【ドル円】 ※チャート画像は、株式会社みんかぶWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。 4月3日(火)当欄で、「この10年間のドル円を振り返って見ると、4月は 3月からのトレンドが転換傾向が確認される。3月に材料視された「地政学リス ク」や「貿易戦争問題」が一服するなら、ドル買いの動きも想定される。」と指 摘したが、米中貿易問題の一服感や、北朝鮮リスクの後退などから、過去の季節 傾向通り、円安ドル高が進行している。 テクニカル面の好転(4/13・24 日付「テクニカル分析レポート」参照)もあ り、米金利上昇との相関が戻った格好での続伸となっている。 2017年11月高値を起点とした下降チャネルを上抜き、一目均衡表の雲の 上限~200日移動平均線(4/24:110.2円)の上値抵抗帯を伺う展開とな っている。 2017年11月高値~2018年3月安値までの下げ幅に対する38.2% 戻し(108.4円)達成。50%戻しは109.6円。61.8%戻しは11 0.8円。
【NY金】 ※チャート画像は、株式会社みんかぶWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。 一方、ドルと逆相関のNY金(6月限)は、大幅続落となった。1月高値を起 点とした下降トレンドに上値が抑えられて急落。雲の厚みが薄くなっているとこ ろを一気に下抜けた。雲のねじれの時間で上抜け切れず、若干のタイムラグを置 いての急落となった。 このまま良い金利上昇と共にNY株価が上昇できるなら、ドル円は金利上昇に 追随、NY金は続落するだろう。一方、NY株価が金利上昇を嫌気して下落する なら、米政権からのドル高是正圧力は増すと思われる。 G20財務相・中央銀行総裁会議では、保護貿易政策に対する抑止策を見いだ せないまま閉幕。G20会議後、ムニューシン米財務長官は21日の記者会見で、 日本との新たな通商協議で2国間の自由貿易協定(FTA)の締結を目指す考え を表明。「2国間協議によって自由で公正かつ互恵的な貿易を求める」と主張し、 対日貿易赤字の削減を求めていく考えを示した。
【Fedウォッチ】 CME「Fedウオッチ」による利上げ確率は6月利上げが90%強でほぼ織 り込み済み。9月の利上げ確率は70%。12月の利上げ確率も40%まで上昇 中。年4回利上げが徐々に勢いを増している。 日米首脳会談で、トランプ米大統領から通商政策で強硬な要求はなかったこと から過度な警戒感が後退。米金利上昇と共に利上げ観測が高まっているが、今後 の日米通商交渉では、11月の中間選挙を前に短期間で成果を迫ってくる可能性 は高く、徐々に対日圧力も高まっていく。 日米首脳会談で、「自由で公正かつ相互的な貿易取引のための協議」を始める ことで合意。6月中旬以降に協議が始まる見通しだ。日本側は茂木敏充TPP担 当相が、米側は通商代表部(USTR)のライトハイザー代表が担当する。 ライトハイザー氏は1980年代のUSTRの次席代表を務め、強硬な交渉姿 勢で日本に鉄鋼輸出の自主規制などをのませた経歴で知られる。 交渉に向けて一方向に円安ドル高が進行するのは、黙って見守る可能性は低い。
【米中貿易摩擦】 中国の知的財産侵害への 制裁関税を巡って、米通商代 表部(USTR)のライトハ イザー代表が中国との交渉 期間を当初の30日から「2 ヶ月」に延長する考えを示し た事や、習近平国家主席が 「ボアオ・アジアフォーラ ム」で「中国は貿易黒字の追 求を目標にせず、輸入拡大を 真に希望する」と演説し、輸 入拡大による黒字削減を約 束。 金融市場の開放にも言及 した事で、米中貿易摩擦は一 旦、収束しているが、5月4 日(予定)には、USTRの、 制裁関税分野等についての 意見を募るパブリックコメ ント(30日間)期間が終了。 5月中に、USTR公聴会。 財務省が中国からの投資規制案を提示。米国側の制裁関税案提示する予定などが 控えている。 その後に、トランプ大統領による最終決定となるが、5月は12日に期限が切 れるイランへの経済制裁解除の延長問題や、イスラエル米大使館のエルサレム移 転を控えて、「イランVSサウジ・イスラエル」の構図が、米国・ロシアを巻き 込み、中東の地政学リスクは波乱含みとなっている。 トランプ政権は、オバマ前大統領が決めた核合意の見直しを求めており、イラ ンへの経済制裁が再開されると、制裁解除に伴って増加していたイランの生産量 が再び、落ち込むことで需給逼迫となる可能性が懸念されている。
