2014
長野信用金庫の現況
平成25年度 事業のご報告 (平成25年4月1日∼平成26年3月31日)
しんきんはいま
長野県北信地域において41店舗を展開し、約650名の
役職員がみなさまの事業と暮らしをサポートしています。
創立時から、地域の発展と豊かな暮らしを実現するた
め、地域金融機関としての金融業務に取り組んでまいりま
した。近年ではこの業務に加えて、創業・新事業支援、経
営改善・事業再生支援、経営課題支援、ビジネスマッチン
グをはじめとする取引拡大支援、お客さまの利便性向上
への取り組みなど、多面的な活動を展開しています。地域
金融機関の使命の一つである社会貢献活動にも積極的
に参画し、
「利他の心で地域に応える」を行動指針に掲げ
て地域の発展に寄与しています。
長野信用金庫のデータ
(平成26年3月31日現在) 創 立:1923(大正12)年9月1日 本 店 所 在 地:長野市居町133番地1 店 舗 数:41本支店 店 舗 外ATM:19ヵ所 常勤役職員数:649名 会 員 数:61,971名 出 資 金:25億38百万円 預金積金残高:7,300億円 貸 出 金 残 高:3,224億円 自己資本比率:24.75%経 営理 念
健全経営に徹し、 豊かな地域社会づくりに貢献する経 営方 針
お客さまを大切にし、地域の発展に奉仕する 健全で調和のとれた経営を実践する 使命感をもち、活力ある職場をつくる行動 指 針
利他の心で地域に応える長野信用金庫 経営の基本
みなさまへのメッセージ
3
みなさまとしんきん
5
● 地域密着型金融の推進 ● お客さまとともに ● コミュニティーへの参画 ● 環境問題への取り組み ● 働きやすい職場づくり事業のご報告
17
経営管理態勢
19
経営体制
23
しんきんのあゆみ
26
店舗のご案内
27
商品・サービスのご案内
29
資料編
34
索引
67
目 次
本誌は信用金庫法第89条(銀行法第21条準用)に基づいて作 成したディスクロージャー資料です。 本誌に記載の比率および金額は原則として単位未満を切り捨 てて表示しています。 本誌には、将来の業績および財政状態に関する内容が記載され ています。これらの記述は、当信用金庫を取り巻く経営環境な どにより、異なる結果となることもあります。あらかじめご承知 おきください。 主な業務の内容 預金業務 当座預金、普通預金、決済用普通預金、 貯蓄預金、通知預金、定期預金、定期積 金、納税準備預金等 貸出業務 手形貸付、証書貸付、当座貸越および 手形の割引(でんさい割引含む) 為替業務 内国為替業務、外国為替業務 証券業務 有価証券投資業務、公共債の引受、公 共債の販売、投資信託の販売、社債受 託業務等 保険募集 業 務 個人年金保険、終身保険、がん保険、医 療保険、傷害保険、学資保険、住宅ロー ン関連長期住宅火災保険等 代理業務 日本銀行歳入代理店業務、信金中央金 庫、日本政策金融公庫等の代理業務 そ の 他 債務保証、公金取扱業務、確定拠出年 金、共済募集業務、貸金庫等Topics in
2013
創立90周年から新世紀につなぐ
9月1日、当金庫は90本目の新たな年輪を刻みました。 1923(大正12)年9月1日に地域の商工業者への金融支援を目 的に設立して以来、1951(昭和26)年10月に信用金庫への改 組を経て、一貫して地域の事業と暮らしを支援してきました。 お客さまへの感謝と、次の100周年に向かう気持ちを新たにす るため、2013年度にさまざまな記念事業を行いました。 11月18日、 大門町支店がリニューアルオープンしました。 大門町の店舗は、1943(昭和18)年から1978(昭和53)年にかけて本 店として使われてきました。当初は木造3階建ての元旅館を改築した ものでしたが、1962(昭和37)年に5階建てに新築し、約50年間、国宝 善光寺のお膝元で営業してまいりました。今回の新築は、敷地が長野 市の景観計画推進地区内であるため、中央通り沿いの東側を和瓦切 妻屋根平入りとし、漆喰(白壁)および竪格子、和風塀を設けて善光寺 門前の街並みに調和させました。また、観光客の多い通りに面してい るため、写真の展示などができるギャラリースペースを備えています。装い
新た
にご利
用しやすく 大門町支店オ
ープ
ン
SPECIAL EDITION 創立90周年記念事業 P.11∼12へ平素より長野信用金庫(しんきん)をお引き立て賜り、 厚く御礼申し上げます。 しんきんの現状をみなさまにご理解いただくため に、平成25年度におけるしんきんの活動と計数を記載 したディスクロージャー誌「長野信用金庫の現況2014」 を作成し、全店舗に備え置いています。しんきんの経営 全般に関する情報誌として、本誌をご高覧いただけれ ば幸甚でございます。
経営環境と業績
経済環境 平成25年度のわが国の経済状況は、アベノミクスと 呼ばれる積極的な経済政策が実施され、円安の進行や 株価の上昇が実現し企業の収益力が改善したため、総 じて回復傾向を強めてきたといえます。日本銀行の異 次元の金融緩和と相俟ってデフレ脱却への期待感が高 まりました。 反面、本年4月の消費税増税後の景気減退を懸念し ている企業が多く見られ、駆け込み需要の反動は予想 の範囲内にとどまるといわれているものの、アジアの 領有権問題などの地政学的リスクや新興国の成長鈍 化などによる輸出産業の停滞、エネルギー関連のコス ト増、再度の消費税引き上げなどの懸念材料が存在し ています。 地域の景況 地域における経済情勢は、平成25年度当初は前年度 以前から続く景気低迷とデフレの影響が残っておりま したが、徐々に景況感が上向き、年度後半から期末にか けて公共投資の増加、雇用情勢の改善、消費税引き上 げ前の駆け込み需要等もあって、緩やかに回復しつつあ るとの判断がなされています。中小企業における生産 活動も実際に持ち直し傾向が見られ、資金需要もいく ぶん回復しつつあります。 その結果、長野県下の平成25年度の倒産は、件数、負 債総額とも過去20年で最小となりました。しかし、国内 の傾向と同様に消費税増税後の景気の先行きを不安 視する声が聞かれ、中小企業ほどその傾向は強くなって います。 平成25年度の業績 預金積金の期末残高は、流動性預金を中心に堅調に 推 移したことから、前 期 比215億46百万円増 加して 7,300億26百万円となりました。資金運用面では、貸 出金は各種事業資金により資金需要に応えた結果、前 期比61億52百万円増加し3,224億55百万円に、有価 証券は前期比170億32百万円増加し、3,712億37百万 円になりました。 経常利益は、貸出金利息が減少しましたが資金調達費 用の減少と株式等損益が改善した結果、前期比10億99 百万円増加して30億64百万円となり、当期純利益は前 期比3億95百万円増加して16億36百万円となりました。しんきんの取り組み
