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1 防災機能 東海地震防災対策強化地域 東南海 南海地震防災対策推進地域に指定され 大規模地震の危険性の高い地域となっています 平成 19 年度の住宅の耐震化率は 77% です 4m 未満の狭あい道路に接する住宅は 概ね 40% 前後で推移しています 近隣市と比較すると西尾市に次いで高く 2m 未満

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第2章 住まい・まちづくりの課題

これまで整理した碧南市の住宅・住環境の現況及び住民意向調査結果、住宅マスター プランの検証、上位・関連計画等を考慮すると、以下の 5 項目に分類できます。これは今 後対応すべき主要課題と考えます。 <上位計画>(第5次総合計画、都市計画マスタープラン) ・災害に強い都市づくり ・良質で長寿命化を目指した住宅供給の促進 ・社会的弱者に対する居住の支援 ・高齢者、障害者に対応した住まいづくりを推進 ・まちなか居住の推進 ・近居型居住や多世代居住の促進 ・環境や人に配慮した住宅供給の促進 ・老朽化した県営・市営住宅の建替え促進 ・高齢者や障害者に対応した居住環境の整備を推進 ・伝統的産業や地場産業の育成・支援 ・三州瓦等伝統的な地場産業を活用した住宅供給 ・住工分離に合わせた市街地の整備・改善 <現況等>(現況調査、住民意向調査等) ・東海地震防災対策強化地域、東南海・南海地震防災対策推進地域の指定 ・平成 19 年度の住宅の耐震化率 77% ・4m 未満の狭あい道路に接する住宅約 40% ・災害に強い安全なまちづくりが望まれている。 ・高齢単身者、高齢夫婦世帯の増加 ・生活保護受給世帯、身体障害者福祉法該当者の増加 ・ひとり親世帯の増加 ・高齢者や障害者等が住みやすい設備、住宅を望む傾向 ・減少傾向にある持ち家率 ・年少人口の減少、老年人口の増加 ・定住意向、持ち家志向が高い ・昭和 55 年以前に建築された住宅 32.5% ・市営住宅の設備や広さ等の改善要望 ・宅地的土地利用(市街化区域内)が 75.5% ・窯業等の伝統的産業と衣浦臨海工業地帯の近代的産業がバランスよく存在する

【現況】

【現況の分類】

碧南市の住まい・まちづくりの課題

① 防災機能

② 弱者への配慮

③ 定住の促進

④ 質の向上

⑤ 碧南らしい住まい

(2)

① 防災機能

現況等 ・東海地震防災対策強化地域、東南海・南海地震防災対策推進地域に指定され、大規模 地震の危険性の高い地域となっています。 ・平成19年度の住宅の耐震化率は77%です。 ・4m未満の狭あい道路に接する住宅は、概ね40%前後で推移しています。近隣市と比較 すると西尾市に次いで高く、2m未満の道路に接する住宅は高浜市に次いで高くなって います。 ・近隣5市と比較すると、昭和55年以前に建築された住宅の占める割合は本市が最も高 くなっています。 【上位計画】 ○碧南市総合計画 ・建築物の耐震化・不燃化を促進し、災害に強い都市づくりを推進します。 ・省資源・省エネルギー等の環境への配慮や、大規模地震への対応等、良質で長寿命化 を目指した住宅供給を促進します。 ・「碧南市建築物耐震改修促進計画」の周知と、木造住宅無料耐震診断、改修補助、建 替除却補助等への啓発とPRに努め、民間建築物の耐震化を促進します。 ○碧南市都市計画マスタープラン ・沿道住民の協力のもと、狭あい道路の拡幅や建替え時における壁面後退等の適切な建 築物の誘導を行い、安全で快適な居住環境の整備を促進します。 ・密集市街地については、道路の拡幅や建築更新時における壁面後退を促進します。 【住民意向調査】 (一般市民) ・「市や県、国に望むこと」は、「災害に強い安全なまちづくりの推進」、「住宅のバ リアフリー化改修への補助」等が多くなっています。 ・「住まいに関する満足度」は、「押入れ等の収納スペース」や「耐震性(地震に対す る強さ)」、「遮音性や断熱性」の満足度が低くなっています。 ・「住宅の耐震性能」は、「比較的新しい建物なので問題ない」、「特に気にしていな い」等が多くなっています。 ・「耐震対策を行うにあたっての課題」は、「大きな費用がかかる」が最も多く、次い で「信頼できる業者等の情報不足」となっています。 (市営住宅入居者) ・「住宅政策として市や県、国に望むこと」では、「災害に強い安全なまちづくり」が 最も多くなっています。 ・住宅に対する耐震性能の向上及び狭あい道路の解消が求められます。 ・地震や火災等の災害や犯罪等に対して、安全性の高い住まいづくりを推進していく 必要があります。 ・市民が火災・災害等から自らを守るため、防災対策・取り組みを行っていく必要が あります。 ・一方、多くの狭あい道路の中には、景観として優れた路地もあり、地域の財産とし てその保全も必要とされています。 課題①〔安心・安全な住まいづくりの推進〕

