自己評価報告書 平成29年度 泰明小学校 自己評価報告書 学校名:中央区立泰明小学校 所在地:中央区銀座5-1-13 校長名:和田 利次 児童数 336 学級数 12 教員数 17 職員数 7 1 重点目標の達成状況及び取組状況 重点目標1 〇思いやりの心の育成 評価項目 〇言語環境の整備、規範意識、豊かな人間関係と社会性 【教員】 【保護者】 74 58 71 81 139 138 147 143 46 63 40 33 1 0 0 1 1 1 2 2 0 50 100 150 200 250 300 お子様は、時と場に応じたあいさつをして いますか。 お子様は、相手に応じた正しい言葉遣いを していますか。 お子様は、場をわきまえたマナーやルール を身に付けていますか。 お子様は、人とのコミュニケーションを中 心にした社会性が育っていると思います… A B C D ※ 全体を通しては、概ね良好な状況である。毎年、重点目標1の評価が他の2つの重点目標に比べて低い 評価となる傾向にあり、特に、教員はすべての評価指標において、A評価が0または 1 件のみとの評価で はあるが、昨年度よりは評価が上がっていると言える。自由記述では、「あいさつや公共機関のマナーにつ いては、学校全体で年間継続指導する必要がある。」と言った意見も寄せられた。 また、「場をわきまえたマナーやルールを身に付けていますか。」の評価指標については、バスや電車を 利用した登下校におけるマナーやルールの遵守についての繰り返しの指導や、教員・保護者による安全パ トロールの強化により、苦情が激減したという実情が評価に反映されている。ただし、校内における「マ ナー・ルールの遵守」については、特に教員に C 評価が多い。本校の研究教科「道徳」との関連等も含め
重点目標2 〇確かな学力の保障と学習意欲の喚起 評価項目 〇基礎・基本の定着、学習意欲の向上、地域との連携による学習活動の推進 【教員】 【保護者】 すべての評価指標において、昨年同様9 割が良好であると答えている。特に保護者の A 評価が昨年に比 較し、全て大幅に上昇している。一方で教員のA評価は昨年度に比べて減少している。算数科の習熟度別 少人数指導を実施していることをはじめ、他教科においても非常勤講師や学習指導サポーター等を活用し た授業を計画的に行うことで、基礎学力の定着につながっていることが保護者の評価に繋がっていると考 える。教員側は、特に「理解の遅れがある児童について、放課後等の個別の時間の確保」等を望む声もあ がった。そういったことも含め、本校の実情に合わせ、引き続き、指導法の工夫改善と校内環境の整備を 進めていく。 また、地域と連携した学習活動の推進については、保護者のA評価が 3 年連続増加している。これは、 銀座の街にある学校の特色を生かした教育活動の推進が定着するとともに、学校の取組が認知されてきた 証であると考えられる。引き続き、協力関係を継続・発展できるよう、働きかけを進めていきたい。
重点目標3 〇児童の健康づくりの推進 評価項目 〇健康教育の推進、運動環境の整備、体育指導の充実、オリンピック・パラリンピック教育 の推進 【教員】 【保護者】 166 117 119 170 85 119 114 78 5 13 14 5 1 1 1 2 3 7 12 5 0 50 100 150 200 250 300 学校は、保健指導や食育指導などによる健 康教育を推進していると思いますか。 学校は、泰明タイムやマイスクールスポー ツ(なわとび)の推進により、児童が日… 学校は、学習指導の工夫や体育指導補助員 との連携により、充実した体育指導を… 学校は、学校行事や総合的な学習の時間な どの取り組みにより、積極的にオリン… A B C D ※ 昨年同様、教員、保護者ともに良好との答えが9割以上になった。特に、「保健指導や食育指導による健 康教育を推進できましたか。」については、学校内科医と学校歯科医による保健講話の充実、銀座小十店主 の奥田透氏をお招きした「和食」を通した食育についての成人教育講演会、帝国ホテル田中総料理長によ る「味覚の授業」等の取組が評価につながったと考えられる。 また、吉田沙保里選手・伊調馨選手・田中理恵選手等によるオリンピック・パラリンピックに関する授 業や難民選手団のシリア代表ユスラ・マルディニさんによる講演会、日本サッカー協会や東京読売ジャイ アンツによる出前授業、更に今年度4回目を迎えた「泰明マラソン」や朝の体育的活動「泰明タイム」、一 校一国運動における「インド」との連携の強化、キンボール世界大会見学等、多種多様な東京都教育委員 会オリンピック・パラリンピックアワード校としての本校の取組が高く評価されたものと考える。