平成25年度における主な活動を紹介します。 ● 24店舗に配置している「事業支援担当者」を「融資推 進リーダー」と呼称を改め、本部との連携を強化し、新 規事業所開拓や創業支援、新分野進出のための資金 の創出などを積極的に推進しました。 ● 金融円滑化では、経営改善支援態勢を充実させ、事業 融資・住宅ローンご利用のお客さまのご相談に真摯に 対応しています。平成26年度からは本部機構改革を 実行し、融資業務のさらなる強化を目指しています。 ● ビジネスフェアを開催してお客さまのビジネス機会を 創出するお手伝いを行っています。 ● 「しんきん事業相談会」を立ち上げ、お客さまの事業 運営・補助金申請などさまざまなご相談に対応する 態勢を整えました。みなさまへのメッセージ
● 「投信インターネットサービス」の取り扱いを開始しま した。 ● 専門会社と提携し、「相続関連業務」の取り扱いを開 始しました。 ● 若手企業経営層への事業活性化支援として「次世代 トップスクール」を開講しました。 ● 日本政策金融公庫と業務連携を開始し、中小企業の 海外進出を支援する態勢を整えました。 ● 9月1日に創立90周年を迎え、記念事業を実施しまし た。詳細は11・12ページをご覧ください。
事業の展望と課題
平成26年度は、消費税増税後に一旦下振れすると予 想されている経済が再び浮揚し、好循環が持続する確 かな景気回復を実現できるか、注目されます。また、少 子高齢化と人口減少の時代を迎え、消費税増税の最大 の目的である社会保障と税の一体改革が実現していく ことが求められます。 しんきんにおいては経営3ヵ年計画「絆を啓(ひら)く 2012」の最終年度として、お客さまや地域との絆をより 強く、より大切にするという決意のもと、「利他の心で地 域に応える」を行動指針としてさまざまな業務に取り組 んでいます。 「都会では得られないが長野にはあるもの」に目を向 け、お客さまや地域と直接触れ合って、もう一歩踏み込 んだご相談・ご提案営業を展開し、また、お客さまの状 況に応じた企業再生支援や創業者支援、商店街の活性 化等にも引き続き積極的に取り組んでまいります。 また、金沢までの北陸新幹線の延伸を平成26年度末 に控え、北陸地区の信用金庫との交流を通じてビジネ スマッチング等を支援し、地域間の連携をより深めるこ とができるよう取り組んでまいりたいと考えています。 これからも、変わらぬご愛顧とご指導を賜りますよう 心からお願い申し上げます。 平成26年7月 理事長地域密着型金融の推進
信用金庫の使命の一つである地域経済活性化を目的とする
さまざまな業務活動を説明しています。
お客さまとともに
事業所と個人のお客さまの状況に応じた支援・相談活動と
利便性向上への取り組みを述べています。
コミュニティーへの参画
地元のイベント・文化活動などに参加し、地域の活性化に地
道に取り組んでいる活動を紹介しています。
環境問題への取り組み
私たちの住むこのすばらしい環境と景観を次代に引き継ぐ
ための取り組みを説明しています。
働きやすい職場づくり
職員がしんきんの一員としての使命を持ち、日常の業務活動
に専念するための施策を紹介しています。
みなさまとしんきん
の解決策等のご相談に真摯に対応しています。事業資 金と住宅ローンご返済見直し相談窓口を設け、また、 ローンセンター等に特別相談窓口を設置し、年末およ び年度末に必要な資金の相談に対応しています。金融機能による地域貢献
しんきんは「お客さまを大切に し、地域の発展に奉仕する」を経 営方針に、お客さまの資産形成や ライフプランに合わせたさまざま な種類の預金商品を取り揃え、みなさまから大切な預 金積金を預かっています。 融資面では「小口多数取引に徹する」方針のもとで、 地域の事業所および個人のお客さまの幅広い資金ニー ズにお応えし、円滑な資金の供給を行うことでお客さま や地域社会に貢献しています。 また、県をはじめ各市町村と連携して制度資金融資 を積極的に推進し、平成25年度の実績は前年度を上回 り、2,417件、134億62百万円となりました。金融円滑化への取り組み
しんきんでは、「健全経営に徹し、豊かな地域社会づ くりに貢献する」という経営理念のもとで、景気の好・不 況にかかわらず、地域に安定的に資金を供給することが しんきんの社会的使命であると考え、金融円滑化に全 力を傾注しています。 また、取引先の経営改善支援と地域密着型金融の諸 施策にも積極的に取り組み、お客さまの経営課題やそ 運転資金 (54.6%) 個人消費資金 (3.8%) 住宅関連資金 (20.8%) 設備資金 (20.9%) ■貸出資金使途別内訳 (平成25年度) 3,224億円 個人(24.6%) 地方公共団体 (13.1%) その他 (4.7%) 金融業・保険業 (4.4%) 医療・福祉 (4.6%) (8.5%)各種サービス業 建設業 (10.1%) 不動産業 (8.5%) 卸売業・小売業 (10.8%) 製造業 (10.6%) 3,224億円 ■貸出金業種別内訳 (平成25年度)しんきんは、地域社会とそこに住むみなさまに信用金庫の使命と責任を果たすべく、
多面的な活動を展開しています。
地域密着型
金融の推進
創業・新事業の支援
