s d・ b i . ③ R p .89。 ④ ibidp.85。 ⑥ Ridleyご Keat . M. α興en:i P d k f i H b e t c G o l s o n o o 1 9 o e e a d i l i P ⑦ P umm r : a , @}K, M, Wilson:Sound n Me孤ing n Eng s, oetryp, o 85 tp of Ar . 。. l fe d・ 1 CDi i thet i and: p,75 t t on P.162c ⑩ J 9 ) c ;Poe .Su 。 ( ・owen Bari . l t tげ Le e t ry. ⑫ Kea t r svo ey; Defense of Poe .2 .P . t ry P.89。 ⑪ P. B,Sh弓l The Medi Um of Poe i b i d d i 2 i i 0 l 3 う d 8 b 2 1 9 ⑭ i 1 ⑮ h i i 1 1 i d .p , n]。 @」 b 2 .p, 。 .p. , , 。 .p 。 。 ⑬. 136 。. thm ⑧ S. Leathes: Rhy、. S u n・ nl c r V l h Poetry i 工n word-mus二cin Eng s. t dab u i t a t i on r er trh thm, me e sb e f光n駄ud much ha ,rhyme , 迎i . o ‐ y. int ion i d to t he v証uesof. lat - t s een sound ,pa i i t ent s a i ti spaperS , IE 加野b nth anda鯛nance pec ,Bu b h k、a l l l h 二 t i f u h j t t l h m d s t o e r n b d h mu l l e r i me a a a c P t r n o tr y t a g pa y m ry p y ne r 1 ay e ev , g }. i l モ … ’ Vi bou l i fs l は - t t t w垣ch l t ce ha ti so p n ed e demen〔o ant par ound ay司 by th sa very impor s ・ ,a 、 d l b ) i d l h i l i t h d a s s deto s ow i l eve tp os. r rve a pan t ow t y a me x t sr aye,l cont ea pa rb{兇n ma hown her s e . . ・Thusl ≧ l ke i i t sSh spear e h ssucha i t tu肥s of word-mus er t ,cInsomepoe ac s cf ea e cha r edt oshow t , ,tr .. 廠. i E H i Dryden ti s副s ] コ 旧n,and T t s paper,i t ot r r om ed ;f s nburne ,S/EUo , ln th ,Swi , A, , ou釘 , Kea l h l i i i i ea s s醸ndpointof word‐mus 1 on why K船t s an e xamp e na c ow the r ed h s or s g ,to s , cancdl ,a ine t i though t in s s of h s pl ace omel t辰r word or phド s ei a ni spoem and putano ,. 46.

(12)

参照

関連したドキュメント

絡み目を平面に射影し,線が交差しているところに上下 の情報をつけたものを絡み目の 図式 という..

が作成したものである。ICDが病気や外傷を詳しく分類するものであるのに対し、ICFはそうした病 気等 の 状 態 に あ る人 の精 神機 能や 運動 機能 、歩 行や 家事 等の

奥付の記載が西暦の場合にも、一貫性を考えて、 []付きで元号を付した。また、奥付等の数

奥付の記載が西暦の場合にも、一貫性を考えて、 []付きで元号を付した。また、奥付等の数

では、シェイク奏法(手首を細やかに動かす)を音

町の中心にある「田中 さん家」は、自分の家 のように、料理をした り、畑を作ったり、時 にはのんびり寝てみた

参加者は自分が HLAB で感じたことをアラムナイに ぶつけたり、アラムナイは自分の体験を参加者に語っ たりと、両者にとって自分の

線量は線量限度に対し大きく余裕のある状況である。更に、眼の水晶体の等価線量限度について ICRP の声明 45 を自主的に取り入れ、 2018 年 4 月からの自主管理として