2 重点目標以外の自己評価における達成状況及び達成のための取組状況 保護者アンケートの結果(個別質問) 全体的には、昨年に比べ更に評価が上がる結果となった。 昨年度の質問項目にあった「学校はコンピュータや図書室を十分活用している。」の設問を「学校は調べ 学習やその発表などの学習で、コンピュータや図書室の本・図鑑・事典などを活用している。」に変更した。 これは、調べ学習等でPC の検索だけでなく、あらゆる資料を選定し、読み解く力が必要であり、作品化や 発表を通して、児童が資料選定と資料の活用力を身に付けられているかを評価してもらう方が重要と捉え たからである。結果、昨年に比べ評価があがり、保護者からも一定の理解が得られたと考えることができ る。しかし、「わからない」と答えた保護者も多いことから、より一層の発信を目指す。 一方で、「学校は児童の問題や悩み、トラブルなどを見逃さずに相談にのったり指導したりしている。」 の項目については、昨年度よりやや低い評価となった。このことを重く受け止め、学級のみならず、校長 相談・SC や教育相談員の活用についても、一層の情報発信をするとともに、会議等を有効活用した教職員 での情報共有を図り、学校全体で児童・保護者とのより密接なかかわりをもつ「児童の些細な変化も見逃 さず大切にする学校」「相談しやすい学校」を目指す。 3 今後の改善方策 〇思いやりの心の育成について 今年度、校内研究「道徳」において、「特別の教科道徳」への着実な移行に向けた研究、生活場面や体験 に基づいた道徳の時間の指導を工夫、いじめを絶対に許さない意識の醸成を図るとともに、公共心や社会 規範を守る態度、善悪の判断、自主・自立の態度を養っていくことを目指した。来年度は、実践的道徳心 の醸成を目指す。また、オリンピックアワード校としてパラリンピアンや難民選手団のシリア代表ユスラ・ マルディニさんを招いたり、一校一国運動では、「インド」の同世代の児童との交流を図ったりして、異文化
〇確かな学力の保障と学習意欲の喚起 新学習指導要領の本格実施及び移行期間を加味し、改革を進めていく。授業時数の確保を工夫するとと もに、学習理解の遅れがちな児童に対し、算数科における習熟度別少人数指導をさらに推進する。また、学習 指導補助員を始めとする他教職員による個別指導の時間を設けることで、思考力・判断力・表現力を高め、すべ ての教科において基礎・基本の学力のさらなる定着を目指す。 また、来年度は「外国語科・外国語活動・英語活動」の研究を行い、4技能を高める学習内容の工夫や、自ら 進んで英語を使ってコミュニケーションを取ろうとする意欲を高める教師の支援のあり方、更に授業構成力の向 上を目指す。 更に、地域の人材を活用し、地域に根ざした学習を行うことで、意欲喚起やキャリア教育の充実へとつなげる。 〇児童の健康づくりの推進 2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を見据え、体育科の学習の充実を図るほか、引き続き 泰明タイムやマイスクールスポーツである「なわとび」の取組を充実させるなど日常的な体力向上の取組を推進 する。 また、地域と連携した行事として「泰明マラソン」を行うとともに、泰明マラソンに向け、休み時間や授業時 間を活用したマラソン練習を継続して行い、運動能力・持久力を伸ばす。 更に、今年度は、吉田沙保里選手を始めとするトップアスリートによるオリパラ教室、日本サッカー協会や東 京読売ジャイアンツによる出前授業等多くの著名なゲストを迎えての、アワード校ならではの実践を積んだ。来 年度も、様々なトップアスリートとの交流を通して、健康への意欲喚起と運動能力の向上を図りたい。 加えて、「和食給食応援団授業」や「味覚の授業」「はし知育授業」、本校独自の保健講話による栄養講座等、 来年度から始まる自校給食を効果的に融和させた食育の充実を図る。