しんきんは、起業される方や新 事業展開を計画する事業者への支 援に積極的に取り組んでいます。 しんきんは平成25年10月1日 から日本政策金融公庫と連携し、創業・新事業の支援を 強化しています。セミナーの共同開催、協調融資の実行 などを行い、創業後も手厚くフォローアップしていく方 針です。 創業または創業から3年以内のお客さまと新事業・ 新分野への進出を予定されているお客さまを応援する ため、創業支援資金「ビギンズ」と新事業創出支援資金 「ライジング」を平成25年10月1日から発売していま す。両商品には金利優遇制度があり、また、しんきんビ ジネスフェアに出展する場合、初回ブース費用が無料に なる特典を受けられます。 平成25年度の創業・新事業支援融資額は昨年度より 増加し、96件、4億10百万円となりました。実績には企 業創業支援資金「ルーキーくん」をはじめ、上記の2商 品が含まれます。不動産担保や個人保証に依存しない融資
しんきんは、長野県内の6信用金庫の統一商品であ り長野県信用保証協会との提携保証による「連携支援 保証制度『アシスト』」、また売掛債権や棚卸資産を担保 としたABLとシンジケートローンを推進することによ り、不動産担保や個人保証に依存しない融資に取り組 んでいます。平成25年度末の実績は93件、130億円と なっています。そのうちABL組成実績は2件です。ABL:Asset Based Lendingの略称。動産や売掛金等を担保とする融資のこと。
期中実績 (平成25年度) (単位:百万円) 流動資産 担保融資 シンジケート ローン 私募債 合計 件数 50 8 2 60 金額 466 11,980 400 12,846 期末実績 (平成25年度) (単位:百万円) 流動資産 担保融資 シンジケート ローン 私募債 合計 件数 8 24 26 58 金額 149 29,146 2,092 31,387 また、法人と個人が明確に分離されている場合など に経営者の個人保証を求めない「経営者保証に関する ガイドライン」が平成26年2月から適用されています。 中小企業金融の円滑化を通じて中小企業の活力を引き 出すことを目的としています。
経営支援への取り組み
しんきんは、地域経済の金融円滑化・安定化のため に、取引先へさまざまな経営支援を行っています。しん きん本部の「経営支援グループ」スタッフが営業店と連 携しながら支援態勢の充実を図り、直接、間接的にお客 さまの経営改善に取り組んでいます。 また、しんきんは外部の専門家・機関等との連携を強 化し、取引先に最適なソリューションを提案する態勢の 整備に取り組んでいます。連携による多面的な支援
● 平成26年3月末には経営改善支援295先に対応し、 うち53先については外部の専門家・機関等と連携し 対応しています。 ● 長野県中小企業再生支援協議会との連携を強化して います。平成25年度は事前相談も含めた24先につ いて、同協議会と連携して経営改善計画書策定など を行いました。お客さまと
ともに
みなさまとしんきん
● ABLを積極的に活用するために、NPO法人日本動産 鑑定と賛助会員契約を締結し、動産鑑定について速 やかに対応しています。 ● 地元の大学・工業高等 専門学校・行政機関等 との連携では、地域企 業の新商品開発や新 分野進出に関する情 報仲介と資 金面にお ける相談等支援活動を展開しています。 ● 平成19年5月11日に長野工業高等専門学校と業務 提携して以来、共同して地域企業の製品開発と商品 化に向けた支援を行っています。 ● 平成24年5月18日に「長野市企業コーディネート・サ ポートチーム設置」協定を締結した長野市、しんきん および公益財団法人長野県テクノ財団の3者が、中小 企業の事業拡大や研究開発のため、技術および資金 面から支援しています。平成25年度の実績は7件と なりました。 ● 平成24年4月から信州大学と連携した 「信州大学連 携コーディネータ」制度を利用し、技術相談の受け入 れを強化し、共同して製品開発に取り組んでいます。 平成25年度の実績は9件となりました。 ● 経営課題を抱える取引先企業を再生するために平成 22年5月に県内10金融機関が共同で設立した「信州 再生支援ネットワーク会議」では、平成25年3月29日 に「信州みらい応援ファンド」を組成しました。同ファ ンドは、金融機関からの債権の買い取りや出資により 事業再生を支援する目的で組成されたものです。しん きんは同ファンドを運営している会社に職員を派遣し ています。 同会議は、経営改善活動の先駆的な取り組みに対し て、財務省関東財務局から平成25年4月4日に顕彰 されました。 ● 取引先の海外展開を 支援するため、しんき んは日本政策金融公 庫と平成25年12月25 日にスタンドバイ・クレ ジット制度の業務連携 の契約を締結しました。同公庫は日本企業の海外現 地法人の資金調達支援を推進しており、しんきん取 引先の海外展開をサポートすることになります。同公 庫との連携は、県内の地域金融機関としてはしんきん が初めてです。 ● 平成25年3月から開始された「認定支援機関による 経営改善計画策定支援事業」においても、外部の認 定支援機関と連携し、平成26年3月末現在、7先につ いて経営改善計画書の策定支援を進めています。 ● 平成26年2月にオープンした「長野県事業引継ぎ支 援センター」に職員を派遣し、ノウハウ蓄積とタイム リーで緊密な連携を図ることができる態勢にしてい ます。お客さまの利便性向上への取り組み
しんきんはお客さまの声を金庫経営に反映し、お客 さまへより良いサービスを提供するためにさまざまな 活動に取り組んでいます。 ● 職員の応対姿勢の研修 9月13日に行われた「平成25年度電話応対コンクー ル北信ブロック大会」(公益財団法人日本電信電話ユーみなさまとしんきん
支援事例 その
①
長野しんきんビジネスクラブおよび「長野しんきん若手経営者 経済研究会」向け講演会 (平成26年3月7日) 講師: 橋本五郎氏(読売新聞特 別編集委員) 演題: 「どうなる日本の政治と 経済」 ● 長野しんきん若手経営者経済研究会(NYCE) 同会は、研修を通して会員若手経営者の資質の向上 を図り、企業の発展と地域社会の繁栄に貢献すること を目的に、平成8年6月に設立しました。平成26年3月 末の会員数は156社、営業店単位で勉強会や啓発活動 等を行っています。 ● 長野しんきん次世代トップスクール 若手経営者の研修の 場として、平成25年10月 から26年3月にかけて 『 長 野しんきん次 世 代 トップスクール』を開講 し、定評あるコンサルタ ント企業の講師による本格的な実践形式の勉強会を計 5回開催しました。受講した若手経営者は28名です。 ザー協 会 主催)におい て、しんきん職員5名が 参加、このうち2名が入 賞しました。 ● ローンセンターの充実 ローンセンター本店、ローンセンター篠ノ井では、専 門のスタッフが土曜日、日曜日もお客さまのニーズに合 わせたお借入プランの提案をしています。お電話での相 談や来店予約もお受けしています。ご相談内容は、住宅 関連が約6割、その他消費ローンが4割となっています。支援活動:
