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Microsoft Word - (4:学部)-3_一般英語科目:2018年度シラバス記入例-1.docx

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英語初級コミュニケーション(映像で学ぶ、生きた英語表現と感情表現)

I 授業概要 通常、英語を学び始めてしばらくの間我々は、何をどう英語で表現するかを追い求めることに なりますが、せっかく考えた英語の表現も、実際に「音として」相手に効果的に伝えることが出 来なかったら何にもなりません。 大切なのは個々の発音が正確であることよりも、むしろ英語 特有のリズムや、強調すべき箇所で正しいイントネーションが身についているかどうか、である ことが多いのです。また私たちは皮肉であったり、ユーモアであったり、遠回しの表現であった り、という具合に、ストレートな言い回し以外の表現を母国語では多用しているものです。英語 でも同じことができたらなあ、と思いませんか? この授業では二カ国語放送のテレビドラマを 通して、どういう状況で日本語および英語でどういった表現が使われるのか、また英語を日本語 に、また日本語を英語にそのまま訳した場合、その効果は期待できるものなのかどうか、を考え てゆきたいと思っております。 英作文によく見られる「直訳」のレベルを越えた、使える表現 を探ってゆきたいと思っております。ある意味、「演じる」覚悟が必要です。最初は照れくさいか もしれませんが、「慣れ」てしまえばよいのです。一緒に練習しましょう。 授業中に下記の4 点を中心とした作業を行います。(1)テレビ番組の日本語の台詞を出発点とし、自然な日本語を 最も自然な英語表現にしてゆく「作文」作業。(2)自分の作文と実際のナマの英語を比較し、必 要に応じて直してゆくための「聴き取り」作業。(3)すでに学んだ英語表現を効果的に使い、感 情を盛り込む「発声」作業。(一部は覚えてもらいます)(4)ペアを組んで dialogue を演じ、 人前で自分の気持ちを伝える「発表」作業。 II 授業の到達目標 短い言い回しであっても、重要な単語を効率的に発音し、コミュニケーションを円滑に図れる ようになること。せりふを読む際に重要な単語を強調し、自然な感情を表出できるよう、 intonation を工夫できるようにすること。そのためには前回の復習をして次に備えておくことが 必要である。覚えた言い回しは使えるよう、応用したい。また自分達で dialogue を作り、原則 2人での発表を録音しつつ複数回行うことで、自分達の弱点を知り、改良を加える能力を培う。 III 事前・事後学習の内容 復習を中心に、毎回の授業内容を自分で応用できるよう、またもとの日本語に引きずられた英 語ではなく、場面に合った英語表現をその場で思いついて発話できるよう、訓練を重ねる必要あ り。授業時間と同じくらいの練習時間を当てること。また随時ペーパーによる小テストと、各自 が感情表現に気をつけて発音する小テストを課すため、そのための準備も怠らぬこと。 シラバス記入例1

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V 授業計画 [第 1 回] 作業手順の説明と練習[第2回] 英語におけるイントネーションの特徴[第3回] 強調の仕方:大声を出すのではなくtone を変える[第4回] 台詞の英訳を通じて考える英語らし い表現(その1)[第5回] 台詞の聞き取りを通じて考える英語らしいイントネーション [第6回] 辞書の利用法[第7回] 棒読みをなくすために [第8回] 英語の単語の切れ目と音声の切れ目 の違い [第9回] 直訳から意訳へ [第 10 回] dialogue 作成開始 [第 11 回] dialogue 添削 [第 12 回] [第 13 回] dialogue 実演 [第 14 回] 小テスト [第 15 回] 発音チェック VI 教科書 TVドラマと映画から、適宜短い場面を切り取って教材を作成し、プリントとして配布する。 ドラマの中では『フレンズ』や『フルハウス』など、状況設定が分かりやすく、短い場面だけで 会話が一通り成り立っているものを多用する。 VII 参考文献 辞書は必ず教室に持ち込むこと。一見便利そうな電子辞書を、本当に使いこなしている人は、 意外と少ないものである。皆でチェックしてゆきたい。例文の出てこない簡易辞書のたぐいは認 めないので、ネット版には頼らないこと。 VIII 成績評価方法 割合 評価基準 試験: 0% 紙を用いた試験は行わない。 レポート: 0% いわゆるレポートは受け取らない。 平常点評価: 100% 教室内での performance が全てである。そのための準備をし、復習 も行っていただきたい。発音チェック、dialogue の実演など、教室に来なければ何も始まらない ので、毎回出席して発言することが最重要である。前期後期とも、欠席回数が3分の1を越えた ら単位を認めない。 IX 備考・関連 URL 平常点を重視するため、遅刻すると評価の対象にならない。欠席と同じ扱いになると思ってい ただきたい。また辞書を持参していない場合、皆で一緒に行う作業が出来ないので欠席扱いとな る。前期・後期とも、欠席がそれぞれ5回を超えた時点で単位を認めない。

