Fl ilL・置1 m」:(t..’「ノ\しt」L・〔1 、 L・ r}, ” 〔川グ・“t;fノ丁閲LtX汀 蘭題搭号 1.演題 巨大ポリープ状増殖を来した肺癌の1例 2.研究者名 山内節郎 加賀美武 野口武雄 3 所 属 甲府共立病院1)、巨摩共立病院2) 4 研究総砧 扁平上皮癌は、遠隔転移の頻度低く、可及的に手術摘除が勧められている。我々は手術を勧めるもこれを拒否、は からずも自然経過を追跡する事となり、かつ腫瘍の巨大ポリープ状増殖により窒息を来した症例を経験したので報 告する。 5 研究吸皆 症例(表1)は、73歳男性、1986年11月人間ドックにて胸部精査勧められ、ll月28日受診、胸部X−P及びCT (写真1及び写真2)にて右肺Sleに3cm径の腫瘤影を認めた。 表1.
12月8日気管支鏡(以下FBSとする)にて気管における
Trachobronchopathia−oste㏄hondroplastica像とBteのポ
リープ状腫瘤(写真No3及び写真No4)を認め組織診にてグルー プV扁平上皮癌、T、N。M。、臨床病期1期と診断した。再三に汎る 手術説得も拒否、中断となった。 1987年5月より気管支炎症状、10月下旬には呼吸困難出現。10 月29日の胸部X−P(写真5)にて右上葉含気不全、右下葉無気肺、 胸水貯留、器官の右方偏位を来し、FBS(写真6)にて右主気管支 写真1. ta tt/t’欝灘騨
ttg [・ゾ 嚢 写真2, 73才 男性 5511120人間ト)クにて胸部精査勧め られる S61112S診療所初診 S6112 ,CTにて右肺Sに腫贈影 S61 12 8FBS細胞診にてクラスS 用平上皮癌と診断 手術拒否 S62 5 6気管支炎症状にて再診以後幾度か 2次感染にて冶療 S62 7 2丁右肺中下葉無気肺 S62 926右肺中下董無気肺+膿胸 ドレーン挿入洗浄 S6210 中呼吸困鰭出現 S621031 YAGレーサーによる焼灼開始 S62 12 9窒息状態 永展となる 一29一のアドリープ状降起による完全閉塞を認めた。 10;131日よりYAGレーザー40∼48Watt×05秒×30∼108回(tS 23⑪1∼2831Joule}によるポリープのレー ザー焼灼を計5回試みるもポリープ状隆起は日を追って成長、気管分岐部を越え、12月8日には左主気管支の7割 狭窄を来しt2月9日窒息蘇生を試みるも永眠となった。 写真3.
写真5
ほば騨
些゜ 漂ぶ戦聾漂 li嚢 iる1・ 鯵 写真4, 写真6. (考察) ①扁平上皮癌の発育形式は亜区域枝までに発生する中心型肺癌では長軸型、腔内型、結節型に分けられ、1V次気 管支(亜々区域枝)以下の末梢型肺癌については浸潤収縮型、圧排増殖型に分けられている。 この症例は中心型肺癌で、発育形式は結節型と思われ、かつ腔内型の如く巨大ポリープ状増殖を来し、気管分岐 部まで達し対側主気管支へ嵌入窒息を来したと思われる。扁平上皮癌のみでこの様な増殖、成長を来す事は少ない と思われ、巨大ポリープ状増殖と扁平上皮癌の組織診断を組み合わせ考えると、癌肉腫(Carcinosarcoma)あるい は扁平上皮癌を考えたい。 ②この症例の場合、人間ドックにて精査勧められ、本人も直ちに医療機関を受診している。本人の手術拒否を考 える時、肺癌特に扁平上皮癌における手術摘除の有用性の社会的啓蒙の必要なる事、医療機関、行政、保健婦さん 一30一等との協力による家族、本人への強力な働きかけの必要性を痛感する。 (まとめ) 1.巨大ポリープ状隆起(増殖)により窒息死を来した癌肉腫ないし扁平上皮癌の1例を報告した。 2.早期発見後の本人、家族への手術承諾に向けた働きかけも重要である。 3.癌肉腫あるいは扁平上皮癌は可及的に手術治療を最優先すべきである。 4.緊急対策としてのYAGレーザー治療も一定度有用である。