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② 弱者への配慮

・高齢化が進行しており、高齢者数は昭和60年から平成17年で、約2倍となっています。 ・1人及び2人世帯の割合が増加しています。 ・高齢単身者数は、昭和60年から平成17年で、約3.4倍になっています。 ・高齢夫婦世帯数は、昭和60年から平成17年で、約4.3倍になっています。 ・生活保護受給世帯は1,642世帯で、平成16年度以降増加し続けています。 ・身体障害者福祉法該当者は2,089人で、平成17年より微増傾向が続いています。 【上位計画】 ○碧南市総合計画 ・社会的弱者に対する居住の支援 高齢者等の低所得者に対応できる家賃となる住宅を確保・提供する等、高齢者や障 害者等社会的弱者に対する居住支援の充実に努めます。 ○碧南市都市計画マスタープラン ・今後、急速に進行する高齢社会を見据えるとともに、在宅福祉の必要性から高齢者、 障害者に対応した住まいづくりを推進します。特に、子どもから高齢者まで、誰もが 住み慣れた住まいや地域に安心して住み続けることができるよう、基盤整備や居住環 境の改善を図ります。 【住民意向調査】 (一般市民) ・「60歳以上の方の同居」は、61.9%が「いる」(同居)と回答しており、その内、約 6割が65歳以上の方との同居となっています。 ・「老後に暮らしたい住まい」は、「現在と同じ住まいがよい」との回答が最も多く、 次いで「段差の解消、手すりの設置等をした安全な住まい」、「駅や商店街の近く等 にある利便性の高い住まい」の回答が多くなっています。 (市営住宅入居者) ・「住宅政策として市や県、国に望むこと」では、「住宅のバリアフリー改修への補助」 が第2位となっています。 ・高齢者や障害者だけでなく、誰もが安全・快適に生活できるようなユニバーサルデザ インのまちづくり、住環境整備が求められます。 ・多様化する住宅困窮者に対応するために、公営住宅を中心とした公的賃貸住宅の供給 だけでなく、民間賃貸住宅市場を活用した柔軟かつ多様な供給方法が求められます。 ・既存の民間住宅、市営住宅等の高齢化に対応した取り組みが求められます。 現況等 課題②〔高齢者等に対応した居住環境の向上〕

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③ 定住の促進

・持ち家率は減少傾向にあり、全体に占める割合が66.5%となっています。 ・借家については、民営の借家が増加傾向にあり21.5%となっています。 ・空き家率は9.2%で、県平均の11.0%と比べ、やや少なくなっています。 ・地価は下落傾向にあり、1㎡あたりの住宅地地価は近隣5市と比較して最も安価です。 ・年齢3区分人口は、年々、年少人口(0~14歳)が減少し、老年人口(65歳以上)が 増加しています。 ・社会動態は、転入が転出を上回り、平成19年の転入数は3,785件です。 ・自然動態は、出生数が死亡数を上回る状況が続いています。 ・母子世帯、父子世帯ともに平成7年以降増加しており、特に母子世帯の増加数が顕著 です。 【上位計画】 ○碧南市総合計画 ・駅周辺の空洞化の抑制に向け、適切な規制・誘導により生活利便性を向上させ、まち なか居住を推進します。 ○碧南市都市計画マスタープラン ・駅を中心としたまちなかへの居住を推進し、地域密着型の身近な商業機能の集積を 図っていきます。 ・若年層の定住化の促進を図るとともに、高齢化が進むなかで、今後、重要となる在宅 福祉の面からも、近居型居住や多世代居住を促進します。 【住民意向調査】 (一般市民) ・定住意向、継続居住意向は高くなっています。住み続けたい理由は、「住み慣れた所 だから」が突出しています。 ・「転居を考える理由」は、「持家がほしいから」が最も多く、次いで「交通の便が悪 いから」、「買い物が不便だから」等、利便性に対する不満が挙げられています。 ・「子育てで重要な点」は、「幼稚園・小学校等の利便性」「まわりの道路の歩行時の 安全性」「子供の遊び場、公園」等が多くなっています。 (市営住宅入居者) ・「転居を考える理由」は、「住宅内の施設や設備が不満」、「持家がほしい」といっ た理由が多くなっています。 ・多様な世帯のニーズに対応した、良好な住宅の供給が望まれています。 ・まちなか居住を推進するため、利便性の向上が求められます。 ・女性の社会進出が進み、子育て世帯への支援はより多く求められると考えられます。 現況等 課題③〔まちづくりとの一体化による定住化の促進〕

