十月廿五・六日の両日にわたり、第二十七回日蓮宗教学 研究発表大会が、宗務院を会場として、開催され盛会であ った。今回は二十八名の研究発表者があり、若手は大学院 の学生から始り、永年研讃に精進された老教授に至るまで 広い層にわたり、それぞれの立場から専門の研究発表があ った。本学関係の研究発表者は次の通りである。
一、成仏道の一点について室住一妙
一、平安文学と法華経上田本昌
◎日蓮宗教学研究発表大会 七月廿五・六日の両日に、第二十五回日本印度仏教学会 ◎日本印度学仏教学会 が、東洋大学を会場として開催された。この学会も二十五 回を迎え、ますます盛会となってきている。﹁日本仏教学 会﹂と共に、わが国の仏教学会を代表する二大学会として 知られている。本学からの研究発表者は次の通りであった。一、仏教時間論の性格里見泰穏
﹃昭和四十九年度﹄学園彙報
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◎公開文化講習会 昭和四十九年十一月十八日、本学において恒例の行事と して、文化講演会が開催された。 講師には日本原子力研究所の町田忠司氏を招き、﹁核エ ネルギー問題と生活﹂と題して約一時間半にわたった。ま ず基礎的な事柄から導入され、放射能と放射線の違い・同 位元素について・放射性元素の半減期について・放射線の 性質・原子模型について、そして現在、日本原子力研究所 ◎日本仏教学会 十一月二十三・四日の二日間にわたり、四十九年度の日 本仏教学会学術大会が、高野山大学を会場として開かれ、 ﹁仏教における神秘思想﹂を共通研究課題として、加盟の 各大学から二十四名の発表があった。 本学からの研究発表者は、次の通りであった。一、神秘思想l成仏道にふれてI
一、国○弓弓○画の弓シ国F届出弓函固弓”ロ弓国一、身延山支院の研究口林是晋
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室住一妙
(I5I)に於ても研究開発が急がれているところの、ウラン二三八 燃料材としてウラン二三九を製造し、その二三九の二段核 崩壊を起してプルト’一ユームニ三九を大量に製造するとき に、莫大な核エネルギーが得られるという増殖原子炉の話 リアリター 題に移り、若し増殖方式が成功すれば、我国のエネルギー ︵原子力︶ 源は石油に代って無限とも云える核エネルギーになるであ ろうと、講演内容はやや専門的ではあったが、聴衆の本学 を生・来聴の一般者は終始真剣に耳を傾けていた。 ◎本誌は一会員糊﹂とか 千円です。発行のつ陸 上、ご送金願います。 ◎お知り合いの方々の由 ● 去る昭和三十七年十月、﹁同窓会々員名簿﹂を発行 してから、すでに十三年を経ました。此の間、異動 や新しい同窓生も増えて来ておりますので、新しい 同窓会名簿を作り、発行することになりましたので 同窓生の各位には、住所・氏名等を明記して、至急 に本部の﹁名簿係﹂までお知らせ下さい。お知り 合いの会員についてもお知らせ下されば幸に存じま す。