授業科目名 (英文名) 環境と倫理 (Environmental Ethics) 科目区分 対象学生 ※ 単位数 2.00 開講年次・ 学期 2年次・後期 担当教員 西村 洋平 所属 環境人間学部 オフィスアワー・場所 ※ 連絡先 ※ 講義目的及び到達目標 本講義は、現代の人間・社会・自然環境に生じている問題を考えることを通して、倫 理的に考える力を身につけ、倫理学の諸理論についての理解を深めることを目的とす る。 以下を到達目標とする。 (1)倫理学のさまざまな理論・方法論を理解すること。 (2)現代の人間・社会・環境問題を自分の力で倫理学的に考えることができるように なること。 講義内容・授業計画 本講義では、倫理学とはいかなる学問なのか解説することから始め、倫理学の基本的 な理論を紹介する。そして、人や社会、環境をめぐる問題を取り上げ、理論を応用し ながら倫理学的に考えることを実践する。ディスカッションも計画しているが、その 方法は新型コロナウィルス感染症の状況に応じて決定する。 授業計画は以下の通り: 1. ガイダンス:「倫理学」(Ethics)とはいかなる学問か 2. 義務論:友人を助けるために嘘をつくことは許されるか 3. 功利主義:最大多数の最大幸福 4. 徳の倫理:道徳的に善い人は幸福である 5. トロッコ問題に諸理論を当てはめてみる 6. 行為と責任:「私のせい」「連帯責任」とはどういうことか 7. 区別はいつ悪質な差別となるのか 8. 社会的正義:公正とは何か 9. 死ぬ権利はあるのか:安楽死を考える 10. スポーツと倫理:勝利至上主義とスポーツマンシップ 11. 動物の福祉:肉食は道徳的か 12. 環境の倫理:環境は誰のものか、誰のために守るべきなのか 13. 倫理学的に議論するとは 14. 他者と議論してみる 15. まとめと評価(到達の確認) テキスト 使用しない。適宜、資料を配付する予定である。 参考文献 各テーマごとに授業のなかで紹介する。 成績評価の基準・方法 成績評価の基準倫理学の理論・方法論を理解し、社会や環境問題に応用して倫理学的 に考えることができる者に単位を授与する。講義目的・到達目標に記載する能力(知 識・技能、思考力、判断力、表現力等)の到達度に応じてSからCまで成績を与える 。成績評価の方法授業での取り組み(小レポート、コメントシート等)60%、学期末 レポート40%を基準として、受講態度(積極的な質問等)を含めて総合的に評価する 。 履修上の注意・履修要件 事前に与えられる課題に取り組んで、十分な予習・復習をして講義に出席すること。 授業中や授業時間外の課題について、ユニバーサルパスポートのクリッカー・課題機 能のほか、GoogleフォームなどのWebツール(無料)を補助的に使う予定です。そう したツールの使用が難しい場合は個別に対応しますので、教員に相談してください。 当授業は履修者を教室定員の1/2未満に制限し、対面授業を行います。履修希望者が定 員を超える場合は、ランダム抽選により履修者を決定する場合があります。なお、履 修希望者が定員を若干名超える場合は、履修希望者全員の履修を認める場合もありま す。新型コロナウィルスの感染拡大の状況によっては、履修者を複数の教室に分けて 教室間をオンラインで繋ぐ方法や、対面授業と自宅でのオンライン授業を隔週実施す る方法とする場合があり、自宅等でオンライン授業の受講を視聴できる通信環境(PC・ タブレット等の端末やWi-Fi環境)が必要となる場合があります。最終的な授業方法は履
修登録後に決定・連絡します。
実践的教育 該当しない。
備考 担当教員は西洋古代哲学・倫理学の研究を行っている。この講義は、担当教員の専門 分野を基礎にして、「環境と倫理」の問題に応用しようとするものである。詳細は教 員研究者データベースHP(http://kyoin.u-hyogo.ac.jp/)を参照のこと。