セミナー・ビジネスマッチング・情報誌
● 長野しんきんビジネスクラブ(NBC) 同クラブは、情報提供や情報交換により、技術革新、 新規事業開拓を促進し、会員事業者と地域社会の発展 に貢献することを目的に昭和62年10月に設立しまし た。平成26年3月末の会員数は131社です。 経営セミナーや戦略経営塾などを開催し、企業経営 に関する支援事業、情報交換、ビジネスマッチング機会 の提供等を行っています。郷土の
希少種アンズを活かす
A社の課題 洋菓子製造販売業を営むA社は、 千曲市産の希少種アンズを使った菓 子の販 売を10年前から始めていま す。「甘味や酸味が絶妙で代用が 利 かない」と、このアンズに惚れ込んだ A社は当初、畑での摘み取りやイン ターネットでの情報発信でアンズ農 家を応援していましたが、生産者の高 齢化と後継者難に加え栽培が難しい ことなどからこのアンズの確保が課 題となってきました。 しんきん&信大の連携支援 しんきんは信州大学と連携し、地域 企業への支援活動を推進しています。 同大学では金融機関と連携して、課 題を抱える事業所へ支援を行う、「信 州大学連携コーディネータ制度」を 平成24年に立ち上げています。 同大学からコーディネータとして 認定されたしんきん職員46名には 地域の事業所に潜在する課題の発掘 や事業所から大学への技術相談や共 同研究などについて仲介の役割が期 待されています。 直面する課題に対してA社は、自社 でアンズ栽培を行うことを決定しまし た。A社からの仲介依頼を受けたし んきんは、苗木の管理や寒波対策な どについて技術支援を信州大学農学 部に要請、A社の支援を開始しました。 A社の現状 A社は、信州大学農学部から、アン ズの苗木の植え方や栽培方法などの 指導を受けました。その指導のもと、 平成26年3月に50本の苗木を千曲 市森地区に植樹しました。5年後に は、年2トンの収穫を目指しています。支援事例 その
②
みなさまとしんきん
● 第10回 長野しんきんビジネスフェア2013 地域経済活性化に向 けた地域貢献策として 「第10回長野しんきんビ ジネスフェア2013」を開 催しました。節目の第10 回となるビジネスフェア に、過去最多の206の出展企業・団体と約2,200人以 上の来場者をお迎えしました。678件の事前および当 日の商談があり、これらの商談を通じて、平成25年度通 期で115件のビジネスマッチング(商談成約)が成立し ました。 第1回以来、合計651件のビジネスマッチングが成立 しています。 ● 経済情報誌『すかい』 当誌は、長野県北信地域のお 取引先企業・お客さまのご意見に 基づいて編集・発行している12 ページほどの冊子です。景況レ ポート、アンケート調査結果、経 営者インタビュー等を掲載してい ます。毎月発行し、当金庫のホー ムページにも掲載していますので是非ご活用ください。商品・サービスの充実
(平成25年度) お客さまからのご意見・ご要望をもとに、サービスの 充実を図っています。 ● 相続関連業務を開始 お客さまの大切な財 産を大切な人に受け継 いでいただくための支 援 活動として、「相 続 関 連業務」を平成25年10 月1日から開始しました。しんきんは(株)朝日信託と提携 し、遺言信託、遺産整理業務、財産承継プランニングのお 手伝いをします。毎月無料相談会を開催しています。 ● NISA口座開設キャンペーン 毎年100万円まで非課税のNISA(ニーサ:少額投資 非課税制度)が平成26年1月からスタートし、しんきん は口座開設キャンペーンを展開しました。 その 一 環として、「概 要および当面の市場環 境 見通し」について、お 客さま向けの投資セミ ナーを7月20日に開 催 しました。国際交流の場を
作りたい
Kさんの夢 長年サラリーマンとして働いてきた Kさんは、本当に好きなことをして生き たい、という思いから48歳で退職、海 外放浪の旅に出ました。もともと旅好 きだったこともあり、巡った国はヨー ロッパを中心に約50ヵ国に上ります。 旅の中で 最も楽しかった思い出 は、宿泊先で出会ったさまざまな国 の旅行者と食卓を囲んで交流するこ とでした。おいしい料理に舌鼓を打ち ながら、国自慢や失敗談に花を咲か せる、そんな国際交流ができる飲食 店を地元に開きたい、という夢を抱く ようになりました。 こうして創業を決意したKさんは、 それまでに培った経験や人脈を活か して事業計画を練り、しんきんを訪 れたのです。 夢に共感 しんきんの取り組み Kさんの語る夢に対応したスタッフ も胸を打たれ、心から応援したいとい う思いが湧き上がりました。しんきん は事業内容や市場特性、経営者の資 質やサービスの独創性などを検討し た結果、今回の創業支援を決定しま した。国の創業補助金も受けること ができました。 現在そしてこれから オープンから半年たった現在、店の メニューにはロシアやブラジル、フィ リピンなど数ヵ国の料理が並び、お 客さまを楽しませています。また、料 理と一緒にその国を紹介するイベン トも定期的に開催し、好評を博して います。今後は店を英会話教室の会 場に用いるなど、さらなる国際交流 の場としていくことがKさんの目標 です。 「店にいるだけで、いろいろな国の 人や文化が集まってくる」、そう語るK さんの顔はとても満足げです。支援事例 その
③
● 色弱者の方にも分かりやす い色を採用した「カラーユニ バーサルデザイン通帳」(カー ボンオフセット通帳) ● インターネットで投資信託の取引 ができるサービスを9月2日から 提供しています。来店の必要がなく、自宅のパソコン で投資信託の購入・売却・各種照会ができ、手数料が 窓口扱いより2割引になります。店舗のリニューアル
