明るさを表わす単位
〔ルクス(lx)〕
放射線によってどれだけ影響があるのかを表わす単位
〔シーベルト(Sv)〕
懐中電灯
放射性物質
光を出す能力
光の強さを表わす単位
〔カンデラ(cd)〕
放射線を出す能力
(放射能)※
放射能の強さを表わす単位
〔ベクレル(Bq)〕
※放射能を持つ物質(放射性物質)のことを指して用いられる場合もあります
電気事業連合会「原子力・エネルギー」図面集2011年版より
光
放射能と放射線
7
放射線とは?
8
小粒のもの・・・・・
β線
電子の流れ
粒ではないもの・・・・
γ・X線
電磁波
大粒のもの・・・・・
α線
ヘリウムの原子核の流れ
α線を止める β線を止める γ線、X線を止める 中性子線を止める
紙 アルミニウム等の
薄い金属板 鉛や厚い鉄の板 水やコンクリート
電気事業連合会「原子力・エネルギー」図面集2011年版より
放射線の種類と透過力
ア ル フ ァ (α)
線
ベ ー タ (β)
線
ガ ン マ (γ)
線
エ ッ ク ス (X)
線
中性子線
9
10
電気事業連合会「原子力・エネルギー」図面集2011年版より
出典:資源エネルギー庁「原子力2010」
全国の自然界からの放射線量
0.90~0.99
1.00~1.09
1.10以上
(ミリシーベルト/年)
0.89
0.98
0.91
0.86
0.99
0.91
0.94
0.95
1.04
1.06
0.90
0.91
0.81
1.02
0.85
1.08
1.02
1.09
0.95
0.98
1.19
1.021.06
1.07
1.04
1.16
1.07
1.091.03
1.18
1.06
1.03
0.98
1.03
0.98
1.01
1.10
1.01
1.00
1.06
1.13
1.10
1.07
0.99
1.08
1.17
1.08 0.92
0.90
宇宙、大地からの放射線と食物摂取
によって受ける放射線量
(ラドン等の吸入によるものを除く)
日本全体 0.99
0.89以下
11
電気事業連合会「原子力・エネルギー」図面集2011年版より
出典:旧科学技術庁パンフレット
●体内の放射性物質の量
●食物中のカリウム40の放射能量(日本)
カリウム40 4,000ベ ク レ ル
炭素14 2,500ベ ク レ ル
ルビジウム87 500ベ ク レ ル
鉛210・ポロニウム210 20ベ ク レ ル
食パン
30
米
30
ほうれん草
200
魚
100
牛肉
100
生わかめ
200
干ししいたけ
700
ポテトチップ
400
干しこんぶ
2,000
牛乳
50
ビール
10
(体重60kgの日本人の場合)
(単位:ベクレル/㎏)
体内、食物中の自然放射性物質
12
電気事業連合会「原子力・エネルギー」図面集2011年版より
電気事業連合会「原子力・エネルギー」図面集2011年版より
実効線量係数
核種(例えばヨウ素131、セシウム137)ごと、
摂取経路(例えば経口、吸入など)ごとに
国際放射線防護委員会(ICRP)等で示された係数
(例)放射性セシウム137が1kgあたり500ベクレル(Bq)の飲食物を1kg
食べた場合の放射線による全身への影響
500ベクレル(Bq)×1×
1.3×10
-5
=0.0065ミリシーベルト(mSv)
(実効線量係数)
●●ベクレルの放射性物質による
人体への影響(シーベルト)の算出方法
ミリシーベルト
ベクレル
mSv = Bq ×
実効線量係数
17
放射性物質の半減期
•
放射性物質は種類によって、
その原子数が半分に減少する
物理学的半減期
が違います。
•
一方、体内に取り込まれた放
射性物質は、排せつなどにより
体外に排出
されます。こうして
体内の放射性物質が半分に減
少する期間を生物学的半減期
といいます。
• 食品などによる内部ひばくの人
体への影響の程度は、物理学
的半減期のほか、生物学的半
減期も関係します。
18
電気事業連合会「原子力・エネルギー」図面集2011年版より
(※)暫定規制値(3月17日~)
食品由来の放射線の量と健康
影響の関係を緊急とりまとめ
(3月29日)
食品衛生法に基づく食品の暫定規制値(※)を設定し、
流通規制(3月17日~)
・原子力安全委員会の防災指針の指標を準用
・緊急を要するため、食安委のリスク評価を受けずに設定
厚生労働大臣がリスク評価を
諮問(3月20日)
放射性ヨウ素
(混合核種の代表核種:131I)
飲料水
牛乳・乳製品(注)
300Bq/kg
野菜類(根菜、芋類を除く。)、
魚介類(4月5日以降)
2000Bq/kg
放射性セシウム 飲料水、牛乳・乳製品 200Bq/kg
