IBM
Bluemix
www.bluemix.netIBM
Bluemix オンラインセミナー
今からはじめるBluemixシリーズ
第3期 進化するBluemix
第2回「プライベートAPIカタログ」
日本アイ・ビー・エム
システムズ・エンジニアリング株式会社
クラウド・ソリューション 松井 学
2014年11月20日のGlobalアナウンス
1. DevOpsに関する更なる機能拡張 2. 企業ユースのための更なる機能拡張 3. グローバル展開の促進 4. 提供モデルの多様化 5. Watsonに加えて更なるサービスの拡充プライベートAPIカタログの提供
Londonリージョン開設
IBM Bluemix
Dedicated
(専用Bluemix)の提供
更に、2014年12月4日に、
© 2014 IBM Corporation
1.
シングルテナント「IBM Bluemix
Dedicated
」
2.
進化するマルチテナント Bluemix
• プライベートAPIカタログ
• コンテナー・サービス (Docker)
ハイブリッド・クラウドを促進する
エンタープライズ向け Bluemix オファリング最新情報
3Cloud Integrationの更なる拡張 「プライベートAPIカタログ」
Bluemixのカタログ上にユーザー専用のアイコンを追加し、他のサービスと同様に利用する機能 - オンプレミスの既存システムの「データ」と「アプリケーション機能」へのセキュアな接続と有効活用 Bluemix上のアプリ を活用したAPI オンプレミスのアプリ を活用したAPI IBM Bluemix 環境 CastIron Live コネクター Bluemix セキュア・コネクター オンプレミスのデータ を活用したAPI オンプレミスのデータ とのデータ同期 お客様データセンター環境 お客様専用のアイコンとして追加し、 容易に活用することが可能© 2014 IBM Corporation
Bluemixにおける既存システムとの連携 “Cloud Integration”
Bluemix上で稼動するアプリケーションから、既存システムへアクセスする手段を提供
–実績豊富なクラウド統合製品WebSphere Cast Ironの技術を利用
–既存システムに対してHTTPベースのRESTfulなアクセスを実現
※セキュア・コネクター
• Proxyとして動作し、この接続を利用してCloud Integrationからの要求をエンドポイントに送信
• セキュア・コネクターからCast Iron Liveに対するアウトバウンド通信のみ、ファイアウォールで許可すれば可
ランタイム Bluemix環境
お客様データセンター
Cloud Integration
Cast Iron Live
DB Salesforce Azure Google セキュア・ コネクター
Cast Iron Live Gateway 443番ポート
Cloud Integrationによる既存システムのAPI化
4つの連携パターンから既存システムのアプリケーションやデータをAPI化できる
1. エンタープライズ・エンドポイントとの連携 • オンプレミス環境のDB2、Oracle、SAPとの接続 • テーブルに対する単純なCRUD操作をAPI化 – テーブルの結合など、複雑な操作は実行できない2. Cast Iron Live管理のエンドポイントとの連携
• FTPやDomino、SalesforceなどCast Ironが接続できる多様なシステムとの接続 • DB2やOracleに対して、複雑なクエリーを実行可能 3. Bluemix上のRESTアプリケーションとの連携 • Bluemix上で稼動するRESTアプリケーションのAPIをカタログとして管理 4. オンプレミス上のアプリケーションとの連携 • オンプレミス環境で稼動するRESTやSOAPベースのAPIとの接続
© 2014 IBM Corporation
エンタープライズ・エンドポイントとの連携
オンプレミス環境のDB2、DB2 on zOS、Oracle、SAPと接続
エンドポイントと疎通可能なサーバーにスタンダード・セキュア・コネクターを導入する
–導入可能なサーバーは、LinuxとWindows –DB2とOracleと接続する場合は、Data Powerもセキュア・コネクターとして利用可能
Cloud Integrationのコンソールから、
テーブルに対するCRUD操作用のAPIを生成
7 ランタイム Bluemix環境 お客様データセンター Cloud IntegrationCast Iron Live スタンダード・
セキュア・コネクター
DB2 on zOS DB2 LUW
Cast Iron Live管理のエンドポイントとの連携
Cast Iron Liveが連携可能なシステムと接続
–DB2、DB2 AS400、Oracle、MySQL、SAP、FTP、Domino、Saleceforce.com、etc...