大門町支店は11月18 日に新築オープンしまし た。同支店の外観は善 光寺の門前町の街並み に調 和し、善 光 寺 表 参 道を通る人が自由に立 ち入ることができるギャラリース ペースを設けています。大門町支店 は昭和37年以来51年ぶりのリニューアルです。 → 13ページへ続く ● 「 がんば れ! AC長 野パ ルセイロ応援 定 期預 金 2013」の 発 売( 平 成25 年4月∼7月)ふるさとの商店街で
創業
Sさんの熱い思い Sさんは、生まれ、育ててくれたこの 町が大好き、この町に恩返しをした い、貢献したい、という思いを形にす べく35歳でUターンし、学習塾を3年 後の平成25年10月に開設しました。 ふるさとで人のためになる仕事をし たい、という大学生の頃からの夢を 実現したのです。 この町は豊かな自然が残る、長野 市の隣町です。空き店舗が目立つ駅 前商店街で開塾したのも商店街の活 性化に役立ちたい思いからでした。 塾へ通う子どもたちなどの往来が多 くなることで、少しでも商店街に良い 影響を与えることができる、Sさんに はそういう思いがあります。 小・中・高校生を対象にした塾は、 東京の学習塾で蓄積した10年余りの 経験をもとに、Sさん独自の指導方法 で運営されています。「子どもたちが 自分らしく、生き生きと夢に向かって いくことの手助けをしたい」それが塾 の目標です。 熱意を形にしたい しんきんの思い 事業計画を語るSさんの熱意に応 えたい、しんきんの営業担当の胸に はSさんを応援したい思いがあふれ ていました。しんきんは事業計画、市 場規模、経営者の資質と熱意など、さ まざまな面からの検討を経て、Sさん の創業の支援を決定しました。町の 商工会の支援を受け、国の創業補助 金も受けることができました。 現在そしてこれから 開設から約半年後のいま、塾生は 着実に増えています。 都会の子どもたちとの交流や、山 村留学などの企画も考えています。 町内出身の青年が 町を活性化する きっかけになるような活動を目指すS さん、そのアイデアにはあの熱い思い がこめられています。 2年目は2校目開設を、3年目には 野外体験学習実施を計画、これから も熱く活動していくことが期待され ています。店舗
大門町 日に新築 た。同支店 光寺の門前 に調 和し、 道を通る人 ち入ること ペースを は昭和3みなさまとしんきん
創立90周年
記念事業
お客さま向け事業
◆ 特別金利定期預金キャンペーン (4月1日∼6月28日) 店頭表示金利に0.2%上乗せした1年 定期預金の販売 キャンペーンを 記念事業のトッ プを切って展開 し、87億 円を販 売しました。 ◆ マイカーローン特別金利 キャンペーン (4月1日∼12月30日) 通 常の 金 利引き下げ項目のほかに 0.3%の引き下げを加えた特別金利 キャンペーンを実施、好評につき9月 末までの予定を3ヵ月延長しました。 ◆ ご来店感謝デー (9月2日) 9月第1月曜日の2日、「 創 立90周 年 ご来店感謝デー」を全店で開催しま した。全店で5千名を超えるお客さま に来店いただき、記念品として今治タ オルを進呈しました。社会貢献事業
◆ 長野オリンピック記念 長野マラソンを支援 (4月21日) しんきん職員30名がボランティアとし て、落合橋で選手への給水を担当しま した。第15回目の大会は季節はずれ の大雪の中、9,068人が出走し7,784 人が完走しました。 ◆ 記念植樹 in 篠ノ井中央公園 (5月18日) マリーゴールド、ツゲ、マメツゲを四つ 葉のクローバーの形をした花壇に植 え、周囲にメープルシロップで有名な 4∼5メートル の サトウカエデ を4本 配置しました。 ◆ 小学校へ図書カードを寄贈 (8月∼9月) 北信地区15市町村の約3万6千人の 小学生が在籍する学校124校に図書 カードを寄贈しました。10年前の80 周年にも同様の寄贈を行っています。 ◆ ろくちゃんの森イベント (6月2日、11月9日) SBCラジオ「豊かな森林キャンペーン」 に協賛し、「第1回ろくちゃんの森」イ ベントにしんきん 職 員とそ の 家 族 53名が参加、第2 回イベントには同 30名が参加しま した。 ◆ こども森林絵画コンクール (7月∼10月) SBCラジオ「豊かな森林キャンペーン」 に協賛し、「もりを画こう!こども絵画 コンクール」を開催しました。200点 を超える応募の中から入選作の表彰 式を11月17日に行いました。 平成25年9月1日、長野信用金庫は創立90周年という記念すべき日を迎え ることができました。みなさまにご報告させていただくとともに、これまでの ご支援に深く謝意を表します。 90年という歴史は、しんきんと会員および地域のみなさまとともに歩んで きた長い年月です。また、しんきんの先輩諸氏が切り開いてきた道程でもあり ます。この蓄積を新たな基盤とし、しんきんは10年後の100周年を見据えて、 「新たなしんきん」をつくってまいります。 そのステップの一つとして、「創立90周年記念事業」を行いました。お客さま 向け事業、社会貢献事業、しんきんのメモリアル事業、しんきん役職員向け事 業の4分野での事業を紹介します。創立90周年記念事業
◆ 赤沢自然休養林トレッキングツアー (9月14日) SBCラジオ「豊かな森林キャンペーン」 に協賛し、同ツアーに職員とその家族 約30名と一般からも多数の方が参加 し、ツアーを楽しみました。 ◆ 全店一斉清掃活動 (9月2日) 平成9年度から毎年9月第1営業日に 行っている活動です。毎年6月15日に 行っている全店一斉清掃活動と合わ せた活動により、国土交通省から表 彰を受けました(8月30日)。 ◆ エコキャップ推進活動 全店でペットボト ルキャップを回収 し、NPO法 人 エ コキャップ推進協 会 に 送 付しまし た。キャップをリ サイクル業者に販 売して得た資金は世界の子どもたち を支援する活動に役立てられます。しんきんのメモリアル事業
◆ 制服を新調 (10月) 5年半ぶりに女性職員の制服を一新し ました。夏と冬の気候にそれぞれ適した 素材を使い、紺色を基調にしています。 ◆ 物故者慰霊法要 (9月18日) 善光寺大勧進において、この10年間 に故人となられた元役職員46名の 家族を招いて物故者慰霊法要を執り 行いました。しんきんの礎を築いた 先輩に深謝し、故人を偲びました。しんきん役職員向け事業