野菜類、穀類、肉・卵・魚・その他 500Bq/kg
ウラン 乳幼児用食品、飲料水、牛乳・乳製品 20Bq/kg
野菜類、穀類、肉・卵・魚・その他 100Bq/kg
プルトニウム及び超ウラン元素
のアルファ核種
(238Pu,239Pu,240Pu,242Pu,
241Am,242Cm,243Cm、
244Cm放射能濃度の合計)
乳幼児用食品、飲料水、牛乳・乳製品 1Bq/kg
野菜類、穀類、肉・卵・魚・その他 10Bq/kg
今後、必要な管理措置について検討する
(注)100Bq/kgを超えるものは、乳児用調製粉乳及び直接飲用に供する乳に使用しないよう指導すること。
今後、諮問を受けた内容範囲を
継続してリスク評価
厚生労働省
(リスク管理機関)
内閣府 食品安全委員会
(リスク評価機関)
食品安全委員会委員長から
緊急とりまとめを通知
(3月29日)
食品安全委員会、原子力安全委員会等
の検討を踏まえ、暫定規制値(※)を維持
することとした(4月4日)
ICRPの実効線量10mSv/年
不適切とまで言える根拠は見いだせず
放射性セシウム(セシウム134,137)
5mSv/年はかなり安全側に立ったもの
放射性ヨウ素(ヨウ素131)
甲状腺等価線量として50mSv/年(実効線量としては
2mSv/年に相当)は相当な安全性を見込んだもの
27
放射線線量に関する
国際機関等の評価
①
• 多くの人口集団が、およそ10
mSv/年程度で何年もの間生活
(ICRP)
• 自然からの放射線は1~13
mSv(平均2.4mSv)であり、かなりの
人口集団が10~20mSvの放射線を受けていること(UNSCEAR)
• インドや中国の高自然放射線地域に住む住民では、がんの罹患
率や死亡率に増加が認められていないこと(UNSCEAR)
• 数10mGyの線量では致死的影響は極めて稀(ICRP)
• 約10
mGyの胎児線量でのがん自然発生率に対する相対リスクは
1.4程度かこれより低く、小児がんの自然発生率が約0.2~0.
3%と極めて低いことから、子宮内被ばく後における個人レベルで
の小児がんの発生確率は約0.3~0.4%と極めて小さいとされ
ていること(ICRP)
28
「放射性セシウム」に関する緊急取りまとめ
• 自然環境下においても10mSv 程度の曝露が認められ
ている地域が存在すること、10~20mSvまでなら特段
の健康への影響は考えられないとの専門委員及び専
門参考人の意見があったこと等も踏まえると、ICRPの
実効線量として年間10mSvという値について、緊急時
にこれに基づきリスク管理を行うことが不適切とまで
言える根拠も見いだせていない。
• これらのことから、少なくとも放射性セシウムに関し
実
効線量として年間5mSv
は、食品由来の放射線曝露を
防ぐ上で
かなり安全側に立ったもの
であると考えられ
た。
31
ヨウ素131により甲状腺のみが被
ばくしたと仮定した場合の影響か
ら甲状腺等価線量として50mSv/年
(実効線量2mSv/年)を制限値とす
る(WHO1988年)
1
10
100
2
・正当化される介入
レベルは、1種類の
食品に対して1年間
に回避される実効
線量で10mSv
(ICRP1992年)
どの組織も臨床的に意味のある機
能障害を示さないと考えられる値
(ICRP2007年)
「放射性物質に関する緊急とりまとめ」
(平成23年3月29日 食品安全委員会)
5
13
自然か
らの放
射線量
(1~
13mSv
/年) ・食品の規制に関する介入レベルは
5mSv/年が適当(WHO1988年)
食品安全委員会
緊急とりまとめ
放射性セシウム(セシウム134,137)
5mSv/年はかなり安全側に立ったもの
放射性ヨウ素(ヨウ素131)
甲状腺等価線量として50mSv/年(実効線量として
は2mSvに相当)は相当な安全性を見込んだもの
10mSv/年(ICRP1992年)は不適切とまで
いえる根拠は見いだせず
・多くの人口集団がおよそ
10mSv/年程度で何年もの
間生活(ICRP1992年)
・インドや中国の高自然
放射線地域に住む住民で
は、がんの罹患率や死亡
率に増加が認められてい
ない(UNSCEAR2010)
((実効線量) 単位:mSv(ミリシーベルト)/年))
<今後の課題>
・今回の検討では、遺伝毒性発がん性のリスクについての
詳細な検討は行えていない。
・ウラン並びにプルトニウム及び超ウラン元素のアルファ核
種、ストロンチウムについても検討が必要
国際機関等の評価
・事故時の飲食物制限の介入の下限は
5mSv/年(ICRP1984年)
32