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④ 質の向上

現況等 ・住宅数は世帯数とほぼ同数であり、量的には充足していますが、昭和55年以前に建築 された住宅が全体の32.5%(7,590戸)を占めています。 ・市内には7団地512戸の市営住宅が整備されており、昭和50年以前に建てられた住宅戸 数は、全体の51.2%となっています。 【上位計画】 ○碧南市総合計画 ・環境や人に配慮した住宅供給の促進 ・多様な市営住宅の整備 既存住戸の高齢者世帯向けへの改善や地震対策、老朽化した設備の取替えを計画的 に推進します。また、バリアフリー化を推進し、人にやさしいまちづくり計画に基づ き、高齢者や障害者等へも配慮した多様な住戸タイプの供給に努め、改善・整備にあ たっては、近隣住民の理解と協力により推進します。 ○碧南市都市計画マスタープラン ・高齢化に向け、バリアフリー化に対応した施設機能の向上に努めます。 ・老朽化した県営・市営住宅の建替えを促進します。 ・住宅の建替えに伴って、周辺環境との調和・地域住民との協働を推進します。 【住民意向調査】 (一般市民) ・「住まいに関する満足度」は、「遮音性や断熱性」「防犯性」「耐震性」に対する満 足度が低くなっています。 ・「建替えや増改築、リフォームの予定」は、「予定はない」が78.6%と突出しており、 その理由としては、「資金がないから」が半数近くを占めています。 ・「建替えや増改築、リフォームの内容」は、「トイレ、台所、浴室等の設備の改善」 が44.4%と最も多く、次いで「屋根の葺き替え、外壁の改修」「建物全体の建替え」 となっています。 (市営住宅入居者) ・設備の改善要望は、「住宅の広さの改修」、「浴室の防水性の向上」、「電気容量の 向上」、「手すりの設置や段差の解消等」等の要望が多く挙げられています。 課題④〔住宅ストックの有効活用と長寿命化の推進〕 ・市営住宅の適切な維持・保全、改善を計画的に進め有効に活用していくとともに、 老朽化している市営住宅等については適切な更新等を行っていく必要があります。 ・「つくっては壊す」フロー消費型社会から「いいものをつくって、きちんと手入れし て、長く大切に使う」ストック型社会へと転換していく必要があります。

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⑤ 碧南らしい住まい

・土地利用は、宅地的土地利用が75.5%を占めています。そのうち、住居系宅地がもっ とも多く28.3%を占め、次いで工業系宅地が23.0%となっています。 ・窯業、鋳物業、醸造業等の伝統的産業と自動車関連産業や衣浦臨海工業地帯の近代的 産業が調和のとれた形で都市型工業を形成しています。 【上位計画】 ○碧南市総合計画 ・特色ある窯業、醸造業、鋳物業等の伝統的産業や地場産業の育成・支援 ・市街地や住宅地における工場等の移転を促進し、工業集積を進めるために、新たな工 業用地の確保と整備 ○碧南市都市計画マスタープラン ・市街化区域内の未利用地の有効活用や、住工分離に合わせた市街地の整備・改善を図 り、既成市街地内における住宅地整備を推進します。 ・三州瓦等伝統的な地場産業を活用した住宅供給等、個性ある住まいづくりを促進しま す。 ・地球規模での環境問題への対応に向けて、太陽光等の自然エネルギーの活用や雨水の 利用等、地球環境にやさしい環境共生住宅の普及を促進します。 ・本市の特徴でもある水辺空間と調和する等、環境と共生した居住環境の整備を推進し ます。 【住民意向調査】 (一般市民・市営住宅入居者) ・「住宅の周辺環境に関する満足度」は、「公民館や図書館の利便性」「近所との付き 合い」「日常の買い物の利便性」「緑の豊かさ」に対する満足度が高くなっています。 ・他方、「生活道路の便利さ」「火災、地震、水害等に対する安全性」「騒音や大気汚 染」に対する満足度が低くなっています。 ・「ずっと住み続けたい」、「当分住み続けたい」が多く居住意向が非常に高くなって います。 ・周辺の自然環境との共生を実践できる住まいづくり、既存の住宅ストックの有効活 用、水と緑を生かした良好な街並みの確保等、地域と調和した住環境整備の推進が 望まれています。 ・地域資源である三州瓦等伝統的な地場産業を生かした住まいづくりが課題となって います。 ・住み慣れた土地や家で長く住み続けられることが望まれています。 ・住環境の満足度の向上のため、住宅地と工業地が混在する地区等において土地利用 の純化・共生を図っていくことが求められます。 現況等 課題⑤〔水と緑を活かした碧南らしい住まいづくりの推進〕

参照

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