◆ 健走部が発足 (2月16日) 健康増進、体力 維 持、ストレス 解 消 を 目 的 に 62名で 発 足。4 月21日 の 長 野 マラソンには20 名が 参 加し、健 脚を披露しました。 ◆ しんきん大運動会 (6月9日) 従業員組合主催の大運動会は80周 年記念以来10年ぶりの開催です。約 7百人の職員と家族が参加しました。 運動不足とストレスの解消や職員相 互の交流が図られました。 ◆ 創立90周年記念式典・祝賀会 日時:10月6日午後1時30分∼午後6時 会場:ホテル国際21 参加人数:670名 プログラム: 第1部 記念式典 第2部 講演会 第3部 祝賀会 ● 第1部では「あいさつ」 に 続 いて、「10年 後 のしんきん のあ るべき姿」を述 べ た 論 文 の 表彰式があ りました。127編の応募の中から、4 テーマそれぞれに優秀賞、優良賞、佳 作が選ばれました。引き続いて「タイ ムカプセル」が格納されました。これ は、役職員が自分や家族に書いた手 紙をカプセルに収納し、10年後にそ れぞれの宛先に郵送 されることになっ ています。 ● 第2部では、心理学者・臨床心理士 の植木理恵氏を講師 に招き、「楽しくいき いきと働き続ける ため のメンタルヘ ルス」と題した講演 会を行いました。 ● 第3部はお待ちかねの祝賀会です。 談笑で盛り上がる中でコンサートや ダンスなどのアトラク ションが 披 露され ました。 創立90周年記念日の1年以 上前の平成24年7 月、内山常務理事を委員長とする10名からなる「創立90 周年記念事業委員会」が発足。委員はあえて年代が偏らないよう に構成し、若手職員、特に女性職員の感性と行動力に期待し会議を重 ねた。「単なる冠事業ではなく社会に意義がある事業にしたい」、「心が通い 合える事業を目指したい」、「環境事業で次代に残したい」など、職員の“熱さ” を感じる意見が多く出された。 ……… さあ、次は100周年です 委員会の楽屋ばなしみなさまとしんきん
コミュニティー
への参画
しんきんは大正12年の設立時 から、社会的使命の一つである地 域の活性化を図るため、さまざま な活動を展開してきました。地元 とともに発展することを目的に、 しんきん本部として、また営業店単位、さらに職員がボ ランティアとして、地元のイベントや文化活動に参加して います。地域社会貢献活動
(平成25年度) ● 取引先企業の新入社 員 38名を対象に「地域企業 社員研修会」を開催(4月 17日) ●●① ● アンパンマンお絵かき大 会を実施(6月∼8月) ●② ● 全営業店で特殊詐欺防 止を呼びかけ、チラシと ティッシュ・ペーパーを配 布(6月14日) ●③ ● 全営業店でクリーン運動 (6月14日、9月2日) ● 「ご 来 店感謝デー」(6月 14日) ● 献血運動に職員91名が 参加(6月18 日、1月22 日)●④ ● SHINKIN愛の募金活動 (6月21日) ● 「長野びんずる祭り」に「し んきん連」として80名が 参加(8月2日)●⑤ ● インターンシップで大学生 21名が信用金庫の業務を 体験(8月26、27日)●⑥ ● 地元の中学生12名(4校) が信用金庫業務を体験 (10月11日ほか) ● ⑥ ● ① ● ② ● ③ ● ④ ● ⑤年金友の会
「信寿会」
各種相談会の実施
● 税務・経営相談会を開催しています。顧問税理士が毎 月営業店を巡回して実施し、平成25年度の利用は 580件となりました。 ● 毎月各店に「年金相談日」を設け、社会保険労務士が お客さまの年金のお受け取りの代行手続きや年金に 関するさまざまなご相談・ご質問にお答えしていま す。平成25年度は延べ1,167名のお客さまから相談 を受けました。 ● 5月に「しんきん事 業 相談会」を立ち上げ、お 客さまの事業運営や 補助金申請などさま ざまなご相談に対応 しています。平成25年 度通期の相談件数は22件となりました。 ● 平成25年10月から専門会社と提携し、遺言信託、遺 産整理業務、財産承継プランニング等の相続関連業 務を開始しました。平成25年度は下半期で31件の相 談を受けました。 しんきんで公的年金の振込指定をされているお客 さまを対象とした親睦会「信寿会」では、毎年イベン トや旅行を実施しています。平成25年度は、6月5日 ∼6日および10日∼11日の2班に分け、「八重・会津 博と母畑温泉八幡屋」と題して456名の参加のもと 合同旅行を催行し ました。東北地方の 震災復興支援の一 環として企 画した ものです。 信寿会 昭和53年に設立、会員数は37,717名。誕生日プ レゼントの贈呈、敬老の日プレゼントの贈呈、ご来店 プレゼントの贈呈(年金振込日とその翌営業日)、特 別金利定期預金の取り扱い、全店合同旅行(6月)、支 店ごとの旅行などを実施しています。● 点字カレンダーを目の不自由なお客さまに贈呈(12月) ● 小学校新入学児童への黄色いハンカチ贈呈(平成26 年3月) ● 「がんばれ! AC長野パル セイロ 応 援 定 期 預 金 2013」を取り扱い( 平成 25年4月∼7月)。同チー ムの成 績に応じて金 利 を上乗せする商品。預金総額の0.01%をチームの活 動資金として寄贈(8月11日)●⑦ ● 「東日本大震災こども応援定期積金」は8月1日の発売 から2ヵ月を待たずに募集総額50億円に。募集総額の 0.25%に当たる1,250万円を、岩手・宮城・福島の3県 が設置している基金に、信金中央金庫を通して寄付。 しんきんは平成15年3月3日に 「環境方針」を制定、協同組織によ る地域金融機関としての社会的 責任と公共的使命を自覚し、地域 環境・地球環境の保全に積極的に 取り組んでいます。 平成15年6月13日にしんきん本部および本店営業 部を対象にISO14001の認証を取得し、電気・ガス・紙の 使用量削減や環境関連金融商品の販売をはじめ、さま ざまな活動により環境問題に取り組んでいます。平成 25年度においても、全営業店で電力使用量の削減運動 を実施し、また書類の溶解処分を継続することにより、 CO₂の削減とリサイクルを推進しました。清掃活動で は、信用金庫の日と創立 記念日には全営業店で クリーン運動を行ってい ます。 しんきんは平成24年 7月20日に、環境省が事 務局になり作成された 「持続可能な社会の形成 に向けた金融行動原則(21世紀金融行動原則)」に署名 しました。署名した金融機関はガイドラインを参考に具 体的な取り組みをこれまで以上に実践するよう求められ ています。全国では189の金融機関(証券、保険、資産運 用、リースを含む)が署名、県内ではしんきんを含めた3 金融機関が署名しています。 信用金庫業界では、社会的課題である環境問題に寄 与するため、温暖化対策として電力使用量を平成25年 度∼32年度の8年間で、平成18年度比15%削減する目 標を掲げています。