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英語中級コンプリヘンション(文化) ―英語で学ぶアメリカの歴史― I. 授業概要 アメリカ史の面白さを比較的読みやすい英語で紹介したベストセラー・ノンフィクションの抜粋を用いる。英文 エッセイで頻繁に使用される語彙や表現に関する知識を増やし、要約の練習を通して英文の大意を把握する能力を 高めることが目的である。論文のトピックに関連した様々なアメリカ史関係の資料(写真やビデオ)の紹介も適宜 行う予定である。 受講者には、毎回、エッセイの内容に関する要約の提出を課す。また授業では、重要な構文やイディオム、文法 の解説とともに、あらかじめ受講者から提出された質問に対する解説をし、その解説の内容を問う小テストを行う。 従って予習・復習は不可欠である。さらに、英文の内容に関する練習問題や、1000 語程度の英文記事を用いた速読 練習、語彙力・会話力を養成するためのグループ対抗単語ゲームなども行う予定。 本授業を受講することで、英語で歴史や文化に関する知識と問題意識を高めることの楽しさを体感してもらいた い。また、卒業論文執筆や大学院進学に向けて歴史や文化に関する英語論文を読み進めていく際の基礎力養成にも なるはずである。 II. 授業の到達目標 A. 英語論文で頻繁に使用される 500 程度の厳選重要語彙とイディオムを習得する。 B. 英文を速読する技術を習得する。具体的には 1000 語程度の標準的な英文の大意を 7~10 分程度で把握できる ようにする。 C. アメリカの歴史・文化・社会に関する問題意識を高める。 D. 単語ゲームなどを通して、物怖じせずに積極的に英語を話す姿勢を身につける。 III. 事前・事後学習の内容 速読の力がいきなりつくわけではないので、十分な予習時間を取る必要がある。また3 回の授業につき 1 回小テストを行うため、復習も欠かせない。毎回提出するノートには、英文の大意、すなわち筆者が最 も伝えたい点を全て英語でまとめる必要がある。このノート提出のためには各自の速読の力に応じて、授 業時間の1.5 倍から 2 倍程度の予習は必ず費やすこと。その他に小テストの準備も欠かさぬこと。 IV. フィードバックの方法 受講生が文章の要約ともに提出する「質問」に対する解説という形でフィードバックを行う。すべての 質問を授業内で扱えるわけではないので、特に多かった質問に対して、まとめて解説を行う予定。また小 テストについては、採点結果を踏まえて、特に陥りやすい間違いを中心に小テストの翌週、または翌々週の 授業で解説する。 シラバス記入例2

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小テストは3 回の授業につき 1 回行う。内容は前回の課題の復習と解説で、(ア)前回の授業で提出された質問を中 心とした解説と、(イ)重要な表現や文法事項、分かりにくい構文などの解説である。他にも様々な英文(1000 語 程度)を用いた速読練習と、リスニング練習や単語ゲームなどを予定している。 日付 主な授業内容 課題 小テスト 第1 回 Introduction: 評価方法、課題、授業の目的などの説明 Exercises:イディオム・ゲーム、クロスワード・パズルなど

第2 回 Ch. 1:The Mayflower and the Pilgrims Ch. 1 第3 回 Ch. 2:Thomas Jefferson and the Declaration of Independence

Jefferson の伝記ドキュメンタリーを利用したリスニング練習

Ch.2 第4 回 Ch. 3:Benjamin Franklin

Point:Franklin の伝記ドキュメンタリーを利用したリスニング練習

Ch.3

第5 回 Ch. 4:Lincoln’s Gettysburg Address, 演説を利用したリスニング練習 Ch. 4 Ch.1‐3 第6 回 Ch. 5:Thomas Edison, TOEFL 形式のリスニング練習 Ch. 5

第7 回 Ch. 6:Manifest Destiny, ドキュメンタリーを利用したリスニング練習 Ch. 6 第8 回 Ch. 7:Automobiles and Henry Ford, 自動車用語と自動車広告の読み方 Ch. 7

第9 回 Ch. 8:Shopping Malls, Shopping の場面を利用したリスニング練習 Ch. 8 Ch.4‐7 第10 回 Ch. 9:Advertising America, テレビ CM を利用したリスニング練習 Ch. 9