【原油市場】 これが原油市場における大口投機玉の買い居座りの背景だ。過去最高水準の買 い越しが警戒されているものの、サウジとイランの代理戦争が、イラク、シリア・ イエメン・レバノンなどで泥沼化しており、主要産油国の供給障害に陥った場合、 原油価格は、80-100ドル台を目指してもおかしくないだろう。 24日に米仏首脳会談があり、マクロン大統領は、2015年に米欧6ヶ国が イランと結んだ核合意の維持をトランプ大統領に求める方針。5月12日に、対 イラン制裁解除を続けられる120日の期限を迎えるが、トランプ大統領が英国 と共にシリア攻撃に参加したフランスの顔を立てれば、一旦、膨れ上がった買い 玉整理方々、調整もあるかもしれない。 ただし、シリア内戦がロシアとイランの支援を受けたアサド政権の勝利に向か う中、イラク、イエメン、レバノン(ヒズボラ)にシリアが加わることで、イラ ン(シーア派)勢力にサウジ(スンニ派)が取り巻かれるような状況で、サウジ の危機感は高まっている。イスラエルのネタニヤフ首相もスキャンダルで支持率 低迷と言う事もあり、強硬右派が唱えるイラン攻撃が意識されやすい地合い。調 整が入っても、深押しはないだろう。
【NY株式市場の耐久力が焦点】 原油価格が急落するとすれば、株価 のクラッシュがあった場合だろう。原 油高は「物価高」⇒「米利上げ」⇒「株 価に悪影響」との連想に繋がる。原油 高に対する株価の耐久力にも注目。 米10年債利回りは、NY株価が急 落した2月の水準を超えてきたが、良 い金利上昇と共に株価が上昇できずに、 下落するパターンとなると、NY金にとっては強材料となるだろう。米国は好決 算・好調なマクロ経済指標が相次いでいるものの、景気サイクルからは、長く続 いている好景気の次のステージ(リセッション:景気後退期)が警戒される時間 帯に入っている。 週末には南北朝鮮の首脳会談が生中継を通じて世界に報道され、融和ムードの 高まりが金の上値を抑えるかもしれないが、ドル高・株高を背景に、200日移 動平均線へ向けてのNY金の調整安は、中長期的な買い場を提供する事となりそ うだ。過去のGWを振り返ると、円高・円安両方向に大きく変動している傾向が 確認できるGW前後でマーケットの景色が一変する事も多い。金の安値売込みは
預託する証拠金の額を上回ることがあります。) お取引を始めるに際しては、契約締結前交付書面及び受託契約準則を熟読し、取引内容や仕 組み、リスク等を十分にご理解、ご確認のうえ、ご検討下さいますようお願い致します。 ○当社の取引証拠金の額に対する取引金額の割合は、商品や約定値段によって異なりますの で現時点では明示できませんが、通常取引では概ね 20 倍~280 倍程度、損失限定取引では 概ね 1~10 倍程度となります。また、お客様が最初に預託する取引証拠金の額は、各商品に より異なり、通常取引の最高額は1枚当たり 187,500 円、損失限定取引の最高額は1枚当た り 4,530,000 円です。ただし、通常取引は、その後の相場の変動によっては追加の証拠金が 必要になる場合がありますのでご注意ください。追加に必要となる証拠金の額は、商品や相 場の変動によって異なります。 ○建玉時及び決済時の取引手数料は商品や取引形態によって異なり、片道 1 枚あたりの取引 手数料(税込)は以下の通りです。 対面取引(通常取引) 1,274 円~11,664 円 対面取引(損失限定取引) 1,965 円~16,329 円 コールセンター取引 864 円~2,160 円 オンライン取引 195 円~390 円 (上記の証拠金及び手数料は平成 30 年 3 月 30 日の帳入値をもって算出) 当社ディスクローズ資料は本支店および日本商品先物取引協会(ホームページ)で閲覧でき ます。 お客様相談窓口 ・日産証券株式会社 CX営業管理部 TEL:0120-050-633 ・日本商品先物取引協会相談センター URL:https://www.nisshokyo.or.jp/ 日産証券株式会社(〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町 1-38-11) 関東財務局長(金商)第 131 号 金融商品取引業者 商品先物取引業者 加入協会 日本証券業協会・日本商品先物取引協会・一般社団法人金融先物取引業協会