しんきんの取組状況
● エコカー購入時のマイカーローン金利優遇制度(平成 19年から実施) ● 「リフォームローン・エコ」(平成25年1月4日から取り 扱い) (太陽光発電システムなど所定の設備を伴うリフォームについて 保証料を割り引き) ● 「住宅ローンエコ割増保証」(平成25年1月4日から取 り扱い) (太陽光発電システムなど所定の設備を伴う住宅ローンについて 割増保証)環境問題
への取り組み
● ⑦ リニューアルオープンした大門町支店の 照明にはLEDを採用しています。みなさまとしんきん
● 環 境 に 配 慮した 通 帳 (カーボンオフセット通 帳)を発行。普通預金、 総合口座、AC長野パル セイロ応 援 通 帳 の3種 を発行。3種合計で10万冊製作し、4,706㎏のCO₂ 排出を相殺。 カーボンオフセットとは、通帳作成時に発生するCO₂に相当する 排出枠を買い取り、排出量に見合ったCO₂の削減活動(森林保護 活動など)に投資することで埋め合わせる(オフセット)という考 え方です。 ● 創立90周年記念事業 の一環として、長野市 の緑育活動に協賛し 「篠ノ井中央公園」へ の植樹を実施したほ か、豊かな森林キャン ペーンにも参画。植樹とキャンペーンにしんきん職員 とその家族延べ160名が参加。 ● 長野県信用金庫協会が提唱して県内の保育園、幼稚 園、小中学校の園児・生徒のエコロジー活動「私たち “エコキッズ”宣言」を支援。 ● 県は、県産材を新築やリフォームに使った場合、CO₂ を排出せず蓄積したとみなし、その量を算定して認証 する制度を新設。しんきんは、同認証を取得している お客さまに住宅ローンの金利を優遇する制度(当初固 定期間終了後引き続き固定金利を選択された場合) を平成24年4月から開始。 環境方針 I. 基本理念 長野信用金庫は、美しく豊かな自然環境の下で、「健全経営 に徹し、豊かな地域社会づくりに貢献する」を経営理念と し、協同組織による地域金融機関としての社会的責任と公 共的使命を自覚し、役職員が一丸となって、地域環境・地球 環境の保全に積極的に取り組みます。 II.基本方針 1. 環境保全活動の継続と向上 当金庫の本部・本店の事業活動が環境に与える影響を社 会的責任ととらえ、その責任を果たすべく環境マネジメン トシステムを構築し、環境目的・目標を定めるとともに、 定期的に見直しを行い継続的改善に努めます。 2. 環境関連法規等の遵守 環境に関連する法令・条例・規則等及び当金庫が同意す るその他の要求事項を遵守し、一層の環境保全に取り組 みます。 3. 省資源・省エネルギーの推進と環境汚染の予防 当金庫が行う事業活動による、地球環境への負荷を軽減 すべく、省資源・省エネルギー・廃棄物の削減に努めると ともに環境汚染の予防に努めます。 4. 地域社会の環境改善への貢献 金融商品・サービス、情報等の提供を通じて、環境保全に 取り組むお客さまを支援し、地域社会の環境改善に貢献 します。 5. 啓発活動の推進 全役職員一人ひとりが、環境に配慮した行動に努め、定着 することを目指し、環境に対する意識の向上を図ります。 6. 環境方針の公開 この環境方針を役職員等、及び当金庫のために働く全ての 人に周知徹底するとともに、一般に公開します。 2012年9月25日 長野信用金庫 理事長 原 徹爾ワーク・ライフ・バランスの
取り組み
しんきんは、キャリアアップを 支えるワーク・ライフ・バランス推 進に向けた取り組みとして、職員 が業務と子育てを両立することができるよう制度を充 実させ、安心して働き続けることができる環境づくりを 目指した「次世代育成支援計画」を作成し、育児休業の 利用促進に積極的に取り組んでいます。 当計画は、平成22年4月から平成27年3月までの5 年間に、女性職員だけでなく男性職員についても、一定 日数の育児休業を取得することを目標として推進して います。 総労働時間の削減に向けた取り組みとして、メモリア ル休暇、リフレッシュ休暇等の利用による年次有給休 暇取得促進や、全店統一で月3日から4日の「定時退店 日」を設定しています。 職員の休暇等で人員が不足する場合、ブロック内あ るいはグループ内で職員を派遣して応援する体制を確 立しています。女性職員の能力を活用
しんきんでは、女性が働きやすく、能力が十分に発揮で きる労働環境を整え、女性のキャリアアップを支援して います。採用時には男女を問わず全員が一般職ですが、2 年目以降、希望する職員は総合職を選択する制度になっ ています。総合職にコース転換した女性職員の多くは、 渉外課、融資課、資産アドバイザーに配 属され、女性ならではのきめ細かな お客さま対応を行っています。現 在、女性の総合職は23名で、女性 職員全体の10.2%を占めています。 女性職員の活躍の場を広げるた め、スクーターの導入や持ちやすいサイ ズの鞄への切り替え、防犯ベルの携帯などを実施しま した。 テラーのレベルアップ の た め の「BIZアカデ ミー」を平 成24年 度 か ら3年計画で、全41店の テラ ー90人を 対 象 に、 実施しています。テラーに求められる能力を向上させる ため年3回の研修を行っています。その一環として平成 25年11月7日ほか、ブロックごとに窓口応対ロールプ レイング大会を実施しました。しんきんの取組状況
(平成25年度) ● 保護者向け就職セミナーの開催 しんきんでは、平成25年12月1日、大学3年生のお 子さまをお持ちの保護者のみなさまを対象にセミナー を開催しました。 お子さまのUターン就職を希望している保護者の方 に、長野で働く魅力や就職活動における面接のポイン ト、金融機関の業務内容などを説明しました。 参加者の関心は非常に高く、「就職活動に何が必要な のかが理解できた」などの感想が寄せられました。働きやすい