第11 回 Ch. 10:Sport and Play, Sports 中継を利用したリスニング練習 Ch. 10 第12 回 Ch. 11:Political Terms, 政治ポストの英語名について Ch. 11

第14 回 小テスト・復習・予備日 Ch. 8-11

第15 回 学期末教場試験

VI. 教科書

Bill Bryson.Made in America(金星堂) VII. 参考文献 なし VIII.成績評価方法 毎回の課題30%、小テスト 30%、学期末試験 40% IX.備考・関連 URL 授業を欠席した場合を除き、授業後のノート提出は原則として認めない。

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英語中級コンプリヘンション(時事) 「ABC ニュースで学ぶアメリカ社会と英語の世界」 I. 授業概要 ―実際に海外で放送・発行されているテレビニュースや新聞雑誌記事を利用して、リスニング力、 読解力、語彙力の向上を図る― 授業では主に次の作業を行う。1)全米最大のテレビ局ABC の近年のテレビ・ニュースの録 画ビデオ(教科書として編集されたもの)を用い、ニュース英語で頻繁に使用される語彙や表現 に関する知識を増やし、ニュース英語のスピードに対応出来るようリスニング練習を行う。2) 教科書のリスニング教材と関連するトピックを扱った最新のニュース記事のプリントを配付、読 解と内容把握を行い、語彙の増強を図る。3)母国語でもまったく知らない時事問題を理解する ことには、ある程度の困難が伴うように、特に外国語のリスニングの際には、扱われる時事問題 にどの程度親しんでいるかによって内容理解度が大きく異なってくる。そこで、受講者にはあら かじめ授業で扱う時事問題に関して英語によるブレインストーミングや下調べを行ってもらう。 なおニュース英語だけでなく、日常生活の場面を想定したより口語的な英語のリスニング練習も 数回程度行う。 II. 授業の到達目標 授業における、具体的な到達目標は次の通りである。1)時事英語で頻繁に使用される500 程 度の厳選重要語彙とイディオム(教科書に明示)を習得する。さらに新聞雑誌記事の読解を通じ て、トピックごとの重要語彙をまとめて把握する。2)自然なスピードで話されるニュース英語 を聞いて、大意を把握できるようにする。3)アメリカの代表的なテレビニュースに親しむこと で、アメリカや世界の時事問題に関する知識を広げ、問題意識を高める。 III 事前・事後学習の内容 この授業では予習も復習も、きわめて大切な要素となる。下調べと小テスト(5回程度) に備えるための復習時間を加えると、授業時間の1.5 倍から、人によっては2倍近くが必要 となるので、そのつもりで履修すること。またリスニング力をつけるため、各自が自主的に 英語(ニュースにこだわる必要はない)を聴く時間を確保すること。 IV. フィードバックの方法 シラバス記入例3

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V. 授業計画

主な授業内容

初回 Introduction: 評価方法、課題、授業の目的などの説明 Exercises:イディオム・ゲーム、クロスワード・パズルなど

2 回目 Ch.1. Lebanon Valley College Lowers Tuition (アメリカの大学学費問題) および、教育関連の最新の新聞雑誌記事。

3 回目 Ch.2. Anti-War Protests (反イラク戦争運動)桁数の多い数字の英語表現

4 回目 Ch.3. The Fall of Baghdad (イラク戦争報道―バグダッド陥落) および、最近のイラク状況あるいは国際紛争に関する記事。

5 回目 Ch.4. Cleanliness in Japan. (日本の公衆衛生)および、健康関連最新記事。

6 回目 Ch.5. Deadly Allergies (アレルギーと新治療法)および、医療関連記事。

7 回目 Ch.6. Winter Returns(アメリカの異常気象)および気象関連の記事。

8 回目 Ch. 7. Traffic(英米交通事情)および関連する記事。

9 回目 Ch. 8. Volunteer Crunch (Americorps)(ボランティア活動)福祉関連記事。

10 回目 Ch.9. Stranded Whales in the Florida Keys(動物保護)環境関連記事。

11 回目 Ch.10. Rocket Men: The New Space Race (民間の宇宙開発競争) および宇宙開発関連最新記事。

12 回目 Ch.11. Mayor of N.Y. to Raise Taxes (税金問題)および経済関連記事

13 回目 Ch.12 Obesity and Cancer (肥満と健康)および肥満関連の最新記事。

14 回目 復習・予備日

15 回目 学期末教場試験

VI. 教科書

山根繁&Kathleen Yamane.ABC World News 6(金星堂) 適宜プリントを配付する。 VII. 参考文献 なし VIII.成績評価方法 発表・授業への貢献度20%、小テスト 30%、学期末試験 50% IX.備考・関連 URL なし 以上

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