Cast Iron Liveからダウンロードしたセキュア・コネクターを導入する
–導入可能なサーバーは、LinuxとWindows
Cast Iron Studioを利用して処理をフロー化し、
Cloud Integrationの管理コンソールからAPI化
ランタイム
お客様データセンター
Cloud Integration
Cast Iron Live セキュア・コネクター
DB2 LUW
© 2014 IBM Corporation
Bluemix上のRESTアプリケーションとの連携
Bluemix上で稼動するRESTアプリケーションのAPIをカタログとして管理
カタログ化するBluemixアプリケーションにCloud Integrationサービスをバインド
9 ランタイム Bluemix環境オンプレミス上のアプリケーションとの連携
オンプレミス環境のWebサービスと接続
–SOAPでもRESTでもどちらでもよい –企業内システム間連携用に開発済みのSOAPベースのAPIを活用できる
エンドポイントと疎通可能なサーバーにベーシック・セキュア・コネクターを導入する
–導入可能なサーバーは、Linux 64bit –SSHトンネリングの機能を利用 ランタイム お客様データセンター Cloud IntegrationCast Iron Live ベーシック・
セキュア・コネクター
SOAPベースのAPI
© 2014 IBM Corporation
プライベートAPIカタログの作成方法
Cloud Integrationで作成したAPIに対して、”APIの発行”ボタンをクリックするだけで
カタログ化可能
–4つの連携パターンのいずれの形態から作成したAPIでもカタログ化可能 –カタログ化操作を実行できるのは、組織(Organization)の管理者権限を持つユーザーのみ –カタログの公開範囲は、組織の各スペースまで 11 ※ Cloud IntegrationサービスのAPI管理コンソール画面プライベートAPIカタログの利用方法(1/2)
© 2014 IBM Corporation
プライベートAPIカタログの利用方法(2/2)
バインドしたカタログの利用を容易にするために、SDKが自動生成され、利用できる
–JavaとNode.js、Ruby、PHP、Python用のSDKが提供される
Javaの場合だと、GET/POST/PUT/DELETEに対応した以下のAPIが提供される
–GetResponseModel response = api.selectRows(...)
–PostResponseModel response = api.insertRows(body)
–PutResponseModel response = api.updateRows(body, ...)
–DeleteResponseModel response = api.deleteRows(...)
【デモ】Cloud IntegrationによるAPI作成から公開、利用
デモシナリオ:キャンペーン応募用の特設Webサイト
– 一時的なサイトのため、特設WebサイトはBluemix上で稼動させる – 顧客情報は、オンプレ環境のデータベースに永続保管する
プライベートAPIカタログ作成までの以下の流れをデモします
1. エンタープライズ・エンドポイントからAPIを作成 2. APIをプライベートAPIカタログとして公開 3. SDKを利用して公開されたAPIを利用 Bluemix環境 Node.js プライベート DB2 お客様センター ユーザー Secure Connector© 2014 IBM Corporation
(補足)プライベートAPIカタログの公開範囲
プライベートAPIカタログの公開範囲は、同一地域の同一組織内 15 地域:米国南部 地域:英国 組織:Corp A 組織:Corp B スペース: devスペース: dev スペース: prod スペース: dev スペース: prod
ユーザーA ユーザーB ユーザーC カタログの公開範囲 スペース: dev スペース: pre Corp Aの米国南部で公開されたカタログは、カタログの公開範囲で囲まれたスペースで利用可能 *ユーザーAとユーザーBのどちらのユーザーも利用できる *英国のスペースを利用するときは、どのユーザーもカタログを利用できない *ユーザーBは、Corp Bの組織の作業をするときは、公開されたカタログを利用できない *ユーザーCは、常にカタログを利用できない
プライベートAPIカタログのまとめ
Bluemixのカタログ上にユーザー専用のアイコンを追加し、他のサービスと同様に
利用する機能
–Cloud Integrationサービスを使ってAPI化したものをカタログとして登録(Publish API)
1. エンタープライズ・エンドポイントとの連携
2. Cast Iron Live管理のエンドポイントとの連携
3. Bluemix上のRESTアプリケーションとの連携 4. オンプレミス上のアプリケーションとの連携 –プライベートAPIカタログの公開範囲は、同一地域の同一組織内 –作成したカタログは、ランタイムにバインドして利用 • JavaとNode.js、Ruby、PHP、PythonのSDKが自動生成され、アプリケーションからのAPI呼び 出しに利用可能
© 2014 IBM Corporation