職場づくり
持続可能な社会の形成に向けた金融行動原則 (21世紀金融行動原則) 1. 自らが果たすべき責任と役割を認識し、予防的アプロー チの視点も踏まえ、それぞれの事業を通じ持続可能な社 会の形成に向けた最善の取組みを推進する。 2. 環境産業に代表される「持続可能な社会の形成に寄与す る産業」の発展と競争力の向上に資する金融商品・サー ビスの開発・提供を通じ、持続可能なグローバル社会の 形成に貢献する。 3. 地域の振興と持続可能性の向上の視点に立ち、中小企業 などの環境配慮や市民の環境意識の向上、災害への備え やコミュニティ活動をサポートする。 4. 持続可能な社会の形成には、多様なステークホルダーが 連携することが重要と認識し、かかる取組みに自ら参画 するだけでなく主体的な役割を担うよう努める。 5. 環境関連法規の遵守にとどまらず、省資源・省エネルギー 等の環境負荷の軽減に積極的に取り組み、サプライヤー にも働き掛けるように努める。 6. 社会の持続可能性を高める活動が経営的な課題である と認識するとともに、取組みの情報開示に努める。 7. 上記の取組みを日常業務において積極的に実践するため に、環境や社会の問題に対する自社の役職員の意識向上 を図る。主な経営指標 (単位:百万円) 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 経常収益 15,795 15,157 14,801 14,687 14,259 経常利益 1,502 2,100 2,537 1,964 3,064 当期純利益 897 1,384 1,184 1,241 1,636 預金積金残高 681,545 695,901 703,239 708,480 730,026 貸出金残高 320,036 323,176 324,157 316,302 322,455 有価証券残高 338,944 368,704 338,101 354,205 371,237 純資産額 62,584 63,631 67,091 74,401 76,602 総資産額 751,119 765,718 776,184 788,499 816,381 会員数 (人) 61,767 61,883 61,674 61,810 61,971 個人 53,489 53,640 53,489 53,630 53,792 法人 8,278 8,243 8,185 8,180 8,179 出資総額 2,579 2,570 2,552 2,545 2,538 出資総口数 (千口) 5,158 5,141 5,104 5,090 5,076 出資に対する配当金 (出資1口当たり) (円) 20 20 20 20 25 ※ 自己資本比率 (%) 23.67 25.24 24.62 25.32 24.75 職員数 (人) 642 650 653 647 640 ※出資金のうち5円は90周年記念配当です。
事業のご報告
定期預金 (64.2%) 当座預金 (2.0%) 貯蓄預金 (0.6%) 通知預金(0.5%) その他(0.6%) 普通預金 (25.4%) 定期積金 (6.4%) (平成25年度) 7,300億円 ■預金科目別内訳 1,000万円以上 5,000万円未満 (27.5%) 5億円以上 10億円未満 (8.0%) 100万円未満 (1.4%) 1億円以上 5億円未満 (22.3%) 10億円以上 (22.6%) 5,000万円以上 1億円未満 (9.3%) 500万円以上 1,000万円未満 (5.0%) 100万円以上 500万円未満 (4.0%) 3,224億円 ■貸出金の金額階層別内訳 (平成25年度)預金積金
科目別では定期預金と定期積金の「定期性預金」が全 体の70.7%を占め、個人と法人の比率では個人預金が約 78.9%となっています。これは、大手企業が相手ではなく、 地域の中小企業や個人の方々専門の金融機関である信 用金庫の特徴です。平成25年度の預金積金は、法人・個 人の流動性預金を中心に順調に推移したことから、期末 残高は期中215億46百万円増加して、7,300億26百万円 となりました。貸出金・有価証券
融資金額階層別では、総先数約2万56百先に対して1 千万円未満の先が約80%を占めている一方、1億円以上 の先は約1.5%と極めて少なくなっています。これは、当金 庫の貸出は、小口多数主義に徹していることによります。 平成25年度の貸出金は、創業支援資金、太陽光発電事業 向け資金など各種事業資金等に積極的に取り組んだ結 果、期中61億52百万円増加し、期末残高は3,224億55 百万円となりました。 貸出金以外は主に有価証券で資金を運用しており、運 用にあたっては、安全性を重視した方針を堅持していま す。期中170億32百万円増加し、3,712億37百万円とな りました。21年度 22年度 23年度 24年度 25年度 (平成) 3,513 3,064 1,636 4,549 4,078 4,509 3,578 1,502 2,100 2,537 1,964 897 1,384 1,184 1,241 業務純益 経常利益 当期純利益 ■業務純益・経常利益・当期純利益 (単位:百万円) 20,095 21,797 24,088 26,246 14,935 55,717 16,652 56,517 18,434 57,817 20,099 58,917 26,212 19,980 60,067 不良債権額 特別積立金 保全額 不良債権比率 22年3月末 23年3月末 24年3月末 25年3月末 26年3月末 (平成) 8.03% 6.19% 6.64% 7.33% 8.19% (単位:百万円) ■不良債権と保全額(金融再生法開示債権) 24.75% 23.67% 25.24% 24.62% 25.32% 67,049 62,969 64,999 64,621 65,968 自己資本額 自己資本比率 バーゼルⅡ基準:平成22年3月末∼平成25年3月末 バーゼルⅢ基準:平成26年3月末 22年3月末 23年3月末 24年3月末 25年3月末 26年3月末 (平成) (単位:百万円) ■自己資本額と自己資本比率